JP2002328768A - コンテンツ処理方法、コンテンツ処理方法のプログラム、コンテンツ処理方法のプログラムを記録した記録媒体及びコンテンツ処理装置 - Google Patents

コンテンツ処理方法、コンテンツ処理方法のプログラム、コンテンツ処理方法のプログラムを記録した記録媒体及びコンテンツ処理装置

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JP2002328768A
JP2002328768A JP2001133784A JP2001133784A JP2002328768A JP 2002328768 A JP2002328768 A JP 2002328768A JP 2001133784 A JP2001133784 A JP 2001133784A JP 2001133784 A JP2001133784 A JP 2001133784A JP 2002328768 A JP2002328768 A JP 2002328768A
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button
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JP2001133784A
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English (en)
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Osamu Shimoyoshi
修 下吉
Katsushi Sato
克志 佐藤
Taku Mitsui
卓 三井
Junichiro Sakata
純一郎 坂田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンテンツ処理方法、コンテンツ
処理方法のプログラム、コンテンツ処理方法のプログラ
ムを記録した記録媒体及びコンテンツ処理装置に関し、
例えばパーソナルコンピュータにより音楽ソフトを再生
する場合に適用して、簡易な操作により音楽の効果と映
像の効果とを同時に変化させることができるようにす
る。 【解決手段】 本発明は、2次元の座標入力手段より得
られる2次元の座標値に応じて、オーディオデータの効
果を制御すると共に、ビデオデータの効果を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ処理方
法、コンテンツ処理方法のプログラム、コンテンツ処理
方法のプログラムを記録した記録媒体及びコンテンツ処
理装置に関し、例えばパーソナルコンピュータにより音
楽ソフトを再生する場合に適用することができる。本発
明は、2次元の座標入力手段より得られる2次元の座標
値に応じて、オーディオデータの効果を制御すると共
に、ビデオデータの効果を制御することにより、簡易な
操作により音楽の効果と映像の効果とを同時に変化させ
ることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータの音楽ソ
フトにおいては、エフェクタの機能により種々の効果を
付加して音楽ファイルを再生できるようになされてい
る。
【0003】すなわちエフェクタにおいては、音楽ファ
イルの再生信号である音楽信号を加工したり、さらには
音楽信号に種々の効果を付加できるようになされてお
り、ユーザーによる操作子等の操作に応動してパラメー
タを変化させる共に、このパラメータにより音楽ファイ
ルを再生することにより、このような処理を実行できる
ようになされている。
【0004】このようなエフェクタにおいては、このよ
うなパラメータを変化させるユーザーインターフェース
として、例えばスライダ、回転式のつまみ等が一般に採
用される。この種の音楽ソフトは、このような個々の操
作子等の操作によりそれぞれ対応するパラメータをリア
ルタイムで変化させ、これにより音楽の再生中にユーザ
ーの所望する効果を種々に変化させることができるよう
になされている。
【0005】また例えば特開2000−250539号
においては、2次元の位置センサを用いてユーザーの操
作を検出することにより、1つの操作で種類の異なるパ
ラメータを同時に変化させる方法が提案されるようにな
されている。この方法によれば、音楽の再生中に、一度
の操作により異なる種類の効果を同時に変化させること
ができる。
【0006】これに対してこのような音楽再生ソフトに
おいては、音楽信号に応じて種々の映像を提供するよう
になされたものも提供されるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような音
楽信号に応じて種々の映像を提供するようになされた音
楽ソフトにおいて、映像についても種々な効果を付加
し、さらにこの効果を種々に変化させることができれ
ば、ユーザーの使い勝手をさらに一段と向上できると考
えられる。
【0008】このとき簡易な操作により、音楽の効果と
映像の効果とを、同時に変化させることができれば、便
利であると考えられる。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な操作により音楽の効果と映像の効果とを同時
に変化させることができるコンテンツ処理方法、コンテ
ンツ処理方法のプログラム、コンテンツ処理方法のプロ
グラムを記録した記録媒体及びコンテンツ処理装置を提
案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、コンテンツ処理方法に適
用して、2次元の座標入力手段より得られる2次元の座
標値に応じて、オーディオデータの効果を制御するオー
ディオデータの処理ステップと、オーディオデータの処
理ステップと連動して、ビデオデータの効果を制御する
ビデオデータの処理ステップとを有するようにする。
【0011】また請求項4の発明においては、コンテン
ツ処理方法のプログラムに適用して、2次元の座標入力
手段より得られる2次元の座標値に応じて、オーディオ
データの効果を制御するオーディオデータの処理ステッ
プと、オーディオデータの処理ステップと連動して、ビ
デオデータの効果を制御するビデオデータの処理ステッ
プとを有するようにする。
【0012】また請求項5の発明においては、コンテン
ツ処理方法のプログラムを記録した記録媒体に適用し
て、2次元の座標入力手段より得られる2次元の座標値
に応じて、オーディオデータの効果を制御するオーディ
オデータの処理ステップと、オーディオデータの処理ス
テップと連動して、ビデオデータの効果を制御するビデ
オデータの処理ステップとを有するようにする。
【0013】また請求項6の発明においては、コンテン
ツ処理装置に適用して、2次元の座標入力手段と、2次
元の座標入力手段より得られる2次元の座標値に応じ
て、オーディオデータの効果を制御するオーディオデー
タ処理手段と、オーディオデータ処理手段と連動して、
ビデオデータの効果を制御するビデオデータ処理手段と
を備えるようにする。
【0014】請求項1の構成によれば、コンテンツ処理
方法に適用して、2次元の座標入力手段より得られる2
次元の座標値に応じて、オーディオデータの効果を制御
するオーディオデータの処理ステップと、オーディオデ
ータの処理ステップと連動して、ビデオデータの効果を
制御するビデオデータの処理ステップとを有することに
より、2次元の座標入力手段の操作により、オーディオ
データとビデオデータとで同時に効果を制御することが
でき、これにより簡易な操作により音楽の効果と映像の
効果とを同時に変化させることができる。
【0015】これにより請求項4、請求項5の構成によ
れば、簡易な操作により音楽の効果と映像の効果とを同
時に変化させることができるコンテンツ処理方法のプロ
グラム、コンテンツ処理方法のプログラムを記録した記
録媒体を提供することができる。
【0016】また請求項6の構成によれば、コンテンツ
処理装置に適用して、2次元の座標入力手段と、2次元
の座標入力手段より得られる2次元の座標値に応じて、
オーディオデータの効果を制御するオーディオデータ処
理手段と、オーディオデータ処理手段と連動して、ビデ
オデータの効果を制御するビデオデータ処理手段とを備
えることにより、簡易な操作により音楽の効果と映像の
効果とを同時に変化させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0018】(1)実施の形態の構成 (1−1)全体構成 図2は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータを示す斜視図である。このパーソナルコンピュータ
1は、通常のノート型パーソナルコンピュータと同様
に、外観上、本体2側に操作キー3、ポインティングデ
バイス4、モデム端子5等が配置され、また蓋6側には
液晶表示パネル7を配置して構成される。さらにこのパ
ーソナルコンピュータ1は、本体の側方にジョグダイヤ
ル8が配置され、液晶表示パネル7の上方にはCCDカ
メラ9が配置されるようになされている。なおここでジ
ョグダイヤル8は、矢印Bにより示すように押圧操作に
よるスイッチとしての機能をも有する回転操作子であ
り、本体2の側方より僅かに突出するように配置された
円板状の回転操作子8Aを矢印Aにより示すように回転
して、所定方向へのマウスの操作等と同様の操作を実行
できるようになされている。
【0019】図3は、このパーソナルコンピュータ1の
構成を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ
1は、ISA(Industry Standard Architecture)バス
11に各種インターフェースが接続され、このISAバ
ス11を介して操作キー3の操作、電源の異常等が中央
処理ユニット12に通知される。
【0020】すなわちパーソナルコンピュータ1におい
て、I/Oコントローラ13は、ISAバス11との間
で、英数字キー等による操作キー3のインターフェー
ス、赤外線ポート15に接続される赤外線による通信ユ
ニットのインターフェース、フラッシュメモリ16のイ
ンターフェースを構成する。またパーソナルコンピュー
タ1は、電源供給充電制御回路18の制御により、外部
電源コネクタ17を介して入力される電源又はバッテリ
19により動作し、また外部電源コネクタ17を介して
入力される電源によりバッテリ19を充電し、I/Oコ
ントローラ13は、この電源供給充電制御回路18との
インターフェースを構成する。またI/Oコントローラ
13は、操作パネル上に配置された発光ダイオード(L
ED)20の駆動回路を構成し、さらには座標入力手段
であるスティック式ポインチングデバイス4のインター
フェース、マウスの右クリック、左クリック等の操作子
に対応する左、右及びセンタボタン22のインターフェ
ースを構成する。またI/Oコントローラ13は、ジョ
グダイヤル8の回転操作量を検出する回転検出部26と
の間のインターフェース、このジョグダイヤル8の押圧
操作を検出する全押し/半押しスイッチ27のインター
フェース、さらには電源スイッチ28、反転スイッチ2
9のインターフェースを構成する。
【0021】サウンドコントローラ31は、ISAバス
11に接続されてなる音声信号の入出力に係るインター
フェースであり、マイク32を介して取得される音声信
号をアナログディジタル変換処理してISAバス11に
出力し、またこれとは逆にISAバス11に出力される
オーディオデータをディジタルアナログ変換処理して内
蔵スピーカ33を駆動する。
【0022】モデム35は、モデム端子5を介してIS
DN回線等に接続される。モデム35は、ISAバス1
1に接続されて、各種情報ネットワークとの間のインタ
ーフェースを構成する。これらによりパーソナルコンピ
ュータ1は、操作キー3等の操作に応動して例えばイン
ターネット等のネットワークより所望の情報を取得でき
るようになされている。
【0023】パーソナルコンピュータ1は、PCI−I
SAブリッジ38を介して、このISAバス11がPC
I(Peripheral Component Interconnect )バス40に
接続され、このPCIバス40に伝送速度の早いインタ
ーフェースが接続される。すなわちPCカードインター
フェース41は、PCIバス40に接続されて、PCカ
ードスロット42に装着されるPCカードのインターフ
ェースを構成する。またIEEE1394インターフェ
ース43は、同様にPCIバス40に接続されて、IE
EE1394端子に接続される機器との間でIEEE1
394のインターフェースを構成する。
【0024】ビデオキャプチャー処理チップ46は、P
CIバス40に接続されて、CCDカメラ9のインター
フェースを構成する。なおビデオキャプチャー処理チッ
プ46は、I2 CバスによってもCCDカメラ9と接続
される。PCI−ISAブリッジ38は、PCIバス4
0及びISAバス11のインターフェースを構成すると
共に、PCIバス40とUSB(Universal Serial Bu
s)による端子(USB端子)49とのインターフェー
ス、PCIバス40とハードディスク装置(HDD)と
のインターフェースを構成する。これによりパーソナル
コンピュータ1では、ハードディスク装置50に記録さ
れたアプリケーションプログラムを立ち上げて動作し、
さらに各種情報をハードディスク装置50に記録する。
またこのアプリケーションプログラムに従ってネットワ
ークから取得した各種情報をUSB端子49を介して種
々の機器にダウンロードできるようになされ、またこれ
とは逆に種々の機器より所望のデータをアップロードで
きるようになされている。
【0025】パーソナルコンピュータ1は、ホスト−P
CIブリッジ52を介して、このPCIバス11がホス
トバスHBUSに接続され、このホストバスHBUSに
キャッシュメモリ(キャッシュ)55、中央処理ユニッ
ト12が接続される。またホスト−PCIブリッジ52
を介して、ビデオコントローラ54がホストバスHBU
Sに接続され、これにより中央処理ユニット12の制御
に従ったビデオコントローラ54の制御により液晶ディ
スプレイ7にCCDカメラ9で取得した画像、さらには
パーソナルコンピュータ1の操作に必要な各種GUI等
を表示する。またホスト−PCIブリッジ52を介し
て、ランダムアクセスメモリ(RAM)57がホスト−
PCIバスHBUSに接続され、これによりランダムア
クセスメモリ57に中央処理ユニット12のワークエリ
ア等を確保できるようになされている。なおパーソナル
コンピュータ1ではクロックジェネレータ59により各
種動作基準の基準信号を生成して各回路ブロックに供給
するようになされている。
【0026】このようにして構成されるパーソナルコン
ピュータ1においては、ハードディスク装置50に記録
された内容に従った中央処理ユニット12における一連
の処理により、所定のオペレーションシステム上で種々
のアプリケーションプログラムを実行する。パーソナル
コンピュータ1においては、このうちの所定のアプリケ
ーションプログラムの実行により、モデム端子5を介し
てインターネットに接続し、種々のオーディオデータを
ハードディスク装置50にダウンロードする。またPC
カードインターフェース41に接続されたCD−ROM
ドライブを介して、コンパクトディスクに記録されたオ
ーディオデータをハードディスク装置50にダウンロー
ドする。
【0027】このときパーソナルコンピュータ1におい
ては、所定フォーマットによりオーディオデータをデー
タ圧縮してハードディスク装置50に記録する。また1
つの曲を単位にしたファイル形式により、コピーを制限
する著作権に関する情報、アーティスト名、アルバム名
等と共にオーディオデータをハードディスク装置50に
記録する。またこのようなダウンロード時の設定によ
り、また所定のアプリケーションプログラムによるダウ
ンロードしたオーディオデータの選択操作によりプレイ
リストを作成し、このプレイリストのファイルをハード
ディスク装置50に記録する。なおここでプレイリスト
は、ハードディスク装置50に記録されたコンテンツで
ある曲のうち、例えばユーザーにより選択された複数曲
の曲名を一覧形式により表示可能に記録したファイルで
あり、このファイルに記録された曲名によるオーディオ
データのファイルを特定可能に記録される。これにより
パーソナルコンピュータ1においては、このプレイリス
トに従って、例えばロック、ポップス等のユーザーの所
望するジャンル毎に、さらにはアーティスト毎に、ハー
ドディスク装置50に記録された曲を纏めて試聴できる
ようになされている。
【0028】(1−2)ミュージックシェーカー (1−2−1)メニュー画面の構成 図4は、ハードディスク装置50に記録されたアプリケ
ーションプログラムの1つであるミュージックシェーカ
ーのメニュー画面を示す平面図である。このミュージッ
クシェーカーは、プレイリストに表示された曲を切り出
して途切れることなく連続して再生するアプリケーショ
ンプログラムである。
【0029】中央処理ユニット12は、ユーザーにより
このミュージックシェーカーのアプリケーションプログ
ラムが選択されると、所定のメイン画面が表示され、こ
のメイン画面において、所定のボタンが操作されると、
このメニュー画面を表示するようになされている。
【0030】ここでこのメニュー画面は、左右両側にプ
レイリストの表示領域AR1及びAR2が形成される。
メイン画面は、このメニュー画面の表示領域AR1及び
AR2を所定のカバーで覆った画面により形成され、所
定のボタンの操作によりこのカバーの表示が取り除かれ
て、図4に示すメニュー画面が表示されるようになされ
ている。
【0031】ここで図5は、左側のプレイリストの表示
領域AR1を詳細に示す平面図である。なお右側のプレ
イリストの表示領域AR2は、この左側のプレイリスト
の表示領域AR1と同一であることにより、重複した説
明は省略する。
【0032】ここでプレイリストの表示領域AR1に
は、プレイリストP1が配置され、このプレイリストP
1の上側には、オートローディングのボタンBAUが配
置される。ここでプレイリストP1は、再生対象の曲一
覧であり、右側にスクロールバーが表示される。中央処
理ユニット12は、オートローディングのボタンBAU
が操作されると、ハードディスク装置50に記録された
音楽ファイルをランダムに選択してプレイリストを自動
生成し、この自動生成したプレイリストを表示する。な
おここで、このランダムな選択は、プレイリストP1及
びP2でコンテンツが重複しないように、また1つのプ
レイリスト内でコンテンツが重複しないように実行され
る。これにより中央処理ユニット12は、ハードディス
ク装置50に膨大な数の曲が記録されている場合でも、
煩雑なユーザーによる操作を有効に回避してプレイリス
トを作成できるようになされている。またその時々で異
なるリストをユーザーに提供できるようになされてい
る。
【0033】さらにこのオートローディングのボタンB
AUの右側には、プレイリストの編集メニューを開くボ
タンBELが表示される。中央処理ユニット12は、こ
のボタンBELが操作されると、所定のプルダウンメニ
ューを表示する。さらにこのプルダウンメニューにおけ
るユーザーの操作に応じて、プレイリストの作成処理、
プレイリストの変更処理を実行する。
【0034】さらにこれらボタンBAU及びBEの下側
には、プレイリスト選択用のコンボボックスBXが表示
される。中央処理ユニット12は、このコンボボックス
BXがユーザーにより開かれると、選択可能なプレイリ
ストのファイル名をプルダウンメニューにより表示し、
このメニューにおける選択によりプレイリストP1を設
定する。
【0035】図6に示すように、中央処理ユニット12
は、ユーザーにより曲の再生が指示されると、再生対象
をプレイリストP1及びP2で交互に切り換え、プレイ
リストP1及びP2に表示した曲を順次所定時間分切り
出して再生する。さらに矢印により示すように、この曲
の再生に応動して、プレイリストP1及びP2の表示を
順次循環的に切り換え、これにより2つのプレイリスト
P1及びP2に従っていわゆるエンドレスにより順次オ
ーディオデータを再生するようになされている。
【0036】なお中央処理ユニット12は、このプレイ
リストP1及びP2上におけるマウスの操作により、ユ
ーザーより曲の選択を受け付け、この曲に編集点の設定
を受け付け、さらには曲の入れ換えを受け付けるように
なされている。
【0037】これに対して中央上部には(図4)、メニ
ューバーと一体化したデザインによりタイトルバーが表
示され、このタイトルバーにアプリケーションプログラ
ムを閉じるボタン、表示を最大化するボタン、表示を最
小化するボタン、ヘルプファイルを開くボタン、このア
プリケーションプログラムの各種設定メニューを開くボ
タンが表示されるようになされている。なおここでこの
設定は、プレイリストにオートローディングする曲数の
設定、ジョグダイヤル8の設定等により構成されるよう
になされている。
【0038】さらにこのタイトルバーの下側には、この
アプリケーションプログラムのタイトルが表示され、続
いて所定の動画を表示する動画の表示領域ARMが形成
される。中央処理ユニット12は、所定の静止画像を複
数のマスク画像によりマスクして動画を構成する各フレ
ームの画像を生成する。さらにこの静止画像に対するマ
スク画像の重なり具合等をオーディオデータの周波数解
析結果に基づいて変化させ、これによりこのようにして
生成したフレームの連続により動画を表示する。これに
より中央処理ユニット12は、この動画の表示領域AR
Mに再生中の曲の雰囲気に応じて変化する動画を表示す
る。
【0039】すなわち図7に示すように、中央処理ユニ
ット12は、ピクチャーレイヤーの画像(図7(A))
と、イメージレイヤーの画像(図7(B))と、グラフ
ィックレイヤーの画像(図7(C))とを合成して表示
領域ARMの表示画像(図7(D))を作成する。ここ
でピクチャーレイヤーの画像は、このアプリケーション
プログラムに保持されたデフォルト用の各種画像ファイ
ルの画像、又はユーザーにより選択された画像ファイル
の画像が適用される。これに対してイメージレイヤーの
画像は、ピクチャーレイヤーの画像に重ねて効果を付加
する静止画像であり、例えば雲のような画像により構成
される。これに対してグラフィックレイヤーの画像は、
再生中のオーディオデータによる信号波形、スペクトル
解析による棒グラフ状の表示等による動画が適用され
る。これによりこの実施の形態では、再生中の曲の雰囲
気に応じて変化する動画を表示することができるように
なされている。
【0040】さらにこのメニュー画面は、動画の表示領
域ARMの下側に、効果に関する操作エリアAREが形
成され、この操作エリアAREに配置された各種メニュ
ー等の操作により、各種効果を付加して、さらには効果
を変化させて音楽コンテンツを再生できるようになさ
れ、また同様にして動画の表示領域ARMを種々に変化
させることができるようになされている。
【0041】またこの効果に関する操作エリアAREの
下には、再生操作エリアARCが形成され、このエリア
ARCの操作により再生対象の切替え等の処理を実行で
きるようになされている。
【0042】ここでこの再生操作エリアARCの下部に
は、編集作業用のボタンBEが配置される。中央処理ユ
ニット12は、このボタンBEの操作により、上述した
プレイリストP1及びP2においてユーザーが選択した
曲について、編集点の設定を受け付けるようになされて
いる。
【0043】さらに再生操作エリアARCは、図8に示
すように、編集作業用のボタンBEの上に、円形形状に
よる再生操作ボタンBが表示され、この再生操作ボタン
Bの両側にそれぞれ映像エクスポートのボタンBEX及
びシェイクのボタンBSHが表示される。中央処理ユニ
ット12は、このシェイクのボタンBSHが操作される
と、プレイリストP1及びP2に表示した曲名をランダ
ムに入れ換える。これにより中央処理ユニット12で
は、同一のプレイリストにより再生する場合でも、その
時々で異なる順序により再生することができるようにな
されている。これに対して映像エクスポートのボタンB
EXが操作されると、一連の再生処理に係る映像をファ
イルにより記録するようになされている。
【0044】これに対して再生操作ボタンBは、円形形
状の再生/一時停止ボタンBPが中心に配置され、その
周囲に、停止ボタンBST、プレイリストP1の次への
ボタンBL1、プレイリストP2の次へのボタンBL2
が配置される。ここで再生/一時停止ボタンBPは、再
生の開始、再生の一時停止を指示する操作子の表示であ
り、中央処理ユニット12は、このボタンBPがマウス
によるクリックによりされるとプレイリストP1及びP
2に従ってオーディオデータの再生を開始し、またこの
再生を一時停止する。これに対して停止ボタンBST
は、再生/一時停止ボタンBPの下側、中央に配置され
るのに対し、次へのボタンBL1及びBL2は、それぞ
れ対応するプレイリストP1及びP2側に対称に配置さ
れる。中央処理ユニット12は、再生中に停止ボタンB
STが操作されると、再生を停止する。また次へのボタ
ンBL1及びBL2が操作されると、それぞれプレイリ
ストP1及びP2側で次に再生する曲をスキップさせ、
これに対応するようにプレイリストP1及びP2の表示
を切り換える。
【0045】さらにこの再生操作エリアARCの上部に
は、プレイスタイルボタンBPS1〜BPS4が配置さ
れる。ここでプレイスタイルボタンBPS1〜BPS4
は、それぞれソフト、標準、ハード、ユーザー設定のプ
レイスタイルが割り当てられ、中央処理ユニット12
は、これらのボタンBPS1〜BPS4の選択的な操作
により、再生のスタイルを設定する。また選択操作され
たボタンについては、表示を切り換える。なおここでソ
フトのプレイスタイルは、周波数特性の設定、曲の切り
換えの設定、残響時間の設定等により、おとなしい雰囲
気によりプレイリストの曲を順次再生する動作モードで
ある。またハードのプレイスタイルは、同様の設定によ
り、激しい雰囲気によりプレイリストの曲を順次再生す
る動作モードである。また標準のプレイスタイルは、こ
れらソフト及びハードのプレイスタイルの中間の設定に
より、連続する曲を順次再生するモードであり、ユーザ
ー設定のプレイスタイルは、これらの設定をユーザーに
委ねるモードである。
【0046】このプレイスタイルボタンBPS1〜BP
S4の上には、左側に、再生中の曲についての再生時間
が表示され、中央に、全体の再生時間が表示される。ま
た右側に音量、ミュートの表示が配置され、この音量、
ミュートの表示の上に、それぞれミュートのボタン、音
量を増大させるボタン、音量を減少させるボタンが配置
されるようになされている。中央処理ユニット12は、
これら音量及びミュートのボタンの操作に応動して音量
を可変し、また消音する。
【0047】これに対して効果に関する操作エリアAR
Eには、左側に、2次元の座標入力手段として機能する
操作部ARXが配置され、この操作部ARXに現在の設
定を示すマークKが表示される。すなわち操作部ARX
には、X座標値及びY座標値を示す縦及び横のカーソル
が表示され、マウスの操作によりマークKを掴んでカー
ソルKの表示位置を可変できるようになされ、これによ
りカーソルを基準にしたマークKの位置により2次元の
座標値を入力できるようになされている。中央処理ユニ
ット12は、後述するオンオフボタンBEONの操作に
よりユーザーがこの操作部ARXによる操作を選択する
と、このようにして得られるX座標値及びY座標値に応
じて、2系統のパラメータを設定し、これら2系統のパ
ラメータによりオーディオデータに種々の効果を付加
し、またこれと連動してビデオデータに種々の効果を付
加する。これにより中央処理ユニット12は、再生音及
び映像に付加する効果をこの操作部ARXを介して検出
される2次元の座標値に応じて制御するようになされて
いる。
【0048】これに対応するように、効果に関する操作
エリアAREの右側には、この操作部ARXによる操作
を切り換えるプリセットのボタンBE1〜BE6が配置
され、中央に、このボタンBE1〜BE6による機能の
オンオフを指示するトルグスイッチ構成のオンオフボタ
ンBEON、ボタンBE1〜BE6による設定を設定し
直すボタンBEASが配置される。
【0049】中央処理ユニット12は、ユーザーにより
オンオフボタンBEONが操作されると、ユーザーによ
り選択されたボタンBE1〜BE6の設定に応じて、操
作部ARXを介して取得される2次元の座標に対応する
ように、プレイリストより再生するオーディオデータ、
表示領域ARMに表示する映像について、これらに付加
する効果を可変する。
【0050】ここで初期設定の状態において、ボタンB
E1〜BE6には、それぞれこのような可変対象である
効果が設定されるようになされている。すなわちボタン
BE1(数字1が表示されてなるボタン)には、操作部
ARXを介して取得されるX座標値に対して、オーディ
オデータの再生について、残響音を付加する割合、低音
域の音量が割り当てられ、映像について、イメージピク
チャーの回転、グラフィックレイヤーの色の変化が割り
当てられるようになされている。また操作部ARXを介
して取得されるY座標値に対して、オーディオデータの
再生について、残響音の遅延時間、中音域の音量が割り
当てられ、映像について、イメージピクチャーの拡大、
グラフィックレイヤーの色の変化が割り当てられるよう
になされている。
【0051】これにより図9に示すように、初期設定状
態によるボタンBE1が選択されて操作部ARXが操作
され、マークKがX軸正方向に操作されると、残響音及
び低音を増大させると共に、表示部ARMにおける雲の
ような表示を反時計方向に回転させながら、信号波形の
色を可変することができるようになされている(図9
(A))。またこれとは逆にマークKがX軸負方向に操
作されると、残響音及び低音を低減させると共に、表示
部ARMにおける雲のような表示を時計方向に回転させ
ながら、信号波形の色を可変することができるようにな
されている(図9(B))。またマークKがY軸正方向
に操作されると、残響音を長引かせ、さらに中音域の音
量を増大させながら、表示部ARMにおける雲のような
表示を拡大させ、さらには信号波形の色を可変すること
ができるようになされている(図9(C))。またこれ
とは逆にマークKがY軸負方向に操作されると、残響音
を短くし、さらに中音域の音量を低減させながら、表示
部ARMにおける雲のような表示を縮小させ、さらには
信号波形の色を可変することができるようになされてい
る(図9(D))。
【0052】これに対して続くボタンBE2には、X座
標値に対して、オーディオデータの再生について、再生
音を位相変調する際の遅延時間の割合、低音域の音量が
割り当てられ、映像について、イメージレイヤーの回
転、グラフィックレイヤーの表示の切り換え、グラフィ
ックレイヤーの回転、グラフィックレイヤーの色の変化
が割り当てられるようになされている。またY座標値に
対して、オーディオデータの再生について、音量が割り
当てられ、映像について、イメージレイヤーの拡大、グ
ラフィックレイヤーの色の変化が割り当てられるように
なされている。
【0053】これにより図10に示すように、中央処理
ユニット12は、初期設定状態によるボタンBE2が選
択されて操作部ARXが操作され、マークKがX軸方向
に操作されると、原点を中心にした所定の範囲において
は、英数字、雲のような表示が画面中央より周囲に向か
って飛翔する画像をグラフィックレイヤーの画像に設定
するのに対し(図10(B))、マークKがX軸正方向
に大きく操作されると、信号波形をグラフィックレイヤ
ーの画像に設定し(図10(C))、マークKがX軸負
方向に大きく操作されると、スペクトラム解析による棒
グラフ状の表示をグラフィックレイヤーの画像に設定す
る(図10(A))。またマークKにおけるX軸方向の
操作に応動して、このように設定したグラフィックレイ
ヤーの画像と、イメージレイヤーの画像とを時計方向、
反時計方向に可変し、併せてグラフィックレイヤーの画
像の色を可変する。またこのような映像に係る効果の変
更に連動して、オーディオデータについては、残響の効
果、周波数特性による効果を可変する。
【0054】またY軸方向については、同様に、マーク
Kの操作に応じて音量を可変し、またイメージレイヤー
を拡大縮小する。
【0055】また続くボタンBE3には、X座標値に対
して、オーディオデータの再生について、再生音を位相
変調する際の遅延時間の割合、残響音を付加する割合が
割り当てられ、映像について、イメージレイヤーの色、
グラフィックレイヤーの切り換え、グラフィックレイヤ
ーの回転が割り当てられるようになされている。またY
座標値に対して、オーディオデータの再生について、残
響音を付加する割合が割り当てられ、映像について、グ
ラフィックレイヤーの色、ピクチャーレイヤーの切り換
えにおけるクロスフェードの程度、グラフィックレイヤ
ーのブラーが割り当てられるようになされている。
【0056】また続くボタンBE4には、X座標値に対
して、オーディオデータの再生について、音像のパンニ
ングが割り当てられ、映像について、イメージレイヤー
の回転が割り当てられるようになされている。またY座
標値に対して、オーディオデータの再生について、高音
域の音量が割り当てられ、映像について、ピクチャーレ
イヤーの色調(色合い)が割り当てられるようになされ
ている。
【0057】また続くボタンBE5には、X座標値に対
して、オーディオデータの再生について、音像のパンニ
ングが割り当てられ、映像について、イメージレイヤー
の振動、グラフィックレイヤーの切り換え、イメージレ
イヤーの回転、グラフィックレイヤーの色の変化が割り
当てられるようになされている。またY座標値に対し
て、オーディオデータの再生について、ピッチコントロ
ールが割り当てられ、映像について、イメージレイヤー
の拡大、グラフィックレイヤーの色の変化、グラフィッ
クレイヤーのブラーが割り当てられるようになされてい
る。
【0058】これに対してボタンBE6には、X座標値
に対して、オーディオデータの再生について、残響音の
遅延時間が割り当てられ、映像について、イメージレイ
ヤーの回転が割り当てられるようになされている。また
Y座標値に対して、オーディオデータの再生について、
残響音を付加する割合が割り当てられ、映像について、
イメージレイヤーの拡大が割り当てられるようになされ
ている。
【0059】なお中央処理ユニット12は、ボタンBE
3〜BE6についても、図9及び図10について上述し
たと同様にして表示部ARMの表示を切り換え、またオ
ーディオデータの効果を可変する。
【0060】これに対して中央処理ユニット12は、こ
れらボタンBE1〜BE6の選択を受け付けた状態で、
ボタンBEASが操作されると、これらボタンBE1〜
BE6に設定可能な各種効果のメニューを表示し、この
メニューにおける選択により、各ボタンBE1〜BE6
に設定されてなる効果を切り換える。ここでこのように
して設定可能な効果においては、周波数特性の設定に関
するメニュー、波形制御の設定に関するメニュー、音場
の制御に係るメニュー、残響に関するメニュー等により
構成される。これらのメニューにおいては、ユーザーが
容易かつ具体的にイメージ可能なメニューにより選択で
きるように、例えば周波数特性のメニュー、残響に関す
るメニューには小さなホールにおける周波数特性、大き
なホールにおける周波数特性等のメニューにより設定を
受け付けるようになされている。
【0061】(1−2−2)中央処理ユニットの処理 図1は、中央処理ユニット12の処理手順を示すフロー
チャートである。中央処理ユニット12は、マウスによ
る各種ボタンの操作により対応する処理手順を実行し、
ユーザーの指示により曲の再生を開始した状態で、オン
オフボタンBEONの操作により操作部ARXによる操
作の開始をユーザーが指示すると、この処理手順を実行
する。
【0062】すなわち中央処理ユニット12は、この処
理手順を開始すると、ステップSP1からステップSP
2に移り、ボタンBE1〜BE6の選択が切り換えられ
たか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステッ
プSP3に移る。ここで中央処理ユニット12は、オン
オフボタンBEONが操作されたか否か判断し、肯定結
果が得られると、ステップSP4に移ってこの処理手順
を終了する。
【0063】これに対してステップSP3において、否
定結果が得られると、中央処理ユニット12は、ステッ
プSP5に移り、操作部ARXで検出される座標値が変
化したか否か判断する。ここで否定結果が得られると、
中央処理ユニット12は、ステップSP2に戻るのに対
し、肯定結果が得られると、ステップSP6に移る。こ
こで中央処理ユニット12は、ユーザーにより選択され
たボタンBE1〜BE6の設定に応じて、操作部ARX
で検出される座標値に対応するように、音の効果に係る
パラメータを変更する。また続くステップSP7におい
て、同様にして、映像の効果に係るパラメータを変更
し、ステップSP2に戻る。これによりこの実施の形態
においては、映像と音との効果について、2次元の座標
入力手段を用いて同時に可変できるようになされてい
る。
【0064】これに対してステップSP2で肯定結果が
得られると、中央処理ユニット12は、ステップSP8
に移り、ユーザーによる選択に応じて、映像及び音に付
加する効果を切り換え、ステップSP2に戻る。これに
よりこの実施の形態では、2次元の座標入力手段を用い
て種々に可変する音及び映像の効果を、必要に応じて切
り換えることができるようになされている。
【0065】かくするにつき図11は、このミュージッ
クシェーカーによるパーソナルコンピュータ1の機能ブ
ロック図である。パーソナルコンピュータ1において
は、ボタンB等の操作を受ける処理により再生操作を受
け付ける再生操作部60の機能ブロックが構成される。
さらにこの再生操作部60の操作に応動してハードディ
スク装置50に記録された音楽ファイル61を再生する
音楽ファイル再生部62が構成される。さらに操作部A
RXによる2次元座標値の入力により各種の効果につい
て操作を受け付けるエフェクト操作部63が構成され、
このエフェクト操作部63における操作に応動して、音
楽ファイル再生部62で再生されたオーディオデータに
各種効果を付与するサウンドエフェクター64が構成さ
れる。
【0066】またサウンドエフェクター64より出力さ
れるオーディオデータに応じて、ハードディスク装置5
0に記録された映像素材ファイル65よりビデオデータ
を生成する映像生成部66が構成され、さらにエフェク
ト操作部63における操作に応動してこの映像生成部6
6で生成されたビデオデータに各種効果を付与するビジ
ュアルエフェクター67が構成される。パーソナルコン
ピュータ1では、このサウンドエフェクター64より処
理されたオーディオデータを出力するオーディオ再生部
68がサウンドコントローラ31等により構成され、ま
たビジュアルエフェクター67より処理されたビデオデ
ータを表示する映像表示部69がビデコントローラ54
等により構成されるようになされている。
【0067】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、パーソナルコンピュータ1におい
ては(図2及び図3)、例えばインターフェースの接続
により、またコンパクトディスクの再生により、種々の
オーディオデータがハードディスク装置50にダウンロ
ードされ、さらにこのようなダウンロード時の設定によ
り、また所定のアプリケーションプログラムによるダウ
ンロードしたオーディオデータの選択操作により、例え
ばユーザーの所望するジャンル、アーティスト毎にコン
テンツをリスト化してなるプレイリストが作成される。
【0068】パーソナルコンピュータ1においては、ア
プリケーションプログラムの1つであるミュージックシ
ェーカーが起動されると、所定のトップ画面が表示さ
れ、このトップ画面で所定のボタンが操作されると、中
央に動画の表示領域ARM、プレイリストL1及び2、
ボタンB等が配置されてなる画面が表示される(図
4)。
【0069】この状態でオートローディングのボタンB
AUが操作されると(図5)、このアプリケーションプ
ログラム上で、ハードディスク装置50に記録されたコ
ンテンツがランダムにグループ化されてプレイリストが
作成され、このプレイリストによる曲名がプレイリスト
P1又はP2に順次表示される。またコンボボックスB
X等の操作により、事前に登録されているプレイリスト
が選択されると、このプレイリストによる曲名がプレイ
リストP1又はP2に順次表示される。またこのように
して曲名を表示した状態におけるシェイクのボタンBS
Hの操作、マウスのドロップアンドドラッグ等の各種操
作により、さらには編集メニューを開くボタンBELを
操作して実行される処理により、プレイリストが更新、
作成され、又はプレイリストP1又はP2における曲名
の表示が変更、更新される。
【0070】このようにして2つのプレイリストP1及
びP2に曲名を表示した状態で、再生のボタンBPの操
作により再生が指示されると、この表示順にコンテンツ
を切り換えて再生し、またこのコンテンツの切り換えに
応動してプレイリストP1及びP2におけるコンテンツ
を示す表示を順次循環的に切り換える(図6)。
【0071】このようにして2つのプレイリストのコン
テンツを交互の再生するにつき、パーソナルコンピュー
タ1においては、プレイスタイル変更ボタンBPS1〜
BPS4が操作されると(図8)、操作ボタンに対応す
るテンプレートの記録より、信号処理系の動作条件が切
り換えられ、これによりハードな雰囲気による再生スタ
イルが選択された場合には、比較的大きな音量により、
高音、低音を強調し、かつ小さな部屋で試聴しているか
の雰囲気により各コンテンツが再生される。
【0072】このようにして再生するにつき、このパー
ソナルコンピュータ1では、ピクチャーレイヤー、イメ
ージレイヤー、グラフィックレイヤーによる3つの画像
が合成されて映像の表示領域ARMに表示され(図
7)、これらの表示のうち、グラフィックレイヤーによ
る画像がオーディオデータに応じて種々に変化するよう
に生成される。これによりパーソナルコンピュータにお
いては、再生中の曲の雰囲気に応じて変化する動画を表
示することができ、その分、場の雰囲気を盛り上げるこ
とができる。
【0073】またパーソナルコンピュータ1において
は、ユーザーによりオンオフボタンBEONが操作さ
れ、さらはプリセットのボタンBE1〜BE6の何れか
が操作されると、2次元の座標入力部である操作部AR
XにマークKが表示される。さらにこのマークKをマウ
ス等により掴んで移動させると、ユーザーにより選択さ
れたプリセットのボタンBE1〜BE6の設定に応じ
て、再生中のオーディオデータ、表示部ARMに表示さ
れるビデオデータについて、効果が種々に変化するよう
に制御される。
【0074】すなわちユーザーによりプリセットのボタ
ンBE1が選択され、マークKがX方向に操作されると
(図8)、残響、低音が大きくなるようにオーディオデ
ータが制御され、また表示部ARMの表示が半時計方向
に回転して表示される。またこれとは逆に、マークKが
操作されると、残響、低音が小さくなるようにオーディ
オデータが制御され、また表示部ARMの表示が時計方
向に回転して表示される。これに対してマークKがY方
向に操作されると、残響が長くなり、また中音域の音量
が増大するようにオーディオデータが制御され、表示部
の表示が拡大するようにビデオデータが制御される。ま
たこれとは逆にマークKが操作されると、残響が短くな
り、また中音域の音量が小さくなるようにオーディオデ
ータが制御され、表示部の表示が縮小するようにビデオ
データが制御される。
【0075】またボタンBE2〜BE6が操作された場
合にも、同様に、オーディオデータの効果が可変され、
またビデオデータの効果が可変される。
【0076】これらによりこのパーソナルコンピュータ
1では、2次元の座標入力手段の操作により、オーディ
オデータ及びビデオデータの効果を同時に制御すること
ができる。さらにこれらオーディオデータ及びビデオデ
ータにそれぞれ2種類の効果を付加して、これら各2種
類の効果を可変することができる。これによりこの実施
の形態においては、簡易な操作により音楽の効果と映像
の効果とを同時に変化させることができる。
【0077】またボタンBE1〜BE6にそれぞれ登録
された複数の組み合わせの記録からの選択に応じて、オ
ーディオデータ及びビデオデータの効果を切り換えるこ
とにより、ユーザーにおいては、所望する効果を簡易か
つ確実に選択して、音楽及び映像を楽しむことができ
る。
【0078】またボタンBEASの操作によりこれらボ
タンBE1〜BE6の設定を受け付けることにより、必
要に応じて種々の効果を設定することができ、その分、
この種の操作を一段と楽しむことができる。
【0079】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、2次元の座標入力手段より得られ
る2次元の座標値に応じて、オーディオデータの効果を
制御すると共に、ビデオデータの効果を制御することに
より、簡易な操作により音楽の効果と映像の効果とを同
時に変化させることができる。
【0080】また複数の組み合わせの記録からの選択に
応じて、オーディオデータとビデオデータの効果を切り
換えることにより、簡易な操作により種々の効果を選択
して使い勝手を向上することができる。
【0081】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、マウスの操作により
マークKを移動させて2次元の座標の入力を受け付ける
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、トラッ
クボール、タブレット、ジョイスティック等、種々の座
標入力手段を広く適用することができる。
【0082】また上述の実施の形態においては、ハード
ディスク装置の音楽ファイルを再生しながら音楽及び映
像に効果を付加する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば外部入力のオーディオデータ、ビデ
オデータに効果を付加する場合にも広く適用することが
できる。
【0083】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、2次元の
座標入力手段より得られる2次元の座標値に応じて、オ
ーディオデータの効果を制御すると共に、ビデオデータ
の効果を制御することにより、簡易な操作により音楽の
効果と映像の効果とを同時に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータの中央処理ユニットにおける処理手順の示すフロー
チャートである。
【図2】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータを示す斜視図である。
【図3】図2のパーソナルコンピュータを示すブロック
図である。
【図4】ミュージックシェーカーのメニュー画面を示す
平面図である。
【図5】プレイリストの表示領域を示す平面図である。
【図6】プレイリストと曲の再生との関係を示す平面図
である。
【図7】画像の表示の説明に供する平面図である。
【図8】図4のメニュー画面の一部を拡大して示す平面
図である。
【図9】プリセットのボタンBE1による効果の可変の
説明に供する平面図である。
【図10】プリセットのボタンBE2による効果の可変
の説明に供する平面図である。
【図11】図2のパーソナルコンピュータによる機能ブ
ロックを示すブロック図である。
【符号の説明】
1……パーソナルコンピュータ、12……中央処理ユニ
ット、50……ハードディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/04 G06F 3/023 310L 5D062 H04N 5/262 G10K 15/00 B 5D108 5/93 H04N 5/93 G H04S 7/00 (72)発明者 三井 卓 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 坂田 純一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B020 CC07 CC12 FF51 5B050 BA06 BA08 CA07 EA24 FA10 FA13 5B087 AA10 AB04 AE09 CC02 DD09 DE02 5C023 AA01 CA02 CA04 CA08 5C053 FA23 GB11 HA27 HA40 JA01 JA07 JA16 LA04 LA11 5D062 AA21 CC14 5D108 AB07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元の座標入力手段より得られる2次元
    の座標値に応じて、オーディオデータの効果を制御する
    オーディオデータの処理ステップと、 前記オーディオデータの処理ステップと連動して、ビデ
    オデータの効果を制御するビデオデータの処理ステップ
    とを有することを特徴とするコンテンツ処理方法。
  2. 【請求項2】前記オーディオデータの処理ステップは、 前記2次元の座標値のX座標値及びY座標値に応じて、
    第1及び第2のパラメータを設定するパラメータ設定の
    ステップと、 前記第1及び第2のパラメータに応じて、第1の効果
    と、前記第1の効果と異なる第2の効果とを前記オーデ
    ィオデータに付加する効果設定のステップとを有し、 前記ビデオデータの処理ステップは、 前記第1及び第2のパラメータに応じて、第3の効果
    と、前記第3の効果と異なる第4の効果とを前記ビデオ
    データに付加する効果設定のステップを有することを特
    徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理方法。
  3. 【請求項3】複数の組み合わせの記録からの選択に応じ
    て、前記オーディオデータの処理ステップで付加する効
    果と、前記ビデオデータの処理ステップで付加する効果
    とを切り換えることを特徴とする請求項1に記載のコン
    テンツ処理方法。
  4. 【請求項4】2次元の座標入力手段より得られる2次元
    の座標値に応じて、オーディオデータの効果を制御する
    オーディオデータの処理ステップと、 前記オーディオデータの処理ステップと連動して、ビデ
    オデータの効果を制御するビデオデータの処理ステップ
    とを有することを特徴とするコンテンツ処理方法のプロ
    グラム。
  5. 【請求項5】2次元の座標入力手段より得られる2次元
    の座標値に応じて、オーディオデータの効果を制御する
    オーディオデータの処理ステップと、 前記オーディオデータの処理ステップと連動して、ビデ
    オデータの効果を制御するビデオデータの処理ステップ
    とを有することを特徴とするコンテンツ処理方法のプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】2次元の座標入力手段と、 前記2次元の座標入力手段より得られる2次元の座標値
    に応じて、オーディオデータの効果を制御するオーディ
    オデータ処理手段と、 前記オーディオデータ処理手段と連動して、ビデオデー
    タの効果を制御するビデオデータ処理手段とを備えるこ
    とを特徴とするコンテンツ処理装置。
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