JP5006791B2 - 電力供給制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PWM制御によって半導体スイッチ素子をオンオフ動作させる電力供給制御装置に関する。
例えば車両のヘッドランプについては各国で安全基準があり、この安全基準によれば、日中であってもヘッドランプを夜間点灯に対して所定の割合(例えば25%)の輝度で点灯させて走行する必要がある。そこで、従来から、ヘッドライトの日中点灯(デイライト)についてはPWM制御によって夜間点灯に対して所定の割合の輝度で点灯させるものがある。このPWM制御の構成としては、例えば下記特許文献1に開示されたものがある。即ち、このものは、放電と充電とが繰り返されるコンデンサの端子間電圧に基づく三角波信号を、ヒステリシスコンパレータに与える。そして、このヒステリシスコンパレータにて、それに設定された2つの閾値電圧と上記三角波信号レベルとの大小比較し、その大小関係のレベル反転に応じた出力信号を、PWM信号として出力するものである。
特開2003−188693公報
ところが、次のようなことが原因で、所望のデューティ比のPWM信号を精度よく生成できないといった問題があった。
具体的には、まず、半導体装置の製造上のばらつきが原因で、所望のデューティ比のPWM信号を精度よく生成できない場合がある。近年では、上記三角波信号を出力する発振回路や比較回路(ヒステリシスコンパレータ)を半導体チップ内に設けてワンチップ化した、或いは複数のチップで構成されたものをワンパッケージ化した高機能な半導体装置が望まれている。
しかしながら、このような半導体装置内に発振回路を設けるようにした場合、その発振回路を構成する素子特性のばらつきが問題となる。即ち、発振回路の発振周波数を定めるコンデンサや抵抗を半導体素子の内部に設けると、その製造上のばらつきに起因して発振周波数がばらついてしまう。特に、上述した車両の日中点灯の場合、発振周波数が所定の値(例えば40Hz)以下になると、人が目で見てヘッドランプがちらついて見えるため、この所定の値よりも高い発振周波数に精度良く設定する必要がある。
また、上記閾値電圧を設定するための閾値設定回路(例えば分圧回路)も半導体素子内に設けることも考えられるが、このような場合も製造上のばらつきに起因して閾値がばらつき、この結果、デューティ比を精度良く設定できず、高精度のPWM制御を実現できないという問題が生じ得る。
また、上記半導体装置に電力を供給する電源の電圧変動が原因で、所望のデューティ比のPWM信号を精度よく生成できない場合がある。即ち、電源電圧は、例えば車両のエンジン起動時などに変動することがあり、これに伴って上記ヒステリシスコンパレータの2つの閾値も変動することで、PWM信号のデューティ比が変動してしまうことがある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、所望のPWM信号を精度よく生成することが可能な電力供給制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
第1の発明に係る電力供給制御装置は、電源と負荷との間に設けられて前記電源から前記負荷への電力供給を制御する電力供給制御装置であって、前記電源から前記負荷への通電路に配される半導体スイッチ素子と、発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され前記発振信号レベルと前記基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を、パルス幅変調制御のためのPWM信号として前記半導体スイッチ素子に与えてオンオフ動作させるPWM信号生成回路と、前記基準信号を出力する基準信号設定回路と、を備え、前記発振回路は、互いに並列接続された第1抵抗素子及びコンデンサを有してなる並列回路と、前記コンデンサを充電するための充電電流の経路中に設けられた第1スイッチ素子と、前記コンデンサの充電電圧が、電源電圧に応じて変化する第1電圧に達したときに前記第1スイッチ素子をオンからオフにさせ、前記充電電圧が、前記電源電圧に応じて変化する前記第2電圧まで低下したときに前記第1スイッチ素子をオフからオンにさせる充放電制御回路と、前記充電電流を前記電源電圧に応じて変更させる電流変更回路とを備え、前記基準信号レベルは前記電源電圧に応じて変化する構成であり、前記基準信号設定回路は、第2スイッチ素子を有し、当該第2スイッチ素子のオンオフ動作に応じて、前記基準信号レベルを、前記発振信号の振幅範囲内の第1レベルと、前記発振信号の振幅範囲外の第2レベルとの間で切り替える切替回路を有してなる
本構成によれば、電源電圧の変動にかかわらず一定のデューティ比のPWM信号を生成することができる。また、基準信号についても電源電圧変動による影響を抑制できる。また、第2スイッチ素子をオンオフ動作させるだけで、PWM制御の駆動とその停止を容易に切り替えることができる。
本発明については、電流変更回路は、電源に連なる第2抵抗素子と、当該第2抵抗素子に流れる電流を受けるカレントミラー回路とを備え、コンデンサが、カレントミラー回路によるミラー電流によって充電される構成が望ましい。
さらに、PWM信号生成回路のうち並列回路を除く回路部分が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容された半導体装置とされ、並列回路が、半導体装置の外部に配置されて当該半導体装置の第1外部端子を介して前記並列回路を除く回路部分に接続され、第1スイッチ素子のオンによるコンデンサの充電時間よりも、第1スイッチ素子のオフによるコンデンサの放電時間の方が長くなるように構成されていることが望ましい。
第2の発明に係る電力供給制御装置は、電源と負荷との間に設けられて前記電源から前記負荷への電力供給を制御する電力供給制御装置であって、前記電源から前記負荷への通電路に配される半導体スイッチ素子と、発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され前記発振信号レベルと前記基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を、パルス幅変調制御のためのPWM信号として前記半導体スイッチ素子に与えてオンオフ動作させるPWM信号生成回路と、を備え、前記発振回路は、互いに並列接続された第1抵抗素子及びコンデンサを有してなる並列回路と、前記コンデンサを充電するための充電電流の経路中に設けられた第1スイッチ素子と、前記コンデンサの充電電圧が第1電圧に達したときに前記第1スイッチ素子をオンからオフにさせ、前記充電電圧が前記第2電圧まで低下したときに前記第1スイッチ素子をオフからオンにさせる充放電制御回路とを備えて前記充電電圧に応じた発振信号を出力する構成とされ、前記PWM信号生成回路のうち前記並列回路を除く回路部分が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容された半導体装置とされ、前記並列回路が、前記半導体装置の外部に配置されて当該半導体装置の第1外部端子を介して前記並列回路を除く回路部分に接続され、前記第1スイッチ素子のオンによる前記コンデンサの充電時間よりも、前記第1スイッチ素子のオフによる前記コンデンサの放電時間の方が長くなるように構成されている。
半導体装置の製造過程では、その半導体装置を構成する抵抗素子等の抵抗値のばらつき(いわゆる倍半分とも称されるような大きなばらつき)が生じる。そこで、本構成によれば、PWM信号生成回路のうち、周波数決定素子としての並列回路を除く回路部分を半導体装置の内部に設ける一方で、並列回路を半導体装置の外部に設けた。そして、半導体装置内の回路部分の素子特性による影響が大きい充電時間よりも、半導体装置外の並列回路の回路定数によって定まる放電時間の方が長くなるように設定した。要するに、半導体装置の製造上のばらつきが生じ得る半導体装置内部の回路部分によって定まる充電時間をなるべく短くしてその影響を抑制する一方で、上記半導体装置の製造後に適切な回路定数のものに調整可能な並列回路によって定まる放電時間を長くしているのである。従って、半導体装置の製造後に、外付けの並列回路を、所望の周波数に応じた適切な特性のものとすることで、製造ばらつきによる影響を抑制して精度の高い周波数設定を行うことができる。また、並列回路の特性(回路定数)を調整することによりPWM信号の発振周波数を自由に設定することができる。

また、本発明に関して、基準信号を出力する基準信号設定回路を、半導体装置の外部に配置し当該半導体装置の第2外部端子を介して並列回路を除く回路部分に接続する構成が望ましい。これにより、基準信号設定回路の構成要素(例えば抵抗素子)を、所望のデューティ比に応じた適切な特性のものとすることで、製造ばらつきに影響されることなく精度の高いデューティ比設定を行うことができ、また、上記構成要素の特性を調整することによりPWM信号のデューティ比を自由に設定することができる。
更に、半導体装置が、半導体スイッチに流れる電流の異常検出により当該半導体スイッチに遮断動作をさせる保護回路を含んで、ワンチップ化、或いは、複数のチップで構成してワンパッケージ内に収容した構成が望ましい。従来のものでは、マイクロコンピュータによってPWM信号をソフト的に生成し、これを昇圧回路を介して半導体スイッチ素子に与えてオンオフ制御するものがある。しかし、電力供給制御装置は、常にマイクロコンピュータを備えたユニットに実装されるとは限らない。そこで、本構成によれば、半導体装置内に、PWM信号生成回路(並列回路や基準信号設定回路を除く場合あり)を内蔵した構成であるため、マイクロコンピュータを要することなく、電力供給のPWM制御が可能となる。
本発明の一実施形態に係る電力供給制御回路の構成図 PWM信号生成回路の構成図 発振信号、基準信号、各点における電圧レベルを示したタイムチャート 充電時における並列回路部分の等価回路図 放電時における並列回路部分の等価回路図
符号の説明
1…電力供給制御装置
2…パワーMOSFET(半導体スイッチ素子)
4…保護用論理回路(保護回路)
10…PWM信号生成回路
11…周波数制御回路(発振回路)
12…切換回路(基準信号設定回路)
20…コンパレータ(充放電制御回路)
21…コンデンサ
22…NOT回路(充放電制御回路)
28…カレントミラー回路
27…並列回路
30,31…トランジスタ(第2スイッチ素子)
50…コンパレータ(比較回路)
70…半導体装置
80…電源
81…負荷
82…通電路
83…ライン(充電電流の経路)
FET23が本発明の「第1スイッチ素子」
P1…外部端子(第1外部端子)
P2,P3…外部端子(第2外部端子)
R1…第1抵抗(第1抵抗素子)
R2〜R4…抵抗(充放電制御回路)
R6…第2抵抗(第2抵抗素子)
S1…PWM信号
S2…発振信号
S3…基準信号
S4,S4’…出力信号
Vcc…高電位(電源電圧)
1.電力供給制御装置の全体構成
図1は、本実施形態に係る電力供給制御装置1の全体構成を示すブロック図であり、同図に示すように、本実施形態の電力供給制御装置1は、車両用電源(以下、「電源80」という)と負荷81との通電路82中に配されるパワーMOSFET2(本発明の「半導体スイッチ素子」に相当)と、PWM信号生成回路10とを備えて構成されている。PWM信号生成回路10は、PWM(Pulse Width Modulation。パルス幅変調)信号S1を直接又は間接的にパワーMOSFET2の制御入力端子(ゲート端子G)に与えることで、このパワーMOSFET2の出力側に連なる電源80から負荷81への電力供給を制御するように構成されている。なお、本実施形態では、電力供給制御装置1は図示しない車両に搭載され、負荷81として例えば車両用のランプ、クーリングファン用モータやデフォッガー用ヒータなどの駆動制御をするために使用される。この電力供給制御装置1は、入力端子P1において、後述する切換回路12が接続される構成であり、切換回路12のトランジスタ30がオン状態になることでPWM信号S1をパワーMOSFET2に与える動作するようになっている。
図1に示すように、PWM信号S1はPWM信号生成回路10からFET3の入力に与えられるようになっており、このPWM信号S1の入力に応じてFET3がオン状態となり、保護用論理回路4(本発明の「保護回路」の一例)が通電される構成である。保護用論理回路4にはチャージポンプ回路5とターンオフ回路6がそれぞれ接続されており、さらに過電流検知回路7、過温度検出回路8もそれぞれ接続されている。また、パワーMOSFET2のドレイン端子Dとゲート端子Gとの間にはダイナミッククランプ9が接続されている。
なお、チャージポンプ回路5は、パワーMOSFET2のゲート端子Gに接続されており、チャージポンプ回路5とパワーMOSFET2のゲート端子Gとの間には、過電流検知回路7からのライン(具体的には、過電流検知回路7に設けられ、上記パワーMOSFET2の電流量に応じたセンス電流が流れるセンスMOSFETのゲート端子Gからのライン)が接続されている。また、パワーMOSFET2のゲート端子Gとソース端子Sとの間には、ターンオフ回路6が接続されており、このターンオフ回路6は保護用論理回路4によって制御されるようになっている。
過電流検知回路7は、パワーMOSFET2の電流量に応じたセンス電流が流れるセンスMOSFET(図示せず)を備えており、このセンス電流が、例えば負荷81が短絡してパワーMOSFET2に大電流が流れたときの短絡異常検出用の閾値を上回ったときに保護用論理回路4に第1異常信号SCを出力する。また、センス電流が、例えば上記短絡異常ではないが何らかの原因でパワーMOSFET2に大電流(短絡異常時よりも小さい電流)が流れたときの過電流異常検出用の閾値を上回ったときに保護用論理回路4に第2異常信号OCを出力する。
保護用論理回路4は、PWM信号S1を受けることで起動し、正常時は、チャージポンプ回路5を駆動させ、このチャージポンプ回路5は昇圧した電圧をパワーMOSFET2及びセンスMOSFETの各ゲート−ソース間に与えてオンして通電状態にさせるように動作する。一方、保護用論理回路4は、上記第1異常信号SC或いは第2異常信号OCを受けた異常検出時には、チャージポンプ回路5をオフさせるとともに、ターンオフ回路6を駆動させるハイレベルの制御信号S7を出力し、これにより、パワーMOSFET2及びセンスMOSFETの各ゲート−ソース間の電荷を放電し、遮断させるように動作する。
なお、この遮断動作は、PWM信号S1が再入力(例えば負荷駆動信号が入力)されない限り通電状態に復帰することができない、自己復帰不能な遮断動作であっても、或いは、第1異常信号SC及び第2異常信号OCのいずれの信号も受けなくなったときはパワーMOSFET15等を通電状態に復帰させる、自己復帰可能な遮断動作であってもよい。
また、過温度検知回路8からの温度異常を示す第3異常信号OTは、保護用論理回路4にも入力されるようになっており、このときも保護用論理回路4から制御信号S2が出力されパワーMOSFET15等に上述の自己復帰可能或いは自己復帰不能な遮断動作をさせるようになっている。
2.PWM信号生成回路の構成
PWM信号生成回路10は、任意のデューティ比のPWM信号S1を生成しこれを半導体装置(半導体ディバイス)70(本実施形態ではパワーMOSFET2及びその保護機能を内蔵した半導体装置(例えばIPS:インテリジェンスパワーディバイス))に与えてオンオフ動作させることで、この半導体装置70(パワーMOSFET2)の出力側に連なる電源80から負荷81への電力供給をPWM制御(Pulse Width Modulation。パルス幅変調)するためのものである。
以下、PWM信号生成回路10について図2,3を参照しつつ説明する。
図2は、本実施形態に係るPWM信号生成回路10の構成図である。同図に示すように、PWM信号生成回路10は、主として、発振信号S2を出力する周波数制御回路11と、後述する日中点灯及び夜間点灯等の切り換えを行うための切換回路12と、漏れ電流カット回路13と、デューティ比制御回路14と、を備えて構成されている。
(1)周波数制御回路
周波数制御回路11(本発明の「発振回路」の一例)は、コンパレータ20(オペアンプであってもよい)を備え、このコンパレータ20の負入力端子が、コンデンサ21及び第1抵抗R1(本発明の「第1抵抗素子」の一例)の並列回路27を介して電源80の高電位(Vcc 本発明の「電源電圧」の一例)端子P4に接続されている。つまり、コンパレータ20の負入力端子には、コンデンサ21の端子間電圧に応じたレベルの電圧信号が与えられる。以下、コンパレータ20の負入力端子に連なる点Aの電圧レベルをVaとする。なお、この点Aでの電圧Vaレベルに応じた信号が発振信号S2としてデューティ比制御回路14に与えられる。また、電源電圧Vccと電圧Vaとの電位差が、コンデンサ21の端子間電圧であり、本発明の「コンデンサの充電電圧」の一例である。
一方、コンパレータ20の正入力端子は、電源80の高電位端子P4と低電位(GND)端子P5との間に直列接続された分圧抵抗R2,R3からなる分圧回路の分圧電位が与えられるとともに、コンパレータ20の出力Bが帰還抵抗R4を介して正帰還されている。つまり、コンパレータ20の正入力端子には、分圧抵抗R2、R3及び帰還抵抗R4の各抵抗値に応じたレベルの電圧信号が与えられる。以下、コンパレータ20の正入力端子に連なる点Cの電圧レベルをVcとする。
次いで、コンパレータ20の出力は、NOT回路22に与えられる。一方、上記並列回路27の低電位側は、直列接続された3つのnチャネル型のFET23,24,25及び抵抗R5を介して電源80の低電位端子P5側に接続されている。このうち高電位側のFET23のゲートにNOT回路22の出力Dの電圧信号が与えられるようになっている。なお、上記FET23が本発明の「第1スイッチ素子」の一例であり、並列回路27からFET23〜25及び抵抗R5を介して低電位端子P5に連なるライン83が本発明の「充電電流の経路」の一例である。また、コンパレータ20、抵抗R2〜R4及びNOT回路22が、本発明の「充放電制御回路」の一例である。
また、FET24は、ゲートとドレインとが短絡接続されたnチャネル型のFET26とともにカレントミラー回路28を構成しており、このFET26のドレインが第2抵抗R6(本発明の「第2抵抗素子」に相当)を介して電源80の高電位端子P4に接続されている。
(2)切換回路及び漏れ電流カット回路
切換回路12は、1対のpnp形のトランジスタ30,31を有し、このうちトランジスタ30は、エミッタが電源80の高電位端子P6側に接続され、コレクタが1対の分圧抵抗R7,R8を介して電源80の低電位端子P5側に接続されている。トランジスタ31は、エミッタが電源80の高電位端子P6側に接続され、コレクタが分圧抵抗R7,R8の接続点Eに接続されている。そして、この接続点Eの電圧Veレベルに応じた信号が基準信号S3としてデューティ比制御回路14に与えられる。また、この接続点Eの電圧Veレベルに応じた信号は上記FET25のゲートにも与えられる。
トランジスタ31は、車両内の図示しない操作部から、例えばデューティ比100%でヘッドライトを点灯させる「夜間点灯」を指示する信号を受けてオン動作する。また、トランジスタ30は、例えばデューティ比25%(本発明の「所望のディーディ比」の一例)でヘッドライトを点灯させる「日中点灯(デイライト)」を指示する信号を受けてオン動作する。そして、FET25は、トランジスタ30,31のいずれか一方がオン状態にあるときにオン動作し、両トランジスタ30,31がともにオフ状態にあるときオフ状態となる。要するに、FET25は、夜間点灯及び日中点灯以外のヘッドライト非点灯時等の場合はオフ状態になって漏れ電流を抑制する役目を果たしている。
(3)デューティ比制御回路
デューティ比制御回路14は、コンパレータ50(本発明の「比較回路」の一例)を有して構成されている。コンパレータ50は、その正入力端子に連なり発振信号S2を受けてオンオフ状態となる電流制御素子としてのpチャネル型の第1FET51と、その負入力端子に連なり基準信号S3を受けてオンオフ状態となる電流制御素子としてのpチャネル型の第2FET52とを備えている。
このうち、第1FET51は、ソースが定電流源60に接続され、ドレインがnチャネル型のFET53を介して上記FET24とFET25との接続点に接続されている。一方、第2FET52は、ソースがやはり定電流源60に接続され、ドレインがnチャネル型のFET54を介して上記FET24とFET25との接続点に接続されている。そして、FET53はそのゲートとドレインとが短絡接続され、FET54とともにカレントミラー回路を構成している。
そして、上記発振信号S2レベルと基準信号S3レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号S4がNOT回路57に与えられ、このNOT回路57からレベル反転した出力信号S4’がPWM信号S1として出力される。なお、以下、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルをVfとし、NOT回路57の出力点Hの電圧レベルをVhとする。
さて、本実施形態では、第1FET51に対して短絡用スイッチ素子としてのpチャネル型の第1短絡用FET55が並列接続されており、この第1短絡用FET55は、ゲートにローレベルの制御信号S5を受けることでオン動作して第1FET51のソース−ドレイン間を短絡させる役目を果たす。また、第2FET52に対して短絡用スイッチ素子としてのpチャネル型の第2短絡用FET56が並列接続されており、この第2短絡用FET56は、ゲートにやはりローレベルの制御信号S6を受けることでオン動作して第2FET52のソース−ドレイン間を短絡させる役目を果たす。
また、PWM信号生成回路10は、1対のNAND回路58,59を備えている。このうち、NAND回路58は、その入力にNOT回路22の出力Dの電圧レベルVdとNOT回路57の出力点Hの電圧レベルVhとが与えられ、その出力が第1短絡用FET55のゲートに与えられるようになっている。一方、NAND回路59は、その入力にコンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbとNOT回路57の入力点Fの電圧レベルVfとが与えられ、その出力が第2短絡用FET56のゲートに与えられるようになっている。
ここで、PWM信号生成回路10の回路構成は以上であるが、本実施形態では、パワーMOSFET2、FET3、保護用論理回路4、チャージポンプ回路5、ターンオフ回路6、過電流検知回路7、過温度検知回路8及びダイナミッククランプ9が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容されて半導体装置70を構成している。更に、周波数制御回路11の発振周波数を決めるコンデンサ21及び第1抵抗R1(並列回路27)、及び、切換回路12以外の部分が、半導体装置70の内部にワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容されている。より具体的には、RC並列回路27は、その一端側が外部端子P2(本発明の「第1外部端子」の一例)を介して抵抗R2,R6の高電位側に接続され、他端側が外部端子P3(本発明の「第1外部端子」の一例)を介してコンパレータ20の負入力端子に接続されている。切換回路12は、分圧抵抗R7,R8の接続点Eが外部端子P1(本発明の「第2外部端子」の一例)を介してデューティ比制御回路14のFET25のゲートに接続されている。
3.本実施形態の動作
(1)周波数制御回路
電力供給制御装置1に電源80が投入され、切換回路12に対して夜間点灯指示信号又は日中点灯指示信号が入力されると、FET25がオン状態となる。そして、当初は、コンパレータ20の負入力端子に連なる点Aは電源80の高電位端子の電圧Vcc側にあり、当該コンパレータ20はオフ状態、つまり、コンパレータ20の出力点Bの電圧Vbはローレベルになっている。従って、NOT回路22からのハイレベルの電圧信号VdによってFET23がオン状態となり、電源80から並列回路27、FET23,24,25及び抵抗R5を介して充電電流i1(本発明の「ミラー電流」の一例)が流れるとともに、コンデンサ21への充電が開始される。
ここで、前述したように、FET24,26はカレントミラー回路28を構成しているから、FET23,24に流れる充電電流i1の電流量は、第2抵抗R6及びFET26に流れる電流i2(本発明の「第2抵抗素子に流れる電流」の電流量、即ち、電源80の高電位Vccに依存することとなる。従って、電源80の高電位Vccが例えば電源電圧の変動等によって低くなった場合、これに追従するようにコンデンサ21への充電電流i1の電流量が減少する。逆に、電源80の高電位Vccが高くなった場合、これに追従するようにコンデンサ21への充電電流i1の電流量が増大する。このため、結果として、電源80の高電位Vccの変動に影響されることなく、コンデンサ21への充電時間、即ち、点Aにおける発振信号S2の周波数を安定化させることができる。なお、このことについての具体的な説明は後述する。
また、このとき、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbは電源80の低電位GNDにほぼ等しくなっている。本実施形態では、例えば、分圧抵抗R2,R3は等しい抵抗値であり、帰還抵抗R4は各分圧抵抗R2(R3)の半分の抵抗値に設定されている。従って、図3(最上段のタイムチャート)に示すように、点Cの電圧レベルVcは1/4Vccであり、これがコンパレータ20の正入力端子に与えられる。なお、このときのコンデンサ21の充電電圧は、3/4Vcc(=(高電位Vcc)−(上記1/4Vcc))であり、これが本発明の「第1電圧」の一例である。
そして、コンデンサ21への充電が進むに連れて点Aの電圧レベルVaが徐々に低下し上記1/4Vccを下回ると、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbがハイレベルにレベル反転する(同図(上から2段目のタイムチャート)参照)。また、これに伴ってFET23がオフ状態となり、コンデンサ21への充電が停止し放電が開始される。このとき、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbは電源80の高電位Vccにほぼ等しくなっている。従って、図3(最上段のタイムチャート)に示すように、点Cの電圧レベルVcは3/4Vccとなり、これがコンパレータ20の正入力端子に与えられるようになる。なお、このときのコンデンサ21の充電電圧は、1/4Vcc(=(高電位Vcc)−(上記3/4Vcc))であり、これが本発明の「第2電圧」の一例である。
その後、コンデンサ21の放電が進むに連れて点Aの電圧レベルVaが徐々に上昇し上記3/4Vccを上回ると、再びコンパレータ20がオフ状態となり(同図(上から2段目のタイムチャート)参照)、出力点Bの電圧レベルVbがローレベルにレベル反転する。このように、点Aの電圧レベルVaは、1/4Vccと3/4Vccとの間でレベル反転する三角波状に変化し、これが発振信号S2としてデューティ比制御回路14のコンパレータ50の正入力端子(第1FET51のゲート)に与えられるのである。
(2)デューティ比制御回路
デューティ比制御回路14のコンパレータ50は、その正入力端子に上記周波数制御回路11からの発振信号S2が入力され、その負入力端子に切換回路12からの接続点Eにおける電圧レベルVeが与えられる。ここで、本実施形態では、切換回路12に日中点灯指示信号が与えられているとき、接続点Eの電圧レベルVeは図3(最上段のタイムチャート)に示すようなレベル(1/4Vccと3/4Vccとの間において1/4Vcc寄りのレベル)になるよう抵抗R7,R8の抵抗値が設定されている(このときの電圧レベルVeが、本発明でいう「第1レベル」の一例)。より具体的には、PWM信号S1のデューティ比が例えば25%になるように調整されている。
そして、コンパレータ50は、発振信号S2レベルが接続点Eの電圧レベルVeを上回っているとき、第1FET51がオフ状態にあり、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfはハイレベルになる。一方、発振信号S2レベルが接続点Eの電圧レベルVeを下回ると、第1FET51はオン動作し、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfはローレベルにレベル反転する。これにより、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfは、図3(上から4段目のタイムチャート)に示すように矩形波状のパルス波形となる。
ところで、切換回路12から与えられる基準信号S3レベル(接続Eの電圧レベルVe)は、例えば車両の加減速時のノイズ等によって変動が生じることがある。そうすると、発振信号S2レベルと基準信号S3レベルとのレベル反転時においてチャタリングが発生し(図3(上から4,5段目のタイムチャート)参照)、PWM信号S1のデューティ比が変動し、日中点灯に対して安定したPWM制御が行えなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、前述したように、コンパレータ50に第1及び第2の短絡用FET55,56を設けたのである。このうち、第1短絡用FET55は、NAND回路58から、NOT回路22の出力Dの電圧レベルVdとNOT回路57の出力点Hの電圧レベルVhとが共にハイレベルのときにローレベル信号を受けてオン動作し、それ以外のときにハイレベル信号を受けてオフ状態となる。つまり、第1短絡用FET55は、図3(上から6段目のタイムチャート)に示すように、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを下回った時点から、その後に発振信号S2の増減傾向が反転(減少傾向から増加傾向への反転)した時点までの期間はオン動作(短絡動作)し、それ以外の期間はオフ状態(非短絡状態)となる。
これにより、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを下回った時点で、第1短絡用FET55によって正入力端子側の第1FET51のドレイン−ソース間が短絡される。そして、この第1FET51と連なるFET53とカレントミラー回路を構成するFET54に対してより大きな電流が流れる。このため、このときにたとえ基準信号S3レベルに変動が生じていてもコンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfをローレベルに強制的に維持しレベル反転を禁止することができる。このようなコンデンサ21の充電時には、点Aの電圧レベルVaが下降し、第1FET51に流れる電流が増加傾向にあり、この第1FET51に流れる電流(発振信号S2レベルに応じた電流)がFET53,54に流れる。そして、第1短絡用FET55がオンされると、第1短絡用FET55のオフ時に第1FET51に流れていた上記電流よりも大きな電流がFET53,54に流れるようになる。これは、コンパレータ50において基準信号S3レベルと比較すべきレベルを、発振信号S2レベルにかかわらず、出力点Fの電圧レベルVfがレベル反転しないレベルに変更することを意味する。
一方、第2短絡用FET56は、NAND回路59から、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbとNOT回路57の入力点Fの電圧レベルVfとが共にハイレベルのときにローレベル信号を受けてオン動作し、それ以外のときにハイレベル信号を受けてオフ状態となる。つまり、図3(上から7段目のタイムチャート)に示すように、第2短絡用FET56は、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを上回った時点から、その後に発振信号S2の増減傾向が反転(増加傾向から減少傾向への反転)した時点までの期間はオン動作(短絡動作)し、それ以外の期間はオフ状態(非短絡状態)となる。
これにより、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを上回った時点で、第2短絡用FET56によって負入力端子側の第2FET52のドレイン−ソース間が短絡される。このため、このときにたとえ基準信号S3レベルに変動が生じていてもコンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfをハイレベルに強制的に維持しレベル反転を禁止することができる。このようなコンデンサ21の放電時には、点Aの電圧レベルVaが上昇し、第1FET51に流れる電流が減少傾向にある一方で、第2FET52には基準信号S3レベルに応じた電流が流れている。そして、第2短絡用FET56がオンされると、第2短絡用FET56のオフ時に第2FET52に流れていた上記電流よりも大きな電流が第2短絡用FET56を介して流れるようになる。これは、コンパレータ50において発振信号S2レベルと比較すべきレベルを、基準信号S3レベルにかかわらず、出力点Fの電圧レベルVfがレベル反転しないレベルに変更することを意味する。
(3)切換回路及び漏れ電流カット回路
上記では、日中点灯時の動作について説明したが、夜間点灯に切り換える場合は、切換回路12に対して夜間点灯指示信号が与えられることで、トランジスタ30がオフ状態となり、トランジスタ31がオン状態となる。これにより、図3(最上段のタイムチャート)右側に示すように、基準信号S3レベル(接続Eの電圧レベルVe)が電源80の高電位Vccとほぼ同じレベルになる(このときの電圧レベルVeが、本発明でいう「第2レベル」の一例)。従って、基準信号S3レベルが発振信号S2レベルを常に上回ることになり、もってデューティ比100%の夜間点灯が実行されるのである。
また、ヘッドライトを点灯させない場合は、切換回路12のトランジスタ30,31が共にオフ状態となる。このとき、FET25もオフ状態となるから、非点灯時における電源80からの漏れ電流をカットすることができる。
このように本実施形態では、切換回路12のスイッチ制御によって、ヘッドライドの夜間点灯と日中点灯の切り換え、及び、ヘッドライト非点灯時の漏れ電流カットを実行することができるのである。
4.本実施形態の効果
(1)電源電圧の変動に対する効果
図4は、コンパレータ20がオフ状態となりコンデンサ21が充電されているときの等価回路を示しており、図5は、コンパレータ20がオン動作してコンデンサ21が放電しているときの等価回路を示している。
図4より、コンデンサ21の充電時の点Aの電圧レベルVaと時間tとの関係は次の数式1で表すことができる。
(数1)
Figure 0005006791
R:第1抵抗R1の抵抗値
C:コンデンサ21の容量
k:時間t=0、Va=3/4Vccのときに上記数式1より定まる係数
そして、この数式1に電圧レベルVa=1/4Vccを代入することにより、コンデンサ21への充電時間t1(図3(最上段のタイムチャート)に図示)を求めることができる。
また、充電電流i1が、第2抵抗R6に流れる電流i2のミラー電流であることから、次の数式2が成り立つ。
(数2)
Figure 0005006791
i1:充電電流の電流値
Vt:FET26のゲート−ソース間電圧
R‘:第2抵抗R6の抵抗値
従って、充電時間t1は、電源電圧Vccの変動に依存しない。
また、図5より、コンデンサ21の放電時の点Aの電圧レベルVaと時間tとの関係は次の数式3で表すことができる。
(数3)
Figure 0005006791
R:第1抵抗R1の抵抗値
C:コンデンサ21の容量
そして、この数式2に電圧レベルVa=3/4Vccを代入することにより、コンデンサ21への放電時間t2(図3(最上段のタイムチャート)に図示)を求めることができる。
具体的には、放電時間t2は次の数式4で表すことができる。
(数4)
Figure 0005006791
従って、放電時間t2も、充電時間t1と同様に、電源電圧Vccの変動に依存しない。即ち、本実施形態によれば、電源電圧Vccの変動にかかわらず充電時間と放電時間との比が一定の発振信号S2を生成することができる。しかも、基準信号S3も電源電圧Vccに応じて変化する構成であるため、この結果、電源電圧Vccの変動にかかわらず一定デューティ比のPWM信号S1を生成することができる。
(2)半導体装置の製造上のばらつきによる影響に対する効果
半導体装置70を製造する上で、その製造上のばらつきは避けられず、これにより半導体装置70内の回路素子の素子特性がばらつく。ここで、上記数式からも分かるように、充電時間t1は、第2抵抗R6などの素子特性に大きく依存し、放電時間t2は、並列回路27(第1抵抗R1、コンデンサ21)に大きく依存する。
そこで、本実施形態では、周波数制御回路11のうち、並列回路27部分のみを外付けとしたのである。そうすると、充電時間t1は、半導体装置70のパッケージ内に設けられ当該半導体装置70の製造上のばらつきによる影響を受ける回路素子の素子特性に依存する。一方、放電時間t2は、半導体装置70内の回路素子にはほとんど依存せず、半導体装置70の外付けとして設けられ当該半導体装置70の製造後に適切な素子特性のものを適用することが可能な並列回路27(第1抵抗R1、コンデンサ21)に依存する。そして、図3(最上段のタイムチャート)に示すように、外付けの並列回路27の素子特性に依存する放電時間t2が、半導体装置70の内部回路の素子特性に依存する充電時間t1よりも長くなるように各回路の回路定数が設定されている。このような構成であれば、PWM信号S1のデューティ比に対して、半導体装置70の製造上のばらつきによる影響を極力抑制でき、しかも、当該半導体装置70の製造後に、所望のデューティ比に応じた適切な素子特性の並列回路27を選択することにより、精度の高いPWM信号S1を生成することができる。
(3)また、このような構成であるため、次のように発振周波数f等を精度よく調整することができる。PWM信号S1の発振周波数fは次の数式5で示すことができる。
(数5)
Figure 0005006791
この数式5は、第1抵抗R1の抵抗値及びコンデンサ21の容量に依存し、第1抵抗R1及びコンデンサ21は半導体装置70の外部に設ける構成である。従って、製造ばらつきに影響されることなく精度の高い周波数設定を行うことができ、また、第1抵抗R1及びコンデンサ21の特性を調整することによりPWM信号S1の発振周波数fを自由に設定することができる。
(4)また、コンデンサ21の充電時に電圧レベルVaが基準信号S3レベル(接続Eの電圧レベルVe1)を下回ってからコンデンサ21の充電が停止するまでの時間td1(図3(最上段のタイムチャート)に図示)は、上記充電時間t1から、上記数式1に電圧レベルVa=Ve1を代入して得た時間を減算して求めることができる。
一方、コンデンサ21の放電開始時から電圧レベルVaが基準信号S3レベル(接続Eの電圧レベルVe1)を上回るまでの時間td2(図3(最上段のタイムチャート)に図示)は、上記数式2に電圧レベルVa=Ve1を代入して求めることができる。
そして、PWM信号S1のデューティ比Dutyは次の数式6で示すことができる。
(数6)
Figure 0005006791
本実施形態では、基準信号S3レベルを設定する切換回路12を、半導体装置70の外部に設ける構成である。従って、切換回路12を構成する分圧抵抗R7,R8等を、所望のデューティ比に応じた適切な特性のものとすることで、製造ばらつきに影響されることなく精度の高いデューティ比設定を行うことができ、また、分圧抵抗R7,R8等の特性を調整することによりPWM信号S1のデューティ比を自由に設定することができる。
(5)本実施形態によれば、レベル反転禁止回路としての第1及び第2の短絡用FET55,56によって、出力信号S4(出力信号S4’)がレベル反転した時点からその反転状態が維持され、その後に発振信号S2の増減傾向が反転した時点でそのレベル反転禁止が自動で解除される。これにより、例えば車両の加速時のノイズ等によって基準信号S3レベルに変動が生じる場合でもチャタリングを防止できる。また、本実施形態では、ヒステリシスコンパレータを利用した従来構成とは異なり、基準信号S3レベルは、主として切換回路12に設けられた分圧抵抗R7,R8によって定まり、コンパレータ50内の抵抗成分の影響を実質的に受けない構成となっている。しかも、分圧抵抗R7,R8は外付けとされており、PWM信号生成回路10の製造後でも適切な抵抗値のものにすることが可能となっている。従って、回路定数の製造要因によるばらつきがある場合でも安定したデューティ比のPWM信号S1を生成することができる(図3(最下段のタイムチャート)参照)。
(6)また、NAND回路58は、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを下回った後、当該発振信号S2の増減傾向が反転した時点を検知し、この検知タイミングで第1短絡用FET55の短絡動作を解除する、即ち、レベル反転禁止を解除する。一方、NAND回路59は、発振信号S2レベルが基準信号S3レベルを上回った後、当該発振信号S2の増減傾向が反転した時点を検知し、この検知タイミングで第2短絡用FET56の短絡動作を解除する、即ち、レベル反転禁止を解除する。従って、タイマーなどを用いることなく、レベル反転禁止の解除を行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、電源及び負荷に連なる前述のスイッチ素子や半導体スイッチ素子を、半導体装置70の内部に設けた構成であっても、或いは外部に設けた構成であってもよい。
(2)上記FET23〜26,51〜56は、バイポーラトランジスタであってもよい。
(3)また、トランジスタ30,31は、例えばFETなどのユニポーラトランジスタであってもよい。
(4)レベル反転禁止回路として、上記実施形態の構成以外に、例えば、コンパレータ50に与えられる基準信号S3レベル或いは発振信号S2レベルを強制的にプルアップ或いはプルダウンさせる構成であってもよい。
(5)上記実施形態では、比較回路としてコンパレータ50を利用した構成としたが、これに限らず、オペアンプを利用した構成であってもよい。この場合、オペアンプ内のプッシュプル回路を構成する1対のスイッチ素子に対して短絡用スイッチ素子をそれぞれ並列接続すればよい。
(6)上記実施形態では、プルダウン(コンデンサ21の低電位端の電位に基づく発振信号を出力)タイプの発振回路を採用したが、プルアップ(コンデンサ21の高電位端の電位に基づく発振信号を出力)タイプを採用したものであってもよい。但し、上記実施形態のように、プルダウンタイプで、その発振レベルの低電位側に基準信号を設定する構成であれば、この部分では発振信号の波形は急峻であるため、チャタリングが発生し得る時間を短くすることができるという利点がある。

Claims (7)

  1. 電源と負荷との間に設けられて前記電源から前記負荷への電力供給を制御する電力供給制御装置であって、
    前記電源から前記負荷への通電路に配される半導体スイッチ素子と、
    発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され前記発振信号レベルと前記基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を、パルス幅変調制御のためのPWM信号として前記半導体スイッチ素子に与えてオンオフ動作させるPWM信号生成回路と、
    前記基準信号を出力する基準信号設定回路と、を備え、
    前記発振回路は、互いに並列接続された第1抵抗素子及びコンデンサを有してなる並列回路と、
    前記コンデンサを充電するための充電電流の経路中に設けられた第1スイッチ素子と、
    前記コンデンサの充電電圧が、電源電圧に応じて変化する第1電圧に達したときに前記第1スイッチ素子をオンからオフにさせ、前記充電電圧が、前記電源電圧に応じて変化する第2電圧まで低下したときに前記第1スイッチ素子をオフからオンにさせる充放電制御回路と、
    前記充電電流を前記電源電圧に応じて変更させる電流変更回路とを備え、
    前記基準信号レベルは前記電源電圧に応じて変化する構成であり、
    前記基準信号設定回路は、第2スイッチ素子を有し、当該第2スイッチ素子のオンオフ動作に応じて、前記基準信号レベルを、前記発振信号の振幅範囲内の第1レベルと、前記発振信号の振幅範囲外の第2レベルとの間で切り替える切替回路を有してなる、電力供給制御装置。
  2. 前記電流変更回路は、前記電源に連なる第2抵抗素子と、当該第2抵抗素子に流れる電流を受けるカレントミラー回路とを備え、
    前記コンデンサは、前記カレントミラー回路によるミラー電流によって充電される請求項1に記載の電力供給制御装置。
  3. 前記PWM信号生成回路のうち前記並列回路を除く回路部分が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容された半導体装置とされ、前記並列回路が、前記半導体装置の外部に配置されて当該半導体装置の第1外部端子を介して前記並列回路を除く回路部分に接続され、
    前記第1スイッチ素子のオンによる前記コンデンサの充電時間よりも、前記第1スイッチ素子のオフによる前記コンデンサの放電時間の方が長くなるように構成されている請求項1または請求項2に記載の電力供給制御装置。
  4. 電源と負荷との間に設けられて前記電源から前記負荷への電力供給を制御する電力供給制御装置であって、
    前記電源から前記負荷への通電路に配される半導体スイッチ素子と、
    発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され前記発振信号レベルと前記基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を、パルス幅変調制御のためのPWM信号として前記半導体スイッチ素子に与えてオンオフ動作させるPWM信号生成回路と、を備え、
    前記発振回路は、互いに並列接続された第1抵抗素子及びコンデンサを有してなる並列回路と、前記コンデンサを充電するための充電電流の経路中に設けられた第1スイッチ素子と、前記コンデンサの充電電圧が第1電圧に達したときに前記第1スイッチ素子をオンからオフにさせ、前記充電電圧が第2電圧まで低下したときに前記第1スイッチ素子をオフからオンにさせる充放電制御回路とを備えて前記充電電圧に応じた発振信号を出力する構成とされ、
    前記PWM信号生成回路のうち前記並列回路を除く回路部分が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容された半導体装置とされ、前記並列回路が、前記半導体装置の外部に配置されて当該半導体装置の第1外部端子を介して前記並列回路を除く回路部分に接続され、
    前記第1スイッチ素子のオンによる前記コンデンサの充電時間よりも、前記第1スイッチ素子のオフによる前記コンデンサの放電時間の方が長くなるように構成されている電力供給制御装置。
  5. 前記基準信号を出力する基準信号設定回路を備え、当該基準信号設定回路が、前記半導体装置の外部に配置されて当該半導体装置の第2外部端子を介して前記並列回路を除く回路部分に接続される構成である請求項3または請求項4に記載の電力供給制御装置。
  6. 前記基準信号設定回路は、第2スイッチ素子を有し、当該第2スイッチ素子のオンオフ動作に応じて、前記基準信号レベルを、前記発振信号の振幅範囲内の第1レベルと、前記発振信号の振幅範囲外の第2レベルとの間で切り替える切替回路を有してなる請求項5に記載の電力供給制御装置。
  7. 前記半導体装置は、更に、前記半導体スイッチ素子と、前記半導体スイッチ素子に流れる電流の異常検出により当該半導体スイッチ素子に遮断動作をさせる保護回路とを、ワンチップ化、或いは、複数のチップで構成してワンパッケージ内に収容している請求項3から請求項6のいずれかに記載の電力供給制御装置。
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