JP4996552B2 - ミラーベース - Google Patents

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本発明は、自動車の車体の側面に設けられアウターミラーを支持するミラーベースに関する。
自動車の車体の側面に設けられアウターミラーを支持するミラーベースは、車体に固定される基部と、基部から外側に延出する張出部とを備えており、張出部にアウターミラーを固定するようにした構成が多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたミラーベースでは、基部の表面から張出部が水平方向に張り出して形成されていた。
特開2003−48485号公報
近年、アウターミラーの多機能化によって、アウターミラーに、電動格納ユニットやアクチュエータの他に、ターンランプやカメラを搭載する場合が多くなっており、アウターミラーが重量化している。そのため、ミラーベースの剛性の向上が求められている。その一方で、燃費向上のために、車体重量の軽減が求められており、ミラーベースの軽量化も求められている。
そこで本発明は、前記の問題を解決すべく案出されたものであって、軽量で剛性の高いミラーベースを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために創案された請求項1に係る発明は、自動車の車体の側面に設けられアウターミラーを支持するミラーベースにおいて、車体に固定される基部から外側に延出する筒状部が形成され、前記筒状部の先端に仕切板が形成され、前記筒状部の先端に、さらに外側に張り出す張出部が一体的に形成されており、前記筒状部の上側表面と前記張出部の上側表面とが面一に形成され、前記アウターミラーの回動をガイドするためのガイド部の一部が、前記筒状部の上側表面に形成され、残部が前記張出部の上側表面に形成されていることを特徴とするミラーベースである。
このような構成によれば、基部に筒状部を形成してその先端に仕切板を形成し、さらに張出部を一体的に形成したことによって、軽量かつ簡単な構成で応力がかかる張出部の基端部部分の耐力を高めることができる。また、張出部の上側表面で支持するアウターミラーの荷重によって発生するモーメント力を、筒状部および仕切板の上面から下方にかけて分散して支持することができるので、構造的に有利になる。
本発明によれば、軽量で剛性の高いミラーベースを提供することができるといった優れた効果を発揮する。
次に、本発明に係るミラーベースを実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るミラーベースを後方から見た斜視図、図2は本実施形態に係るミラーベースを外側斜め後方から見た斜視図、図3は本実施形態に係るミラーベースを車体側から見た斜視図、図4は本実施形態に係るミラーベースを前方斜め下側から見た斜視図、図5は図3のv−v線断面図、図6は図1のvi−vi線断面図、図7は図5のvii−vii線断面図である。なお、図6は、図1に示したvi−vi線で切った断面図であって、図1の紙面奥側が図6の左側に位置するように図示している。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るミラーベース1は、自動車の車体の側面に設けられアウターミラー2を支持するものであって、例えばフロントサイドドアの前端の三角コーナー部(図示せず)に固定されるようになっている。ミラーベース1は、例えば合成樹脂から構成されており、車体に固定される板状の基部10と、この基部10の下部から外側に張り出す張出部30とを備えている。基部10と張出部30とは、例えば射出成型によって一体成型されている。
図1に示すように、基部10は、ミラーベース1を車体へ固定した状態で、車両の側面に沿うように上部が車両側内方に傾斜するように形成されている。基部10は、三角コーナー部の形状に合わせて側面視三角形を呈している。なお、基部10の形状は、三角形に限定されるものではなく、車体への取付部分の形状に応じて決定するようにすればよい。
図3に示すように、基部10の内側(車体側)には、ミラーベース1を車体に固定するためのボルト(図示せず)が螺入されるボス部13が形成されている。ボス部13は、三箇所に形成されており、基部10の外形の三角形よりも小さい概ね相似形の三角形の頂角部分に配置されて構成されている。ボス部13は、基部10に対して直交する方向に延出して形成されている。三つのボス部13,13,13のうち、下側に位置する二つのボス部13,13は、その基端部が後記する筒状部11の上側表面11aと同じ高さに位置するように形成されており、そのうちの下側後方に位置するボス部13は、筒状部11の上側表面11aの裏面11a’から一体的に延出して形成されている(図5参照)。隣り合うボス部13,13,13間には、補強リブ14,14,14がそれぞれ架け渡されて立設されている。下側に位置する二つのボス部13,13間に形成された補強リブ14には、切欠部15が形成されており、アウターミラー2(図1参照)からのワイヤーハーネス(図示せず)の配線スペースが形成されている。下側後方に位置するボス部13は、張出部30に最も近い位置に設けられており、アウターミラー2の荷重を最も多く受けるため、その周囲では、補強リブ14が他の部分よりも肉厚で形成されており、また、その他にも肉厚の補強リブ16が放射状に複数形成されている。
図1乃至図4に示すように、基部10の外側には、その高さ方向中央部のやや下側で後方寄りの位置に、外側に延出する筒状部11が形成されており、その筒状部11の先端に、仕切板12(図2では図示せず)が形成されている。筒状部11は、断面四角形を呈しており、上側表面11a、底面11b、前側面11cおよび後側面11dを備えている。筒状部11は、ミラーベース1を車体へ固定した状態で、上側表面11aが水平になり、底面11bが外側斜め上方に傾斜するように形成されており、先端側に向かうに連れて窄むように構成されている(図5参照)。筒状部11は、基部10の外表面10aと一体的に形成されており、車体側基端部は開口している(図3、図5および図6参照)。筒状部11の上側表面11aは、湾曲部18を介して、外表面10aから段差を有さず連続的に構成されている。湾曲部18は、筒状部11の前方まで延出して形成されており、筒状部11の前側面11cも、湾曲部18を介して、基部10の外表面10aから段差を有さず連続的に構成されている(図4および図6参照)。筒状部11の後側面11dは、基部10の後端ラインと略面一に構成されている。
図3乃至図5に示すように、仕切板12は、筒状部11の先端を覆うように、上側表面11a、底面11b、前側面11cおよび後側面11dに繋がって連続的に形成されている。仕切板12は、筒状部11の上側表面11aに直交する方向に延出しており、ミラーベース1を車体へ固定した状態で、垂直になるように形成されている。仕切板12には、貫通孔17(図3および図4参照)が形成されており、アウターミラー2(図1参照)からのワイヤーハーネス(図示せず)が挿通されるようになっている。
図1および図2に示すように、張出部30は、ミラーベース1を車体へ固定した状態で、上側表面30aが水平となり、その上側表面30aが筒状部11の上側表面11aと面一になるように形成されている。また、張出部30は、前方または後方から見た形状が基部10側から先端部に向かうに連れて細くなる三角形状を呈している。張出部30の上側表面30aには、アウターミラー2を回動可能に支持するシャフト(図示せず)を固定するための取付穴31が凹設されている。取付穴31の底面には、アウターミラー2からのワイヤーハーネス(図示せず)が挿通される貫通孔32が形成されている(図4および図5参照)。なお、ワイヤーハーネスは、取付穴31の底面の貫通孔32から、仕切板12の貫通孔17を通して車体側に引き出される。
また、図4に示すように、取付穴31の底面には、シャフトを固定するためのボルトが螺合するボルト孔34が複数(本実施形態では三つ)形成されている(図4では二つのみ図示)。張出部30は底部が開口しており、この開口部分には図示しないカバー部材が装着される。張出部30の内部には、一対の補強リブ33,33が、取付穴31を挟むように形成されている。補強リブ33,33は、張出部30の張出方向に延出して形成されており、その基端部は仕切板12の表面と一体的に繋がっている。取付穴31の底面に形成されたボルト孔34の近傍の補強リブ33には、円弧部33aが形成されている。円弧部33aは、ボルト孔34を取り囲むように配置されており、ボルトの回転スペースを確保するようになっている。図1および図2に示すように、張出部30の上側表面30aには、アウターミラー2の回動をガイドするとともに所定位置で停止させるための円弧状のガイド部35が上側表面30aに直交して立設されている。
以上のような構成のミラーベース1によれば、従来は平面的であった基部10に筒状部11を形成したことによって、基部10にかかる応力に対して立体的に対抗することができ、基部10の耐力を高めることができる。特に、筒状部11は、基部10に対して所定の角度で交差するように配置・形成されているので、ねじれに対する耐力を高めることができる。
さらに、筒状部11の先端には仕切板12が一体的に形成されているので、筒状部11の断面方向に変形し難くなり、その耐力を高めることができるので、基部10およびミラーベース1全体の耐力を高めることができる。
そして、筒状部11および仕切板12の外側に、張出部30を一体的に形成したことによって、多くの応力がかかる張出部30の基端部部分(仕切板12部分)が、補強されて耐力が高められた部分となる。したがって、張出部30にかかるアウターミラー2の荷重やアウターミラー2にかかる風圧等を耐力が高められた筒状部11と仕切板12で支持できるので、アウターミラー2の重量化や大型化に対応することができる。また、筒状部11および仕切板12によって基部10に箱状部分を一体的に形成したことで、比較的簡単な構成で効率的に耐力を高めることができるとともに、ミラーベース1の軽量化を図ることができる。
特に、筒状部11の上側表面11aと、張出部30の上側表面30aとを面一に形成したことによって、張出部30の上側表面30aで支持するアウターミラー2の荷重によって発生するモーメント力を、筒状部11および仕切板12の上面から下方にかけて分散して支持することができるので、構造的に有利になる。
また、下側後方に位置するボス部13は、その基端部が、筒状部11の上側表面11aの裏面11a’に一体的に形成されているので、アウターミラー2の荷重等の応力の一部を、耐力が高い筒状部11を介して車体側に伝達できるので、構造的に有利になる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、筒状部11の車体側基端部は開口して形成されているが、これに限定されるものではなく、車体側基端部にも仕切板を形成するようにしてもよい。この場合、仕切板にも、アウターミラー2からのワイヤーハーネス(図示せず)が挿通する貫通孔を形成しておく。
また、本実施形態では、筒状部11は断面四角形状に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、多角形状、円形状あるいは楕円形状の他の形状であっても構わない。
本実施形態に係るミラーベースを後方から見た斜視図である。 本実施形態に係るミラーベースを外側斜め後方から見た斜視図である。 本実施形態に係るミラーベースを車体側から見た斜視図である。 本実施形態に係るミラーベースを前方斜め下側から見た斜視図である。 図3のv−v線断面図である。 図1のvi−vi線断面図である。 図5のvii−vii線断面図である。
符号の説明
1 ミラーベース
2 アウターミラー
10 基部
11 筒状部
11a (筒状部の)上側表面
12 仕切板
30 張出部
30a (張出部の)上側表面

Claims (1)

  1. 自動車の車体の側面に設けられアウターミラーを支持するミラーベースにおいて、
    車体に固定される基部から外側に延出する筒状部が形成され、前記筒状部の先端に仕切板が形成され、
    前記筒状部の先端に、さらに外側に張り出す張出部が一体的に形成されており、
    前記筒状部の上側表面と前記張出部の上側表面とが面一に形成され、
    前記アウターミラーの回動をガイドするためのガイド部の一部が、前記筒状部の上側表面に形成され、残部が前記張出部の上側表面に形成されている
    ことを特徴とするミラーベース。
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