JP5042307B2 - エフェクト装置、av処理装置およびプログラム - Google Patents

エフェクト装置、av処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5042307B2
JP5042307B2 JP2009503745A JP2009503745A JP5042307B2 JP 5042307 B2 JP5042307 B2 JP 5042307B2 JP 2009503745 A JP2009503745 A JP 2009503745A JP 2009503745 A JP2009503745 A JP 2009503745A JP 5042307 B2 JP5042307 B2 JP 5042307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
effect
video
audio
control program
realizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009503745A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008111113A1 (ja
Inventor
泰正 西川
伸治 高橋
伸哉 小泉
健夫 宮倉
澄枝 安食
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Publication of JPWO2008111113A1 publication Critical patent/JPWO2008111113A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5042307B2 publication Critical patent/JP5042307B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/017Gesture based interaction, e.g. based on a set of recognized hand gestures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

本発明は、映像または音に対してエフェクト効果を付加するエフェクト装置、AV処理装置およびプログラムに関するものである。
従来、入力された2次元座標値に基づいて、映像と音楽に対し同時にエフェクトを付加するエフェクト装置が知られている(例えば、特許文献1)。当該特許文献1に記載のエフェクト装置は、例えばスティックを用いて操作パネル上の任意の位置を指定するなどの簡易な操作で、ビデオエフェクト(映像効果)とオーディオエフェクト(音楽効果)とを実現可能となっている。また、ビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトの種類は、対応するボタンを押下することにより指定できるようになっている。
特開2002−328768号公報
ところで、映像に対してエフェクトを付加する装置としては、クラブ等において、会場のモニターに映像を映し出すために用いられるVJ機器(ビジュアルジョッキーまたはビデオジョッキー(VJ)が映像パフォーマスンスに用いる機器)が知られている。また、音楽に対してエフェクトを付加する装置としては、同じくクラブ等において用いられるDJ機器(ディスクジョッキー(DJ)が音響パフォーマンスに用いる機器)が知られている。
現状、一般的にVJとDJは住み分けがなされており、普通は得意分野によって音楽、映像のどちらか一方を対象としてパフォーマンスを行う者が多い。それぞれに得意分野があることから、専門分野以外の対象をミックスすることは困難である。このため、上記のように映像と音楽に対し同時にエフェクトを付加するような装置については、どちらの分野を対象とした構成とするかで使い勝手に大きな差が生じる。つまり、映像を専門分野とするVJにとっては、エフェクトの種類を選ぶ場合、選択肢となるボタンにオーディオエフェクト名が記載されていても、どのような効果が得られるのかが掴みづらい。逆に、音楽を専門分野とするDJにとっては、選択肢となるボタンにビデオエフェクト名が記載されていても、どのような効果が得られるのかが掴みづらい。したがって、映像と音楽に対し同時にエフェクトを付加するような装置であっても、音楽を専門分野とするDJがビデオエフェクトを実現させること、および映像を専門分野とするVJがオーディオエフェクトを実現させることはいずれも困難であった。また、1つのボタンに、ビデオエフェクト名とオーディオエフェクト名を併記することも考えられるが、表記スペースの問題があると共に、一方のエフェクトに対応した他方のエフェクトが必ずしも存在するとは限らないといった問題もあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、音楽を専門分野とするユーザがビデオエフェクトを容易に実現させることができる、または映像を専門分野とするユーザがオーディオエフェクトを容易に実現させることができるエフェクト装置、AV処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のエフェクト装置は、複数種類のオーディオエフェクトに対応して、各オーディオエフェクトと同一感が得られる複数種類のビデオエフェクトを実現するためのものであって、それぞれ対応するオーディオエフェクトの時間変化係数が反映されている複数のビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、複数種類のオーディオエフェクトの中から、1以上のオーディオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、選択されたオーディオエフェクトに対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記のエフェクト装置において、記憶手段は、複数種類のオーディオエフェクトを実現するための複数のオーディオ制御プログラムを記憶し、ビデオ制御手段により実行されるビデオ制御プログラムと連動して、選択されたオーディオエフェクトのオーディオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
上記のエフェクト装置において、表示機能付きタッチパネル上に、オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面を表示する表示手段と、表示機能付きタッチパネルに対する操作を検出する操作検出手段と、をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、操作検出手段による検出位置に対応するパラメータを反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現し、表示手段には、ビデオ制御手段の制御結果が反映されることを特徴とする。
上記のエフェクト装置において、オーディオエフェクトは原音に対して付加されると共に、ビデオエフェクトは原画に対して付加され、原音とオーディオエフェクトとのミックスレートを調節するミックスレート調節手段をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、ミックスレートを反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現することを特徴とする。
上記のエフェクト装置において、オーディオエフェクトを付加する原音のBPM値を検出するBPM検出手段をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、BPM検出手段により検出されたBPM値に基づくBPM係数を反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現することを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、「フィルタ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、「フィルタ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、原画の少なくとも一部に、ぼかし効果を付加するビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、「フランジャー」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、「フランジャー」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、原画の少なくとも一部に、任意の画像が奥から手前に通り過ぎていくような効果を付加するビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、「フェイザー」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、「フェイザー」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、原画と、フィードバック画面を回転した画とを、オーディオエフェクトのBPM値に連動した比率に応じて合成するビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、「リバーブ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、「リバーブ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、当該「リバーブ」のオーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備え、「リバーブ」のオーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトは、複数のバッファから読み出した映像を順番に拡大することで残響感を出し、当該拡大した画と原画とを混合した後、当該混合した画と複数のバッファから読み出した映像とを混合することで残像感を出すビデオエフェクトであることを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、「クラッシュ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、「クラッシュ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、映像の特定部分を中心として、当該特定部分に相当する画素を対極する方向に引き伸ばすビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のエフェクト装置は、複数種類のビデオエフェクトに対応して、各ビデオエフェクトと同一感が得られる複数種類のオーディオエフェクトを実現するためのものであって、それぞれ対応するビデオエフェクトの時間変化係数が反映されている複数のオーディオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、複数種類のビデオエフェクトの中から、1以上のビデオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、選択されたビデオエフェクトに対応するオーディオ制御プログラムを実行することにより、当該ビデオエフェクトと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のAV処理装置は、上記のエフェクト装置における各手段と、ビデオ信号を入力する入力手段と、入力されたビデオ信号に基づく原画に対して、ビデオ制御手段により実現されたビデオエフェクトを付加した映像を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のAV処理装置は、上記のエフェクト装置における各手段と、オーディオ信号を入力する入力手段と、入力されたオーディオ信号に基づく原音に対して、オーディオ制御手段により実現されたオーディオエフェクトを付加した音楽を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記のエフェクト装置における各手段として機能させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明のエフェクト装置は、複数種類のオーディオエフェクトに対応して、各オーディオエフェクトと同一感が得られる複数種類のビデオエフェクトを実現するための複数のビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、複数種類のオーディオエフェクトの中から、1以上のオーディオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、選択されたオーディオエフェクトに対応するビデオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、所望するビデオエフェクトのイメージに近いオーディオエフェクトを選択することで、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現することができる。すなわち、映像の分野に精通していないDJのようなユーザであっても、所望するビデオエフェクトを容易に実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、ビデオ制御プログラムには、対応するオーディオエフェクトの時間変化係数が反映されていることが好ましい。
この構成によれば、時間経過に伴って変化していくようなオーディオエフェクトの時間変化を、ビデオエフェクトに反映させることができる。したがって、ビデオ制御プログラムとして、時間変化係数が異なる複数のものを記憶しておくことで、多様なビデオエフェクトを実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、記憶手段は、複数種類のオーディオエフェクトを実現するための複数のオーディオ制御プログラムを記憶し、ビデオ制御手段により実行されるビデオ制御プログラムと連動して、選択されたオーディオエフェクトのオーディオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、オーディオエフェクトを選択することで、当該オーディオエフェクトと、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトとを、同時に実現することができる。つまり、オーディオエフェクトを選択するだけの簡易な操作で、映像と音楽に対し、同一イメージの効果を付加することができる。
上記に記載のエフェクト装置において、表示機能付きタッチパネル上に、オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面を表示する表示手段と、表示機能付きタッチパネルに対する操作を検出する操作検出手段と、をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、操作検出手段による検出位置に対応するパラメータを反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現し、表示手段には、ビデオ制御手段の制御結果が反映されることが好ましい。
この構成によれば、オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面が、表示機能付きタッチパネル上に表示されるため、実際に触れたような直感的な操作が期待できる。また、操作検出手段による検出位置に基づいて、ビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトの両方に反映させるパラメータを決定する構成であるため、ユーザは操作位置によってパラメータを指定できる。つまり、操作位置を移動させるだけの簡易な操作でパラメータを変化させることができるため、瞬時の判断で多彩な映像表現や音楽表現を実現できる。さらに、表示手段には、ビデオ制御手段の制御結果が表示されるため、ユーザは自分の操作が制御結果に反映されていることを確実に確認することができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトは原音に対して付加されると共に、ビデオエフェクトは原画に対して付加され、原音とオーディオエフェクトとのミックスレートを調節するミックスレート調節手段をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、ミックスレートを反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現することが好ましい。
この構成によれば、ユーザの好みに応じて、原音とオーディオエフェクトとのミックスレートを調節することができる。また、当該調節結果を、原画とビデオエフェクトのミックスレートに反映させることができるため、ビデオエフェクトとオーディオエフェクトに対し、同一感を持たせつつ、変化のある映像表現および音楽表現を実現することができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトを付加する原音のBPM値を検出するBPM検出手段をさらに備え、ビデオ制御手段およびオーディオ制御手段は、BPM検出手段により検出されたBPM値に基づくBPM係数を反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトを実現することが好ましい。
この構成によれば、原音のBPM値を検出し、当該BPM値に基づくBPM係数をビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトに反映させるため、連動感のある映像効果および音楽効果を実現することができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトの種類は、「フィルタ」を含み、「フィルタ」に対応するビデオ制御プログラムは、原画の少なくとも一部に、ぼかし効果を付加するものであることが好ましい。
この構成によれば、音を不鮮明に変化させるオーディオエフェクトである「フィルタ」の選択によって、当該「フィルタ」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトの種類は、「フランジャー」を含み、「フランジャー」に対応するビデオ制御プログラムは、原画の少なくとも一部に、任意の画像が奥から手前に通り過ぎていくような効果を付加するものであることが好ましい。
この構成によれば、ジェット機のような音を実現するオーディオエフェクトである「フランジャー」の選択によって、当該「フランジャー」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトの種類は、「フェイザー」を含み、「フェイザー」に対応するビデオ制御プログラムは、原画と、フィードバック画面を回転した画とを、オーディオエフェクトのBPM値に連動した比率に応じて合成するものであることが好ましい。
この構成によれば、位相のずれた音を実現するオーディオエフェクトである「フェイザー」の選択によって、当該「フェイザー」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトの種類は、「リバーブ」を含み、「リバーブ」に対応するビデオ制御プログラムは、映像を複数のバッファに格納しておき、当該複数のバッファから読み出した映像を順番に拡大することで残響感を出し、当該拡大した画と原画とを混合した後、当該混合した画と複数のバッファから読み出した映像とを混合することで残像感を出すものであることが好ましい。
この構成によれば、残響音を実現するオーディオエフェクトである「リバーブ」の選択によって、当該「リバーブ」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現させることができる。
上記に記載のエフェクト装置において、オーディオエフェクトは、「クラッシュ」を含み、「クラッシュ」に対応するビデオ制御プログラムは、映像の特定部分を中心として、当該特定部分に相当する画素を対極する方向に引き伸ばすものであることが好ましい。
この構成によれば、ノイズ感のある音を実現するオーディオエフェクトである「クラッシュ」の選択によって、当該「クラッシュ」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現させることができる。
本発明の他のエフェクト装置は、複数種類のビデオエフェクトに対応して、各ビデオエフェクトと同一感が得られる複数種類のオーディオエフェクトを実現するための複数のオーディオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、複数種類のビデオエフェクトの中から、1以上のビデオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、選択されたビデオエフェクトに対応するオーディオ制御プログラムを実行することにより、当該ビデオエフェクトと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、所望するオーディオエフェクトのイメージに近いビデオエフェクトを選択することで、当該ビデオエフェクトと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現することができる。すなわち、映像の分野に精通していないDJのようなユーザであっても、所望するオーディオエフェクトを容易に実現させることができる。
なお、上記のエフェクト装置の各手段における「オーディオ」を「ビデオ」に、また「ビデオ」を「オーディオ」に読み替えた構成としても良い。
本発明のAV処理装置は、上記に記載のエフェクト装置における各手段と、ビデオ信号を入力する入力手段と、入力されたビデオ信号に基づく原画に対して、ビデオ制御手段により実現されたビデオエフェクトを付加した映像を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、音楽を専門分野とするユーザが、入力されたビデオ信号に対して所望するビデオエフェクトを容易に実現させることができると共に、当該ビデオエフェクトを付加した映像を出力可能なAV処理装置を提供することができる。
本発明の他のAV処理装置は、上記に記載のエフェクト装置における各手段と、オーディオ信号を入力する入力手段と、入力されたオーディオ信号に基づく原音に対して、オーディオ制御手段により実現されたオーディオエフェクトを付加した音楽を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、映像を専門分野とするユーザが、入力されたオーディオ信号に対して所望するオーディオエフェクトを容易に実現させることができると共に、当該オーディオエフェクトを付加した音楽を出力可能なAV処理装置を提供することができる。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載のエフェクト装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムを実行することにより、音楽を専門分野とするユーザがビデオエフェクトを容易に実現させることができる、または映像を専門分野とするユーザがオーディオエフェクトを容易に実現させることができるエフェクト装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るAV処理システムのシステム構成図、およびAV処理装置の簡易構成図である。 AV処理装置に備えられたユーザインターフェースを示す図である。 AV処理装置のブロック図である。 プログラムリストの一例を示す図である。 ビデオエフェクトのパラメータを変化させる方法の一例を示す図である。 操作画面の他の表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るエフェクト装置、AV処理装置およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、本発明のAV処理装置30を適用したAV処理システムSYのシステム構成図である。AV処理システムSYは、AV処理装置30に入力するための1個以上のオーディオ信号を生成する1台以上のCDプレーヤー10(同図では、1台のみ図示)と、AV処理装置30に入力するための1個以上のビデオ信号を生成する1台以上のDVDプレーヤー20(同図では、1台のみ図示)と、これら1台以上のCDプレーヤー10および/または1台以上のDVDプレーヤー20から、1個以上のオーディオ信号および/または1個以上のビデオ信号(以下、オーディオ信号および/またはビデオ信号を指して「AV信号」と称する)を入力し、これらを編集して出力用のAV信号を生成するAV処理装置30と、AV処理装置30から出力されたオーディオ信号を音声出力するスピーカー40と、AV処理装置30から出力されたビデオ信号を表示するモニター50と、から成る。
本実施形態のAV処理装置30は、複数のAV信号を入力可能となっており、これら複数のAV信号に対してエフェクトを付加するエフェクト処理など各種編集処理を行う。また、AV処理装置30の一例としては、例えばクラブ等において用いられるものであり、音声と映像の両方にエフェクトをかけるなど、楽器感覚でオーディオ信号および/またはビデオ信号を扱い得るDVJ機器(ディスクジョッキー(DJ)が音響パフォーマンスに用いるDJ機器と、ビジュアルジョッキーまたはビデオジョッキー(VJ)が映像パフォーマスンスに用いるVJ機器とを複合化した機器)等が挙げられる。
ここで、VJおよびDJについて説明する。VJは、音楽に合わせて即興で映像をミックス(合成したりつないだり)する。DJが即興で音楽をミックスするのに対し、VJは映像を用いてパフォーマンスを行う。主にイベントやクラブパーティでスクリーン等に映像を切換出力するパフォーマンスを行い、会場でかかっている音楽や企画の進行に合わせて、適切な映像をその場で選択し、タイミングよく流すことを担う。
これに対して、DJは場の雰囲気から楽曲を選曲し、切れ目のない再生を行う。楽曲のピッチ(スピード)を変速できるターンテーブル等を使用したライブ演奏を行う。選曲の他に、DJミックス、スクラッチなどのパフォーマンスを行う行為が一般化しており、ミックスでは現在再生している曲と次に再生する曲をスムーズにつなぎ、音の切れ目をなくすことでフロアのテンションを維持する。
現状、一般的にVJとDJは住み分けがなされており、普通は得意分野によって音楽、映像のどちらか一方を対象としてパフォーマンスを行う者が多い。それぞれに得意分野があることから、専門分野以外の対象をミックスすることは困難である。また、一方を対象とするだけでも、即興でつなぎつつさらにエフェクトをかけたりするので、多様な操作を行う必要があり非常に慌しい。そのため、双方を扱う余裕がない。
しかし、どちらも会場の雰囲気やパフォーマー自身のフィーリングに合わせて、楽曲、映像をテンポよく切換出力する行為を行うものである。提供される音と映像が一致する必要があることから、双方を1人の人物が行うことも望まれる。本来映像が得意なVJでも、映像の変化に追従して音楽が変化すれば、映像と共に音楽を扱うことが容易となるし、逆に本来音楽専任のDJでも、音を変化させることに追従して映像が変化すれば、より自然に音と映像を合わせて扱うことができる。
本実施形態のAV処理装置30は、本来1人の人物が同時に扱うことができない映像と音楽を、1人で同時に扱うことを可能とするものである。また、音楽と映像両方を扱おうとする者に対して、簡便で快適な操作を提供するものである。
なお、AV処理装置30に入力するためのAV信号を生成するための装置としては、CDプレーヤー10やDVDプレーヤー20に限らず、他の装置(各種音響機器、映像機器およびパーソナルコンピュータなど)であっても良い。また、AV処理装置30に、CDプレーヤー10やDVDプレーヤー20の機能を内蔵させても良い。さらに、ビデオ信号は、動画であっても良いし静止画であっても良い。また、複数のオーディオ信号をAV処理装置30に入力する場合は、オーディオ信号を混合した場合の違和感を無くすため、CDプレーヤー10側またはAV処理装置30側のいずれかに、当該複数のオーディオ信号のBPMを一致させる機能が搭載されていることが好ましい。
図1(b)は、AV処理装置30の簡易構成図である。AV処理装置30は、その主要構成要素として、表示機能付きタッチパネルTP、CPU31、表示制御部32、エフェクト処理部33および出力信号選択部34を有している。
表示機能付きタッチパネルTPは、TFT等の表示素子を有するディスプレイ37と、当該ディスプレイ37上に重ね合わされたタッチパネル38と、から成る。このように表示機能付きタッチパネルTP(以下単に「タッチパネルTP」と称する)を採用することで、ユーザは、ディスプレイ37の表示上でタッチパネル38を操作することができるため、簡便且つ直感的な操作が可能となる。
CPU31は、タッチパネルTPの操作(タッチ)に基づく電圧変化(タッチ情報)に応じて、操作位置の位置検出や移動検出を行う。また、当該検出結果に基づいて、タッチパネルTP(ディスプレイ37)の表示制御を行うための表示制御信号や、AV信号の編集処理を行うためのコントロール信号を生成し、各信号を表示制御部32およびエフェクト処理部33に出力する。また、CPU31は、エフェクト処理部33の処理結果を入力して、タッチパネルTPに反映させるべく、当該処理結果を表示制御部32に出力する。さらに、CPU31は、この他にも、ユーザによる各種操作子の操作に基づく情報管理や、外部装置との信号の入出力など、AV処理装置30の統括制御を行う。
表示制御部32は、CPU31から入力された表示制御信号やエフェクト処理部33の処理結果等に基づいて、タッチパネルTPの表示制御を行う。エフェクト処理部33は、一般的にエフェクターと称されるものであり、CPU31から入力されたコントロール信号に基づいて、外部装置から入力されたAV信号に対しエフェクト処理を行う。当該エフェクト処理では、入力されたAV信号にオーディオ信号が含まれる場合、当該オーディオ信号からBPM値を検出し、当該BPM値に連動させてオーディオエフェクトを実現する。また、入力されたAV信号にビデオ信号が含まれる場合は、同じくBPM値に連動させてビデオエフェクトを実現する。一方、出力信号選択部34は、エフェクト処理部33の処理結果を受けて、出力用のAV信号を生成すると共に、オーディオ信号とビデオ信号の出力を選択し、それぞれの出力インターフェースから音楽出力および映像出力を行う。
なお、出力信号選択部34は、出力される複数の信号の同期を合わせるための同期処理を行うことが好ましい。これにより、出力信号の映像の乱れを無くすことができる。また、出力信号選択部34の出力をエフェクト処理部33に戻し、編集処理後のAV信号にさらに編集処理を行うといった2重処理を行うことも可能である。
次に、図2の平面図を参照し、AV処理装置30に備えられたユーザインターフェースについて説明する。同図に示すように、AV処理装置30は、その筐体上面に、上記のタッチパネルTPと、つまみ63と、3つの操作ボタンBT1,BT2,BT3と、を備えている。なお、AV処理装置30は、その他、AV処理装置30から出力される映像を表示するディスプレイ、入力AV信号の切り替えや調節を行うためのフェーダやつまみなどの各種操作子(いずれも図示省略)を、ユーザインターフェースとして備えている。
タッチパネルTPは、エフェクト処理等の編集処理結果をユーザが確認するための編集結果表示領域A1と、エフェクトの種類(エフェクト名61)等を選択するためのGUI表示領域A2と、エフェクトのパラメータ指定など各種操作を行うための操作領域A3と、を含む操作画面Dを表示する。例えば、ユーザにより、GUI表示領域A2に表示された複数のエフェクト選択肢の中から任意の選択肢が選択されると、操作領域A3には、その選択肢に応じたパラメータ指定表示(ユーザがパラメータを指定するための表示)を行う。同図の操作領域A3は、矢印62の先端に向かってパラメータ値(エフェクトの付加率)が上がっていく構成のパラメータ指定表示を示している。その表示にしたがって、ユーザによりパラメータが指定されると、そのパラメータを、選択されたエフェクトに反映させ、さらに当該エフェクトを原画(入力されたビデオ信号に基づく画)に付加することによって得られる映像(出力画像)を編集結果表示領域A1に表示する。
このとき、例えばオーディオエフェクトが選択されると、当該オーディオエフェクトを実現すると共に、これに連動して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現し、そのビデオエフェクトが付加された(効果が反映された)映像を編集結果表示領域A1に表示する。また、ビデオエフェクトが選択されると、当該ビデオエフェクトを付加した映像を編集結果表示領域A1に表示すると共に、これに連動して、当該ビデオエフェクトと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現し、そのオーディオエフェクトが付加された音楽を出力する。このように、本実施形態では、オーディオエフェクトおよびビデオエフェクトのいずれが選択されても、いずれか一方のエフェクトに連動して、当該一方のエフェクトと同一感が得られる他方のエフェクトが実現されるようになっている。これにより、簡易な操作で、映像と音楽とが違和感なくマッチしたパフォーマンスを行うことができる。なお、オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトの詳細については、後述する。
なお、GUI表示領域A2には、選択された選択肢を反転表示するなど、ユーザの操作結果が反映される。また、GUI表示領域A2は、第1階層で、「オーディオエフェクト」または「ビデオエフェクト」の2つの選択肢を表示し、さらにその下階層で、各エフェクトの種類を示す選択肢を表示するようになっている。つまり、DJなど音楽を専門分野とするユーザは、第1階層で「オーディオエフェクト」を選択し、VJなど映像を専門分野とするユーザは、第1階層で「ビデオエフェクト」を選択することとなる。さらに、編集結果表示領域A1には、エフェクト処理後の映像だけでなく、音声信号に対するエフェクト処理結果(処理結果を視覚化したもの)も表示可能となっている。
また、操作画面Dでは、エフェクト処理以外にも各種編集処理を実行させるための編集操作が可能である。この場合、不図示の操作子により(またはGUI表示領域A2の最上階層として)、編集処理の内容を選択することが可能であり、操作領域A3には、その選択された処理内容に応じた編集操作表示(ユーザが編集操作を行うための表示)を行う。なお、選択可能な編集処理の内容としては、エフェクト処理以外に、複数のAV信号の混合処理、出力信号切り替え処理、レベル調節処理など、一般的なオーディオ/ビデオミキサーで実現可能な各種処理が挙げられる。
一方、つまみ63は、GUI表示領域A2でオーディオエフェクトが選択された場合、原音とオーディオエフェクトとのミックスレートを調節するものである。例えば、ミックスレートが「0」に設定された場合、原音が100%の割合で出力され、ミックスレートが「Max」に設定された場合、エフェクト音が100%の割合で出力される。また、このミックスレートは、ビデオエフェクトにも反映される。つまり、つまみ63を用いて、原音とオーディオエフェクトとのミックスレート、並びに原画とビデオエフェクトとのミックスレートを調節可能となっている。なお、GUI表示領域A2でビデオエフェクトが選択された場合、つまみ63は、原画とビデオエフェクトとのミックスレートの調節に用いられるが、そのミックスレートはオーディオエフェクトにも反映される。つまり、GUI表示領域A2において「オーディオエフェクト」および「ビデオエフェクト」のいずれの選択肢が選択されても、調節されたミックスレートは、両者に反映される。
また、操作ボタンBT1は、オーディオ信号を、操作画面Dを用いた編集処理の対象とするか否かを設定するためのボタンである。同様に、操作ボタンBT2は、ビデオ信号を、操作画面Dを用いた編集処理の対象とするか否かを設定するためのボタンである。これらの操作ボタンBT1,BT2は、押下毎に、対象/非対象を切り替えられるようになっている。したがって、オーディオエフェクトが選択された場合であって、操作ボタンBT1が「非対象」に設定されている場合は、選択されたオーディオエフェクトに対応付けられたビデオエフェクトのみが実現される。また、ビデオエフェクトが選択された場合であって、操作ボタンBT2が「非対象」に設定されている場合は、選択されたビデオエフェクトに対応付けられたオーディオエフェクトのみが実現される。
また、操作ボタンBT3は、出力映像に、編集処理結果を反映させるか否かを設定するためのボタンであり、押下毎に、ON(反映する)/OFF(反映しない)を切り替えられるようになっている。例えば、操作ボタンBT3で「ON」に設定されると、編集結果表示領域A1に表示される映像と、出力映像とは、少なくとも編集結果部分において一致したものとなる。また、「OFF」に設定されると、編集結果表示領域A1に表示される映像は、出力映像に全く反映されないこととなる。
例えば、操作ボタンBT3で「ON」に設定された場合を想定すると、図1(b)に示したように、2CHの信号を入力して、操作領域A3を用いたCH1のエフェクト処理結果に、さらにCH2の信号を混合して出力する(例えば、エフェクトが付加されたCH1に基づく画面と、CH2に基づく画面との2画面を同一モニター上に出力するなど)場合、少なくともCH1のエフェクト処理結果の表示については、編集結果表示領域A1の表示と出力映像の表示とが一致する。当然、このようにCH1のエフェクト処理結果と、CH2の信号を混合させる場合であっても、操作領域A3において、これら2つの信号の編集処理を行った場合は、編集結果表示領域A1の表示と出力映像とが一致することになる。
なお、エフェクトに対するミックスレートの調節、編集処理の対象/非対象の選択や編集処理結果の反映/非反映の選択に用いる操作子は、上記のつまみや操作ボタンに限らず、十字キーおよびジョイスティックなど他の操作子を用いても良い。また、これらのつまみ63や操作ボタンBT1,BT2,BT3をタッチパネルTP上に表示しても良い。さらに、原音とオーディオエフェクトのミックスレートの調節や原画とビデオエフェクトのミックスレートの調節(つまみ63の機能)を、操作領域A3で実現できるようにしても良い。つまり、エフェクトのパラメータの一つとして、ミックスレートを指定可能としても良い。
次に、図3のブロック図を参照し、AV処理装置30の制御構成について説明する。なお、AV処理装置30は、上記のとおり、オーディオエフェクトを選択することで、それと同一感が得られるビデオエフェクトを実現したり、逆に、ビデオエフェクトを選択することで、それと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現したりすることが可能であるが、重複説明を避けるため、以下ではオーディオエフェクトを選択することで、それと同一感が得られるビデオエフェクトを実現する場合について主に言及する。
同図に示すように、AV処理装置30は、入力手段310、記憶手段320、表示手段330、BPM検出手段340、エフェクト選択手段350、操作検出手段360、ミックスレート調節手段370、制御手段380および出力手段390を備えている。
入力手段310は、AV信号を入力するものであり、不図示の信号入力インターフェース(USBやMIDIなど)によりその主要部が構成される。
記憶手段320は、複数種類のオーディオエフェクトに対し、各オーディオエフェクトと同一感が得られる複数種類のビデオエフェクトを実現するための複数のビデオ制御プログラムを記憶している。また、各オーディオエフェクトのオーディオ制御プログラムも記憶している。すなわち、オーディオエフェクト別に、その制御プログラム(オーディオ制御プログラム)と、ビデオ制御プログラムとを対応付けて記憶している(図4のプログラムリストL参照)。
表示手段330は、タッチパネルTP上に、オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面D(操作領域A3)を表示するものであり、上記の表示制御部32およびタッチパネルTP(図1(b)参照)によりその主要部が構成される。
BPM検出手段340は、オーディオエフェクトを付加する原音のBPM値を検出するものであり、上記のエフェクト処理部33(図1(b)参照)の一部によって構成される。後述の制御手段380では、BPM検出手段340が検出したBPM値に基づくBPM係数を反映させて、それぞれビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトが実現される。
エフェクト選択手段350は、複数種類のオーディオエフェクトの中から、1以上のオーディオエフェクトを選択するものであり、タッチパネルTP(GUI表示領域A2)によりその主要部が構成される。GUI表示領域A2には、記憶手段320に記憶されているプログラムリストLの「オーディオエフェクト名」が選択肢として表示される。ユーザは、当該GUI表示領域A2に表示された複数の選択肢の中から、所望する1以上のオーディオエフェクトを選択する。
操作検出手段360は、操作画面Dに対する操作を検出するものであり、タッチパネルTPによりその主要部が構成される。特に、操作領域A3の操作結果に基づいて、オーディオエフェクトのパラメータを検出する。
ミックスレート調節手段370は、原音とオーディオエフェクトとのミックスレートを調節するものであり、上記のつまみ63(図2参照)によりその主要部が構成される。
制御手段380は、ビデオ制御手段381およびオーディオ制御手段382を有し、上記のCPU31およびエフェクト処理部33(図1(b)参照)によりその主要部が構成される。ビデオ制御手段381は、選択されたオーディオエフェクトに対応するビデオ制御プログラムを記憶手段320から読み出して実行することにより、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現する。また、オーディオ制御手段382は、選択されたオーディオエフェクトのオーディオ制御プログラムを記憶手段320から読み出して実行することにより、当該オーディオエフェクトを実現する。
この場合、ビデオ制御手段381により実行されるビデオ制御プログラムには、対応するオーディオエフェクトの時間変化係数が反映されている。この「時間変化係数」とは、時間経過によってオーディオエフェクトの状態が刻々と変化していく割合を数値化したものである。例えば、「エコー」など残響音を付加するものであって10秒間かけて残響音が無くなるオーディオエフェクトの場合、その音量が小さくなっていく割合を数値化したものが時間変化係数となる。したがって、オーディオエフェクトとして「エコー」が選択された場合、10秒かけて残像が消えていくようなビデオエフェクトが実現されることとなる。
また、オーディオ制御手段382は、BPM検出手段340が検出したBPM値に基づくBPM係数、操作検出手段360の検出位置に対応するオーディオパラメータ、並びにミックスレート調節手段370により調節されたミックスレートを反映させて、エフェクト選択手段350により選択されたオーディオエフェクトを実現する。さらに、ビデオ制御手段381は、これらBPM係数、操作検出手段360による検出位置に対応するビデオパラメータ、並びにミックスレートを反映させて、エフェクト選択手段350により選択されたオーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現する。
出力手段390は、エフェクト処理後の映像および音楽を出力するものであり、不図示の信号出力インターフェース(USBやMIDIなど)により、その主要部が構成される。つまり、出力手段390は、入力されたビデオ信号に基づく原画に対して、ビデオ制御手段381により実現されるビデオエフェクトを付加した映像を出力し、入力されたオーディオ信号に基づく原音に対して、オーディオ制御手段382により実現されるオーディオエフェクトを付加した音楽を出力する。
次に、図4を参照し、記憶手段320に記憶されているプログラムリストLについて説明する。同図に示すとおり、プログラムリストLは、オーディオエフェクト名と、オーディオ制御プログラムと、ビデオ制御プログラムとが、互いに関連付けられて記憶されている。例えば、プログラムリストLの最上段に示すオーディオエフェクト名「フィルタ」の場合、当該「フィルタ」を実現するためのオーディオ制御プログラムであるプログラムA1と、当該「フィルタ」と同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムであるプログラムV1と、が関連付けられている。
ここで、プログラムリストLにリストアップされた各プログラムの詳細について説明する。「フィルタ」のオーディオ制御プログラムであるプログラムA1は、原音のBPM値に連動してカットオフ周波数が変化するローパスフィルタで、原音と不鮮明な音との間で音を変化させるものである。また、「フィルタ」のビデオ制御プログラムであるプログラムV1は、原画の少なくとも一部に、ぼかし効果を付加するものである。つまり、プログラムV1は、不鮮明な音を、映像をぼかすことによって表現するものであり、原画とぼかし画との間で映像を変化させるものである。
「フランジャー」のオーディオ制御プログラムであるプログラムA2は、時間のずれた音を加えることでフランジ効果(ジェット機のような音)を作り出すものである。原音のBPM値に合わせてフランジ効果がかかる周波数帯を変化させることで、変化のある音楽表現を実現している。また、「フランジャー」のビデオ制御プログラムであるプログラムV2は、原画の少なくとも一部に、任意の画像が奥から手前に通り過ぎていくような効果を付加するものである。この効果は、原画の少なくとも一部に相当するオブジェクトや原画全体のエッジ部分を抽出して拡大しながらフィードバックさせることで実現される。なお、プログラムV2によって実現されるビデオエフェクトも、原音のBPM値に合わせて拡大率等のパラメータが変化することが好ましい。
「フェイザー」のオーディオ制御プログラムであるプログラムA3は、位相のずれた音を加えることでフェイズ効果を作り出すものである。原音のBPM値に合わせてフェイズ効果がかかる周波数帯を変化させることで、変化のある音楽表現を実現している。また、「フェイザー」のビデオ制御プログラムであるプログラムV3は、原画と、フィードバック画面を回転した画とを、原音またはオーディオエフェクトのBPM値に連動した比率に応じて合成するものである。この場合、原画と、フィードバック画面を回転した画とのうち、BPM値に連動した比率に応じて輝度の高い方を選択して合成することが好ましい。なお、合成した画は、フィードバックバッファにフィードバックされると共に、つまみ63(図2参照)で調節されたミックスレートに応じて、原画とミックスされて出画される。
「リバーブ」のオーディオ制御プログラムであるプログラムA4は、残響音を作り出すものである。また、「リバーブ」のビデオ制御プログラムであるプログラムV4は、映像を複数のバッファに格納しておき、当該複数のバッファから読み出した映像を順番に拡大することで残響感を出し、当該拡大した画と原画とを混合した後、当該混合した画と前記複数のバッファから読み出した映像とを混合することで残像感を出すものである。
「クラッシュ」のオーディオ制御プログラムであるプログラムA5は、ノイズ感または音のギザギザ感を作り出すものである。デジタル的に原音を壊して、ローファイな音を実現している。また、「クラッシュ」のビデオ制御プログラムであるプログラムV5は、映像の特定部分を中心として、当該特定部分に相当する画素を対極する方向に引き伸ばすものである。「特定部分」としては、例えば原画に基づく画面を縦半分または横半分にする線分が好ましい。このように、画面を仕切る線分に沿って対極する2方向に引き伸ばすことで、画面がシャープに壊れている感じを効果的に表現することができる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、映像の分野に精通していないDJのようなユーザであっても、所望するビデオエフェクトのイメージに近いオーディオエフェクトを選択することで、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを容易に実現させることができる。また、編集対象をビデオ信号とオーディオ信号の両方に設定することにより(図2の操作ボタンBT1,BT2参照)、ビデオエフェクトと連動させて、選択したオーディオエフェクトも実現させることができる。つまり、オーディオエフェクトを選択するだけの簡易な操作で、映像と音楽に対し、同一イメージの効果を付加することができる。
また、オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面Dが、タッチパネルTP上に表示されるため、直感的な操作が期待できる。また、操作画面D(操作領域A3)の操作位置(操作検出手段360による検出位置)に基づいて、ビデオエフェクトおよびオーディオエフェクトの両方に反映させるパラメータを決定する構成であるため、ユーザは操作位置によってパラメータを指定できる。つまり、操作位置を移動させるだけの簡易な操作でパラメータを変化させることができるため、瞬時の判断で多彩な映像表現や音楽表現を実現できる。また、編集結果表示領域A1には、ビデオ制御手段381の制御結果が表示されるため、ユーザは自分の操作が制御結果に反映されていることを確実に確認することができる。
なお、上記の実施形態では、オーディオエフェクトを選択して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現させる場合について主に言及したが、逆にビデオエフェクトを選択して、当該ビデオエフェクトと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現させる場合の操作について簡単に説明する。
図5は、操作領域A3の操作により、ビデオエフェクトのパラメータを変化させる方法の一例を示したものである。同図は、操作領域A3に原画(図示省略)を表示し、当該原画に、ビデオエフェクトとして波紋の効果を付加する場合であって、タッチ位置をC点から図示点線矢印の方向に移動させることによりパラメータを変化させる場合を示している。なお、当該タッチ位置の移動にともなって、波紋が図示81の状態(一重の波紋)→図示82の状態(二重の波紋)→図示83の状態(三重の波紋)と広がっていったものとする。
タッチ位置をC点から点線矢印の方向に移動させた場合、操作検出手段360は、所定の単位時間毎に、タッチ位置を検出し、ビデオ制御手段381は、その検出位置から得られるパラメータに基づいて、ビデオエフェクトを実現する。具体的には、タッチ位置の移動に伴って波紋を広げていくと共に、所定量の移動毎に波紋を増やしていくといった制御を行う。この場合、ビデオ制御手段381の制御結果は、編集結果表示領域A1だけでなく、同図に示すとおり、操作領域A3にも反映される。さらに、オーディオ制御手段382は、当該ビデオエフェクトに連動し、同じく操作検出手段360の検出位置から得られるパラメータに基づいて、オーディオエフェクトを実現する。具体的には、タッチONの検出でオーディオエフェクトを起動し、波紋の広がりに連動して、例えばエコー効果をかけるなどの処理を行う。また、タッチOFFの検出でオーディオエフェクトを終了する。この場合、波紋を広げる速度に応じて、オーディオ信号に対するエコー効果の付加率を上げていくといった処理も可能である。
この構成によれば、エフェクトを付加する原画上において、ビデオエフェクトのパラメータを操作できるため、どのような映像効果が得られるかが分かり易く、しかも操作結果が操作画面D(操作領域A3)に反映されるため、ユーザのイメージに合った映像効果を作り出すことができる。また、タッチ位置を移動させる(波紋を広げるなど)といった簡易な操作であるため、瞬時の判断で効果的な音楽表現および映像表現を実現したい場合に便利である。これにより、例えばAV処理装置30をDVJ機器に適用した場合に、DJやVJなどの専門分野に関わらず、容易に音楽と映像とを操作することができる。さらに、同一人物が音楽と映像を操作することができることにより、両者のタイムラグを無くすことができるため、より高いパフォーマンスを実現可能である。
なお、上記の例において、中心点(C点)を示す丸印、および点線矢印は、操作領域A3にのみ反映され、編集結果表示領域A1や出力映像には反映されないことが好ましい。この構成によれば、波紋の広がりを明確にユーザに示しつつも、出力映像の見栄えを損ねることがない。
また、波紋のビデオエフェクトについては、タッチ継続時間によって波紋を広げていく構成としても良い。この変形例の場合、C点がタッチされると、タッチされている間、C点を中心として波紋を出し続ける(放射状に画面外に向かって広げ続ける)。また、C点から指が離されると、C点に波紋を収束させ、最終的には波紋を消去する。なお、この場合、タッチ位置が移動されても波紋を変化させないようにしても良い。
また、この波紋のビデオエフェクトの変形例は、拡大エフェクトにも適用可能である。例えば、所定のオブジェクトをその中心点から拡大したい場合、中心点がタッチされている間、オブジェクトを拡大し続ける。また、中心点から指が離されると、元のサイズに戻る。また、オブジェクトの拡大した後、タッチ位置が移動された場合は、拡大を保ったまま、タッチ位置に追従してオブジェクトを移動する。
また、ビデオエフェクトの種類としては、上記の「波紋」以外にも、拡大/縮小、パズル、カラーリング、ぼかし、ストロボ、レンズ、ワイプ、反転、ネガ等を適用可能である。
この他、ビデオエフェクトを選択して、これと同一感が得られるオーディオエフェクトを実現させる場合も、オーディオエフェクトを選択する場合の各機能(図3参照)を適用可能である。つまり、ビデオエフェクトを選択する場合も、オーディオ制御プログラムには、対応するビデオエフェクトの時間変化係数が反映されていることが好ましい。また、表示手段330は、タッチパネルTP上に、ビデオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面Dを表示することが好ましい。また、ミックスレート調節手段370は、原画とビデオエフェクトとのミックスレートを調節し、制御手段380は、当該ミックスレートを反映させて、それぞれオーディオエフェクトおよびビデオエフェクトを実現することが好ましい。
また、上記の実施形態では、音と映像の両方に連動したエフェクト効果を付加する場合、指定された同一のパラメータを反映させるものとしたが、オーディオエフェクトとビデオエフェクトのパラメータに対し、それぞれどの程度の割合で反映させるかを、別途操作子で調整できるように構成しても良い。この場合、例えばビデオエフェクトに対しては、指定されたパラメータを100%で付加し、オーディオエフェクトについては、指定されたパラメータを50%で付加するといった調整が可能である。
また、上記の実施形態では、ビデオエフェクト主体でオーディオエフェクトを実現させたり、オーディオエフェクト主体でビデオエフェクトを実現させたりする場合について説明したが、これら両者を明確に区別するため、いずれを主体とするかによって操作画面Dの仕様を変更しても良い。ここで、前者を「タッチエフェクトモード」、後者を「ビートエフェクトモード」と称して、両モードの操作方法の違いを簡単に説明する。図6(a)は、「タッチエフェクトモード」における操作画面Dの一例を示したものであり、同図(b)は、「ビートエフェクトモード」における操作画面Dの一例を示したものである。
同図(a)に示すように、「タッチエフェクトモード」の操作領域A3には、エフェクトの確認のための画面(編集結果表示領域A1に表示する映像と略同一の映像)を表示させ、操作領域A3がタッチされると、座標位置やタッチ継続時間などの情報を取得し、ビデオ信号およびオーディオ信号に対して効果を付加する。このとき、操作領域A3をタッチする、タッチしたくなる、タッチしやすい、というイメージをユーザに与える為、「ビートエフェクトモード」に比べて、操作領域A3のサイズを大きく表示することが好ましい。また、ビデオエフェクト主体であるため、座標位置やタッチ継続時間などの情報はビデオ信号に関するエフェクトパラメータとして扱い、オーディオ信号には関与させないようにしても良い。さらに、この場合、オーディオ信号に関するエフェクトパラメータとしては、タッチされたかされてないかのON/OFF判定結果だけを用いても良い。
一方、「ビートエフェクトモード」では、同図(b)に示すように、操作領域A3にエフェクトの確認のための画面を表示することについては、「タッチエフェクトモード」と同様であるが、操作画面D内に、エフェクトの周期が設定できるボタン群(リズム系ボタン群)A4を設ける点で異なる。また、これに伴い、且つ「タッチエフェクトモード」との違いをユーザに対して明確に示すため、操作領域A3のサイズを小さく表示する。「ビートエフェクトモード」では、オーディオ主体で操作するため、操作領域A3のタッチでオーディオエフェクトの操作を行わず、これに代えて、ボタン群A4の操作により、オーディオエフェクトの周期コントロールを行う。ボタン群A4では、例えばBPM120(1秒間に2拍の音楽)の場合、「1/1」のボタンがタッチされると1秒間に2回の周期でビデオ信号およびオーディオ信号の少なくとも一方に対し、エフェクト効果を付与する。同様に、「1/4」のボタンがタッチされると1秒間に8回の周期、「2/1」のボタンがタッチされると1秒間に1回の周期となる。操作領域A3については、ビデオ信号の操作に用いる。操作領域A3がタッチされると、座標位置やタッチ継続時間などの情報ではなく、ビデオエフェクトのON/OFFの情報に変える。つまり、一度タッチされるとビデオエフェクトをON状態にし、もう一度タッチされるとOFF状態にするという、所謂トグルボタンのように機能させる。この場合、ON状態になると、ビデオ信号のみに対して簡単なビデオエフェクト(ネガポジ反転、色変化、エッジ抽出、2値化等)をかける。このように、「ビートエフェクトモード」では、ボタン群A4を設け、ダイレクトにボタンを触ることでダイナミックな周期変化を与えられるため、パフォーマンス性に優れるといった利点がある。
また、AV処理装置30としては、クラブ等において用いられるDVJ機器を例示したが、当該DVJ機器以外にも、AV信号に対してエフェクト効果を付加可能な装置やプログラム(音声/映像エフェクター、音声/映像ミキサー、音声/映像コントローラ、音声/映像処理アプリケーションなど)であれば、本発明を適用可能である。すなわち、オーディオ信号とビデオ信号の両方を処理する装置でなくとも、オーディオ信号のみ、ビデオ信号のみを処理する装置にも、本発明を適用可能である。
また、上記の例に示したAV処理装置30における各部、並びに各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD―ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスク、フレキシブルディスクおよびハードディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、AV処理システムSYのシステム構成、AV処理装置30の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
10…CDプレーヤー,20…DVDプレーヤー,30…AV処理装置,31…CPU,32…表示制御部,33…エフェクト処理部,34…出力信号選択部,40…スピーカー,50…モニター,61…オーディオエフェクト名,63…つまみ,81〜83…波紋,A1…編集結果表示領域,A2…GUI表示領域,A3…操作領域,BT1〜BT3…操作ボタン,D…操作画面,SY…AV処理システム,TP…タッチパネル

Claims (14)

  1. 複数種類のオーディオエフェクトに対応して、各オーディオエフェクトと同一感が得られる複数種類のビデオエフェクトを実現するためのものであって、それぞれ対応する前記オーディオエフェクトの時間変化係数が反映されている複数のビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記複数種類のオーディオエフェクトの中から、1以上のオーディオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、
    選択された前記オーディオエフェクトに対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトと同一感が得られる前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  2. 前記記憶手段は、前記複数種類のオーディオエフェクトを実現するための複数のオーディオ制御プログラムを記憶し、
    前記ビデオ制御手段により実行される前記ビデオ制御プログラムと連動して、選択された前記オーディオエフェクトの前記オーディオ制御プログラムを実行することにより、当該オーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエフェクト装置。
  3. 表示機能付きタッチパネル上に、前記オーディオエフェクトのパラメータを指定するための操作画面を表示する表示手段と、
    前記表示機能付きタッチパネルに対する操作を検出する操作検出手段と、をさらに備え、
    前記ビデオ制御手段および前記オーディオ制御手段は、前記操作検出手段による検出位置に対応する前記パラメータを反映させて、それぞれ前記ビデオエフェクトおよび前記オーディオエフェクトを実現し、
    前記表示手段には、前記ビデオ制御手段の制御結果が反映されることを特徴とする請求項に記載のエフェクト装置。
  4. 前記オーディオエフェクトは原音に対して付加されると共に、前記ビデオエフェクトは原画に対して付加され、
    前記原音と前記オーディオエフェクトとのミックスレートを調節するミックスレート調節手段をさらに備え、
    前記ビデオ制御手段および前記オーディオ制御手段は、前記ミックスレートを反映させて、それぞれ前記ビデオエフェクトおよび前記オーディオエフェクトを実現することを特徴とする請求項に記載のエフェクト装置。
  5. 前記オーディオエフェクトを付加する原音のBPM値を検出するBPM検出手段をさらに備え、
    前記ビデオ制御手段および前記オーディオ制御手段は、前記BPM検出手段により検出された前記BPM値に基づくBPM係数を反映させて、それぞれ前記ビデオエフェクトおよび前記オーディオエフェクトを実現することを特徴とする請求項に記載のエフェクト装置。
  6. 「フィルタ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記「フィルタ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、原画の少なくとも一部に、ぼかし効果を付加する前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  7. 「フランジャー」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記「フランジャー」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、原画の少なくとも一部に、任意の画像が奥から手前に通り過ぎていくような効果を付加する前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  8. 「フェイザー」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記「フェイザー」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、原画と、フィードバック画面を回転した画とを、前記オーディオエフェクトのBPM値に連動した比率に応じて合成する前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  9. 「リバーブ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記「リバーブ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、当該「リバーブ」のオーディオエフェクトと同一感が得られる前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備え、
    前記「リバーブ」のオーディオエフェクトと同一感が得られる前記ビデオエフェクトは、複数のバッファから読み出した映像を順番に拡大することで残響感を出し、当該拡大した画と原画とを混合した後、当該混合した画と前記複数のバッファから読み出した映像とを混合することで残像感を出すビデオエフェクトであることを特徴とするエフェクト装置。
  10. 「クラッシュ」のオーディオエフェクトに対応して、当該オーディオエフェクトと同一感が得られるビデオエフェクトを実現するためのビデオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記「クラッシュ」のオーディオエフェクトの選択に伴い、対応する前記ビデオ制御プログラムを実行することにより、映像の特定部分を中心として、当該特定部分に相当する画素を対極する方向に引き伸ばす前記ビデオエフェクトを実現するビデオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  11. 複数種類のビデオエフェクトに対応して、各ビデオエフェクトと同一感が得られる複数種類のオーディオエフェクトを実現するためのものであって、それぞれ対応する前記ビデオエフェクトの時間変化係数が反映されている複数のオーディオ制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記複数種類のビデオエフェクトの中から、1以上のビデオエフェクトを選択するエフェクト選択手段と、
    選択された前記ビデオエフェクトに対応する前記オーディオ制御プログラムを実行することにより、当該ビデオエフェクトと同一感が得られる前記オーディオエフェクトを実現するオーディオ制御手段と、を備えたことを特徴とするエフェクト装置。
  12. 請求項1に記載のエフェクト装置における各手段と、
    前記ビデオ信号を入力する入力手段と、
    入力された前記ビデオ信号に基づく原画に対して、前記ビデオ制御手段により実現された前記ビデオエフェクトを付加した映像を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とするAV処理装置。
  13. 請求項11に記載のエフェクト装置における各手段と、
    前記オーディオ信号を入力する入力手段と、
    入力された前記オーディオ信号に基づく原音に対して、前記オーディオ制御手段により実現された前記オーディオエフェクトを付加した音楽を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とするAV処理装置。
  14. コンピュータを、請求項1,6,7,8,9,10,11のいずれか1項に記載のエフェクト装置における各手段として機能させるためのプログラム。
JP2009503745A 2007-03-09 2007-03-09 エフェクト装置、av処理装置およびプログラム Expired - Fee Related JP5042307B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/000194 WO2008111113A1 (ja) 2007-03-09 2007-03-09 エフェクト装置、av処理装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008111113A1 JPWO2008111113A1 (ja) 2010-06-17
JP5042307B2 true JP5042307B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=39759064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009503745A Expired - Fee Related JP5042307B2 (ja) 2007-03-09 2007-03-09 エフェクト装置、av処理装置およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20100085379A1 (ja)
EP (1) EP2134081A4 (ja)
JP (1) JP5042307B2 (ja)
WO (1) WO2008111113A1 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7958456B2 (en) 2005-12-23 2011-06-07 Apple Inc. Scrolling list with floating adjacent index symbols
US8621357B2 (en) * 2008-12-30 2013-12-31 Apple Inc. Light table for editing digital media
US8626322B2 (en) * 2008-12-30 2014-01-07 Apple Inc. Multimedia display based on audio and visual complexity
US8832555B2 (en) * 2008-12-30 2014-09-09 Apple Inc. Framework for slideshow object
US8689128B2 (en) 2009-03-16 2014-04-01 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for moving a current position in content at a variable scrubbing rate
WO2010111582A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Bailey Scott J Interactive media player system
US8933960B2 (en) * 2009-08-14 2015-01-13 Apple Inc. Image alteration techniques
US8624933B2 (en) 2009-09-25 2014-01-07 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for scrolling a multi-section document
JP4999909B2 (ja) * 2009-12-02 2012-08-15 株式会社スクウェア・エニックス ユーザインタフェース処理装置、ユーザインタフェース処理方法、およびユーザインタフェース処理プログラム
US8443285B2 (en) 2010-08-24 2013-05-14 Apple Inc. Visual presentation composition
US9466127B2 (en) 2010-09-30 2016-10-11 Apple Inc. Image alteration techniques
JP5929535B2 (ja) * 2012-06-13 2016-06-08 ソニー株式会社 エフェクト制御装置、エフェクト制御方法、およびプログラム
JP2016509384A (ja) * 2012-12-12 2016-03-24 スミュール, インク.Smule, Inc. コーディネートされた、ユーザ選択可能な音響及びビデオ効果フィルタを有する音響視覚取得及び共有フレームワーク
US9459768B2 (en) 2012-12-12 2016-10-04 Smule, Inc. Audiovisual capture and sharing framework with coordinated user-selectable audio and video effects filters
KR20140103017A (ko) * 2013-02-15 2014-08-25 삼성전자주식회사 사용자 단말 및 이의 이미지 표시 방법
US20140237403A1 (en) * 2013-02-15 2014-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd User terminal and method of displaying image thereof
US20140325439A1 (en) * 2013-04-24 2014-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for outputting image and electronic device thereof
JP2015122663A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 パイオニア株式会社 操作装置、操作装置の制御方法およびプログラム
CN110072131A (zh) 2014-09-02 2019-07-30 苹果公司 音乐用户界面
CN107195310A (zh) * 2017-03-05 2017-09-22 杭州趣维科技有限公司 一种声音驱动粒子特效的视频处理方法
JP6519959B2 (ja) * 2017-03-22 2019-05-29 カシオ計算機株式会社 操作処理装置、再生装置、操作処理方法およびプログラム
US11431836B2 (en) 2017-05-02 2022-08-30 Apple Inc. Methods and interfaces for initiating media playback
US10992795B2 (en) 2017-05-16 2021-04-27 Apple Inc. Methods and interfaces for home media control
US10928980B2 (en) 2017-05-12 2021-02-23 Apple Inc. User interfaces for playing and managing audio items
US20220279063A1 (en) 2017-05-16 2022-09-01 Apple Inc. Methods and interfaces for home media control
CN111343060B (zh) 2017-05-16 2022-02-11 苹果公司 用于家庭媒体控制的方法和界面
JP2018164273A (ja) * 2018-05-30 2018-10-18 パイオニア株式会社 操作装置
JP2020170939A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 ヤマハ株式会社 音信号処理装置、及び音信号処理方法
US10996917B2 (en) 2019-05-31 2021-05-04 Apple Inc. User interfaces for audio media control
CN115562613A (zh) 2019-05-31 2023-01-03 苹果公司 用于音频媒体控件的用户界面
JP2020080572A (ja) * 2020-02-26 2020-05-28 パイオニア株式会社 操作装置
JP7244616B2 (ja) * 2020-02-26 2023-03-22 パイオニア株式会社 操作装置、操作装置の制御方法およびプログラム
US11392291B2 (en) 2020-09-25 2022-07-19 Apple Inc. Methods and interfaces for media control with dynamic feedback
US11579838B2 (en) * 2020-11-26 2023-02-14 Verses, Inc. Method for playing audio source using user interaction and a music application using the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295488A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Korg Inc 効果付加装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290088A (ja) * 1985-10-16 1987-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像特殊効果装置
JP3114362B2 (ja) * 1992-06-25 2000-12-04 松下電器産業株式会社 特殊効果発生装置
JP2002112113A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Nippon Columbia Co Ltd 映像編集装置および記憶媒体
JP3743280B2 (ja) * 2000-11-10 2006-02-08 ティアック株式会社 記録媒体再生装置
JP2002328768A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Sony Corp コンテンツ処理方法、コンテンツ処理方法のプログラム、コンテンツ処理方法のプログラムを記録した記録媒体及びコンテンツ処理装置
US7102643B2 (en) * 2001-11-09 2006-09-05 Vibe Solutions Group, Inc. Method and apparatus for controlling the visual presentation of data
JP2004240077A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Yamaha Corp 楽音制御装置、映像制御装置及びプログラム
JP2006093852A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Yamaha Corp データ加工装置、映像編集装置、プログラム
US8311656B2 (en) * 2006-07-13 2012-11-13 Inmusic Brands, Inc. Music and audio playback system
US20080098032A1 (en) * 2006-10-23 2008-04-24 Google Inc. Media instance content objects

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295488A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Korg Inc 効果付加装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2134081A4 (en) 2013-03-06
WO2008111113A1 (ja) 2008-09-18
US20100085379A1 (en) 2010-04-08
EP2134081A1 (en) 2009-12-16
JPWO2008111113A1 (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5042307B2 (ja) エフェクト装置、av処理装置およびプログラム
JP5000709B2 (ja) レベル調節装置、信号処理装置、av処理装置およびプログラム
JP4240293B2 (ja) マルチメディア再生装置およびマルチメディア再生方法
US8255069B2 (en) Digital audio processor
US9076264B1 (en) Sound sequencing system and method
KR20070041522A (ko) 콘텐츠 재생장치 및 메뉴화면 표시방법
US20100204811A1 (en) Realtime Editing and Performance of Digital Audio Tracks
US20100103321A1 (en) Av processing apparatus and program
JP5454604B2 (ja) 動画再生方法、動画再生装置及びプログラム
JP2003044046A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
JP2013045334A (ja) 画像生成方法、画像生成装置及びプログラム
JP4513578B2 (ja) 音響再生装置、音響再生方法、プログラム、及びテレビジョン装置
JP4688927B2 (ja) 混合割合算出装置、混合割合算出方法およびプログラム
JP3770293B2 (ja) 演奏状態の視覚的表示方法および演奏状態の視覚的表示プログラムが記録された記録媒体
JP5000704B2 (ja) Av編集装置、av処理装置、av編集システム、操作装置、av編集方法およびプログラム
JP7226709B2 (ja) 映像制御システム、及び映像制御方法
JP3603599B2 (ja) 演奏システムの視覚的表示方法および演奏システムの視覚的表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP6631205B2 (ja) カラオケ装置、映像効果付与装置及び映像効果付与プログラム
JP4720974B2 (ja) 音声発生装置およびそのためのコンピュータプログラム
JP2010287273A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JP2010039991A (ja) 画像表示方法、画像表示用コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP4771085B2 (ja) コンテンツ情報表示装置
JP7424911B2 (ja) ゲームプログラム及び情報処理装置
WO2022249586A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム
WO2010147580A2 (en) Real time editing and performance of digital audio tracks

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees