JP3571586B2 - 掲揚装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旗や幟等の掲揚物を掲揚するための掲揚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
旗等を掲揚する従来の掲揚装置は、設置場所に略垂直に立てられる上端部に滑車が取付けられた支柱と、索材とから構成されている。索材は滑車に掛け回されループにされて垂下されている。索材に旗類を固定するための金具が付けられているものもある。旗等を掲揚する場合には、金具又は索材に旗等を縛り付け、ループになった索材を順次引き込んでいき、旗等を支柱上端部に掲げた状態にして索材を支柱下部において固定する。降ろす場合には揚げるときとは逆の操作を行えばよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の掲揚装置においては、使用していないときには索材の下部を支柱の下部に巻着させておくが、索材が風に揺られ支柱に当って頻繁に衝突音が発せられ耳障りになることがしばしば起こる。また、掲揚状態では風で旗等が支柱に巻き付いて良く見えなくなってしまったり、旗等を降ろすことが困難になったりするといった問題点があった。
【0004】
本発明は、係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その課題は、耳障りな音を発することのない掲揚装置を得ることであり、見栄えよく旗等を掲げることができる操作性の良い掲揚装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、設置場所に略垂直に立てる支柱と、この支柱に軸方向への移動を可能に装着した旗等の掲揚物を保持する保持部材と、この保持部材を昇降動させる昇降手段とを備えた掲揚装置であって、前記保持部材は、前記掲揚物の二辺縁を保持するために前記支柱に沿う垂直方向取付けバーと該垂直取付けバーに対して回動可能に枢着される水平方向取付けバーとが組み合わされて構成するとともに、支柱に回動可能に装着し、前記昇降手段を前記支柱の下部に取付けたリールと、このリールに巻装し、一端側を前記支柱内に下部から挿通させて上部において引出して前記保持部材に連結させた索材により構成する手段を採用する。
【0006】
上記手段を採用することによって、非使用時に索材が外風を受けても支柱に衝突することは殆どないばかりでなく、索材を外風の作用を受けない支柱内に収めておくことができる。また、掲揚物を見易い状態に保持することができるうえ、風向きに応じで掲揚物が回動するようになる。
【0009】
前記課題を達成するために請求項2の発明は、請求項1に係る前記手段において、保持部材の一部に、外風の向きに同保持部材をほぼ平行に向ける羽根を設ける手段を採用する。
【0010】
上記手段を採用することによって、請求項1に係る前記機能とともに風向きに対する応動性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図11によって示す本実施の形態は、主として旗等の柔軟な掲揚物1を掲揚するための掲揚装置に関するものである。この掲揚装置は、図1に示すように設置場所にアンカーボルト2等により略垂直に立てられる支柱3と、この支柱3に軸方向への移動を可能に装着された掲揚物1を保持する保持部材4と、この保持部材4を昇降動させる昇降手段とを備えている。支柱3は、図1,図2に示すようにアンカーボルト2等に固定する基板5を供えたベース構造6に、アルミパイプ等で構成された支柱部分7の下部が内嵌合されボルトにより固定されている。支柱部分7の天頂部は開放していて、図4に示すように支柱部分7に対して回転可能に嵌め装着されたキャップ8により被冠されている。
【0012】
支柱部分7のベース構造6に嵌込む部分の内部と、キャップ8の内部には図1,図2,図3に示すように垂直面内で回転する案内ロール9がそれぞれ固定されている。支柱部分7の案内ロール9に対向するベース構造6には垂直面内で巻付けロール10が回転するリール11が固定されている。巻付けロール10の軸には操作ハンドル12が設けられ、操作ハンドル12の回転操作により巻付けロール10を巻付け方向にも巻戻し方向にも回転させることができる。巻付けロール10の回転は図3に示すようにロール保持部13に止めピン14を挿通することにより規制することができる。図2,図3に示すように、巻付けロール10と案内ロール9とを結ぶ線上の支柱部分7とベース構造6には索材挿通孔15が開設されている。
【0013】
キャップ8の外周部の一部には庇状のフード16が設けられ、フード16内に内部の案内ロール9に並んで外部の案内ロール17が回転可能に装着されている。キャップ8の案内ロール9と案内ロール17とを結ぶ線上にも索材挿通孔15が開設されている。
【0014】
保持部材4は、図6,図7,図8に示すように支柱3に沿う垂直方向の取付けバー18と、水平方向の取付けバー19とがアングル状に組合わされて構成され、垂直方向の取付けバー18に設けられた複数個の案内リング20により、支柱3に上下方向の移動と回動とを可能に装着されている。水平方向の取付けバー19はその基部側において垂直方向の取付けバー18に対して回動可能に枢着され、通常は取外し可能の支持ピン21により水平状態に保持されている。この水平方向の取付けバー19の上側には外風の向きに保持部材4全体をほぼ平行に向ける羽根22が設けられている。なお、羽根22は図6の仮想線に示すように、必要により大きい羽根22Aとしてもよい。
【0015】
昇降手段は、ベース構造6に取付けられたリール11と、このリール11に巻装された索材23とにより構成され、巻付けロール10に巻回された索材23の一端側は、索材挿通孔15から支柱部分7内に挿通され、案内ロール9とキャップ8の二個の案内ロール9,17に掛け回されキャップ8の索材挿通孔15から外部に引き出されて保持部材4の上端部の連結部24に連結されている。
【0016】
この掲揚装置の保持部材4をベース構造6近くまで巻付けロール10の操作ハンドル12を巻戻し操作して降ろしておいて、掲揚物1の二辺縁を各取付けバー18,19の紐挿通孔を使って広げた形態に取付け、操作ハンドル12の操作で索材23を巻付けロール10に巻付けていくことにより、掲揚物1を支柱3上部に掲揚することができる。掲揚物1が所定の高さに掲揚できたら、止めピン14を装着して巻付けロール10の回転を規制する。これにより、掲揚物1は図1に示すように広げられた見易い形態に掲揚され、外風が作用しても支柱3部分に巻き付いたりせず、操作性も良好である。外風に対して掲揚物1は図9(A)、(B)に示すように抵抗の少ない外風の方向に略平行となる位置に回動する。外風の向きに応動する機能は、掲揚物1と保持部材4との面積があるため果たしうるが、羽根22を設けた方がより良好な外風に対する応動性がえられる。索材23は、支柱3内に収まっているため外風の影響を受けず、外風で揺すぶられ支柱部分7等に衝突して耳障りな音を発することもない。また、索材23を風雨に晒されないようにしておくことができ、索材23の劣化も防止することができる。
【0017】
掲揚物1を降ろすには掲揚操作の逆手順での操作をすればよい。掲揚物1を降ろし保持部材4から取り外した後は、支持ピン21のナットを外し支持ピン21を抜いて図8に示すように水平方向の取付けバー19を折り畳んでおけばコンパクトな状態になる。非使用時についても保持部材4を支柱部分7の上部に位置させておく方が、索材23が外風で揺れたり風雨に晒されずに済むので都合がよい。
【0018】
なお、掲揚物1としては旗の他、幟や鯉のぼり等も適用することができる。また、図10,図11に示すようにベース構造6を一側部の開放した支持部分25を備えた構成とし、これに支柱部分7の下端部を枢支させるようにして、抜き差しできる固定ピン26を支持部分25と支柱部分7に跨って装着する構成を採ることにより、非使用時には支柱部分7を倒伏させておくことができ、台風等、強風時の事故防止に有効なものとなる。
【0019】
また、支柱3は一定径の管体の他、上方部が細くなった管体であってもよい。この場合の案内リングは、前記した一定径のリングに代え、支柱の外径に対応し易い可撓性構造のものが好ましい。たとえば、ひも体に金属玉を多数個挿通した、じゅず状構造などの案内リングとすることができる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、非使用時に索材が外風を受けても支柱に衝突することは殆どないばかりでなく、索材を外風の作用を受けない支柱内に収めておくこともでき、耳障りな音を発することのない掲揚装置が得られる。
【0021】
しかも、請求項1の発明によれば、掲揚物を見易い状態に保持することができるうえ、風向きに応じで掲揚物が回動するようになり、索材の絡み付きもなく操作性が向上する。
【0022】
請求項2の発明によれば、請求項1に係る前記効果とともに風向きに対する応動性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の掲揚装置の正面図である。
【図2】実施の形態の掲揚装置のベース構造部分の拡大縦断面図である。
【図3】実施の形態の掲揚装置のベース構造部分の拡大横断面図である。
【図4】実施の形態の掲揚装置のキャップ部分の拡大縦断面図である。
【図5】実施の形態の掲揚装置のキャップ部分の拡大横断面図である。
【図6】実施の形態の掲揚装置の保持部材を示す拡大正面図である。
【図7】実施の形態の掲揚装置の保持部材を示す拡大平面図である。
【図8】実施の形態の掲揚装置の保持部材の折り畳み形態を示す拡大正面図である。
【図9】実施の形態の掲揚装置の外風に対する動作を示す説明図である。
【図10】実施の形態の他の掲揚装置を一部を破断して示す正面図である。
【図11】図10の掲揚装置の機能を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 掲揚物、 3 支柱、 4 保持部材、 11 リール、 15 索材挿通孔、 18 取付けバー、 19 取付けバー、 20 案内リング、 22 羽根、 23 索材。
【発明の属する技術分野】
本発明は、旗や幟等の掲揚物を掲揚するための掲揚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
旗等を掲揚する従来の掲揚装置は、設置場所に略垂直に立てられる上端部に滑車が取付けられた支柱と、索材とから構成されている。索材は滑車に掛け回されループにされて垂下されている。索材に旗類を固定するための金具が付けられているものもある。旗等を掲揚する場合には、金具又は索材に旗等を縛り付け、ループになった索材を順次引き込んでいき、旗等を支柱上端部に掲げた状態にして索材を支柱下部において固定する。降ろす場合には揚げるときとは逆の操作を行えばよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の掲揚装置においては、使用していないときには索材の下部を支柱の下部に巻着させておくが、索材が風に揺られ支柱に当って頻繁に衝突音が発せられ耳障りになることがしばしば起こる。また、掲揚状態では風で旗等が支柱に巻き付いて良く見えなくなってしまったり、旗等を降ろすことが困難になったりするといった問題点があった。
【0004】
本発明は、係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その課題は、耳障りな音を発することのない掲揚装置を得ることであり、見栄えよく旗等を掲げることができる操作性の良い掲揚装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、設置場所に略垂直に立てる支柱と、この支柱に軸方向への移動を可能に装着した旗等の掲揚物を保持する保持部材と、この保持部材を昇降動させる昇降手段とを備えた掲揚装置であって、前記保持部材は、前記掲揚物の二辺縁を保持するために前記支柱に沿う垂直方向取付けバーと該垂直取付けバーに対して回動可能に枢着される水平方向取付けバーとが組み合わされて構成するとともに、支柱に回動可能に装着し、前記昇降手段を前記支柱の下部に取付けたリールと、このリールに巻装し、一端側を前記支柱内に下部から挿通させて上部において引出して前記保持部材に連結させた索材により構成する手段を採用する。
【0006】
上記手段を採用することによって、非使用時に索材が外風を受けても支柱に衝突することは殆どないばかりでなく、索材を外風の作用を受けない支柱内に収めておくことができる。また、掲揚物を見易い状態に保持することができるうえ、風向きに応じで掲揚物が回動するようになる。
【0009】
前記課題を達成するために請求項2の発明は、請求項1に係る前記手段において、保持部材の一部に、外風の向きに同保持部材をほぼ平行に向ける羽根を設ける手段を採用する。
【0010】
上記手段を採用することによって、請求項1に係る前記機能とともに風向きに対する応動性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図11によって示す本実施の形態は、主として旗等の柔軟な掲揚物1を掲揚するための掲揚装置に関するものである。この掲揚装置は、図1に示すように設置場所にアンカーボルト2等により略垂直に立てられる支柱3と、この支柱3に軸方向への移動を可能に装着された掲揚物1を保持する保持部材4と、この保持部材4を昇降動させる昇降手段とを備えている。支柱3は、図1,図2に示すようにアンカーボルト2等に固定する基板5を供えたベース構造6に、アルミパイプ等で構成された支柱部分7の下部が内嵌合されボルトにより固定されている。支柱部分7の天頂部は開放していて、図4に示すように支柱部分7に対して回転可能に嵌め装着されたキャップ8により被冠されている。
【0012】
支柱部分7のベース構造6に嵌込む部分の内部と、キャップ8の内部には図1,図2,図3に示すように垂直面内で回転する案内ロール9がそれぞれ固定されている。支柱部分7の案内ロール9に対向するベース構造6には垂直面内で巻付けロール10が回転するリール11が固定されている。巻付けロール10の軸には操作ハンドル12が設けられ、操作ハンドル12の回転操作により巻付けロール10を巻付け方向にも巻戻し方向にも回転させることができる。巻付けロール10の回転は図3に示すようにロール保持部13に止めピン14を挿通することにより規制することができる。図2,図3に示すように、巻付けロール10と案内ロール9とを結ぶ線上の支柱部分7とベース構造6には索材挿通孔15が開設されている。
【0013】
キャップ8の外周部の一部には庇状のフード16が設けられ、フード16内に内部の案内ロール9に並んで外部の案内ロール17が回転可能に装着されている。キャップ8の案内ロール9と案内ロール17とを結ぶ線上にも索材挿通孔15が開設されている。
【0014】
保持部材4は、図6,図7,図8に示すように支柱3に沿う垂直方向の取付けバー18と、水平方向の取付けバー19とがアングル状に組合わされて構成され、垂直方向の取付けバー18に設けられた複数個の案内リング20により、支柱3に上下方向の移動と回動とを可能に装着されている。水平方向の取付けバー19はその基部側において垂直方向の取付けバー18に対して回動可能に枢着され、通常は取外し可能の支持ピン21により水平状態に保持されている。この水平方向の取付けバー19の上側には外風の向きに保持部材4全体をほぼ平行に向ける羽根22が設けられている。なお、羽根22は図6の仮想線に示すように、必要により大きい羽根22Aとしてもよい。
【0015】
昇降手段は、ベース構造6に取付けられたリール11と、このリール11に巻装された索材23とにより構成され、巻付けロール10に巻回された索材23の一端側は、索材挿通孔15から支柱部分7内に挿通され、案内ロール9とキャップ8の二個の案内ロール9,17に掛け回されキャップ8の索材挿通孔15から外部に引き出されて保持部材4の上端部の連結部24に連結されている。
【0016】
この掲揚装置の保持部材4をベース構造6近くまで巻付けロール10の操作ハンドル12を巻戻し操作して降ろしておいて、掲揚物1の二辺縁を各取付けバー18,19の紐挿通孔を使って広げた形態に取付け、操作ハンドル12の操作で索材23を巻付けロール10に巻付けていくことにより、掲揚物1を支柱3上部に掲揚することができる。掲揚物1が所定の高さに掲揚できたら、止めピン14を装着して巻付けロール10の回転を規制する。これにより、掲揚物1は図1に示すように広げられた見易い形態に掲揚され、外風が作用しても支柱3部分に巻き付いたりせず、操作性も良好である。外風に対して掲揚物1は図9(A)、(B)に示すように抵抗の少ない外風の方向に略平行となる位置に回動する。外風の向きに応動する機能は、掲揚物1と保持部材4との面積があるため果たしうるが、羽根22を設けた方がより良好な外風に対する応動性がえられる。索材23は、支柱3内に収まっているため外風の影響を受けず、外風で揺すぶられ支柱部分7等に衝突して耳障りな音を発することもない。また、索材23を風雨に晒されないようにしておくことができ、索材23の劣化も防止することができる。
【0017】
掲揚物1を降ろすには掲揚操作の逆手順での操作をすればよい。掲揚物1を降ろし保持部材4から取り外した後は、支持ピン21のナットを外し支持ピン21を抜いて図8に示すように水平方向の取付けバー19を折り畳んでおけばコンパクトな状態になる。非使用時についても保持部材4を支柱部分7の上部に位置させておく方が、索材23が外風で揺れたり風雨に晒されずに済むので都合がよい。
【0018】
なお、掲揚物1としては旗の他、幟や鯉のぼり等も適用することができる。また、図10,図11に示すようにベース構造6を一側部の開放した支持部分25を備えた構成とし、これに支柱部分7の下端部を枢支させるようにして、抜き差しできる固定ピン26を支持部分25と支柱部分7に跨って装着する構成を採ることにより、非使用時には支柱部分7を倒伏させておくことができ、台風等、強風時の事故防止に有効なものとなる。
【0019】
また、支柱3は一定径の管体の他、上方部が細くなった管体であってもよい。この場合の案内リングは、前記した一定径のリングに代え、支柱の外径に対応し易い可撓性構造のものが好ましい。たとえば、ひも体に金属玉を多数個挿通した、じゅず状構造などの案内リングとすることができる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、非使用時に索材が外風を受けても支柱に衝突することは殆どないばかりでなく、索材を外風の作用を受けない支柱内に収めておくこともでき、耳障りな音を発することのない掲揚装置が得られる。
【0021】
しかも、請求項1の発明によれば、掲揚物を見易い状態に保持することができるうえ、風向きに応じで掲揚物が回動するようになり、索材の絡み付きもなく操作性が向上する。
【0022】
請求項2の発明によれば、請求項1に係る前記効果とともに風向きに対する応動性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の掲揚装置の正面図である。
【図2】実施の形態の掲揚装置のベース構造部分の拡大縦断面図である。
【図3】実施の形態の掲揚装置のベース構造部分の拡大横断面図である。
【図4】実施の形態の掲揚装置のキャップ部分の拡大縦断面図である。
【図5】実施の形態の掲揚装置のキャップ部分の拡大横断面図である。
【図6】実施の形態の掲揚装置の保持部材を示す拡大正面図である。
【図7】実施の形態の掲揚装置の保持部材を示す拡大平面図である。
【図8】実施の形態の掲揚装置の保持部材の折り畳み形態を示す拡大正面図である。
【図9】実施の形態の掲揚装置の外風に対する動作を示す説明図である。
【図10】実施の形態の他の掲揚装置を一部を破断して示す正面図である。
【図11】図10の掲揚装置の機能を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 掲揚物、 3 支柱、 4 保持部材、 11 リール、 15 索材挿通孔、 18 取付けバー、 19 取付けバー、 20 案内リング、 22 羽根、 23 索材。
Claims (2)
- 設置場所に略垂直に立てる支柱と、この支柱に軸方向への移動を可能に装着した旗等の掲揚物を保持する保持部材と、この保持部材を昇降動させる昇降手段とを備えた掲揚装置であって、
前記保持部材は、前記掲揚物の二辺縁を保持するために前記支柱に沿う垂直方向取付けバーと該垂直取付けバーに対して回動可能に枢着される水平方向取付けバーとが組み合わされて構成するとともに、支柱に回動可能に装着し、
前記昇降手段を前記支柱の下部に取付けたリールと、このリールに巻装し、一端側を前記支柱内に下部から挿通させて上部において引出して前記保持部材に連結させた索材により構成した掲揚装置。 - 請求項1に記載の掲揚装置であって、保持部材の一部に外風の向きに同保持部材をほぼ平行に向ける羽根を設けた掲揚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23296299A JP3571586B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 掲揚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23296299A JP3571586B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 掲揚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001056655A JP2001056655A (ja) | 2001-02-27 |
JP3571586B2 true JP3571586B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=16947611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23296299A Expired - Fee Related JP3571586B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 掲揚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101029823B1 (ko) * | 2010-08-18 | 2011-04-18 | 이상신 | 국기 게양 장치 |
KR101467693B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-12-01 | 이선일 | 가로등의 기(旗) 게양장치 |
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AU2006284544B2 (en) * | 2005-08-25 | 2011-05-26 | Challangila Pty Ltd | Banner support system |
JP5001021B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2012-08-15 | 坂本 成江 | 幟旗掲揚装置 |
JP6536875B2 (ja) * | 2014-12-23 | 2019-07-03 | 有限会社パワーハウス | 旗章形状保持具 |
JP5730435B1 (ja) * | 2014-12-27 | 2015-06-10 | 衛 大宅 | 旗類の掲揚治具 |
KR102041113B1 (ko) * | 2017-11-17 | 2019-11-27 | 한국생산기술연구원 | 깃발 엉킴을 저감하는 깃발 게양대 |
KR102379657B1 (ko) * | 2021-10-12 | 2022-03-28 | 이인아 | 기 게양장치 |
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1999
- 1999-08-19 JP JP23296299A patent/JP3571586B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101029823B1 (ko) * | 2010-08-18 | 2011-04-18 | 이상신 | 국기 게양 장치 |
KR101467693B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-12-01 | 이선일 | 가로등의 기(旗) 게양장치 |
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JP2001056655A (ja) | 2001-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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