JP5012601B2 - 被記録媒体給送装置、記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に対し着脱可能な被記録媒体カセットと、被記録媒体給送経路に滞留する被記録媒体を前記被記録媒体カセットの側へ戻す被記録媒体戻し手段と、を備えた被記録媒体給送装置に関する。また本発明は、当該被記録媒体給送装置を備えた、ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置に関する。
装置本体に対して着脱可能な用紙カセットは従来から広く用いられており、またその中でも特許文献1や特許文献2に示されるように、一つの着脱自在な用紙カセット(トレイ)において下段と上段に用紙収容部を備えた2段式構造のものが知られている。尚、記録装置において用紙を収容する用紙収容部の呼称としては「カセット」、「トレイ」など種々のものがあるが、本明細書では装置本体に対して着脱可能な一つのユニット体全体を「カセット」と言い、このカセット内に設けられた複数の用紙収容部を「トレイ」と言うこととする。
特開平2−231331号公報 特開2007−223758号公報
記録装置においては、用紙カセットから送り出された用紙、特に重送されようとした用紙が、用紙の重送を防止する分離手段などにより、用紙給送経路に滞留させられることがある。そして2段式構造の用紙カセットを備えた記録装置においては、下段側トレイから送り出された用紙が用紙給送経路に滞留したまま上段トレイが突き当て位置(使用位置)に向けてスライドさせられると、下段トレイから送り出されている用紙を、上段トレイのと装置本体との間、或いは上段トレイと下段トレイとの間で挟み込んでしまうことになる。
この様な状態になると、下段トレイから引き出されている用紙を下段トレイに戻すことはより一層困難となり、その結果上段トレイから用紙を給送することができなくなり(ノンフィード問題)、或いは重送が高い確率で発生してしまうことになる(ダブルフィード問題)。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、複数段式トレイ構造を備えた用紙カセットの特に上段側トレイを利用する際に、当該上段側トレイにより下段側トレイから引き出された用紙を挟み込むことを防止し、ひいては上段側トレイから用紙を送り出す際のノンフィードやダブルフィードを防止することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る被記録媒体給送装置は、装置本体に対し着脱可能な被記録媒体カセットと、被記録媒体給送経路に滞留する被記録媒体を前記被記録媒体カセットの側へ戻す被記録媒体戻し手段と、を備えた被記録媒体給送装置であって、前記被記録媒体カセットは、被記録媒体を収容する下段側トレイと、前記下段側トレイに対して被記録媒体の送り出し方向に沿ってスライド可能に設けられた、被記録媒体を収容する上段側トレイと、を備えて構成され、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い、前記被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、上段側トレイの被記録媒体送り出し方向へのスライドに伴い、被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段を備えているので、上段側トレイを被記録媒体送り出し方向へのスライドさせる際に下段側トレイから被記録媒体が引き出されて被記録媒体給送経路中に滞留していても、この被記録媒体が上段側トレイと給送装置本体との間、或いは上段側トレイと下段側トレイとの間で挟みこまれるより先に、被記録媒体戻し手段により下段側トレイに戻されることが期待できる。これにより、上段側トレイから被記録媒体を給送する際にノンフィードやダブルフィードを生じさせることなく、適切に給送することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る被記録媒体給送装置は、第1の態様において、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、前記上段側トレイと係合可能な第1係合部及び前記被記録媒体戻し手段と係合可能な第2係合部を備えるとともに、装置本体に対して揺動可能に設けられる揺動部材を備え、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い、前記第1係合部が前記上段側トレイと係合して前記揺動部材が揺動し、これにより前記第2係合部が前記被記録媒体戻し手段と係合して当該被記録媒体戻し手段に被記録媒体の戻し動作を実行させることを特徴とする。
本態様によれば、揺動部材の揺動動作を介して被記録媒体戻し手段を作動させることができるので、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段を構造簡単にして低コストに構成することができる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体給送装置は、第1のまたは第2の態様において、前記下段側トレイの前記送り出し方向に位置する前方側内壁、及び前記上段側トレイの前記送り出し方向に位置する前方側内壁は、前記上段側トレイが前記送り出し方向に最もスライドした突き当て位置にあるときに互い違いに入り込むよう、それぞれ櫛歯状の形態を成しており、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、前記上段側トレイを前記突き当て位置に向けてスライドさせる過程において、前記下段側トレイの前方側内壁と前記上段側トレイの前方側内壁とが互い違いに入り込むより先に、被記録媒体の戻し動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、上段側トレイの突き当て位置において下段側トレイの前方側内壁と上段側トレイの前方側内壁とが互い違いに入り込むように構成されており、そして下段側トレイの前方側内壁と上段側トレイの前方側内壁とが互い違いに入り込むより先に、被記録媒体の戻し動作が実行されるので、下段側トレイから被記録媒体が引き出されていても、これを下段側トレイの前方側内壁と上段側トレイの前方側内壁とで挟み込むことを防止できる。
本発明の第4の態様に係る被記録媒体給送装置は、第3の態様において、前記被記録媒体戻し手段は、被記録媒体給送経路から退避する退避姿勢と、前記下段側トレイから送り出された被記録媒体を前記下段側トレイへ戻す際に前記上段側トレイのスライド領域にまで進出する進出姿勢と、をとり得る戻し部材を備え、当該戻し部材を前記退避姿勢から前記進出姿勢に切り換えることにより被記録媒体の戻し動作を実行する構成を備え、前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段による被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、前記上段側トレイが前記突き当て位置に向けてスライドする過程において当該上段側トレイが前記戻し部材の動作領域に進入する前に、前記戻し部材を前記上段側トレイのスライド領域から退避させることを特徴とする。
本態様によれば、上段側トレイが前記突き当て位置に向けてスライドする過程において当該上段側トレイが戻し部材の動作領域に進入する前に、当該戻し部材が上段側トレイのスライド領域から退避するので、上段側トレイと戻し部材との干渉を防止して戻し部材の正常な動作を確保することができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、被記録媒体を給送する第1から第4の態様のいずれかに係る被記録媒体給送装置と、を備えたことを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
以下、図1乃至図6を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の用紙搬送経路を示す側断面図、図2は本発明に係る用紙カセット100全体を示す斜視図、図3は用紙カセット100の部分拡大斜視図(図2のa部拡大図)、図4は上段側トレイ60を用紙送り出し方向に最もスライドさせた突き当て位置からやや後退させた状態の斜視図である。
また図5は戻しレバー作動手段を構成する揺動部材14の取付状態の斜視図、図6(A)、(B)は用紙カセット100および揺動部材14の側面図であり、(A)は上段側トレイ60と揺動部材14との非係合状態を示す図、(B)は同係合状態を示す図である。
尚、図1はプリンタ1の用紙搬送経路上に配置されるローラを図示する為に、ほぼ全てのローラを同一面上に描いているが、その奥行き方向(図1の紙面表裏方向)の位置は必ずしも一致しているとは限らない(一致している場合もある)。
以下、図1を参照しつつプリンタ1の全体構成について概説する。プリンタ1は、装置底部に給送装置2を備え、当該給送装置2から、「被記録媒体」の一例としての用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を1枚ずつ給送し、記録手段4において記録(インクジェット記録)を行い、装置前方側(図1において右側)に設けられた図示しない排紙スタッカへ向けて排出される構成を備えている。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
給送装置2は、用紙カセット100と、ピックアップローラ16と、ガイドローラ20と、分離手段21と、を備えている。
複数枚の用紙Pを積層状態でセット可能な用紙カセット100は、給送装置2の装置本体に対し、装置前方側から装着及び取り外し可能であり、下部に位置する下段側トレイ50と、その上部に位置する上段側トレイ60と、の2つの用紙収容部を備えている。
尚、図1においては、下段側トレイ50に収容される用紙を符号P1で、上段側トレイ60に収容される用紙を符号P2で、それぞれ示している(以下特に区別する必要がない場合は「用紙P」と言う)。
図示しないモータによって回転駆動されるピックアップローラ16は、揺動軸18を中心に揺動する揺動部材17に設けられており、上段側トレイ60が最も後方(図1において左方向)にスライドした状態では、下段側トレイ50に収容された用紙P1の最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙P1を下段側トレイ50から送り出す。
また上段側トレイ60が最も前方(用紙送り出し方向:図1において右方向)にスライドした突き当て位置では、上段側トレイ60に収容された用紙P2の最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙P2を上段側トレイ60から送り出す。
用紙送り出し時、下段側トレイ50にセットされた用紙P1の先端と対向する位置、或いは上段側トレイ60にセットされた用紙P2の先端と対向する位置には、摩擦分離材54が用紙積重方向に対し開き角を形成する(上方に拡開するように傾斜する)よう配置されており、ピックアップローラ16の回転により繰り出された用紙Pの先端が摩擦分離材54に摺接しつつ下流側に進むことで、次位以降の用紙Pとの予備的な分離が行われる。
摩擦分離材54の下流側には自由回転可能なガイドローラ20が設けられ、このガイドローラ20の下流側には、分離ローラ22と駆動ローラ23とを備えて構成された分離手段21が設けられている。分離ローラ22は、外周面が弾性材によって形成されるとともに駆動ローラ23と圧接可能に設けられ、且つ、トルクリミッタ機構により、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられている。従って重送されようとする次位以降の用紙Pが、当該分離ローラ22と駆動ローラ23との間で止められ、即ち重送が防止される様になっている。尚、駆動ローラ23は図示しないモータにより用紙Pを下流側へ送る方向に回転駆動される。
分離手段21の近傍には、図示を省略する駆動モータ、或いは後述する戻しレバー作動手段により揺動軸13aを中心に揺動動作を行う、「被記録媒体戻し手段」を構成する戻しレバー(戻し部材)13が配置されている。
給送されるべき用紙Pの先端が分離ローラ22と駆動ローラ23との間を通過した後、この戻しレバー13が実線から2点鎖線(符号13’)で示すように揺動することにより、分離ローラ22と駆動ローラ23との間で滞留する次位以降の用紙Pが、用紙カセット100の側に戻される。尚、図1において符号13’で示す戻しレバーの状態は、同図時計回り方向の最大揺動姿勢を示すものではない。
次に分離手段21の下流側には、図示しないモータにより回転駆動される駆動ローラ26と、駆動ローラ26との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラ27と、を備えて構成された第1中間送り部25が設けられており、この第1中間送り部25により、用紙Pが更に下流側へと送られる。
プリンタ1は、図示するように用紙カセット100から繰り出した用紙Pをその進行方向が反対向きとなるように湾曲反転させる湾曲反転経路を備えており、第1中間送り部25の下流側には、用紙Pが湾曲反転経路を通過する際の(特に用紙後端が通過する際の)通紙負荷を軽減する従動ローラ29が設けられている。
従動ローラ29の下流側には図示しないモータにより回転駆動される駆動ローラ32と、駆動ローラ32との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラ33と、を備えて構成された第2中間送り部31が設けられており、この第2中間送り部31により、用紙Pが更に下流側へと送られる。
第2中間送り部31の下流側には、記録手段4が配置されている。記録手段4は、搬送手段5と、記録ヘッド42と、紙案内前39と、排出手段6と、を備えている。尚、搬送手段5の上流側近傍には、用紙Pの通過を検出する用紙検出手段(図示せず)も設けられている。
搬送手段5は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ35と、該搬送駆動ローラ35に圧接して従動回転するよう紙案内上37に軸支される搬送従動ローラ36とを備えて構成されている。搬送手段5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ35と搬送従動ローラ36とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ35が回転することにより、下流側へと精密送りされる。
続いて記録ヘッド42はキャリッジ40の底部に設けられ、当該キャリッジ40は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸41にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。尚、キャリッジ40はインクカートリッジを搭載しない所謂オフキャリッジタイプであり、インクカートリッジ(図示せず)がキャリッジ40から独立して設けられ、インク供給チューブ(図示せず)を介してインクカートリッジから記録ヘッド42へとインクが供給されるように構成されている。
記録ヘッド42と対向する位置には紙案内前39が設けられ、当該紙案内前39によって、用紙Pと記録ヘッド42との距離が規定されるようになっている。そして紙案内前39の下流側には、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6が設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ44と、当該排出駆動ローラ44に接して従動回転する排出従動ローラ45とを備えて構成され、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出手段6により、装置前方側に設けられた図示を省略するスタッカへと排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、以下、図2〜図6及び適宜図1をも参照しながら用紙カセット100について詳説する。
下段側トレイ50は、その底面50aに、用紙送り方向(即ち、用紙長さ方向)にスライド可能なエッジガイド51(図1)を備えており、このエッジガイド51により後端エッジの位置が規制されるようになっている。尚、用紙送り方向と直交する方向(即ち、用紙幅方向)にスライド可能なエッジガイドも設けられており(図示せず)このエッジガイドにより、サイドエッジの位置が規制されるようになっている。
また底面50aには、ピックアップローラ16と用紙P1との接触位置に対応する場所に高摩擦材53が配置されており(図4)、この高摩擦材53により、ピックアップローラ16による用紙送り出し時に用紙束ごと下流側に送られないよう、当該用紙束が保持される。
下段側トレイ50において用紙送り出し方向の前方側内壁は、図3及び図4に示すように用紙幅方向(用紙送り方向と直交する方向)に沿って適宜の間隔で複数のリブ状体が配置されて成る櫛歯状部55と、用紙幅方向における位置がピックアップローラ16及び高摩擦材53の位置と一致する分離材保持部56と、により構成されている。
櫛歯状部55は、用紙先端と対向する面が、底面50aから用紙積重方向に対して開き角を形成する様に斜め上方に延びる傾斜形状を成しているが、その途中で一旦用紙送り方向に略平行に延びた後、再び斜め上方に延びる段差形状を備えている。また分離材保持部56は、櫛歯状部55の傾斜形状と略同じ傾斜角を成す傾斜形状に形成されており、櫛歯状部55とは異なり段差形状は備えておらず、底面50aからほぼ真っ直ぐに斜め上方に延びている。
分離材保持部56には、「分離斜面」を形成する摩擦分離材54が設けられており、用紙給送時に用紙先端が摩擦分離材54に摺接しながら下流側に進むことにより、次位以降の用紙との分離が行われるようになっている。
一方、上端側トレイ60についても下端側トレイ50と同様に、その底面60aに、用紙長さ方向にスライド可能なエッジガイド61と、用紙幅方向にスライド可能なエッジガイド62と、を備えている。またピックアップローラ16と用紙P2との接触位置に対応する場所に高摩擦材63が配置されている。
上段側トレイ60において用紙送り出し方向の前方側内壁は、用紙幅方向に沿って適宜の間隔で複数のリブ状体が配置されて成る櫛歯状部65により構成されている。櫛歯状部65は、上段側トレイ60が最も用紙送り出し方向にスライドした突き当て位置において、下段側トレイ50の櫛歯状部55及び分離材保持部56との間で互い違いに入り込む状態が形成されるよう、その用紙幅方向における位置が設定されている。また櫛歯状部65は、用紙先端と対向する面が、底面60aから用紙積重方向に対して開き角を形成する様に斜め上方に延びる傾斜形状を成している。
以上のように構成された上段側トレイ60が突き当て位置に位置決めされた状態では、下段側トレイ50の摩擦分離材54が、図5(B)に示すように上段側トレイ60の前方側内壁(櫛歯状部65)よりも上段側トレイ60に収容された用紙先端側に突出し、これにより摩擦分離材54が上段側トレイ60から用紙が送り出される際の分離手段として利用されるようになっている。即ち、下段側トレイ50の摩擦分離材54が、下段側トレイ50と上段側トレイ60の共通の分離手段として利用される様になっている。
続いて図5及び図6を参照しながら上段側トレイ60の用紙送り出し方向へのスライドに伴い戻しレバー13による用紙戻し動作を実行させる手段(以下「戻しレバー作動手段」と言う)について説明する。
戻しレバー13は揺動軸13aの軸線方向と直交する方向に延びる第1腕部13bと、その先に形成される爪部13cとを備えて構成される。また揺動軸13aには、揺動軸13aの軸線方向と直交する方向に延びる第2腕部13dが設けられている。尚、第1腕部13b、爪部13c、揺動軸13a、第2腕部13d、のこれらは樹脂成形により一体的に形成される。
戻しレバー13は、用紙給送経路から退避する退避姿勢(図6(A))と、用紙給送経路に進出する進出姿勢(図6(B)の符号13c’’)と、をとり得るよう揺動可能であり、また図示を省略する付勢手段により上記退避姿勢に向けて付勢された状態に設けられている。そして用紙給送時には、図示しない駆動モータ及びカム機構により、退避姿勢から進出姿勢に向けて揺動し、これにより分離手段21に滞留する用紙を用紙カセット100の側へと戻す用紙戻し動作を実行する。用紙戻し動作が完了すると、上記付勢手段の付勢力により、進出姿勢から退避姿勢に復帰すべく揺動する。
次に上段側トレイ60の用紙送り出し方向へのスライドに伴い戻しレバー13による用紙戻し動作を実行させる戻しレバー作動手段は、上記のように用紙給送時に戻しレバー13を作動させる手段とは別個独立に設けられるものであり、揺動部材14を備えて構成されている。
揺動部材14は、給送装置2の基体を構成するフレーム10において、用紙カセット100を受け入れる開口部の内側に、揺動軸14aを介して揺動可能に設けられており、揺動軸14aから延びる第1腕部14b、及び第2腕部14cを備えている。
一方、図2にも示すように上段側トレイ60の右側壁60bには、側方に向けて突出する係合突起60cが設けられており、この係合突起60cが、揺動部材14の第1腕部14bと係合可能となっている。従って上段側トレイ60が図6(A)に示すように突き当て位置に向けてスライドしていくと、上段側トレイ60の右側壁60bに設けられた係合突起60cが第1腕部14bを押し上げ、これにより揺動部材14が図6の反時計回り方向に揺動する。
このとき揺動部材14の第2腕部14cは、戻しレバー13の揺動軸13aに設けられた第2腕部13dと係合し、戻しレバー13を退避姿勢に向けて付勢する付勢手段の付勢力に抗して、戻しレバー13を同図の時計回り方向に揺動させる。これにより図6(B)に示すように戻しレバー13による用紙戻し動作が実行される。
以上のように構成された戻しレバー作動手段の作用効果について以下詳述する。用紙カセット100は下段側トレイ50と上段側トレイ60を備えた多段構造を備えているが、下段側トレイ50から送り出された用紙P1が用紙給送経路内に留まった状態のまま、上段トレイ60が突き当て位置(使用位置)に向けてスライドさせられると、下段側トレイ50から引き出されている用紙(図6(A)において符号Pdで示す)を、上段側トレイ60と下段側トレイ50とで挟み込んでしまうことになる。
この様な状態になると、下段側トレイ50から引き出されている用紙を下段側トレイ50に戻すことが困難となり、その結果上段側トレイ60から用紙を給送することができなくなり(ノンフィード問題)、或いは重送が高い確率で発生してしまうことになる(ダブルフィード問題)。
しかし給送装置2は、上記の通り上段側トレイ60の用紙送り出し方向へのスライドに伴い戻しレバー13による用紙戻し動作を実行させる戻しレバー作動手段(揺動部材14)を備えているので、下段側トレイ50から用紙が引き出されて給送経路内に滞留していても、この用紙が上段側トレイ60と下段側トレイ50とで挟み込まれる前に、下段側トレイ50に戻すことができる。これにより、上段側トレイ60から用紙を給送する際にノンフィードやダブルフィードを生じさせることなく、適切に給送することが可能となる。
尚、本実施形態において戻しレバー13は、揺動部材14により揺動動作を行う際には、進出姿勢において図6(B)の符号13’’で示すように上段側トレイ60のスライド領域にまで進出し、これにより給送経路内に滞留する用紙を確実に下段側トレイ50へと戻すが、戻しレバー13がこのような進出姿勢にあるときに上段側トレイ60が突き当て位置にまでスライドすると、上段側トレイ60が戻しレバー13の退避姿勢への復帰動作を妨げることになる。
そこで本実施形態においては、揺動部材14は、上段側トレイ60が突き当て位置に向けてスライドする過程において当該上段側トレイ60が戻しレバー13の動作領域に進入する前に、戻しレバー13を上段側トレイ60のスライド領域から退避させるよう、その第1腕部14b及び第2腕部14cの形態(長さ、両者の開き角、等)が設定されている。従ってこれにより上段側トレイ60と戻しレバー13との干渉が防止され、戻しレバー13の正常な動作を確保できるようになっている。
本発明の一実施形態に係るプリンタの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係る用紙カセットの全体を示す斜視図。 本発明に係る用紙カセットの部分拡大図(図2のa部拡大図)。 上段側トレイを用紙送り出し方向に最もスライドさせた突き当て位置からやや後退させた状態の斜視図。 戻しレバー作動手段を構成する揺動部材の取付状態の斜視図。 (A)は上段側トレイと揺動部材との非係合状態を示す図、(B)は同係合状態を示す図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、 3 給送装置、 4 記録手段、 5 搬送手段、 6 排出手段、 10 フレーム、 13 戻しレバー、 13a 揺動軸、 13b 第1腕部、 13c 爪部、 13d 第2腕部、 14 揺動部材、 14a 揺動軸、 14b 第1腕部、 14c 第2腕部、 16 ピックアップローラ、 17 揺動部材、 18 揺動軸、 20 従動ローラ、 21 分離手段、 22 分離ローラ、 23 駆動ローラ、 25 第1中間送り部、 26 駆動ローラ、 27 アシストローラ、 29 従動ローラ、 31 第2中間送り部、 32 駆動ローラ、 33 アシストローラ、 35 搬送駆動ローラ、 36 搬送従動ローラ、 37 紙案内上、 39 紙案内前、 40 キャリッジ、 41 キャリッジガイド軸、 42 記録ヘッド、 44 排出駆動ローラ、 45 排出従動ローラ、 50 下段側トレイ、 50a 底面、 51 エッジガイド、 53 高摩擦材、 54 摩擦分離材、 55 櫛歯状部、 56 分離材保持部、 60 上段側トレイ、 60a 底面、 60b 右側壁、 60c 係合突起、 61、62 エッジガイド、 63 高摩擦材、 65 櫛歯状部、 100 用紙カセット

Claims (4)

  1. 装置本体に対し着脱可能な被記録媒体カセットと、
    被記録媒体給送経路に滞留する被記録媒体を前記被記録媒体カセットの側へ戻す被記録
    媒体戻し手段と、を備えた被記録媒体給送装置であって、
    前記被記録媒体カセットは、被記録媒体を収容する下段側トレイと、
    前記下段側トレイに対して被記録媒体の送り出し方向に沿ってスライド可能に設けられ
    た、被記録媒体を収容する上段側トレイと、を備えて構成され、
    前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い、前記被記録媒体戻し手段に
    よる被記録媒体の戻し動作を実行させる手段を備え、
    前記被記録媒体戻し手段による前記被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、
    前記上段側トレイと係合可能な第1係合部及び前記被記録媒体戻し手段と係合可能な第
    2係合部を備えるとともに、装置本体に対して揺動可能に設けられる揺動部材を備え、
    前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い、前記第1係合部が前記上段
    側トレイと係合して前記揺動部材が揺動し、これにより前記第2係合部が前記被記録媒体
    戻し手段と係合して当該被記録媒体戻し手段に被記録媒体の戻し動作を実行させる、
    ことを特徴とする被記録媒体給送装置。
  2. 請求項1に記載の被記録媒体給送装置において、前記下段側トレイの前記送り
    出し方向に位置する前方側内壁、及び前記上段側トレイの前記送り出し方向に位置する前
    方側内壁は、前記上段側トレイが前記送り出し方向に最もスライドした突き当て位置にあ
    るときに互い違いに入り込むよう、それぞれ櫛歯状の形態を成しており、
    前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段によ
    る被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、前記上段側トレイを前記突き当て位置に向
    けてスライドさせる過程において、前記下段側トレイの前方側内壁と前記上段側トレイの
    前方側内壁とが互い違いに入り込むより先に、被記録媒体の戻し動作を実行する、
    ことを特徴とする被記録媒体給送装置。
  3. 請求項に記載の被記録媒体給送装置において、前記被記録媒体戻し手段は、被記録媒
    体給送経路から退避する退避姿勢と、前記下段側トレイから送り出された被記録媒体を前
    記下段側トレイへ戻す際に前記上段側トレイのスライド領域にまで進出する進出姿勢と、
    をとり得る戻し部材を備え、当該戻し部材を前記退避姿勢から前記進出姿勢に切り換える
    ことにより被記録媒体の戻し動作を実行する構成を備え、
    前記上段側トレイの前記送り出し方向へのスライドに伴い前記被記録媒体戻し手段によ
    る被記録媒体の戻し動作を実行させる手段は、前記上段側トレイが前記突き当て位置に向
    けてスライドする過程において当該上段側トレイが前記戻し部材の動作領域に進入する前
    に、前記戻し部材を前記上段側トレイのスライド領域から退避させる、
    ことを特徴とする被記録媒体給送装置。
  4. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    被記録媒体を給送する請求項1からのいずれか1項に記載の被記録媒体給送装置と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
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