JP5004006B2 - 自動二輪車用乗員シート - Google Patents

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    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/28Other additional equipment, e.g. back-rests for children

Description

本発明は、自動二輪車用乗員シートに関し、特に、下方に燃料ボンベ等の燃料供給源が配置されており、乗員の着座用途以外にも多目的に利用可能な自動二輪車用乗員シートに関する。
下方に燃料ボンベ等の燃料供給源が配置された自動二輪車用乗員シートは周知である。例えば、特開2004−66937号公報には、上方に開口する収納ボックスの後方に燃料タンクの給油口が配置され、前記収納ボックスの上部開口部と給油口とが開閉可能な乗員シートで覆われた自動二輪車が開示されている。
特開2004−66937号公報
収納ボックスと給油口とを同時に覆うことができる従来の乗員シートは長尺で重量も比較的大きいので、給油口の小さい開口を露出させるだけで足りる給油の際にも大きい収納ボックスの開口を覆っている乗員シート全体を開閉しなければならない。また、下方に収納ボックスを備えておらず燃料タンクだけが下方に配置されている乗員シートを有するタイプの自動二輪車では、乗員シートが燃料供給の際に開閉されるだけなので乗員シートの開閉構造が十分に生かされていない。
本発明の目的は、下方に配置される構造物に対応させて必要最小限の部分のみを開閉可能に構成し、かつ開閉された部分を多目的に使用できる自動二輪車用乗員シートを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、燃料の供給口が下方に配置された自動二輪車用乗員シートにおいて、該乗員シートの一部をなすパッドを前記供給口の上方を覆う位置に配置し、前記パッドが、前記供給口に対して開閉自在に取り付けられている点に第1の特徴がある。
また、本発明は、燃料の供給口が下方に配置された自動二輪車用乗員シートにおいて、前記供給口の上方位置と、該上方位置から退避して該供給口を外部に開放させる位置との間で変位自在に支持部材で支持されたパッドを備え、前記パッドが前記上方位置にあるときに、該パッドおよび前記支持部材が乗員シート上面から下方に没するように配置されている点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記パッドが前記支持部材によって旋回して変位自在であり、該支持部材が直立した位置では前記パッドが乗員の背もたれとして機能するように位置設定されている点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記支持部材が後部席後部に枢軸支持されており、前記供給口の上方位置では前記支持部材が後部席上面に形成された長手方向凹部に没入し、前記パッドは運転席と後部席との間に形成された横方向凹部に没入しているように構成されている点に第4の特徴がある。
また、本発明は、前記パッドがクッション部を有しており、前記供給口の上方位置では該クッション部が上方を向き、前記支持部材が直立した位置では該クッション部が回動して下方に変位して前方を向くように、前記パッドと前記支持部材が連結されている点に第5の特徴がある。
また、本発明は、燃料の供給口が下方に配置された自動二輪車用乗員シートにおいて、前記供給口の上方位置と、該上方位置から退避して該供給口を外部に開放させる位置との間で変位自在に支持部材で左右両端を支持されたパッドを備え、前記パッドが前記上方位置にあるときに、該パッドが乗員シート上面から下方に没するように配置されている点に第6の特徴がある。
さらに、本発明は、自動二輪車が燃料電池車両であり、前記供給口が燃料電池で使用される水素ガスを水素ガス貯蔵タンクへ充填するための充填口である点に第7の特徴がある。
上記第1の特徴を有する発明によれば、乗員シートの全体を変位させることなく、パッドを開閉するだけで、乗員シート下方に位置する燃料の供給口を開閉することができる。
第2の特徴を有する本発明によれば、支持部材で支持されたパッドを変位させるだけで、乗員シートの下方に位置する燃料の供給口を覆ったり、外部に開放させたりすることができる。
第3の特徴を有する本発明によれば、パッドが支持部材で旋回自在に支持されており、支持部材が直立した位置では乗員がパッドにもたれかかることができる背もたれとして機能する。
第4の特徴を有する本発明によれば、パッドおよび支持部材が乗員シート上に形成された凹部に没したときには、乗員シート下方の燃料供給口を上方からパッドで覆うことができる。
第5の特徴を有する本発明によれば、支持部材が倒れているときはパッドのクッション部が上向きとなるので乗員の着座に好都合であり、支持部材が直立したときにはクッション部が前向きとなるように回動し、かつ下方に変位するので乗員の背もたれに好適な姿勢を提供できる。
第6の特徴を有する本発明によれば、パッドを支持する支持部材がパッドの左右両端に位置し、パッドが乗員シート上面から下方に没した状態では、パッド左右の支持部材を乗員シートの左右拡張部として利用し、広い荷台面を確保することができる。
第7の特徴を有する本発明によれば、乗員シートの全体を変位させることなく、パッドを開閉するだけで、乗員シート下方に位置する水素ガス充填口を開閉することができる。
本発明によれば、乗員シートの全体を上げ下げすることなく、乗員シートの一部であるパッドを上げ下げするだけで、燃料供給口やガス充填口を覆ったり露出させることができるので、燃料供給作業の負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る乗員シートを備えた自動二輪車の一例である燃料電池自動二輪車の分解側面図である。燃料電池自動二輪車は電気化学反応で電気エネルギを発生させるための水素供給系、酸素供給系、およびセルスタック(電極、セパレータ、電解質等を含む)からなる燃料発電機システムを備える。本明細書では、セルスタックおよびこれを収容するケーシング(ケーシングに付属する部材を含む)を燃料電池と呼ぶ。
図1において、燃料電池自動二輪車1は、ヘッドパイプ2に前部を接合されたメインフレーム3と、メインフレーム3の後部に接合されてさらに後方に延長されたリアフレーム4と、メインフレーム3の後部下方に設けられた軸受60に揺動自在に枢支されたスイングユニット5とを有する。ヘッドパイプ2にはステアリングステム(図示せず)が回動自在に支持され、このステアリングステムの下端には前輪WFを支持するフロントフォーク7が結合される。ステアリングステムの上端にはステアリングハンドル8が結合される。メインフレーム3には、上端が結合されて斜め後下方に延びたリアクッション9が設けられ、リアクッション9の下端にスイングユニット5が結合される。スイングユニット5には自動二輪車1の原動機である電気モータ10が設けられ、この電気モータ10で駆動される後輪軸11には後輪WRが結合される。メインフレーム3とリアフレーム4との上部には制御装置つまりECU13が設けられる。リアフレーム4に沿って、ECU13を覆うようにして乗員シート12が設けられる。
メインフレーム3は全体形状がクレードル型つまり籠型に形成され、その籠型のメインフレーム3で囲まれた空間にはウォータポンプ15、過給器16、加湿器17、燃料電池18、およびVCU(電圧調節ユニット)19が収容される。具体的には、メインフレーム3内の前上部にウォータポンプ15が配置され、中央部下方に過給器16および加湿器17が配置され、過給器16および加湿器17の上方にVCU19が配置される。そして、燃料電池18は、メインフレーム3の最後部つまり軸受60の直前部でECU14の下方に収容される。燃料電池18は側面視長方形のケースを有しており、この長方形が縦長になるように設置される。
燃料電池18の下方にはキャッチタンク(気液分離器)20と希釈ボックス21が設けられる。また、メインフレーム3の前方には燃料電池18の冷却水用ラジエータ22が設けられ、ヘッドパイプ2の上方を囲むようにエアクリーナ23が設けられる。エアクリーナ23に導入された空気はエアフローセンサ24を経由して過給器16に給送され、加湿器17を経由して燃料電池18に供給される。燃料電池18に水素を供給する燃料供給源としての水素ボンベ25がリアフレーム4の左右両側に一対搭載される。水素ボンベ25内に充填された水素はレギュレータで降圧された後、燃料電池18に供給される。フロントフォーク7を間にしてその左右両側には、縦長に配置された一対のバッテリ(例えば、Ni−MH電池)26が設けられる。
リアフレーム4にはグラブレール27が取り付けられる。グラブレール27は乗員シート12の後部に乗車する同乗者が使用したり、走行時以外に運転者が自動二輪車1を押して移動させたり、図示しないスタンドを操作したりするときのためのものである。
乗員シート12の下方には水素ボンベ25内へ水素ガスを充填する充填口25aが位置する。そして、この充填口25aの上方に位置して充填口25aの上部を覆うことができるパッド28を有する充填口カバー部材29が設けられる。乗員シート12および充填口カバー部材29の構成はさらに後述する。
燃料電池18では、燃料極(マイナス極)の働きにより、水素ボンベ25から供給された水素から電子が切り離され、電子が切り離された水素イオンは電解質を通り空気極(プラス極)に移動する。一方、水素から切り離された電子が空気極に戻るように回路が設けられ、空気極では空気中の酸素および戻ってきた電子が反応して水蒸気が発生する。この反応により、外部回路を継続的に電子が移動し、電流が流れる。燃料電池18で発電した電力はバッテリ26に一旦蓄えられ、ここからモータ10に供給される。
図2は、乗員シート12の平面図、図3は図2のA−A位置における断面図、図4は図3のB−B位置における断面図、図5は充填口カバー部材29を取り外した状態での乗員シートの斜視図である。これらの図において、乗員シート12は、運転車席12aとその後方の同乗者席(後部席)12bとからなる。後部席12bには、充填口カバー部材29が収納できるように凹部30が設けられている。凹部30は、乗員シート12の幅方向に広がる横方向溝30aと横方向溝30から後方(車体後方)に延長された長手方向溝30bである。後部席12bの後部位置で車体左右のリアフレーム4、4にはクロスバー31が掛け渡されている。クロスバー31には充填口カバー部材29を回動自在に支持する枢軸32の両端を保持するブラケット33が設けられる。
充填口カバー部材29は、前記枢軸32で支持されるアーム34を有し、アーム34の先端にパッド28が取り付けられている。アーム34は長手方向溝30bに収納可能であり、パッド28は横方向溝30aに収納可能である。横方向溝30aは、少なくとも充填口25aが下方に位置する部分では乗員シート12を貫通しており上方から充填口25aが見えるように構成される。乗員シート12を貫通して形成されている。なお、横方向溝30aは、充填口25aが下方に位置する部分だけでなく乗員シート12の幅方向全域で厚さ方向に貫通させてあってもよい。つまり運転席12aと後部席12bとは別体としてもよい。充填口25aは充填口カバー部材29を横方向溝30a内に収納することによって外部から見ることができないようにパッド28で覆うことができる。
充填口カバー部材29は乗員シート12への収納位置(ほぼ水平位置)と非収納位置(ほぼ垂直位置)との間で枢軸32を中心に矢印Rで示す方向で回動自在である。パッド28はアーム34に対して軸35で180°回動可能に支持されたベース部28aと発砲ウレタン等、弾力性に富む材料で形成されたクッション部28bとからなる。前記収納位置では、クッション部28bが上向きとなってパッド28が横方向溝30a内に収納されている。一方、非収納位置ではクッション部28bを図中反時計方向(矢印rの方向)に180°回動させることによりアーム34に対して反転させ、かつ下方にずらした位置で車体前方に向けることができる。アーム34を非収納位置に置くことによって、反転したパッド28のクッション部28bを同乗者の背もたれとして利用することができる。
なお、収納位置において軸35はパッド28に対してアーム34の根元寄り(つまり枢軸32寄り)に配設されているので、収納位置からアーム34を非収納位置に立てる過程で重力によってパッド28は自然に反転動作を開始する。アーム34は非収納位置から車体後方に倒れないように、枢軸32の後方でブラケット31から上方に向けて立設されるストッパ31aを有することができる。
二人乗り走行時には、充填口カバー部材29前記非収納位置に立てて同乗者の背もたれとして利用することができるが、単独乗車のときには充填口カバー部材29を収納位置と非収納位置の中間の任意位置まで起こして運転者の腰当て(バックレスト)として利用することもできる。
図6は充填口カバー部材29をバックレストとして利用する位置に起こした状態を示す図である。この位置に充填口カバー部材29を保持するために、枢軸32とブラケット33との間にラチェット機構を設ける。なお、アーム34は長さ調整できるように伸縮可能に構成するのがよい。図6にアーム34を伸ばした状態のパッド28の位置を鎖線で示し、符号28Xを付している。
上述のように、充填口カバー部材29は、水素ガスの充填口25aを覆う機能を果たすが、充填口25aを覆うだけでなく、パッド28でカバーできる範囲に配置される他の要素を覆うことができるのはもちろんである。例えば、図2に示したように充填口25aに隣接して乗員シート12の下方に電気信号の入出力ポート36、37を配置し、これらを不使用時はパッド28で覆っておくことができる。入出力ポート36、37は、例えばインタコムのジャックである。運転者と同乗者とがインタコムを利用して通話するシステムを自動二輪車1に搭載する場合、従来はジャックはステアリングハンドル周りのパネル上に配置されることが多かった。乗員シート12の下に配置したジャックを同乗者が使用する場合、充填口カバー部材29を持ち上げれば、パッド28で覆われていたインタコムのジャックつまり入出力ポート36、37は表に露出されるので、同乗者は運転者の手を煩わすことなく、自分で入出力ポート36、37に対してヘッドフォンやマイクのコードを接続したり、外したりすることができる。また、インタコムを利用した通信のために後部席12bからステアリングハンドル周りまでコードを延長する必要もない。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図7は、第2実施形態に係る乗員シートの平面図である。第1実施形態では充填口カバー部材29を1本のアーム34を使って車体に支持させた。しかし、これに限らず、図7に示すように、パッド28を支持することもできる。この例では、後部席12bには長手方向溝30bは設けず、運転席12aと後部席12bとの間にパッド28を収納する横方向溝30aのみを設けている。パッド28は乗員シート12の後部左右縁に沿って配置された2本のアーム38、39で支持されている。アーム38、39の枢軸40を支持する軸受41が乗員シート12の最後部に設けられる。アーム87、39の後端部が軸受41で枢支され、アーム38、39の先端はパッド28の左右両端にそれぞれ連結される。軸受41には、ラチェット機構を設けてアーム38、39を所定の回動範囲の途中で固定できるようにすることができるのは第1実施形態と同様である。
この第2実施形態によれば、軸受41を乗員シート12の最後部に設けたので、充填口カバー部材29を立てたときには後部席12bを広く使用することができ、荷物を置く広いスペースを確保することができる。例えば、ヘルメットを置いてアーム38、39にあご紐等を固定することもできる。
充填口カバー部材29を立てた状態では、パッド28は後部席12bで背もたれとできる。また、充填口カバー部材29のパッド28を収容位置内(横方向溝30a内)に収容した場合はアーム38、39を含めた幅広のシートとなり、かつアーム38、39は同乗者が搭乗時のグリップとしても利用できる。
次に第2実施形態の変形例を説明する。図8は、第2実施形態の変形例に係る乗員シートの平面図であり、図7と同符号は同一または同等部分を示す。この実施形態では、アーム38、39に両端を接合したプレート42をキャリアとして設けている。このプレート402設けることにより、プレート42の上に置いた荷物を安定させて保持することが容易である。
また、プレート42に代えて、弾力性のある部材、例えば、ゴム紐を編んで構成したネット等をアーム38、39間に掛け渡してもよい。その場合、後部席12bに置かれる荷物はそれら弾力性のある部材で上から押さえられて固定される。
さらに、第2実施形態の第2変形例を説明する。図9は第2実施形態の第2変形例に係る乗員シートの平面図である。この例では、充填口カバー部材29のパッド28を支持するアームに代えて幅広のブラケット43を設けている。ブラケット43は乗員シート12の最後部に軸受け44で枢支され、ブラケット43の先端はパッド28に連結されている。ブラケット43は後部席に着座した人が違和感を感じないように、少なくとも上面は、内側にクッション材を詰め、外側をたゴム、皮革、人工皮革等、弾力性に富む材料で覆った構造とするのがよい。
第2実施形態では、パッド28を支持するアーム38、39を収納するために長手方向溝30bのような溝または凹部を設ける必要はなく、パッド28を収納する横方向溝30aだけがあればよい。なお、ブラケット43は、これを収納する凹部を後部席12bの上面に形成して、ブラケット41の上面が後部席12bの左右端部分表面とが面一となる連続性を有するものにしてもよい。
次に、充填口カバー部材29の、充填口カバー部材としての用途以外の利用例を説明する。乗員が自動二輪車1から降りたときにヘルメットの収納場所が必要になる場合がある。乗員シート12の下方にヘルメット等大きな容量の物を収納する収納ボックスを設けることができない場合、ヘルメットは乗員シート12の側方に形成したフックに引っかけておくことが多い。しかし、この場合、ヘルメットが車幅方向にはみ出すし、ヘルメットの内側が上に向けてぶら下がる状態になることがあるので、雨やゴミがヘルメットの内側に入ってしまう不都合がある。
本実施形態では、ヘルメットを乗員シート12の上に置き、充填口カバー部材29を使ってそのヘルメットを保持することができる。
図10は、ヘルメットを固定した乗員シートの側面図である。この図では、後部席12bの上にヘルメット45を置き、ヘルメット45のあご紐45aをアーム34に引っかけて固定している。
図11を参照してヘルメット42の固定方法をさらに説明する。図11(a)において、ヘルメット45のあご紐45aをアーム34の下に廻して引っかけ、その後、図11(b)に示すようにアーム34を収納位置つまり長手方向溝30b内に収納する。これによってあご紐45aがアーム34と共に長手方向溝30b内に収まり、ヘルメット45は乗員シート12上に保持される。
図12は、ヘルメットを二つ置いた例を示す乗員シート12の要部断面図である。この例では、ヘルメット45、46を運転席12aと後部席12bとにそれぞれ置いて、それらのあご紐45aおよび46aをアーム34に引っかけて固定する。
なお、パッド28が横方向溝30a内へ収納された状態で、乗員シート12または乗員シート12を固定しているフレームに係止されるように、パッド28にフック受けを設け、乗員シート12または乗員シート12を固定しているフレーム側にこのフック受けに係合するフックを設ける。
図13、図14は、フックおよびフック受けを示す正面図である。図13において、パッド28には該パッド28が横方向溝30aに収納された状態における下面側にフック470を突出させる。フック受け(キャッチ機構)47は軸471を中心に回動自在に設けられたカムプレート472と、軸473を中心に回動自在に設けられたロックレバー474と、カムプレート472の下端とロックレバー474の一端を連結する引っ張りばね475とからなる。引っ張りばね475で引っ張られているので、カムプレート472とロックレバー474との係合は外れていて、ロックレバー474は図中時計方向に回動し、カムプレート472は反時計方向に回動した位置にある。
図13の状態からフック470を押し下げると、フック470の先端がカムプレート472の上向き受け面477に当接してカムプレート472を時計方向に回動させる(図14参照)。そうすると、ロックレバー474の他端はカムプレート472の縁に沿って摺動し、段差476に落ち込んだところで、カムプレート472が反時計方向へ回動するのを規制する。この状態ではフック470とカムプレート472とが係合し、フック470は固定される。
フック470を解除するために、ロックレバー474にロック解除用ケーブル478を連結する。ロック解除ケーブル478を引っ張るとロックレバー474は反時計方向に回動され、カムプレート472とロックレバー474との係合が解除され、カムプレート472は反時計方向に回動し、フック470とカムプレート472との係合が解除され、パッド28は上に変位可能になる。なお、このようなフックとフック受けとからなるロック機構として、例えば、特開2004−99008号公報に記載されているような周知技術を利用できる。
次に本発明の第3実施形態を説明する。この第3実施形態では、ヘルメットを固定することができるとともに車両の盗難防止機能を果たすことができる乗員シートの例を示す。図15は、第3実施形態に係る乗員シートの平面図、図16は側面断面図である。図において、乗員シート12の運転席12aと後部席12bとの間に車幅方向に延びた枢軸54を配置する。枢軸54は乗員シート12または乗員シート12を支持するリヤフレーム4に設けられる。枢軸54にはヘルメット固定レバー55が支持され、ヘルメット固定レバー55は枢軸54を中心に、車体前後方向に回動される。ヘルメット固定レバー55は、後方に最大限回動された位置では後部席12bを左右に分割している凹部ないし溝30内に収まり、前方に最大限回動された位置では、運転席12aの上に当接し、ヘルメット固定レバー55の先端に形成されているフック55aが運転席12a内に埋設されているフック受け56に係合してロック可能である。フック55aとフック受け56とによるロック機構は、図13、図14に関して説明したものを利用できる。
この構成により、ヘルメット固定レバー55にヘルメット45、46のあご紐45a、46aを引っかけ、ヘルメット固定レバー55を前方に回動させてフック55aをフック受け56に係合させればヘルメット45、46は乗員シート12上に固定できる。そして、ヘルメット45、46を使用する場合は、所定のキーを使用してフック55aとフック受け56の係合を解除し、ヘルメット固定レバー55を持ち上げることによって、ヘルメット45、46のあご紐をヘルメット固定レバー55から取り外すことができる。
こうして、乗員シート12に固定されたヘルメット45、46は、所定のキーを使った場合のみ、乗員シート12上から取り外すことができるので、盗難防止効果がある。また、仮に、ヘルメット固定レバー55を持ち上げないでヘルメット45、46のみを取り外したとしても、ヘルメット固定レバー55は運転席12a上に突出したままであるので、運転席12aに着席することができないため、車両自体の盗難防止にも効果がある。
なお、一般にヘルメットのあご紐には、その外観から「D型リング」または「D環」と呼ばれる金具が設けられている。アーム34とパッド28を有する前記充填口カバー部材29を固定する場合に、このD型リングを直接乗員シート12に設けられる前記フック受け49に係合させてヘルメットを乗員シート12上に固定するようにしてもよい。
また、ヘルメット固定レバー51をメインスタンド収納ロックの解錠用レバー(ロックインレバー)として使用することができる。自動二輪車には一般に自動二輪車を自立させておくためのメインスタンドが設けられる。このメインスタンドに施錠をして自動二輪車を走行不能にするロックインというシステムが知られる(特開2001−213370号公報参照)。このロックインの解除用レバーとしてヘルメット固定レバー51を用いる。ヘルメット固定レバー51とメインスタンド収納ロックとをロック解除ケーブルで連結し、ヘルメット固定レバー51を後部席12b側に回動させるとロック解除ケーブルが引かれ、メインスタンド収納ロックのロックが解除されてメインスタンドが所定位置に収納され、自動二輪車が走行可能となるように構成する。
以上、本発明を最良の形態に従って説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、当業者によれば種々変形できることはもちろんである。例えば、本発明は燃料電池車両の乗員シートに限らず、内燃機関を搭載した自動二輪車の乗員シートまたは内燃機関と電動モータとを併用するハイブリッド型自動二輪車に搭載した乗員シートにも同様に使用できる。内燃機関を原動機とする自動二輪車では、水素ガスの充填口はガソリン等、内燃機関用燃料の供給口に変形されるのはもちろんである。さらに、燃料電池は燃料供給形式として直接水素型および改質燃料型等があり、それぞれの形式に応じて充填口は、水素、メタノール、天然ガス、およびガソリン等、それぞれに適した形式に構成される。また、直接水素型であっても充填される水素が液化水素、吸蔵、高圧ガスのいずれかによってもそれぞれに適した充填口の構造が採用される。
本発明の一実施形態に係る燃料電池自動二輪車の分解側面図である。 本発明の第1実施形態に係る乗員シートの平面図である。 図2のA−A位置での断面図である。 図2のB−B位置での断面図である。 充填口カバー部材を取り除いた状態の乗員シートの斜視図である。 充填口カバー部材を運転席の背もたれとした状態の乗員シートの側面図である。 本発明の第2実施形態に係る乗員シートの平面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る乗員シートの平面図である。 本発明の第2実施形態の第2変形例に係る乗員シートの平面図である。 ヘルメットを固定した第1実施形態に係る乗員シートの側面図である。 ヘルメット固定準備状態の乗員シートの要部横断面図である。 ヘルメット固定後の乗員シートの要部横断面図である。 フックおよびフック受けの正面図である。 フックおよびフック受けの正面図である。 本発明の第3実施形態に係る乗員シートの平面図である。 本発明の第3実施形態に係る乗員シートの側面図である。
符号の説明
1…自動二輪車、 2…ヘッドパイプ、 3…メインフレーム、 4…リアフレーム、10…モータ、 12…乗員シート、 12a…運転席、 12b…後部席、 16…過給器、 17…加湿器、 18…燃料電池、 25…水素ボンベ、 25a…充填口、 26…バッテリ、 28…パッド、 29…充填口カバー部材、 30a…横方向溝、 30b…長手方向溝、 32…枢軸、 34…アーム

Claims (7)

  1. 燃料の供給口(25a)が下方に配置された自動二輪車用乗員シートにおいて、
    該乗員シート(12)後部席(12b)の後方に設けられた枢軸(32)によって水平位置と直立位置との間で旋回自在に支持された支持部材(34)と、
    前記支持部材(34)の水平位置では前記供給口(25a)の上方位置にあり、前記支持部材(34)の直立位置では前記供給口(25a)の上方位置から退避して該供給口(25a)を外部に開放させる位置にあるように前記支持部材(34)で支持されたパッド(28)とを備え、
    前記パッド(28)が前記供給口(25a)の上方位置にあるときは、前記支持部材(34)が、前記後部席(12b)の上面に形成された長手方向凹部(30b)に没入するとともに、前記パッド(28)は、運転席(12a)と後部席(12b)との間に形成された横方向凹部(30a)に没入するように配置されており、
    前記パッド(28)がクッション部(28b)を有しており、前記供給口(25a)の上方位置では該クッション部(28b)が上方を向き、前記支持部材(34)の直立位置では該クッション部(28b)が回動して下方に変位して車体の前方を向くように、前記パッド(28)と前記支持部材(34)とを連結させることにより、前記パッド(28)が、前記供給口(25a)の上方位置から退避した位置にあるときには、乗員の背もたれとして機能するように位置設定されていることを特徴とする自動二輪車用乗員シート。
  2. 燃料の供給口(25a)が下方に配置された自動二輪車用乗員シートにおいて、
    該乗員シート(12)の後部席(12b)の後方に設けられた枢軸(40)によって水平位置と直立位置との間で旋回自在に支持された支持部材(34)と、
    前記支持部材(34)の水平位置では前記供給口(25a)の上方位置にあり、前記支持部材(34)の直立位置では前記供給口(25a)の上方位置から退避して該供給口(25a)を外部に開放させる位置にあるように前記支持部材(34)で支持されたパッド(28)とを備え、
    前記支持部材(34)が前記枢軸(40)の両端に支持された一対のアーム(38、39)からなり、前記パッド(28)は、該アーム(38、39)によって左右両端を支持され、
    前記パッド(28)が前記供給口(25a)の上方位置にあるときは、前記アーム(38、39)は乗員シート(12)の左右縁に沿い、前記パッド(28)は運転席(12a)と後部席(12b)との間に形成された横方向凹部(30a)に没入するように配置されており、
    前記パッド(28)がクッション部(28b)を有しており、前記供給口(25a)の上方位置では該クッション部(28b)が上方を向き、前記支持部材(34)の直立位置では該クッション部(28b)が回動して下方に変位して車体の前方を向くように、前記パッド(28)と前記支持部材(34)とを連結させることにより、前記パッド(28)が、前記供給口(25a)の上方位置から退避した位置にあるときには、乗員の背もたれとして機能するように位置設定されていることを特徴とする自動二輪車用乗員シート。
  3. 前記枢軸(40)が、前記後部席(12b)の最後部に設けられていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車用乗員シート。
  4. 前記枢軸(40)が、前記支持部材(34、38、39)を前記水平位置と垂直位置との間で固定できるようにラチェット機構を有する軸受(41)で支持されていることを特徴とする請求項記載の自動二輪車用乗員シート。
  5. 前記アーム(38、39)に両端が接合されたプレート(42)を備えていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車用乗員シート。
  6. 前記アーム(38、39)に両端に掛け渡されたネットを備えていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車用乗員シート。
  7. 自動二輪車が燃料電池車両であり、
    前記供給口(25a)が燃料電池で使用される水素ガスを水素ガス貯蔵タンク(25)へ充填するための充填口であることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車用乗員シート。
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