JP5001021B2 - 幟旗掲揚装置 - Google Patents

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Description

本発明は、幟や旗、鯉幟などの幟旗を掲揚する装置に関するものであり、より詳しくは、掲揚している幟旗を強風時において自動で降下させることができる掲揚装置に関する。
神社の祭事や、各種の宣伝広告用として掲揚される幟旗は、古くはポールの先端にアームを組んだ逆L字形の木製支柱に対して、一側縁と上縁の二辺に適宜間隔をおいて突設した吊り紐を挿通することにより、幟旗を支柱に対して完全に固定した状態で掲揚されていた。その後、耐久性や美観に勝る金属製のポールが用いられるようになり、幟旗の揚げ下ろしの便宜を図ったり、幟旗がポールに巻き付かないような工夫が提案されている。
例えば、特許文献1に係る幟掲揚装置では、地上に立設されるポールの上部を水平回転可能とし、この上部から水平なアームを延設することにより、幟旗が風向きに応じて回転することを許容して、幟旗がポールに巻き付くことを防止しながら、滑車を介してアーム内に挿通された昇降用のロープを巻き取ることで幟旗を揚げ、逆にロープを繰り出すことで幟旗を下げるように構成されていた。
また、例えば特許文献2に係る幟旗ポールでは、さらに揚げ下ろし操作用のロープ自体をポール内に格納しつつ、ロープの途中に連結部材を介在させて、該連結部材の上半分と下半分とが相対的に回転自在なものとすることにより、幟旗がポールを軸にして一方向に何回転しても巻き付くことがない構成が提案されている。ポール内に格納された操作用のロープは、従来のロープがそうであったように風に煽られて金属製のポールを叩くことがないので、不快な金属音が生じないという効果もあるとされている。
実開平7−41576号公報 特開平8−86122号公報
確かに、前記従来の幟旗掲揚装置によれば、ロープ操作によって幟旗の揚げ下ろしを可能としながらも、風によって幟旗がポールに巻き付くことを防止し、場合によってはロープが不快な金属音を立てることを防止することで、常に幟旗が美しく風にはためくようにできる点は評価できたが、急な突風等による転倒事故対策としては、適時に手動にて幟旗を下ろすよりほかなかったのである。
また、前記特許文献1に係る幟掲揚装置では、幟旗を掲揚した後にロープを仮固定する係止部はポールの下部に設けられているため、幟旗が同一方向に何度も回転した場合にはロープがポールに巻き付いてしまい、揚げ下ろし操作の妨げになってしまうという欠点があった。この点、ロープの途中に連結部材を介在させた前記特許文献2に係る幟旗ポールであれば、同一方向に何度回転してもロープの巻き付きは生じないが、ロープのほぼ全体がポール内に格納される関係上、メンテナンス等が煩雑になるという新たな欠点もあった。
しかるに、本発明では、風向きの変化に応じて幟旗の方向を変えられるという従来の幟旗掲揚装置の特徴を活かしながらも、簡易な構造で、強風時や急な突風を受けたときなどには自動的に幟旗を下ろすことを可能にした幟旗掲揚装置の提供を主な課題とするものである。
前記所期の課題解決を図るべく、本発明に係る幟旗掲揚装置では、地上から立設されたポール本体と、該ポール本体の上端より水平回転自在に延設されたアームと、地上側からポール本体に沿って上方に導かれアームを経由して下方に案内される操作ロープと、幟旗の上縁が止着される吊下バーとからなる従来の幟旗掲揚装置において、ポール本体下方において幟旗より重量のある錘体を嵌挿し、ポール本体を軸にして錘体が水平回転自在となるようにするとともに、前記操作ロープのアームから垂下した一端を吊下バーの中間位置に連結する一方、他端を前記錘体から上方に折り返して吊下バーにおけるポール本体側の基端位置に連結しつつ、幟旗を掲揚した状態にあっては、操作ロープの途中が錘体に設けられた係止部に対して仮固定されるよう構成し、かつ、ポール本体最上端には、アームと直交するように直立位置と水平位置との間で倒立可能な風受け板を設ける一方、直立位置の風受け板の下端付近と前記係止部間を降下ロープで連結した。
したがって、掲揚状態にある幟旗の上部は、ポール本体の最上部に設置されたポール本体に対して水平回転自在なアームから、操作ロープによって連結された吊下バーに取り付けられており、一方幟旗の下部は、ポール本体に対して水平回転可能な錘体からポール本体に沿って上方向に導かれた操作ロープに取り付けられているので、風を受けた幟旗がいくら方向変動しようとも、ポール本体に対して水平回転するアームと操作ロープによって吊り下げられた状態にある錘体も幟旗の動きに追従して水平回転するので、たとえ一方向に何回も回転したとしても操作ロープや幟旗がポール本体に巻き付くことはない。そして、強風時には、ポールの最上部に取り付けられた風受け板が最大水平位置まで転倒するので、そもそも緊張状態にある降下ロープが風受け板の転倒により上方移動することによって係止部が操作されることになる。係止部が操作されると、仮固定された状態にあった操作ロープが解き放たれるので、幟旗が自らの重量によって自動的に降下するよう構成したのである。
ここで、地上から立設されるポール本体は、必ずしも基部を地中に埋設固定したものに限られず、開脚式で仮設置されるものも含む。こうした仮設タイプの幟旗掲揚装置は、イベント等における時限的な設置として需要が見込まれるものである。また、操作ロープや降下ロープとしては、ステンレス製のワイヤロープが好適に用いられる。
錘体は、幟旗の掲揚状態においてバランスするように、幟旗と吊下バーや操作ロープの重量等を勘案し、その重量が決定される。そして錘体に設けられる係止部としては、ポール本体と並行に上下動するピンであり、該ピンを操作ロープの途中に設けられたアイ部に対して嵌挿するよう構成することができる。ピンの上端に降下ロープを連結する一方、ピンの下端に操作ロープのアイ部を嵌挿しておけば、風受け板の転倒によって降下ロープが引き上げられると、ピンが上方に移動する結果、アイ部からピンが引き抜かれて操作ロープの仮固定状態が解消されることになる。
また、本発明に係る幟旗掲揚装置では、前記風受け板と降下ロープ及び係止部を関連させた機械的な自動降下機構に代えて、風圧を感知させる電気的な自動降下機構を採用することもできる。すなわち、地上から立設されたポール本体と、該ポール本体の上端より水平回転自在に延設されたアームと、地上側からポール本体に沿って上方に導かれアームを経由して下方に案内される操作ロープと、幟旗の上縁が止着される吊下バーとからなる従来の幟旗掲揚装置において、ポール本体下方には、モータ及び電源を備えて幟旗より総重量が大となるように設定した錘体を水平回転自在に遊嵌するとともに、アームとモータ軸間に環状ロープを張設してモータ駆動により正逆回転可能とし、前記操作ロープのアームから垂下した一端を吊下バーの中間位置に連結する一方、他端を環状ロープの途中に連結して、ポール本体上端に設けた風圧センサが所定の閾値を超える風圧を感知した際には、前記モータを駆動して幟旗を降下させるようにすることができる。
例えば、風圧センサとしては航空機等の速度計として使用されるピトー管タイプのものを使用することができ、所定の閾値を超える風圧がピトー管内に圧入すると、スイッチ入となってモータ駆動を開始するよう構成できる一方、幟旗の全てが降下するとリミットスイッチを動作させてスイッチ切とし、モータ駆動を停止できるようにすれば、強風を契機として幟旗の降下操作を全自動的に行うことが可能となるわけである。電源としてバッテリーを用い、太陽光で発電した電気を蓄電して利用することにすれば、外部からの電力供給が困難な場所においても、幟旗掲揚装置を設置することが可能となる。
さらに、前記モータ駆動を用いた幟旗掲揚装置では、モータを挟んで左右に位置するように錘体の2箇所にリミットスイッチを設ける一方、環状ロープの2箇所に起動部となる接点を設けて、これら接点が幟旗の最掲揚位置と最降下位置においてリミットスイッチに接触するとモータが正回転又は逆回転するように構成することで、幟旗の自動降下のみならず再掲揚も自動化することができる。
ここで、前記機械式又は電動式いずれの幟旗掲揚装置においても、風をはらんだ幟旗や操作ロープがポール本体に巻き付かないようにするためには、ポール本体に遊嵌された錘体がポール本体の外側にあって水平回転自在な状態に保持される必要がある一方、とくに機械式の装置においては、操作ロープの係止状態が解放されて幟旗がその自重で降下する際には、錘体もまた落下することになる。錘体が地上まで落下してしまうと、再び幟旗を掲揚して操作ロープを係止部に仮固定する操作がしづらくなるので、錘体が一定位置以下に落下しないように、ポール本体における錘体より下方位置にストッパを設けることができる。
また、幟旗がどこまでも降下することを許容すると、係止部等に絡みついてしまい、再び掲揚する場合の操作を妨げることがあるので、錘体における係止部より上方位置に鍔部を突設し、該鍔部の一部に穿孔した導孔内をロープが通るよう構成することによって、幟旗がある程度の位置以下には降下しないように規制することができる。
ところで、アームは、その基部がポール本体と水平回転自在なようにベアリング等を介して延設されているので、風にはためく幟旗は常に風向きに順応するのであるが、風向きの変化により迅速に反応し、風受け板が常に風向きと直交するように、アームには垂直な風向板を設けることができる。
また、幟旗の上縁は吊下バーに固定されているが、吊下バーとアームとは操作ロープによって連結されているのみであるから、風向きの変化に伴う幟旗の動きにアームを追従させるために、アームには吊下バーの受け部を設けるとよい。受け部の具体例としては、下方が開放した逆Y字形等の部材が挙げられ、例えば樋受金具を天地逆にして用いるような簡易なものであってもよい。
本発明に係る幟旗掲揚装置では、幟旗を掲揚した状態で操作ロープを錘体に設けられた係止部に仮固定しておけば、設定した閾値を超える強さの風が発生すると、風受け板が転倒することにより降下ロープが引かれ、係止部が動作して操作ロープの仮固定が解放されるので、幟旗がその自重により自動的に降下する。掲揚時の幟旗は、ポール本体に対して水平回転自在なアームと同じく水平回転自在な錘体との間を結ぶ操作ロープに取り付けられているので、風向きに応じて自由に回転することができるため、幟旗本体や操作ロープの巻き付きは一切生じない。
そして、どの程度の強さの風が吹いたら幟旗を自動降下させるか、という閾値は、風受け板の大きさや角度(どの程度まで転倒したら係止部を作動させるかに関係する)を調節することにより簡単に設定することができるのである。
とくに係止部をポール本体上部と並行に上下動するピンとした場合には、該ピンを操作ロープの途中に設けられたアイ部に対して嵌挿するだけで操作ロープの仮固定を可能とする一方、ピンの上方移動によりアイ部から引き抜いて操作ロープの解放を図るという簡易な構成とすることができる。
また、本発明に係る幟旗掲揚装置は、風受け板の転倒によって降下ロープと係止部を作動させる機械的な自動降下機構に代えて、風圧感知を契機とする電気的な自動降下機構とすることができる。場合によってはタイマー操作を追加し、所定時間経過によりモータを逆転させて自動的に掲揚させることも可能であるし(依然として強風下にあれば、再び風圧感知により自動降下が行われることになる)、リミットスイッチ操作を組み合わせモータの正回転又は逆回転によって幟旗の降下操作と再掲揚操作を行うこともできる。
そして、ポール本体における錘体より下方位置にストッパを設けることで、錘体が不必要なまでに落下しないようにし、錘体に設けた係止部に対する操作ロープの仮止め操作を容易とすることができる。
さらに、錘体における係止部より上方位置に鍔部を突設し、該鍔部の一部に穿孔した導孔内をロープが通るよう構成することによって、幟旗がある程度の位置以下には降下しないように規制することで、係止部等への絡みつきを防止することができる。
また、アームに垂直な風向板を設けたり、吊下バーの受け部を設けた場合には、アームと幟旗が一体となって、風向きの変化に迅速に対応しつつ、閾値を超える強風等に対して確実に反応して幟旗を自動的に降下させることができる幟旗掲揚装置とすることができる。
以下、本発明に係る幟旗掲揚装置につき、図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明に係る幟旗掲揚装置の一例を示す全体図であり、地中に埋設されたコンクリート製基礎Kを用いて地上から立設されたポール本体1と、該ポール本体1の上端においてベアリング等を介して水平回転自在に延設されたアーム2と、地上側からポール本体1に沿って上方に導かれアーム2を経由して下方に案内される操作ロープ3と、幟旗4の上縁が止着される吊下バー5とから構成されている点は前記特許文献に係る幟掲揚装置等と同様であるが、ポール本体1の下方において錘体6が遊嵌されている点が従来の幟掲揚装置等と大きく相違している。本例の錘体6は横断面がドーナツ状を呈している二重筒状体であり、内部に砂等が充填されて幟旗4より重量が大となるよう構成され、ポール本体1を回転軸として水平回転自在に遊嵌されている。
図2は、図1に示した幟旗掲揚装置における上端部分の拡大図である。操作ロープ3は、メインロープ31とリターンロープ32の2本を下方で繋ぎ合わせてなるもので、メインロープ31は、下端にアイ部を設けて錘体6の係止部に対して仮固定される一方、その先端は地上側からポール本体1に沿って上方向に導かれ、アーム2の基端に取り付けられた滑車10aからアーム2の中ほどに取り付けられた滑車10bを経由して下方に案内された後に吊下バー5の中間位置に連結されている。他方、リターンロープ32は、下端をメインロープ31下端のアイ部に連結された後、錘体6に取り付けられた滑車で折り返し、ポール本体1に沿って上方向に導かれて、その最先端が吊下バー5におけるポール本体1側の基端位置に連結されている。
一方、ポール本体1の最上端には、アーム2と直交するように、直立位置と水平位置との間で倒立可能な風受け板8が設けられている。より具体的には、円板状に形成された本例の風受け板8は、三角形状をした水平板12の前面側の一辺とヒンジ(上面側にあるため図示されていない)を介して連結されており、図1及び図2に示される直立位置から、水平板12に沿った水平位置までの間で傾動可能に構成されている。そして、直立位置の風受け板8の下端付近に対してその先端部分を固定された降下ロープ9(図2参照)は、フレキシブルパイプ等の管状材を鞘管として屈曲ガイドされながらポール本体1に沿って下方へと案内されている。これらメインロープ31とリターンロープ32、そして降下ロープ9の位置関係を図3に示す。
図4は、錘体部分の拡大図である。全体が筒状でポール本体1に遊嵌された錘体6は、その下端が錘体6の係止部7に仮固定されるメインロープ31の張力によって宙づり状態となっているために、ポール本体1を軸として左右水平方向に回転自在である。メインロープ31の下端にはリターンロープ32が連結されており、両ロープによって操作ロープ3が構成されている。リターンロープ32は、滑車10cを最下端として上方に折り返して吊下バー5の基端部に連結されることになる。滑車10cは、幟旗4の掲揚時において吊下バー5が確実にアーム2の受け部14内に納まるように、その上下位置が調節可能に構成されている。
錘体6の上部に位置し、やや小径となった部分には係止部7が設けられている。図5及び図6はいずれも係止部7の拡大図であり、図5は操作ロープ3の仮固定状態を、図6は操作ロープ3の解放状態を、それぞれ示している。本例の係止部7は、ポール本体1と並行に上下動するピン131をピンガイド132で摺動支持した構造であり、メインロープ31の下端に設けたアイ部311に対してピン131を嵌挿することによってメインロープ31の移動を規制する。ピン131の上端には降下ロープ9の最下端が固定されており、降下ロープ9が上昇すると、ピン131が上方に移動してメインロープ31のアイ部311から引き抜かれることによって、メインロープ31の規制が解除されることになるのである。上方移動するピン131からメインロープ31のアイ部311がスムーズに抜けるように、錘体6にはアイ部311の上方移動を規制する逆U字形のゲート133が立設されている。したがって、メインロープ31のアイ部311を前記ゲート133の外側から挿入してからピン131の先を嵌挿することにより、ピン131が上方移動する際にはゲート133によってアイ部が押圧されるので、ピン131の動きに追随することが防止されるわけである。
また、メインロープ31における前記アイ部311は、上昇下降時に他の部材に引っかかることがないように全体が滑らかな「く」字形に曲げられており、このアイ部311に対してリターンロープ32の先端に設けたアイ部321が連結されている。
以上のように構成された幟旗掲揚装置では、下端のアイ部311を係止部7に仮固定されたメインロープ31がアーム2を経て吊下バー5との間で緊張することになるので、幟旗4が風をはらんで回転しようとすると、アーム2と錘体6もポール本体1を軸に水平回転する。メインロープ31とリターンロープ32とからなる操作ロープ3そして降下ロープ9は、ポール本体1と併せて、幟旗4におけるポール本体1側の長辺に対して適宜間隔で穿孔された鳩目41に通されたガイドリング42内に挿通されているので、幟旗4がポール本体1を軸回りに何回転しても、幟旗4の回転に追従してポール本体1を軸回りに回転するため、常にポール本体1に絡みつくことがないのである。
幟旗4のポール本体1への絡みつきをより確実に防止するべく、図7に示されるように、幟旗4におけるポール本体1側の下端に設けた鳩目41には、他のガイドリング42と異なり、リターンロープ32のみを挿通した小ガイドリング43を設けるとともに、錘44を垂下しておくとよい。
幟旗4と風向板11によって風が整流される結果、風受け板8は常に風上を向くようになる。強風が吹くと、ヒンジを介して取り付けられた風受け板8が風圧により傾動しはじめ、やがて風受け板8の下端に固定された降下ロープ9が引き上げられることになるので、係止部7におけるピン131がピンガイド132を摺動しつつ上方に移動し、ついにはメインロープ31におけるアイ部311から引き抜かれることになる。こうしてメインロープ31が仮固定状態から解放されると、幟旗4はその自重によって吊下バー5ごと降下することになる。
なお、どの程度の強風であればピン131を引き抜かせるか、つまり、どの程度の強風が吹いたときに幟旗4を自動的に降下させるかについては、主に風受け板8の大きさ等によって設定されることになるが、例えば降下ロープ9の途中にターンバックル91を設けて降下ロープの長さ調整を図ることにより風受け板8の傾動位置を変える(風受け板8がどの程度傾いたときにピン131が引き抜かれるかを降下ロープ9の長さで調節する)ことで設置後においても簡単に微調整を行うことが可能となる。
幟旗4が自動降下する際に、一緒に下降してくるリターンロープ32が幟旗4に絡みついたり、降下した幟旗4が係止部7辺りで乱雑にならないように、錘体6の最上端には鍔部15が突設されている。鍔部15には導孔151が穿孔されており、該導孔151内に対してメインロープ31とリターンロープ32とからなる操作ロープ3や降下ロープ9が挿通されているので、降下する吊下バー5に取り付けられた幟旗4が鍔部15に遮られて鍔部15上にとどまる一方、リターンロープ32は導孔151より下方に抜けた後に滑車10cによって上方に折り返し、再び導孔151を抜けてスムーズに上昇していくので、係止部7付近に絡みつくことがないわけである。
一方、幟旗を掲揚するときは、操作ロープ3を構成するリターンロープ32におけるメインロープ31接続側を手で引き下ろすと、リターンロープ32に続いてメインロープ31が引き下ろされることにより滑車10a及び滑車10bを経由して吊下バー5が引き上げられる結果、幟旗4が上昇して掲揚されることになる。幟旗4は、下向きに開となるようにアーム2に対して取り付けられた逆Y字形の受け部14に対して吊下バー5が当接することにより、最高掲揚状態となって停止する。次いで、メインロープ31の下端に設けたアイ部311をゲート133の外側から差し入れるようにしながら、持ち上げたピン131を下ろしつつその下端を前記アイ部311内に嵌挿して係止部7への仮固定を図ると、前述のように錘体6がメインロープ31の張力作用によって宙づり状態となって、ポール本体1を軸として水平方向に回転自在になるわけである。
図8は、風圧を感知させる電気的な自動降下機構を採用した場合の幟旗掲揚装置の模式図である。地上から立設されたポール本体1において、その上端より水平回転自在にアーム2を延設している点、操作ロープ3を地上側からポール本体1に沿って上方に導き2個の滑車10a,10bを経てアーム2の中ほどより下方向に案内し、その先端を幟旗4が止着された吊下バー5の中間位置に連結している点、ポール本体1下方に対して錘体6を遊嵌し水平回転自在としている点は、先に説明した機械的な自動降下機構を備えた幟旗掲揚装置と同じである。
そして、電気的な自動降下機構を採用するための変更点としては、錘体6に電気モータM及び電源Eを積載し、電気モータMの回転軸に装着したプーリーPに対して無端状をした環状ロープ16の下側を掛け渡す一方、環状ロープ16の上側をアーム2の基端に軸着された滑車10dに掛け渡したこと、操作ロープ3の下端を環状ロープ16の途中に接続したこと、風受け板に代えて風圧センサ17を設けたことが挙げられる。
さらに、本例の幟旗掲揚装置では、錘体6に2個のリミットスイッチS1、S2を設けるとともに、環状ロープ16の途中に接点Aを、操作ロープ3が環状ロープ16接続された箇所接点Bを設けて、各々が前記リミットスイッチS1,S2に接触すると電気モータMが正回転又は逆回転駆動するように設定している。すなわち、接点Aは、幟旗4が最も降下した位置でリミットスイッチS2に接触する一方、接点Bは、幟旗4の吊下バー5がアーム2に当接した位置でリミットスイッチS1に接触するように設定している。
錘体6は、電気モータMのプーリーPに掛け渡された環状ロープ16によって滑車10dから常に吊り下げられた状態にあるので、電気モータMの駆動力はプーリーPを介して確実に伝達される。なお、環状ロープ16としてはワイヤロープが好適であるが、プーリーP及び滑車10dをスプロケットに代えたうえでチェーンを用いることも可能である。
以上のような構成からなる幟旗掲揚装置では、風圧センサ17が所定の閾値を超える風圧を感知した際には、電気モータMに通電して図8中の矢印で示した方向へと環状ロープ16を回転させる。環状ロープ16が移動すると操作ロープ3も上昇するので、幟旗4が降下することになる。幟旗4が最も降下した時点で接点AがリミットスイッチS2に接触し、電気モータMへの通電が遮断されることによって幟旗4の降下作業が完了する。
一方、タイマー設定等により電気モータMへの再通電を図る際、電気モータMの駆動方向を逆転させるように設定しておけば、環状ロープ16は図8中の矢印で示した方向と逆方向へと回転することになる。接点Bが降下するにつれ幟旗4は上昇することになるが、接点BがリミットスイッチS1に接触した時点(このとき、吊下バー5が受け部14に当接することになる)で電気モータMへの通電を遮断すると同時に幟旗4の掲揚作業が完了することになる。
なお、電気モータMに対する電源Eとしては外部電力を導入することも可能であるが、電源Eをバッテリーとする一方、アーム2より上側等に太陽光発電装置を設置してバッテリーへの電源供給を図ることにすれば、設置場所の環境を選ばない幟旗掲揚装置とすることができる。
図9は、風圧センサをピトー管タイプとした場合の模式図である。この例の風圧センサでは、中央管171内には全圧が、その両側管172内には静圧がかかっており、右矢印方向から風を受けると、両差圧によってダイヤフラム等のセンサ部173が右方向に移動する結果、接点XとYが接触することによって電気モータMへの通電を開始する構造となっている。
図10は、風圧センサとして用いる別なピトー管タイプの模式図である。屈曲した管体175の後端には太径の垂直円筒状をした検出部176が延設されており、該検出部176内を上下に貫通する支軸177に対して円盤状をした風圧板178が軸支されている。風圧板の外縁には接点Xが、検出部176内上方には接点Yが設けられており、管体175に導入される風圧によって風圧板178が上昇移動すると、接点Xが接点Yに接触することによって電気モーターMへの通電を開始する構造となっている。なお、検出部176における風圧板178の常態位置より下側には空気量調節孔179が設けられているので、該空気量調節孔179の開口量を調節することにより、管体175に導入される風圧と、風圧板178を押し上げる圧力との差を調節し、どの程度の風圧を受けた場合に通電するかを調節することができる。
本発明に係る幟旗掲揚装置の一例を示す全体図である。 図1に示した幟旗掲揚装置における上端部分の拡大図である。 メインロープとリターンロープ、そして降下ロープの位置関係を示した概略図である。 錘体部分の拡大図である。 錘体における係止部の部分拡大図であり、操作ロープの仮固定状態を示している。 錘体における係止部の部分拡大図であり、操作ロープの解除状態を示している。 幟旗の下端部分の拡大図である。 風圧を感知させる電気的な自動降下機構を採用した場合の本発明に係る幟旗掲揚装置の模式図である。 風圧センサをピトー管タイプとした場合の模式図である。 風圧センサとして用いる別なピトー管タイプの模式図である。
符号の説明
1 ポール本体
2 アーム
3 操作ロープ
4 幟旗
5 吊下バー
6 錘体
7 係止部
8 風受け板
9 降下ロープ
10a〜10d 滑車
11 風向板
12 ストッパ
14 受け部
15 鍔部
16 環状ロープ
17 風圧センサ
31 メインロープ
32 リターンロープ
41 鳩目
42 ガイドリング
43 小ガイドリング
44 錘
131 ピン
132 ピンガイド
133 ゲート
151 導孔
E 電源
K コンクリート製基礎
M 電気モータ
S1、S2 リミットスイッチ

Claims (8)

  1. 地上から立設されたポール本体と、該ポール本体の上端より水平回転自在に延設されたアームと、地上側からポール本体に沿って上方に導かれアームを経由して下方に案内される操作ロープと、幟旗の上縁が止着される吊下バーとからなる幟旗掲揚装置において、
    ポール本体下方において幟旗より重量のある錘体を水平回転自在に遊嵌するとともに、
    前記操作ロープのアームから垂下した一端を吊下バーの中間位置に連結する一方、他端を前記錘体から上方に折り返して吊下バーにおけるポール本体側の基端位置に連結しつつ、幟旗を掲揚した状態にあっては、操作ロープの途中が錘体に設けられた係止部に対して仮固定されるよう構成し、かつ、
    ポール本体最上端には、アームと直交するように直立位置と水平位置との間で倒立可能な風受け板を設ける一方、直立位置の風受け板の下端付近と前記係止部間を降下ロープで連結したことを特徴とする幟旗掲揚装置。
  2. 係止部は、ポール本体と並行に上下動するピンであり、該ピンを操作ロープの途中に設けられたアイ部に対して嵌挿するよう構成されたものである請求項1記載の幟旗掲揚装置。
  3. 地上から立設されたポール本体と、該ポール本体の上端より水平回転自在に延設されたアームと、地上側からポール本体に沿って上方に導かれアームを経由して下方に案内される操作ロープと、幟旗の上縁が止着される吊下バーとからなる幟旗掲揚装置において、
    ポール本体下方には、モータ及び電源を備えて幟旗より重量が大となるように設定した錘体をポール本体に対して水平回転自在に遊嵌するとともに、アームとモータ軸間に環状ロープを張設してモータ駆動により正逆回転可能とし、
    前記操作ロープのアームから垂下した一端を吊下バーの中間位置に連結する一方、他端を環状ロープの途中に連結して、
    ポール本体上端に設けた風圧センサが所定の閾値を超える風圧を感知した際には、前記モータを駆動して幟旗を降下させるようにしたことを特徴とする幟旗掲揚装置。
  4. モータを挟んで左右に位置するように錘体の2箇所にリミットスイッチを設ける一方、環状ロープの2箇所に起動部を設けて、これら起動部が幟旗の最掲揚位置と最降下位置においてリミットスイッチに接触するとモータが正回転又は逆回転するように構成してなる請求項3記載の幟旗掲揚装置。
  5. 錘体が一定位置以下に落下しないように、ポール本体における錘体より下方位置にストッパを設けてなる請求項1又は2いずれか記載の幟旗掲揚装置。
  6. 錘体における係止部より上方位置に鍔部を突設し、該鍔部の一部に穿孔した導孔内をロープが通るよう構成してなる請求項1ないし5いずれか記載の幟旗掲揚装置。
  7. アームが、垂直な風向板を備えたものである請求項1ないし6いずれか記載の幟旗掲揚装置。
  8. アームが、吊下バーの受け部を備えたものである請求項1ないし7いずれか記載の幟旗掲揚装置。
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