JP5003020B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は携帯通信端末に係り、特に非接触ICカード機能を搭載した、携帯電話機や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistance)などの携帯通信端末に関する。
近年、携帯電話機やPDAなどの携帯通信端末において、非接触ICカード機能を搭載したものが普及している。この非接触ICカード機能を搭載した携帯通信端末では、携帯通信端末のアプリケーションを使用せずに、外部読取装置(リーダ・ライタ)に端末を近付けるだけで、外部読取装置が発信する微弱な電波を使って、端末内蔵の非接触ICカードと外部読取装置との間で情報を送受信することができ、これにより、電子マネーショッピング、電子チケット、交通機関の乗車券精算、会社などの入館管理などができるというメリットがある。
しかし、その反面、紛失、盗難等により、この非接触ICカード機能を搭載した携帯通信端末が第三者により不正使用された場合の問題が大きいので、紛失時等の対策のため、携帯通信端末の所有者(ユーザー)からの紛失等の連絡を受けて、端末事業者などが遠隔操作により非接触ICカード機能を止めることが可能となっている。つまり、ユーザが意識した状態では、不正使用防止が可能である。
しかしながら、上記の携帯通信端末は非接触型のため、ユーザが意識せずに情報盗難等の可能性がある。例えば、満員電車等の人ごみの中、第三者が外部読取装置を上記の携帯通信端末に近付けることにより、電子情報/電子マネーを盗難される可能性がある。この場合、携帯通信端末自体は盗難されておらず、ユーザが所持しているので、電子情報/電子マネーを盗難されたことがユーザは気付かない。
このような電子情報/電子マネーの盗難防止のためには、端末を使用しない場合に、この非接触ICカード機能アプリケーションを一旦終了させ、使用する度毎にアプリケーションを起動させればよいが、利便性が損なわれる。
そこで、端末に予め暗証番号を登録しておき、ICカード機能の利用に先立って暗証番号を入力し、入力暗証番号と登録暗証番号とが一致した時のみ、所定の時間ロック(ICカード使用不能)状態を解除して使用可能状態とする携帯通信端末が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−16398号公報(第3−4頁)
しかしながら、特許文献1記載の従来の携帯通信端末では、不正使用防止のためには、ICカード機能の利用の度に暗証番号の入力が必要で煩雑であり、また、その暗証番号の入力のためにキー入力操作等を行う際にはユーザは暗証番号入力が片手でできず、また暗証番号の入力ミスなども発生する可能性があり、利便性を損なうという問題がある。
なお、携帯通信端末が外部読取装置に対して所定の姿勢をとったときにのみ、非接触ICカード機能を有効とすることも考えられるが、偶発的に外部読取装置に対して上記の所定の姿勢をとることで、携帯通信端末の電子情報が盗難される可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、本来の利便性を損なうことなく、電子情報の盗難を防止し得る携帯通信端末を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、外部読取装置が発信する微弱な電波を使って、端末内蔵の非接触ICカードと外部読取装置との間で情報を送受信する携帯通信端末において、基準面に対する傾き角度を検出する傾き測定手段と、所望の複数の傾き角度が順次遷移する傾き角パターンを記憶手段に予め登録する傾きパターン登録手段と、傾き角度を順次遷移させる傾き角パターン入力手段と、外部読取装置に近接したことを検出する検出手段と、検出手段により外部読取装置に近接したことが検出されたときに、傾き角パターン入力手段により入力された傾き角度の入力遷移パターンと、傾きパターン登録手段により記憶手段に予め登録されている傾き角パターンとを比較し、両者が一致するかどうか判定する傾き角パターン比較手段と、傾き角パターン比較手段により一致の判定結果が得られたときは、外部読取装置と非接触ICカードとの通信を開始させ、傾き角パターン比較手段により不一致の判定結果が得られたときは、外部読取装置と非接触ICカードとの通信を禁止する通信制御手段とを有し、基準面は、外部読取装置が設置してある地表面と平行な水平面であり、傾きパターン登録手段により記憶手段に予め登録されている傾き角パターンは、その傾き角パターンの最後の傾き角度が基準面に設定されていることを特徴とする。
この発明では、携帯通信端末が外部読取装置に近接したことが検出されたときに、傾き角パターン入力手段により入力された傾き角度の入力遷移パターンと、傾きパターン登録手段により記憶手段に予め登録されている傾き角パターンとを比較し、両者が一致する判定結果が得られたときのみ、外部読取装置と非接触ICカードとの通信を開始させるようにしたため、携帯通信端末の傾き角パターンを検出させるという単純動作により、利便性を損なうことなく、偶発的に携帯通信端末が外部読取装置と所定の傾き角になることによる不正使用などを防止できる。
この発明では、外部読取装置に近接したことが検出されたときに、携帯通信端末の現在位置と予め登録されている位置情報との一致判定結果が得られたときに限り、外部読取装置と非接触ICカードとの通信を開始させるようにしたため、位置情報が登録されていない外部読取装置との送受信は不正使用であると判断して禁止できる。
ここで、上記の位置情報記憶手段に位置情報が登録されている外部読取装置は、所定のサービスを提供できる外部読取装置であり、通信ネットワークを介してサーバーからダウンロードされて位置情報記憶手段に位置情報が登録されていることを特徴とする。この発明では、所定のサービスを提供できる外部読取装置として、電子マネー等の支払い場所(位置)の外部読取装置を設定することができる。
本発明によれば、非接触ICカード機能使用時は、基準面に対する傾き角度のパターンを意識して使用することで、第三者による非接触ICカード機能の不正使用を防止でき、また、予め位置情報が登録されている外部読取装置との間でのみ非接触ICカードと外部読取装置との通信を許可するようにしたため、位置情報が登録されていない第三者による外部読取装置による不正読取を防止できる。
また、本発明によれば、基準面に対する傾き角度をパターン化して登録し、そのパターンの入力がなされない限り、非接触ICカードと外部読取装置との通信を許可しないようにしたため、例えば、満員電車等の混雑時に、偶発的に外部スイッチが押下されたり、偶発的に外部読取装置に対して携帯通信端末が所定の角度関係に位置することによる不正使用も防止できる。
更に、本発明によれば、傾き角度の設定という、片手で操作でき、しかも表示画面で確認する動作が不要な単純動作のため、暗証番号入力などのように両手や表示画面の確認が必要な操作に比べて、利便性も損なわれず、操作性も向上できる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明になる携帯通信端末の第1の実施の形態の構成図を示す。本実施の形態は、非接触IC機能を搭載した携帯電話機であり、中央処理装置(CPU)1がリード・オンリ・メモリ(ROM)2に記憶されたプログラムに従い、無線通信ブロック(アンテナ4、無線部5、モデム6により構成される)や、表示ブロック(表示部7、表示制御部8により構成される)、など装置全体のコントロールを行う。ランダム・アクセス・メモリ(RAM)3は、ワークエリアとして使用される。無線部5及びモデム6は、アンテナ3を通じて最寄りの無線基地局(図示せず)に接続し、音声データの他、様々なデータを送受信する。表示部7は液晶表示素子(LCD)を用いて構成されており、各種の情報を画像表示する。
また、非接触通信部(アンテナ部)9及び非接触ICチップ部10は、非接触ICカード機能部を構成している。非接触ICチップ部10は、所望のサービスの提供を受けるために必要な各種情報を格納しており、また外部読取装置からの受信データを格納する記憶部と、非接触通信部(アンテナ部)9の通信制御などを行う通信制御部を備えており、非接触通信部9を介して、外部読取装置(図示せず)との間で信号の送受信を行うように構成されている。
外部スイッチ11は、例えば本実施の形態の携帯通信端末が折り畳み型携帯電話機の場合、開状態か閉状態かに関係なく操作可能な位置である筐体の側面に設けられた単独のスイッチであり、非接触ICチップ部10の動作をプロテクトする機能を持つ。外部スイッチパターン照合部12は、外部スイッチ11で押下された押下パターンが正しいかどうかを照合する機能を持つ。外部スイッチパターン格納部13は、外部スイッチ11で押下された押下パターンを格納する。上記のCPU1、ROM2、RAM3、モデム6、表示制御部8、非接触ICチップ部10、外部スイッチ11、外部スイッチパターン照合部12及び外部スイッチパターン格納部13は双方向バス14を介して互いに接続されている。
なお、図1では図示を省略したが、携帯電話機は通話のために必要なマイクやレシーバ、また各種の情報を入力するための入力部、装置の各部に電源を供給するための電池なども有しているが、これらは周知であり、その説明を省略する(後述の図4、図9も同様)。
次に、本実施の形態の動作について、図2のフローチャートを併せ参照して説明する。まず、所望の外部スイッチパターンを外部スイッチパターン格納部13に登録する(ステップS1)。なお、この外部スイッチパターン登録に関する動作は、図3のフローチャートと共に後述する。続いて、本実施の形態の携帯電話機が外部読取装置に近接したかどうかを監視し(ステップS2)、外部読取装置に近接した場合は、外部スイッチ11が押下されているかどうかCPU1が判定する(ステップS3)。ここで、上記の携帯電話機が外部読取装置に近接したかどうかの判定は、非接触通信部9が、外部読取装置が送信する所定の無線周波数の信号を受信したかどうかの情報を、CPU1が非接触ICチップ部10を介して通知されることで判定し、非接触通信部9が所定の無線周波数の信号を受信したときには、携帯電話機が外部読取装置に近接したと判定する。
ステップS3で外部スイッチ11が押下されていると判定した場合は、外部スイッチパターン照合部12は、ステップS3で押下を判定した押下スイッチパターンと、外部スイッチパターン格納部13に予め登録されている外部スイッチパターンとの照合を行い(ステップS4)、両者が一致した場合は、ユーザが電子情報やり取りを意識して使用していると判断し、非接触ICチップ部10の通信制御部の動作を有効にし(ステップS5)、外部読取装置との通信を開始する(ステップS6)。
一方、ステップS3にて携帯電話機の外部スイッチ11が押下されていないと判定した場合、又はステップS4にて外部スイッチパターン照合部12が、押下スイッチパターンが登録外部スイッチパターンと照合していないと判定した場合は、ユーザが意図して電子情報やり取りを実施せずに、第三者が外部読取装置を近付けて不正使用をしていると判断し、非接触ICチップ部10の通信制御にプロテクトをかけ(ステップS7)、非接触ICカード機能を無効にし(ステップS8)、外部読取装置との通信を禁止する(ステップS9)。
次に、図2のステップS1の外部スイッチパターン登録動作について、図3のフローチャートと共に更に説明する。図3において、まず、CPU1が非接触ICカード機能制御の外部スイッチパターンを登録するかどうか判断する(ステップS11)。ユーザーが登録を希望しない場合は、デフォルトパターンがICカード制御キーとして登録される(ステップS15)。
一方、ユーザが外部スイッチパターン登録を希望する場合は、外部スイッチ11により登録する為の外部スイッチパターンを押下する(ステップS12)。続いて、押下したスイッチパターンを修正するかどうかを判断し(ステップS13)、修正がある場合はステップS12に戻って再度登録用の外部スイッチパターンを押下し、修正がない場合は、この外部スイッチ押下パターンをICカード用キーとして外部スイッチパターン格納部13に登録する(ステップS14)。なお、この登録外部スイッチパターンの一例として、1回長押し、2度短押し等、ユーザが扱いやすい押下パターンが考えられる。
このように、本実施の形態によれば、非接触ICカード機能使用時は、ユーザが外部スイッチ11のスイッチパターンを意識して使用するようにしたため、第三者による不正使用を防止できる。また、外部スイッチ11を押下したときのスイッチパターンを登録している外部スイッチパターンと比較照合して照合が不一致のときには非接触ICカード機能を無効化するようにしているため、満員電車等の混雑時に、偶発的に外部スイッチ11が押されたとしても、その押下スイッチパターンは登録されている外部スイッチパターンと一致することはないので、偶発的に外部スイッチ11が押されたことによる不正使用も防止できる。更に、外部スイッチ押下という単純動作のため、利便性も損なわれない。
更に、特許文献1記載の携帯通信端末では、暗証番号を入力するためには、数字、英文字、記号などの複数文字の組み合わせの暗証番号を入力するのに、画面で確認しながら複数のスイッチを操作する必要があり、ユーザが片手で、しかも画面を見ないで暗証番号を入力することは困難であるのに対し、本実施の形態では、外部スイッチパターンは、2度押し、3度押しなどの押下回数によるもの、長押し、短押し等の押下継続時間によるもの等のいずれか一方又は両方の組み合わせであり、例えば筐体の側面に設けられた単一の外部スイッチを片手で容易に操作可能であり、また、スイッチ操作時に画面を見る必要もなく操作性も向上できる。
また、更に、特許文献1記載の携帯通信端末では、暗証番号を入力するためには、画面で確認する必要があるため、携帯通信端末がポケットの中、鞄の中にあるときには暗証番号の入力が不可能であるのに対し、本実施の形態では、単純に外部スイッチを押下するだけでよいので、画面で確認する必要がなく、よって携帯通信端末がポケットの中、鞄の中にあるときでも、手探りでスイッチの押下は可能である。
なお、この実施の形態において、有効時間を設定し、外部スイッチ11を押下しても有効時間が経過した後は非接触ICカード機能が動作しないようにしてもよい。この場合、電子マネー等を盗み取られることを未然に防ぐことが可能となる。
(第2の実施の形態)
図4は本発明になる携帯通信端末の第2の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4に示す第2の実施の形態は、第1の実施の形態の外部スイッチパターンの替わりに傾きパターンを使用する点に特徴があり、傾き測定部15、傾きパターン格納部16及び傾きパターン照合部17がバス14を介してCPU1に接続されている。
傾き測定部15は、地面に対して本実施の形態の携帯電話機がどのくらい傾いているかを検出する。傾き測定部15は、例えば地面を水平面とし、携帯電話機の予め定めた基準面がX軸、Y軸及びZ軸の各方向においてどれだけ傾いているかを示す傾き角度の組み合わせである傾きパターンを測定する。なお、傾き測定部15の一例として加速度センサが考えられる。この加速度センサによる傾き導出方法は周知の技術のため説明を省略する。
傾きパターン格納部16は、傾き測定部15で測定された傾きパターンを格納する機能を有する。傾きパターン照合部17は、外部読取装置との通信時に、傾きパターン格納部16に格納された傾きパターンと一致しているかどうか判断する機能を有する。
次に、本実施の形態の動作について図5のフローチャートと共に説明する。まず、認証のための端末傾きパターンを傾きパターン格納部16に登録する(ステップS21)。この端末傾きパターンは、ユーザが任意に順次に設定した二以上の傾き(端末の基準面に対する角度)の変化パターンであり、傾き測定部15により測定され、傾きパターン格納部16に格納(登録)される。なお、この傾きパターン登録に関する動作は、図7のフローチャートと共に後述する。
続いて、図4のCPU1は図示しない操作部からの入力に基づき、ユーザが本実施の形態の端末傾きパターンによってICカード機能を使用するように設定しているかどうかを判断する(ステップS22)。これは、本実施の形態の携帯通信端末が無断で使用されたり、人ごみ等で悪意に使用されているかどうかを確認する機能を使用するかどうかユーザが設定しているかどうかを判断するステップである。
ステップS22でユーザがICカード機能の使用を設定していたことを確認した場合は、図4のCPU1は例えば表示部7にユーザがステップS21で登録した端末傾きパターンに従った傾き動作を実施することを促す画面を表示させ、ユーザに対して登録した端末傾きパターンと同じパターンの傾き動作を実施させる(ステップS23)。ステップS23で実施した傾きパターンの各角度は、傾き測定部15で測定され、例えばRAM3に一時記憶される。なお、ステップS22でユーザがICカード機能の使用を設定していたことを確認できない場合でも、偶発的に携帯電話機(端末)が外部読取装置と接触又は近接することはあるため、ステップS24に進む。
続いて、図4のCPU1は本実施の形態の携帯電話機が外部読取装置に近接したかどうかを、非接触ICチップ部10を介して非接触通信部9から受信信号が入力されたかどうかにより監視し(ステップS24)、外部読取装置に近接した場合は、傾き測定部15にて本実施の形態の携帯電話機の傾きを計測し(ステップS25)、その計測結果から携帯電話機(端末)が地表に対して水平であるかどうかCPU1にて判定される(ステップS26)。ここで、外部読取装置は基本的には水平面に設置されており、これを基準として携帯電話機(端末)の角度を算出し、外部読取装置との角度を計算する。
ここで、例えば、図6に示すように、携帯電話機の筐体の底面(携帯電話機が折り畳み型電話機の場合は、折り畳んだ状態の筐体の裏面又は表面)の長手方向aがX軸方向と平行なときX軸の傾き角0°、筐体の底面の短手方向bがY軸方向と平行なときY軸の傾き角0°、筐体の上端面の短手方向cがZ軸方向と平行なときZ軸の傾き角0°とすると、図6に61で示す場合の傾き角はX軸、Y軸及びZ軸の各傾き角はすべて0°であるので、(0°,0°,0°)で表される。
同様に、図6に62で示す場合の傾き角はX軸の傾き角のみ0°で、Y軸及びZ軸の各傾き角はそれぞれ90°であるので、(0°,90°,90°)で表され、同図に63で示す場合の傾き角はX軸及びZ軸の各傾き角は90°でY軸の傾き角は0°であるので、(90°,0°,90°)で表される。そして、携帯電話機が地表(水平面)に対して図6に61で示すような状態のとき水平であると判定される。
携帯電話機が地表に対して水平であると判定された場合(ステップS26でY)、傾きパターン照合部17は、ステップS21で傾きパターン格納部16に登録された傾きパターンと、ステップS23で計測されてRAM3に一時記憶された携帯電話機の傾きパターンとが一致するかどうか比較照合する(ステップS27)。両者が一致する場合は、ユーザが電子情報やり取りを意識して使用していると判断し、非接触ICチップ部10の通信制御部の動作を有効にし(ステップS28)、外部読取装置との通信を開始する(ステップS29)。
一方、外部読取装置と近接していないとステップS24と判定された場合、又はステップS26にて携帯電話機が地表に対して水平でないと判定された場合、又はステップS27にて傾きパターンの不一致の照合結果が得られた場合は、ユーザが意図して電子情報やり取りを実施していないか、あるいは第三者が外部読取装置を携帯電話機に近付けて不正使用をしていると判断し、CPU1は非接触ICチップ部10の通信制御部にプロテクトをかけ(ステップS30)、非接触ICカード機能を無効にし(ステップS31)、外部読取装置との通信を禁止する(ステップS32)。
次に、図5のステップS21の端末傾きパターン登録の動作について、図7のフローチャートと共に更に詳細に説明する。図7において、まず、非接触ICカード機能制御の傾きパターンを登録するかどうか判断する(ステップS41)。ユーザが登録を希望しない場合は、外部読取装置との接触角度が、地表に対して水平時のみ認識される(ステップS47)。
ユーザが傾きパターン登録を希望する場合は、まず、第1の傾き角を測定する(ステップS42)。説明の便宜上、このときの測定傾き角を地表に対して角度Aとする。この角度Aは非接触ICカード機能付き携帯電話機の基準面(携帯電話機が折り畳み型電話機の場合は、折り畳んだ状態の筐体の裏面又は表面)と地表(水平面)に対する角度であり、図4の傾き測定部15で測定される。
続いて、このようにして測定した第1の傾き角(角度A)でOKであるかどうか判定し(ステップS43)、OKでなければステップS42の第1の傾き角の設定及び測定をやり直し、OKであれば第1の傾き角を角度Aとして傾きパターン格納部16に登録する。次に、第2の傾き角を測定する(ステップS44)。説明の便宜上、このときの測定傾き角を地表に対して角度Bとする。この角度Bも非接触ICカード機能付き携帯電話機の基準面と地表(水平面)に対する角度であり、図4の傾き測定部15で測定される。
続いて、このようにして測定した第2の傾き角(角度B)でOKであるかどうか判定し(ステップS45)、OKでなければステップS44の第2の傾き角の設定及び測定をやり直し、OKであれば第2の傾き角を角度Bとして傾きパターン格納部16に登録する。
その後、CPU1はユーザにより任意に設定及び登録した上記の角度A及び角度Bの順に遷移する角度変化パターンに、更に地表に対して水平である角度を追加した角度変化パターンを、端末傾きパターンとして傾きパターン格納部16に登録する(ステップS46)。これは、非接触ICカード機能付きの本実施の形態の携帯電話機が外部読取装置と通信を実施する時には、地表に対して水平の角度0度で行うようにされているためで、ステップS46、S47に示すように、最終的には地表に対して水平という傾きパターンが登録される。
これにより、前記角度Aが例えば図8(A)に示すように、非接触ICカード機能付き携帯電話機30の基準面が、外部読取装置31の読み取り面と同じ水平面に平行なときは、角度Aとしては、図8(B)に示すように地表(水平面)に対して角度0度と測定される。また、前記角度Bが図8(C)に示すように、本実施の形態の非接触ICカード機能付き携帯電話機30の側面が外部読取装置31の読み取り面に接触するような角度の場合は、図8(D)に示すように地表(水平面)に対して角度90度と測定される。
図8(E)は外部読取装置31と通信を実施する時の本実施の形態の非接触ICカード機能付き携帯電話機30の外部読取装置31に対する傾き角度を示しており、このとき図4の傾き測定部15で測定される角度は図8(F)に示すように水平の角度0度である。従って、前述した図5のステップS21で、図7のステップS46で認識されるパターンが端末傾きパターンとして登録されている場合、図5のステップS23での登録パターン傾き動作実施時には、図8(A)、(C)に示すように外部読取装置31又は地表面に対して角度A、角度Bで順次傾けた後、図8(E)に示すように、最終的に外部読取装置31に対して地表面に対して平行に接触又は極めて近い位置までかざすことにより、ステップS27での傾きパターンとの認証照合が一致と判定されて非接触ICカード機能が使用できることとなる。
なお、端末傾きパターンを登録しない場合は、傾き角度が地表面(水平面)と平行な角度が端末傾きパターンとして登録されるため、従来と同様に、図8(E)に示すように、外部読取装置31に対して地表面に対して平行に接触又は極めて近い位置までかざすことにより、ステップS27での傾きパターンとの認証照合が一致と判定されて非接触ICカード機能が使用できる。
以上説明したように、本実施の形態においては、ユーザが任意に設定した携帯電話機と地表との角度(傾き)が順次所望角度で変化する角度変化パターンを傾きパターン格納部16に予め端末傾きパターンとして登録しておき、外部読取装置との通信に先立って、傾きパターンの入力動作をさせ、それが登録されている端末傾きパターンと一致しているかどうか比較照合して、一致している場合のみ非接触ICカード機能の有効性を決定する。
ここで、ユーザが携帯電話機を携帯して移動する時は、ズボンのポケットや鞄の中等、地表面に対して水平でない不安定なところが多いが、従来は偶然外部読取装置と、携帯電話機が水平に位置した場合は、データが盗み取られることが可能となる。しかし、本実施の形態では、携帯電話機と地表との角度(傾き)をパターン化することで、外部読取装置との角度が、偶然に水平になった時の不正使用を防御することが可能となり、ユーザが意識して使用しない状態では非接触ICカード機能が動作しないため、利便性も損なわずに電子マネー等を盗み取られることを未然に防ぐことが可能となる。
(第3の実施の形態)
図9は本発明になる携帯通信端末の第3の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態は、自分の現在位置を測定する手段を有する点に特徴がある。すなわち、図9において、位置情報認識部18は、GPS(Global Positioning System;全地球測位システム)を構成するGPS衛星からのGPS信号を受信して現在位置の緯度及び経度を演算するGPS単独測位方式や、位置登録した基地局の位置により携帯電話の現在位置を測定するなどの周知の方法により現在位置を認識測定する。ただし、位置情報認識方法は、GPS単独測位方式、ネットワークアシスト測位等の方式を問わない。
位置情報データ格納部19は、外部読取装置を使用した例えば電子マネー等が使用できる位置情報(使用できる場所情報)が予め登録されている。この位置情報に関しては、予め端末内部で情報を持っているか、図10に示す様に位置情報データをダウンロードして登録することも可能である。
図10において、Webサーバ26には、外部読取装置を使用した電子マネー等が使用できる位置情報(使用できる場所情報)が予め登録されている。本発明の携帯通信端末21は、無線基地局22、携帯電話網23を介してISP(インターネット・サービス・プロバイダ)アクセスポイント24に接続し、インターネット(コンテンツ)25を介してWebサーバ26にアクセスし、位置情報データをWebサーバ26から読み出し、インターネット(コンテンツ)25、ISPアクセスポイント24、携帯電話網23及び無線基地局22を介してダウンロードできる。
次に、この第3の実施の形態の動作について図11のフローチャートと共に説明する。まず、本実施の形態の携帯電話機の現在位置を位置情報認識部18により測定する(ステップS51)。続いて、本実施の形態の携帯電話機が外部読取装置に近接したかどうかを監視し(ステップS52)、外部読取装置に近接した場合は、CPU1は予め登録している電子マネー等が使用できる外部読取装置の位置情報と、ステップS51で位置情報認識部18により測定した現在位置情報とを比較し(ステップS53)、両方の位置情報データが一致したかどうか判定する(ステップS54)。
両方の位置情報データが一致した場合、ユーザが電子情報やり取りを意識して使用していると判断し、非接触ICチップ部10の通信制御部の動作を有効にし(ステップS58)、外部読取装置との通信を開始する(ステップS59)。一方、ステップS54にて両方の位置情報データが不一致と判定された場合は、登録されていない不正外部読取装置を使用していると判断し、非接触ICチップ部10の通信制御部にプロテクトをかけ(ステップS55)、非接触ICカード機能を無効にし(ステップS56)、外部読取装置との通信を禁止する(ステップS57)。
以上説明した様に、本実施の形態においては、外部読取装置の位置情報(正規に登録されている外部読取装置の位置情報)と、使用する携帯電話機の現在の位置情報とを比較し、そのそれらの位置情報が一致した時のみ、非接触ICカード機能を有効とするようにしたため、登録された位置と異なる場所で電子マネー等が使用された場合は、不正使用とみなし、不正な外部読取装置の使用を防止できる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2、図5、図11の各フローチャートの処理をコンピュータにより実行させるコンピュータプログラムも包含するものである。
本発明になる携帯通信端末の第1の実施の形態の構成図である。 図1に示す本発明端末の動作説明用フローチャートである。 図2中の外部スイッチパターン登録動作説明用フローチャートである。 本発明になる携帯通信端末の第2の実施の形態の構成図である。 図4に示す本発明端末の動作説明用フローチャートである。 端末の傾き角の説明図である。 図5中の端末傾きパターン登録動作説明用フローチャートである。 本発明の携帯電話機と外部読取装置との接触の各例とそのとき測定される傾き角の説明図である。 本発明になる携帯通信端末の第3の実施の形態の構成図である。 図9に示す本発明端末に対して外部端末の位置情報をダウンロードするシステムの一例を示す図である。 図9に示す本発明端末の動作説明用フローチャートである。
符号の説明
1 中央処理装置(CPU)
2 リード・オンリ・メモリ(ROM)
3 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)
5 無線部
7 表示部
9 非接触通信部
10 非接触ICチップ部
11 外部スイッチ
12 外部スイッチパターン照合部
13 外部スイッチパターン格納部
15 傾き測定部
16 傾きパターン格納部
17 傾きパターン照合部
18 位置情報認識部
19 位置情報データ格納部
21 携帯通信端末
22 無線基地局
23 携帯電話網
24 ISPアクセスポイント
25 インターネット(コンテンツ)
26 Webサーバ




Claims (1)

  1. 外部読取装置が発信する微弱な電波を使って、端末内蔵の非接触ICカードと前記外部読取装置との間で情報を送受信する携帯通信端末において、
    基準面に対する傾き角度を検出する傾き測定手段と、
    所望の複数の前記傾き角度が順次遷移する傾き角パターンを記憶手段に予め登録する傾きパターン登録手段と、
    前記傾き角度を順次遷移させる傾き角パターン入力手段と、
    前記外部読取装置に近接したことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記外部読取装置に近接したことが検出されたときに、前記傾き角パターン入力手段により入力された前記傾き角度の入力遷移パターンと、前記傾きパターン登録手段により前記記憶手段に予め登録されている前記傾き角パターンとを比較し、両者が一致するかどうか判定する傾き角パターン比較手段と、
    前記傾き角パターン比較手段により一致の判定結果が得られたときは、前記外部読取装置と前記非接触ICカードとの通信を開始させ、前記傾き角パターン比較手段により不一致の判定結果が得られたときは、前記外部読取装置と前記非接触ICカードとの通信を禁止する通信制御手段と
    を有し、前記基準面は、前記外部読取装置が設置してある地表面と平行な水平面であり、前記傾きパターン登録手段により前記記憶手段に予め登録されている前記傾き角パターンは、その傾き角パターンの最後の傾き角度が前記基準面に設定されていることを特徴とする携帯通信端末。
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