JP5056579B2 - サーマルヘッドの製造方法、サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ - Google Patents
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Description
近年、サーマルヘッドの発熱素子の高密度化にともないドライバーICのパッドの狭ピッチ化、およびサーマルヘッドを小型化するためにドライバーICの小型化が望まれている。そのため、適用されるドライバーICの構造およびその実装方法が検討されている。
本実施形態の印刷装置としてのサーマルプリンタを、図1〜3を参照して説明する。図1は、サーマルプリンタの外観構成を示す斜視図である。図2および図3は、プリンタ機構部の外観を示す斜視図であり、図2は、カバーフレームが開いた状態のプリンタ機構部の斜視図であり、図3は、カバーフレームが閉じた状態のプリンタ機構部の斜視図である。
図2および図3に示すプリンタ機構部300は、回路基板等からなる制御部とともに図1に示す外装ケース部200に収容される。詳しくは、プリンタ機構部300は、樹脂等からなる下ケース205に固定され、側面部および後方部は、上ケース210に覆われており、そのY方向の前方部分は、パネル215により覆われている。さらに、プリンタ機構部300の上面は、上部カバー220に覆われている。
次いで、プリンタ機構部の詳細を図2〜5を参照して説明する。図4は、プリンタ機構部の側断面を示す側断面図である。図5はサーマルヘッドの取付を説明する側面図であり、(a)はサーマルヘッドが本体フレームに取り付けられた状態を示す部分側面図、(b)はサーマルヘッドを本体フレームに取り付ける過程を示す部分側面図である。なお、図4および図5に示すY方向およびZ方向は、図1〜3に示すY方向およびZ方向と同一方向である。
図2〜4に示すように、プリンタ機構部300は、本体フレーム60とカバーフレーム10と、ロール紙ホルダ30と、紙カット部20と、印刷部70と、を備えている。
次いで、サーマルヘッド1について、図6〜8を参照して説明する。図6はサーマルヘッドの外観斜視図である。図7は、サーマルヘッドのヘッド基板の平面図であり、(a)は、ヘッド基板全体図、(b)は、(a)の部分拡大図である。図8は、サーマルヘッドのドライバーIC接続部の部分断面図である。なお、図6および図7に示すX方向およびZ方向は、図1〜3に示すX方向およびZ方向と同一方向であり、図8に示すY方向およびZ方向は、図1〜3に示すY方向およびZ方向と同一方向である。
ここで、ドライバーICについて、図8および図9を参照して説明する。図8は、ドライバーICの構造を説明する図であり、(a)は接続端子部の断面図であり、(b)は接続端子部をドライバーICの底面から見た図であり、(c)は接続端子部を(b)の斜め上方から見た斜視図である。図9は、ドライバーICの底面図である。
図9に示すように、このバンプ電極135は、ドライバーIC120の能動面120cに長辺に沿って、列状に形成され第1の接続端子列としての第1のバンプ電極列137aおよび第2の接続端子列としての第2のバンプ電極列137bを構成する。第1のバンプ電極列137aは、図7に示す128個の発熱素子145に導通される電極パッド115と電気的に接続される128個のバンプ電極135aを含む多数のバンプ電極135から構成されている。第2のバンプ電極列137bは、印刷データ等の入力信号や駆動電流等が入力される図7に示す外部接続端子112と導通する電極パッド116に電気的に接続される例えば十数個のバンプ電極135bから構成されている。換言すると、ドライバーIC120の能動面120cには、構成するバンプ電極135a,135bの数が極端に異なる第1のバンプ電極列137aおよび第2のバンプ電極列137bが形成されている。
(第1実施例)
ここで、ドライバーICの実装手順について、図10および図11を参照して説明する。図10は、第1実施例にかかるドライバーICの実装部の平面図であり、図11は、第1実施例にかかるドライバーICの実装手順を示す図である。詳しくは、ヘッド基板のドライバーIC接続部の図10のg−g部分断面を示している。
(1)第1のバンプ電極列137aは、第2のバンプ電極列137bと比較してバンプ電極135aの個数が極端に多い。ドライバーIC120の上面を加圧する力は、第1のバンプ電極列137a側および第2のバンプ電極列137b側にそれぞれ伝わるが、それぞれを構成するバンプ電極135に注目すると、1つのバンプ電極135aに伝わる力はバンプ電極135bに伝わる力より小さい。そのため、バンプ電極135aは、バンプ電極135bと比較して絶縁性接着フィルム150を押し分け、樹脂突起131を弾性変形させるの力が小さくなってしまう。
ここで、第2実施例におけるドライバーICの実装方法を、図11(b),(c),(d)および図12を参照して説明する。図12は、第2実施例におけるドライバーICの実装手順を示す図であり、(a)は、ドライバーICの実装部の平面図であり、(b)は、ヘッド基板のドライバーIC接続部の部分断面である。なお、第1実施例と同様な構成および内容については、符号を等しくし説明を省略する。
(1)この構成によれば、バンプ電極列137に応じてヘッド基板110の電極パッド115,116上に塗布する絶縁性接着ペースト160の厚さを調整することによって、第1実施例において、絶縁性接着フィルム150を用いた場合と同様な効果を奏することができる。その結果、ドライバーIC120のバンプ電極135とヘッド基板110の電極パッド115,116との電気的接続の信頼性を向上させることができる。併せ、サーマルヘッド1の発熱素子145の高密度化および小型化を実現することができる。
Claims (6)
- 複数の発熱素子が列状に配置されるとともに回路パターンが形成される基板に、前記発熱素子を発熱駆動させるドライバーICを、フェイスダウン状態で実装するサーマルヘッドの製造方法であって、
前記ドライバーICは、前記基板と対向する面に、弾性樹脂が突出して形成された樹脂突起と、前記樹脂突起の頂上部を含む範囲に形成される電気的接続部を有する接続端子を列状に複数備えた第1の接続端子列と、前記第1の接続端子列より少ない数の前記接続端子を列状に複数備え、前記第1の接続端子列に並列して配置された第2の接続端子列と、を備え、
前記基板は、前記第1の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される実装端子からなる第1の実装端子列と、前記第2の接続端子列の前記接続端子と電気的に接続される前記実装端子からなる第2の実装端子列と、を備え、
前記ドライバーICは、前記第1の実装端子列を覆う熱硬化性の第1の絶縁性接着層と、前記第2の実装端子列を覆う絶縁性接着層であって前記第1の絶縁性接着層より厚い熱硬化性の第2の絶縁性接着層とを介して、前記接続端子と前記実装端子とが電気的に接続されるように、加圧および加熱され前記基板に実装されることを特徴とするサーマルヘッドの製造方法。 - 前記第1の接続端子列は、前記発熱素子を発熱駆動させる駆動信号を出力する出力端子を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッドの製造方法。
- 前記第1の絶縁性接着層および前記第2の絶縁性接着層は、絶縁性接着フィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルヘッドの製造方法。
- 前記第1の絶縁性接着層および前記第2の絶縁性接着層は、絶縁性接着ペーストであることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルヘッドの製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーマルヘッドの製造方法によって製造されたサーマルヘッド。
- 請求項5に記載のサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドが押圧状態で当接するプラテンと、を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
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