JP5000704B2 - Av編集装置、av処理装置、av編集システム、操作装置、av編集方法およびプログラム - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、エフェクト処理等の編集処理を行うAV編集装置、AV処理装置、AV編集システム、操作装置、AV編集方法およびプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、オーディオ信号に、ディレイ(DELAY)やエコー(ECHO)等の効果を付加するオーディオエフェクターが知られている(例えば、特許文献1)。同様に、ビデオ信号にスポットライトやレンズ等の効果を付加するビデオエフェクターも知られている。
【0003】
ところで、オーディオエフェクターなどの音響機器は、クラブ等において用いられるDJ機器(ディスクジョッキー(DJ)が音響パフォーマンスに用いる機器)に適用されることが多い。同様に、ビデオエフェクターなどの映像機器は、クラブ等において、会場のモニターに変化の多い映像を映し出すために用いられるVJ機器(ビジュアルジョッキーまたはビデオジョッキー(VJ)が映像パフォーマスンスに用いる機器)に適用されることが多い。このように、DJ機器とVJ機器は、利用される場所やニーズにおいては共通点が多いものの、それぞれに専門的な操作が必要であるため、同一人物によって操作が行われることはなかった。また、クラブ等では、DJやVJが操作を行うためのブースが狭く、DJ機器とVJ機器の両方を設置することが困難である。このような理由から、DJ機器とVJ機器は別々の人物によって操作されることが常識であった。
【先行技術文献】
【0004】
【特許文献1】
特開平9−160581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、DJ機器とVJ機器が別々の人物によって操作されると、出力される音楽と映像にずれが生じてしまうことがある。一般的に、VJはDJが操作する音楽に合わせて音楽に映像を切り替えたりエフェクトをかけたりしている。ところが、DJとVJが事前に綿密な打合せしていたとしても、会場の盛り上がりや雰囲気によってDJの演奏が変化することも多いため、VJがビートの急な変化や音楽の切り替えにシンクロして映像を変化させることができないといった問題がある。
【0006】
このため、音楽と映像とを完全に融合させるためには、DJ機器とVJ機器とを同一人物によって操作することが最も好ましいが、上記のとおり、操作性や設置スペースの問題もあって実現が困難であった。
【0007】
また、設置スペースの問題を解決するためには、1台で音楽と映像とを操作可能な音響・映像機器を用いることが好ましいが、DJやVJは、それぞれ専門分野が異なるため、使い易い操作子の形態や操作方法が異なる。したがって、両者の使い勝手を考慮すると、多数の操作子を配置して種々の操作を行い得るように構成する必要があるため、結局装置が大型化してしまうといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑み、操作性が良く且つ省スペースで、オーディオ信号およびビデオ信号に対する編集操作を行い得るAV編集装置、AV処理装置、AV編集システム、操作装置、AV編集方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のAV編集装置は、オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するエフェクトカテゴリー選択手段と、オーディオ信号に対してのみエフェクト処理を行うオーディオモード、ビデオ信号に対してのみエフェクト処理を行うビデオモード、オーディオ信号およびビデオ信号に対してエフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択するエフェクトモード選択手段と、エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける操作信号受信手段と、表示制御を行わせる表示制御手段と、エフェクトカテゴリー選択手段およびエフェクトモード選択手段の選択結果、並びに操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しエフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、を備え、表示制御手段は、エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とする。
上記に記載のAV編集装置において、表示制御手段は、エフェクト操作画面に、エフェクトモード選択手段の選択結果を表示させることが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、エフェクトカテゴリー選択手段は、オーディオエフェクトカテゴリーおよび映像操作エフェクトカテゴリー以外に、AV信号に対し、主にテキストの入力結果を用いてエフェクト処理を行う機能であるテキストエフェクトカテゴリーを含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択することが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、エフェクト操作画面には、エフェクト種類を選択するためのエフェクト種類選択肢群と、映像を表示すると共にエフェクト操作の一部を行うための映像操作領域と、が表示され、表示制御手段は、エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、エフェクト種類選択肢群に含まれるエフェクト種類、および映像操作領域のサイズのうち、少なくとも一方を変更させることが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、エフェクト操作画面内に、出力映像を表示する出力映像表示領域を設けるか否かを選択する表示領域選択手段をさらに備え、表示制御手段は、表示領域選択手段により出力映像表示領域を設けると選択された場合は、出力映像表示領域を設けないと選択された場合と比較して、映像操作領域のサイズを小さくし、エフェクト種類選択肢群の各選択肢のサイズを変更しないことが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、エフェクト操作画面には、エフェクトカテゴリー選択手段の各選択肢を表示するカテゴリー選択肢群と、エフェクトモード選択手段の各選択肢を表示するモード選択肢群と、が表示されることが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、操作手段は、編集操作として、ミキシング処理を実行させるためのミキシング操作を行うと共に、表示機能付きタッチパネルは、当該ミキシング操作を行うためのミキシング操作画面を表示し、AV信号に対し、クロスフェーダーを用いてミキシング処理を行うクロスフェーダーカテゴリーと、AV信号に対し、トランジッションパッドを用いてミキシング処理を行うトランジッションパッドカテゴリーと、を含む複数のミキシングカテゴリーの中から、いずれかのミキシングカテゴリーを選択するミキシングカテゴリー選択手段と、ミキシングカテゴリー選択手段および操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しミキシング処理を行うミキシング処理手段と、をさらに備え、表示制御手段は、ミキシングカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、ミキシング操作画面の仕様を変更させることが好ましい。
上記に記載のAV編集装置において、エフェクトモード選択手段とは独立して、ミキシング処理手段の処理対象を、ビデオ信号のみとするか、オーディオ信号およびビデオ信号とするかのいずれかを選択するミキシングモード選択手段をさらに備えたことが好ましい。
本発明のAV処理装置は、上記に記載のAV編集装置における各手段と、AV信号を入力する入力手段と、入力されたAV信号に対してエフェクト処理手段によりエフェクト処理を行った出力AV信号を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のAV編集システムは、オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するエフェクトカテゴリー選択手段と、オーディオ信号に対してのみエフェクト処理を行うオーディオモード、ビデオ信号に対してのみエフェクト処理を行うビデオモード、オーディオ信号およびビデオ信号に対してエフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択するエフェクトモード選択手段と、エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける操作信号受信手段と、表示制御を行わせる表示制御手段と、エフェクトカテゴリー選択手段およびエフェクトモード選択手段の選択結果、並びに操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しエフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、を備え、表示制御手段は、エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とする。
本発明の操作装置は、上記に記載のAV編集装置、上記に記載のAV処理装置、上記に記載のAV編集システムのいずれかに用いられ、操作手段として機能することを特徴とする。
本発明のAV編集方法は、オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択する工程と、オーディオ信号に対してのみエフェクト処理を行うオーディオモード、ビデオ信号に対してのみエフェクト処理を行うビデオモード、オーディオ信号およびビデオ信号に対してエフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択する工程と、エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける工程と、表示制御を行わせる工程と、エフェクトカテゴリーおよびエフェクトモードの選択結果、並びに操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しエフェクト処理を行う工程と、を備え、表示制御を行わせる工程では、エフェクトカテゴリーの選択結果に応じて、エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、エフェクトモードの選択結果に応じては、エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載のAV編集装置、上記に記載のAV処理装置、上記に記載のAV編集システムのいずれかにおける各手段として機能させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明のAV複合編集装置は、オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、主にBPMに合わせてエフェクト処理を行う機能であるBPMエフェクトカテゴリーと、AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能であるタッチエフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するエフェクトカテゴリー選択手段と、オーディオ信号に対してのみエフェクト処理を行うオーディオモード、ビデオ信号に対してのみエフェクト処理を行うビデオモード、オーディオ信号およびビデオ信号に対してエフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、の3つのエフェクトモードの中から、いずれかのエフェクトモードを選択するエフェクトモード選択手段と、表示機能付きタッチパネルを用いて、エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段と、表示機能付きタッチパネルの表示制御を行う表示制御手段と、エフェクトカテゴリー選択手段およびエフェクトモード選択手段の選択結果、並びに操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しエフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、を備え、表示制御手段は、エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更する一方、エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、エフェクト操作画面の仕様を変更しないことを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、1台の装置で、BPMエフェクトカテゴリーおよびタッチエフェクトカテゴリーのいずれかのエフェクトカテゴリーによる機能を実現することができるため、各機能を実現するための装置を1台ずつ設置する場合と比較してスペース効率が良い。また、1台の装置で、オーディオ信号およびビデオ信号のエフェクト処理を行うことができるため、各信号のエフェクト処理を行うための装置を1台ずつ設置する場合と比較してさらにスペース効率が良い。また、各エフェクトカテゴリーは、表示機能付きタッチパネルを用いて操作可能であるため、各エフェクトカテゴリーを操作するための操作手段としては、1つの表示機能付きタッチパネルを搭載するだけで良く、各エフェクトカテゴリーを操作するための操作手段を個別に備える場合と比較して、装置の小型化および低廉化を図ることができる。また、エフェクト操作画面は、ユーザが選択したエフェクトカテゴリーに応じて仕様が変更されるため、小型化が優先されることに伴って操作性が犠牲になるといったことがない。
さらに、エフェクトモードに応じてはエフェクト操作画面の仕様が変更されないため、操作方法を共通化することができ、ユーザにとっては操作方法の習得が容易である。また、操作方法を共通化することで、DJやVJといった専門性に囚われることなく音楽および映像を操作することができ、汎用性を高めることができる。
【0011】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクト操作画面には、エフェクトモード選択手段の選択結果が表示されることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、エフェクト操作画面の仕様が変更されないが、エフェクトモード選択手段の選択結果が表示されることで、処理対象となっている信号をユーザが把握することができる。
【0013】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクトカテゴリー選択手段は、BPMエフェクトカテゴリーおよびタッチエフェクトカテゴリー以外に、AV信号に対し、主にテキストの入力結果を用いてエフェクト処理を行う機能であるテキストエフェクトカテゴリーを含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択することが好ましい。
【0014】
この構成によれば、VJ機器などで注目されているテキストエフェクトを実現することができる。また、操作手段として表示機能付きタッチパネルを用いるため、テキストエフェクトカテゴリーを搭載したとしても、特別な構成を増設する必要が無い。したがって、安価にテキストエフェクトを実現できると共に、テキストエフェクトを容易に実現できるようにエフェクト操作画面の仕様も変更されるため、操作性も良い。
【0015】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクト操作画面には、エフェクト種類を選択するためのエフェクト種類選択肢群と、映像を表示すると共にエフェクト操作の一部を行うための映像操作領域と、が表示され、表示制御手段は、エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、エフェクト種類選択肢群に含まれるエフェクト種類、および映像操作領域のサイズのうち、少なくとも一方を変更することが好ましい。
【0016】
この構成によれば、各エフェクトカテゴリーに応じて使用用途が異なる場合があるが、そういった使用用途などを考慮してエフェクト種類が変更されるため、利便性を高めることができる。また、タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合は、映像操作領域の使用頻度が高くなることが想定できるが、当該タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合に映像操作領域のサイズを大きくすることで、操作性を高めることができる。
【0017】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクト操作画面内に、出力映像を表示する出力映像表示領域を設けるか否かを選択する表示領域選択手段をさらに備え、表示制御手段は、表示領域選択手段により出力映像表示領域を設けると選択された場合は、出力映像表示領域を設けないと選択された場合と比較して、映像操作領域のサイズを小さくし、エフェクト種類選択肢群の各選択肢のサイズを変更しないことが好ましい。
【0018】
この構成によれば、ユーザの好みや使用用途に応じて、エフェクト操作画面内に出力映像表示領域を設けるか否かを選択することができる。また、エフェクト操作画面内に出力映像表示領域を設ける場合でも、エフェクト種類選択肢群の各選択肢のサイズは変更されないため、操作性の犠牲を少なくすることができる。
【0019】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクト操作画面には、エフェクトカテゴリー選択手段の各選択肢を表示するカテゴリー選択肢群と、エフェクトモード選択手段の各選択肢を表示するモード選択肢群と、が表示されることが好ましい。
【0020】
この構成によれば、エフェクト操作画面によって、エフェクトカテゴリーとエフェクトモードとを選択することができるため、各選択手段を実現するための物理的な操作子を必要としない。
【0021】
上記に記載のAV複合編集装置において、操作手段は、編集操作として、ミキシング処理を実行させるためのミキシング操作を行うと共に、表示機能付きタッチパネルは、当該ミキシング操作を行うためのミキシング操作画面を表示し、AV信号に対し、クロスフェーダーを用いてミキシング処理を行うクロスフェーダーカテゴリーと、AV信号に対し、トランジッションパッドを用いてミキシング処理を行うトランジッションパッドカテゴリーと、を含む複数のミキシングカテゴリーの中から、いずれかのミキシングカテゴリーを選択するミキシングカテゴリー選択手段と、ミキシングカテゴリー選択手段および操作手段の操作結果に基づいて、オーディオ信号およびビデオ信号の少なくとも一方に対しミキシング処理を行うミキシング処理手段と、をさらに備え、表示制御手段は、ミキシングカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、ミキシング操作画面の仕様を変更することが好ましい。
【0022】
この構成によれば、エフェクト処理だけでなく、ミキシング処理も実現することができる。また、1台の装置で、クロスフェーダーカテゴリーおよびトランジッションパッドカテゴリーのいずれかのミキシングカテゴリーによる機能を実現することができるため、各機能を実現するための装置を1台ずつ設置する場合と比較してスペース効率が良い。また、各ミキシングカテゴリーは、表示機能付きタッチパネルの一部を用いて操作可能であるため、各ミキシングカテゴリーを操作するために、特別な構成を増設する必要が無く、装置の大型化を抑止できる。また、ミキシング操作画面は、ユーザが選択したミキシングカテゴリーに応じて仕様が変更されるため、装置の小型化が優先されることに伴って操作性が犠牲になるといったことがない。
なお、「トランジッションパッド」とは、AV信号の各チャンネルを指定するためのパッドがチャンネル数分用意されたものであり、当該パッドの指定に応じて、ミキシング処理の対象となるチャンネルを遷移させることができるものである。
【0023】
上記に記載のAV複合編集装置において、エフェクトモード選択手段とは独立して、ミキシング処理手段の処理対象を、ビデオ信号のみとするか、オーディオ信号およびビデオ信号とするかのいずれかを選択するミキシングモード選択手段をさらに備えたことが好ましい。
【0024】
この構成によれば、エフェクト処理の処理対象と、ミキシング処理の処理対象とを個別に設定することができる。
なお、この場合、オーディオ信号のみをミキシング処理の処理対象とするための操作子を別途設けることが好ましい。
【0025】
本発明のAV処理装置は、上記に記載のAV複合編集装置における各手段と、AV信号を入力する入力手段と、入力されたAV信号に対してエフェクト処理手段によりエフェクト処理を行った出力AV信号を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】
この構成によれば、操作性が良く且つ省スペースで、入力されたAV信号に対するエフェクト操作を含む編集操作を行い得るAV処理装置を提供することができる。
【0027】
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載のAV複合編集装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
【0028】
このプログラムを実行することにより、操作性が良く且つ省スペースで、オーディオ信号およびビデオ信号に対するエフェクト操作を含む編集操作を行い得るAV複合編集装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】 本発明の一実施形態に係るAV処理システムのシステム構成図、およびAV処理装置の簡易構成図である。
【図2】 AV処理装置に備えられたユーザインターフェースを示す図である。
【図3】 AV処理装置のブロック図である。
【図4】 エフェクトカテゴリーおよびミキシングカテゴリーの説明図である。
【図5】 BPMエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)の表示例を示す図である。
【図6】 BPMエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)の表示例を示す図である。
【図7】 タッチエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)の表示例を示す図である。
【図8】 タッチエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)の表示例を示す図である。
【図9】 テキストエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)の表示例を示す図である。
【図10】 テキストエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)の表示例を示す図である。
【図11】 クロスフェーダーカテゴリーの表示例を示す図である。
【図12】 トランジッションパッドカテゴリーの表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の一実施形態に係るAV編集装置、AV処理装置、AV編集システム、操作装置、AV編集方法およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、本発明のAV処理装置30(AV編集装置、AV編集システム)を適用したAV処理システムSYのシステム構成図である。AV処理システムSYは、AV処理装置30に入力するための1個以上のオーディオ信号を生成する1台以上のCDプレーヤー10(同図では、1台のみ図示)と、AV処理装置30に入力するための1個以上のビデオ信号を生成する1台以上のDVDプレーヤー20(同図では、1台のみ図示)と、これら1台以上のCDプレーヤー10および/または1台以上のDVDプレーヤー20から、1個以上のオーディオ信号および/または1個以上のビデオ信号(以下、オーディオ信号および/またはビデオ信号を指して「AV信号」と称する)を入力し、これらを編集して出力用のAV信号を生成するAV処理装置30と、AV処理装置30から出力されたオーディオ信号を音声出力するスピーカー40と、AV処理装置30から出力されたビデオ信号を表示するモニター50と、から成る。
【0031】
本実施形態のAV処理装置30は、入力されたAV信号に対してエフェクトを付加するエフェクト処理など各種編集処理を行う。また、AV処理装置30の一例としては、例えばクラブ等において用いられるものであり、音声と映像の両方にエフェクトをかけるなど、楽器感覚でオーディオ信号および/またはビデオ信号を扱い得るDVJ機器(ディスクジョッキー(DJ)が音響パフォーマンスに用いるDJ機器と、ビジュアルジョッキーまたはビデオジョッキー(VJ)が映像パフォーマスンスに用いるVJ機器とを複合化した機器)等が挙げられる。
【0032】
ここで、VJおよびDJについて説明する。VJは、音楽に合わせて即興で映像をミックス(合成したりつないだり)する。DJが即興で音楽をミックスするのに対し、VJは映像を用いてパフォーマンスを行う。主にイベントやクラブパーティでスクリーン等に映像を切換出力するパフォーマンスを行い、会場でかかっている音楽や企画の進行に合わせて、適切な映像をその場で選択し、タイミングよく流すことを担う。
【0033】
これに対して、DJは場の雰囲気から楽曲を選曲し、切れ目のない再生を行う。楽曲のピッチ(スピード)を変速できるターンテーブル等を使用したライブ演奏を行う。選曲の他に、DJミックス、スクラッチなどのパフォーマンスを行う行為が一般化しており、ミックスでは現在再生している曲と次に再生する曲をスムーズにつなぎ、音の切れ目をなくすことでフロアのテンションを維持する。
【0034】
現状、一般的にVJとDJは住み分けがなされており、普通は得意分野によって音楽、映像のどちらか一方を対象としてパフォーマンスを行う者が多い。それぞれに得意分野があることから、専門分野以外の対象をミックスすることは困難である。また、一方を対象とするだけでも、即興でつなぎつつさらにエフェクトをかけたりするので、多様な操作を行う必要があり非常に慌しい。そのため、双方を扱う余裕がない。
【0035】
しかし、どちらも会場の雰囲気やパフォーマー自身のフィーリングに合わせて、楽曲、映像をテンポよく切換出力する行為を行うものである。提供される音と映像が一致する必要があることから、双方を1人の人物が行うことも望まれる。本来映像が得意なVJでも、映像の変化に追従して音楽が変化すれば、映像と共に音楽を扱うことが容易となるし、逆に本来音楽専任のDJでも、音を変化させることに追従して映像が変化すれば、より自然に音と映像を合わせて扱うことができる。
【0036】
本実施形態のAV処理装置30は、本来1人の人物が同時に扱うことができない映像と音楽を、1人で同時に扱うことを可能とするものである。また、音楽と映像両方を扱おうとする者に対して、簡便で快適な操作を提供するものである。
【0037】
なお、AV処理装置30に入力するためのAV信号を生成するための装置としては、CDプレーヤー10やDVDプレーヤー20に限らず、他の装置(各種音響機器、映像機器およびパーソナルコンピュータなど)であっても良い。また、AV処理装置30に、CDプレーヤー10やDVDプレーヤー20の機能を内蔵させても良い。さらに、ビデオ信号は、動画であっても良いし静止画であっても良い。また、複数のオーディオ信号をAV処理装置30に入力する場合は、オーディオ信号を混合した場合の違和感を無くすため、CDプレーヤー10側またはAV処理装置30側のいずれかに、当該複数のオーディオ信号のBPMを一致させる機能が搭載されていることが好ましい。
【0038】
図1(b)は、AV処理装置30の簡易構成図である。AV処理装置30は、その主要構成要素として、ユーザインターフェース31、マイコン32および信号処理部33を有している。
【0039】
ユーザインターフェース31は、表示機能付きタッチパネルTPと、物理的に搭載されたフェーダ112やつまみ114等の各種操作子と、を含む(図2参照)。表示機能付きタッチパネルTPは、本実施形態において編集操作の大部分を担うものであり、TFT等の表示素子を有するディスプレイと、当該ディスプレイ上に重ね合わされたタッチパネルと、から成る。このように、ユーザインターフェース31として、主に表示機能付きタッチパネルTP(以下単に「タッチパネルTP」と称する)を採用することで、ユーザは、ディスプレイの表示上でタッチパネルを操作することができるため、簡便且つ直感的な操作が可能となる。
【0040】
マイコン32は、タッチパネルTPが操作されると、当該タッチパネルTPの操作(タッチ)に基づく電圧変化に応じて操作位置の位置検出や移動検出を行う。また、当該検出結果に基づいて、入力されたAV信号の編集処理を指示するためのコントロール信号を生成し、これを信号処理部33(オーディオ/ビデオコントロールデバイス)に出力する。
【0041】
信号処理部33は、マイコン32から入力されたコントロール信号に基づいて、入力された各AV信号のエフェクト処理やミキシング処理を行い、その処理結果に基づいて、出力用のオーディオ信号および/または出力用のビデオ信号(以下、「出力AV信号」と称する)を生成し、それぞれの信号を各出力インターフェースから出力する。
【0042】
また、信号処理部33は、入力されたビデオ信号に基づく映像をマイコン32に出力し、マイコン32は、その映像をタッチパネルTP上の所定領域(CHモニター領域E11,図11等参照)に表示するなどの表示制御を行う。なお、マイコン32は、この他にも、操作子の操作に基づく情報管理や、外部装置との信号の入出力など、AV処理装置30の統括制御を行う。
【0043】
なお、信号処理部33は、出力される複数の信号の同期を合わせるための同期処理を行うことが好ましい。これにより、出力信号に遅れが生じるなどの違和感を無くすことができる。また、出力AV信号を再度信号処理部33に戻し、編集処理後のAV信号にさらに編集処理を行うといった2重処理を行うことも可能である。
【0044】
次に、図2の平面図を参照し、AV処理装置30に備えられたユーザインターフェース31について説明する。同図に示すように、AV処理装置30のユーザインターフェース31は、物理的に搭載された各種操作子が配置される物理操作部100と、タッチパネルTPを中心とした操作を行うためのタッチパネル操作部200と、を備えている。
【0045】
物理操作部100は、CH1〜CH4に入力される各AV信号の編集操作を行うためのCH1操作子群110〜CH4操作子群140と、物理的に搭載されたクロスフェーダー150と、を有している。各操作子群110〜140は、一般的なオーディオミキサーと同様に、CFアサインスイッチ111、フェーダ112、CUEボタン113およびレベル調節つまみ(イコライザー)114等の操作子を有している。また、クロスフェーダー150は、CFアサインスイッチ111により、AまたはBにアサインされた各AV信号の出力レベルを調節するためのものである。
【0046】
タッチパネル操作部200は、タッチパネルTPと、当該タッチパネルTPの補助操作を行うために物理的に搭載された操作ボタンBT1〜BT9と、を有している。タッチパネルTPは、パネルの長手方向を縦方向として利用され、1枚のパネルが上下2領域に仕切られている。このタッチパネルTPの上側領域は、主にエフェクト操作を行うために用いられるものであり、以下「エフェクト操作画面210」と称する。また、タッチパネルTPの下側領域は、主にミキシング操作を行うために用いられるものであり、以下「ミキシング操作画面220」と称する。
【0047】
操作ボタンBT1〜BT9については、各操作画面210,220の表示例(図5ないし図12参照)を参照して適宜後述するため、ここでは簡単に説明する。操作ボタンBT1は、エフェクト処理のモード(図4(a)参照)を切り替えるためのエフェクトモード切替ボタンである。操作ボタンBT2は、ミキシング処理のカテゴリー(図4(b)参照)を切り替えるためのミキシングカテゴリー切替ボタンである。操作ボタンBT3は、エフェクト処理の対象となるチャンネルを切り替えるためのエフェクトチャンネル切替ボタンである。操作ボタンBT4は、エフェクト処理のビデオパラメータを選択するためのビデオパラメータ選択ボタンである。操作ボタンBT5は、エフェクト処理のエフェクトパラメータ(BPM等)を切り替えるためのエフェクトパラメータ切替ボタンである。操作ボタンBT6は、BPMエフェクトパフォーマンスを行うためのビートボタンである。その他、操作ボタンBT7〜BT8は、一般的なオーディオミキサーにも搭載されているものであり、CUEボタンBT7、TAPボタンBT8、ON/OFF切替ボタンBT9(編集処理の処理結果を出力AV信号に反映させるか否かを切り替えるためのボタン)である。
【0048】
次に、図3のブロック図を参照し、AV処理装置30の制御構成について説明する。同図に示すように、AV処理装置30は、入力手段310、操作手段320、エフェクトカテゴリー選択手段330、エフェクトモード選択手段340、ミキシングカテゴリー選択手段350、ミキシングモード選択手段360、表示制御手段370、エフェクト処理手段380、ミキシング処理手段390および出力手段400を備えている。
【0049】
入力手段310は、AV信号を入力するものであり、不図示の信号入力インターフェース(アナログまたはデジタル信号入力端子)によりその主要部が構成される。操作手段320は、エフェクト処理やミキシング処理を実行させるための各種編集操作を行うためのものであり、タッチパネルTPによりその主要部が構成される。
【0050】
エフェクトカテゴリー選択手段330は、複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するためのものであり、タッチパネルTP(エフェクト操作画面210内のエフェクトカテゴリー選択領域E1,図5等参照)によりその主要部が構成される。具体的には、主にBPMに合わせてエフェクト処理を行う機能であるBPMエフェクトカテゴリー(オーディオエフェクトカテゴリー)、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能であるタッチエフェクトカテゴリー(映像操作エフェクトカテゴリー)、主にテキストの入力結果を用いてエフェクト処理を行う機能であるテキストエフェクトカテゴリーの、3つのエフェクトカテゴリーの中から選択可能となっている。
【0051】
エフェクトモード選択手段340は、エフェクト処理の対象となる信号を選択するためのものであり、タッチパネルTP(エフェクト操作画面210内のエフェクトモード選択領域E4,図5等参照)によりその主要部が構成される。具体的には、オーディオ信号に対してのみエフェクト処理を行うオーディオモード(以下、「Aモード」と称する)、ビデオ信号に対してのみエフェクト処理を行うビデオモード(以下、「Vモード」と称する)、オーディオ信号およびビデオに対してエフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード(以下、「AVモード」と称する)、の3つのエフェクトモードの中から選択可能となっている。この「AVモード」を選択することで、1つの操作で音楽と映像(画像)とを同じタイミングで変化させることが可能である。すなわち、DJとVJのペアでは実現できない、全く同じタイミングでの変化スタートを実現できる。
【0052】
ミキシングカテゴリー選択手段350は、複数のミキシングカテゴリーの中から、いずれかのミキシングカテゴリーを選択するためのものであり、ミキシングカテゴリー切替ボタンBT2(図2等参照)によりその主要部が構成される。具体的には、GUI表示されたクロスフェーダー63(図11参照)を用いてミキシング処理を行うクロスフェーダーカテゴリーと、トランジッションパッド64(図12参照)を用いてミキシング処理を行うトランジッションパッドカテゴリーのいずれかを選択可能となっている。
【0053】
ミキシングモード選択手段360は、ミキシング処理の対象となる信号を選択するためのものであり、タッチパネルTP(ミキシング操作画面220内の同期切り替えボタン62,図11等参照)によりその主要部が構成される。具体的には、同期切り替えボタン62を「同期」に設定することにより、ミキシング処理のAVモードを選択できる。また、同期切り替えボタン62を「非同期」に設定することにより、ミキシング処理のVモードを選択できる。なお、オーディオ信号のみをミキシング処理の処理対象とする場合(Aモードを選択する場合)は、物理的に搭載されたクロスフェーダー150(図2参照)を用いる。このように、ミキシングモード選択手段360は、エフェクトモード選択手段340とは独立して、処理対象となる信号を選択可能となっているため、エフェクト処理とミキシング処理とで個別に処理対象を選択することができ、より多彩な音楽表現や映像表現の実現が可能となっている。
【0054】
表示制御手段370は、タッチパネルTPの表示制御を行うものであり、マイコン32(図1(b)参照)によりその主要部が構成される。表示制御手段370は、エフェクトカテゴリー選択手段330の選択結果に応じて、エフェクト操作画面210の仕様を変更する一方、エフェクトモード選択手段340の選択結果に応じては、エフェクト操作画面210の仕様を変更しない。つまり、操作形態の異なるエフェクトカテゴリーに応じてエフェクト操作画面210の仕様を変更することで操作性の向上を図る一方、処理対象となる信号が異なるエフェクトモードに応じてはエフェクト操作画面210の仕様を変更しないことで、操作方法を共通化させて利便性および汎用性を高めている。また、表示制御手段370は、ミキシングカテゴリー選択手段350の選択結果に応じて、ミキシング操作画面220の仕様を変更することで、ミキシング操作の操作性向上も図っている。
【0055】
エフェクト処理手段380は、エフェクトカテゴリー選択手段330およびエフェクトモード選択手段340の選択結果、並びに操作手段320の操作結果に基づいて、入力されたAV信号に対しエフェクト処理を行うものであり、マイコン32および信号処理部33(図1(b)参照)によりその主要部が構成される。
【0056】
ミキシング処理手段390は、ミキシングカテゴリー選択手段350およびミキシングモード選択手段360の選択結果、並びに操作手段320の操作結果に基づいて、入力されたAV信号に対しミキシング処理を行うものであり、マイコン32および信号処理部33(図1(b)参照)によりその主要部が構成される。
【0057】
また、出力手段400は、エフェクト処理手段380および/またはミキシング処理手段390による処理後の出力AV信号を出力するものであり、不図示の信号出力インターフェース(アナログまたはデジタル信号出力端子)により、その主要部が構成される。
【0058】
次に、図4を参照し、エフェクトカテゴリーおよびミキシングカテゴリーの各機能構成について説明する。同図(a)に示すように、エフェクトカテゴリーは、BPMエフェクトカテゴリー、タッチエフェクトカテゴリーおよびテキストエフェクトカテゴリーの中からいずれかを選択可能となっている。また、各エフェクトカテゴリーでは、複数のエフェクト種類の中からいずれかを選択して実現可能となっている(エフェクト種類選択領域E3,図5等参照)。なお、エフェクト種類の内容は、エフェクトカテゴリーに応じて全く異なっていても良いし、一部同一であっても良い。
【0059】
また、各エフェクトカテゴリーは、エフェクト操作画面210内に出力映像表示領域E9(図6等参照)を設けないパフォーマンスモード(図5等参照)と、エフェクト操作画面210内に出力映像表示領域E9を設けるオールインワンモードとのいずれかを選択可能となっている(表示領域選択手段)。文字通り、パフォーマンスモードは、操作性向上を図るため、エフェクト操作画面210をパフォーマンスのためにフル活用したい場合に選択されるモードである。また、オールインワンモードは、外部モニター等を必要とすることなく出力映像を確認したい場合に選択されるモードである。
【0060】
さらに、各エフェクトカテゴリーおよび各モードでは、上記のとおりエフェクトモード(Aモード、VモードおよびAVモードのいずれか)を選択可能となっている。このように、エフェクト操作画面210では、エフェクトモードやエフェクト種類の異なる多数のエフェクト処理を実行させることが可能であり、その操作方法もエフェクトカテゴリーに応じて変更可能となっている。
【0061】
同図(b)は、ミキシングカテゴリーの機能構成を示す図である。同図に示すように、ミキシングカテゴリーは、クロスフェーダーカテゴリーと、トランジッションパッドカテゴリーのいずれかを選択可能となっている。また、各ミキシングカテゴリーでは、複数のミキシング種類の中からいずれかを選択して実現可能となっている(ミキシング種類選択領域E12,図11等参照)。なお、ミキシング種類の内容は、ミキシングカテゴリーに応じて全く異なっていても良いし、一部同一であっても良い。
【0062】
また、各ミキシングカテゴリーでは、オーディオ信号とビデオ信号を同時に(連動させて)操作する「同期」と、オーディオ信号とビデオ信号を個別に操作する「非同期」と、を選択可能となっている。したがって、ミキシングモードとしては、同期の選択によってAVモードを、非同期の選択によってAモードまたはVモードを選択可能である。すなわち、物理的に搭載されたクロスフェーダー150(図2参照)によりAモードの操作が可能となり、タッチパネルTP上にGUI表示されたクロスフェーダー63(図11参照)またはトランジッションパッド64(図12参照)によりVモードの操作が可能となる。
【0063】
このように、ミキシング操作画面220でも、エフェクト操作画面210と同様に、ミキシングモードやミキシング種類の異なる多数のミキシング処理を実行させることが可能であり、その操作方法もミキシングカテゴリーに応じて変更可能となっている。
【0064】
次に、図5ないし図10を参照し、エフェクト操作画面210の詳細について説明する。図5は、BPMエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210を示す図である。同図に示すように、当該エフェクト操作画面210には、画面左上部にエフェクトカテゴリー選択領域E1(カテゴリー選択肢群)、その右側にチャンネル表示領域E2、これら領域E1,E2の下側にエフェクト種類選択領域E3(エフェクト種類選択肢群)、その下側にエフェクトモード選択領域E4(モード選択肢群)、その下側に映像操作領域E5、さらにその下側にビート選択領域E6、エフェクトモード選択領域E4の右側にBPMオートボタン51、その下側且つ映像操作領域E5の右側にビデオパラメータ表示領域E7、その下側且つ映像操作領域E5の右側にエフェクトパラメータ表示領域E8、が設けられている。
【0065】
エフェクトカテゴリー選択領域E1は、エフェクトカテゴリーの選択肢となるアイコン(BPM,タッチ,テキスト)が横並びに配置される。また、現在どのエフェクトカテゴリーが選択されているか(エフェクトモード選択手段340の選択結果)が分かるようにアイコンが色分け表示される。
【0066】
チャンネル表示領域E2は、編集対象として選択可能なチャンネル名(CH1,CH2,CH3,CH4,MIC,CF(クロスフェーダー)A,CFB,MASTER)が表示される。また、現在どのチャンネルが選択されているかが分かるようにチャンネル名が色分け表示される。
【0067】
エフェクト種類選択領域E3は、エフェクト種類の選択肢となるアイコン(DELAY,ECHO,PAN,TRANS,FILTER,FRANGER,PHASER,REVERB,ROBOT,CHORUS,ROLL,REV
ROLL等)が横並びに配置される。また、現在どのエフェクト種類が選択されているかが分かるようにアイコンが色分け表示される。
【0068】
エフェクトモード選択領域E4は、エフェクトモードの選択肢となるアイコン(Aモード,AVモード,Vモード)が横並びに配置される。また、現在どのエフェクトモードが選択されているかが分かるようにアイコンが色分け表示される。
【0069】
映像操作領域E5は、エフェクト操作画面210の中心部に位置し、編集対象として選択されているチャンネルのビデオ信号に基づく映像が表示される。また、映像操作領域E5は、ユーザによるタッチ毎に、ビデオパラメータ選択ボタンBT4により選択されたビデオパラメータに基づく効果の反映/非反映を切り替え可能となっている。
【0070】
ビート選択領域E6は、ビートボタンBT6に近接して設けられ、ビート種類の選択肢となるアイコン(1/8,1/4,1/2,1/1,2/1,4/1,8/1等)が横並びに配置されている。ビート種類は、各アイコンのタッチまたはビートボタンBT6によって選択可能となっている。なお、エフェクト種類に応じて、拍表示にするか%表示にするかが決定される。
【0071】
BPMオートボタン51は、BPMの測定を、オートにするかマニュアルにするかを選択するためのボタンであり、ユーザによるタッチ毎に、オート/マニュアルを切り替え可能となっている。また、現在いずれが選択されているかが分かるように、「AUTO」か「MANUAL」の文字がボタン上に表示される。
【0072】
ビデオパラメータ表示領域E7は、ビデオパラメータ選択ボタンBT4に近接して設けられ、選択可能なビデオパラメータ名(BPMエフェクトカテゴリーでは、INVERSE,SEPIA,EDGE,HUE)が表示される。また、現在どのビデオパラメータが選択されているかが分かるようにビデオパラメータ名が色分け表示される。
【0073】
エフェクトパラメータ表示領域E8は、エフェクトパラメータ切替ボタンBT5に近接して設けられ、測定されたBPMの値と、エフェクトパラメータ切替ボタンBT5によって選択されたエフェクトパラメータの値が表示される。なお、エフェクトパラメータの単位は、エフェクト種類によって「ms」や「%」に変化する。
【0074】
次に、図6を参照し、BPMエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210について説明する。図5に示したパフォーマンスモードから当該オールインワンモードには、エフェクトモード切替ボタンBT1の操作により、切替可能となっている。
【0075】
オールインワンモードが選択された場合のエフェクト操作画面210には、パフォーマンスモードが選択された場合と同様の各領域E1〜E8およびBPMオートボタン51の他、出力映像表示領域E9が設けられている。また、オールインワンモードが選択された場合とパフォーマンスモードが選択された場合とでは、各領域の配置も異なる。以下、パフォーマンスモードが選択された場合と異なる点のみを説明する。
【0076】
BPMエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210は、出力映像表示領域E9が画面上部に設けられたことに伴い、エフェクトカテゴリー選択領域E1およびエフェクトモード選択領域E4の選択肢、並びにチャンネル表示領域E2のチャンネル名が縦並びに配置されると共に、映像操作領域E5のサイズ(占有面積)が小さくなっている。また、BPMオートボタン51の上下に、ビデオパラメータ表示領域E7およびエフェクトパラメータ表示領域E8が配置される。
【0077】
出力映像表示領域E9は、出力映像を表示するモニターであり、当該映像表示領域E9を設けることで、外付けモニター等を必要とすることなくユーザが出力映像を確認できるようになっている。
【0078】
このように、オールインワンモードでは、エフェクト操作画面210内に出力映像表示領域E9を設けるため、映像操作領域E5の占有面積が小さくなってしまうが、エフェクト種類選択領域E3など、選択肢となる各アイコンのサイズは変更されないため、操作性の犠牲を少なくすることができる。
【0079】
次に、図7を参照し、タッチエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210について説明する。図5に示したBPMエフェクトカテゴリーから当該タッチエフェクトカテゴリーには、エフェクトカテゴリー選択領域E1の操作により、切替可能となっている。
【0080】
タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合のエフェクト操作画面210には、BPMエフェクトカテゴリーが選択された場合と比較して、ビート選択領域E6が無くなり、新たにホールドボタン52が設けられた点や、パラメータ選択ボタンBT4の機能が異なる。また、映像操作領域E5の占有面積が大きくなり、これに伴ってビデオパラメータ表示領域E7およびエフェクトパラメータ表示領域E8が映像操作領域E5内に配置された点も異なる。以下、BPMエフェクトカテゴリーが選択された場合と異なる点のみを説明する。
【0081】
ホールドボタン52は、エフェクトの効果をホールド(持続させる)ためのボタンであり、映像操作領域E5の上側且つエフェクト種類選択領域E3の左側に配置される。
【0082】
パラメータ選択ボタンBT4は、ビデオエフェクトの動き方のパターンを選択するためのボタンである。例えば、エフェクト種類「RIPPLE」の場合は、波紋の形を円状やカーテン状に変更できる。
【0083】
映像操作領域E5は、BPMエフェクトカテゴリーの場合のスイッチ的なインターフェースとは異なり、タッチパッド的に用いられる。すなわち、映像操作領域E5のXY座標でエフェクトの位置情報を変化させることができるようになっている。また、映像操作領域E5のタッチがエフェクトのトリガーとなっており、映像操作領域E5内の任意の位置を触れることで、その位置を中心に波紋のエフェクトをかけるなどのエフェクト処理を実行させることができる。また、映像操作領域E5内をタッチし続けることで、ホールドボタン52を操作することなく効果を持続させることができる。
【0084】
このように、タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合は、BPMエフェクトカテゴリーが選択された場合と比較して映像操作領域E5の使用頻度が高くなることが想定できるが、当該タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合に映像操作領域E5のサイズを大きくすることで、操作性を高めることができる。
【0085】
なお、映像操作領域E5がタッチパッド的に用いることができることをユーザに対し明確に示すため、映像操作領域E5のサイズ以外の仕様(外枠の色や形状など種々の表示態様)を、BPMエフェクトカテゴリーが選択された場合とは変化させることが好ましい。
【0086】
次に、図8を参照し、タッチエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210について説明する。オールインワンモードが選択された場合のエフェクト操作画面210には、パフォーマンスモードが選択された場合と同様の各領域(E6を除くE1〜E8)、BPMオートボタン51およびホールドボタン52の他、出力映像表示領域E9が設けられている。また、出力映像表示領域E9が設けられたことに伴い、エフェクトカテゴリー選択領域E1およびエフェクトモード選択領域E4の選択肢、並びにチャンネル表示領域E2のチャンネル名が縦並びに配置されると共に、映像操作領域E5の占有面積が小さくなっている。また、ビデオパラメータ表示領域E7およびエフェクトパラメータ表示領域E8が、映像操作領域E5の外部且つBPMオートボタン51の上下に配置され、エフェクトモード選択領域E4の下側にホールドボタン52が配置される。
【0087】
すなわち、タッチエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210は、図6に示したBPMエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合と、図7に示したタッチエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)との両方の長所を生かした仕様となっている。
【0088】
次に、図9を参照し、テキストエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210について説明する。テキストエフェクトカテゴリーが選択された場合のエフェクト操作画面210には、タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合(図7参照)と比較して、ホールドボタン52が無くなり、新たにテキストエディットボタン53が設けられた点で異なる。また、エフェクト種類選択領域E3に、テキストバンク54の選択肢が設けられた点、並びに映像操作領域E5内に配置されていたビデオパラメータ表示領域E7およびエフェクトパラメータ表示領域E8が無くなった点も異なる。以下、タッチエフェクトカテゴリーが選択された場合と異なる点のみを説明する。
【0089】
テキストエディットボタン53は、エフェクト操作画面210をソフトキーボードモードに移行させるためのボタンである。ソフトキーボードモードのエフェクト操作画面210の表示例については特に図示しないが、映像操作領域E5に相当する領域がソフトキーボードおよびキー入力結果の確認欄となる。
【0090】
エフェクト種類選択領域E3は、上記のエフェクト種類の一部(特にテキスト入力パフォーマンス時に使用頻度が高いと想定できるエフェクト種類)と共に、予め設定されているテキスト(文字列)を呼び出すためのテキストバンク54の選択肢を設けている。なお、テキストバンク54には、ユーザが入力したテキストを登録することも可能である。
【0091】
次に、図10を参照し、テキストエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210について説明する。オールインワンモードが選択された場合のエフェクト操作画面210には、パフォーマンスモードが選択された場合と同様の各領域E1〜E5、BPMオートボタン51およびテキストエディットボタン53の他、出力映像表示領域E9が設けられている。また、出力映像表示領域E9が設けられたことに伴い、エフェクトカテゴリー選択領域E1およびエフェクトモード選択領域E4の選択肢、並びにチャンネル表示領域E2のチャンネル名が縦並びに配置されると共に、映像操作領域E5の占有面積が小さくなっている。また、エフェクトモード選択領域E4の下側にテキストエディットボタン53が配置される。
【0092】
すなわち、テキストエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合のエフェクト操作画面210は、図8に示したタッチエフェクトカテゴリー(オールインワンモード)が選択された場合と、図9に示したテキストエフェクトカテゴリー(パフォーマンスモード)との両方の長所を生かした仕様となっている。
【0093】
次に、図11および図12を参照し、ミキシング操作画面220の詳細について説明する。図11は、クロスフェーダーカテゴリーが選択された場合のミキシング操作画面220を示す図である。同図に示すように、当該ミキシング操作画面220には、画面上部にCHモニター領域E11、その下側にミキシング種類選択領域E12、その右側に同期切り替えボタン62、ミキシング種類選択領域E12の下側にGUI表示されたクロスフェーダー63、その左右に一対のトランスフォーマーボタン61,61が設けられている。
【0094】
CHモニター領域E11は、CH1〜CH4に入力されたビデオ信号に基づく映像を表示するCHモニター71と、クロスフェーダー63のアサイン先を示すアサインバー72と、を有している。クロスフェーダー63は、操作子63aの移動範囲となる軌道63bが、例えば右側が赤色、左側が青色に彩色されており、アサインバー72は、赤または青で表示されることによりアサイン先(クロスフェーダー63の右または左)を示している。
【0095】
ミキシング種類選択領域E12は、ミキシング種類の選択肢となるアイコン(FADE,WIPE1/2,CROMA,LUMI,MOTION等)が横並びに配置される。また、現在どのエフェクト種類が選択されているかが分かるようにアイコンが色分け表示される。
【0096】
同期切り替えボタン62は、物理的に配置されたクロスフェーダー150(図2参照)の動きに合わせてGUI表示されたクロスフェーダー63の位置が同様に動く「同期」と、物理的に配置されたクロスフェーダー150をオーディオ信号用のフェーダー、GUI表示されたクロスフェーダー63をビデオ信号用のフェーダーとして機能させる「非同期」とを切り替えるためのボタンである。すなわち、クロスフェーダー63を操作することで音を変えずに映像だけを切り替えたりミックスしたりすることができ、逆にクロスフェーダー150を操作することで映像を変えずに音だけを切り替えたりミックスしたりすることができる。
【0097】
クロスフェーダー63は、上記のとおり操作子63aと、当該操作子63aの移動経路である軌道63bと、を有しており、ユーザが操作子63aを軌道63bに沿って移動させることにより、左右にアサインされたAV信号の出力レベルを調節可能となっている。トランスフォーマーボタン61は、クロスフェーダー63でメインとされていない方の音を、その押下によって細かく出すためのボタンである。
【0098】
このように、クロスフェーダーカテゴリーでは、シンプルなクロスフェーダー63を用いることで、スクラッチ系のDJが簡単に操作することを可能とするものである。なお、クロスフェーダー63と、ミキシング種類選択領域E12とが距離的に近いため、クロスフェーダー63を操作している間は、ミキシング種類選択領域E12内の操作を無効とすることが好ましい。
【0099】
次に、図12を参照し、トランジッションパッドカテゴリーが選択された場合のミキシング操作画面220について説明する。図11に示したクロスフェーダーカテゴリーから当該トランジッションパッドカテゴリーには、ミキシングカテゴリー切替ボタンBT2の操作により、切替可能となっている。
【0100】
トランジッションパッドカテゴリーが選択された場合のミキシング操作画面220には、クロスフェーダーカテゴリーが選択された場合と同様の領域E11,E12および同期切り替えボタン62の他、トランジッションパッド64、ビート選択領域E13、メモボタン65およびオートボタン66が設けられている。また、ミキシング種類選択領域E12内のアイコンが横並びではなく、縦並び(2列)となっている点も異なる。以下、クロスフェーダーカテゴリーが選択された場合と異なる点のみを説明する。
【0101】
トランジッションパッド64は、AV信号の各チャンネルを指定するためのパッドがチャンネル数分用意されたものであり、当該パッドの指定に応じて、ミキシング処理の対象となるチャンネルを遷移させることができるものである。例えば、エフェクト種類として「FADE」が選択され、パッド1→パッド2の順にタッチされた場合、CH1の信号からCH2の信号にフェーダー方式で移行させる。なお、トランジッションパッド64の中央部がくり抜き状態となっているのは、タッチ位置の移動によってミックス処理する2つの信号が指定されたような場合に、誤って他の信号のパッドに触れないようにするためである。これにより、誤操作を大幅に軽減することができる。
【0102】
ビート選択領域E13は、ビート選択領域(図5等参照)と同様の機能である。また、メモボタン65は、トランジッションパッド64の操作結果をメモリーさせるためのボタンである。また、オートボタン66は、メモボタン65でメモリーした順序またはランダムに、BPMに合わせた拍でトランジットさせるためのものである。
【0103】
このように、トランジッションパッドカテゴリーは、映像を専門分野とするVJが、容易に音と映像とを簡単に操作することを可能とするものである。なお、メモボタン65やオートボタン66は、図11に示したクロスフェーダーカテゴリーにも搭載可能である。この場合、メモボタン65を押下することで、クロスフェーダー63の動作をメモリーさせることができる。
【0104】
以上説明したとおり、本実施形態のAV処理装置30によれば、1台の装置で、複数のエフェクトカテゴリーやミキシングカテゴリーによる機能を実現することができるため、各機能を実現するための装置を1台ずつ設置する場合と比較してスペース効率が良く、導入コストを大幅に軽減できる。また、1台の装置で、オーディオ信号およびビデオ信号の両方の編集処理を行うことができるため、さらにスペース効率の向上、および導入コストの低廉化を図ることができる。また、各エフェクトカテゴリーおよび各ミキシングカテゴリーは、1つのタッチパネルTPを用いて操作可能であるため、各カテゴリーを操作するための操作手段を個別に備える場合と比較して、装置の小型化を図ることができる。また、エフェクト操作画面210およびミキシング操作画面220は、ユーザが選択したカテゴリーに応じて仕様が変更されるため、小型化が優先されることに伴って操作性が犠牲になるといったことがない。一方、エフェクト操作画面210は、エフェクトモード(処理対象となる信号)に応じては仕様が変更されないため、操作方法を共通化することができ、ユーザにとっては操作方法の習得が容易である。また、操作方法を共通化することで、DJやVJといった専門性に囚われることなく音楽および映像を操作することができ、汎用性を高めることができる。
【0105】
なお、上記の実施形態では、AV処理装置30として、クラブ等において用いられるDVJ機器を例示したが、当該DVJ機器以外にも、AV信号に対してエフェクト効果を付加可能な装置やプログラム(音声/映像エフェクター、音声/映像ミキサー、音声/映像コントローラ、音声/映像処理アプリケーションなど)であれば、本発明を適用可能である。すなわち、オーディオ信号とビデオ信号の両方を処理する装置でなくとも、オーディオ信号のみ、ビデオ信号のみを処理する装置にも、本発明を適用可能である。
【0106】
また、上記の例に示したAV処理装置30における各部、並びに各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD―ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスク、フレキシブルディスクおよびハードディスク等を利用することができる。
【0107】
また、上述した実施例によらず、AV処理システムSYのシステム構成、AV処理装置30の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【符号の説明】
【0108】
10…CDプレーヤー,20…DVDプレーヤー,30…AV処理装置,31…ユーザインターフェース,32…マイコン,33…信号処理部,51…BPMオートボタン,52…ホールドボタン,53…テキストエディットボタン,54…テキストバンク,62…同期切り替えボタン,100…物理操作部,200…タッチパネル操作部,210…エフェクト操作画面,220…ミキシング操作画面,E1…エフェクトカテゴリー選択領域,E2…チャンネル表示領域,E3…エフェクト種類選択領域,E4…エフェクトモード選択領域,E5…映像操作領域,E6…ビート選択領域,E7…ビデオパラメータ表示領域,E8…エフェクトパラメータ表示領域,E9…出力映像表示領域,E11…CHモニター領域,E12…ミキシング種類選択領域,E13…ビート選択領域,SY…AV処理システム,TP…タッチパネル
Claims (13)
- オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、
前記AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するエフェクトカテゴリー選択手段と、
前記オーディオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うオーディオモード、前記ビデオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うビデオモード、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号に対して前記エフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択するエフェクトモード選択手段と、
前記エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける操作信号受信手段と、
表示制御を行わせる表示制御手段と、
前記エフェクトカテゴリー選択手段および前記エフェクトモード選択手段の選択結果、並びに前記操作手段の操作結果に基づいて、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号の少なくとも一方に対し前記エフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、前記エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、前記エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、前記エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とするAV編集装置。 - 前記表示制御手段は、前記エフェクト操作画面に、前記エフェクトモード選択手段の選択結果を表示させることを特徴とする請求項1に記載のAV編集装置。
- 前記エフェクトカテゴリー選択手段は、前記オーディオエフェクトカテゴリーおよび前記映像操作エフェクトカテゴリー以外に、前記AV信号に対し、主にテキストの入力結果を用いてエフェクト処理を行う機能であるテキストエフェクトカテゴリーを含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択することを特徴とする請求項1に記載のAV編集装置。
- 前記エフェクト操作画面には、エフェクト種類を選択するためのエフェクト種類選択肢群と、前記映像を表示すると共に前記エフェクト操作の一部を行うための映像操作領域と、が表示され、
前記表示制御手段は、前記エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、前記エフェクト種類選択肢群に含まれる前記エフェクト種類、および前記映像操作領域のサイズのうち、少なくとも一方を変更させることを特徴とする請求項3に記載のAV編集装置。 - 前記エフェクト操作画面内に、出力映像を表示する出力映像表示領域を設けるか否かを選択する表示領域選択手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記表示領域選択手段により前記出力映像表示領域を設けると選択された場合は、前記出力映像表示領域を設けないと選択された場合と比較して、前記映像操作領域のサイズを小さくし、前記エフェクト種類選択肢群の各選択肢のサイズを変更しないことを特徴とする請求項4に記載のAV編集装置。 - 前記エフェクト操作画面には、前記エフェクトカテゴリー選択手段の各選択肢を表示するカテゴリー選択肢群と、前記エフェクトモード選択手段の各選択肢を表示するモード選択肢群と、が表示されることを特徴とする請求項1に記載のAV編集装置。
- 前記操作手段は、前記編集操作として、ミキシング処理を実行させるためのミキシング操作を行うと共に、前記表示機能付きタッチパネルは、当該ミキシング操作を行うためのミキシング操作画面を表示し、
前記AV信号に対し、クロスフェーダーを用いて前記ミキシング処理を行うクロスフェーダーカテゴリーと、前記AV信号に対し、トランジッションパッドを用いて前記ミキシング処理を行うトランジッションパッドカテゴリーと、を含む複数のミキシングカテゴリーの中から、いずれかのミキシングカテゴリーを選択するミキシングカテゴリー選択手段と、
前記ミキシングカテゴリー選択手段および前記操作手段の操作結果に基づいて、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号の少なくとも一方に対し前記ミキシング処理を行うミキシング処理手段と、をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記ミキシングカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、前記ミキシング操作画面の仕様を変更させることを特徴とする請求項1に記載のAV編集装置。 - 前記エフェクトモード選択手段とは独立して、前記ミキシング処理手段の処理対象を、前記ビデオ信号のみとするか、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号とするかのいずれかを選択するミキシングモード選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載のAV編集装置。
- 請求項1に記載のAV編集装置における各手段と、
前記AV信号を入力する入力手段と、
入力された前記AV信号に対して前記エフェクト処理手段により前記エフェクト処理を行った出力AV信号を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とするAV処理装置。 - オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、
前記AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択するエフェクトカテゴリー選択手段と、
前記オーディオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うオーディオモード、前記ビデオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うビデオモード、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号に対して前記エフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択するエフェクトモード選択手段と、
前記エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける操作信号受信手段と、
表示制御を行わせる表示制御手段と、
前記エフェクトカテゴリー選択手段および前記エフェクトモード選択手段の選択結果、並びに前記操作手段の操作結果に基づいて、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号の少なくとも一方に対し前記エフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記エフェクトカテゴリー選択手段の選択結果に応じて、前記エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、前記エフェクトモード選択手段の選択結果に応じては、前記エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とするAV編集システム。 - 請求項1に記載のAV編集装置、請求項9に記載のAV処理装置、請求項10に記載のAV編集システムのいずれかに用いられ、前記操作手段として機能する操作装置。
- オーディオ信号またはビデオ信号であるAV信号に対し、オーディオ信号に合わせてエフェクト処理を行う機能であるオーディオエフェクトカテゴリーと、
前記AV信号に対し、主に映像の操作結果に応じてエフェクト処理を行う機能である映像操作エフェクトカテゴリーと、を含む複数のエフェクトカテゴリーの中から、いずれかのエフェクトカテゴリーを選択する工程と、
前記オーディオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うオーディオモード、前記ビデオ信号に対してのみ前記エフェクト処理を行うビデオモード、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号に対して前記エフェクト処理を行うオーディオ・ビデオモード、のうち少なくとも2つのモードを含む複数のエフェクトモードの中から、1のエフェクトモードを選択する工程と、
前記エフェクト処理を実行させるためのエフェクト操作を含む各種編集操作を行う操作手段からの操作信号を受ける工程と、
表示制御を行わせる工程と、
前記エフェクトカテゴリーおよび前記エフェクトモードの選択結果、並びに前記操作手段の操作結果に基づいて、前記オーディオ信号および前記ビデオ信号の少なくとも一方に対し前記エフェクト処理を行う工程と、を備え、
前記表示制御を行わせる工程では、前記エフェクトカテゴリーの選択結果に応じて、前記エフェクト操作を行うためのエフェクト操作画面の仕様を変更させる一方、前記エフェクトモードの選択結果に応じては、前記エフェクト操作画面の仕様を変更させないことを特徴とするAV編集方法。 - コンピュータを、請求項1に記載のAV編集装置、請求項9に記載のAV処理装置、請求項10に記載のAV編集システムのいずれかにおける各手段として機能させるためのプログラム。
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