JP5003592B2 - サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、熱エネルギーによって反応する感熱紙を選択的に加熱することで各種情報を記録するサーマルヘッドおよびサーマルプリンタに関する。
印刷装置の1つとしてサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタは、発熱素子が直線的に配置されたサーマルヘッドを有している。サーマルヘッドに配置された発熱素子は、通電により選択的に発熱する。そして、この熱エネルギーが感熱紙に含まれる発色剤と選択的に反応することにより、感熱紙上に種々の情報を印刷する。この印刷方式は、感熱発色方式と呼ばれている。
このようなサーマルヘッドは、絶縁基板上に列状に配置された多数の発熱素子(発熱ドット)をドライバーICによって発熱駆動するように構成されている。発熱素子は、コモン電極と個別電極に導通しており、個別電極は、基板上に実装されたドライバーICの出力パッドにワイヤボンディングによって接続されている。ドライバーICは、印刷データに従って所定の出力パッドをオンとし、このオンとなった出力パッドに対応する個別電極と上記コモン電極間に電流が流れ、所定の発熱素子が発熱駆動される(例えば、特許文献1参照)。
近年、サーマルヘッドの発熱素子の高密度化にともないドライバーICのパッドの狭ピッチ化、およびサーマルヘッドを小型化するためにドライバーICの小型化が望まれている。そのため、適用されるドライバーICの構造およびその実装方法が検討されている。
例えば、半導体装置(ドライバーIC)の能動面上に、絶縁体からなる突起部(樹脂突起)を設け、その突起部を覆ってかつ半導体装置の電極と接続された接続パターンとにより構成された突起電極を備えた半導体装置が提案されている。この半導体装置によれば、突起電極を電極パッドと異なる間隔や配列で形成することにより、半導体装置の小型化や狭ピッチ化を可能としている(例えば、特許文献2参照)。
また、上記のような突起電極が形成された半導体装置を、相手側基板である配線基板に絶縁性樹脂(絶縁性接着層)を介して圧接接合することにより実装する方法が開示されている。この実装構造では、突起電極核(樹脂突起)の有する弾性によって突起電極が弾性変形し、突起電極の接続端子(金属層)が配線基板の実装端子(導体配線)に対して弾性接触され、この状態で半導体装置と実装基板とが絶縁性樹脂より固定される(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−181062号公報 特開平2−272737号公報 特許第2744476号公報
上述の構造を有するドライバーICを上述の実装方法により複数の発熱素子が形成されている基板に実装することにより、サーマルヘッドの発熱素子の高密度化および小型化が同時に実現する可能性がある。ところが、サーマルヘッドに用いられるドライバーICは、例えば1個あたり128ビット分の発熱素子に対応する個別電極に電流を流すことができる。そのため、ドライバーICは、発熱素子側の長辺に沿って128個の発熱素子に接続される128個の出力パッドを含む接続端子列を有し、他方の長辺側には、サーマルプリンタの制御部から印刷データ等の入力信号や駆動電流等が入力される入力パッドを含む、例えば十数個の接続端子列を有している。すなわち、ドライバーICの能動面には、樹脂突起を有する接続端子がアンバランスな状態に配置されている。
このように突起状の接続端子が形成されたドライバーICを、熱ヘッドにより相手側基板に絶縁性接着層を介して加圧加熱しようとすると、ドライバーICが均等に加圧されなかったり、接続端子にかかる荷重がばらついてしまったりする。そのため、ドライバーICの端部に近い接続端子や互いにピッチ間隔の広い接続端子は、基板の回路パターンとの位置がずれる虞がある。その結果、ドライバーICと基板との電気的接続の信頼性を確保することが困難であるという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)複数の発熱素子が列状に配置されるとともに回路パターンが形成される基板と、前記回路パターンに接続され前記発熱素子を発熱駆動させるドライバーICとを有するサーマルヘッドであって、前記ドライバーICは、前記基板と対向する面に、弾性樹脂が突出して形成された樹脂突起と、前記樹脂突起の頂上部を含む範囲に形成される電気的接続部を有する接続端子を列状に複数備えた第1の接続端子列と、前記第1の接続端子列より少ない数の前記接続端子を列状に複数備え、前記第1の接続端子列に並列して配置された第2の接続端子列と、を備え、前記基板は、前記第1の接続端子列および前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される複数の実装端子を備え、前記ドライバーICは、前記接続端子が熱硬化性の絶縁接着層を介して前記実装端子に加圧および加熱されて、前記基板に固定されており、前記実装端子は、平面視における前記実装端子の面積が前記第1の接続端子列の中央部に対応する前記実装端子の面積を基本として、それより大きい複数の異なる面積に形成されていることを特徴とするサーマルヘッド。
アンバランスな状態に配置された接続端子を有するドライバーICを、熱ヘッド等を用いて加熱加圧すると、ドライバーICが均等に加圧されなかったりする。熱ヘッドは中央基準で配置されることが多いため、ドライバーICの中央部と比較して端部に近い接続端子は、対応する実装端子との位置がずれたりする可能性がある。また、接続端子の数が少ない接続端子列の接続端子は過度に弾性変形する場合がある。
この構成によれば、実装端子は、平面視で実装端子の面積が、接続端子の数の多い第1の接続端子列の中央部分に対応する実装端子の面積を基本として、それより大きい面積に形成されている。そのため、例えドライバーICが均等に加圧されなかったり、接続端子にかかる荷重がばらついてしまったりしてずれが生じたとしても、それらに対するずれが考慮された実装端子に確実に圧接されることができる。その結果、ドライバーICの接続端子と基板の実装端子との電気的接続の信頼性を向上させることができる。併せ、サーマルヘッドの発熱素子の高密度化および小型化を実現することができる。
(適用例2)前記基板は、前記第1の接続端子列の前記接続端子と接続される前記実装端子からなる第1の実装端子列と、前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される前記実装端子からなる第2の実装端子列と、を備え、前記第1の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より大きく形成され、前記第2の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第2の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より大きく形成されていることを特徴とする上記のサーマルヘッド。
(適用例3)前記第1の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より徐々に大きく形成され、前記第2の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第2の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より徐々に大きく形成されていることを特徴とする上記のサーマルヘッド。
これらの構成によれば、各実装端子列の両端方向に位置する実装端子の面積は、実装端子列の中央部に位置する実装端子の面積より大きくもしくは徐々に大きく形成されている。そのため、端部方向に位置する接続端子の位置がずれたとしても接続端子を実装端子に確実に圧接させることができる。その結果、ドライバーICの接続端子と基板の実装端子との電気的接続の信頼性を向上させることができる。
(適用例4)前記基板は、前記第1の接続端子列の前記接続端子と接続される前記実装端子からなる第1の実装端子列と、前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される前記実装端子からなる第2の実装端子列と、を備え、前記第2の実装端子列の前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の前記実装端子の面積より大きく形成されていることを特徴とする上記のサーマルヘッド。
アンバランスな状態に配置された接続端子を有するドライバーICを、熱ヘッドを用いて加熱加圧すると、接続端子にかかる荷重がばらついてしまったりする。第2の接続端子列の接続端子は、第1の接続端子列と比較して数が少ない。そのため、第2の接続端子列の接続端子は、大きな荷重がかかる傾向にある。従って、過度に弾性変形したり、列方向に傾いたりする可能性がある。
これらの構成によれば、第2の接続端子列の接続端子に接続される実装端子の面積は、第1の接続端子列の接続端子に接続される実装端子の面積より大きく形成される。そのため、第2の接続端子列の接続端子が過度に弾性変形したり、列方向に傾いたりしたとしても接続端子を実装端子に確実に圧接させることができる。その結果、ドライバーICの接続端子と基板の実装端子との電気的接続の信頼性を向上させることができる。
(適用例5)上記のサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドが押圧状態で当接するプラテンと、を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
この構成によれば、ドライバーICと基板との電気的接続の信頼性が高い、高密度かつ小型のサーマルヘッドを搭載したサーマルプリンタを提供することができる。
以下、本実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
(サーマルプリンタの全体構成について)
本実施形態の印刷装置としてのサーマルプリンタを、図1〜3を参照して説明する。図1は、サーマルプリンタの外観構成を示す斜視図である。図2および図3は、プリンタ機構部の外観を示す斜視図であり、図2は、カバーフレームが開いた状態のプリンタ機構部の斜視図であり、図3は、カバーフレームが閉じた状態のプリンタ機構部の斜視図である。
このサーマルプリンタは、POSシステム等に用いられ、レシートやクーポン等を印刷して発行することに適用される。サーマルプリンタは、ロール状の感熱紙を使用して、この感熱紙に情報を印刷する。なお、図1〜図3に示すX方向は、印刷される感熱紙の幅方向を示し、Z方向は、サーマルヘッド部での感熱紙の紙送り方向を示し、Y方向は、X方向およびZ方向と直交する方向を示す。
図1〜3に示すように、サーマルプリンタ100は、外装ケース部200と、プリンタ機構部300と、図示しない制御部を有している。
図2および図3に示すプリンタ機構部300は、回路基板等からなる制御部とともに図1に示す外装ケース部200に収容される。詳しくは、プリンタ機構部300は、樹脂等からなる下ケース205に固定され、側面部および後方部は、上ケース210に覆われており、そのY方向の前方部分は、パネル215により覆われている。さらに、プリンタ機構部300の上面は、上部カバー220に覆われている。
図2に示すように、プリンタ機構部300は、印刷された感熱紙を切断するための紙カット部20およびロール状の感熱紙を収納保持するためのロール紙ホルダ30を備えている。図1に示すパネル215の上部にはこの紙カット部20が配置され、紙カット部20はカッタカバー225で覆われている。このカッタカバー225は、図1中矢印A方向にスライドさせて引き出すことができる。
図1に示すように、上ケース210の上面のX方向の一方の側には、オープンボタン230が設けられている。オープンボタン230は、図1中矢印B方向に押し下げられることによって、プリンタ機構部300に設けられたカバーオープンレバー235を、支点240を中心に回転させることができる。カバーオープンレバー235は、図2に示すプリンタ機構部300のカバーフレーム10のロック機構と係合しており、時計方向に回転されることにより、ロック機構が解除される。さらに、カバーフレーム10は、上部カバー220と結合されている。
そのため、矢印B方向にオープンボタン230を押し下げると、カバーオープンレバー235が時計方向に回転されてロック機構が外され、上部カバー220が矢印C方向に開き、ロール紙ホルダ30が露出する。すなわち、この状態が、図2に示すプリンタ機構部300のカバーフレーム10が開いた状態である。このようにすることにより、ロール状の感熱紙のセットもしくは取り出しができる。
なお、本実施形態で使用する感熱紙は、発色剤がバインダ等により保持されている発色層からなる印刷面を有し、この印刷面を外面に順次積層され構成されているロール状の感熱紙である。以降、このロール状の感熱紙をロール紙と呼ぶ。
(プリンタ機構部について)
次いで、プリンタ機構部の詳細を図2〜5を参照して説明する。図4は、プリンタ機構部の側断面を示す側断面図である。図5はサーマルヘッドの取付を説明する側面図であり、(a)はサーマルヘッドが本体フレームに取り付けられた状態を示す部分側面図、(b)はサーマルヘッドを本体フレームに取り付ける過程を示す部分側面図である。なお、図4および図5に示すY方向およびZ方向は、図1〜3に示すY方向およびZ方向と同一方向である。
図2〜4に示すように、プリンタ機構部300は、本体フレーム60とカバーフレーム10と、ロール紙ホルダ30と、紙カット部20と、印刷部70と、を備えている。
図2に示すように、本体フレーム60は、板金等からなり、Z方向上方およびY方向前方に開口を有する略箱型に形成されている。カバーフレーム10は、本体フレーム60の上部後方に設けられている。カバーフレーム10は、本体フレーム60の後部両側の上端部に設けられた支軸68を中心として開閉自在に取り付けられている。カバーフレーム10には、カバーフレーム10を閉じた際にロール紙との接触を避けるための円弧状の蓋部15が設けられている。また、本プリンタの設置角度を変える場合、すなわち、例えば縦置きにする場合、この蓋部15は、ロール紙を受ける保持部材としても機能する。
図2に示すように、ロール紙ホルダ30は、本体フレーム60の略箱状に形成された内部の後方に、上記カバーフレーム10に覆われて設けられている。ロール紙ホルダ30は、樹脂等により形成され、中央部にロール紙の最大径に相当する略円弧状のくぼみを有し、本体フレーム60の底部に、略円弧状のくぼみの側面開口が本体フレーム60の両側面側に向くように取り付けられている。本体フレーム60の内側の両側面部分は、ロール紙の側面ガイド部として機能する。そのため、ロール紙は、側面を本体フレーム60の内側の両側面部分に幅方向の動きを規制され、ロール紙ホルダ30の略円弧状のくぼみに回転自在に保持される。
図3に示すように、紙カット部20は、本体フレーム60の前方すなわちカバーフレーム10の支軸68とは相対する位置に設けられている。紙カット部20は、可動刃21およびその駆動手段が収納されている。可動刃21は駆動手段により、支点22を中心に矢印E方向に回動する。図4に示すように、この可動刃21とハサミ状に交叉する固定刃24は、紙カット部20に対向するようにカバーフレーム10に配置される。
この固定刃24と可動刃21との隙間は感熱紙が通過する紙出口Gに連結している。そのため、駆動手段により回動される可動刃21の刃部と固定刃24の刃部とがハサミ状に交叉することによって、感熱紙は紙出口G近傍でカットされる。なお、固定刃24の上部には、固定刃カバー25が設けられている。また、感熱紙を切断しない時は、可動刃21は紙カット部20の内部に収納されており、可動刃21の刃部は露出しない。
図4に示すように、印刷部70は、ロール紙ホルダ30を始点として紙カット部20の紙出口Gを終点とする感熱紙Sの搬送経路D上の紙カット部20側に設けられている。図4および図5に示すように、印刷部70は、プラテン71とサーマルヘッド1とヘッド保持機構77とを備えている。サーマルヘッド1は、両側面にヘッド支持軸102が設けられている。このサーマルヘッド1の詳細については後述する。ヘッド保持機構77は、本体フレーム60に形成された溝部としての切り欠き部62とヘッド押圧板72とヘッド押圧板72に取り付けられるバネ75とから構成されている。
図5(b)に示すように、切り欠き部62は、本体フレーム60の上方に開口を有し、プラテン71側に溝62aが形成され、溝62aと対向する位置の上下に溝62b,62cが形成されている。サーマルヘッド1は、ヘッド支持軸102が本体フレーム60の切り欠き部62に挿入され、ヘッド支持軸102が切り欠き部62の溝62aに係合することによって、本体フレーム60に取り付けられる。ヘッド押圧板72は、上下に曲げ部72b,72cが形成され、圧縮コイルバネであるバネ75が固定されている。このヘッド押圧板72は、切り欠き部62に挿入され、曲げ部72b,72cがそれぞれ切り欠き部62の溝62b,62cに係合する。
このようにすることによって、サーマルヘッド1とヘッド押圧板72とは、切り欠き部62の両側に、互いに略平行状態で支持される。ヘッド押圧板72に固定されるバネ75は、サーマルヘッド1の背面に当接する。このバネ75によりサーマルヘッド1はプラテン71方向に付勢される。
上述のヘッド保持機構77は、ヘッド押圧板72に固定されたバネ75をサーマルヘッド1の背面からずらすことによって、切り欠き部62から取り外すことができる。サーマルヘッド1もバネ75からの付勢力がなくなることによって、切り欠き部62から取り外すことができる。このようにして、サーマルヘッド1は本体フレーム60に対して、着脱可能に支持される。
図2に示すように、プラテン71は、ゴム等の弾性部材により円筒形のローラ状に形成され、プラテン軸受73を介してカバーフレーム10に回転可能に支持されている。プラテン71の一方の軸には、プラテン歯車74が圧入されている。本体フレーム60には、溝部64が設けられており、カバーフレーム10を閉じると、プラテン71が、サーマルヘッド1の案内斜面部104(図4参照)に案内された後、プラテン軸受73が溝部64と当接する。さらに、サーマルヘッド1によるプラテン71への加圧力で、カバーフレーム10には下向きの力が作用し、プラテン71の位置が定められる。
以上の構成により、図5(a)に示すように、プラテン71は、感熱紙Sの内面S2の側から感熱紙Sをサーマルヘッド1の方向に押圧し、プラテン71と対向するサーマルヘッド1は、感熱紙Sの外面S1の側から感熱紙Sをプラテン71の方向に押圧して、感熱紙Sを挟持する。なお、このとき感熱紙Sの外面S1の表面に、前述の発色層が形成されている。
また、図2に示すように、本体フレーム60の側面には、プラテン71を回転駆動させるための紙送りモータ66と紙送り伝達歯車67とが設けられている。上述のように、プラテン71が本体フレーム60の溝部64に位置決めされることによって、プラテン歯車74と紙送り伝達歯車67とが噛み合い、紙送りモータ66からの動力がプラテン71へ伝達される。
上述の構造を有するサーマルプリンタ100は、上部カバー220と連結するカバーフレーム10を開き感熱紙Sからなるロール紙Rをセットして、感熱紙Sを紙出口Gまで引き出し、上部カバー220と連結するカバーフレーム10を閉じることによって、感熱紙Sはプラテン71とサーマルヘッド1との間にセットされる。そして、紙送りモータ66を起動しプラテン71を回転させて感熱紙Sを送りながら、サーマルヘッド1の直線状に配置された発熱素子に選択的に通電して発熱素子を発熱させることによって、感熱紙Sに所定の情報を印刷することができる。
(サーマルヘッドについて)
次いで、サーマルヘッド1について、図6および図7を参照して説明する。図6は、サーマルヘッドの外観斜視図である。図7は、サーマルヘッドのヘッド基板の平面図であり、(a)はヘッド基板全体図、(b)は(a)の部分拡大図であり、(c)はIC実装部の平面図である。なお、図6および図7に示すX方向およびZ方向は、図1〜3に示すX方向およびZ方向と同一方向であり、図8に示すY方向およびZ方向は、図1〜3に示すY方向およびZ方向と同一方向である。
図6に示すように、サーマルヘッド1は、放熱板106とヘッド支持軸102と基板としてのヘッド基板110とドライバーIC120とFPC108とを有している。ヘッド基板110は、長矩形形状を呈しており、複数の発熱素子145からなる発熱素子列145aが長手方向に沿って図中Z方向上方に形成されている。また、発熱素子列145aと平行して、発熱素子145を駆動する複数のドライバーIC120が配設されている。放熱板106は、アルミニウム等の引き抜き材で形成され、ヘッド基板110が放熱板106の係止面106aに両面粘着テープ等で貼り付けられている。
放熱板106のヘッド基板110のZ方向上方には、案内斜面部104が放熱板106の長手方向にわたって形成されている。この案内斜面部104は、図4に示すカバーフレーム10を閉じる際に、プラテン71を滑動させて所定の位置まで案内する。この際、案内斜面部104の傾斜は、プラテン71がヘッド基板110と衝突しないような所定の角度を有している。また、案内斜面部104の斜面は、この案内斜面部104に近接して付設されたヘッド基板110と略同じ高さになるように設定されている。ヘッド支持軸102は円柱状の丸ピンであり、放熱板106の左右の側面部に設けられた穴部に圧入されている。
(第1実施例)
ここでヘッド基板について、図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、ヘッド基板110は、アルミナセラミック等からなり、一側縁110aに近い位置に長手方向に沿って、通電された電流を熱に変換する線状の発熱体140が保護膜に保護された状態で直線状に設けられている。ヘッド基板110の他側縁110bには、外部との電気的接続に供せられる複数の外部接続端子112が設けられている。発熱体140とヘッド基板110の一側縁110aとの間の帯状領域には、コモン配線パターン114が形成されている。このコモン配線パターン114の両端部は、外部接続端子112にいたるまでに延ばされている。ヘッド基板110の略中央には、ドライバーIC120を実装するIC実装部120aが各ドライバーIC120ごとに設けられ、線状の発熱体140と並列した列状に配置されている。
図7(b)に示すように、上記コモン配線パターン114から、櫛歯状のコモン電極114aが延ばされており、一方、この櫛歯状のコモン電極114aの間に入り込むようにして、個別電極118の一端が延出されている。各個別電極118の他端部は、ヘッド基板110上に設けられたIC実装部120aまで延びており、その端部には、実装端子としての電極パッド115が形成されている。電極パッド115は、後述する発熱素子145の1つ1つに対応する。本実施形態では、実装されるドライバーIC120は、例えば、1個あたり128ビット分の発熱素子145に対応する個別電極118に電流を流すことができる。そのため、電極パッド115は、少なくとも128個以上形成されている。128個以上の電極パッド115は、直線状に形成され第1の実装端子列としての第1の電極パッド列115aを構成している。
IC実装部120aのヘッド基板110の他側縁110b側には、実装端子としての電極パッド116が形成されている。この電極パッド116は、図7(a)に示す外部接続端子112に導通されている。なお、この外部接続端子112は、FPC108(図6参照)が取り付けられ、FPC108を介してサーマルプリンタ100を制御する制御部を構成する主回路基板(図示せず)と接続されている。サーマルプリンタ100の制御部からは、印刷データ等の入力信号や駆動電流等が入力される。そのため、この電極パッド116は、例えば十数個形成されている。十数個の電極パッド116は、直線状に形成され第2の実装端子列としての第2の電極パッド列116aを構成している。
図7(c)に示すように、電極パッド115,116は、長さLなる辺と長さMなる辺とからなる矩形形状に形成され、長さMなる辺が列方向に沿うように配列されている。第1の電極パッド列115aを構成する電極パッド115は、第1の電極パッド列115aの両端方向に配置された電極パッド115bの面積(M2×L2)が、第1の電極パッド列115aの中央部に位置する電極パッド115cの面積(M0×L0)より大きく形成されている。さらに、電極パッド115cと電極パッド115bとの間に位置する電極パッド115b−cの面積は、中央部から両端方向に向かうに従って徐々に大きく形成されている。
第2の電極パッド列116aを構成する電極パッド116についても同様に、第2の電極パッド列116aの両端方向に配置された電極パッド116bの面積(M3×L3)は、第2の電極パッド列116aの中央部に位置する電極パッド116cの面積(M1×L1)より大きく形成されている。さらに、電極パッド116cと電極パッド116bとの間に位置する電極パッド116b−cの面積は、中央部から両端方向に向かうに従って徐々に大きく形成されている。
なお、このとき電極パッド115,116の各辺の長さM,Lは、電極パッド115,116ごとに所定の割合で大きくしていってもよいし、電極パッド115,116を複数のグループに分けてグループごとに大きくしていってもよい。このグループの分け方は任意である。また、電極パッド115,116の各辺の長さM,Lの設定および大きくする比率は、第1および第2の電極パッド列115a,116aを構成する電極パッド115,116の数および配置により任意に設定可能である。さらに、電極パッド116cの面積(M1×L1)は、電極パッド115cの面積(M0×L0)とほぼ同等以上であることが好ましい。
上記発熱体140は、図7(b)に二点鎖線で示すように、上記櫛歯状のコモン電極114aおよびこれらの間に入り込む個別電極118に重なるようにして形成されている。そのため、隣合う櫛歯状のコモン電極114aと個別電極118とによって、発熱素子145が規定される。すなわち、選択された個別電極118が、後述するドライバーIC120によってオン駆動されると、この個別電極118と櫛歯状のコモン電極114aとに囲まれる領域の発熱体140に電流が流れ、その部分が発熱素子145として機能する。
サーマルヘッド1は、それぞれの領域の発熱体140が選択的に通電されることで、通電された領域の発熱体140のみが瞬時に発熱するとともに、通電が休止された場合は、速やかに放熱板106に放熱されるように構成されている。さらに、発熱体140は、感熱紙Sを挟持搬送するプラテン71とサーマルヘッド1との接点近傍に配置されている。そのため、発熱体140から発熱された熱エネルギーは感熱紙Sの発熱素子145に対応する領域に伝わる。
(ドライバーICについて)
ここで、ドライバーICについて、図8および図9を参照して説明する。図8は、ドライバーICの構造を説明する図であり、(a)は接続端子部の断面図であり、(b)は接続端子部をドライバーICの底面から見た図であり、(c)は接続端子部を図8(b)の斜め上方から見た斜視図である。図9は、ドライバーICの底面図である。
ドライバーIC120は、例えば半導体チップとしてのシリコン基板120b上に適宜サーマルヘッド1の駆動回路等を形成してなるICチップである。ドライバーIC120の能動面120c上には、アルミニウムなどで構成された電極124が形成されている。この電極124は、ドライバーIC120の長辺部に沿って配列形成されている。電極124の表面には、SiNなどの絶縁材料からなるパッシペーション膜などの保護膜126が形成されている。そして、その保護膜126に形成された開口127により、電極124と後述する配線膜130とを接続する電気的接続部132が構成されている。
また、保護膜126の表面には、樹脂突起131が形成されている。この樹脂突起131は、ポリイミドなどの弾性樹脂材料を保護膜126の表面にコーティングし、フォトリソグラフィなどのパターニング処理を行うことによって、電極124の配列方向(矢印X方向)に沿って連続して形成される。また、樹脂突起131は、配線膜130が形成される領域と、形成されない領域との間に段差を有している。さらに、樹脂突起131は、電極124の配列方向と直交する図8(b)のf−f線での断面形状が略半円形形状になるように形成されている。
なお、樹脂突起131の材料としては、ポリイミド樹脂以外に、シリコーン変性ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、変性ポリイミド樹脂、ベンゾシクロブテン、ポリベンゾオキサゾールなどの樹脂を用いてもよい。
さらに、樹脂突起131の表面には、配線膜130が形成されている。この配線膜130は、Au、TiW、Cu、Ni、Pd、Al、Cr、Ti、W、NiV、鉛フリーはんだなどの導電性金属を蒸着、スパッタリングなどによって成膜し、適宜のパターニング処理を適用することによって形成される。また、Cu、Ni、Alなどで構成された下地の配線膜130の表面をさらにAuメッキなどで被覆し、導電接触性を高めることも可能である。配線膜130は、平面視における形状が、略矩形形状であり、電気的接続部132から樹脂突起131を乗り越えて反対側の保護膜126の表面上まで配設されている。
上記のように構成された樹脂突起131と配線膜130とによって、ドライバーIC120の保護膜126上に断面が略半円形形状の接続端子としてのバンプ電極135が形成される。
図9に示すように、このバンプ電極135は、ドライバーIC120の能動面120cの長辺に沿って、列状に形成され第1の接続端子列としての第1のバンプ電極列137aおよび第2の接続端子列としての第2のバンプ電極列137bを構成する。第1のバンプ電極列137aは、図7に示す128個の発熱素子145に導通される電極パッド115と電気的に接続される少なくとも128個の接続端子としてのバンプ電極135aを含む多数のバンプ電極135から構成されている。
第2のバンプ電極列137bは、印刷データ等の入力信号や駆動電流等が入力される図7に示す外部接続端子112と導通する電極パッド116に電気的に接続される例えば十数個の接続端子としてのバンプ電極135bから構成されている。換言すると、ドライバーIC120の能動面120cには、構成するバンプ電極135a,135bの数が極端に異なる第1のバンプ電極列137aおよび第2のバンプ電極列137bが形成されている。
(ドライバーICの実装手順について)
ここで、ドライバーICの実装手順について、図10を参照して説明する。図10は、ドライバーICの実装手順を示す図である。詳しくは、ヘッド基板のドライバーIC接続部の部分断面を示している。
図10(a)に示すように、ヘッド基板110のIC実装部120aにおいて、第1の電極パッド列115aおよび第2の電極パッド列116aを覆うように絶縁性接着フィルム150を配置する。絶縁性接着フィルム150の材料としては、熱硬化性エポキシ樹脂等が好適に用いられる。なお、エポキシ樹脂には例えばフィラーが分散もしくは充填されていてもよい。絶縁性接着フィルム150の上面にはセパレーター151が貼り付けられている。なお、このセパレーター151の材料としては、例えば、PETフィルムが好適に用いられる。
次いで、図10(b)に示すように、絶縁性接着フィルム150の上面からセパレーター151を剥離し、絶縁性接着フィルム150の上面にドライバーIC120をセットする。このとき、ドライバーIC120のバンプ電極135aはヘッド基板110の電極パッド115に、ドライバーIC120のバンプ電極135bはヘッド基板110の電極パッド116に対応するように位置合わせされる。
次いで、図10(c)に示すように、図示しない熱プレス機の熱ヘッド180をドライバーIC120の上面にセットする。このとき、熱ヘッド180の下面180aとドライバーIC120の上面120dが均一に接触することが理想である。しかし、それぞれの面精度のばらつき、熱プレス機の構成部材の精度ばらつき、組み立て精度ばらつきによって熱ヘッド180の下面180aとドライバーIC120の上面120dが均一に接触することは難しい。そのため、熱ヘッド180とドライバーIC120とは、平面視でセンター基準で位置合わせすることが望ましい。
そして、熱ヘッド180を加熱して図中矢印F方向に移動させ、ドライバーIC120をヘッド基板110の面110c方向に押圧する。このときの加熱および加圧条件は、例えば、約60℃,約1Kgf/cm2、約1秒程度が好ましい。このようにすることにより、ドライバーIC120は、若干軟化した絶縁性接着フィルム150上に仮圧着される。同時に、若干軟化した絶縁性接着フィルム150はヘッド基板110のIC実装部120aに仮圧着される。この仮圧着は、例えば、ドライバーIC120とヘッド基板110の回路パターンとの位置合わせをより正確にすることを1つの目的として行われる。
そして、熱ヘッド180をさらに加熱して図中矢印F方向に移動させ、ドライバーIC120を矢印F方向、すなわち、ヘッド基板110の面110c方向に押圧状態で移動させる。このときの加熱および加圧条件は、例えば、約200℃,約2Kgf/cm2、約10秒程度が好ましい。このようにすることにより、図10(c)に示すように、ドライバーIC120のバンプ電極135a,135bは、さらに軟化した絶縁性接着フィルム150を押し分けて進行する。
ドライバーIC120に形成されたバンプ電極135aとバンプ電極135bとは個数が大きく異なっている。そのため、バンプ電極135aおよびバンプ電極135bにかかる荷重がばらついたりする可能性がある。また、絶縁性接着フィルム150からの反力が異なりドライバーIC120が均等に加圧されなかったりする可能性がある。その結果、位置合わせされたバンプ電極135aと電極パッド115およびバンプ電極135bと電極パッド116との相対位置が、熱ヘッド180とドライバーIC120との平面視でのセンターを中心にずれようとする可能性がある。
ところが、図7(c)に示すように、ヘッド基板110のIC実装部120aに設けられた電極パッド115は、第1の電極パッド列115aの中央部に設けられた電極パッド115cからの両端方向に配置された電極パッド115bに向かって徐々に面積が大きくなるように形成されている。そのため、バンプ電極135aが、熱ヘッド180により加圧され、平面視でのセンターを中心にずれたとしても、図10(c)に示すように、バンプ電極135aを電極パッド115の面積内に接触させることができる。第2のバンプ電極列137bのバンプ電極135bについても同様に、バンプ電極135bを電極パッド116の面積内に接触させることができる。詳しくはバンプ電極135a,135bの頂上部に形成された配線膜130が、ヘッド基板110の電極パッド115,116に接触する。
さらに、熱ヘッド180を図中矢印F方向に移動させドライバーIC120を加圧することにより、図10(d)に示すように、バンプ電極135a,135bの樹脂突起131は押しつぶされて弾性変形する。その結果、バンプ電極135a,135bの樹脂突起131の配線膜130は、十分な接触面積を確保して確実にヘッド基板110の電極パッド115,116に接触する。
そして、絶縁性接着フィルム150は、樹脂突起131が弾性変形してバンプ電極135a,135bと電極パッド115,116との導電接触状態を確実に保持した状態で熱硬化して絶縁接着層150を形成する。なお、バンプ電極135a,135bによって押し分けられた絶縁性接着フィルム150の絶縁性接着剤は、ドライバーIC120の周囲にはみ出し確実にドライバーIC120をヘッド基板110に固定する。
なお、上述のドライバーIC120の実装方法で説明した熱プレス機の熱ヘッド180の加熱および加圧条件は一例であって、これに限定されない。絶縁性接着フィルム150の種類、サイズ、弾力性等によって適宜調整することができる。
以下、第1実施例の効果を記載する。
(1)第1のバンプ電極列137aは、第2のバンプ電極列137bと比較してバンプ電極135aの個数が極端に多い。ドライバーIC120の上面を加圧する力は、第1のバンプ電極列137a側および第2のバンプ電極列137b側にそれぞれ伝わるが、それぞれを構成するバンプ電極135に注目すると、バンプ電極135aおよびバンプ電極135bにかかる荷重がばらつく可能性がある。そのため、位置合わせされたバンプ電極135aと電極パッド115およびバンプ電極135bと電極パッド116との相対位置がずれる可能性がある。このずれは、熱ヘッド180とドライバーIC120とを平面視でのセンター基準でセットしているため、そのセンターを中心にずれようとすることが多い。
このサーマルヘッド1において、ヘッド基板110のIC実装部120aに設けられた電極パッド115,116は、第1の電極パッド列115aおよび第2の電極パッド列116aの中央部に設けられた電極パッド115c,116cから両端方向に配置された電極パッド115b,116bに向かって徐々に面積が大きくなるように形成されている。そのため、バンプ電極135a,135bが、熱ヘッド180により加圧され、平面視でのセンターを中心にずれたとしても、バンプ電極135a,135bを電極パッド115,116の面積内に接触させることができる。その結果、ドライバーIC120のバンプ電極135a,135bとヘッド基板110の電極パッド115,116との電気的接続の信頼性を向上させることができる。併せ、サーマルヘッド1の発熱素子145の高密度化および小型化を実現することができる。
(2)サーマルヘッド1を構成するヘッド基板110はアルミナセラミック等からなり、ドライバーIC120はシリコン基板120b上に適宜駆動回路等を形成されている。また、絶縁性接着フィルム150は、熱硬化性エポキシ樹脂等からなる。従って、それぞれの熱膨張係数が異なり、サーマルヘッド1が加熱されたり発熱素子145が発熱したとき、それぞれの変形量(熱膨張量)が異なる。この変形量が異なることによって、バンプ電極135a,135bと電極パッド115,116との接触状態が変化して導電接続の信頼性が低下する可能性がある。
このサーマルヘッド1は、ヘッド基板110のIC実装部120aに設けられた電極パッド115が、第1の電極パッド列115aおよび第2の電極パッド列116aの中央部に設けられた電極パッド115c,116cからの両端方向に配置された電極パッド115b,116bに向かって徐々に面積が大きくなるように形成されている。そのため、サーマルヘッド1を構成する各部材の変形量(熱膨張量)が異なり、バンプ電極135a,135bと電極パッド115,116との接触位置が変化しようとしても、バンプ電極135a,135bを電極パッド115,116の面積内に接触させることができる。その結果、ドライバーIC120のバンプ電極135a,135bとヘッド基板110の電極パッド115,116との電気的接続の温度変化に対する信頼性を向上させることができる。
(第2実施例)
ここで、第2実施例について、図9〜11を参照して説明する。図11は第2実施例を説明する図である。詳しくは、第2実施例におけるヘッド基板のIC実装部の平面図である。なお、第1実施例と同様な構成および内容については、符号を等しくして説明を省略する。
図11に示すように、ヘッド基板110のIC実装部120aにおいて、第1の電極パッド列115aを構成する電極パッド115は、長さHなる辺と長さIなる辺とからなる矩形形状に形成され、長さIなる辺が列方向に沿うようにピッチ間隔Qにて配列されている。前述のように、第1の電極パッド列115aは、図9に示す少なくとも128個のバンプ電極135aを含むバンプ電極135と接続される多数の電極パッド115から構成されている。
第2の電極パッド列116aを構成する電極パッド116は、長さJなる辺と長さKなる辺とからなる矩形形状に形成され、長さKなる辺が列方向に沿うようにピッチ間隔Pにて配列されている。前述のように、第2の電極パッド列116aは、図9に示す少なくとも十数個のバンプ電極135bと接続される少なくとも十数個の電極パッド116から構成されている。
第1の電極パッド列115aと第2の電極パッド列116aとは、それぞれを構成する電極パッド115,116の数が異なるため、第2の電極パッド列116aのピッチ間隔Pは、第1の電極パッド列115aのピッチ間隔Qより大きい。また、電極パッド116の面積(J×K)は、電極パッド115の面積(H×I)より大きく形成されている。すなわち、大きなピッチ間隔P(P>Q)で配列された電極パッド116は、大きな面積(J×K;J>H,K>I)に、小さなピッチ間隔Q(P>Q)で配列された電極パッド115は、小さな面積(H×I;J>H,K>I)に形成されている。
このIC実装部120aに、図9に示すドライバーIC120を、図10に示す第1実施例のドライバーIC120の実装方法を適用して実装する。
すなわち、図10(b)に示すように、ドライバーIC120は、絶縁性接着フィルム150を介して、ドライバーIC120のバンプ電極135aをヘッド基板110の電極パッド115に、バンプ電極135bを電極パッド116に対応するように位置合わせされ、IC実装部120aにセットされる。そして、図10(c)に示すように、熱ヘッド180をドライバーIC120の上面にセットし熱ヘッド180を加熱して図中矢印F方向に移動させ、ドライバーIC120をヘッド基板110の面110c方向に押圧する。その結果、ドライバーIC120のバンプ電極135a,135bは、軟化した絶縁性接着フィルム150を押し分けて進行し、電極パッド115,116に接触する。
さらに、熱ヘッド180を図中矢印F方向に移動させドライバーIC120を加圧することにより、図10(d)に示すように、バンプ電極135a,135bの樹脂突起131は押しつぶされて弾性変形する。その結果、バンプ電極135a,135bの樹脂突起131の配線膜130は、十分な接触面積を確保して確実にヘッド基板110の電極パッド115,116に接触する。
そして、絶縁性接着フィルム150は、樹脂突起131が弾性変形してバンプ電極135a,135bと電極パッド115,116との導電接触状態を確実に保持した状態で熱硬化して絶縁接着層を形成する。なお、バンプ電極135a,135bによって押し分けられた絶縁性接着フィルム150の絶縁性接着剤は、ドライバーIC120の周囲にはみ出し確実にドライバーIC120をヘッド基板110に固定する。
以下、第2実施例の効果を記載する。
(1)第2のバンプ電極列137bは、第1のバンプ電極列137aと比較してバンプ電極135bの個数が少ない。また、第2のバンプ電極列137bを構成するバンプ電極135bは、第1のバンプ電極列137aを構成するバンプ電極135aより、大きなピッチ間隔Pで配列されている。ドライバーIC120の上面を加圧する力は、第1のバンプ電極列137a側および第2のバンプ電極列137b側にそれぞれ伝わるが、それぞれを構成するバンプ電極135に注目すると、1つのバンプ電極135bに伝わる力はバンプ電極135aに伝わる力より大きい。そのため、バンプ電極135bの樹脂突起131は、大きな荷重で押しつぶされて過度に弾性変形したり、もしくは図9中X方向に倒れこんだりする可能性がある。
この構成によれば、列方向のピッチ間隔Pの大きいバンプ電極135bに接続される電極パッド116の面積は、列方向のピッチ間隔Qの小さいバンプ電極135aに接続される電極パッド115の面積より大きく形成されている。そのため、バンプ電極135bの樹脂突起131が大きな荷重で押しつぶされて過度に弾性変形したり、図9中X方向に倒れこんだりしても、その変形量や倒れこみ量をカバーし、バンプ電極135bを電極パッド116に確実に圧接されることができる。その結果、ドライバーIC120のバンプ電極135bとヘッド基板110の電極パッド116との電気的接続の信頼性を向上させることができる。併せ、サーマルヘッド1の発熱素子145の高密度化および小型化を実現することができる。
以上、本発明について説明したが、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。例えば上記実施形態以外の変形例は、以下の通りである。
(変形例1)上記実施形態では、第1実施例として電極パッド列115a,116aの両端方向の電極パッド115b,116bの面積は、電極パッド列115a,116aの中央部に位置する電極パッド115c,116cの面積より徐々に大きく形成されていることを、第2実施例として、電極パッド115,116の面積は、電極パッド115,116と接続されるドライバーIC120の電極バンプ135の列方向のピッチの大きさに対応して、複数の異なる面積に形成されていることを説明したがこれに限定されない。第1実施例と第2実施例の組み合わせであってもよい。この構成によれば、バンプ電極135と電極パッド115,116の実装上の位置ずれ、バンプ電極135の樹脂突起131の過度な変形による位置ずれやサーマルヘッドの温度変化による位置ずれを吸収することができるサーマルヘッドを提供することができる。
(変形例2)上記実施形態では、電極パッド115,116が矩形形状に形成されている場合を例にとり説明したがこれに限定されない。電極パッド115,116は、円、楕円等のように曲線で構成されていてもよいし、多角形形状で形成されていてもよい。それぞれの電極パッド115,116において面積の変化を有すればよい。また、上記実施形態では、電極パッド115が一定のピッチ間隔Q、電極パッド116が一定のピッチ間隔Pで列状に形成されている場合を例にとり説明したがこれに限定されない。電極パッド115もしくは電極パッド116がそれぞれ異なったピッチで配列されていてもよい。
サーマルプリンタの外観構成を示す斜視図。 カバーフレームが開いた状態のプリンタ機構部の斜視図。 カバーフレームが閉じた状態のプリンタ機構部の斜視図。 プリンタ機構部の側断面を示す側断面図。 サーマルヘッドの取付を説明する側面図。 サーマルヘッドの外観斜視図。 サーマルヘッドのヘッド基板の平面図。 ドライバーICの構造を説明する図。 ドライバーICの底面図。 ドライバーICの実装手順を示す図。 第2実施例を説明する図。
符号の説明
1…サーマルヘッド、60…本体フレーム、70…印刷部、71…プラテン、100…サーマルプリンタ、110…基板としてのヘッド基板、115,116…実装端子としての電極パッド、115a…第1の実装端子列としての第1の電極パッド列、116a…第2の実装端子列としての第2の電極パッド列、120…ドライバーIC、120a…IC実装部、130…配線膜、131…樹脂突起、135,135a,135b…接続端子としてのバンプ電極、137a…第1の接続端子列としての第1のバンプ電極列、137b…第2の接続端子列としての第2のバンプ電極列、140…発熱体、145…発熱素子、150…絶縁性接着層,絶縁性接着フィルム、180…熱ヘッド、300…プリンタ機構部、S…感熱紙。

Claims (5)

  1. 複数の発熱素子が列状に配置されるとともに回路パターンが形成される基板と、前記回路パターンに接続され前記発熱素子を発熱駆動させるドライバーICとを有するサーマルヘッドであって、
    前記ドライバーICは、前記基板と対向する面に、弾性樹脂が突出して形成された樹脂突起と、前記樹脂突起の頂上部を含む範囲に形成される電気的接続部を有する接続端子を列状に複数備えた第1の接続端子列と、前記第1の接続端子列より少ない数の前記接続端子を列状に複数備え、前記第1の接続端子列に並列して配置された第2の接続端子列と、を備え、
    前記基板は、前記第1の接続端子列および前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される複数の実装端子を備え、
    前記ドライバーICは、前記接続端子が熱硬化性の絶縁接着層を介して前記実装端子に加圧および加熱されて、前記基板に固定されており、
    前記実装端子は、平面視における前記実装端子の面積が前記第1の接続端子列の中央部に対応する前記実装端子の面積を基本として、それより大きい複数の異なる面積に形成されていることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 前記基板は、前記第1の接続端子列の前記接続端子と接続される前記実装端子からなる第1の実装端子列と、前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される前記実装端子からなる第2の実装端子列と、を備え、
    前記第1の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より大きく形成され、前記第2の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第2の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
  3. 前記第1の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より徐々に大きく形成され、前記第2の実装端子列の両端方向に位置する前記実装端子の面積は、前記第2の実装端子列の中央部に位置する前記実装端子の面積より徐々に大きく形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルヘッド。
  4. 前記基板は、前記第1の接続端子列の前記接続端子と接続される前記実装端子からなる第1の実装端子列と、前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される前記実装端子からなる第2の実装端子列と、を備え、
    前記第2の実装端子列の前記実装端子の面積は、前記第1の実装端子列の前記実装端子の面積より大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドが押圧状態で当接するプラテンと、を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
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