JP5006863B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
- Publication number
- JP5006863B2 JP5006863B2 JP2008299010A JP2008299010A JP5006863B2 JP 5006863 B2 JP5006863 B2 JP 5006863B2 JP 2008299010 A JP2008299010 A JP 2008299010A JP 2008299010 A JP2008299010 A JP 2008299010A JP 5006863 B2 JP5006863 B2 JP 5006863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- transformer
- power supply
- output
- switching power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
従来のスイッチング電源装置は、電圧変換を行うトランスと該トランスの一次側にスイッチング動作のトランジスタを直列接続した回路に直流入力電圧を印加し、かつ前記トランジスタをパルス幅を可変して駆動することにより前記トランスの二次側より一定出力を得る。そして、余裕のあるパルス幅制御限界内でのスイッチング制御を可能にするため、前記トランスに複数のタップを設け、直流入力電圧値の大小を監視し、該監視結果を送出する入力電圧監視手段と、該監視結果に基づき、前記トランスに設けた複数のタップの中の所望の一つを選択して切り換える電圧切換手段とを設け、電圧調整を行う(例えば、特許文献1参照)。
以下、この発明の実施の形態1によるスイッチング電源装置について説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるスイッチング電源装置の構成図である。
図1に示すように、スイッチング電源装置100の直流入力端子2a、2bに、入力直流電源1が接続され、直流出力端子9a、9bに負荷10が接続されている。スイッチング電源装置100は、電圧変換用のトランス3と、トランス3の一次側に接続された半導体スイッチング素子としての第1〜第3のMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)4a、4b、4cと、トランス3の二次側に接続される整流回路5と、整流された電圧を平滑する平滑回路6とを備える。
即ち、一次巻線3aは、正極側入力直流端子2aに接続される端子と第1〜第3の3つのタップ3aa、3ab、3acとの間に得られる3つのタップ出力を有し、各タップ出力には第1〜第3のMOSFET4a、4b、4cが直列接続される。
トランス3の二次巻線3bの一方の端子は、整流ダイオード5aのアノード端子に接続され、整流ダイオード5aのカソード端子は、整流ダイオード5bのカソード端子とチョークコイル7の一端に接続される。チョークコイル7の他端は、平滑コンデンサ8の一方の端子および正極側直流出力端子9aに接続される。
二次巻線3bの他方の端子は、整流ダイオード5bのアノード端子と平滑コンデンサ8の他方の端子および負極側直流出力端子9bに接続される。
第1のMOSFET4aが選択される場合は、第1のMOSFET4aと第1のタップ3aaとが対で選択されており、巻線3a1が一次巻線(以下、第1の一次巻線3a1と称す)に用いられる。第2のMOSFET4bが選択される場合は、第2のMOSFET4bと第2のタップ3abとが対で選択されており、巻線3a1および巻線3a2で構成される一次巻線(以下、第2の一次巻線3a1+3a2と称す)が用いられる。第3のMOSFET4cが選択される場合は、第3のMOSFET4cと第3のタップ3acとが対で選択されており、一次巻線3a全体が第3の一次巻線として用いられる。
直流入力端子2a、2bに入力直流電源1からの直流電圧が印加されると、演算手段12では、上述したように、A/Dコンバータ11、15からの出力と、さらに負荷10が要求する出力電圧指令値が入力される。そして、これらに基づいて、入力直流電圧が変動しても出力直流電圧が出力電圧指令値に追従するように以下のような演算処理を行う。
この切換信号はPWM制御手段13に送出されると同時に、ゲイン変更指令回路26を介してPI処理回路23に入力され、PI処理のゲイン調整を行う。そして、出力直流電圧が出力電圧指令値に近づくようにPI制御の演算を行い、PWM回路24にてPWM信号を生成する。このPWM信号も上記切換信号と共にPWM制御手段13に送出される。
PWM制御手段13は、切換信号に基づいて1つのMOSFET4a、4b、4cを選択し、選択されたMOSFET4a、4b、4cのみをPWM信号に基づいてPWM制御する。
また、第1〜第3のMOSFET4a、4b、4cの中からPWM制御のduty比が最適となる、即ち50%に最も近いMOSFETを選択するため、トランス3の巻線比が最適に成るタップ出力が得られ、高効率で安定した制御が実現できる。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図3はこの発明の実施の形態2によるスイッチング電源装置の構成図である。
図3に示すように、スイッチング電源装置100aは、上記実施の形態1と同様に、直流入力端子2a、2bに入力直流電源1が接続され、直流出力端子9a、9bに負荷10が接続されている。また、スイッチング電源装置100aは、電圧変換用のトランス30と、トランス30の一次側に接続された半導体スイッチング素子としての第1〜第3のMOSFET4a、4b、4cと、トランス30の二次側に接続される整流回路50と、整流された電圧を平滑する平滑回路6とを備える。
また、トランス30の二次側に接続される整流回路50は、順方向整流素子となる第1、第2のGTO(ゲートターンオフサイリスタ)5a1、5a2と、逆方向整流素子となる整流ダイオード(シリコンダイオード)5bとで構成される。この場合、整流回路50は、第1のGTO5a1を備える整流手段と、第2のGTO5a2を備える整流手段との2種の整流手段を有して切り換えて用いる。2つの整流手段は、逆方向整流素子として整流ダイオード5bを共通に用いるため、第1、第2のGTO5a1、5a2を切り換えることで2つの整流手段を切り換える。
平滑回路6は、上記実施の形態1と同様に、チョークコイル7と平滑コンデンサ8とで構成される。
二次巻線3bの他方の端子は、整流ダイオード5bのアノード端子と平滑コンデンサ8の他方の端子および負極側直流出力端子9bに接続される。
このように、二次巻線3bは、負極側直流出力端子9bに接続される端子と第1、第2の2つのタップ3ba、3bbとの間に得られる2つのタップ出力を有し、各タップ出力には第1、第2のGTO5a1、5a2が直列接続される。
そして、PWM制御手段13が1つのMOSFET4a、4b、4cを選択してPWM制御すると共に、整流切換手段18が第1、第2のGTO5a1、5a2の一方を選択して駆動すると、一次巻線3aのタップ出力と二次巻線3bのタップ出力との双方が選択されて、トランス30の巻数比の決定(変更)とPWM制御との双方が達成される。
二次側では、第1のGTO5a1が選択されると二次巻線3b全体が第1の二次巻線3bとして用いられ、第2のGTO5a2が選択されると巻線3b2が二次巻線(以下、第2の二次巻線3b2と称す)に用いられる。
直流入力端子2a、2bに入力直流電源1からの直流電圧が印加されると、演算手段12aでは、上述したように、A/Dコンバータ11、15からの出力と、さらに負荷10が要求する出力電圧指令値が入力される。そして、これらに基づいて、入力直流電圧が変動しても出力直流電圧が出力電圧指令値に追従するように以下のような演算処理を行う。
PWM制御手段13は、切換信号に基づいて1つのMOSFET4a、4b、4cを選択し、選択されたMOSFET4a、4b、4cのみをPWM信号に基づいてPWM制御する。整流切換手段18は、切換信号に基づいて第1、第2のGTO5a1、5a2のいずれか一方を選択して切換駆動する。
さらに、上記実施の形態2において、トランス30の二次巻線3bのタップ出力とGTOの個数を増やしても良く、一次側のPWM制御によるduty比をより50%に近づけることができる。
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図5はこの発明の実施の形態3によるスイッチング電源装置100bの構成図である。
図5に示すように、スイッチング電源装置100bは、周囲温度を検出する温度検出手段19と、検出された温度をアナログ値からデジタル値に変換するA/Dコンバータ20を備える。演算手段12では、A/Dコンバータ11、15、20からの出力が入力される。その他の構成は上記実施の形態1によるスイッチング電源装置100と同様である。
演算手段12は、A/Dコンバータ20から入力される周囲温度データに基づいて負荷10が要求する出力電圧指令値を設定(変更)し、A/Dコンバータ11、15からの出力直流電圧、入力直流電圧の各データと、設定した出力電圧指令値とに基づいて、上記実施の形態1と同様に、PWM信号と切換信号とを生成してPWM制御手段13に送出する。
この実施の形態では、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、周囲温度に応じて負荷10に最適な出力電圧を供給することができる。
図7に示すように、スイッチング電源装置100cは、周囲温度を検出する温度検出手段19と、検出された温度をアナログ値からデジタル値に変換するA/Dコンバータ20を備える。演算手段12aでは、A/Dコンバータ11、15、20からの出力が入力され、A/Dコンバータ20から入力される周囲温度データに基づいて負荷10が要求する出力電圧指令値を設定(変更)し、A/Dコンバータ11、15からの出力直流電圧、入力直流電圧の各データと、設定した出力電圧指令値とに基づいて、上記実施の形態2と同様に、PWM信号と切換信号とを生成する。
この場合、上記実施の形態2と同様の効果が得られると共に、周囲温度に応じて負荷10に最適な出力電圧を供給することができる。
次に、この発明の実施の形態4について説明する。図8はこの発明の実施の形態4によるスイッチング電源装置の構成図である。
図8に示すように、スイッチング電源装置100dは、上記実施の形態1と同様に、直流入力端子2a、2bに入力直流電源1が接続され、直流出力端子9a、9bに負荷10が接続されている。また、スイッチング電源装置100dは、電圧変換用のフライバックトランス3A(以下、単にトランス3Aと称す)と、トランス3Aの一次側に接続された半導体スイッチング素子としての第1〜第3のMOSFET4a、4b、4cと、各MOSFET4a、4b、4cに並列接続された共振用のコンデンサ21a、21b、21cと、トランス3Aの二次側に接続される整流回路としての整流ダイオード(シリコンダイオード)5cと、整流された電圧を平滑する平滑回路6としての平滑コンデンサ8とを備える。
例えば、第1のMOSFET4aが選択された場合の動作を以下に説明する。
この実施の形態では、トランス3Aがフライバックトランスであるため、一次側で選択された第1のMOSFET4aのオン期間に、第1の一次巻線3a1に電流が流れエネルギが蓄積される。第1のMOSFET4aのオフ期間には、第1の一次巻線3a1に蓄積していたエネルギが二次巻線3bに移行し、二次巻線3bには反転電圧が誘起されるため、整流ダイオード5cは導通する。そして、平滑コンデンサ8で平滑された出力直流電圧が負荷10へ供給される。
図9に示すように、第1のMOSFET4aがオフすると、トランス3Aの巻数比で決定されるフライバック電圧が入力直流電圧に加算されて、第1のMOSFET4aのドレイン・ソース間に印加される。そして、所定時間経過後にトランス3Aに蓄積されていたエネルギが全て負荷10に供給されると、第1の一次巻線3a1のインダクタンスと、第1のMOSFET4aに並列接続されたコンデンサ21aとで共振動作を行い、第1のMOSFET4aのドレイン・ソース間電圧が緩やかに低下する。このドレイン・ソース間電圧が0に近づいたA点で、第1のMOSFET4aがターンオンしてオン状態に移行する。
第1のMOSFET4aから他のMOSFET4b、4cに切り換えてトランス3Aの巻数比を変更する場合も、ドレイン・ソース間電圧が0に近づいたA点で、他のMOSFET4b、4cをターンオンする。
このため、一次側で選択されたMOSFET4a、4b、4cは、ターンオン時のドレイン・ソース間電圧を0付近まで低減して、スイッチング損失を格段と低減でき、スイッチング電源装置100dの効率が向上すると共に、ノイズの低減化も図れる。
次に、この発明の実施の形態5について説明する。図10はこの発明の実施の形態5によるスイッチング電源装置100eの構成図である。
上記実施の形態4では、二次巻線3bの両端子間にタップを設けないものとしたが、この実施の形態5では、上記実施の形態2と同様にタップ3bb(第2のタップ3bb)を備える。また、トランス30Aの二次側に接続される整流回路50aは、2つの整流手段としての第1、第2のGTO5a1、5a2で構成される。即ち、フライバックトランス30A(以下、単にトランス30Aと称す)の二次巻線3bは、負極側直流出力端子9bに接続される端子と第1、第2の2つのタップ3ba、3bbとの間に得られる2つのタップ出力を有し、各タップ出力には第1、第2のGTO5a1、5a2が直列接続される。また、上記実施の形態2と同様に整流切換手段18を備え、演算手段12dからの切換信号により整流切換手段18が第1、第2のGTO5a1、5a2を切換駆動する。その他の構成は、上記実施の形態4と同様である。
このように、PFM制御手段22が1つのMOSFET4a、4b、4cを選択してPFM制御すると共に、整流切換手段18が第1、第2のGTO5a1、5a2の一方を選択して駆動すると、一次巻線3aのタップ出力と二次巻線3bのタップ出力との双方が選択されて、トランス30Aの巻数比の決定(変更)とPFM制御との双方が達成される。
この場合のMOSFET4a、4b、4cの選択は、選択されるMOSFET4a、4b、4cによるターンオン時のドレイン・ソース間電圧が0にできるだけ近づくように、一次側のタップ出力と二次側のタップ出力との組み合わせを選択するものである。
さらに、上記実施の形態5において、トランス30Aの二次巻線3bのタップ出力とGTOの個数を増やしても良い。
次に、この発明の実施の形態6について説明する。図11はこの発明の実施の形態6によるスイッチング電源装置100fの構成図である。
上記各実施の形態1〜5では、二次側の整流回路は、整流ダイオードあるいはGTOで構成したが、半導体スイッチング素子から成る整流スイッチを備えて構成しても良い。
図11に示すスイッチング電源装置100fは、上記実施の形態1で示したスイッチング電源装置100に、MOSFETから成る第1、第2の整流スイッチ51a、51bにて構成される整流回路51を適用したものである。この場合、演算手段12eは、上記実施の形態1と同様にPWM信号と切換信号とをPWM制御手段13に送出すると共に、一次側のPWM信号に同期する信号を整流制御手段52に送出し、整流制御手段52は第1、第2の整流スイッチ51a、51bを駆動する。
このように第1、第2の整流スイッチ51a、51bを用いることにより、整流ダイオードを用いた場合より導通損失が低減でき、スイッチング電源装置100fの効率向上が図れる。
次に、この発明の実施の形態7について説明する。図13はこの発明の実施の形態7によるスイッチング電源装置200の構成図である。
この実施の形態7では、トランス30の一次巻線3aは3つのタップ出力を有するが、一次巻線3aに接続されるMOSFET4は1つのみである。そして、トランス30の二次側は、上記実施の形態2と同様に、二次巻線3bが2つのタップ出力を有し、第1、第2の2つのタップ3ba、3bbが、それぞれ対応する第1、第2のGTO5a1、5a2に接続される。
そして、演算手段12fは、PWM制御手段13aにPWM信号を送出すると共に、切換信号を整流切換手段18とタップ制御手段32に送出する。そして、PWM制御手段13aはMOSFET4をPWM制御すると共に、タップ制御手段32がタップ切換手段31を制御して一次巻線3aのタップを切り換え、整流切換手段18が第1、第2のGTO5a1、5a2の一方を選択して駆動すると、一次巻線3aのタップ出力と二次巻線3bのタップ出力との双方が選択されて、トランス30の巻数比の決定(変更)とPWM制御との双方が達成される。その他の構成および動作は、上記実施の形態2と同様である。
3A,30A フライバックトランス、3a 一次巻線、
3aa,3ab,3ac 第1〜第3のタップ(一次巻線)、3b 二次巻線、
3ba,3bb 第1,第2のタップ(二次巻線)、
4 半導体スイッチング素子としのMOSFET、
4a,4b,4c 半導体スイッチング素子としての第1〜第3のMOSFET、
5 整流回路、5a1,5a2 第1,第2のGTO、5c 整流ダイオード、
6 平滑回路、9a,9b 直流出力端子、11,15 A/Dコンバータ、
13,13a PWM制御手段、18 整流切換手段、19 温度検出手段、
21a〜21c コンデンサ、22 PFM制御手段、50,50a,51 整流回路、
51a,51b 第1,第2の整流スイッチ、52 整流制御手段、
100,100a〜100f,200,200a スイッチング電源装置。
Claims (10)
- 電圧変換用のトランスと、該トランスの一次側に直列接続される半導体スイッチング素子と、上記トランスの二次側に接続される整流回路と、該整流回路にて整流された電圧を平滑する平滑回路とを備え、上記半導体スイッチング素子のオン/オフ制御により入力直流電圧を高周波の矩形波状電圧にして、上記平滑回路から出力される出力直流電圧を調整するスイッチング電源装置において、
上記トランスの一次巻線が複数のタップ出力を有し、上記半導体スイッチング素子を複数有して、該各タップ出力にそれぞれ上記半導体スイッチング素子を直列接続し、
上記入力直流電圧、上記出力直流電圧の各検出値および出力電圧指令値に基づいて、上記複数の半導体スイッチング素子から1つを選択してオン/オフ制御することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 上記半導体スイッチング素子はPWM制御によりオン/オフ制御され、該オン/オフのduty比が最適となるように上記半導体スイッチング素子を選択することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
- 上記トランスはフライバックトランスであり、上記各半導体スイッチング素子にそれぞれ並列接続されるコンデンサを備え、
上記半導体スイッチング素子はPFM制御によりオン/オフ制御され、オフ時の所定時間経過後に、上記トランスの一次巻線のインダクタンスと上記コンデンサとの共振動作により上記半導体スイッチング素子の両端電圧が低下する期間にターンオンすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。 - ターンオン時の上記半導体スイッチング素子の両端電圧が0に近づくように上記半導体スイッチング素子を選択することを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源装置。
- 上記トランスの二次巻線が複数のタップ出力を有し、上記整流回路は、上記二次巻線の各タップ出力をそれぞれ整流するための複数の整流手段と、該複数の整流手段を選択的に切換駆動する整流切換手段とを備え、
上記入力直流電圧、上記出力直流電圧の各検出値および出力電圧指令値に基づいて、上記整流切換手段にて上記整流手段を選択して切換駆動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。 - 上記複数の半導体スイッチング素子は、それぞれ耐電圧が異なるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
- 電圧変換用のトランスと、該トランスの一次側に直列接続される半導体スイッチング素子と、上記トランスの二次側に接続される整流回路と、該整流回路にて整流された電圧を平滑する平滑回路とを備え、上記半導体スイッチング素子のオン/オフ制御により入力直流電圧を高周波の矩形波状電圧にして、上記平滑回路から出力される出力直流電圧を調整するスイッチング電源装置において、
上記トランスの二次巻線が複数のタップ出力を有し、上記整流回路は、上記二次巻線の各タップ出力をそれぞれ整流するための複数の整流手段と、該複数の整流手段を選択的に切換駆動する整流切換手段とを備え、
上記入力直流電圧、上記出力直流電圧の各検出値および出力電圧指令値に基づいて、上記半導体スイッチング素子をオン/オフ制御すると共に、上記整流切換手段にて上記整流手段を選択して切換駆動することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 上記整流回路は、半導体スイッチング素子から成る整流用スイッチを備え、上記トランスの一次側に直列接続される上記半導体スイッチング素子に同期してオン/オフ制御されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
- 周囲温度を検出する温度検出手段を備え、検出される周囲温度に応じて上記出力電圧指令値を変化させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
- 上記入力直流電圧、上記出力直流電圧の各検出値は、A/Dコンバータによりデジタルデータに変換して用いることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299010A JP5006863B2 (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299010A JP5006863B2 (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | スイッチング電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010130708A JP2010130708A (ja) | 2010-06-10 |
JP5006863B2 true JP5006863B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=42330681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008299010A Expired - Fee Related JP5006863B2 (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5006863B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5765075B2 (ja) * | 2011-06-16 | 2015-08-19 | 株式会社Ihi | 電力変換装置及び充電装置 |
CN103745701B (zh) * | 2013-12-30 | 2016-05-04 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 反激式升压电路、led背光驱动电路及液晶显示器 |
JP6336784B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-06-06 | ローム株式会社 | デジタル制御電源回路の制御回路、制御方法およびそれを用いたデジタル制御電源回路、ならびに電子機器および基地局 |
JP6363430B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-07-25 | 株式会社Soken | 電力変換装置 |
DE102015106335A1 (de) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben eines Gleichstromwandlers |
DE102016208227B4 (de) * | 2016-05-12 | 2024-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Getaktete Stromversorgungseinheit mit galvanischer Trennung |
JP6982236B2 (ja) | 2017-09-28 | 2021-12-17 | 富士通株式会社 | 同期整流回路及びスイッチング電源装置 |
CN114454746A (zh) * | 2020-11-09 | 2022-05-10 | 沃尔沃汽车公司 | 电动车辆的电池使用的车载充电器 |
WO2024095603A1 (ja) * | 2022-11-02 | 2024-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電源装置及びそれを備えたレーザ加工装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7803661A (nl) * | 1978-04-06 | 1979-10-09 | Philips Nv | Afgestemde geschakelde voedingsspanningsschakeling. |
JPH01318549A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多出力型スイッチングレギュレータ |
JP3146632B2 (ja) * | 1992-06-05 | 2001-03-19 | 株式会社村田製作所 | 電話回線電力利用回路 |
JPH0614537A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-21 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源装置 |
JPH07322611A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 電力変換装置 |
JP3156657B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2001-04-16 | 日本電気株式会社 | 二次電池ユニット |
JP3702091B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2005-10-05 | 富士通株式会社 | 電源装置、および電源回路の制御方法 |
JP2000209855A (ja) * | 1999-01-13 | 2000-07-28 | Omron Corp | 電源装置 |
JP3395760B2 (ja) * | 1999-06-01 | 2003-04-14 | セイコーエプソン株式会社 | 電圧生成方法、電気光学装置及び電子機器 |
JP4172569B2 (ja) * | 2001-04-24 | 2008-10-29 | Tdk株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
2008
- 2008-11-25 JP JP2008299010A patent/JP5006863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010130708A (ja) | 2010-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5006863B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP6172277B2 (ja) | 双方向dc/dcコンバータ | |
JP5995139B2 (ja) | 双方向dc/dcコンバータ | |
JP4844674B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US10819222B2 (en) | Circuitry for power factor correction and methods of operation | |
US20130194698A1 (en) | Power converter, control method of power converter, and hard disk drive | |
WO2018216294A1 (ja) | Dc/dcコンバータ | |
US7324355B2 (en) | Dc-DC converter | |
US20100220500A1 (en) | Power converter and method for controlling power converter | |
JP6049861B2 (ja) | Dc/dcコンバータ | |
JP5501857B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP7306316B2 (ja) | スイッチング電源装置および電力供給システム | |
JP2010252450A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2013188015A (ja) | 直流電源装置 | |
US6856521B1 (en) | Pulse width modulation soft-switching control | |
JP6388154B2 (ja) | 共振型dc−dcコンバータ | |
US11451161B2 (en) | Power switcher, power rectifier, and power converter including cascode-connected transistors | |
Yaskiv et al. | Synchronous Rectification in HighFrequency MagAmp Power Converters | |
JP7325059B2 (ja) | 力率改善回路 | |
WO2017149906A1 (ja) | スイッチング電源回路 | |
JP2015042080A (ja) | スイッチング電源装置 | |
KR100874809B1 (ko) | 영전압-영전류 스위칭을 이용한 3레벨 직류-직류 컨버터 | |
US11804781B2 (en) | Electronic circuit and method | |
JP7356102B2 (ja) | 無線給電装置 | |
JP6314734B2 (ja) | 電力変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120522 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |