JP5008998B2 - 電子部品 - Google Patents
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Description
一方、光機能素子が紫外線領域の波長を含む光の発光部として機能する場合、光機能素子から発した紫外線領域の波長を含む光によって、樹脂等で形成された接着層が変化する虞があった。
本発明の請求項2に係る電子部品は、請求項1において、前記遮光性部材は、前記接着層の側面を被覆するように延設されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る電子部品は、請求項1において、前記遮光性部材は、前記接着層と重なる領域に加え、該領域よりも外側まで延設されていることを特徴とする。
(第一実施形態)
以下、本発明に係る電子部品の一例について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
即ち、第一領域αは、光機能素子11が存在する領域であって、第一部材12、第二部材13および光機能素子11が重なる。
第二領域βは、光機能素子11が存在しない領域であって、第一部材12、第二部材13、および、これらの間の少なくとも一部に接着層14が在る。そして、この第二領域βには、遮光性部材15が配されている。
また、第二部材13は、第二領域βにおいて、第一部材12と対向しない他面側13bに、遮光性部材15が配される。
そして、素子実装基板1は、それぞれの光機能素子11ごとに、第二領域βの分割位置Cに沿って分割されることにより、個々の電子部品10が切り出される。切り出された個々の電子部品10は、その側面が切り出された際の切断面となる。
図4に示す第二実施形態の電子部品20は、第一実施形態の電子部品に、更に中間部材27を配したものである。
電子部品20を構成する第一部材22には、光機能素子21が形成されている。そして、光機能素子21を含まない第二領域βにおいて、第二部材23の他面側23bに遮光性部材25が形成されている。この第一部材22と第二部材23とは、第二領域βにおいて接着層24および中間部材(スペーサーとも呼ぶ)27を介して接合されている。
図5に示す第三実施形態の電子部品30は、第二実施形態の中間部材の両面に接着層34,34を配したものである。
電子部品30は、光機能素子31を含まない第二領域βにおいて、第二部材33の他面側33bに遮光性部材35が形成されている。この遮光性部材35は、第一実施形態と同様に、第二領域βにおいて、接着層34を変化させる波長を含む光が入射した際に、接着層34にこの光が到達することを防ぐ。
図6に示す第四実施形態の電子部品40は、第三実施形態において第二部材の他面側に配されていた遮光性部材を、第二部材43の一面側43aに配したものである。
電子部品40の第二領域βにおいて、第二部材43の一面側43aに遮光性部材45が形成されている。また、第二領域βにおいて、第一部材42と第二部材43との間に中間部材47が配されるとともに、この中間部材47と第一部材42との間、および中間部材47と遮光性部材45との間にそれぞれ接着層44,44が形成されている。この遮光性部材45は、第一実施形態と同様に、第二領域βにおいて、接着層44を変化させる波長を含む光が入射した際に、接着層44にこの光が到達することを防ぐ。
図7に示す第五実施形態の電子部品50は、第三実施形態においては第二部材の他面側に、第四実施形態においては第二部材の一面側に配されていた遮光性部材を、第二部材53の一面側53aおよび他面側53bの両方に配したものである。
電子部品50の第二領域βにおいて、第二部材53の一面側53aに遮光性部材55aが、また、第二部材53の他面側53bにも遮光性部材55bがそれぞれ形成されている。また、第二領域βにおいて、第一部材52と第二部材53との間に中間部材57が配されるとともに、この中間部材57と第一部材52との間、および中間部材57と遮光性部材55aとの間にそれぞれ接着層54,54が形成されている。
図8に示す第六実施形態の電子部品60は、第四実施形態の遮光性部材を、接着層64,64の側面64aまで延設したものである。
電子部品60の第二領域βにおいて、第二部材63の一面側62aに遮光性部材65が形成されている。この遮光性部材65は、第一実施形態と同様に、第二領域βにおいて、接着層64を変化させる波長を含む光が入射した際に、接着層64にこの光が到達することを防ぐ。
図9に示す第七実施形態の電子部品70は、第六実施形態に示した電子部品に、光機能素子71の受光面71aを覆う保護膜79を更に配したものである。
電子部品70を構成する第一部材72には、光機能素子71の受光面71aを覆う保護膜79が形成されている。この第七実施形態においても、第六実施形態と同様に、第二領域βにおいて、接着層74を変化させる波長を含む光が入射した際に、接着層74にこの光が到達することを防ぐ。また、遮光性部材75が接着層74の側面74aまで被覆するように延設することによって、第二部材73の他面側73bに対して斜めに光が入射した場合においても、光が接着層74の側面に照射されることを確実に防止する。
図10に示す第八実施形態の電子部品80は、中間部材に遮光性を持たせたものである。
電子部品80は、第一部材82と第二部材83とが、第二領域βにおいて接着層84および遮光性中間部材(遮光性材料として機能する中間部材)87を介して接合されている。
次に、本発明の素子実装基板について説明する。なお、上述した各実施形態の電子部品は、以下に示す構成の素子実装基板から、それぞれの光機能素子ごとに分割して得られるものである。図11(a)は、本発明の素子実装基板の全体を示す概略図であり、図11(b)は、図11(a)のA−A線における断面形状を示した拡大図である。素子実装基板100は、複数の光機能素子101を備えるウエハ状の第一部材102、および光機能素子101と対向するように第一部材102に重ねて配されるウエハ状の第二部材103を備えている。
次に、上述したような素子実装基板から電子部品を製造する、本発明の電子部品の製造方法の一例について説明する。図12は、電子部品の製造方法の一例を示す説明図である。まず、第一部材121に多数の光機能素子122を形成する(図12(a)参照)。次に、隣接する光機能素子122どうしを区画するように、接着層123aを介して中間部材124を積層する(図12(b)参照)。更に、この接着層123aと中間部材124によって区画された、それぞれの光機能素子122の発光面122aに重ねて、保護膜125を形成する(図12(c)参照)。
Claims (3)
- 光機能素子を備える第一部材、および前記光機能素子と対向するように前記第一部材に重ねて配される光透過性の第二部材、を少なくとも備え、
前記第一部材、前記第二部材および前記光機能素子が重なる第一領域と、
前記第一領域を除き、前記第一部材、前記第二部材、および、これらの間に配された接着層が在る第二領域とからなり、
前記第二領域は、遮光性部材を有し、
前記遮光性部材は、前記第二部材にあって、前記第一部材と対向する一面側及び前記第一部材と対向しない他面側に各々配され、
前記一面側の遮光性部材と前記他面側の遮光性部材は、前記第二部材を挟んで互いに重なり、
前記一面側の遮光性部材と前記他面側の遮光性部材とが、互いに異なる波長域の光を遮光する材料で形成され、且つ
前記接着層の変化を促進させる光のうち、一部の波長域の光を前記一面側の遮光性部材で遮光し、更に、残りの波長域の光を前記他面側の遮光性部材で遮光することを特徴とする電子部品。 - 前記遮光性部材は、前記接着層の側面を被覆するように延設されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
- 前記遮光性部材は、前記接着層と重なる領域に加え、該領域よりも外側まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
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