JP5000141B2 - エレベータ遠隔監視システム - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの遠隔監視に用いられる通信回線をカゴ内のインターホンと監視センタの電話機とを接続するインターネット電話回線として利用するエレベータ遠隔監視システムに関する。
エレベータの異常監視システムは、エレベータを制御するエレベータ制御装置、通信制御装置と直接音声データ通信を含むデータ通信を行うエレベータ異常監視装置、通信回線、エレベータ異常監視装置と直接データ通信を行う通信制御装置、エレベータの異常情報を受信し表示する監視装置、エレベータかご内に設置されるマイクとスピーカとを有するインターホン、かご内の様子を撮像するカメラ、撮像した映像を表示するディスプレイ、監視センタ内に設置される電話機を備える。電話機は、通信制御装置に接続されている。
エレベータ制御装置がエレベータの異常を検出し、その異常情報がエレベータ異常監視装置に通知されると、エレベータ異常監視装置は、通信回線を経由して通信制御装置を呼び出し、回線が確立されたら通信制御装置経由で監視装置に異常情報を通知する。同時に、エレベータかご内に設置されたカメラにより撮像された映像を、エレベータ異常監視装置と通信制御装置とを経由して監視装置に送信する。監視装置から通信制御装置とエレベータ異常監視装置を経由して送信されるエレベータ遠隔制御データをエレベータ制御装置に送信する。監視装置から通信制御装置とエレベータ異常監視装置とを経由して送信されてくる映像データを、エレベータかご内に設置されるディスプレイに送信する。
インターホンと電話機との間で、エレベータ異常監視装置と通信制御装置とを経由してVoIPによる音声データ通信を行う。
通信回線では、回線の状況により通信速度が変化するが、音声の途切れを防ぐために、音声データの通信を優先的に行う必要がある。そのため、回線速度が遅くなったら、音声データ以外のデータ送信量を減らし、回線速度が速くなったら、音声データ以外のデータ送信量を増やす。そこで、回線速度を計測するために、所定量の通信データを送受信し、その通信時間と通信したデータ量とから概略の回線速度を算出する。この算出を周期的に行うことにより回線速度を継続的に把握することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−354133号公報
しかし、回線速度を算出するための通信データの量は通常に通信が行われているときの通信データの量より少ないので、通常に通信が行われているときの回線速度を正確に知ることができないという問題がある。
逆に、回線速度を算出するための通信データの量を通常に通信が行われているときの通信データの量に近づけると、音声データ以外のデータ送信量を減らさなければならなくなるという問題がある。
また、回線速度を算出するための通信を行う周期を長くすると、回線速度が実際に変化しても直ちにその変化を把握することができず、その間、音声が途切れる可能性があるという問題がある。
この発明の目的は、通信速度が変化する通信回線に通信負荷を別途加えることなく、音声データを優先的に通信することにより音声の途切れを防止するエレベータ遠隔監視システムを提供することである。
この発明に係わるエレベータ遠隔監視システムは、カゴ内にインターホンが設置されているエレベータの運転状態をインターネットプロトコルが実装されている通信回線を介して電話機が設置される遠隔地の監視センタで遠隔監視するエレベータ遠隔監視システムにおいて、上記インターホンの音声データをVoIPに基づいて音声パケットに変換し、上記音声パケットと音声以外のデータパケットとをフレームに組み立てて上記通信回線に一定周期で送出するとともに上記通信回線からフレームを受信し、受信したフレームの音声パケットをVoIPに基づいて音声データに変換して上記インターホンに出力するエレベータ異常監視装置と、上記電話機の音声データをVoIPに基づいて音声パケットに変換し、上記音声パケットと音声以外のデータパケットとをフレームに組み立てて上記通信回線に一定周期で送出するとともに上記通信回線からフレームを受信し、受信したフレームの音声パケットをVoIPに基づいて音声データに変換して上記電話機に出力する通信制御装置と、を備え、上記エレベータ異常監視装置または上記通信制御装置は、受信した音声パケットの受信間隔から遅延時間を求め、該遅延時間が大きくて音声が途切れないように修復できないとき、その旨を相手端末である上記通信制御装置または上記エレベータ異常監視装置に通知し、遅延時間が大きくて音声が途切れないように修復できない旨通知された上記相手端末は、音声以外のデータパケットの送信データ量を80%以上減らし、上記エレベータ異常監視装置および上記通信制御装置は、それぞれ遅延時間が小さくて修復しなくても音声が途切れないとき、その旨を上記相手端末である上記通信制御装置または上記エレベータ異常監視装置に通知し、遅延時間が小さくて修復しなくても音声が途切れない旨通知された上記相手端末は、除々に音声以外のデータパケットの送信データ量を増やす
この発明に係わるエレベータ遠隔監視システムの効果は、一定周期で送信される音声パケットを受信し、受信間隔から遅延時間を算出し、遅延時間を区分けして遅延レベルを判定し、遅延レベルが音声が途切れないように修復することができないようになったとき、相手端末に遅延レベルを通知し、相手端末で音声以外の送信データ量を減少するので、インターネット電話として接続されるエレベータカゴ内のインターホンと監視センタの電話機との通話品質を良好に保つことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ遠隔監視システムの構成図である。図2は、この実施の形態1に係わるエレベータ異常監視装置の機能ブロック図である。図3は、この実施の形態1に係わる通信制御装置の機能ブロック図である。図4は、この実施の形態1に係わる遅延レベル−データ減率対応表のデータ構造図である。
この発明に係わるエレベータ遠隔監視システム1は、監視対象の図示しないエレベータの状態を遠隔地の監視センタ2に設置される監視装置3に表示したり、発報したりして監視員に知らせる。そして、このエレベータ遠隔監視システム1は、図1に示すように、監視対象のエレベータが設置されている図示しないビル内に、エレベータを制御するエレベータ制御装置5、図示しない昇降路内を昇降するエレベータカゴ6内に設置されるカゴ内制御盤7に備えられるインターホン8、エレベータカゴ6内の様子を撮像するカメラ10、エレベータカゴ6内に設置されるディスプレイ11、インターホン8からの音声データ、カメラ10からの映像データおよびエレベータ制御装置5からの制御データをパケット化して通信回線13に送り出し、また、通信回線13を経由して監視センタ2から受信するパケットを所定の宛先の機器に転送するエレベータ異常監視装置14を備える。
また、このエレベータ遠隔監視システム1は、監視センタ2内に、通信回線13を経由してエレベータ異常監視装置14からのフレームを受信し、フレームに含まれるパケットを所定の宛先に転送し、逆に、監視装置3からの制御データ、電話機16からの音声データのパケットをフレームとして構成し通信回線13に送り出す通信制御装置17、通信制御装置17に接続する電話機16、制御データと映像データとを受信して表示する監視装置3を備える。
なお、インターホン8と電話機16は、インターネットプロトコルにより音声通信を行うVoice of Internet Protocol(以下、「VoIP」と称す。)電話である。
エレベータ異常監視装置14は、図2に示すように、インターホン8から受信するアナログ音声信号をアナログディジタル変換し、そのディジタルデータをコード化し、コード化されたディジタルデータを音声パケット化し、逆に、受信するフレームから音声パケットを取り出し、音声パケットをデコード化し、ディジタルアナログ変換し、音声アナログ信号をインターホン8に出力するIPゲートウエイ21、カメラ10からの映像データとエレベータ制御装置5からの制御データとをデータパケット化するデータ処理部22、受信するフレームの音声パケットの受信間隔から遅延時間を求める遅延時間算出部23、遅延時間を区分けし、それぞれにデータ減率を対応して記憶される遅延レベル−データ減率対応表24、遅延時間の遅延レベルを判定し、遅延レベルが許容遅延範囲を出入したときその遅延レベルを通信制御装置17に通知する遅延レベル通知部25、通信制御装置17から通知された遅延レベルに基づいてデータパケットのデータ量を制御して音声パケットとデータパケットの送信を制御する送信制御部26を備える。
通信制御装置17は、図3に示すように、電話機16から受信するアナログ音声信号をアナログディジタル変換し、そのディジタルデータをコード化し、コード化されたディジタルデータを音声パケット化してエレベータ異常監視装置14に送信し、逆に、エレベータ異常監視装置14から受信するフレームから音声パケットを取り出し、音声パケットをデコード化し、ディジタルアナログ変換し、音声アナログ信号を電話機16に出力するIPゲートウエイ31、監視装置3からの制御データとをデータパケット化するデータ処理部32、エレベータ異常監視装置14から受信するフレームの音声パケットの受信間隔から遅延時間を求める遅延時間算出部33、遅延時間を区分けし、それぞれにデータ減率を対応して記憶される遅延レベル−データ減率対応表34、遅延時間の遅延レベルを判定し、遅延レベルが許容遅延範囲を出入したときその遅延レベルをエレベータ異常監視装置14に通知する遅延レベル通知部35、エレベータ異常監視装置14から通知された遅延レベルに基づいてデータパケットのデータ量を制御して音声パケットとデータパケットの送信を制御する送信制御部36を備える。
送信制御部26、36は、フレームの先頭に音声パケットを配置し、一定周期で送信する。
そして、遅延時間算出部23、33は、フレームの先頭の音声パケットを受信してから、次に送られてくるフレームの先頭の音声パケットを受信するまでに経過する受信間隔を計測し、その受信間隔と一定周期との差を算出して遅延時間とする。
遅延レベル−データ減率対応表24、34は、図4に示すように、音声パケットの受信間隔の遅延時間を10ms間隔で10区分に区分けし、遅延レベルL0〜L9とする。そして、遅延レベルL0〜L3では、データパケットの送信データ量を減らさない。遅延レベルL4、L5、L6、L7、L8、L9では、データパケットの送信データ量をそれぞれ10%、20%、40%、60%、80%、100%減少する。
なお、遅延レベルL0、L1は、遅延がほとんどないレベルであり、遅延レベルL2、L3、L4は、遅延はあるが、音声が途切れないように修復することが可能なレベルである。他方、遅延レベルL5〜L9では、音声を途切れないように修復することが不可能なレベルであり、通信回線13の通信負荷を低減することが必要なレベルである。
なお、以下の説明では遅延レベルL0〜L4を許容遅延範囲と称す。また、遅延レベルL0、L1を遅延無範囲と称す。
エレベータ異常監視装置14の遅延レベル通知部は、エレベータ異常監視装置の遅延時間算出部で算出された遅延時間から遅延レベル−データ減率対応表を参照して遅延レベルを判定し、遅延レベルが許容遅延範囲外になったときに、その遅延レベルを相手端末である通信制御装置に通知する。また、遅延レベル通知部は、遅延レベルが許容遅延範囲内になったときに、その遅延レベルを通信制御装置に通知する。
一方、通信制御装置の遅延レベル通知部は、通信制御装置の遅延時間算出部で算出された遅延時間から遅延レベル−データ減率対応表を参照して遅延レベルを判定し、遅延レベルが許容遅延範囲外になったときに、その遅延レベルを相手端末であるエレベータ異常通信制御装置に通知する。また、遅延レベル通知部は、遅延レベルが許容遅延範囲内になったときに、その遅延レベルをエレベータ異常監視装置に通知する。
次に、エレベータ異常監視装置および通信制御装置において実行される遅延レベルを相手端末に通知する手順について図5を参照して説明する。図5は、遅延レベルを相手端末に通知する手順を示すフローチャートである。
ステップS101において、遅延時間を算出する。
ステップS102において、遅延レベルが変化したか否かを判断し、遅延レベルが変化したときにはステップS103に進み、遅延レベルが変化しないときにはステップS105に進む。
ステップS103において、変化後の遅延レベルが許容遅延範囲内か否かを判断し、許容遅延範囲内のときには、ステップS101に戻り、許容遅延範囲外のときにはステップS104に進む。
ステップS104において、変化後の遅延レベルを相手端末に通知し、ステップS101に戻る。
ステップS105において、直近に遅延レベルが変化してから所定の時間、例えば10秒経過したか否かを判断し、経過していないときにはステップS101に戻り、経過したときにはステップS106に進む。
ステップS106において、現在の遅延レベルを相手端末に通知して、ステップ101に戻る。
次に、相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順について図6を参照して説明する。図6は、相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順を示すフローチャートである。
ステップS201において、相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったか否かを判断し、受け取ったときにはステップS202に進み、受け取っていないときにはステップS201を繰り返す。
ステップS202において、受け取った遅延レベルが許容遅延範囲外か否かを判断し、遅延レベルが許容遅延範囲外のときにはステップS203に進み、遅延レベルが許容遅延範囲内のときにはステップS204に進む。
ステップS203において、受け取った遅延レベルに対応するデータ減率だけデータパケットの送信データ量を減少してステップS201に戻る。
ステップS204において、受け取った遅延レベルが遅延無範囲内か否かを判断し、遅延無範囲外のときにはステップS205に進み、遅延無範囲内のときにはステップS206に進む。
ステップS205において、受け取った遅延レベルに対応するデータ減率だけデータパケットの送信データ量を減少してステップS201に戻る。
ステップS206において、遅延レベルが所定の時間以上に亘って遅延無範囲内であるか否かを判断し、所定の時間以上に亘って遅延レベルが遅延無範囲内のときにはステップS207に進み、所定の時間未満のときにはステップS201に戻る。
ステップS207において、音声以外の送信データ量を予め定めた割合だけ増加してステップS201に戻る。
このようなエレベータ遠隔監視システムは、一定周期で送信される音声パケットを受信し、受信間隔から遅延時間を算出し、遅延時間を区分けして遅延レベルを判定し、遅延レベルが音声が途切れないように修復することができないようになったとき、相手端末に遅延レベルを通知し、相手端末で音声以外の送信データ量を減少するので、インターネット電話として接続されるエレベータカゴ内のインターホンと監視センタの電話機との通話品質を良好に保つことができる。
また、遅延のほとんどない状態が所定の時間に亘って継続したときには、音声以外の送信データ量を増加するので、通信回線の通信帯域を最大限に生かすことができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係わるエレベータ遠隔監視システムは、実施の形態1に係わるエレベータ遠隔監視システム1と相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外の送信データ量を増減する手順が異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態2においては、通知された遅延レベルが許容遅延範囲外であったとき、音声以外の送信データ量を一旦80%または100%減少して、通信回線の通信負荷を極端に減らして音声の通信環境を一旦回復する。それから、音声以外の送信データ量を除々に増加して、音声が途切れないように修復できる範囲に遅延時間を維持する。
実施の形態2において、相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順について図7を参照して説明する。図7は、実施の形態2における相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順を示すフローチャートである。
ステップS301において、相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったか否かを判断し、受け取ったときにはステップS302に進み、受け取っていないときにはステップS301を繰り返す。
ステップS302において、受け取った遅延レベルが許容遅延範囲外か否かを判断し、遅延レベルが許容遅延範囲外のときにはステップS303に進み、遅延レベルが許容遅延範囲内のときにはステップS304に進む。
ステップS303において、データパケットの送信を停止してステップS301に戻る。
ステップS304において、受け取った遅延レベルが遅延無範囲内か否かを判断し、遅延無範囲外のときにはステップS301に戻り、遅延無範囲内のときにはステップS305に進む。
ステップS305において、遅延レベルが所定の時間以上に亘って遅延無範囲内であるか否かを判断し、所定の時間以上に亘って遅延レベルが遅延無範囲内のときにはステップS306に進み、所定の時間未満のときにはステップS301に戻る。
ステップS306において、音声以外の送信データ量を予め定めた割合だけ増加してステップS301に戻る。
このようなエレベータ遠隔監視システムは、遅延時間が音声が途切れないように修復できない程度に大きくなったときに一旦音声以外の送信データ量を80%というように極端減らしたり、送信を停止したりするので、通信回線の通信負荷が減少し、音声品質を速やかに回復することができる。
なお、遅延レベルが許容遅延範囲外にあるとき、データパケットの送信を停止したが、送信データ量を例えば80%と極端に減少しても音声品質を速やかに回復することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係わるエレベータ遠隔監視システムは、実施の形態1に係わるエレベータ遠隔監視システム1の遅延レベル−データ減率対応表の代わりに遅延レベル−送信データ量対応表を有していることが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
遅延レベル−送信データ量対応表は、図8に示すように、音声パケットの受信間隔の遅延時間を10ms間隔で10区分に区分けし、遅延レベルL0〜L9とする。そして、遅延レベル毎に音声以外の送信データ量としてのパケット数が定められている。遅延レベルL0〜L3では、パケット数は最大の100である。遅延レベルL4、L5、L6、L7、L8、L9では、パケット数をそれぞれ90、80、60、40、20、0に定められている。
なお、遅延レベルL0、L1は、遅延がほとんどないレベルであり、遅延レベルL2、L3、L4は、遅延はあるが、音声が途切れないように修復することが可能なレベルである。他方、遅延レベルL5〜L9では、音声を途切れないように修復することが不可能なレベルであり、通信回線の通信負荷を低減することが必要なレベルである。
なお、以下の説明では遅延レベルL0〜L4を許容遅延範囲と称す。また、遅延レベルL0、L1を遅延無範囲と称す。
このように遅延レベルに送信データ量を予め定め、それに基づいて音声以外の送信データ量を調整しても、実施の形態1と同様な効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ遠隔監視システムの構成図である。 この実施の形態1に係わるエレベータ異常監視装置の機能ブロック図である。 この実施の形態1に係わる通信制御装置の機能ブロック図である。 この実施の形態1に係わる遅延レベル−データ減率対応表のデータ構造図である。 遅延レベルを相手端末に通知する手順を示すフローチャートである。 実施の形態1において相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順を示すフローチャートである。 実施の形態2において相手端末から遅延レベルの通知を受け取ったときに、音声以外のデータ送信量を増減する手順を示すフローチャートである。 この実施の形態3に係わる遅延レベル−送信データ量対応表のデータ構造図である。
符号の説明
1 エレベータ遠隔監視システム、2 監視センタ、3 監視装置、5 エレベータ制御装置、6 エレベータカゴ、7 カゴ内制御盤、8 インターホン、10 カメラ、11 ディスプレイ、13 通信回線、14 エレベータ異常監視装置、16 電話機、17 通信制御装置、21、31 IPゲートウエイ、22、32 データ処理部、23、33 遅延時間算出部、24、34 遅延レベル−データ減率対応表、25、35 遅延レベル通知部、26、36 送信制御部。

Claims (2)

  1. カゴ内にインターホンが設置されているエレベータの運転状態をインターネットプロトコルが実装されている通信回線を介して電話機が設置される遠隔地の監視センタで遠隔監視するエレベータ遠隔監視システムにおいて、
    上記インターホンの音声データをVoIPに基づいて音声パケットに変換し、上記音声パケットと音声以外のデータパケットとをフレームとして組み立てて上記通信回線に一定周期で送出するとともに上記通信回線からフレームを受信し、受信したフレームの音声パケットをVoIPに基づいて音声データに変換して上記インターホンに出力するエレベータ異常監視装置と、
    上記電話機の音声データをVoIPに基づいて音声パケットに変換し、上記音声パケットと音声以外のデータパケットとをフレームに組み立てて上記通信回線に一定周期で送出するとともに上記通信回線からフレームを受信し、受信したフレームの音声パケットをVoIPに基づいて音声データに変換して上記電話機に出力する通信制御装置と、
    が備えられ、
    上記エレベータ異常監視装置および上記通信制御装置は、それぞれ受信した音声パケットの受信間隔から遅延時間を求め、該遅延時間が大きくて音声が途切れないように修復できないとき、その旨を相手端末である上記通信制御装置または上記エレベータ異常監視装置に通知し、
    遅延時間が大きくて音声が途切れないように修復できない旨通知された上記相手端末は、音声以外のデータパケットの送信データ量を80%以上減らし、
    上記エレベータ異常監視装置および上記通信制御装置は、それぞれ遅延時間が小さくて修復しなくても音声が途切れないとき、その旨を上記相手端末である上記通信制御装置または上記エレベータ異常監視装置に通知し、
    遅延時間が小さくて修復しなくても音声が途切れない旨通知された上記相手端末は、除々に音声以外のデータパケットの送信データ量を増やす
    ことを特徴とするエレベータ遠隔監視システム。
  2. 延時間が小さくて修復しなくても音声が途切れない旨通知された上記相手端末は、遅延時間が所定の時間以上に亘って小さいとき、除々に音声以外のデータパケットの送信データ量を増やすことを特徴とする請求項1に記載するエレベータ遠隔監視システム。
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