JP5004830B2 - レンズ駆動装置およびレンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

レンズ駆動装置およびレンズ鏡筒および光学機器 Download PDF

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Description

本発明は、レンズを保持するレンズ保持部材を光軸方向に移動させるレンズ駆動装置に関する。
また、本発明のレンズ駆動装置は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、等の光学機器としての撮像装置に適用される。
特許文献1に記載のレンズ駆動装置は、1つの付勢部であるコイルバネ(以下、ラックバネ)が、ラックのリードスクリュウ(送りねじ)に対する噛合いとレンズ保持部に対する取付の双方のガタ取り機能を備えたものである。
特許文献2に記載のレンズ駆動装置は、レンズ鏡筒の基本構成が特許文献1と同じである。
しかし、ラックの送りねじに噛合する歯形状部(以下、ラック本歯)と対向して挟持する押え部が、送りねじに噛合う三角形断面を持つ凸形状部(以下、押え歯)を有している。
特許文献3に記載のレンズ駆動装置は、更に、レンズ保持部に対して特定方向に付勢力が付加されるように、ラックの押え部が対向するラック本歯に対して平行ではなくて、所定の角度を有している。
特許文献1〜3のいずれの従来のレンズ駆動装置においても、ラックの押え部は、弾性を持つように形成されており、送りねじをラックに組込む前の状態においてラックバネからの荷重の作用で、押え部が内側に倒れ込むこととなる。
特開平5−27149号公報 特開平8−248284号公報 特開平6−174992号公報
しかしながら、従来のレンズ駆動装置において、ラック本歯と押え歯の位置関係は、組込み完成状態にて送りねじと最適に噛合う位置にならない。
よって、押え歯が内側に倒れこんだ状態では、送りねじが噛合い始める時にラック本歯と押え歯の位置関係はズレが生じている。
つまり、ラックの開口部側より送りねじを組み込む際、ラック本歯と押え歯が送りねじに噛合い始めるときに、倒れ込みによる押え歯の位置ズレが生じる。
よって、送りねじの噛合うべき谷の隣の谷へ押え歯が入りこんでしまう可能性がある。
押え歯を有する押え部の根元は薄肉とし、剛性を極力低くして弾性を有するようにしているため、押え歯が隣のねじの谷へ導かれると、押え部がねじれた状態で、隣りの谷へ入ったままの誤組となってしまう問題があった。
図10(a)〜(e)は、レンズ駆動装置の任意の断面にて、ラック18に対して送りねじ8aを組込む過程を図示したものである。
押え部18gの図示のために、その手前にあるラック18の形状は一部不図示としている。
図9は、従来のラックであり、図9(a)は開口部側から見た図、図9(b)は斜視図である。
18bが押え歯、18aがラック本歯である。
図10(a)は、送りねじ8aの組み込み前の状態を示し、押え部18gにある押え歯18bは、ラックバネ17aの荷重により内側に倒れこんでいる。
図10(e)が組込み完成状態である。
組込み完成状態である図10(e)におけるラック本歯と押え歯の噛合い部の角度をC、組込み過程においてラック本歯と押え歯が噛合い始める状態の図10(c)におけるラック本歯と押え歯の噛合い部の角度をBとする。
(B−C)÷360×ねじリードLが、図10(c)における押え歯の噛合うべき送りねじ8aの谷に対する位置ずれ量となり、このズレ量がねじピッチの1/2以上となると隣の谷へ誘導されやすくなる。
例えば、B=255度、C=150度、L=0.6mm(2条ねじ、ピッチ0.3mm)の場合、ズレ量は0.175mmであり、ねじピッチ0.3mmの半分の0.15mmよりもズレ量が大きいため、送りねじ8aの噛合うべき谷の隣の谷に入りやすくなる。
特に、送りねじ8aのリードが大きい場合は、押え部18gが倒れこんだ状態における前述のズレが大きくなり、誤組に対して不利に働く。
同様に、特許文献2のレンズ駆動装置のようにレンズ保持部に付勢力を付加するための押え部の角度(図5の角度θ)が大きい場合は、押え部18gが倒れこんだ状態における前述のズレが大きくなり、誤組が起こる。
送りねじ8aを備える駆動手段すなわちモーターユニットを組込むと内部の噛合い状態を観察することは出来なくなるため、組込み後の誤組確認が出来ずに後工程へ流出してしまうことがあった。
そして、押え歯が誤組されている状態では、送りねじに対するラックの付勢力が低下し、噛合いガタによる機能不良が発生することがあった。
本発明の目的は、ラックの押え歯の誤組を防止できるようにラックの形状を設定することで、組込み性を向上し、誤組及びそれによる不良発生を防止するレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明におけるレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ保持部と、前記レンズ保持部を光軸方向に駆動するための駆動力を伝達する送りねじを設けた駆動手段と、前記レンズ保持部に保持されかつ前記送りねじに噛合するラックと、を有するレンズ駆動装置であって、
前記ラックは、前記送りねじに噛合する複数の歯を有するラック部と、前記ラック部に対して対向して配置され、かつ、前記送りねじを弾性的に挟持する押え歯を有する押え部とを備え、
前記押え部に前記押え歯を前記送りねじの所定の噛合い位置に案内するための案内部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ラックに送りねじを組み込む際の誤組およびそれによる不良発生を防止するレンズ駆動装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施例1について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1であるレンズ鏡筒の基本構成を図1及び図2を用いて説明する。
図1には、レンズ鏡筒の縦断面を、図2にはレンズ鏡筒を分解して示している。
15は、レンズ鏡筒の光軸である。
L1は、最も物体側の第1レンズユニット、L2は、光軸方向に移動して変倍を行う第2レンズユニットである。
L3は、固定の第3レンズユニット、L4は、光軸方向に移動することで変倍に伴う焦点面変動の補正と焦点合わせとを行う第4レンズユニットである。
1は、第1レンズユニットL1を保持する第1レンズ鏡筒であり、前端部に第1レンズユニットL1を保持する部分を有し、その後方には箱形状に形成された部分を有する。
箱形状に形成された部分は、光軸に直交する方向(図2における上方)に面する開口と後方に面する開口とが形成されている。
第1レンズ鏡筒1の底面には、遮光線1aが形成されており、底面での光の反射を抑えてゴーストの発生を防止している。
5は、後部鏡筒であり、光軸直交方向(図2における下方)に面する開口と前方に面する開口とを有する半円筒形状の上蓋部を有する。
上蓋部の天井面には、図1に示すように、遮光線5oが形成されており、天井面での光の反射を抑えてゴーストの発生を防止している。
後部鏡筒5(上蓋部)の後端には、後端壁部5lが形成されている。
後端壁部5lには、ローパスフィルターを保持するフィルタ保持部5mと、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を保持する撮像素子保持部5nとが形成されている。
5kは、ローパスフィルター及び撮像素子への不要光の入射を遮る遮光部である。
6a、6bは、光軸と平行に延びて、その両端を第1レンズ鏡筒1と後部鏡筒5により保持されるガイド部としてのガイドバーである。
なお、本実施例にいう「光軸と平行」とは、完全に平行である場合だけでなく、許容誤差等の範囲で平行からずれているが平行とみなせる場合を含む。
「光軸に直交する」も同様である。
ガイド部としてのガイドバー6aには、第2レンズユニットL2を保持する第2レンズ保持枠2に形成されたスリーブ部と第4レンズユニットL4を保持する第4レンズ保持枠4に形成されたU溝部とがそれぞれ移動可能に係合している。
一方、ガイドバー6bには、可動レンズ保持部としての第2レンズ保持枠2に形成されたU溝部と第4レンズ保持枠4に形成されたスリーブ部とがそれぞれ移動可能に係合している。
可動レンズ保持部としての第2レンズ保持枠2は、ガイドバー6aによって光軸方向にガイドされるとともに、ガイドバー6bとU溝部2cとの係合によりガイドバー6a回りでの回転が阻止される。
可動レンズ保持部としての第2レンズ保持枠2には、ラック18が光軸直交面内で回動自在に取り付けられており、このラックは、ズームモータ8の駆動力を伝達する出力軸としてのスクリュウ軸(送りねじ)8aに噛合う。
ズームモータ8は、駆動力を伝達する出力軸に送りねじを設けている。
これにより、ズームモータ8が作動してスクリュウ軸8aが回転すると、第2レンズ保持枠2は光軸方向に駆動される。
ラック18は、ラックバネ(付勢部)17によって、第2レンズ保持枠2の光軸方向端面に向けて弾性的に付勢されているとともに、送りねじとしてのスクリュウ軸8aに噛合う方向に弾性的に付勢されている。
これにより、第2レンズ保持枠2、ラック18及びスクリュウ軸8a間でのガタが小さくなる。
第2レンズ保持枠2(第2レンズユニットL2)の光軸方向に対する傾き(倒れ)は、スリーブ部を十分な長さでガイドバー6aに係合させることで防止される。
第4レンズ保持枠4は、ガイド部としてのガイドバー6bによって光軸方向にガイドされるとともに、ガイドバー6aとU溝部との係合によりガイドバー6b回りでの回転が阻止される。
第4レンズ保持枠4には、ラック12が光軸直交面内で回動可能に取り付けられている。
このラック12は、フォーカスモータ7のスクリュウ軸(送りねじ)7aに噛合う。
これにより、フォーカスモータ7が作動してスクリュウ軸7aが回転すると、第4レンズ保持枠4は光軸方向に駆動される。
ラック12は、ラックバネ(付勢部)16によって、第4レンズ保持枠4の光軸方向端面に向けて弾性的に付勢されているとともに、スクリュウ軸7aに噛合う方向に弾性的に付勢されている。
これにより、第4レンズ保持枠4、ラック12及びスクリュウ軸7a間でのガタが小さくなる。
第4レンズ保持枠4(第4レンズユニットL4)の光軸方向に対する傾き(倒れ)は、スリーブ部を十分な長さでガイドバー6bに係合させることで防止される。
3は、第3レンズユニットL3を保持する第3レンズ保持枠である。
第3レンズ保持枠3は、ガイド部としてのガイドバー6aに係合する基準位置決め用穴部と、ガイドバー6bに係合する回転止め用の穴部(長穴部)とを有する。
これらの穴部とガイドバー6a,6bとの係合により、第3レンズ保持枠3、つまりは第3レンズユニットL3の光軸位置合わせを行うことができる。
ここで、第3レンズ保持枠3は、第2レンズ保持枠2と第4レンズ保持枠4との間に配置されているため、第3レンズ保持枠3のガイドバー6aとの係合長を長くすることが難しい。
このため、本実施例では、第3レンズ保持枠3における周方向3個所に第1レンズ鏡筒1に係合する係止部を設けて該第3レンズ保持枠3(第3レンズユニットL3)の光軸方向に対する傾き(倒れ)が阻止されている。
フォーカスモータ7及びズームモータ8はそれぞれ、ステッピングモータ等により構成されている。
これらのモータ7,8はそれぞれ、板金により製作されたモータ保持板7b,8bにより保持されて、不図示のビスにより第1レンズ鏡筒1に固定される。
9は、不図示のビスにより後部鏡筒5に固定される光量調整ユニットである。光量調節ユニット9は、絞り羽根9aを開閉して光が通過する開口の径を変化させることで光量を調整する。
10,11はフォトインタラプタであり、それぞれ補強板13,14に接着されて該補強板13,14を介して不図示のビスにより第1レンズ鏡筒1に固定される。
フォトインタラプタ10,11は、それぞれ、第4及び第2レンズ保持枠4,2が光軸方向に移動して、レンズ保持枠に形成された遮光部がフォトインタラプタの投光部と受光部との間に出入りすることにより、遮光状態と受光状態とに切り換わる。
そして、この切り換わりを検出することにより、第4及び第2レンズ保持枠4,2がそれぞれ基準位置に位置しているか否かを検出することができる。
2aは、その第2レンズ保持枠2に形成された遮光部である。
第4レンズ保持枠4にも、不図示であるが同様な遮光部が形成されている。
前記フォーカスモータ7、ズームモータ8、光量調節ユニット9、フォトインタラプタ10,11には、不図示のFPCが半田付けされており、FPCを通じてカメラ本体との電気信号の通信を行なっている。
次に、本実施例のレンズ鏡筒におけるレンズ駆動装置の詳細な構成に関して、第2レンズ保持枠2に対する駆動装置を例に説明する。
図3は斜視図、図4は分解した斜視図、図5は正面図(モータ、モータ保持板は不図示)、図6はラックと送りねじの噛合い状態を示した図であり、図5における断面D−Dである。
6a、6bは前述の光軸に平行に配置されたガイドバーである。
第2レンズ保持枠2には、スリーブ部2bが形成され、両端にガイドバー6aと係合するスリーブ穴2d、2eを有する。
2cはガイドバー6bと係合するU溝である。
2f、2gは、ラック18と係合する支持穴である。
ラック18は、複数本形成されたラック本歯18aを有するラック部と、それに対向する押え部18gに形成された押え歯18bを有する押え部および対向歯18c、18dとを備えている。
送りねじを弾性的に挟持する押え歯18bは、送りねじの谷の角度より大きい頂角を持つ歯形状である。
18e、18fは第2レンズ保持枠2の支持穴2f、2gと係合する軸であり、ラック18は第2レンズ保持枠2に光軸直交面内で回動可能に取り付けられる。
対向歯18c、18dは、スクリュー軸8aの外径の外側に配置され、図6に示すようにスクリュウ軸8aのねじには噛合っていない。
ラック部を構成するラック本歯18aが、衝撃等で歯飛びを起こしそうになった際に、対向歯18c、18dがねじ山の斜面に当たることでラック18の歯とびを防止する。
押え歯18bは、ラックバネ17に形成された17a部により、スクリュウ軸8aに噛合う方向に弾性的に加圧され、ラックバネの17b部は、ラック18のバネ引っ掛け部18iに引っ掛けられている。
これにより、押え歯18bとラック本歯18aでスクリュウ軸8aを挟み込み、ラック本歯18a、押え歯18bが常時スクリュウ軸8aと噛合う状態になっている。
また、ラックバネ17は、ラック18を第2レンズ保持枠2の光軸方向端面に向けた方向へも弾性的に付勢して駆動の際に問題となるガタ付きを防止している。
ズームモータ8の出力軸であるスクリュウ軸8aは、レンズ鏡筒に組み込まれた状態において、光軸と平行するように、もしくは平行に近い状態に配置されている。
送りねじが形成されており、ズームモータ8が作動してスクリュウ軸8aが回転すると第2レンズ保持枠2は光軸方向に駆動される。
図7は、本発明におけるラック18の実施例1の形状を示す図であり、図7(a)は開口部側から見た図、図7(b)は斜視図である。
従来例を示す図9のラックには存在しない案内部としての歯形状部18hを、組込み状態では送りねじに対向しない面領域に、案内歯18hが押え歯18bから連続的に形成している。
尚、図9の従来例における符号は、本実施例と同じ構成、機能を有するものであるため、本実施例と同じ符号を用いている。
案内歯としての歯形状部18hは、図10に示す組込み過程における図10(b)の状態にて、送りねじを弾性的に挟持する押え歯18bが噛合うべき送りねじの谷に合致するような位置にしている。
図10(b)におけるラック本歯と押え歯の噛合い部のなす角度をA、図10(e)におけるラック本歯と押え歯の噛合い部のなす角度をCとする。
(A−C)÷360×ねじリードLに相当する量だけ押え歯18bの延長線よりずれた位置(図7におけるx)になるように、図10(b)におけるラック押え部と送りねじの当接部に案内部としての歯形状部18hを形成すればよい。
例えば、A=280度、C=150度、L=0.6mm(2条ねじ、ピッチ0.3mm)の場合、約0.2mmとなる。
以上により、図10(b)で案内歯としての歯形状部18hが送りねじに噛合った後、図10(b)→図10(c)→図10(d)の過程をたどり、完成状態の図10(e)の状態では、案内部としての歯形状部18hの噛合いから導かれて押え歯18bが、所定(正規)の噛合い位置に組まれることとなる。
これにより、従来例にて問題となった送りねじの隣の谷へ誤組するということが防止できる。
ここまで、第2レンズ保持枠2に関するレンズ駆動装置に関して説明してきたが、第4レンズ保持枠4に関しても同様なレンズ駆動装置の構成としている。
なお、本実施例においては、押え歯が、レンズ保持枠に対して付勢力を付加するための角度を有するが、角度がなく押え歯がラック本歯と平行に対向するものであっても良い。
ラックバネによる押え歯の内側への倒れ込みがあるものであれば、本発明を適用することで、同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施例では第2レンズ保持枠2、第4レンズ保持枠4の双方に該レンズ駆動装置を適用しているが、例えば第2レンズ保持枠2のみにするなど、レンズ駆動装置を適用するユニットは適宜選択すればよい。
また、本実施例おけるレンズ駆動装置は、図2に示す構造のレンズ鏡筒に限らず、例えば、図13に示すような構造のレンズ鏡筒やその他の構造のレンズ鏡筒においても同様に備えることが出来る。
図14には、本実施例のレンズ鏡筒を用いて構成した光学機器としての撮像装置(ビデオカメラ)の電気的構成を示す。
なお、この図中において、上述した構成要素と同じものには、同じ符号を付して説明に代える。
221は、後部鏡筒5により保持されるCCD等の撮像素子である。
224は、光量調整ユニット9に備えられている絞りアクチュエータであり、絞りばね9aを駆動する。
225はズームエンコーダ、227はフォーカスエンコーダである。
これらのエンコーダ225,227はそれぞれ、第2レンズユニットL2,第4レンズユニットL4の光軸方向の絶対位置を検出する。
本実施例のように、フォーカスモータ7及びズームモータ8としてステッピングモータを用いる場合には、移動する鏡筒に一体的に遮光板を設け、前述したフォトインタラプタ10,11により基準位置を検出する。
そして、その後ステッピングモータに与える駆動パルス数をカウントすることによりレンズユニットの絶対位置を検出することができる。
但し、フォーカスモータ7及びズームモータ8としては、ステッピングモータ以外のアクチュエータ、例えば、DCモータやボイスコイルモータ、振動型モータ、振動型リニアアクチュエータを用いてもよい。
DCモータを用いる場合には、エンコーダとして、ボリューム等の絶対位置エンコーダや磁気式エンコーダを用いることができる。
226は絞りエンコーダであり、絞りアクチュエータ224の内部にホール素子を配置し、ローターとステータの回転位置関係を検出する方式のもの等を用いることができる。
228はカメラ信号処理回路であり、撮像素子221の出力に対して所定の増幅やガンマ補正などを施す。
これらの所定の処理を受けた映像信号のコントラスト信号はAEゲート229、AFゲート230を通過する。
すなわち、撮影範囲のうち露出決定及びピント合わせのために最適な信号取り出し範囲がこれらのゲート229,230で設定される。
これらのゲート229,230による信号取り出し範囲は可変としてもよいし、複数設けてもよい。
231はAF信号処理回路であり、映像信号の高周波成分に関する1つ又は複数のAF評価値信号を生成する。
233はズームスイッチであり、その操作に応じたズーム信号を出力する。
234はズームトラッキングメモリであり、変倍に際して被写体距離と第2レンズユニットL2の位置に応じた第4レンズユニットL4の像面変動補正位置データを記憶している。
なお、ズームトラッキングメモリ234を後述するCPU232内に設けてもよい。
232は、撮像装置全体の制御を司るコントローラとしてのCPUである。
ズームスイッチ233が操作されてズーム信号がCPU232に入力されると、CPU232は、ズームモータ8を制御して第2レンズユニットL2を移動させる。
これと同時に、ズームトラッキングメモリ234のデータに基づいて第4レンズユニットL4の像面変動補正位置を算出し、フォーカスモータ7を制御して第4レンズユニットL4をその像面変動補正位置に移動させる。
また、オートフォーカス(AF)では、CPU232はAF信号処理回路231からのAF評価値信号がピークとなるようにフォーカスモータ7を制御して第4レンズユニットL4を移動させる。
さらに、適正露出を得るために、CPU232は、AEゲート229を通過したY信号の出力の平均値が所定値となるように、絞りアクチュエータ224を制御して光量調整ユニット9の開口径をコントロールする。
なお、図14では、ビデオカメラについて説明したが、本発明のレンズ装置は、デジタルスチルカメラやフィルムカメラ、交換レンズ等、他の光学機器にも適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例1について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に、本発明における実施例2について説明する。
レンズ鏡筒の構成、レンズ駆動装置の構成、及び、本実施例のレンズ鏡筒を用いて構成した光学機器としての撮像装置(ビデオカメラ)の電気的構成は、実施例1の場合と同様である。
ここでは、実施例1と異なるラックの詳細に関して、図8を中心にして説明する。
尚、図8の実施例2における符号は、図7の実施例1と同じ構成、機能を有するものは、図7と同じ符号を用いている。
図8は、本実施例のレンズ鏡筒における第2レンズ保持枠2に対する駆動装置を構成するラックを示したものである。
図8(a)は、開口部側から見た図、図8(b)は斜視図である。
この図において、ラックの押え部18gには押え歯側に近接する位置に案内部としての傾斜面18jを形成している。
図11は、実施例2における組み込み過程を示すもので、送りねじの外径が傾斜面18jに当接し始める時の状態を示したものである。
図12は、図11における断面E−Eを示す図であり、ここに示す通り傾斜面18jは、送りねじの外径に対して、所定角度θ傾いた面となっている。
この傾斜面18jに送りねじが当接することで、図に示す矢印方向の加重が加わり、その方向へ押え部18gが押し出されることとなる。
従来例では、図10(c)の押え歯18bが送りねじに噛合う際に、押え歯が噛合うべきねじの谷の隣に入ってしまう問題があった。
本実施例2では、押え歯18bが送りねじに噛合う前に押え部18gが矢印方向へ動くために、押え歯18bが本来の噛合うべき谷へ案内されることとなり、従来例にて問題となった送りねじの隣の谷への誤組されるのを防止できる。
案内部としての傾斜面18jの断面E−Eにおける傾斜角θは、送りねじのリード(ピッチ)に応じて、押え歯18bが所定(正規)の送りねじの谷位置に案内するのに必要な量だけ押え部をずらすことが可能な角度に、適宜設定すればよい。
ここでは、第2レンズ保持枠2に関するレンズ駆動装置に関して説明してきたが、第4レンズ保持枠4に関しても同様なレンズ駆動装置の構成としている。
なお、本実施例においては、押え歯が、レンズ保持枠に対して付勢力を付加するための角度を有するが、角度がなく押え歯がラック本歯と平行に対向するものであっても良い。
ラックバネによる押え歯の内側への倒れ込みがあるものであれば、本発明を適用することで、同様の効果を得られる。
さらに、本実施例では第2レンズ保持枠2、第4レンズ保持枠4の双方に該レンズ駆動装置を適用しているが、例えば、第2レンズ保持枠2のみにするなど、レンズ駆動装置を適用するユニットは適宜選択すればよい。
また、本実施例おけるレンズ駆動装置は、図2に示す構造のレンズ鏡筒に限らず、例えば図11に示すような構造のレンズ鏡筒やその他の構造のレンズ鏡筒においても同様に備えることが出来る。
以上、本発明の好ましい第2の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
また、図1〜図12に示したレンズ鏡筒の構成は例にすぎず、請求項の示す範囲において種々の変形や変更が可能である。
本発明の実施例であるレンズ鏡筒の断面図。 実施例のレンズ鏡筒の分解斜視図。 実施例のレンズ駆動装置の斜視図。 実施例のレンズ駆動装置の分解斜視図。 実施例のレンズ駆動装置の正面図。 実施例のレンズ駆動装置のラックと送りねじの噛合いを示す図。 実施例1のラックを示す図。 実施例2のラックを示す図。 従来例のラックを示す図。 ラックに送りねじを組込む過程を示す図。 実施例2におけるラックに送りねじを組込む過程を示す図。 実施例2におけるラックを示す断面図。 実施例のレンズ駆動装置を備える図1とは別の構成例であるレンズ鏡筒の分解斜視図。 実施例のレンズ鏡筒を搭載したビデオカメラの電気回路構成を示すブロック図。
符号の説明
L1 第1レンズユニット
L2 第2レンズユニット
L3 第3レンズユニット
L4 第4レンズユニット
1 第1レンズ鏡筒
2 第2レンズ保持枠
3 第3レンズ保持枠
4 第4レンズ保持枠
5 後部鏡筒
6a,6b ガイドバー
7 フォーカスモータ
8 ズームモータ
9 光量調節ユニット
12 ラック
15 光軸
16 ラックバネ
17 ラックバネ
18 ラック

Claims (7)

  1. レンズを保持するレンズ保持部と、前記レンズ保持部を光軸方向に駆動するための駆動力を伝達する送りねじを設けた駆動手段と、前記レンズ保持部に保持されかつ前記送りねじに噛合するラックと、を有するレンズ駆動装置であって、
    前記ラックは、前記送りねじに噛合する複数の歯を有するラック部と、前記ラック部に対して対向して配置され、かつ、前記送りねじを弾性的に挟持する押え歯を有する押え部とを備え、
    前記押え部に前記押え歯を前記送りねじの所定の噛合い位置に案内するための案内部を有することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記案内部は、前記送りねじと噛合い状態において前記送りねじに対向しない面に形成された案内歯である請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記案内歯と前記押え歯が連続的に形成されている請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記案内部は、前記送りねじと噛合い状態において前記送りねじに対向しない面の前記押え歯側に形成された傾斜面である請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ駆動装置と、前記レンズと、を備えたレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒を備えた光学機器。
  7. レンズを保持するレンズ保持部と、前記レンズ保持部を光軸方向に駆動するための駆動力を伝達する送りねじを設けた駆動手段と、前記レンズ保持部に保持されかつ前記送りねじに噛合するラックと、を有するレンズ駆動装置の組立方法であって、
    前記ラックは、前記送りねじに噛合する複数の歯を有するラック部と、前記ラック部に対して対向して配置され、かつ、前記送りねじを弾性的に挟持する押え歯を有する押え部とを備え、
    前記押え部に前記押え歯を前記送りねじの所定の噛合い位置に案内するための案内部を備え、
    前記送りねじを前記押え部に押し付けながら前記ラックに組み込む際に、前記案内部により前記押え歯が前記送りねじの所定の噛合い位置に案内されることを特徴とするレンズ駆動装置の組立方法。
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