JP5000535B2 - イメージセンサモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、イメージセンサモジュールに関する。
一般に、イメージセンサモジュールは、原稿に光を照射して、そこから反射する光を受光し、この光を電気信号に変換することにより、原稿の文字や記号等の情報を再現装置に伝達するものである。
図6は、従来のイメージセンサモジュールの一例を示している(たとえば特許文献1参照)。同図に示されたイメージセンサモジュール9Aは、ケース91、複数の光源92、光学系93、受光素子94、基板95、および保護ガラス98、を備える。
ケース91は、光源92、光学系93、受光素子94、基板95、および保護ガラス98、を収容しており、略直方体形状である。光源92は、保護ガラス98に置かれた原稿に光を照射するために用いられる。光学系93は、原稿に反射された光を集束するために用いられる。受光素子94は、光学系93により集束された光を受光し、信号を出力するために用いられ、基板95上に設けられている。基板95は、留め金(図示略)によってケース91に押し付けられている。これにより、基板95は、ケース91に固定されている。
また、ケース91は、閉塞部911を有する。この閉塞部911は、光学系93によって集束される光の進行経路となる空間9Vを閉塞する部分あり、主走査方向に延びる。閉塞部911は、基板95表面の平坦な部分に押し当てられている。
イメージセンサモジュール9Aにおいて、受光素子94に受光される光は、一定の位置でかなり集光された状態である。
しかしながら、ケース91に対する基板95の位置決め誤差が生じることがある。そのため、光学系93に対する受光素子94の位置決め誤差が生ずることとなる。これにより受光素子94は、原稿の情報を読み取る際、原稿から反射される光を、一定の位置で確実に受光することができなくなる。その結果、読み取りムラが発生するという問題があった。
特開2001−197254号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、読み取りムラを低減することが可能なイメージセンサモジュールを提供することを目的とする。
本発明によって提供されるイメージセンサモジュールは、光源と、この光源から発せられて画像読み取り領域から反射してくる光を集束させる光学系と、この光学系によって集束される光の進行経路となる空間、およびこの空間を閉塞する主走査方向に延びる閉塞部を有するケースと、光を受けることにより所定の信号を出力する受光素子を表面に搭載した基板と、を具備し、かつ、この基板は、その表面が上記空間に向けられて上記ケースに取り付けられている、イメージセンサモジュールであって、上記基板の表面には、主走査方向に延びる凹部が形成され、上記閉塞部が、上記凹部にはめ込まれていることを特徴としている。
このような構成によれば、上記ケースに対する上記基板の位置は、上記閉塞部と上記凹部とによっても決定される。そのため、上記光学系に対する上記受光素子の位置決めが高精度となり、上記受光素子の読み取りムラが減少する。これにより、イメージセンサモジュールの読み取りムラを低減することが可能となる。
上記閉塞部を上記凹部にはめ込むことで、上記閉塞部と上記基板との間隙から、上記光学系からの光以外の光が上記空間に進入するといった、意図しない光の進入を抑制できる。例えば、上記基板のうち、上記空間に面する部分と異なる部分に、スルーホールを選択的に設けた場合、スルーホールを通して上記空間へ光が進入することを抑制できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板は、ベース材と、このベース材に形成された配線パターンと、上記ベース材または上記配線パターンを被膜するレジストコートと、からなり、上記凹部の側面は上記レジストコートにより形成され、上記凹部の底は、上記配線パターンまたは上記ベース材により形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記凹部と上記閉塞部とは当接している。このような構成によれば、上記ケースに対する上記受光素子の位置決めがさらに高精度となる。これにより上記受光素子の読み取りムラがさらに減少し、イメージセンサモジュールの読み取り特性をさらに向上できる。また、上記空間外部からの、意図しない光の進入をさらに抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は本発明にかかるイメージセンサモジュールの第1実施形態を示している。図1に示すように、本実施形態のイメージセンサモジュールAは、ケース1、線状光源ユニット2、レンズユニット3、複数のセンサチップ4、基板5、および保護ガラス8、を備えている。イメージセンサモジュールAは、たとえば200mm程度の読み取り幅を有しており、スキャナに用いられるのに適した構成とされている。
ケース1は、線状光源ユニット2、レンズユニット3、基板5、および保護ガラス8、を収容しており、空洞が形成された主走査方向xに延びる略直方体形状である。またケース1は、閉塞部11を有する。閉塞部11は、レンズユニット3によって集束される光の進行経路となる空間Vを閉塞する部分である。閉塞部11は、主走査方向xに、ケース1の直方体形状部分のほぼ全長にわたって形成されている。また、閉塞部11の図中下端部分は、嵌入部12である。ケース1は、たとえば黒色の樹脂によって形成されている。
線状光源ユニット2は、原稿に向けて主走査方向xに延びる線状光を照射するための光学部品であり、導光体21、リフレクタ22、および光源基板(図示略)を備えている。線状光源ユニット2は、主走査方向xと直角である方向においてケース1と複数箇所において当接している。
導光体21は、たとえばメタクリル酸メチル樹脂 (PMMA)などの透明な樹脂からなり、主走査方向xに延びる棒状である。光源基板は、導光体21の一端面に正対するように設けられている。光源基板には、たとえば複数のLEDチップが実装されている。これらのLEDチップからは、たとえば赤色光、緑色光、青色光が発せられる。
導光体21には、ともに主走査方向xに延びる反射面21aおよび出射面21bが形成されている。反射面21aは、上記一端面に入射した上記LEDチップからの光を、主走査方向xと直角である方向に反射するための面であり、たとえば主走査方向xに離散配置された複数の溝が設けられている。出射面21bは、反射面21aから向かってきた光を線状光として出射する面である。リフレクタ22は、たとえば白色樹脂からなり、導光体21を覆っている。
レンズユニット3は、原稿によって反射された線状光をセンサチップ4に集束させる光学部品である。レンズユニット3は、たとえば主走査方向xに配列された複数の円柱状のレンズが樹脂製のハウジングに保持された構成とされている。レンズユニット3は、ケース1と複数箇所において当接している。
センサチップ4は、主走査方向xに配列されており、受けた光に応じた起電力を生じ、さらにこの起電力から画素ごとの輝度信号を出力可能に構成されている。センサチップ4が、原稿に反射された光を受光することで、原稿の記載内容を画像データとして読み取ることができる。
図2に示すように、基板5は、平面視において、長方形のプレート状である。上記基板5の表面5aには、複数のセンサチップ4が主走査方向xに直線状に実装されている。表面5aには、基板5のほぼ全長にわたって、センサチップ4の配置された列に平行に、溝51が形成されている。
図3に示すように、溝51は、副走査方向yの幅が嵌入部12の副走査方向yにおける長さより僅かに大きい程度に形成されている。基板5は、たとえば、ベース材52と、配線パターン53と、レジストコート54と、からなる。ベース材52の図中上方に配線パターン53が施されている。レジストコート54は、配線パターン53およびベース材52を被膜している。そして、溝51は、配線パターン53上にレジストコート54が施されておらず、配線パターン53が露出している部分である。溝51の側面は、レジストコート54で形成されている。また、溝51の底面は、配線パターン53により形成されている。溝51には、嵌入部12が主走査方向xにわたってはめ込まれている。一方、基板5は、留め金によってケース1に押し付けられている。その結果、溝51は嵌入部12に圧着され、基板5はケース1に固定されている。
次に、本実施形態にかかるイメージセンサモジュールAの作用について説明する。
本実施形態によれば、嵌入部12と溝51との、嵌合により、ケース1と基板5とを高精度に位置決めすることができる。したがって、レンズユニット3に対するセンサチップ4の位置決めが高精度となる。これによりセンサチップ4の読み取りムラが減少し、イメージセンサモジュールAの読み取りムラを低減することが可能となる。
閉塞部11を溝51にはめ込むことで、空間Vの外部から、レンズユニット3からの光以外の光が空間Vに進入するといった、意図しない光の進入を抑制できる。例えば、基板5のうち、空間Vに面する部分と異なる部分56に、スルーホールを選択的に設けた場合、スルーホールを通して空間Vへ光が進入することを抑制できる。
図4は、本発明にかかるイメージセンサモジュールの第2実施形態に用いられる基板の要部平面図を示している。この基板5においては、溝51が表面5aに複数形成されている。溝51は、基板5の主走査方向xの全長にわたって形成されている必要はない。たとえば、溝51の主走査方向xにおける長さが、基板5の主走査方向xにおける全長の5分の1程度であってもよい。一方、ケース1には、これらの溝51に嵌入可能な嵌入部12が、形成されている(図示略)。上記嵌入部12は、複数の溝51にはめ込まれている(図示略)。これにより、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
図5は、本発明にかかるイメージセンサモジュールの第3実施形態に用いられる基板の要部断面図を示している。本実施形態においては、表面5aに一対の隆起部55を形成することで、溝51が設けられている。これにより、第1実施形態と比較して、溝51の深さをさらに大きくできる。その結果、ケース1に対して基板5を、さらに高精度に位置決めすることが可能となる。したがって、レンズユニット3に対するセンサチップ4の位置決めがさらに高精度となり、イメージセンサモジュールAの読み取りムラをさらに低減することが可能となる。また、意図しない光の進入をさらに抑制することができる。
本発明に係るイメージセンサモジュールは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るイメージセンサモジュールの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明にかかるイメージセンサモジュールの第1実施形態を示す要部断面図である。 図1に示すイメージセンサモジュールに用いられる基板の要部平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明にかかるイメージセンサモジュールの第2実施形態に用いられる基板の要部平面図である。 本発明にかかるイメージセンサモジュールの第3実施形態に用いられる基板の要部断面図である。 従来のイメージセンサモジュールの一例を示す断面図である。
符号の説明
A イメージセンサモジュール
1 ケース
11 閉塞部
12 嵌入部
2 線状光源ユニット
21 導光体
21a 反射面
21b 出射面
22 リフレクタ
3 レンズユニット
4 センサチップ
5 基板
5a 表面
51 溝
52 ベース材
53 配線パターン
54 レジストコート
55 隆起部
V 空間

Claims (2)

  1. 光源と、この光源から発せられて画像読み取り領域から反射してくる光を集束させる光学系と、この光学系によって集束される光の進行経路となる空間、およびこの空間を閉塞する主走査方向に延びる閉塞部を有するケースと、光を受けることにより所定の信号を出力する受光素子を表面に搭載した基板と、を具備し、かつ、この基板は、その表面が上記空間に向けられて上記ケースに取り付けられている、イメージセンサモジュールであって、
    上記基板の表面には、主走査方向に延びる凹部が形成され、
    上記閉塞部が、上記凹部にはめ込まれており、
    上記基板は、ベース材と、このベース材に形成された配線パターンと、上記ベース材または上記配線パターンを被膜するレジストコートと、からなり、
    上記凹部の側面は上記レジストコートにより形成され、上記凹部の底は、上記配線パターンまたは上記ベース材により形成されていることを特徴とするイメージセンサモジュール。
  2. 上記凹部と上記閉塞部とは当接している、請求項に記載のイメージセンサモジュール。
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