JP5355072B2 - データ通信システム及び通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、データ通信システム及び通信端末に関し、特に、無線を利用するデータ通信システム及び通信端末に関する。
従来、無線によるデータ通信を利用して撮影した画像データをサーバに転送するデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたデジタルカメラは、携帯電話機能を備えており、デジタルカメラのメモリ残量が少なくなると、携帯電話網を用いて自動的に画像データをサーバに転送すると共に、転送した画像データを自動的にメモリから削除して空き容量を増やす。
一方、データ転送の分野では、電磁誘導を利用したワイヤレスデータ転送方式が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、小型携帯情報端末機器に利用される端末機器同士の近接データ転送技術として電磁誘導の利用を開示している。電磁誘導を用いた近接通信は一般的に通信可能距離が数センチと短いため、通信内容が漏洩する恐れがほとんどなく、通信の接続時に複雑な認証が不要であるという利点がある。このため、特別な操作を行わなくても、本体同士を通信可能距離に近づける、もしくは接触させるだけで通信の接続を行うように構成することができる。
特開2006−174060号公報 特開平08−088590号公報
近接通信をデジタルカメラなどに適用すれば、デジタルカメラ内のデータをパソコンに転送するような用途には適する。しかし、近接通信は基本的に通信相手に近づける、離すというシンプルな動作が基本となり、通信中に細かい操作をすることが困難である。したがって、データ転送の際に、例えば、カメラ側のデータを残して転送(コピー)するのか、転送した後にカメラ側のデータを削除(ムーブ)するのか、あるいは、ストリーミング転送するのかを指定するのは困難であった。近接させた状態でボタン操作を行うことも考えられるが、近接した状態を保持しつつボタン操作を行うのは、ユーザにとっては煩雑である。
本発明の目的は、簡単な操作でデータの転送方法等の指定が可能なデータ通信システム及び通信端末を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のデータ通信システムは、通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、前記挙動検出手段及び前記制御手段は、前記通信端末に備えられ、前記挙動検出手段は、当該通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、前記制御手段は、前記加速度検出手段が閾値以上の振幅をもつ加速度の変化を一定回数以上検出した場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは簡単な操作でデータの転送方法等を指定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施の形態に係るデータ通信システムについて説明する。図1は、第1の実施の形態に係るデータ通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。このシステムは、ハードディスクドライブ(HDD)を記録媒体として映像データを記録するビデオカメラ(通信端末)100と、その通信相手として大容量のHDDを記録媒体として様々なデータを格納するサーバー200とから構成される。
初めに、ビデオカメラ100の構成について説明する。ビデオカメラ100は、CPU101、及びこのCPU101と内部バス102により接続されたRAM103、ROM104、操作部105により構成される制御系ブロック(制御部)を有する。さらに、ビデオカメラ100は、画像を電子的に撮影するカメラ(撮影部)106、バッファ107、符号化復号化処理部(CODEC)108、バッファ109、ディスクコントローラ110、HDD111、液晶ディスプレイ(LCD)コントローラ112、LCD113により構成される映像処理系ブロックを有する。さらに、ビデオカメラ100は、電磁誘導を利用して無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信部114により構成される通信系ブロックを有する。なお、ディスクコントローラ110とHDD111とは、映像データを格納する記録部としての機能を有している。
制御系ブロックのCPU101は、ROM104に格納された制御プログラムに基づいて各ブロックを制御する。CPU101は動作時の一時的なデータの格納場所としてRAM103を用いる。また、CPU101に接続された操作部105は、ユーザによる各種の操作レバーやボタンなどの入力を伝え、CPU101はユーザの指示に応じて、各種処理を行うことができる。
また、映像処理系ブロックは、CPU101の制御により映像の撮影動作と再生動作とを行う。まず、映像の撮影動作について説明する。カメラ106は、撮影した映像データをバッファ107を用いて画像処理する。CODEC108は、バッファ107より読み出した映像データをバッファ109を用いて圧縮符号化する。ディスクコントローラ110はバッファ109より読み出した符号化後の映像データをHDD111に記録する。LCDコントローラ112は、バッファ107より読み出した映像データをLCD113に出力してユーザが見られるように表示する。次に、映像の再生動作について説明する。ディスクコントローラ110は、HDD111より読み出した符号化後の映像データをバッファ109に格納する。CODEC108は、バッファ109より読み出した符号化後の映像データをバッファ107を用いて伸張復号化する。LCDコントローラ112はバッファ107より読み出した映像データをLCD113に出力してユーザが見られるように表示する。
通信系ブロックを構成する第1の無線通信部114は、コイル状のアンテナ117を備え、電磁誘導を利用して無線によるデータ通信を行う。このアンテナ117は、ビデオカメラ100の本体下面に設けられた通信面115の内面に取り付けられている。アンテナ117は、送信アンテナと受信アンテナとしての機能を備え、同様の無線通信部を有する他の装置(この例ではサーバー200)との間で半二重通信が可能である。第1の無線通信部114は、定期的に接続のためのデータを送信し、サーバー200からの応答を受けることで、サーバー200が通信可能範囲内に近付いたことを検出する。通信可能範囲は通信方式により異なるが、本実施形態では数センチ〜十数センチのものを想定している。ビデオカメラ100がサーバー200に近接して通信可能範囲内に入ると、誘導電界が生じ、ビデオカメラ100はサーバー200と非接触でデータ通信を行うことができる。
データ通信動作の際には、CPU101は第1の無線通信部114を制御してサーバー200との接続を確立する。そして、CPU101は、ディスクコントローラ110が再生動作時と同様にHDD111より読み出した符号化後の映像データをバッファ109に格納し、この映像データを第1の無線通信部114によりサーバー200に送信する。
また、ビデオカメラ100は、ビデオカメラ100の姿勢の変化や移動時の加速度を検出する加速度センサ(加速度検出装置)116を備える。加速度センサ116は、ビデオカメラ100の姿勢の経時的な変化である挙動を検出する挙動検出部としての機能を有している。映像の撮影動作においては、CPU101は、この加速度センサ116の検出した装置本体の加速度を用いてカメラ106に含まれる図示せぬ防振機構を制御し、手ブレの影響を補正する。また、データ通信動作においては、CPU101は、加速度センサ116の検出した装置本体の加速度を用いて、検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別する。そして、CPU101は、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう記録部のディスクコントローラ110及び第1の無線通信部114を制御する。挙動のパターンと、それに対応するデータ通信の方法についての具体例は後述する。
次に、サーバー200の構成について説明する。サーバー200は、CPU201、及びこのCPU201と内部バス202により接続されたRAM203、ROM204、操作部205により構成される制御系ブロックを有する。さらに、サーバー200は、バッファ207、CODEC208、バッファ209、ディスクコントローラ210、HDD211、ビデオコントローラ212により構成される映像処理系ブロックを有する。さらに、サーバー200は、電磁誘導を利用して無線によるデータ通信を行うための第2の無線通信部214により構成される通信系ブロックを有する。なお、サーバー200は、その機能の一部として、通信ベースとしての機能を含む。
制御系ブロックのCPU201は、ROM204に格納された制御プログラムに基づいて各ブロックを制御する。CPU101は動作時の一時的なデータの格納場所としてRAM203を用いる。また、CPU201に接続された操作部205は、ユーザによる各種の操作レバーやボタンなどの入力を伝え、CPU201はユーザの指示に応じて、各種処理を行うことができる。
通信系ブロックを構成する第2の無線通信部214は、コイル状のアンテナ217を備え、電磁誘導を利用して無線によるデータ通信を行う。このアンテナ217は、サーバー200の本体上面に設けられた通信面215の内面に取り付けられている。アンテナ217は、送信アンテナと受信アンテナとしての機能を備え、同様の無線通信部を有する他の装置(この例ではビデオカメラ100)との間で半二重通信が可能である。第2の無線通信部214は、ビデオカメラ100が発する接続のためのデータを受信することでビデオカメラ100が通信可能範囲内に入ったことを検出し、ビデオカメラ100へ応答する。データ通信動作の際には、CPU201は第2の無線通信部214を制御してビデオカメラ100との接続を確立し、ビデオカメラ100から受信した映像データをバッファ209に格納する。
映像処理系ブロックは、CPU201の制御により映像の記録動作と再生動作とを行う。映像の記録動作の際には、ディスクコントローラ210は、ビデオカメラ100から受信した映像データをバッファ209より読み出してHDD211に記録する。映像の再生動作の際、HDD211に格納された映像データを再生する場合には、ディスクコントローラ210は、HDD211より読み出した符号化後の映像データをバッファ209に格納する。一方、ビデオカメラ100から送信された映像データを再生可能な形式でストリーミング転送する場合は、ビデオカメラ100から受信した映像データがバッファ209に格納される。CODEC208は、バッファ209より読み出した符号化後の映像データをバッファ207を用いて伸張復号化する。ビデオコントローラ212は、バッファ207より読み出した映像データを映像出力端子213に出力する。図のように映像出力端子213に外部モニタなどの外部出力装置300が接続されていれば、外部出力装置300に映像データが出力され、ユーザが見られるように表示される。
図2は、図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラ100とサーバー200との外観の概略を示す斜視図である。
ビデオカメラ100の外装の下面は、通信面115となっており、サーバー200の外装の上面は、通信面215となっている。このため、サーバー200の上面から数センチ以内にビデオカメラ100を近づけ、または、サーバー200の上面にビデオカメラ100を直接置くことにより、両者間の通信の接続が確立される。サーバー200の通信面215の表面もしくは周囲には、一部に薄いゴム等の弾性体が誘導電界を妨げないような配置で取り付けられており、両者が接触しても両者の外装や装置本体に損傷が起きにくい。
また、ビデオカメラ100のカメラ106は、被写体像を形成する撮影レンズ、形成された被写体像を検知するエリアセンサ等からなる光学系を備えている。加速度センサ116は、直交する2軸方向の加速度を独立して検出することが可能であり、この例では、光学系の光軸であるz軸と垂直な面内で互いに直交するx軸とy軸の2軸方向の加速度を検出することができる。
次に、ビデオカメラ100のCPU101が、加速度センサ116の検出したビデオカメラ100の加速度を用いて、データ通信の制御方法を決定する方法について説明する。本実施の形態では、通信の接続が確立している状態で、加速度センサ116の検出した加速度変化により表される挙動を、第1,第2,第3のパターンの3種類に判別している。そして、第1のパターンの場合はコピー動作、第2のパターンの場合はムーブ動作、第3のパターンの場合はストリーミング転送動作を行う。
図3は、図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラ100とサーバー200との外観の概略を示し、第1のパターンが検出される際のビデオカメラ100の挙動を示す斜視図である。図3において、ユーザ600はビデオカメラ100をサーバー200に所定の周期で、所定の振幅をもって擦り付けている。この場合、図2に示すビデオカメラ100の方向のうち、x軸方向の速度の変化が大きくなり、y軸方向の速度の変化はそれに比べて小さいものとなる。
図4は、図3に示される挙動に対して加速度センサ116が検出した加速度の変化を示すグラフであり、(A)はx軸の加速度ax、(B)はy軸の加速度ayの時間tに対する変化を示す。図4によれば、所定の時間Tt1以上、x軸方向の加速度が閾値Tx1以上の振幅をもって正負方向に繰り返し、y軸方向の加速度は閾値Ty1以下に収まっていることがわかる。これは、閾値以上の振幅をもつ加速度の変化を一定回数以上検出した場合に相当する。CPU101は、これを第1のパターンと判別し、図3に示す擦り付け動作が行われていると判定する。第1の無線通信部114と第2の無線通信部214との接続が確立した状態で第1のパターンを判別した場合、CPU101は、HDD111に格納されている映像データを、第1の無線通信部114によりサーバー200に転送してコピーする。コピー動作時、サーバー200のCPU201は、第2の無線通信部214により受信した映像データをHDD211に格納するよう制御する。
図5は、図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラ100とサーバー200との外観の概略を示し、第2のパターンが検出される際のビデオカメラ100の挙動を示す斜視図である。図5において、ユーザ600はビデオカメラ100をサーバー200に数センチの振りしろをもって小突いている。
図6は、図5に示される挙動に対して加速度センサ116が検出した加速度の変化を示すグラフであり、(A)はx軸の加速度ax、(B)はy軸の加速度ayの時間tに対する変化を示す。図6によれば、y軸方向の加速度が正方向に閾値Ty2以上の振幅をもって検出され、その振幅が所定時間Tt2以内で収まっていることがわかる。これは、第1の閾値以上の振幅をもつ加速度を検出し、その前後の一定期間に第2の閾値以上に振幅がない場合に相当する。CPU101は、これを第2のパターンと判別し、図5に示す小突き動作が行われていると判定する。なお、ビデオカメラ100を小突いた場合には、x軸方向にもある程度の加速度が発生するため、ここではx軸方向の加速度はパターン判別には利用していない。第1の無線通信部114と第2の無線通信部214との接続が確立した状態で第2のパターンを判別した場合、CPU101はHDD111に格納されている映像データを、第1の無線通信部114により通信対象に転送する。そして、CPU101は、転送した映像データをHDD111から削除する。この転送及び削除の一連の動作がムーブ動作である。ムーブ動作を行う際、サーバー200のCPU201は、第2の無線通信部214により受信した映像データをHDD211に格納するよう制御する。
ユーザがビデオカメラ100をサーバー200の上に置いて、そのまま放置した場合には、加速度センサ116の検出する加速度の値は変化せず、ビデオカメラ100の挙動は前記の第1のパターン、第2のパターンのいずれにも該当しない。第1の無線通信部114と第2の無線通信部214との接続が確立してから所定時間Tt3以上にわたって、第1のパターンと第2のパターンとが検出されない場合、CPU101は、これを第3のパターンと判別する。第3のパターンと判別された場合には、CPU101は、HDD111に格納されている映像データを、転送中に再生可能な形式で第1の無線通信部114からストリーミング転送する。ストリーミング転送時、サーバー200のCPU201は、第2の無線通信部214により受信した映像データをCODEC208により伸張復号化し、映像出力端子213に出力するよう制御する。
こうした構成によって、通信端末であるビデオカメラ100を通信ベースであるサーバー200に擦り付けたり、小突いたり、置いたりといった簡単で直感的な操作により、データを、コピー、ムーブ、ストリーミングといった所望の方法で転送することができる。
本実施の形態によれば、ビデオカメラ100が、ビデオカメラ100の姿勢の経時的な変化検出し、その検出結果に応じて転送方法を決定することとした。したがって、ユーザは電磁誘導などを利用した近接無線通信を用いてデジタルカメラ等のデータを送信する場合も簡単な操作でデータの転送方法等の指定が可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係るデータ通信システムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。第2の実施の形態のデータ通信システムは、第1の実施の形態のデータ通信システムと同様に、HDDを記録媒体として映像を記録するビデオカメラ(通信端末)400と、大容量のHDDを記録媒体として様々なデータを格納するサーバー500とから構成される。
第2の実施の形態のデータ通信システムは、第1の実施の形態のデータ通信システムのようにビデオカメラが備える加速度センサにより挙動を検出するのではなく、サーバーが備える複数のアンテナの通信感度の変化から、ビデオカメラの挙動を検出する。
初めに、ビデオカメラ400の構成について説明する。ビデオカメラ400の構成は、第1の実施の形態のビデオカメラ100の構成から加速度センサ116を除いたものである。すなわち、ビデオカメラ400を構成する各ブロック401〜415は、第1の実施の形態のビデオカメラ100を構成する各ブロック101〜115とそれぞれ対応している。また、CPU401は加速度センサの検出結果を用いたカメラ406の防振制御と、データ通信の制御方法の決定とを行わない。
次に、サーバー500の構成について説明する。サーバー500の構成は、第1の実施の形態のサーバー200の構成に対して第2の無線通信部の備えるアンテナを複数に変更したものである。すなわち、サーバー500を構成する各ブロック501〜513は、第1の実施の形態のサーバー200を構成する各ブロック201〜213とそれぞれ対応している。
また、サーバー500に備えられた第2の無線通信部514は、コイル状の2つのアンテナ517、518を備え、電磁誘導を利用して無線によるデータ通信を行う。これらのアンテナ517,518は、サーバー500の本体上面に設けられた通信面515の内面に取り付けられている。アンテナ517、518は、いずれも送信アンテナと受信アンテナとしての機能を備え、同様の無線通信部を有する他の装置(この例ではビデオカメラ400)との間で半二重通信が可能である。第2の無線通信部514は、ビデオカメラ400が発する接続のためのデータを受信することでビデオカメラ400が通信可能範囲に入ったことを検出し、ビデオカメラ400へ応答する。データ通信動作の際には、CPU501は第2の無線通信部514を制御してビデオカメラ400との接続を確立し、ビデオカメラ400から受信された映像データをバッファ509に格納する。また、CPU501は、第2の無線通信部514が備える2つのアンテナ517、518の通信感度の変化からビデオカメラ400の挙動を検出し、データ通信の制御方法を決定する。
すなわち、本実施の形態では、サーバー500のアンテナ517、518を含む第2の無線通信部514が、第1の無線通信部414に対する複数のアンテナ517、518の通信感度の変化からビデオカメラ400の挙動を検出する挙動検出部を構成する。また、サーバー500のCPU501とビデオカメラ400のCPU401とは、第1,第2の無線通信部414,514が通信可能か否かを判別する。通信可能である場合には、CPU401は、挙動検出部により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別する。そして、CPU401は、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう記録部のディスクコントローラ410及び第1の無線通信部414とを制御する。
図8は、図7のデータ通信システムを構成するビデオカメラ400とサーバー500との外観の概略と、それぞれの無線通信部のアンテナの配置とを示す斜視図である。
ビデオカメラ400は外装の下面が通信面415となっており、サーバー500は外装の上面が通信面515となっている。このため、サーバー500の上面から数センチ以内にビデオカメラ400を近づけ、または、サーバー500の上面にビデオカメラ400を直接置くことにより、両者間の通信の接続が確立される。サーバー500の通信面515の表面もしくは周囲には、誘導電界を妨げないよう、一部に薄いゴム等の弾性体が取り付けられており、両者が接触しても両者の外装や装置本体に損傷が起きにくい。
また、ビデオカメラ400には、その通信面415の中央部の内面にアンテナ417が配置されている。サーバー500には、通信面515の中心を挟んで両サイドの内面に、数センチの距離をおいてアンテナ517と518とが配置されている。
次に、サーバー500のCPU501が、無線通信部514の備える2つのアンテナ217、218の検出した通信感度の変化から、データ通信の制御方法を決定する方法について説明する。本実施の形態では、通信の接続が確立している状態で、2つのアンテナ217、218の検出した感度の変化が第1のパターンの場合はコピー動作、第2のパターンの場合はストリーミング転送動作を行う。
図9は、図7のデータ通信システムを構成するビデオカメラ400とサーバー500との外観の概略を示し、第1のパターンが検出される際のビデオカメラ400の挙動を示す斜視図である。図9において、ユーザ600はビデオカメラ400をサーバー500に所定の周期で、所定の振幅をもって擦り付けている。
図10は、図9に示される挙動に対してアンテナ517、アンテナ518が検出した感度s1、s2の時間tに対する変化を示すグラフである。図10によれば、所定の時間Tt1以上、感度s1、s2が閾値Ts1以上の振幅をもって所定回数以上(本図では4回)上下し、s1とs2とが逆の位相となっていることがわかる。これは、第1のアンテナの通信感度の変化の位相と、第2のアンテナの通信感度の変化の位相とが逆の位相になっている場合に相当する。CPU501は、これを第1のパターンと判別する。第1の無線通信部414と第2の無線通信部514との接続が確立した状態で第1のパターンを判別した場合、CPU501は、データ通信によってビデオカメラ400にコピー動作を行うように指示する。ビデオカメラ400のCPU401は、コピー動作の指示を受け取り、HDD411に格納されている映像データを、無線通信部413によりサーバー500に転送してコピーする。コピー動作時、サーバー500のCPU501は、第2の無線通信部514により受信した映像データをHDD511に格納するよう制御する。
ユーザがビデオカメラ400をサーバー500の上に置いて、そのまま放置した場合には、アンテナ517、518の検出する通信感度の値は変化せず、ビデオカメラ400の挙動は前記の第1のパターンには該当しない。第1の無線通信部414と第2の無線通信部514との接続が確立してから所定時間Tt2以上にわたって、第1のパターンが検出されない場合、CPU501はこれを第2のパターンと判別する。第2のパターンと判別された場合、CPU501は、データ通信によって、ビデオカメラ400に再生が可能な形式で映像データのストリーミング転送を行うように指示する。ビデオカメラ400のCPU401は、ストリーミング転送指示を受け取り、HDD411に格納されている映像データを、サーバー500において転送中に再生が可能な形式で第1の無線通信部414によりストリーミング転送する。ストリーミング転送時、サーバー500のCPU501は、第2の無線通信部514により受信した映像データをCODEC508により伸張復号化し、映像出力端子513に出力するよう制御を行う。
なお、上記の2つの実施の形態では、通信端末の挙動を検出するために加速度センサ、複数のアンテナを利用しているが、他の検出手段を用いてもよい。例えば通信端末の角速度を検出する角速度検出装置や、カメラ(撮影部)により撮影された画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置等の他の手段を挙動検出部を構成してもよい。
また、上記の2つの実施形態では、サーバーを通信ベースとして説明しているが、通信ベースとしては、少なくとも第2の無線通信部を備えていれば足りる。例えば、この部分のみをモジュール化して別部品とし、ケーブル等でコンピュータに接続し、送信された映像データの記録や再生はコンピュータのHDDやCPU、ディスプレイを用いて行うようにしてもよい。
また、上記の2つの実施の形態では、電磁誘導を用いた半二重のデータ通信を行っているが、例えば放射電界や可視光などを用いたデータ通信や、全二重のデータ通信を行っても本発明の目的は達成される。
また、上記の2つの実施の形態では、静止画や映像といったデータの転送を行っているが、音楽データや、ファイルシステムで管理されるファイルや、タグ情報やURL(ユニフォームリソースロケータ)などの転送を行ってもよい。
また、上記の2つの実施の形態では通信端末の挙動のパターンに応じてコピー動作、ムーブ動作、ストリーミング転送といった動作をさせているが、デリート動作や再生時の画像送り動作など他の動作を行わせても本発明の目的は達成される。
さらに、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するようにプログラミングされたプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することになる。
上記の例では、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。さらに、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される場合に限定されることはない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた場合も含まれる。この場合、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される。
第1の実施の形態に係るデータ通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラとサーバーとの外観の概略を示す斜視図である。 図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラとサーバーとの外観の概略を示し、第1のパターンが検出される際のビデオカメラの挙動を示す斜視図である。 図3に示される挙動に対して加速度センサが検出した加速度の変化を示すグラフであり、(A)はx軸の加速度、(B)はy軸の加速度の時間に対する変化を示す。 図1のデータ通信システムを構成するビデオカメラとサーバーとの外観の概略を示し、第2のパターンが検出される際のビデオカメラの挙動を示す斜視図である。 図5に示される挙動に対して加速度センサが検出した加速度の変化を示すグラフであり、(A)はx軸の加速度、(B)はy軸の加速度の時間に対する変化を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るデータ通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図7のデータ通信システムを構成するビデオカメラとサーバーとの外観の概略と、それぞれの無線通信部のアンテナの配置とを示す斜視図である。 図7のデータ通信システムを構成するビデオカメラとサーバーとの外観の概略を示し、第1のパターンが検出される際のビデオカメラの挙動を示す斜視図である。 図9に示される挙動に対して2つのアンテナが検出した感度の時間に対する変化を示すグラフである。
符号の説明
100 ビデオカメラ
101 CPU
106 カメラ
110 ディスクコントローラ
111 HDD
114 第1の無線通信部
116 加速度センサ
200 サーバ
201 CPU
214 第2の無線通信部

Claims (10)

  1. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記挙動検出手段及び前記制御手段は、前記通信端末に備えられ、前記挙動検出手段は、当該通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、
    前記制御手段は、前記加速度検出手段が閾値以上の振幅をもつ加速度の変化を一定回数以上検出した場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とするデータ通信システム。
  2. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記挙動検出手段及び前記制御手段は、前記通信端末に備えられ、前記挙動検出手段は、当該通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、
    前記制御手段は、前記加速度検出手段が第1の閾値以上の振幅をもつ加速度を検出し、その前後の一定期間に第2の閾値以上に振幅がない場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とするデータ通信システム。
  3. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記通信端末は、被写体を撮影する撮影手段を備え、前記挙動検出手段は、前記通信端末に備えられ、前記撮影手段により撮影された被写体の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段であることを特徴とするデータ通信システム。
  4. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記第2の無線通信手段は、複数のアンテナを備え、前記挙動検出手段は、前記通信ベースに設けられ、前記第1の無線通信手段に対する前記複数のアンテナの通信感度の変化から、前記通信端末の挙動を検出することを特徴とするデータ通信システム。
  5. 前記第2の無線通信手段は、第1のアンテナと第2のアンテナとを備え、前記制御手段は、前記挙動検出手段から出力される前記第1のアンテナの通信感度の変化の位相と、前記第2のアンテナの通信感度の変化の位相とが逆の位相になっている場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とする請求項4記載のデータ通信システム。
  6. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備えた通信端末と、該通信端末が通信可能範囲内に近接することに応じて前記通信端末とデータ通信を行う第2の無線通信手段を備えた通信ベースとから構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記通信端末と前記通信ベースとのいずれか一方に設けられ、前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記通信端末の挙動を少なくとも第1、第2のパターンの2つの種類に判別し、第1のパターンと判別された場合には前記データを転送した上で削除は行わず、第2のパターンと判別された場合には前記データを転送した上で削除することを特徴とするデータ通信システム。
  7. 前記制御手段は、前記通信端末の挙動を前記第1、第2のパターンに加えて第3のパターンを含む3種類に判別し、第3のパターンと判別された場合には、格納されたデータを転送中に再生可能な形式でストリーミング転送することを特徴とする請求項6記載のデータ通信システム。
  8. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備え、第2の無線通信手段を備えた通信ベースに対して通信可能範囲内に近接することに応じてデータ通信を行う通信端末において、
    前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記挙動検出手段は、前記通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、
    前記制御手段は、前記加速度検出手段が閾値以上の振幅をもつ加速度の変化を一定回数以上検出した場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とする通信端末。
  9. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備え、第2の無線通信手段を備えた通信ベースに対して通信可能範囲内に近接することに応じてデータ通信を行う通信端末において、
    前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記挙動検出手段は、前記通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、
    前記制御手段は、前記加速度検出手段が第1の閾値以上の振幅をもつ加速度を検出し、その前後の一定期間に第2の閾値以上に振幅がない場合に、所定のパターンに該当すると判別することを特徴とする通信端末。
  10. 通信相手に近付くことで無線によるデータ通信を行うための第1の無線通信手段を備え、第2の無線通信手段を備えた通信ベースに対して通信可能範囲内に近接することに応じてデータ通信を行う通信端末において、
    前記通信端末の姿勢に基づく挙動を検出する挙動検出手段と、
    前記通信端末が前記通信ベースと近接し通信が確立している状態で前記挙動検出手段により検出された挙動が予め定められた複数のパターンのいずれに該当するかを判別し、判別されたパターンに対応して予め設定された方法でデータ通信を行うよう前記第1の無線通信手段を制御する制御手段とを備え、
    前記挙動検出手段は、前記通信端末の加速度を検出する加速度検出手段であり、
    被写体を撮影する撮影手段を備え、前記挙動検出手段は、前記撮影手段により撮影された被写体の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段であることを特徴とする通信端末。
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