JP4992267B2 - 走行装置 - Google Patents
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Description
前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度と、前記車両の車体速度から求めた前記車輪の回転速度である推定車輪速度と、の偏差であることを特徴とする。
図6は、この実施形態に係る制振制御における車輪速度変動成分の抽出手順を示すフローチャートである。図7−1は、バンドパスフィルタを用いた車輪速度変動成分の抽出を示す機能ブロック図である。図7−2は、推定車輪速度等を用いた場合車輪速度変動成分の抽出を示す機能ブロック図である。図8−1、図8−2は、車輪速度変動成分を抽出する際に用いる重み係数を決定するためのデータマップを示す説明図である。
ΔΩi=a×ΔVi+(1−a)×{b×(Vi−Vmi)+(1−b)×(Vi−Vgi)}・・・(1)
ここで、重み係数aは、車体速度Vcに応じて0〜1まで変化し、また、重み係数bは、操舵角度θとヨーレートYとに応じて0〜1まで変化する。なお、重み係数bは、操舵角度θとヨーレートYとに加え、さらに左右方向、すなわち車両1の進行方向と直交する方向における加速度Gyに応じて変化させてもよい。
(Ji+Mi×ri2)ωi'=Ti・・・(2)
ωi={1/(Ji+Mi×ri2)}×∫Tidt・・・(3)
ここで、Jiは車輪の慣性質量、Miは車輪の接地荷重、ωiは車輪の回転角速度、rは車輪の動荷重半径、Tiは車輪の駆動トルクである。
ΔΩi={1/(Ji+Mi×ri2)}×∫FsidF・・・(4)
Fsi=(Ji+Mi×ri2)×ΔΩi'・・・(5)
したがって、付与トルクFsiは、式(4)を微分して求めたΔΩi'を、式(5)の右辺に代入することによって求めることができる(図10−2に示す処理ブロック参照)。そして、求めた付与トルクFsiを制御対象の車輪に付与するフィードフォワード制御を行う。なお、この場合の車輪速度変動成分ΔΩiは、回転角速度(rad/sec.)である。
図16は、この実施形態の変形例に係る走行装置を示す説明図である。図17は、この実施形態の変形例の制振制御に用いるデータマップの一例を示す説明図である。この走行装置101では、懸架装置が備える減衰力発生手段であるダンパー70の減衰係数ηを変更することにより減衰力を変更することができる。上記実施形態に係る走行装置100(図1参照)では、電動機Mの駆動力を車輪Wの振動抑制手段として、車輪速度変動成分を打ち消すように駆動トルクを付与した。この実施形態では、減衰力発生手段であるダンパー70を振動抑制手段とし、車輪速度変動成分に応じてダンパー70の減衰係数ηを変更し、ダンパー70の減衰力を変化させる。
2L 左側前輪 2R 右側前輪
3L 左側後輪
3R 右側後輪
10R 右前側電動機
10L 左前側電動機
11R 右後側電動機
11L 左後側電動機
30 駆動制御装置
31 運転条件判定部
32 車輪速度変動演算部
33 駆動トルク演算部
40R 右前側電動機用レゾルバ
40L 左前側電動機用レゾルバ
41R 右後側電動機用レゾルバ
41L 左後側電動機用レゾルバ
42 アクセル開度センサ
43 ヨーセンサ
44 車速センサ
45 操舵角センサ
50 ECU
70 ダンパー
71 減衰力調整用アクチュエータ
100、101 走行装置
Claims (16)
- 懸架装置を介して車両に支持される車輪の回転速度を検出する車輪速度検出手段と、
前記車輪の回転速度の変動に基づき、前記車輪の回転速度の変動を抑制する駆動トルクを前記車輪に付与することにより前記懸架装置のばね下の上下振動を抑制する振動抑制手段と、
前記車輪の回転速度の変動を抽出する駆動制御装置と、を含み、
前記駆動制御装置は、
前記車輪の慣性質量をJiとし、前記車輪の接地荷重をMiとし、前記車輪の回転角速度をωiとし、前記車輪の回転角速度を時間で微分した前記車輪の回転角加速度をωi'とし、前記車輪の動荷重半径をriとし、前記車輪の駆動トルクをTiとすると、
(Ji+Mi×ri 2 )ωi'=Ti、と表される運動方程式を用いて、前記車輪の回転角加速度ωiを前記駆動制御装置が抽出した前記車輪の回転速度の変動として、前記車輪の駆動トルクTiを求め、この求めた駆動トルクTiを、前記車輪の回転速度の変動を抑制する駆動トルクとして前記車輪に付与することを特徴とする走行装置。 - 前記車輪の回転速度の変動は、
前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度から抽出され、かつ前記ばね下の共振周波数を中心とした所定の周波数帯域における前記車輪の回転速度の周波数成分であることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。 - 前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度から、前記所定の周波数帯域における前記車輪の回転速度の周波数成分を、フィルタ手段により抽出することを特徴とする請求項2に記載の走行装置。
- 前記車輪の回転速度の変動は、
前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度と、前記車両の車体速度から求めた前記車輪の回転速度である推定車輪速度と、の偏差であることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。 - 前記車輪の回転速度の変動は、
前記車輪速度検出手段が検出した現在における前記車輪の回転速度と、現在以前の所定期間内において前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度の平均値である平均車輪速度と、の偏差であることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。 - 前記車輪の回転速度の変動を、
前記車両の直進時においては、前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度と、前記車両の車体速度から求めた前記車輪の回転速度である推定車輪速度と、の偏差とし、
前記車両の旋回中においては、前記車輪速度検出手段が検出した現在における前記車輪の回転速度と、現在以前の所定期間内において前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度の平均値である平均車輪速度と、の偏差とすることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。 - 前記車輪の回転速度の変動は、
前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度から抽出され、かつ前記ばね下の共振周波数を中心とした所定の周波数帯域における前記車輪の回転速度の周波数成分と、
前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度と、前記車両の車体速度から求めた前記車輪の回転速度である推定車輪速度と、の偏差と、
前記車輪速度検出手段が検出した現在における前記車輪の回転速度と、現在以前の所定期間内において前記車輪速度検出手段が検出した前記車輪の回転速度の平均値である平均車輪速度と、の偏差とに、それぞれ所定の重み付けをしてから加算したものであることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。 - 前記所定の重み付けは、前記車両の車体速度、及び前記車両の旋回に関するパラメータに基づいて決定されることを特徴とする請求項7に記載の走行装置。
- 前記車両の旋回に関するパラメータは、少なくとも前記車両の操舵角度及び前記車両のヨーレートであることを特徴とする請求項8に記載の走行装置。
- 前記車輪のロック防止制御又は前記車輪の駆動力制御のうち少なくとも一方を実行している場合には、前記振動抑制手段によるばね下の上下振動の抑制を停止することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の走行装置。
- 前記車輪の回転速度の変動を抑制する駆動トルクを前記車輪に付与する前後において、前記車輪に付与する最終的な駆動トルクが反転する場合には、前記車輪に付与する最終的な駆動トルクを修正することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の走行装置。
- 前記車輪に付与する最終的な駆動トルクが反転する場合には、前記車輪に付与する最終的な駆動トルクを0にすることを特徴とする請求項11に記載の走行装置。
- 前記車輪に付与する最終的な駆動トルクが反転する前後における所定のトルクの範囲内では、前記車輪に付与する最終的な駆動トルクの変化率を前記所定のトルクの範囲外における変化率よりも小さくすることを特徴とする請求項11に記載の走行装置。
- 前記車輪を駆動するために要求される駆動トルクが所定の閾値よりも小さい場合には、前記車輪に付与する最終的な駆動トルクを0にすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の走行装置。
- 前記車輪の回転速度の変動が所定の条件を満たした場合に、前記振動抑制手段が作動することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の走行装置。
- 前記車輪の回転速度の変動が、所定の回数連続して予め定めた閾値を超えた場合、又は前記車輪の回転速度の変動の絶対値を積算した値が、予め定めた所定の閾値を超えた場合には、前記振動抑制手段が作動することを特徴とする請求項15に記載の走行装置。
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