JP4991800B2 - 球受け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、島設備から遊技球を受けて遊技機に供給するための球受け装置に関するものである。
島設備は、パチンコ遊技機を複数並設させるとともに、各パチンコ遊技機に遊技球を供給するための供給樋等が内部に延設されている。かかる供給樋と各パチンコ遊技機との間には、フレキシブルチューブ等から成る供給管が介在しているとともに、当該フレキシブルチューブのパチンコ遊技機側(パチンコ遊技機背面のタンク近傍)には島設備から遊技球を受けて当該パチンコ遊技機に供給するための球受け装置が接続されている。
この球受け装置は、従来より島設備内における柱や梁等にビスや蝶ネジ等で固定されており、例えば特許文献1にて開示されているように、パチンコ遊技機背面に配設されたタンクと当接して押圧操作可能とされた操作レバーと、操作レバーの動作と連動し、操作レバーが押圧操作された状態にあるとき遊技球の遊技機に対する通路を開放して当該遊技球の供給を可能とし得るストッパ手段と、操作レバーの動作と連動し、操作レバーが押圧操作された状態にあるとき、遊技機背面のタンク内まで揺動して遊技球を供給し得る状態とされる遊技球供給部位とを有していた。
特開2007−125443号公報
しかしながら、上記従来の球受け装置においては、操作レバーが所定部位に形成された軸を中心として揺動し得るものとされていたので、遊技機と共にタンクが後方へ移動する過程で操作レバーの当該タンクとの当接部位が変化してしまい、押圧操作が不安定となる虞があった。また、操作レバーの操作に伴って遊技球供給部位が所定部位に形成された軸を中心として揺動し得る構成とされていたので、遊技球供給部位の移動量を大きく設定せざるを得ないという問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遊技機背面のタンクに対する操作レバーの当接を良好に行わせることができ、且つ、操作レバーの動作に伴う遊技球供給部位の移動量を小さくさせることができる球受け装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、島設備に対して遊技機を閉状態とする過程で当該遊技機背面のタンクと当接しつつ押圧操作可能とされた操作レバーと、該操作レバーが初期状態にあるとき遊技球の遊技機に対する通路を閉塞して当該遊技球の供給を遮断するとともに、前記操作レバーが押圧操作された状態にあるとき遊技球の遊技機に対する通路を開放して当該遊技球の供給を可能とし得るストッパ手段と、前記操作レバーの動作と連動し、前記操作レバーが押圧操作された状態にあるとき、前記遊技機背面のタンクに向かって下降して遊技球を供給し得る状態とされる遊技球供給部位とを具備し、前記島設備から遊技球を受けて遊技機に供給するための球受け装置であって、前記操作レバーを前後方向に略直線的に動作させるとともに、前記遊技球供給部位を当該操作レバーの動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備し、且つ、前記操作レバー、ストッパ手段及び遊技球供給部位が形成され、島設備における前後方向に延設されたスライドレールに沿って摺動可能なベースプレートと、該ベースプレートから延設されて押圧操作過程の前記操作レバーと当接し、前記遊技機の閉方向への動作に追従して当該操作レバーにて押圧されることにより当該ベースプレート全体を後方へ摺動して前後方向の位置決め可能なステー部とを具備したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の球受け装置において、前記ステー部により位置決めされた前記ベースプレートを保持する保持手段を備えたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の球受け装置において、前記遊技機の閉状態から開方向への動作に伴って前記ベースプレート全体を前方へ摺動させて初期位置まで戻す付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、操作レバーを前後方向に略直線的に動作させるとともに、遊技球供給部位を当該操作レバーの動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備したので、遊技機背面のタンクに対する操作レバーの当接を良好に行わせることができ、且つ、操作レバーの動作に伴う遊技球供給部位の移動量を小さくさせることができる。
さらに、操作レバー、ストッパ手段及び遊技球供給部位が形成され、島設備における前後方向に延設されたスライドレールに沿って摺動可能なベースプレートと、該ベースプレートから延設されて押圧操作過程の操作レバーと当接し、遊技機の閉方向への動作に追従して当該操作レバーにて押圧されることにより当該ベースプレート全体を後方へ摺動して前後方向の位置決め可能なステー部とを具備したので、遊技機に対する前後方向の位置決めを自動的に行わせることができる。
請求項の発明によれば、ステー部により位置決めされたベースプレートを保持する保持手段を備えたので、遊技機に対する前後方向の位置決めを自動的に行わせることができるとともに、その位置決め状態を確実に保持させることができる。また、ベースプレートの位置決め状態を保持せず、遊技機の開閉毎に動作するものに比べ、耐久性を向上させ寿命を向上させることができる。
請求項の発明によれば、遊技機の閉状態から開方向への動作に伴ってベースプレート全体を前方へ摺動させて初期位置まで戻す付勢手段を備えたので、遊技機に対する前後方向の位置決めを自動的に行わせることができ、他の種類の遊技機を島設備に設置する際の作業性を向上させることができる。また、ステー部により位置決めされたベースプレートを保持する保持手段を具備したものに比べ、遊技機の開閉動作毎にベースプレート全体を初期位置に戻すよう構成されているので、新台入れ替え時等で多数の遊技機を一斉に交換する際であって他の種類の遊技機を島設備に設置する際の作業性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る球受け装置(操作レバーの動作前)を示す正面図 同球受け装置(操作レバーの動作後)を示す正面図 同球受け装置(前後方向の位置決め後)を示す正面図 図1におけるIV−IV線断面図 同球受け装置におけるベースプレートの背面図 同球受け装置における平行リンク機構(動作前)を示す模式図 同球受け装置における平行リンク機構(動作後)を示す模式図 同球受け装置における保持手段の保持爪と溝との係止状態等を示す図であって、ベースプレートが押圧される過程の保持爪と溝との間の状態を示す模式図 同球受け装置における保持手段の保持爪と溝との係止状態等を示す図であって、操作部を操作する過程の保持爪と溝との間の状態を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る球受け装置(操作レバーの動作前)を示す正面図 同球受け装置におけるベースプレートの背面図 本実施形態の球受け装置が適用された島設備内部の状態を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る球受け装置は、島設備から遊技球を受けて遊技機に供給するためのもので、図12に示すように、島設備内に配設された供給樋14とフレキシブルチューブJ(蛇腹状部材)を介して接続されるとともに、パチンコ遊技機PのタンクT内に供給樋14からの遊技球を供給し得るようになっている。
尚、島設備は、ホール内において複数設置され、それぞれにおいて複数のパチンコ遊技機Pが配設されたものである。各パチンコ遊技機Pは、島設備に対して開閉可能とされており、開放状態ではタンクTが球受け装置と離間した状態とされるとともに、閉状態では島設備に固定された木枠と当接してタンクTに球受け装置が近接し得るようになっている。
本実施形態に係る球受け装置は、図1〜図5に示すように、操作レバー1と、ストッパ手段2と、遊技球供給部位3と、第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5から成るベースプレートと、ステー部5aと、保持手段6とから主に構成されており、島設備内の所定位置(前後方向に延びる梁等における所定部位)に配設されたものである。尚、本明細書においては、図1〜3中左右方向を「前後方向」、紙面上垂直方向を「左右方向」と称する。然るに、本球受け装置における左右方向及び上下方向の位置決めは、汎用の位置決め手段等にてなされるようになっている。
操作レバー1は、島設備に対してパチンコ遊技機Pを閉状態とする過程(木枠に当接させる過程)で当該パチンコ遊技機P背面のタンクTと当接しつつ押圧操作可能とされたものである。即ち、操作レバー1は、パチンコ遊技機Pが閉状態まで動作する過程において、タンクTの外側壁面と当接した後、更に押圧されると、図2に示すように、図中右方向に移動し得るよう構成されているのである。
ストッパ手段2は、操作レバー1が初期状態(図1の状態)にあるとき遊技球のパチンコ遊技機Pに対する通路8(図4参照)を閉塞して当該遊技球の供給を遮断するとともに、操作レバー1が押圧操作された状態にあるとき遊技球のパチンコ遊技機Pに対する通路8を開放して当該遊技球の供給を可能とし得るものである。ストッパ手段2による遊技球の閉塞状態を図6、当該閉塞状態が解除されて遊技球の供給が可能な状態を図7に示す。尚、図中符号Fは、球受け装置全体を島設備内に取り付けるための取付金具を示しており、本実施形態においては、当該取付金具6に突起を一体形成させ、その突起をストッパ手段2としている。
より具体的には、本球受け装置には、図4に示すように、フレキシブルチューブJと接続可能な受入口7が形成されており、かかる受入口7と連通した筒状部材から成る通路8が配設されている。この通路8は、受入口7から受け入れた遊技球を遊技球供給部位3側に通過させ得るもので、図6、7に示すように、軸L1を中心に揺動自在とされるとともに、アーム部8aが延設されている。操作レバー1が押圧操作される前の状態(初期状態)では、図6に示すように、ストッパ手段2が通路8内にあり当該通路8内を閉塞している。
かかるアーム部8aの先端は、操作レバー1の基端部1aと接続されているとともに、接続部位13を介して遊技球供給部位3と接続されている。而して、操作レバー1がタンクTで押圧操作されて図中a方向に移動すると、図7に示すように、通路8が軸L1を中心として揺動し、ストッパ手段2による通路8内の閉塞が解かれ、受入口7から受け入れられた遊技球が通路8を通過して遊技球供給部位3まで至り、そこからタンクT内に順次供給されることとなる。
遊技球供給部位3は、操作レバー1の動作と連動し得る筒状部材から成り、図2に示すように、操作レバー1が押圧操作された状態にあるとき、パチンコ遊技機P背面のタンクT内まで下降して遊技球を供給し得る状態とされるものである。より具体的には、図6、7に示すように、操作レバー1がタンクTで押圧操作されて図中a方向に移動すると、通路8が軸L1を中心に揺動するので、それに伴って遊技球供給部位3が図中b方向に移動し、その先端がタンクT内に至るよう構成されているのである。
然るに、本実施形態においては、操作レバー1を前後方向(図6中a方向)に略直線的に動作させるとともに、遊技球供給部位3を当該操作レバー1の動作に伴って上下方向(図6中b方向)に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備している。具体的には、図6に示すように、通路8におけるアーム部8aの動作に追従する追従リンク11と、接続部位13の動作に追従する追従リンク12とが形成されており、当該追従リンク11の基端11a及び追従リンク12の基端12aが回動軸(平面方向には動作せず固定)とされている。
一方、アーム部の先端8aaと追従リンク11の先端11bは、操作レバー1の基端部1aに対してフリーな状態(平面方向の移動が許容)で軸支されるとともに、接続部位13の先端13aと追従リンク12の先端12bは、遊技球供給部位3の側面に対してフリーな状態(平面方向の移動が許容)で軸支されている。これにより、通路8及び接続部位13と、アーム部8aと、追従リンク11と、追従リンク12とで平行リンク機構を構成しており、操作レバー1の直線状の移動(a方向への直動)に伴い遊技球供給部位3が直線状に移動(b方向への直動)し得るようになっている。
ベースプレートは、操作レバー1、ストッパ手段2及び遊技球供給部位3が形成され、島設備における前後方向に延設されたスライドレールSに沿って摺動可能なもので、本実施形態においては、操作レバー1、ストッパ手段2及び遊技球供給部位3等の構成要素を搭載した第1ベースプレート4と、スライドレールSとスライド自在に嵌合した第2ベースプレート5とから構成されている。これら第1ベースプレート4と第2ベースプレート5とは、図4に示すように、第1ベースプレート4側に形成された複数のボス部4aにネジNを螺合させて一体化されている。
第1ベースプレート4は、操作レバー1、ストッパ手段2及び遊技球供給部位3を配設した板状部材から成るものであり、これら構成要素を一体的に動作させ得るようになっている。かかる第1ベースプレート4には、操作レバー1、ストッパ手段2及び遊技球供給部位3の他、既述した追従リンク11、12、及び作動部9aを有したセンサ9等が形成されている。
このセンサ9は、パチンコ遊技機Pが島設備に対して開放されているとき、作動部9aが追従リンク11と離間して作動しない一方、当該パチンコ遊技機Pが閉状態とされて平行リンク機構が図7の状態とされると、作動部9aが追従リンク11に押圧されて作動し、電気信号を送信し得るようになっており、これによりパチンコ遊技機Pの開閉状態を把握し得るようになっている。
第2ベースプレート5は、図4、5に示すように、縁部に一対の折り曲げ部5bを有した金属性部材から成り、当該折り曲げ部5bがスライドレールSに嵌合することにより、球受け装置全体をスライドレールSに沿って摺動自在としつつ支持されるよう構成されている。かかる第2ベースプレート5の下部からは、一体的に延設されて成るステー部5aが形成されている。
ステー部5aは、ベースプレート(第2ベースプレート5)から延設されて押圧操作過程の操作レバー1と当接し、パチンコ遊技機Pの閉方向への動作に追従して当該操作レバー1にて押圧されることにより当該ベースプレート全体(即ち、球受け装置全体)を後方(図3中右側)へ摺動して前後方向の位置決め可能なものである。
即ち、パチンコ遊技機Pを島設備に対して閉状態とする過程において、タンクTが操作レバー1と当接して押圧操作することにより、ストッパ手段2による遊技球の供給の遮断が解除されつつ遊技球供給部位3がタンクT内に至るとともに、そこから更にパチンコ遊技機Pが後方へ移動すると、操作レバー1がステー部5aを押圧し、スライドレールSに沿って球受け装置全体を同方向へ移動させ得るようになっているのである。然るに、パチンコ遊技機Pが図示しない木枠に当接して閉状態となると、図3に示すように、その状態のタンクTの位置で操作レバー1並びに球受け装置全体が停止することとなり、前後方向の位置決めがなされる。
保持手段6は、上記の如くステー部5aにより位置決めされたベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を保持するためのもので、スライドレールSに複数形成された溝Saのぞれぞれに係止可能な係止爪6aを有するとともに、任意位置の溝Saに当該係止爪6aが係止されることによりベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の位置決め状態が保持されるよう構成されている。
より具体的には、保持爪6aは、図8で示すように、その係止部がテーパ状に形成された可撓性部材(例えば金属板等)から成るものとされ、溝Saに係止した状態(同図(a)参照)からベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)が図中右側(後方)に押圧されると、図中下方へ僅かに撓んでその溝Saとの係止が解かれた後(同図(b)参照)、そのまま押圧方向へ移動し(同図(c)参照)、隣接する溝Sa(後方の溝Sa)に至って再び係止がなされるようになっている(同図(d)参照)。一方、第2ベースプレート5には、図5で示すように、一端をスライドレールSに固定されたコイルスプリング10(付勢手段)の他端が操作部6bを介して接続されて成るものとされ、これによって当該第2ベースプレート5(即ち、ベースプレート全体)は、常時前方に付勢されている。而して、係止爪6aは溝Saの前方側の縁部に常時押圧された状態とされ、同方向への係止が確実に行われるようになっている。
このように、本実施形態に係る係止爪6aは、スライドレールSに対するベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の後方への摺動を許容するとともに、当該スライドレールSに対する当該ベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の前方への摺動を規制すべく任意位置の溝Saに係止可能とされているのである。尚、コイルスプリング10に代えて、汎用的な他の付勢手段(板バネ等)とすることができる。
また、保持手段6は、図1〜3及び図5で示すように、第2ベースプレート5に形成された軸L2を中心に揺動可能な操作部6bを有しており、当該操作部6bの一部に係止爪6aが形成されているとともに、コイルスプリング10の他端が接続されている。これにより、係止爪6aは、コイルスプリング10の付勢力にてスライドレールSの溝Saの縁部(前方側の縁部)に押圧された状態とされて強固に係止されるとともに、操作部6bを揺動操作することにより、スライドレールSの溝Saに対する係止が解かれる方向(図8中下方)に操作可能とされており、係止が解かれるとコイルスプリング10(付勢手段)の付勢力によってベースプレート(球受け装置全体)が初期状態に戻るようになっている。
より具体的には、図9に示すように、溝Saに係止爪6aが係止した状態(同図(a)参照)で操作部6bを軸L2を中心に揺動操作すると、係止爪6aが溝Saから離間して係止が解かれる(同図(b)参照)。その状態にてコイルスプリング10(付勢手段)の付勢力によってベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を図中左側へ移動させ(同図(c)参照)、初期位置に戻った時点で操作部6bに対する揺動操作を止めれば、同図(d)に示すように、その初期位置における溝Saに対して係止爪6aが係止することとなる。
上記実施形態によれば、操作レバー1を前後方向に略直線的に動作させるとともに、遊技球供給部位3を当該操作レバー1の動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備したので、操作レバー1及び遊技球供給部位3が揺動動作するものに比べ、タンクTに対する操作レバー1の当接部位が変化せず安定させて、操作レバー1の操作を良好に行わせることができ、且つ、操作レバー1の動作に伴う遊技球供給部位3の移動量を小さくさせることができる。加えて、本実施形態においては、操作レバー1を前後方向に略直線的に動作させることができるので、前後方向に対する球受け装置の位置決めの際のステー部5aに対する操作レバー1の当接を良好に行わせることができる。
また、パチンコ遊技機Pの閉方向への動作に追従して操作レバー1にて押圧されることによりベースプレート全体(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を後方へ摺動して前後方向の位置決め可能とされ、その位置決めされたベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を保持手段6にて保持可能とされているので、パチンコ遊技機1に対する前後方向の位置決めを自動的に行わせ、その位置決め状態を確実に保持させることができる。
更に、保持手段6は、スライドレールSに複数形成された溝Saのぞれぞれに係止可能な係止爪6aを有するとともに、任意位置の溝Saに当該係止爪6aが係止されることによりベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の位置決め状態が保持されるので、当該ベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の保持を簡易な構成で且つ確実に行わせることができる。
尚、保持手段6によりベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)の位置決め状態が保持されるので、当該ベースプレートの位置決め状態を保持せず、パチンコ遊技機Pの開閉毎に動作するものに比べ、耐久性を向上させ寿命を向上させることができる。
更に、係止爪6aは、スライドレールSに対するベースプレートの後方への摺動を許容するとともに、当該スライドレールSに対する当該ベースプレートの前方への摺動を規制すべく任意位置の溝Saに係止可能とされたので、パチンコ遊技機Pを閉状態とする動作の過程においてスライドレールSに対するベースプレートの摺動をよりスムーズに行わせることができる。
また更に、ベースプレート(第2ベースプレート5)を常時、前方へ付勢する付勢手段(コイルスプリング10)を具備するとともに、係止爪6aは、スライドレールSの溝Saに対する係止が解かれる方向に操作可能とされたので、ベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を初期位置に戻す動作をより簡易且つスムーズに行わせることができる。尚、本実施形態においては、操作部6bの先端にコイルスプリング10の他端が接続されているので、ベースプレートを常時前方へ付勢するとともに、係止爪6aをスライドレールSの溝Saの縁部(前方側の縁部)に押圧された状態として強固な係止を図ることができる。
次に、本発明に係る他の実施形態について説明する。
かかる他の実施形態の球受け装置は、上記実施形態と同様、島設備内に配設された供給樋14とフレキシブルチューブJ(蛇腹状部材)を介して接続されるとともに、パチンコ遊技機PのタンクT内に供給樋14からの遊技球を供給し得るものであり(図12参照)、図10、11に示すように、操作レバー1と、ストッパ手段2と、遊技球供給部位3と、第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5から成るベースプレートと、ステー部5aと、付勢手段としてのコイルスプリング10とから主に構成され、島設備内の所定位置(前後方向に延びる梁等における所定部位)に配設されたものである。
本実施形態においては、ステー部5aにより位置決めされたベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を保持する保持手段6を具備しない点において上記実施形態と異なるものの、他の構成要素については略同一とされている。このように、上記実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付すこととし、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る付勢手段としてのコイルスプリング10は、一端がスライドレールSに固定されるとともに他端がベースプレート(第2ベースプレート5)に固定されたものとされ、パチンコ遊技機Pの閉状態から開方向への動作に伴ってベースプレート全体を前方へ摺動させて初期位置まで戻すよう構成されている。これにより、ステー部5aにより位置決めされたベースプレート(第1ベースプレート4及び第2ベースプレート5)を保持する保持手段を具備したものに比べ、パチンコ遊技機Pの開閉動作毎にベースプレート全体(即ち、球受け装置全体)を初期位置に戻すよう構成されているので、新台入れ替え時等で多数の遊技機を一斉に交換する際であって、他の種類の遊技機を島設備に設置する際の作業性を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機背面のタンクに押圧されて前後方向への位置決めを自動的に行わせるものに限らず、例えば島設備内においてビス等で固定されたものに適用することもできる。即ち、操作レバーを前後方向に略直線的に動作させるとともに、遊技球供給部位を当該操作レバーの動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備したものであれば、上下、左右及び前後方向の位置決めを予め目視で行いつつビス等で固定したものにも適用可能とされるのである。また、実施形態における保持手段6は、ステー部5aにより位置決めされたベースプレートを保持するものであれば足り、他の形態のものに代えてもよい。更に、第1ベースプレート4と第2ベースプレート5とが一体部品にて構成されたものであってもよい。
操作レバーを前後方向に略直線的に動作させるとともに、遊技球供給部位を当該操作レバーの動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備し、且つ、操作レバー、ストッパ手段及び遊技球供給部位が形成され、島設備における前後方向に延設されたスライドレールに沿って摺動可能なベースプレートと、該ベースプレートから延設されて押圧操作過程の操作レバーと当接し、遊技機の閉方向への動作に追従して当該操作レバーにて押圧されることにより当該ベースプレート全体を後方へ摺動して前後方向の位置決め可能なステー部とを具備した球受け装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用できる。
1 操作レバー
2 ストッパ手段
3 遊技球供給部位
4 第1ベースプレート
5 第2ベースプレート
5a ステー部
6 保持手段
6a 係止爪
7 受入口
8 通路
9 センサ
10 コイルスプリング(付勢手段)
11 追従リンク
12 追従リンク
13 接続部位
S スライドレール
Sa 溝
P パチンコ遊技機

Claims (3)

  1. 島設備に対して遊技機を閉状態とする過程で当該遊技機背面のタンクと当接しつつ押圧操作可能とされた操作レバーと、
    該操作レバーが初期状態にあるとき遊技球の遊技機に対する通路を閉塞して当該遊技球の供給を遮断するとともに、前記操作レバーが押圧操作された状態にあるとき遊技球の遊技機に対する通路を開放して当該遊技球の供給を可能とし得るストッパ手段と、
    前記操作レバーの動作と連動し、前記操作レバーが押圧操作された状態にあるとき、前記遊技機背面のタンクに向かって下降して遊技球を供給し得る状態とされる遊技球供給部位と、
    を具備し、前記島設備から遊技球を受けて遊技機に供給するための球受け装置であって、
    前記操作レバーを前後方向に略直線的に動作させるとともに、前記遊技球供給部位を当該操作レバーの動作に伴って上下方向に略直線的に動作させる平行リンク機構を具備し、且つ、
    前記操作レバー、ストッパ手段及び遊技球供給部位が形成され、島設備における前後方向に延設されたスライドレールに沿って摺動可能なベースプレートと、
    該ベースプレートから延設されて押圧操作過程の前記操作レバーと当接し、前記遊技機の閉方向への動作に追従して当該操作レバーにて押圧されることにより当該ベースプレート全体を後方へ摺動して前後方向の位置決め可能なステー部と、
    を具備したことを特徴とする球受け装置。
  2. 前記ステー部により位置決めされた前記ベースプレートを保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項記載の球受け装置。
  3. 前記遊技機の閉状態から開方向への動作に伴って前記ベースプレート全体を前方へ摺動させて初期位置まで戻す付勢手段を備えたことを特徴とする請求項記載の球受け装置。
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