JP5010307B2 - インクジェットインクセット - Google Patents

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    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

Description

本発明は、一般に、インクジェットプリンティングに関し、より詳細には、インクジェットイメージの品質を改善するための高耐光性(lightfastness)染料を有する特定のインクセットに関するものである。
インクジェットプリンティングシステムの使用は、近年、劇的に進展した。この進展の要因は、目立ったコスト低減と相まって、プリント解像度及び総合的プリント品質の実質的改善によるものと考えてよい。今日のインクジェット方式のプリンタは、商業、業務、及び家庭用など多くの用途に関して、ほんの数年前に使用できた相当製品より完全に一桁低い費用で満足のいく印刷品質を提供している。これらの最近の成功にも関わらず、インクジェットプリント品質の改善を計る方向で、集中的な研究開発努力が続けられている。一般に、インクジェットプリントの品質は、写真及びオフセット又はグラビア印刷のような比較的費用の掛かる技術によって作り出されたものには未だ及ばない。インクジェットイメージング(例えば、画の描写)における興味の高まりは、妥当なコストで写真に近い品質のプリントイメージを作り出す必要性を招来したのである。インクジェットプリントイメージ、特に、皮膚の色調をもったイメージの品質と耐光性をそれらのコストを上げないでさらに改善するべく挑戦が今も続けられている。
カラーインクジェットプリンタは、通常、異なった色相の3種のインク:マゼンタ、イエロー及びシアンと、任意にブラックを使用する。インクの調整に使用される着色剤、例えば、染料の特定の組は、「一次染料セット」(primaydye set)と呼ばれる。カラーの範囲、例えば、二次色は、一次染料セットの種々の組合せを利用することにより生じさせることができる。リソグラフィー、染料転写及びある種の熱転写のような、印刷工程においては、良好な二次色を作り出す際に一次着色インクにそれ程要求されないようなスポットサイズを変更することが可能である。着色インクが、二元プリント装置、即ち、カラードットが有るかもしくは無いもの、例えば、サーマルインクジェットプリンタに使用される時、認識可能な二次色を呈する一次色の力は、さらに重要ですらある。
そのようなインクがインクジェットプリント装置に使われることになる時は、クラスト形成(crusting)、長期安定性及び材料の適合性のような諸特性も調整しなければならない。インクがサーマルインクジェットプリンタに使用されることになる場合、熱的に安定であるというさらに別の束縛(コゲーション耐性)が付け加えられることになる。
一般に、カラーインクジェットプリンティングにとって好結果を生むインクセットは、インクジェットペン及びプリントシステムに適合しなければならない。インクジェットインクに要求される諸性質の幾つかを挙げれば:充分なクラスト形成耐性、充分な安定性、適切な粘性、適切な表面張力、すくないカラー対カラーにじみ、速い乾燥時間、ベヒクルとの負の反応が無いこと、ベヒクル中の染料の高溶解性、消費者の安全性、低ストライクスルー、高いカラー飽和、及び充分なドット利得がある。
さらに、着色剤の着色特性は、プリントされたインクジェットイメージの品質に重要な役割を演ずる。カラーインクジェットインクは、普通紙上の「パイチャート(pie-chart)」又は「バーチャート(bar0-charts)」の形成における情報の描写のような商用グラフィックスをプリントできるよう設計され且つ調製されてきた。これらの用途では、インクジェットは、一般に光堅牢性(耐光性)でないところの、澄んだ、鮮明な、高い色度の(high chroma)着色剤を使う必要がある。一般的に、これらの染料は、商用グラフィックスには適しているとはいえ、特に、色調の下側部分において"真の"写真様の耐光性を実現することはできない。色度は、対象物がどれほど多くの色合いであるか即ちどれほど鮮明であるかを記述するものである。CIEのL*a*b*系において、明度即ちL*は、低L*値が極めて暗いという状態を表す色度の良き尺度である。
イメージング(即ち、画の色描写)における特に有用な1つの属性は、グレイン(grain)である。グレインはドットが観察者にどのように見えるかを記述するものである。大きい、ダークの色合いの液滴が使われる場合、ドットはよく見えるようになり、従って品質は落ちる。グレインを低減する1つの技術は、ほとんど見えない液滴を生ずるようにより小さい液滴重量を使用することである。この技術にとっての落目は、比較的小さいオリフィス穴と抵抗体を必要とするために製造工程がより困難で且つ費用が掛かること及び比較的小さい穴のため信頼性の挑戦がより困難なことである。別の技術は、通常の又はダークインクの着色剤装填量(colorant loadings)5−25%でライトマゼンタ又はシアンのような付加的"ライト"インクを使用することである。この技術によって、より大きい低着色剤装填量の液滴の使用が可能となる。このアプローチにとっての落目は、これらの"ライト"インクは、媒体上でダークインクより速く色あせるということである。この色あせは、人間の皮膚の色調のような臨界領域でしばしば起こることである。それ故、これらのライトインクに用いられる比較的耐光性の着色剤の必要性は存在するのである。
改善された諸特性を有し且つ1つの特性を改善するのに他を犠牲にしないところのインク調合の開発に研究が継続されている。このように、ペンの性能と信頼性を犠牲にすることなくインクジェットプリントの品質と耐光性をさらに改善するべく今も挑戦が続けられているのである。
本発明の一実施例において、本発明は、高耐光性のマゼンタ染料を含有しているライトマゼンタインクから成る、インクジェットプリント用の1組のインクジェットインクに関する。
別の実施例において、本発明は、高耐光性のシアン染料を含有しているライトシアンインクから成る、インクジェットプリント用の1組のインクジェットインクに関する。
さらに別の実施例において、本発明は、高耐光性のイエロー染料を含有しているライトイエローインクから成る、インクジェットプリント用の1組のインクジェットインクに関する。
さらに別の実施例において、本発明は、高耐光性のブラック染料を含有しているライトブラックインクから成る、インクジェットプリント用の1組のインクジェットインクに関する。
別の実施例において、本発明は、高耐光性のマゼンタ染料を含有しているライトマゼンタインクから成るインクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法に関する。
さらに別の実施例において、本発明は、高耐光性のシアン染料を含有しているライトシアンインクから成るインクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法に関する。
さらに別の実施例において、本発明は、高耐光性のイエロー染料を含有しているライトイエローインクから成るインクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法に関する。
さらに別の実施例において、本発明は、高耐光性のブラック染料を含有しているライトブラックインクから成るインクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法に関する。
ここに記載された本願発明は、限定するものではないが、例えば、ヒューレット・パッカード・カンパニー(Palo Alto,California)で製作されたHP DeskJet(登録商標)プリンタのような、市販のインクジェットプリンタを使ってインクジェットイメージをプリントするためのインクジェットインクを対象とするものである。該インクは、一連のプリント媒体上に、特に、例えば、限定するものではないが、オフイス及びホームコンピュータに従来用いられてきたプリンタ用紙、即ち、プレーンホワイト紙(8・1/2“X11”、重量20lb.)上で優れた水堅牢性を示し且つ乾燥時間が短縮された写真に近い画像の生成を可能にするものである。非限定例として、HP Premium PlusPhotoプリンタ用紙又はその同等品のような特殊紙を用いてもよい。
本願発明において、高耐光性染料をライトインクに使用時、ライトインクで充分な耐光性を達成し得ることを示した。即ち、各インクカラー用に充填された少なくとも2つのインクジェット容器と、異なった染料、例えば、ライトペンに比較的高い耐光性を有する1つの染料をそしてダークペンに比較的高色度を有する1つの染料を含んでいる各ペンを潜在的に具備している与えられたカラーのライト及びダークペンとを使用して得られる。従って、本願発明の重要な一局面は、一定の色相に対して、並の又は不十分な耐光性を有する高色度染料をダークペンに使用時でも、耐光性に関してはるかに大きい堅牢性を有する完全に異なった染料をライトペンに使用できる、ということである。一般的に、この染料は、それでも、ライト又は高L*領域で充分な色度を生成することができる。これによって、不十分な耐光性を有する染料をライトペンに使用時、例えば、インクジェットカラー印刷における皮膚色調に、しばしば、起こるところの"色あせ"の問題が解決される。
本発明の第1の実施例において、本発明は、高耐光性のマゼンタ染料を含有しているライトマゼンタインクから成るインクジェットプリント用の1組のインクジェットインクと、該インクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法とに関する。好ましい実施例では、このセットと方法は、さらに、高色度のマゼンタ染料を含むダークマゼンタインクを包含する。このセットと方法のより好ましい実施例では、ライトマゼンタインクの高耐光性マゼンタ染料は、ダークマゼンタインクの高色度マゼンタ染料とは異なった染料である。このセットと方法のさらにより好ましい実施例では、高耐光性マゼンタ染料は、高色度マゼンタ染料の色度のほとんど80%の色度を有する。
上述のセットと方法の別の好ましい実施例では、インクジェットインクのセットは、さらに、シアン染料から成るシアンインクと;イエロー染料から成るイエローインクを含む。
このセットと方法のより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約0.1〜約5wt%(重量%)の染料を含み;そしてさらにより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約2.5〜約5wt%の染料を含む。
上述のセットと方法のさらに別の好ましい実施例では、高耐光性マゼンタ染料は、アントラキノン、アゾ染料類、及びペリレン類から成る群から選択される。このセットと方法のより好ましい実施例では、アントラキノン類は、下式から成る群から選択される構造をもっている。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
化1及び化2の式中において、X、Y、Z、Z1及びZ2は、水素、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1、及び−NR1R2から成る群から選択され;ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択されるものである。
このセットと方法の別の好ましい実施例では、アゾ染料類は、下式の構造を有する。
Figure 0005010307
化3の式中において、X、Y、R3、R4、R5及びR6は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択されるものである。
このセットと方法の別の好ましい実施例では、アゾ染料類は、下式の構造を有する。
Figure 0005010307
化4の式中において、Z1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択され;且つYは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属である。
上述のセットと方法のさらに別の好ましい実施例では、アゾ染料類は、下式の構造を有するReactive Red 23である。
Figure 0005010307
このセットと方法のさらに別の好ましい実施例では、アゾ染料類は、下式から成る群から選択される構造を有する2−(オルト−ヒドロキシ−フェニルアゾ)−1−ピラゾロン類である。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
化6、化7の式中において、Yは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属であってよく;且つZ1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択されであってよく、ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択されるものである。
このセットと方法のさらに別の好ましい実施例では、ペリレン類は下式の構造を有する。
Figure 0005010307
化8の式中において、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アリール及び置換アルキルから成る群から選択され;且つ、X1、X2、X3、X4、X5及びX6は、水素及びスルホン酸塩から成る群から選択される。
上述のセットと方法の別の好ましい実施例では、高耐光性マゼンタ染料は、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−(スルホ置換)ナフタレンマゼンタ染料リガンドであり;そしてより好ましい実施例では、染料リガンドは、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸;4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N−置換−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N,N'−ビス(置換)−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;及びそれらの混合物から成る群から選択されるものである。
上述のセットと方法のさらに好ましい実施例では、高耐光性マゼンタ染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドである。
上述のセットと方法のさらに好ましい実施例では、高耐光性マゼンタ染料は、下式の構造を有する8−ヘテロ環式アゾ−5−ヒドロキシキノリンである。
Figure 0005010307
化9の式中において、Mは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属を表し、各Lは、独立に、中性又は陰イオンリガンドを表し、各X、Y及びZは、独立に、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル基、6−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換アリール基、5−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換ヘトアリール(hetaryl)基、ハロゲン、シアノ基、ニトロ基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシカルボニル基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシ基、ヒドロキシキ、2−20のアルキレンオキシド残基をもつポリオキシアルキレン基、カルボキシ基又はその塩、スルホ基又はその塩、ホスホ基又はその塩、カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−アミノ基又は第四アンモニウム又はホスホニウム基を表し、Qは5−又は6−員ヘテロ環式環を完成するのに必要な原子を表し、nは、2又は3を表し、mは、1−3の整数を表し、各p及びrは、独立に、0−3の整数を表し、qは、0、1又は2を表し、2つ以上のLは、一緒に連結して、上に示したものと同じか又は異なった構造の別の多歯状(polydentate)分子を任意に含んでいてよい二(bi−)又は三(tri)歯状リガンドを形成してよく、1つ以上のLは、X及び/又はZと結合してよく、1つ以上のX、Y及びZは、それらが付着されている炭素と一緒に、独立に、環窒素を表してよく;そしてX、Y又はZの任意の2つは、一緒に連結して5−7員飽和又は不飽和環を形成してよい。
別の実施例において、本発明は、高耐光性のシアン染料を含有しているライトシアンインクから成るインクジェットプリント用の1組のインクジェットインクと、該インクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェットプリントの方法とに関する。好ましい実施例では、このセットと方法は、さらに、高色度のシアン染料を含むダークシアンインクを包含する。
このセットと方法のより好ましい実施例では、ライトシアンインクの高耐光性シアン染料は、ダークシアンインクの高色度シアン染料とは異なった染料である。このセットと方法のさらにより好ましい実施例では、高耐光性シアン染料は、高色度シアン染料の色度のほとんど80%の色度を有する。
上述のセットと方法の別の好ましい実施例では、インクジェットインクのセットは、さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクとイエロー染料から成るイエローインクを含む。
このセットと方法のより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約0.1〜約5wt%の染料を含み;そしてさらにより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約2.5〜5wt%の染料を含む。
上述のセットと方法のさらに別の実施例では、高耐光性シアン染料は、Direct Blue 199、Direct Blue 86、Acid Blue 45、Acid Blue 138、Acid Blue 251、銅フタロシアニン類、ニッケルフタロシアニン類、アントラキノン類、ジアゾチオフェン類及びそれらの化合物から成る群から選択される。このセットと方法のより好ましい実施例では、アントラキノン類は、下式から成る群から選択される。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
式9と式10の式中において、X、Y、Z、Z1及びZ2は、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1から成る群から選択され、且つ、ここで、R1は、1〜20個の炭素を有する。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
このセットと方法のより好ましい実施例では、ジアゾチオフェン類は、下式の構造を有する。
Figure 0005010307
式14の式中において、R1、R2、及びR3は、−OR、−SO2R1、−NR4R5、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;且つ、R4及びR5は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル及び置換アリールから成る群から選択されるものである。
別の実施例において、本発明は、高耐光性のイエロー染料を含有しているライトイエローインクから成るインクジェットプリント用の1組のインクジェットインクと、該インクをインクジェットにより噴射するステップを包含するインクジェット印刷の方法とに関する。好ましい実施例では、このセットと方法は、さらに、高色度のイエロー染料を含むダークイエローインクを包含する。
このセットと方法のより好ましい実施例では、ライトイエローインクの高耐光性イエロー染料は、ダークイエローインクの高色度イエロー染料とは異なった染料である。このセットと方法のさらにより好ましい実施例では、高耐光性イエロー染料は、高色度イエロー染料の色度のほとんど80%の色度を有する。
上述のセットと方法の別の好ましい実施例では、インクジェットインクのセットは、さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクと;シアン染料から成るシアンインクを含む。
このセットと方法のより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約0.1〜約5wt%の染料を含み;そしてさらにより好ましい実施例では、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約2.5〜約5wt%の染料を含む。
上述のセットと方法のさらに別の実施例では、高耐光性イエロー染料は、Yellow 104、Direct Yellow 4、Direct Yellow 86、Direct Yellow 109、Direct Yellow 132、PJY H−3RNA、Direct Yellow 50、アゾ染料、及びそれらの化合物から成る群から選択される。
上述のセットと方法のさらに好ましい実施例では、高耐光性イエロー染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドである。
別の実施例において、本発明は、高耐光性のブラック染料を含有しているライトブラックインクから成るインクジェット印刷用の1組のインクジェットインクと、該インクをインクジェットにより射出するステップを包含するインクジェット印刷の方法とに関する。好ましい実施例では、このセットと方法は、さらに、高光学濃度のブラック染料を含むダークブラックインクを包含する。
このセットと方法のより好ましい実施例では、ライトブラックインクの高耐光性ブラック染料は、ダークブラックインクの高光学濃度ブラック染料とは異なった染料である。このセットと方法のさらにより好ましい実施例では、高耐光性ブラック染料は、高光学濃度ブラック染料のほとんど80%の光学濃度を有する。
上述のセットと方法の別の好ましい実施例では、インクジェットインクのセットは、さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクと;シアン染料から成るシアンインクと;イエロー染料から成るイエローインクとを含む。
このセットと方法のより好ましい実施例では、ブラック、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約0.1〜約5wt%の染料を含み;そしてさらにより好ましい実施例では、ブラック、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々は、約2.5〜約5wt%の染料を含む。
上述のセットと方法のさらに別のより好ましい実施例では、高耐光性ブラック染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドである。
このセットと方法の別のより好ましい実施例では、高耐光性ブラック染料は下式の構造を有する。
Figure 0005010307
式15の式中において、Xは、−CH=CH2及び−CH2−CH2−OHから成る群から選択される。
(実施例)
実施例1
不活性化化処理(unpassivated)を施してないReactive Red 23(RR23)及びMagenta 377 (M377)のプリントイメージの耐光性を、光学濃度損失パーセントを測定することにより、初期の耐光性について及びオフイスライト照射7.5カ月後に退色について測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005010307
実施例2
不活性化処理を施したReactive Red 23 (pRR23)、Magenta 377 (M377)及びProjet Fast Magenta2(PJFM2)のプリントイメージの耐光性を、HPUV試験機(no fixer)における加速屋内退色試験後の光学濃度損失%を試験することにより測定した。同サンプルを3カ月及び6カ月条件で試験した。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
実施例3
インクジェットインクでプリントされたイメージの耐光性を測定した。プリントイメージに使用したインクジェットインクは、それぞれ、着色剤として不活性化処理を施したRR23又は不活性化処理を施したMagenta 377を含むものである。イメージは、許容退色リミットとして20%を使用し、ヒューレット・パッカード・カンパニー製のHP大型フォマットHigh GlossPhoto Paper(C6026A)上にプリントした。結果を表4に示す。
Figure 0005010307
実施例4
3種類のマゼンタ染料の候補の1つから選択された着色剤を含むインクジェットインクを使って典型的な普通紙ホワイトプリンタ用紙上にイメージをプリントした。プリントイメージの色度を、それぞれ、M377、Projet Fast M2及びRR23を使って測定した。結果を表5に示す。普通紙上で色彩レッドを生じさせるのに最大色度は、少なくとも60でなければならなかった。これらの結果から、この基準により、RR23は、普通紙上のダークインクでは許容できる性能をもたらさないことが分かる。
Figure 0005010307
上述の発明は、明快化並びに理解の目的で、幾分詳細に説明されているが、方式及び詳細における様々な変更を本発明の真の範囲から逸脱することなく実行し得るということは、熟練した当業者には明らかである。
以上、本発明の実施例について詳述したが、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
(実施態様1)インクジェット印刷用のインクジェットインクセットにおいて:高耐光性マゼンタ染料から成るライトマゼンタインクを含有することを特徴とするインクジェットインクセット。
(実施態様2)高耐光性マゼンタ染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様3)さらに、高色度マゼンタ染料から成るダークマゼンタインクを含有することを特徴とする前項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様4)ライトマゼンタインクの高耐光性マゼンタ染料が、ダークマゼンタインクの高色度マゼンタ染料とは異なる染料であることを特徴とする前項3に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様5)高耐光性マゼンタ染料が、高色度マゼンタ染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項4に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様6)さらに、シアン染料から成るシアンインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様7)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項6に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様8)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項6に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様9)高耐光性マゼンタ染料が、アントラキノン類、アゾ染料類及びペリレン類から成る群から選択されることを特徴とする前項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様10)アントラキノン類は、以下の構造式で表わされるか化合物を含む群より選択されることを特徴とする前項9のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、X、Y、Z、Z1及びZ2は、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1から成る群から選択され、R1は、1〜20個の炭素を有するものである。
(実施態様11)アゾ染料類は、以下の構造を有することを特徴とする前項9に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
ここで、Z1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され、且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択され、且つYは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属である。
(実施態様12)アゾ染料類は、以下の構造を有するReactive Red23であることを特徴とする前項11に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
(実施態様13)アゾ染料類は、次の式の構造を有することを特徴とする請求項9に記載のインクジェットインクセット
Figure 0005010307
ここで、X、Y、R3、R4、R5及びR6は、−OR1、−SO2R1−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様14)アゾ染料類は、以下の構造を有する化合物から成る群から選択された2−(オルト−ヒドロキシ−フェニルアゾ)−1−ピラゾロン類であることを特徴とする請求項9に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、Yは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属であり、且つZ1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され、且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様15)ペリレン類は、次の式の構造を有することを特徴とする前項9に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アリール及び置換アルキルから成る群から選択され、且つ、X1、X2、X3、X4、X5及びX6は、水素及びスルホン酸塩から成る群から選択される。
(実施態様16)高耐光性マゼンタ染料は、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−(スルホ置換)ナフタレンマゼンタ染料リガンドであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様17)染料リガンドは、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸;4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N−置換−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N,N'−ビス(置換)−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;及びそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴とする前項16に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様18)高耐光性マゼンタ染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項1に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様19)高耐光性マゼンタ染料は、次の式の構造を有する8−ヘテロ環式アゾ−5−ヒドロキシキノリンであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
ここで、Mは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属を表し、各Lは、独立に、中性又は陰イオンリガンドを表し、各X、Y及びZは、独立に、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル基、6−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換アリール基、5−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換ヘトアリール(hetaryl)基、ハロゲン、シアノ基、ニトロ基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシカルボニル基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシ基、ヒドロキシキ、2−20のアルキレンオキシド残基をもつポリオキシアルキレン基、カルボキシ基又はその塩、スルホ基又はその塩、ホスホ基又はその塩、カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−アミノ基又は第四アンモニウム又はホスホニウム基を表し、Qは、5−又は6−員ヘテロ環式環を完成するのに必要な原子を表し、nは、2又は3を表し、mは、1−3の整数を表し、各p及びrは、独立に、0−3の整数を表し、qは、0、1又は2を表し、2つ以上のLは、一緒に連結して、上に示したものと同じか又は異なった構造の別の多歯状(polydentate)分子を任意に含んでいてよい二(bi−)又は三(tri)歯状リガンドを形成し、1つ以上のLは、X及び/又はZと結合され、1つ以上のX、Y及びZは、それらが付着されている炭素と一緒に、独立に、環窒素を表してよく、そして、X、Y又はZの任意の2つは、一緒に連結して5−7員飽和又は不飽和環を形成する。
(実施態様20)インクジェットプリント用のインクジェットインクセットにおいて、高耐光性シアン染料から成るライトシアンインクを含有することを特徴とするインクジェットインクセット。
(実施態様21)高耐光性シアン染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項20に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様22)さらに、高色度シアン染料から成るダークシアンインクを含有することを特徴とする前項20に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様23)ライトシアンインクの高耐光性シアン染料が、ダークシアンインクの高色度シアン染料とは異なる染料であることを特徴とする前項22に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様24)高耐光性シアン染料が、高色度シアン染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項23に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様25)さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項20に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様26)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項25に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様27)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項25に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様28)高耐光性シアン染料は、Direct Blue 199、Direct Blue 86、Acid Blue 45、Acid Blue138、Acid Blue 251、銅フタロシアニン類、ニッケルフタロシアニン類、アントラキノン類、ジアゾチオフェン類及びそれらの化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項20に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様29)アントラキノン類は、次の式で表わされる化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項28に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、X、Y、Z、Z1及びZ2は、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1から成る群から選択され、R1は、1〜20個の炭素を有する。
(実施態様30)高耐光性シアン染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項20に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様31)ジアゾチオフェン類は、次の式の構造を有することを特徴とする前項28に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
ここで、R1、R2、及びR3は、−OR、−SO2R1、−NR4R5、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;且つ、R4及びR5は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様32)インクジェットプリント用のインクジェットインクセットにおいて、高耐光性イエロー染料から成るライトイエローインクを含有することを特徴とするインクジェットインクセット。
(実施態様33)高耐光性イエロー染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項32に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様34)さらに、高色度イエロー染料から成るダークイエローインクを含有することを特徴とする前項32に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様35)ライトイエローインクの高耐光性イエロー染料が、ダークイエローインクの高色度イエロー染料とは異なる染料であることを特徴とする前項34に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様36)高耐光性イエロー染料が、高色度イエロー染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項35に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様37)さらに、シアン染料から成るシアンインクとマゼンタ染料から成るマゼンタインクとを含有することを特徴とする前項32に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様38)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項37に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様39)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする請求項37に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様40)高耐光性イエロー染料は、Yellow 104、Direct Yellow 4、Direct Yellow 86、Direct Yellow 109、Direct Yellow 132、PJY H−3RNA、Direct Yellow 50、アゾ染料、及びそれらの化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項32に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様41)高耐光性イエロー染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項32に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様42)インクジェットプリント用のインクジェットインクセットにおいて、高耐光性ブラック染料から成るライトブラックインクを含有することを特徴とするインクジェットインクセット。
(実施態様43)高耐光性ブラック染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項42に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様44)さらに、高光学濃度ブラック染料から成るダークブラックインクを含有することを特徴とする前項42に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様45)ライトブラックインクの高耐光性ブラック染料が、ダークブラックインクの高光学濃度ブラック染料とは異なる染料であることを特徴とする前項44に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様46)高耐光性ブラック染料が、高光学濃度ブラック染料のほとんど80%の光学濃度を有することを特徴とする前項45に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様47)さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクとシアン染料から成るシアンインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項42に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様48)ブラック、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項47に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様49)ブラック、マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項47に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様50)高耐光性ブラック染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項42に記載のインクジェットインクセット。
(実施態様51)高耐光性ブラック染料は、次の構造を有することを特徴とする前項42に記載のインクジェットインクセット。
Figure 0005010307
ここで、Xは、−CH=CH2及び−CH2−CH2−OHから成る群から選択される。
(実施態様52)インクジェットからインクを射出するステップから成る方法において、該インクが高耐光性マゼンタ染料から成るライトマゼンタインクを含有することを特徴とするインクジェットプリントの方法。
(実施態様53)高耐光性マゼンタ染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項52に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様54)さらに、高色度マゼンタ染料から成るダークマゼンタインクを含有することを特徴とする前項52に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様55)ライトマゼンタインクの高耐光性マゼンタ染料が、ダークマゼンタインクの高色度マゼンタ染料とは異なる染料であることを特徴とする前項54に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様56)高耐光性マゼンタ染料が、高色度マゼンタ染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項55に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様57)さらに、シアン染料から成るシアンインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項52に記載の方法。
(実施態様58)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項57に記載の方法。
(実施態様59)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項57に記載の方法。
(実施態様60)高耐光性マゼンタ染料が、アントラキノン類、アゾ染料類、及びペリレン類から成る群から選択されることを特徴とする前項52に記載の方法。
(実施態様61)アントラキノン類は、以下の式で表わされる化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項60に記載の方法。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、X、Y、Z、Z1及びZ2は、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1から成る群から選択され、R1は、1〜20個の炭素を有する。
(実施態様62)アゾ染料類は、次の式の構造を有することを特徴とする前項60に記載のインクジェットプリントの方法。
Figure 0005010307
ここで、Z1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され、且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択され;且つYは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属である。
(実施態様63)アゾ染料類は、次の式の構造を有するReactive Red 23であることを特徴とする前請62に記載のインクジェットプリントの方法。
Figure 0005010307
(実施態様64)アゾ染料類は、次の構造を有することを特徴とする前項60に記載のインクジェットプリントの方法
Figure 0005010307
ここで、X、Y、R3、R4、R5及びR6は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様65)アゾ染料類は、次の式で表わされる化合物から成る群から選択された2−(オルト−ヒドロキシ−フェニルアゾ)−1−ピラゾロン類であることを特徴とする前項60に記載の方法。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、Yは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属であり、且つZ1、Z2、及びZ3は、−OR1、−SO2R1、−NR1R2、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され、且つR1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル、及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様66)ペリレン類は、次の式の構造を有することを特徴とする前項60に記載のインクジェットプリントの方法。
Figure 0005010307
ここで、R1及びR2は、水素、アルキル、アリール、置換アリール及び置換アルキルから成る群から選択され、X1、X2、X3、X4、X5及びX6は、水素及びスルホン酸塩から成る群から選択される。
(実施態様67)高耐光性マゼンタ染料は、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−(スルホ置換)ナフタレンマゼンタ染料リガンドであることを特徴とする前59に記載の方法。
(実施態様68)染料リガンドは、4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸;4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N−置換−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;N,N'−ビス(置換)−4−ヒドロキシ−3−(2'−ピリジルアゾ)−1−ナフタレンスルホンアミド;及びそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴とする前項67に記載の方法。
(実施態様69)高耐光性マゼンタ染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項52に記載のインクジェット印刷の方法。
(実施態様70)高耐光性マゼンタ染料は、次の式の構造を有する8−ヘテロ環式アゾ−5−ヒドロキシキノリンであることを特徴とする前項48に記載のインクジェットプリントの方法
Figure 0005010307
ここで、Mは、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属を表し、各Lは、独立に、中性又は陰イオンリガンドを表し、各X、Y及びZは、独立に、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル基、6−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換アリール基、5−10個の炭素原子をもつ置換又は未置換ヘトアリール(hetaryl)基、ハロゲン、シアノ基、ニトロ基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシカルボニル基、1−6個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルコキシ基、ヒドロキシキ、2−20のアルキレンオキシド残基をもつポリオキシアルキレン基、カルボキシ基又はその塩、スルホ基又はその塩、ホスホ基又はその塩、カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−カルバモイル基、1−20個の炭素原子をもつ置換又は未置換アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−又はジアルキル−アミノ基又は第四アンモニウム又はホスホニウム基を表し、Qは、5−又は6−員ヘテロ環式環を完成するのに必要な原子を表し、nは、2又は3を表し、mは、1−3の整数を表し、各p及びrは、独立に、0−3の整数を表し、qは、0、1又は2を表し、2つ以上のLは、一緒に連結して、上に示したものと同じか又は異なった構造の別の多歯状(polydentate)分子を任意に含んでいてよい二(bi−)又は三(tri)歯状リガンドを形成し;1つ以上のLは、X及び/又はZと結合され、1つ以上のX、Y及びZは、それらが付着されている炭素と一緒に、独立に、環窒素を表してよく、そしてX、Y又はZの任意の2つは、一緒に連結して5−7員飽和又は不飽和環を形成する。
(実施態様71)インクジェットからインクを噴射するステップから成る方法において、該インクが高耐光性シアン染料から成るライトシアンインクを含有することを特徴とするインクジェットプリントの方法。
(実施態様72)高耐光性シアン染料が水性ベヒクルにおいて10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項71に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様73)さらに、高色度シアン染料から成るダークシアンインクを含有することを特徴とする前項71に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様74)ライトシアンインクの高耐光性シアン染料が、ダークシアンインクの高色度シアン染料とは異なる染料であることを特徴とする前項73に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様75)高耐光性シアン染料が、高色度シアン染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項74に記載のインクジェット印刷の方法。
(実施態様76)さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項71に記載の方法。
(実施態様77)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項76に記載の方法。
(実施態様78)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項76に記載の方法。
(実施態様79)高耐光性シアン染料は、Direct Blue 199、Direct Blue 86、Acid Blue 45、Acid Blue138、Acid Blue 251、銅フタロシアニン類、ニッケルフタロシアニン類、アントラキノン類、ジアゾチオフェン類及びそれらの化合物から成る群から選択されることを特徴とする、前項71に記載の方法。
(実施態様80)アントラキノン類は、次の式で表わされる化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項79に記載のインクジェット印刷の方法。
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
Figure 0005010307
ここで、X、Y、Z、Z1及びZ2は、−OH、−NH2、−NHフェニル、−NHR1、−Oフェニル、−OR1から成る群から選択され、R1は、1〜20個の炭素を有する。
(実施態様81)高耐光性シアン染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項71に記載のインクジェット印刷の方法。
(実施態様82)ジアゾチオフェン類は、次の式の構造を有することを特徴とする前項79に記載のインクジェットプリントの方法。
Figure 0005010307
ここで、R1、R2、及びR3は、−OR、−SO2R1、−NR4R5、−SO3-、及びハロゲンから成る群から選択され;且つ、R4及びR5は、水素、アルキル、アリール、置換アルキル及び置換アリールから成る群から選択される。
(実施態様83)インクジェットからインクを噴射するステップから成る方法において、該インクが高耐光性イエロー染料から成るライトイエローインクを含有することを特徴とするインクジェットプリントの方法。
(実施態様84)高耐光性イエロー染料が水性媒質において10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項83に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様85)さらに、少なくとも1つの高色度イエロー染料から成るダークイエローインクを含有することを特徴とする前項83に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様86)ライトイエローインクの高耐光性イエロー染料が、ダークイエローインクの高色度イエロー染料とは異なる染料であることを特徴とする請求項83に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様87)高耐光性イエロー染料が、高色度イエロー染料の色度のほとんど80%の色度を有することを特徴とする前項86に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様88)さらに、シアン染料から成るシアンインクとマゼンタ染料から成るマゼンタインクとを含有することを特徴とする前項83に記載の方法。
(実施態様89)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項88に記載の方法。
(実施態様90)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項89に記載の方法。
(実施態様91)高耐光性イエロー染料は、Yellow 104、Direct Yellow 4、Direct Yellow 86、Direct Yellow 109、Direct Yellow 132、PJY H−3RNA、Direct Yellow 50、アゾ染料、及びそれらの化合物から成る群から選択されることを特徴とする前項83に記載の方法。
(実施態様92)高耐光性イエロー染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項83に記載の方法。
(実施態様93)インクジェットからインクを噴射するステップから成る方法において、該インクが高耐光性ブラック染料から成るライトブラックインクを含有することを特徴とするインクジェットプリントの方法。
(実施態様94)高耐光性ブラック染料が水性ベヒクルにおいて10%未満の溶解度を有することを特徴とする前項93に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様95)さらに、高光学濃度ブラック染料から成るダークブラックインクを含有することを特徴とする前項93に記載のインクジェット印刷の方法。
(実施態様96)ライトブラックインクの高耐光性ブラック染料が、ダークブラックインクの高光学濃度ブラック染料とは異なる染料であることを特徴とする前項95に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様97)高耐光性ブラック染料が、高光学濃度ブラック染料のほとんど80%の光学濃度を有することを特徴とする前項95に記載のインクジェットプリントの方法。
(実施態様98)さらに、マゼンタ染料から成るマゼンタインクとシアン染料から成るシアンインクとイエロー染料から成るイエローインクとを含有することを特徴とする前項95に記載の方法。
(実施態様99)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約0.1〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項98に記載の方法。
(実施態様100)マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、約2.5〜約5wt%の染料を含有することを特徴とする前項98に記載の方法。
(実施態様101)高耐光性ブラック染料は、鉄、ニッケル、銅、コバルト、亜鉛、及びクロムから成る群から選択される多価遷移金属に配位された染料リガンドであることを特徴とする前項93に記載の方法。
(実施態様102)高耐光性ブラック染料は、次に示す構造を有することを特徴とする前項95に記載の方法。
Figure 0005010307
ここで、式中:Xは、−CH=CH2及び−CH2−CH2−OHから成る群から選択される。

Claims (5)

  1. (a)高色度マゼンタ染料を含むダークマゼンタインクであって、前記高色度マゼンタ染料がMagenta 377であるもの、及び
    (b)高耐光性マゼンタ染料を含むライトマゼンタインクであって、前記高耐光性マゼンタ染料がReactive Red 23であるもの
    を含む、インクジェット印刷用のインクジェットインクセット。
  2. シアン染料を含むシアンインク、及び
    イエロー染料を含むイエローインク
    をさらに含む、請求項1に記載のインクセット。
  3. 前記マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、0.1〜5wt%の染料を含む、請求項2に記載のインクジェットインクセット。
  4. 前記マゼンタ、シアン及びイエローインクの各々が、2.5〜5wt%の染料を含む、請求項3に記載のインクジェットインクセット。
  5. インクジェット印刷する方法であって、
    インクセットインクをインクジェットから射出するステップを含み、前記インクセットインクが、高耐光性マゼンタ染料を含むライトマゼンタインクであり、前記高耐光性マゼンタ染料がReactive Red 23であり、
    第2のインクセットインクをインクジェットから射出するステップをさらに含み、前記第2のインクセットインクが、高色度マゼンタ染料を含むダークマゼンタインクであり、前記高色度マゼンタ染料がMagenta 377である、方法。
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