JP4994711B2 - エレベータの荷重検出装置 - Google Patents
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Description
これに対して、このようなエレベータの綱止部に取り付けられる上記のような従来のエレベータの秤装置では、ワイヤーロープの引き回し位置及び検出板の取り付け位置を調整することによって、シャックルロッド毎の変位量のばらつきによる検出板の傾きにより生じるかごの荷重の検出誤差を減少させている。
しかしながら、上記のような従来のエレベータの秤装置を、改修により既設の綱止部に取り付ける場合、シャックルロッドの変位量のばらつきを考慮するために、各部材の厳密な位置合わせを行う必要があり、シャックルロッドに掛かる主索の張力を抜く必要がある。そして、主索の張力を抜くには、昇降路の側壁部又は天井部にかごを直接吊り下げるかご吊り作業が必要となっており、エレベータの改修の作業効率が著しく低下していた。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による1:1ローピングのエレベータを示す正面図である。
図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3及びそらせ車4が設けられている。巻上機3のシーブとそらせ車4には、主索としての複数の主ロープ5が巻き掛けられている。主ロープ5には、かご6及び釣合おもり7が吊り下げられている。かご6及び釣合おもり7は、巻上機3の駆動力により昇降路1内を昇降される。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、1:1ローピングのエレベータの第1の綱止部13aに荷重検出装置本体20が適用されていたが、実施の形態2では、2:1ローピングのエレベータの第1の綱止部13aに荷重検出装置本体20が適用されている。図4は、実施の形態2による2:1ローピングのエレベータを示す正面図である。
次に、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態1,2では、主ロープ5及びシャックルロッド15の本数が3本であり、3つの挿通孔24aが検出板24に設けられていたが、実施の形態3では、主ロープ5及びシャックルロッド15の本数が4本であり、4つの挿通孔24aが検出板24に設けられている。なお、図5は、実施の形態3による検出板24を示す正面図である。他の構成及び動作は実施の形態1,2と同様である。
次に、この発明の実施の形態4について説明する。実施の形態3では、主ロープ5及びシャックルロッド15の本数が4本であり、4つの挿通孔24aが検出板24に設けられていたが、実施の形態4では、主ロープ5の本数が6本であり、6つの挿通孔24aが検出板24に設けられている。他の構成及び動作は実施の形態3と同様である。なお、図6は、実施の形態4による検出板24を示す正面図である。
次に、この発明の実施の形態5について説明する。実施の形態1〜4の検出板24では、複数の挿通孔24aが設けられていたが、実施の形態5の検出板24では、一対の長孔24cが設けられている。また、実施の形態1〜4では、検出板24と複数の検出ばね23とが互いに当接していたが、実施の形態5では、検出板24と複数の検出ばね23との間には、キャップ部材としてのばねキャップ40が介在している。図7は、実施の形態5による検出板40を示す正面図である。図8は、図7の検出板40に検出ばね23及びばねキャップ40を取り付けた状態を示す正面図である。図9は、図8のIX−IX線に沿う断面図である。
次に、この発明の実施の形態6について説明する。実施の形態1では変位検出手段として距離センサ28を用いたが、実施の形態6では変位検出手段として差動トランス51を用いる。図10は、この発明の実施の形態6によるエレベータの荷重検出装置を示す正面図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う断面図である。図において、綱止金14には、L字状のトランス取付部材50が取り付けられている。トランス取付部材50には、複数のコイルを有する差動トランス51が取り付けられている。検出板40の差動トランス51に対応する位置には、測定子としての測定軸(可動鉄心)52が綱止金14方向に向けて立設されている。
次に、この発明の実施の形態7について説明する。実施の形態6では、変位検出手段として差動トランス51を用いたが、実施の形態7では変位検出手段として複数のマイクロスイッチ61〜63を用いる。図12は、実施の形態7によるエレベータの荷重検出装置を示す正面図である。図13は、図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
Claims (6)
- かごの荷重を受ける綱止部に取り付けられた綱止金に対して平行に設けられ、上下動可能な検出板、
複数の主索の端部にそれぞれ接続され上記綱止金を貫通する複数のシャックルロッドの上記かごの荷重による変位を、それぞれ上記検出板に伝える複数の検出用弾性体、
上記検出板を上記綱止金側へ付勢する押上用弾性体、
上記綱止金に対して平行になるように上記検出板の上下動を案内するガイド部、及び
上記検出板の上下動による変位を検出する変位検出手段
を備え、
上記ガイド部は、上記検出板を上記綱止金に対して平行に上下動させる少なくとも3本のガイド軸である、
ことを特徴とするエレベータの荷重検出装置。 - 上記シャックルロッド及び上記検出板を覆うように上記綱止金に設けられ、上記綱止金に対して平行な底面部を有するケース
をさらに備え、
上記検出用弾性体は、上記シャックルロッドの反主索側の一部を囲繞するシャックルばねのばね座の反主索側と上記検出板との間に設けられており、
上記押上用弾性体は、上記検出板と上記底面部との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの荷重検出装置。 - 上記検出用弾性体の上記検出板側の端部には、嵌入部を有するキャップ部材が取り付けられており、
上記検出板には、上記嵌入部に嵌入される複数の嵌入孔を形成する長孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの荷重検出装置。 - 上記変位検出手段は、上記検出板までの距離を測定する非接触式の距離センサであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータの荷重検出装置。
- 上記変位検出手段は、上記検出板に接続された測定子から上記検出板の変位を受ける差動トランスであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータの荷重検出装置。
- 上記変位検出手段は、上記検出板に設けられた操作子により操作される接点式スイッチであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータの荷重検出装置。
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