JP2531562Y2 - 旗ポールにおける旗自動昇降装置 - Google Patents

旗ポールにおける旗自動昇降装置

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JP2531562Y2 JP1990103754U JP10375490U JP2531562Y2 JP 2531562 Y2 JP2531562 Y2 JP 2531562Y2 JP 1990103754 U JP1990103754 U JP 1990103754U JP 10375490 U JP10375490 U JP 10375490U JP 2531562 Y2 JP2531562 Y2 JP 2531562Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、旗ポールにおける旗自動昇降装置、とり
わけ旗を、日の出または日没のさい、降雨時、あるいは
決められた時間等の必要時に、全く人手によらず自動的
に昇降し得る、無人化旗自動昇降装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、一般に知られている旗ポールには、手動または
半手動により操作する旗昇降装置が備えられており、旗
の昇降操作は、旗昇降用ロープを手で操作する昇降操
作、あるいは旗昇降用ワイヤを巻取リールにハンドル
を用いて巻き付けることによって行なう昇降操作、また
旗昇降用ワイヤを巻取リールに電池式作動工具を用い
て巻き付けることによって半手動により行なう昇降操
作、の方式に大別される。
これらの旗の昇降操作では、いずれの場合にも旗ポー
ルの前に立ち、ロープを直接手で操作したり、旗昇降用
のハンドルを手で回転させたり、あるいはまた巻取リー
ル部分に差し込んだ電池式作動工具を手で保持したりし
て、旗の昇降操作を行なっていた。
本出願人は、先に押しボタンまたは遠隔操作(リモー
トコントロール)によって旗昇降用ワイヤを巻取リール
に巻き付ける旗自動昇降装置を提案した。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のいずれの場合においても、
日暮れになれば、あるいはまた降雨のさいに、旗を降ろ
したり、また反対に、日の出のさい、あるいは雨がやん
だあとには、旗を損傷したりする必要があり、従来は、
その都度、旗ポールの下まで行って、旗の昇降作業を行
なっていた。このような作業は非常に面倒であるだけで
なく、例えば旗ポールが、運動場の端や、スタジアムの
頂上、ビルの屋上等の労力を要する場所、あるいは危険
を伴う箇所に設置されている場合には、旗の昇降作業毎
に、その作業者に多大の労力と危険を強いる結果となる
という問題があった。
また、上記遠隔操作(リモートコントロール)によっ
て旗昇降用ワイヤを巻取リールに巻き付ける旗自動昇降
装置によれば、確かに旗昇降作業は簡略化されるが、例
えば決められた時間に無人で、旗を昇降したり、あるい
は日の出または日没のさいに無人で、旗を昇降したり、
さらには降雨時に無人で、旗を昇降したりするようなこ
とは、全く不可能であった。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、
旗の昇降作業を全く自動的にかつ無人で行なうことがで
き、決められた時間に、あるいは日の出または日没のさ
いに、さらには降雨時または雨上がりに、旗を無人で昇
降することができ、従って旗ポールが、運動場の端や、
スタジアムの頂上、ビルの屋上等の労力を要する場所、
あるいは危険を伴う箇所に設置されていても、作業者に
ほとんど労力をかけることなく、旗を昇降することがで
きて、非常に安全性が高い、旗ポールにおける旗自動昇
降装置を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、旗ポール
の内部に、旗昇降用ワイヤ等を巻き付ける巻取リール
と、巻取リール回転駆動装置と、駆動装置から回転駆動
力を巻取リールに伝達する駆動力伝達機構と、駆動装置
用オン・オフ切替スイッチと、旗の昇降の上限および下
限を設定するカウンター式リミット・スイッチとが収め
られ、さらに旗ポールの外部の所要箇所に、駆動装置用
オン・オフ切替スイッチを作動せしめるタイム・スイッ
チ、同デイライト・スイッチ、および同雨滴センサのオ
ン・オフ切替スイッチ作動手段がそれぞれ備えられてい
る、旗ポールにおける旗自動昇降装置を要旨としてい
る。
作用 上記旗ポールにおける旗昇降装置によれは、旗ポール
にワイヤにより取り付けられた旗を昇降せしめるには、
押しボタン・スイッチにより、あるいはまた無線の送信
器から受信器に送られてきた信号によって、駆動装置用
オン・オフ切替スイッチが動作せしめられて、巻取リー
ル回転駆動装置のモータが作動せしめられ、駆動力伝達
機構を介して駆動力が巻取リールに伝達されて、旗が昇
降、あるいは停止せしめられる。従って、旗の昇降操作
が非常に簡単である。
また、カウンター式リミット・スイッチを用いて、巻
取リールによるワイヤの巻取り、巻戻し長さを巻取リー
ルの回転数により算出して、旗の昇降の上限および下限
を設定しているため、これらの設定を確実に行なうこと
ができ、旗の昇降の上限および下限において、旗昇降用
ワイヤに余分な負荷がかゝらず、耐久性が良い。
そして、上記のような押しボタン・スイッチまたは無
線によって旗の自動昇降操作が可能であるだけでなく、
(i)タイム・スイッチにより、決められた時間に無人
で、旗を昇降することが可能であり、(ii)デイライト
・スイッチにより日の出、あるいは日没のさいに、無人
で、旗を昇降することが可能であり、さらに(iii)雨
滴センサにより降雨時まはた雨上がりに、無人で、旗を
昇降することが可能であり、従って、旗の昇降操作に全
く手間がかゝらず、また危険を伴うような旗ポールの設
置箇所に作業者が行く必要がないので、非常に安全性が
高いものである。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面において、この考案の旗ポール(1)における旗
自動昇降装置は、旗ポール(1)の内部に、旗昇降用ワ
イヤ(2)等を巻き付ける巻取リール(3)と、巻取リ
ール回転駆動装置(4)と、駆動装置(4)から回転駆
動力を巻取リール(3)に伝達する駆動力伝達機構
(5)と、駆動装置用オン・オフ切替スイッチと、旗
(10)の昇降の上限および下限を設定するカウンター式
リミット・スイッチ(7)とが、取付フレーム(8)に
取り付けられた状態で収められ、さらに旗ポール(1)
の外部の所要箇所に、駆動装置用オン・オフ切替スイッ
チを作動せしめるタイム・スイッチ(36)、同デイライ
ト・スイッチ(37)、および同雨滴センサ(38)が備え
られている。
上記タイム・スイッチ(36)は、通常屋内に設置さ
れ、同タイム・スイッチ(36)とポール(1)とは配線
により連絡せられる。またデイライト・スイッチ(37)
には、日の出日の入りにおける照度の変化を検出する光
センサが内蔵されている。このデイライト・スイッチ
(37)および雨滴センサ(38)は、太陽光線や雨の影響
を直接受ける屋外の適宜の場所に設置されている。
旗ポール(1)の旗昇降用ワイヤ(2)の先端部に
は、取付具(28)を介して旗(10)が取り付けられ、か
つポール(1)の下端部に開口部(12)があけられてい
る(第1図参照)。
そしてこの開口部(12)から旗ポール(1)内に旗昇
降装置取付フレーム(8)が収められて、防振ゴム(1
3)を介してポール側壁にビス(14)で止められ、また
開口部(12)には蓋(29)が被せ止められている。
旗昇降用ワイヤ(2)を巻き付けた巻取リール(3)
は、フレーム(8)の上端部左右両側壁(8a)(8a)に
枢軸(15)により取り付けられている。
巻取リール回転駆動装置(4)は、電動モータ、電気
ブレーキ、および減速機を内蔵しており、これは取付フ
レーム(8)の後壁(8b)の高さの中間部に張出状に設
けられた水平壁(8c)の下面に垂下状に固定されてい
る。
この駆動装置(4)から回転駆動力を巻取リール
(3)に伝達する駆動力伝達機構(5)は、つぎのよう
な構成を有している。
すなわち、巻取リール回転駆動装置(4)の電動モー
タの駆動軸(16)の上端部が水平壁(8c)より上側に突
出せしめられて、これに駆動歯車(17)が取り付けら
れ、この駆動歯車(17)に中間水平歯車(18)が噛み合
わせられている。
中間水平歯車(18)は垂直軸(19)の下端部に取り付
けられており、垂直軸(19)は、取付フレーム(8)の
水平壁(8c)と、同フレーム(8)の後壁(8b)上端寄
り部分に張出状に設けられた軸受ブラケット(8d)との
間に回転自在に渡し止められている。
軸受ブラケット(8d)より上側の垂直軸(19)の上端
部に第1ウオーム歯車(20)が取り付けられ、この第1
ウオーム歯車(20)にピニオン(21)が噛み合わせられ
ている。またピニオン(21)は、巻取リール(3)下側
においてフレーム(8)の左右両側壁(8a)(8a)に渡
された水平軸(22)の右端部に取り付けられている。同
水平軸(22)の左端部には、径の大きい中間伝達歯車
(23)が取り付けられ、この中間歯車(23)に、巻取リ
ール(3)の枢軸(15)の左端部に取り付けられたもう
1つの径の大きい中間伝達歯車(24)が噛み合わせられ
ている。
巻取リール回転駆動装置のモータの作動により、駆動
軸(16)か回動せしめられ、この駆動軸(16)の回転駆
動力は、これに取り付けられた駆動歯車(17)、駆動歯
車(17)に噛み合わせられた中間水平歯車(18)、中間
水平歯車(18)の垂直軸(19)から第1ウオーム歯車
(20)に伝達され、さらに、この第1ウオーム歯車(2
0)に噛み合わせられたピニオン(21)、ピニオン(2
1)の水平軸(22)、および径大の2つの中間伝達歯車
(23)(24)に伝達されて、最終的に巻取リール(3)
が正または逆方向に回転せしめられるものである。
また、取付フレーム(8)の水平壁(8c)の先端に垂
下壁部(8e)が設けられていて、これに駆動装置用オン
・オフ切替スイッチとしての押しボタン・スイッチ(1
1)が取り付けられている。
取付フレーム(8)の後壁(8b)の下端部には、無線
の受信器(25)が取り付けられ、上記駆動装置(4)の
電動モータの配線に無線装置の回路が接続されている。
無線受信器(25)のリード線(26)はアルミニウム製
ポール(1)に直接接続されていて、ポール(1)全体
がアンテナの役割を果たしている。
そして、押しボタン・スイッチ(11)による旗(10)
の昇降あるいは停止の直接操作と、無線による遠隔操作
とが併用せられるようになされている。
なお、取付フレーム(8)の上端寄り部分に、カウン
ター式の回転リミット・スイッチ(7)が取り付けら
れ、これの水平軸(27)に、ピニオン(30)が取り付け
られていて、このピニオン(30)が、上記垂直軸(19)
の高さの中間部に取り付けられた第2ウオーム歯車(3
1)と噛み合わせられている。
リミット・スイッチ(7)には、旗ポール(1)の長
さに合わせて、カウンターの数値をセットし、旗(10)
の昇降の上限および下限を適宜設定するとともに、ワイ
ヤ(2)の巻取回転数を検出することにより、旗(10)
の位置を任意に決定し得るようになされている。
第5図のブロック図を参照すると、旗ポール(1)に
ワイヤ(2)により取り付けられた旗(10)を昇降せし
めるには、押しボタン・スイッチ(11)により、あるい
はまた無線の送信器から受信器(25)に送られてきた信
号によって、駆動装置用オン・オフ切替スイッチが動作
せしめられて、巻取リール回転駆動装置(4)のモータ
が作動せしめられる。モータの駆動軸(16)が回動する
と、これの回転駆動力は、駆動力伝達機構(5)を介し
て巻取リール(3)に伝達されて、旗(10)が昇降、あ
るいは停止せしめられる。従って、旗(10)の昇降操作
が非常に簡単である。
また、カウンター式リミット・スイッチ(7)を用い
て、巻取リール(3)によるワイヤ(2)の巻取り、巻
戻し長さを巻取リール(3)の回転数により算出して、
旗(10)の昇降の上限および下限を設定しているため、
これらの設定を確実に行なうことができ、旗(10)の昇
降の上限および下限において、旗昇降用ワイヤ(2)に
余分な負荷がかゝらず、耐久性が良い。
そして、この考案の旗昇降装置によれば、上記のよう
な押しボタン・スイッチ(11)または無線によって旗
(10)の自動昇降操作が可能であるだけでなく、(i)
決められた時間にタイム・スイッチ(36)により、また
(ii)日の出あるいは日没のさいにデイライト・スイッ
チ(37)により、さらには(iii)降雨時または雨上が
りに雨滴センサ(38)により、それぞれ駆動装置用オン
・オフ切替スイッチが自動的に作動せしめられて、巻取
リール回転駆動装置が作動せしめられ、無人で旗(10)
を昇降することが可能である。従って、旗(10)の昇降
操作に全く手間がかゝらず、また危険を伴うような旗ポ
ール(1)の設置箇所に作業者が行く必要が全くなくな
るので、非常に安全性が高いものである。
なお、相互に高さの異なる旗ポール(1)に旗自動昇
降装置を取り付ける場合には、巻取リール回転駆動装置
の内部の歯車の歯数の組み合わせを適宜変えることによ
り、等速あるいは可変速で旗(10)を昇降し得るように
すると良い。
そして、旗(10)を昇降するためのすべての機器が、
取付フレーム(8)に取り付けられていて、旗自動昇降
装置がユニット化および小型化されており、これが旗ポ
ール(1)内にコンパクトに収められているから、旗昇
降装置の安全内装化が可能であるとともに、旗昇降装置
の取付けによってポール(1)の強度が低下するような
ことがなく、また美観を損なうこともない。
そのうえ、旗ポール(1)内に収められた旗昇降装置
の取付フレーム(8)が、防振ゴム(13)を介してポー
ル側壁に取り付けられているから、駆動装置のモータの
振動や騒音がポール(1)に伝わることなく、振動や騒
音の発生を最少限に押えることができる。
第1図と第6図に示すように、旗ポール(1)の下端
部には、旗収納用ケース(32)がポール下端部を囲むよ
うに備えられ、この旗収納用ケース(32)の上端に合成
ゴムまたは合成樹脂の可撓性を有する弾性素材よりなり
かつ放射状の旗出入れ用スリット(34)を有する蓋(3
3)が被せ止められている。
蓋(33)は、円筒状ケース(32)の上端部に嵌め被せ
られた横断面逆U形の円形枠(33a)と、これの内側に
連なって設けられかつスリット(34)により分割された
多数の扇形の薄蓋片(33b)とよりなるものであり、各
扇形薄蓋片(33b)の先端部はポール下端部の壁面に当
接せしめられている。
上記旗ポール(1)の下端部に備えられた蓋(33)付
き旗収納用ケース(32)によれば、日暮れのさい、ある
いは降雨のさいに、旗(10)を、旗昇降用ワイヤ(2)
に取り付けた状態でポール(1)下端部の収納用ケース
(32)の内部に確実に収めることができる。従ってポー
ル(1)前における旗(10)の取り外し操作を省略する
ことができ、また旗(10)を360°のいずれの角度から
もケース(32)内に確実に格納することができるため、
非常に便利であり、雨や露を防ぐことができて、旗(1
0)の損傷を少なくすることができる。
なお、反対に、日の出となって旗(10)を掲揚するさ
い、あるいは雨がやんだあとに、旗(10)を、旗昇降用
ワイヤ(2)に取り付けた状態でポール(1)下端部の
収納用ケース(32)から取り出すことにより、旗(10)
の取付け作業を省略することができて、旗(10)を速や
かに掲揚することができる。
また旗(10)はポール(1)下端部のケース(32)内
にコンパクトに収められるから、旗(10)がじゃまにな
らず、旗ポール(1)の美観を損なうこともない。
なお、図示の旗ポール(1)下端部に備えられた旗収
納用ケース(32)は、円筒状であるが、これはその他多
角形状であっても良い。また、ケース(32)は、ポール
(1)下端部の全周にわたって備えられているが、これ
は例えば半周など、ポール(1)下端部に部分的に備え
られていても良い。
考案の効果 この考案による旗ポールにおける旗自動昇降装置は、
上述のように、旗ポールの内部に、旗昇降用ワイヤ等を
巻き付ける巻取リールと、巻取リール回転駆動装置と、
駆動装置から回転駆動力を巻取リールに伝達する駆動力
伝達機構と、駆動装置用オン・オフ切替スイッチと、旗
の昇降の上限および下限を設定するカウンター式リミッ
ト・スイッチとが収められ、さらに旗ポールの外部の所
要箇所に、駆動装置用オン・オフ切替スイッチを作動せ
しめるタイム・スイッチ、同デイライト・スイッチ、お
よび同雨滴センサのオン・オフ切替スイッチ作動手段が
それぞれ備えられているもので、押しボタンまたは無線
によって操作される駆動装置用オン・オフ切替スイッチ
により旗の自動昇降操作が可能であるとともに、(i)
タイム・スイッチにより、決められた時間に無人で、旗
を昇降することが可能であり、(ii)デイライト・スイ
ッチにより日の出、あるいは日没のさいに、無人で、旗
を昇降することが可能であり、さらに(iii)雨滴セン
サにより降雨時または雨上がりに、無人で、旗を昇降す
ることが可能である。
従って、例えば旗ポールが高い場所に設置された場合
にも、従来ような旗の昇降操作ごとに階段等の登り降り
の労力を必要とせず、旗の昇降操作が無人化され、非常
に安全性が高いという効果を奏する。
また、旗ポールの下端部に、旗出入れ用スリットを有
する蓋付き旗収納用ケースを備えるものとすれば、、旗
の取付けおよび取外し操作を省略することができ、旗昇
降操作のより一層の無人化を達成し得るという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は本考案
品を備えた旗ポールの一部切欠き部分省略概略正面図、
第2図は自動昇降装置を備えた旗ポールの部分切欠き要
部拡大斜視図、第3図は同要部拡大縦断面図、第4図は
同要部拡大部分切欠き正面図、第5図は旗自動昇降装置
の動作を説明するためのブロック図、第6図は旗収納装
置を備えた旗ポール下端部の部分拡大斜視図である。 (1)……旗ポール、(3)……旗昇降用ワイヤ、
(3)……巻取リール、(4)……巻取リール回転駆動
装置、(5)……駆動力伝達機構、(7)……カウンタ
ー式リミット・スイッチ、(10)……旗、(11)……押
しボタン、(25)……無線受信器、(32)……旗収納用
円筒状ケース、(33)……弾性素材よりなる蓋、(33
a)……横断面逆U形の円形枠、(33b)……扇形の薄蓋
片、(34)……放射状の旗出入れ用スリット、(36)…
…タイム・スイッチ、(37)……デイライト・スイッ
チ、(38)……雨滴センサ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】旗ポール(1)の内部に、旗昇降用ワイヤ
    (2)等を巻き付ける巻取リール(3)と、巻取リール
    回転駆動装置(4)と、駆動装置(4)から回転駆動力
    を巻取リール(3)に伝達する駆動力伝達機構(5)
    と、駆動装置用オン・オフ切替スイッチと、旗(10)の
    昇降の上限および下限を設定するカウンター式リミット
    ・スイッチ(7)とが収められ、さらに旗ポール(1)
    の外部の所要箇所に、駆動装置用オン・オフ切替スイッ
    チを作動せしめるタイム・スイッチ(36)、同デイライ
    ト・スイッチ(37)、および同雨滴センサ(38)のオン
    ・オフ切替スイッチ作動手段がそれぞれ備えられてい
    る、旗ポールにおける旗自動昇降装置。
JP1990103754U 1990-10-01 1990-10-01 旗ポールにおける旗自動昇降装置 Expired - Lifetime JP2531562Y2 (ja)

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