JP6970870B2 - 情報通信機器及び情報通信方法 - Google Patents

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Description

本開示は、端末上のセンサーで取得した映像または音声などの情報を通信する機器に関する。
スマートフォンに代表される携帯端末のセンサー性能および演算能力の向上により、撮影した映像および音声をリアルタイムに送信するストリーミング機能をもったアプリケーションを携帯端末上で実行することが可能になっている。
ストリーミング機能においては、実際に映像情報および音声情報の送受信を開始する前にネゴシエーション処理が必要である。ネゴシエーション処理は、送信側と受信側が互いに認証された相手であることの確認処理、映像情報および音声情報のデータ形式の確認処理、映像情報および音声情報の送受信に必要な1つ以上の通信ポートの確保処理が含まれる。
また通信速度は環境によって変動する。特許文献1は、十分な通信速度が得られないときでもテレビ電話機能または音声通話機能を提供する通信端末を開示する。この通信端末は、通信状態がテレビ電話通信をおこなうのに十分でない場合、テレビ電話機能を音声通話機能に切り替える。このとき、受信側の通信端末はテレビ電話通信をおこなっていたときに送信側の通信端末から取得できた画像を静止画像として表示部に表示する。
国際公開第2009/090967号
特許文献1に記載の通信端末のように、スマートフォンにおいては、カメラデバイスやマイクデバイスが搭載されていたとしても、ストリーミング時に常に利用できるとは限らない。スマートフォンはストリーミングの専用機器ではないため、電話着信またはアラーム鳴動の処理が割り込みとして発生し、ストリーミングのアプリケーション処理よりも優先されて実行される場合がある。従って、これらの割り込み時には、カメラデバイスまたはマイクデバイスがストリーミングのアプリケーションから利用できなくなる場合がある。このような場合ストリーミングを継続することができないため、ストリーミング接続を中止し、ストリーミング機能は終了する。割り込みが完了後、ストリーミングを再開するためには、ネゴシエーションの処理からやり直すことになる。本開示は、スマートフォン等の情報通信機器に対する割り込みが発生した場合に、割り込み終了後の送信をすみやかに再開可能な情報通信機器を提供する。
本開示における一態様に係る情報通信機器は、機器の内外の情報を取得するセンサーと、センサーからの情報を通信回線網を介して繋がるサーバへ送信するための接続を維持する接続維持部と、を備える。接続維持部は、センサーからの情報をサーバへ送信する通常接続維持部と、センサーからの情報以外のデータをサーバへ送信する割り込み接続維持部と、を含む。通常接続維持部によるセンサーからの情報のサーバへの継続的な送信中に、センサーからの情報の継続的な送信が不可能になった場合、割り込み接続維持部がセンサーからの情報以外のデータをサーバに対して送信することにより、接続維持部は接続を維持する。
本開示における一態様に係る情報通信方法は、機器の内外の情報を取得する取得ステップと、取得ステップで取得される情報を、通信回線網を介して繋がるサーバへ送信するための接続を維持する接続維持ステップと、を備える。接続維持ステップには、取得ステップで取得される情報をサーバへ継続的に送信する通常接続維持ステップと、取得ステップで取得される情報以外のデータをサーバへ送信する割り込み接続維持ステップと、が含まれる。通常接続維持ステップにおいて、取得ステップで取得される情報の継続的な送信が不可能になった場合、割り込み接続維持ステップによって取得ステップで取得される情報以外のデータをサーバに対して送信することにより、接続維持ステップにおける接続が維持される。
本開示における情報通信機器は、電話着信などの割り込みが発生した場合においても、サーバとの接続を維持し通信を継続しているため、割り込み終了時にネゴシエーションを再実行する必要は無い。そのため、割り込みが終了したのちにすみやかに本来の送信を再開することができる。
実施の形態1における携帯端末のネットワーク接続を示す模式図。 実施の形態1における携帯端末の構成を示すブロック図。 実施の形態1におけるサーバの構成を示すブロック図。 実施の形態1における携帯端末のストリーミング送信アプリケーションの動作を説明するためのフローチャート。 実施の形態1における携帯端末の映像送信処理動作を説明するためのフローチャート。 実施の形態1における携帯端末の音声送信処理動作を説明するためのフローチャート。 実施の形態1における携帯端末の通信例を示す図。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜7を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.ネットワーク接続構成]
図1は、実施の形態1における携帯端末のネットワーク接続を示す模式図である。携帯端末100は、通信回線網110を介してサーバ120と接続可能である。携帯端末100は自機で撮影した映像および音声をサーバ120に送信するストリーミング送信アプリケーションを実行し、サーバ120は、ストリーミング送信アプリケーションからの映像情報および音声情報を受信する。また電話機130は、通信回線網110を通じて携帯端末100と通話可能である。携帯端末100は、ストリーミング送信アプリケーション実行中も割り込み処理として電話機130からの通話着信が可能である。携帯端末100は情報通信機器の一例である。
なお、携帯端末100とサーバ120を接続する通信回線網と、携帯端末100と電話機130を接続する通信回線網は異なっていてもよい。
以下、図面を用いて本開示に係る情報通信機器としての携帯端末の実施の形態を説明する。
[1−1−2.携帯端末の構成]
実施の形態1に係る携帯端末100の構成について図2を用いて説明する。図2は、携帯端末100の構成を示すブロック図である。本実施の形態において、携帯端末100は、サーバ120へのストリーミング送信および、電話機130との通話を行う。
CPU210は、各デバイスから入力される情報に基づき、演算処理を行ってその演算結果に基づき各デバイスへ指示を伝える。また、後述する記憶デバイス220に記憶されているアプリケーションの実行を行う。
入力デバイス230は、ユーザが操作することにより携帯端末100にかかる操作を制御する。
携帯端末100は、センサーとして、カメラデバイス240と、マイクデバイス250を備える。
カメラデバイス240は、携帯端末100の外部の映像を取得し、CPU210へその映像情報を伝達する。伝達された映像情報は、CPU210で圧縮されて後述する記憶デバイス220へ記憶される。また、伝達された映像情報は、CPU210で圧縮されて後述する通信デバイス260により通信回線網110へ送信することもできる。
マイクデバイス250は、携帯端末100の外部の音声を取得し、CPU210へその音声情報を伝達する。伝達された音声情報は、CPU210で圧縮されて後述する記憶デバイス220へ記憶される。また、伝達された音声情報は、CPU210で圧縮されて後述する通信デバイス260により通信回線網110へ送信することもできる。
通信デバイス260は、通信回線網110を介してサーバ120へ接続する。通信デバイス260には、サーバ120との接続を維持するための接続維持部として通常接続維持部と割り込み接続維持部が含まれる。通信デバイス260は、後述するサーバ120の通信デバイス310により、通信情報の損失状況を算出した通信レポートを受信することにより、通信回線網110が通信可能なデータ送信量を検出する。
記憶デバイス220は、圧縮された映像情報および音声情報以外にストリーミング送信アプリケーションおよび通話アプリケーションが記録されている。ストリーミング送信アプリケーションは、入力デバイス230を通じて、ユーザによって起動される。通話アプリケーションは、入力デバイス230を通じて、ユーザによって起動されることもあるが外部からの通話着信時に自動的に割り込み起動もする。また記憶デバイス220には、割り込み接続維持部による通信動作時に用いる代替映像情報および代替音声情報が記録されている。代替映像情報および代替音声情報は、センサーからの情報以外のデータの一例である。
ストリーミング送信アプリケーションが起動されるとストリーミング送信が開始される。ストリーミング送信は、CPU210で圧縮された映像情報及び音声情報を通信デバイス260により、通信回線網110へ送信される。この時のストリーミング送信のための接続は、通常接続維持部により維持される。
通話アプリケーションが起動され、通話が行われると通信デバイス260を介して通話が行われる。この時、通話の為にマイクデバイス250からの音声情報は、通話にのみ使用され、ストリーミング送信には使用されない。またテレビ電話通話のような映像及び音声が使用される通話では、マイクデバイス250以外にもカメラデバイス240からの映像情報も通話にのみ使用され、ストリーミング送信には使用されない。即ち、通話アプリケーションが起動され通話が行われている時は、カメラデバイス240又はマイクデバイス250をストリーミング送信アプリケーションが使用することが出来ない。このように、通話アプリケーションが起動されると、ストリーミングによる映像情報等の継続的な送信が不可能になるため、記憶デバイス220に記憶されている代替映像情報又は代替音声情報が通信デバイス260を介してサーバ120へ送信される。この時のストリーミング送信のための接続は、割り込み接続維持部により維持される。
ディスプレイデバイス270およびスピーカデバイス280は、ストリーミング送信アプリケーションおよび通話アプリケーションによる映像および音声をユーザに出力する。
[1−1−3.サーバの構成]
実施の形態1に係るサーバ120の構成について図3を用いて説明する。図3は、実施の形態1におけるサーバ120の構成を示すブロック図である。
CPU320は、各デバイスから入力される情報に基づき、演算処理を行って演算結果に基づき各デバイスへ指示を伝える。また、後述する記憶デバイス330に記憶されているアプリケーションの実行を行う。
入力デバイス340は、ユーザが操作することによりサーバ120にかかる操作を制御する。
通信デバイス310は、通信回線網110を介して携帯端末100へ接続する。また通信デバイス310は、映像情報および音声情報の受信にともない、通信情報の損失状況を算出する通信帯域推定処理を行い、通信デバイス310より通信レポートとして、携帯端末100に送信する。
記憶デバイス330は、ストリーミング受信アプリケーションが記録されている。ストリーミング受信アプリケーションは、入力デバイス340を通じて、ユーザによって起動される。
ストリーミング受信アプリケーションが起動されるとストリーミング受信が開始される。ストリーミング受信は、携帯端末100により送信されたストリーミング映像(映像情報および音声情報を含む)を受信する。
ディスプレイデバイス350およびスピーカデバイス360は、ストリーミング受信アプリケーションによる映像および音声をユーザに出力する。
[2.動作]
以上のように構成された携帯端末100について、その動作を以下に説明する。携帯端末100はストリーミング送信アプリケーションを実行する。以下、その動作について詳細に説明する。
[2−1.ストリーミング送信アプリケーションの動作]
図4は、実施の形態1における携帯端末100のストリーミング送信アプリケーションの動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、サーバ120の入力デバイス340を操作して、ストリーミング受信アプリケーケョンを起動する。また、次にユーザは、携帯端末100の入力デバイス230を操作して、ストリーミング送信アプリケーションを起動する。通信相手としては、サーバ120を指定して、ストリーミングを開始する(S100)。
携帯端末100の通信デバイス260とサーバ120の通信デバイス310間で、ネゴシエーション処理を実施する(S110)。すなわち、互いに認証された相手であることの確認情報および、映像情報および音声情報のデータ形式の確認情報、映像情報および音声情報の送受信に必要な1つ以上の通信ポートの確保情報の送受信を実施する。
次に、携帯端末100は映像送信処理(S120)および音声送信処理(S130)を開始する。これらの処理の詳細は後述する。
サーバ120は通信デバイス310により、携帯端末100から映像情報を受信し、ディスプレイデバイス350上で再生する。またサーバ120は通信デバイス310より、携帯端末100から音声情報を受信し、スピーカデバイス360で再生する。
映像送信処理および音声送信処理が終了すると、ストリーミングは終了する(S140)。
[2−2.映像送信処理の動作]
図5は、実施の形態1における携帯端末100の映像送信処理(図4のS120)の動作を説明するためのフローチャートである。
まずストリーミング送信アプリケーションは、テレビ電話通話によるカメラデバイス240の割り込み状態か否かを判定する(S200)。割り込みが行われていない場合(S200のNo)は、通常接続維持部による通信動作(S210〜S250)を実施する。テレビ電話通話によるカメラデバイス240に対しての割り込みが行われている場合(S200のYes)は、割り込み接続維持部による通信動作(S260、S220〜S250)を実施する。
以下、通常接続維持部による通信動作を説明する。テレビ電話通話によるカメラデバイス240に対しての割り込みが行われていない場合(S200のNo)は、CPU210はカメラデバイス240から映像情報を取得する(S210)。
次にCPU210は、カメラデバイス240からの映像情報に対して、ネゴシエーション処理(図4のS110)において定めた方式と通信帯域推定処理(後述のS250)において求めたデータ送信量に基づいてエンコード処理を行う(S220)。
次に、通信デバイス260よりサーバ120に向けてエンコード処理された映像情報を送信する(S230)。
次にCPU210は、通信デバイス260を介してサーバ120の通信デバイス310から送信された通信レポートを受信する(S240)。
次にCPU210は、通信帯域推定処理を実施して次回のエンコード処理時に用いるデータ送信量を決定する(S250)。
次に、割り込み接続維持部による通信動作を説明する。テレビ電話通話によるカメラデバイス240に対する割り込みが行われている場合(S200のYes)は、CPU210は、カメラデバイス240から映像情報を取得する代わりに、代替映像情報を記憶デバイス220より取得する(S260)。それ以降の処理は通常接続維持部による通信動作と同様である。
通常接続維持部または割り込み接続維持部による通信動作の後、携帯端末100上において、ユーザからのストリーミングの終了指示があったかどうかの判定を行う(S270)。ユーザは入力デバイス230を操作して、ストリーミングの終了指示を出すことができる。終了指示があった場合(S270のYes)は、映像送信処理(図4のS120)を終了する(図4のS140)。終了指示がなかった場合(S270のNo)は、カメラデバイス240の割り込み状態の判定処理(S200)に戻る。
尚、通信帯域推定処理(S250)においては、携帯端末100が情報を送信した時刻と、通信レポートを受信した時刻を比較して、通信時間の遅延時間を算出するとともに、通信レポートに記載された損失情報をもとに、今回エンコード処理に用いたデータ送信量が適切であったか判断し、次回エンコード処理時に用いるべきデータ送信量を決定する。
なお、記憶デバイス220に記録している代替映像情報は、静止画であっても動画であってもよい。また代替映像情報として、記憶デバイス220に記録されているものではなく、真っ黒や特定の静止画を動的に生成して用いてもよい。
[2−3.音声送信処理の動作]
図6は、実施の形態1における携帯端末100の音声送信処理(図4のS130)の動作を説明するためのフローチャートである。
まずストリーミング送信アプリケーションは、テレビ電話通話又は通話によるマイクデバイス250の割り込み状態か否かを判定する(S300)。割り込みが行われていない場合(S300のNo)は、通常接続維持部による通信動作(S310〜S350)を実施する。テレビ電話通話又は通話によるマイクデバイス250に対しての割り込みが行われている場合(S300のYes)は、割り込み接続維持部による通信動作(S360、S320〜S350)を実施する。
以下、通常接続維持部による通信動作を説明する。テレビ電話通話又は通話によるマイクデバイス250に対しての割り込みが行われていない場合(S300のNo)は、CPU210はマイクデバイス250から音声情報を取得する(S310)。
次にCPU210は、マイクデバイス250からの音声情報に対して、ネゴシエーション処理(図4のS110)において定めた方式と通信帯域推定処理(後述のS350)において求めたデータ送信量に基づいてエンコード処理を行う(S320)。
次に、通信デバイス260よりサーバ120に向けてエンコード処理された音声情報を送信する(S330)。
次にCPU210は、通信デバイス260を介してサーバ120の通信デバイス310から送信された通信レポートを受信する(S340)。
次にCPU210は、通信帯域推定処理を実施して次回のエンコード処理時に用いるデータ送信量を決定する(S350)。
次に、割り込み接続維持部による通信動作を説明する。テレビ電話通話または通話によるマイクデバイス250に対しての割り込みが行われている場合(S300のYes)は、CPU210は、マイクデバイス250から音声情報を取得する代わりに、代替音声情報を記憶デバイス220より取得する(S360)。それ以降の処理は通常接続維持部による通信動作と同様である。
通常接続維持部または割り込み接続維持部による通信動作の後、携帯端末100上において、ユーザからのストリーミングの終了指示があったかどうかの判定をおこなう(S370)。ユーザは入力デバイス230を操作して、ストリーミングの終了指示を出すことができる。終了指示があった場合(S370のYes)は、音声送信処理(図4のS130)を終了する(図4のS140)。終了指示がなかった場合(S370のNo)は、マイクデバイス250に対しての割り込み状態の判定処理(S300)に戻る。
尚、通信帯域推定処理(S350)においては、携帯端末100が情報を送信した時刻と、通信レポートを受信した時刻を比較して、通信時間の遅延時間を算出するとともに、通信レポートに記載された損失情報をもとに、今回エンコード処理に用いたデータ送信量が適切であったか判断し、次回エンコード処理時に用いるべきデータ送信量を決定する。
なお、記憶デバイス220に記録している代替音声情報は、記憶デバイス220に記録されているものではなく、無音の音声情報や特定の音声情報を動的に生成して用いてもよい。
[2−4.各機器の動作例]
図7は、実施の形態1における機器間の通信例を示す図である。
まず、ユーザは、サーバ120の入力デバイス340を操作して、ストリーミング受信アプリケーションを起動する。次にユーザは、携帯端末100の入力デバイス230を操作して、ストリーミング送信アプリケーションを起動し、通信相手としてサーバ120を指定して、ストリーミングを開始する(S400)。
携帯端末100の通信デバイス260とサーバ120の通信デバイス310間で、ネゴシエーション処理が実施される(S410)。
次に、携帯端末100のストリーミング送信アプリケーションは映像送信処理および音声送信処理を開始する。このとき、電話機130による着信は行われていないため、通信デバイス260は、カメラデバイス240からの映像情報およびマイクデバイス250からの音声情報をサーバ120へ送信する(S420)。この場合、映像送信処理および音声送信処理は、通常接続維持部の通信動作によっておこなわれている。
次に、電話機130から携帯端末100に対して通話を開始するための呼び出しが行われる(S430)。このとき、携帯端末100において通話アプリケーションが起動し、通話が開始される(S440)。通話中は通話アプリケーションが、マイクデバイス250から通話用の音声情報を取得し、通信デバイス260を通じて電話機130と通話用の音声情報を送受信する(S450)。尚、この通話アプリケーションがテレビ電話機能に対応している場合には、通話アプリケーションは、カメラデバイス240から通話用の映像情報を取得し、通信デバイス260を通じて電話機130と通話用の映像情報も送受信する。
このとき、携帯端末100のストリーミング送信アプリケーションは、マイクデバイス250またはカメラデバイス240の割り込み状態と判定する。そのため、通信デバイス260は、記憶デバイス220に記憶されている代替映像情報又は代替音声情報をサーバ120へ送信し続ける(S460)。この場合、映像送信処理および音声送信処理は、割り込み接続維持部の通信動作によっておこなわれる。
次にユーザが通話を終了する(S470)。通話が終了すると、携帯端末100のストリーミング送信アプリケーションは、マイクデバイス250およびカメラデバイス240の割り込み状態でないと判定する。そのため、通信デバイス260は、カメラデバイス240からの映像情報およびマイクデバイス250からの音声情報のサーバ120への送信を再開する(S480)。この場合、映像送信処理および音声送信処理は、通常接続維持部の通信動作によっておこなわれる。
通話アプリケーションによる割り込みのために、カメラデバイス240またはマイクデバイス250からの情報取得ができない間も、割り込み接続維持部の処理により、サーバ120からみると、問題なく通信が継続している。そのため、通常接続維持部の通信動作に切り替わる際に、ネゴシエーション処理(S410)は不要である。
また、通常接続維持部の送信処理に切り替わった後の1回目の通信において、エンコード処理(図4のS220および図5のS320)に用いるデータ送信量は、割り込み接続維持部の送信処理の最後の通信時に算出したデータ送信量を用いる。これにより割り込み完了後のストリーミング送信を映像情報及び音声情報の送信可能な最高品質のエンコード設定で即座に送信再開できる。
[3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、携帯端末100は割り込みの発生にあっても、再びネゴシエーション処理を伴うことなく、即座に通常の通信を再開することができる。また通常のストリーミング送信の再開の際にも、最高品質のエンコード設定を即座に利用することができるためユーザの使い勝手が向上する。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
実施の形態1においては、携帯端末100がサーバ120に対してストリーミング送信中に、電話機130による通話着信が発生し、カメラデバイス240およびマイクデバイス250に割り込みが発生する場合を説明した。割り込みは、カメラデバイス240またはマイクデバイス250の一方にのみ発生する場合であってもよい。したがって、割り込みは通話着信に限定されない。たとえば携帯端末上で指定時刻になったことを示すアラームを設定していた場合、ストリーミング送信中に指定時刻になると、アラームが鳴動する。このときマイクデバイス250からの音声情報がストリーミングにより送信されるのは著しく相応しくないため、マイクデバイス250の割り込み状態と判断しても良い。
実施の形態1においては、割り込みが発生したことがアプリケーションから判定できるものとして説明した。割り込み状態そのものが、アプリケーションから取得できるか否かは、携帯端末のOSの仕様に依存する。本開示における割り込み発生の判定は、センサーデバイスから有効な情報が取得できるかどうかにより行うことができればよい。したがって、割り込み状態そのものの取得の代わりに、一定時間センサーデバイスから有効な情報を取得できないことをもって、割り込み状態と判定してもよい。
実施の形態1においては、映像情報および音声情報のストリーミング送信をおこなう場合を説明した。割り込み発生の判定による割り込み接続維持部の処理は、映像および音声以外の情報に対しても有用である。たとえば、携帯端末の位置情報、傾き情報、温度情報をサーバに継続的に送信する場合に、各種センサーに対する割り込みに対応するために本開示は適用可能である。携帯端末の位置情報、傾き情報、温度情報は、機器の内部の情報の一例である。さらに携帯端末自身に搭載されているセンサーではなく、携帯端末に外部デバイスをUSB接続などを用いて接続した場合、この外部デバイスであるセンサーに対して割り込み状態が生じる場合にも、同様の実施が可能である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、割り込みによりセンサーデバイスからの情報取得が不可能になるストリーミング装置に適用可能である。具体的には、スマートフォンなどに、本開示は適用可能である。
100 携帯端末
110 通信回線網
120 サーバ
130 電話機
210,320 CPU
220,330 記憶デバイス
230,340 入力デバイス
240 カメラデバイス
250 マイクデバイス
260,310 通信デバイス
270,350 ディスプレイデバイス
280,360 スピーカデバイス

Claims (6)

  1. 機器の内外の情報を取得するセンサーと、
    前記センサーからの情報を通信回線網を介して繋がるサーバへ送信するための接続を維持する接続維持部と、を備える情報通信機器において、
    前記接続維持部には、
    前記センサーからの情報を前記サーバへ送信する通常接続維持部、及び、
    前記センサーからの情報以外のデータを前記サーバへ送信する割り込み接続維持部が、含まれ、
    前記通常接続維持部による前記センサーからの情報の前記サーバへの継続的な送信中に、前記センサーからの情報の前記継続的な送信が不可能になった場合、前記割り込み接続維持部が前記センサーからの情報以外の前記データを前記サーバに対して送信することにより、前記接続維持部は前記接続を維持する、
    情報通信機器。
  2. 請求項1に記載の情報通信機器において、
    前記継続的な送信によって送信される前記センサーからの情報の前記接続維持部による取得が一定時間できない場合に、前記割り込み接続維持部が前記センサーからの情報以外の前記データを前記サーバに対して送信する、
    情報通信機器。
  3. 請求項1又は2に記載の情報通信機器において、
    前記センサーはカメラデバイスであり、
    前記情報は前記カメラデバイスからの映像情報である、
    情報通信機器。
  4. 請求項1又は2に記載の情報通信機器において、
    前記センサーはマイクデバイスであり、
    前記情報は前記マイクデバイスからの音声情報である、
    情報通信機器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の情報通信機器において、
    前記接続維持部は、前記センサーと前記サーバとの通信帯域を検出し、
    前記通信帯域の検出結果に基づいて、前記割り込み接続維持部のデータ送信量を決定し、
    前記継続的な送信に対応する前記センサーからの情報の前記接続維持部による取得が可能になった時には、前記データ送信量に基づいて前記通常接続維持部のデータ送信量を決定する、
    情報通信機器。
  6. 機器の内外の情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得される情報を、通信回線網を介して繋がるサーバへ送信するための接続を維持する接続維持ステップと、を備える情報通信方法において、
    前記接続維持ステップには、
    前記取得ステップで取得される前記情報を前記サーバへ継続的に送信する通常接続維持ステップ、及び、
    前記取得ステップで取得される前記情報以外のデータを前記サーバへ送信する割り込み接続維持ステップが、含まれ、
    前記通常接続維持ステップにおいて、前記取得ステップで取得される前記情報の継続的な送信が不可能になった場合、前記割り込み接続維持ステップによって前記取得ステップで取得される前記情報以外の前記データを前記サーバに対して送信することにより、前記接続維持ステップにおける前記接続を維持する、
    情報通信方法。
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