JP2009167619A - 閉扉順位調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉の幅寸法が異なってもアームの角度調整が不要であって且つ、先閉まり側の扉を閉めた状態で後閉まり側の扉のみを開閉させた場合に、衝突音や接触音及び扉の傷つきを抑制して良好な外観も得られる閉扉順位調整装置を提供する。
【解決手段】 両アーム2,3がリンクロッド4で連結されて同じ方向に揺動し、第二のアーム3に当接して該第二のアーム3を突出位置にロックするロック部材50をリンクロッド4に備え、第一のアーム2が突出位置から戻り位置に戻る動作と連動してロック部材50が第二のアーム3から離間して第二のアーム3のロックを解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観音開き式の左右一対の扉が閉扉順位に従って閉じるようにするための閉扉順位調整装置の改良に関するものである。
この種の閉扉順位調整装置としては下記特許文献1,2のようなものが提案されている。前者は、後閉まり側の扉に当接する第2のレバーを突出位置にロックする当たり金具を設けたものであって、先閉まり側の扉に当接する第1のレバーが扉枠側に戻ると連結杆が第1のレバー側に移動して前記当たり金具を回動可能なフリー状態とするものである。そして、当たり金具が回動可能なフリー状態となると、当たり金具による第2のレバーのロックが解除されるため、バネによって突出側に付勢された第2のレバーは後閉まり側の扉に押されながら扉枠へと戻ることとなる。
また、後者は、先閉まり側の扉に当接する第1のアームと後閉まり側の扉に当接する第2のアームとをリンクロッドで連結して両アームが同一方向に連動して揺動する構成であって、第1のアームよりも第2のアームを後閉まり側の扉と大きな角度で当接させることで、後閉まり側の扉が先に閉じることのないようにしたものである。
特許第3414706号公報 特公平6−27448号公報
しかしながら、前者は、先閉まり側の扉を閉めた状態で後閉まり側の扉のみを開閉させる場合、第2のレバーがバネで付勢されて常に突出位置に位置しているため、後閉まり側の扉を閉じる度に該扉が第2のレバーに当接して衝突音が発生することになる。更に、後閉まり側の扉が第2のレバーに当接しながら開閉動作することになるので両者が接触することによる接触音も発生することになると同時に扉にも傷が生じやすくなる。しかも、扉枠から第2のレバーが大きく前方に突出しているので第2のレバーが目立って美観も損なわれる。その一方、後者は、先閉まり側の扉を閉めた状態とすれば第2のアームも扉枠側に戻るので、前者のような衝突音や接触音の発生あるいは扉の傷つきという問題もなく美観も良好となるものの、扉の幅寸法が異なるとそれに合わせて両アームの角度調整が必要になるという問題がある。
そこで本発明は、扉の幅寸法が異なってもアームの角度調整が不要であって且つ、先閉まり側の扉を閉めた状態で後閉まり側の扉のみを開閉させた場合に、衝突音や接触音及び扉の傷つきを抑制して良好な外観も得られる閉扉順位調整装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る閉扉順位調整装置は、扉枠に取り付けられて、上下方向の軸線周りに回動すると共に閉扉方向に付勢された観音開き式扉の閉扉順位を調整する閉扉順位調整装置において、先閉まり側の扉の後面に当接できるように上下方向の軸線まわりに揺動可能に設けられ、扉枠から所定角度前方に回動した突出位置と扉枠側に戻った戻り位置との間を揺動する第一のアームと、後閉まり側の扉の後面に当接できるように上下方向の軸線まわりに揺動可能に設けられ、扉枠から所定角度前方に回動した突出位置と扉枠側に戻った戻り位置との間を揺動する第二のアームと、第一のアームと第二のアームが連動して同じ方向に揺動するように両アームを連結するリンクロッドと、前記第一のアームを直接的又は間接的に突出側に付勢するアーム付勢手段と、第二のアームに当接して該第二のアームを突出位置にロックするロック部材とを備え、第一のアームが突出位置から戻り位置に戻る動作と連動してロック部材が第二のアームから離間して第二のアームのロックを解除するように構成されていることを特徴とする。
該構成の閉扉順位調整装置にあっては、第一のアームと第二のアームがリンクロッドで連結されて両アームが同一方向に揺動するので、先閉まり側の扉が閉じると第一のアームと共に第二のアームも扉枠側に戻ることになる。従って、先閉まり側の扉が閉じた状態で後閉まり側の扉のみが開閉できるように設定した場合、第二のアームは戻り位置にあって扉枠から大きく前方に突出していないのでそれが外部から目立つということがない。また、第二のアームが突出位置には位置していないので、後閉まり側の扉を閉じる場合に第二のアームに後閉まり側の扉が当接しながら閉じていくということがない。しかも、先閉まり側の扉が開いた状態では第一のアームと共に第二のアームも突出位置となり、ロック部材が第二のアームに当接してそれを突出位置にロックする。従って、仮に後閉まり側の扉が先に閉扉しようとしても突出位置にロックされた第二のアームによってその閉扉が阻止される。そして、先閉まり側の扉が第一のアームを押して閉扉すると、ロック部材がそれと連動して第二のアームから離間して第二のアームのロックを解除するので、第二のアームは突出位置から戻り位置へ揺動する。
ここで、例えば、第一のアームが突出位置から戻り位置に戻ったことをセンサで検出してそのセンサからの出力によってロック部材が第二のアームのロックを解除するようにすることもでき、更に、その場合においてロック部材を移動可能に構成すると共に該ロック部材を駆動する駆動手段を設けて、駆動手段がセンサからの出力によってロック部材を第二のアームから離間させるように構成することもできる。このように、第一のアームの揺動動作にロック部材を連動させる構成は種々のものが採用可能であるが、特に、ロック部材がリンクに装着されてリンクと共に移動することにより、第一のアームが突出位置に位置するとロック部材は第二のアームをロックするロック位置となり且つ第一のアームが戻り位置に戻るとロック部材は第二のアームのロックを解除するロック解除位置となることが好ましい。このようにロック部材がリンクロッドに装着された構成とすれば、リンクロッドと共にロック部材を移動させることができてロック部材を駆動させるための別途の駆動手段が不要となるうえに、ロック部材を第一のアームと連動させることも容易となり、構造を簡素化することができるという利点がある。
また、第二のアームには被係止部が設けられ、ロック部材の第二のアーム側には第二のアームをロックするために前記被係止部を係止する係止部が設けられていることが好ましい。ロック部材による第二のアームのロック構成も種々の態様があるが、係止構造とすることにより確実なロック状態が得られる。
またその場合に、第二のアームとリンクロッドの回動連結箇所において、第二のアームとリンクロッドの一方にはリンクロッドの長手方向に伸びる長孔が設けられ他方には該長孔内を移動可能な突起が設けられていることが好ましい。閉扉時に第一のアームが突出位置から戻り位置へと揺動を開始した際に、リンクロッドと共にロック部材も第一のアーム側へ移動するが、長孔の長さ分だけロック部材が第二のアームに対して第一のアーム側に相対移動する。このようにロック部材が先に第一のアーム側に移動するようにすることで、ロック部材の係止部と第二のアームの被係止部との係止状態がスムーズに解除されて第二のアームもスムーズに戻り位置へと回動していくことができる。
また、ロック部材がリンクロッドに対してその長手方向に所定区間スライド可能に設けられ、リンクロッドにはロック部材を第二のアーム側に付勢するロック部材付勢手段が設けられていることが好ましい。閉扉状態から両扉を開いていく際には、閉扉動作とは逆に第二のアームが前方に向かって回動すると同時に、リンクロッドに装着されたロック部材はリンクロッドと共に第二のアーム側に向かって移動する。その際、仮に第二のアーム側に移動するロック部材と前方に回動する第二のアームとが当たって両者が干渉した場合には、ロック部材付勢手段の付勢力に抗して第二のアームがロック部材を押してロック部材を第一のアーム側にスライド移動させるので、第二のアームはロック部材を回避しつつ前方へと回動して突出位置となる。そして、ロック部材はロック部材付勢手段による付勢力によってリンクロッドに対して第二のアーム側に相対移動して元の位置に戻ると共に、リンクロッドと共に第二のアーム側へ移動して、その係止部が第二のアームの被係止部を係止する状態となる。このように、ロック部材がリンクロッドに対してその長手方向に相対移動可能に装着されているので開扉動作において第二のアームがスムーズに前方に回動することができる。しかも、ロック部材付勢手段がロック部材を第二のアーム側に付勢しているので、ロック部材の係止部と第二のアームの被係止部との係止状態が確実に維持される。
以上のように、両アームがリンクロッドで連結されて同じ方向に揺動するので、第一のアームが扉枠側に戻ることで第二のアームも自動的に戻り、従って、後閉まり側の扉のみを開けた場合に、第二のアームが前方に大きく突出せずに美観を損ねるということがない。しかも、後閉まり側の扉のみを開閉させても第二のアームとの衝突音や接触音を抑制でき、扉の傷つきも抑制できる。更には、ロック部材で第二のアームを突出位置にロックするので扉の幅寸法が変わっても両アームを角度調整する必要もなく取り付け作業性に優れる。
以下、本発明に係る閉扉順位調整装置の一実施形態について図1乃至図7を参酌しつつ説明する。
図1乃至図5に本実施形態における開扉順位調整装置を示しており、該装置は、上枠100(扉枠)に取り付けられるベース1と、該ベース1に上下方向の軸線まわりに揺動可能に支持される第一のアーム2及び第二のアーム3と、両アーム2,3が連動して同じ方向に揺動するように両アーム2,3を連結するリンクロッド4とを備えている。
前記ベース1は、全体として角筒状であってその前面には左右一対の開口部1aが形成されている。該ベース1の各開口部1aの内側位置に上下方向に伸びる支軸5がそれぞれ取り付けられ、該支軸5にそれぞれ第一のアーム2と第二のアーム3が回動可能に支持されており、従って、両アーム2,3が前方に回動するとその先端部側は各開口部1aから前方に突出する。このように、両アーム2,3は上枠100に沿って左右に所定距離離間して配置されており、第一のアーム2は先閉まり側の扉101の後方に位置してその後面に当接し、第二のアーム3は召合わせ102aを備えた後閉まり側の扉102の後方に位置してその後面に当接する。そして、両アーム2,3共に、ベース1内(上枠100内)に収納された戻り位置(図2)とそこから所定角度前方に回動した突出位置(図1)との間を揺動する。
第一のアーム2は、支軸5から二方向に伸びた二本の腕部を有して全体として平面視L字状に形成され、突出位置において、第一腕部21はその先端部が上枠100から前方に突出するが、第二腕部22は上枠100内に位置する。具体的には、第一のアーム2は、上下方向に互いに所定間隔離間して平行に配置された上下一対の主部24と該主部24同士を上下に連結する連結部25とから構成されたアーム本体23を備えており、該アーム本体23は、例えば、板金を断面視コの字状に折曲形成することにより上下両主部24と連結部25とが一体的に形成されている。そして、第一腕部21の先端部(即ち第一のアーム2の先端部)には先閉まり側の扉101の後面に当接する当接部としてローラ26が設けられており、該ローラ26は両主部24間に上下方向に設けられたローラ支軸27に回転可能に支持されている。尚、第一のアーム2はバネ28(アーム付勢手段)によりローラ26がベース1から突出する方向に付勢されている。
また、第二のアーム3は、図3のように支軸5から三方向に伸びた三本の腕部を有する全体として平面視Y字状に形成されている。具体的には、前記第一のアーム2におけるアーム本体23と同一形状のアーム本体23を備えて該アーム本体23から二本の腕部即ち第一腕部21と第二腕部22が構成され、残る一本の腕部即ち第三腕部29は別部材から構成されている。但し、三本の腕部を一つの部材から構成することも可能である。尚、第二のアーム3の突出位置において第三腕部29は上枠100内に位置する。また、本実施形態においては、図4のようにアーム本体23の両主部24間に被係止部材30が取り付けられ、アーム本体23から突出する被係止部材30の一部が第三腕部29となっており、また、該第三腕部29が被係止部として構成されている。該第三腕部29は、図3に示すような第二のアーム3の突出位置において、第一のアーム2側に向かって伸びていてその前面29aは第一のアーム2側ほど後方となる傾斜面となっている。尚、第一腕部21の先端部(即ち第二のアーム3の先端部)には後閉まり側の扉102の後面に当接する当接部としてローラ26が設けられており、該ローラ26は両主部24間に上下方向に設けられたローラ支軸27に回転可能に支持されている。
そして、両アーム2,3の互いの第二腕部22同士が前記リンクロッド4で連結されている。即ち、リンクロッド4の一端部は第一のアーム2の第二腕部22に回動可能に連結され、リンクロッド4の他端部は第二のアーム3の第二腕部22に回動可能に連結されており、従って、両アーム2,3はリンクロッド4によって同じ方向に連動して揺動する。かかるリンクロッド4は、上枠100に沿って伸びる棒状であるが、図4及び図5のように、両アーム2,3それぞれの両主部24間に位置すると共に、両主部24間に設けられた上下方向のリンク支軸31により回動可能に支持されている。そして、第一のアーム2とリンクロッド4との回動連結箇所であるリンクロッド4の一端部には丸孔が形成される一方、第二のアーム3とリンクロッド4との回動連結箇所であるリンクロッド4の他端部にはリンクロッド4の長手方向に伸びる長孔40が形成され、該長孔40内を第二のアーム3のリンク支軸31(突起)が係合しつつ相対的に移動することができるようになっている。
また、リンクロッド4には、第一のアーム2と第二のアーム3との間であって且つ第二のアーム3の近傍位置に、第二のアーム3を突出位置にロックするためのロック部材50が装着されている。該ロック部材50の前部領域には第二のアーム3側に向かって伸びる係止部としての係止突起51が突設されている。該係止突起51は、前記第二のアーム3の第三腕部29の前側に位置して該第三腕部29の前面29aに当接し、それによって第二のアーム3は突出位置にロックされる。尚、係止突起51の後面51aは、第二のアーム3の第三腕部29の前面29aに対応して、第一のアーム2側ほど後方となる傾斜面となっている。
また、ロック部材50は、平面視略矩形のブロック体であってその後部領域をリンクロッド4が上枠100に沿って左右に貫通している。尚、ロック部材50の後部領域は後方に開口するスリットが左右方向の全長に亘って形成されていてそのスリット内にリンクロッド4が位置している。また、図5のようにロック部材50の後部領域には上下方向に伸びるロック支軸52(突起)が左右一対設けられ、該ロック支軸52に対応してリンクロッド4にはその長手方向に伸びると共に上下に貫通した長孔53が左右一対形成されていて、該長孔53をロック支軸52が貫通している。従って、長孔53にはロック支軸52が係合した状態にあって且つその長孔53内をロック支軸52がリンクロッド4の長手方向に移動できる。即ち、ロック部材50はこの長孔53のストローク分だけリンクロッド4に対して所定区間その長手方向に沿って相対的にスライド移動できる。また、リンクロッド4には、ロック部材50の第一のアーム2側にロック部材50を第二のアーム3側に付勢するバネ54(ロック部材付勢手段)が装着されており、該バネ54がロック部材50の第一のアーム2側の端面を第二のアーム3側に付勢することで、常時は、図3のようにロック支軸52が長孔53の第二のアーム3側の端部に位置している。
尚、ベース1には、両アーム2,3の突出位置においてロック部材50の前面に当接してロック部材50のそれ以上の前方への移動を阻止するストッパ60と、リンクロッド4の他端部に当接することによってリンクロッド4の第二のアーム3側への移動を阻止して両アーム2,3が突出位置以上に前方に回動しないようにするためのストッパ61も設けられている。
以上のように構成された閉扉順位調整装置は、図1に二点鎖線で示す上枠100に取り付けられて使用されるが、第二のアーム3をロック部材50によって突出位置にロックする構成であるので、扉の幅寸法を変更しても第二のアーム3で後閉まり側の扉102の先閉まりを阻止することができる。
そして、ドアクローザによって閉扉方向に付勢された両扉101,102が図1の状態から順に閉扉していくと、図1の状態から図6(イ)の状態を介して図6(ロ)の状態へと移り、最終的には図2のような全閉の状態となる。第一のアーム2が先閉まり側の扉101に押されて図1に示す突出位置から図2に示す戻り位置まで戻ると、リンクロッド4に装着されたロック部材50は、第一のアーム2と連動して第一のアーム2側に移動して、図1に示すように第二のアーム3をロックするロック位置から図2に示すようなロック解除位置へと自動的に移動する。その際、リンクロッド4と第二のアーム3の回動連結箇所においてリンクロッド4に長孔40が形成されているので、図6(イ)のように、リンクロッド4が第二のアーム3に対して相対的に第一のアーム2側に移動することができる。従って、リンクロッド4に装着されたロック部材50も第二のアーム3に対して相対的に第一のアーム2側に移動することとなる。即ち、第二のアーム3の回動よりも先にロック部材50が移動するので、ロック部材50の係止突起51と第二のアーム3の第三腕部29との係止状態がスムーズに解除される。そして、その係止状態が解除されると、図6(ロ)のように再び第二のアーム3は後閉まり側の扉102に押されて上枠100側に回動し、そのリンク支軸31はリンクロッド4の長孔40の第一のアーム2側の端部に位置する。
一方、図2のような全閉状態から両扉を開いていくと、図2の状態から図7(イ)の状態を介して図7(ロ)の状態へと移り、最終的には図1のように両アーム2,3が共に突出位置に位置する状態となり、それに伴ってロック部材50も自動的にロック解除位置からロック位置へと復帰する。その際、リンクロッド4に対してロック部材50が所定区間相対移動できる構成であるので、図7(イ)のように、第二のアーム3の第三腕部29とロック部材50の係止突起51とが当接すると、ロック部材50は第三腕部29に押されてバネ54の付勢力に抗してリンクロッド4に対して第一のアーム2側に相対移動する。従って、第二のアーム3の第三腕部29はロック部材50の係止突起51を回避しながら後方へとスムーズに回動して、図1に示すようにロック部材50は、その係止突起51が第二のアーム3の第三腕部29の前方に位置するロック位置となる。
また、先閉まり側の扉101を閉じた状態で後閉まり側の扉102のみを開閉させることもあるが、その場合、第二のアーム3が戻り位置にあってベース1内に位置しているので、その第二のアーム3が外部から目立つことがなく優れた美観が得られると共に、開閉動作に伴って第二のアーム3に後閉まり側の扉102が衝突して大きな衝突音が生じたり接触音が生じたりということがなく、また、扉102の後面の傷つきも防止される。
しかも、ロック部材50がリンクロッド4に装着されているので、ロック部材50をロック位置とロック解除位置とに移動させるための別途の駆動手段も不要であり装置を簡素化することができる。更には、第二のアーム3に対してリンクロッド4が相対移動でき、また、リンクロッド4に対してロック部材50が相対移動できるので、扉の開閉に伴って第二のアーム3が揺動する際に、ロック部材50の係止突起51と第二のアーム3の第三腕部29とがこじるようなこともなく、第二のアーム3は突出位置と戻り位置との間をスムーズに揺動でき、ロック部材50もロック位置とロック解除位置との間をスムーズに移動できる。
尚、本実施形態では、リンクロッド4に長孔40を設け、第二のアーム3にリンク支軸31を設けたが、逆にリンクロッド4にリンク支軸31を設け、第二のアーム3に長孔40を設けてもよい。同様に、ロック部材50に長孔52を設けて、リンクロッド4にロック支軸52を設けてもよい。また、ロック部材50がリンクロッド4に対して所定区間スライド可能となる構成として、例えば、ロック部材50に上枠100に沿った貫通孔を形成し、その貫通孔をリンクロッド4が挿通する構成とすることでスライド可能とすることもでき、その他、種々の構成が採用可能である。
また、ロック部材50が第二のアーム3をロックする構成も係止構成以外の種々の構成が採用可能であり、磁気的あるいは電気的なロック構造であってもよい。
更に、ベース1も上述したような角筒状の他、板状やブロック状としてもよく、ベース1自体を省略して両アーム2,3等を上枠100に直接取り付けてもよい。
また、第一のアーム2をバネ28で直接付勢しているが、例えばリンクロッド4をバネで第二のアーム3側に付勢することによって第一のアーム2を間接的に突出側に付勢してもよい。
本発明の一実施形態における閉扉順位調整装置の取り付け状態を示す開扉状態の平面図。 同閉扉順位調整装置の取り付け状態を示す閉扉状態の平面図。 同閉扉順位調整装置の要部拡大図。 図2のP−P線断面図。 図2のQ−Q線断面図。 同閉扉順位調整装置の使用状態を示す平面図であって、(イ)は図1の状態から扉を所定角度閉じた状態、(ロ)は(イ)から更に扉を閉じた状態をそれぞれ示す。 同閉扉順位調整装置の使用状態を示す平面図であって、(イ)は図2の状態から扉を所定角度開いた状態、(ロ)は(イ)から更に扉を開いた状態をそれぞれ示す。
符号の説明
1…ベース、1a…開口部、2…第一のアーム、3…第二のアーム、4…リンクロッド、5…支軸、21…第一腕部、22…第二腕部、23…アーム本体、24…主部、25…連結部、26…ローラ、27…ローラ支軸、28…バネ(アーム付勢手段)、29…第三腕部(被係止部)、29a…前面、30…被係止部材、31…リンク支軸(突起)、40…長孔、50…ロック部材、51…係止突起(係止部)、51a…後面、52…ロック支軸(突起)、53…長孔、54…バネ(ロック部材付勢手段)、60,61…ストッパ、100…上枠(扉枠)、101…先閉まり側の扉、102…後閉まり側の扉、102a…召合わせ

Claims (5)

  1. 扉枠に取り付けられて、上下方向の軸線周りに回動すると共に閉扉方向に付勢された観音開き式扉の閉扉順位を調整する閉扉順位調整装置において、
    先閉まり側の扉の後面に当接できるように上下方向の軸線まわりに揺動可能に設けられ、扉枠から所定角度前方に回動した突出位置と扉枠側に戻った戻り位置との間を揺動する第一のアームと、後閉まり側の扉の後面に当接できるように上下方向の軸線まわりに揺動可能に設けられ、扉枠から所定角度前方に回動した突出位置と扉枠側に戻った戻り位置との間を揺動する第二のアームと、第一のアームと第二のアームが連動して同じ方向に揺動するように両アームを連結するリンクロッドと、前記第一のアームを直接的又は間接的に突出側に付勢するアーム付勢手段と、第二のアームに当接して該第二のアームを突出位置にロックするロック部材とを備え、第一のアームが突出位置から戻り位置に戻る動作と連動してロック部材が第二のアームから離間して第二のアームのロックを解除するように構成されていることを特徴とする閉扉順位調整装置。
  2. ロック部材がリンクロッドに装着されてリンクロッドと共に移動することにより、第一のアームが突出位置に位置するとロック部材は第二のアームをロックするロック位置となり且つ第一のアームが戻り位置に戻るとロック部材は第二のアームのロックを解除するロック解除位置となる請求項1記載の閉扉順位調整装置。
  3. 第二のアームには被係止部が設けられ、ロック部材の第二のアーム側には第二のアームをロックするために前記被係止部を係止する係止部が設けられている請求項2記載の閉扉順位調整装置。
  4. 第二のアームとリンクロッドの回動連結箇所において、第二のアームとリンクロッドの一方にはリンクロッドの長手方向に伸びる長孔が設けられ他方には該長孔内を移動可能な突起が設けられている請求項3記載の閉扉順位調整装置。
  5. ロック部材がリンクロッドに対してその長手方向に所定区間スライド可能に設けられ、リンクロッドにはロック部材を第二のアーム側に付勢するロック部材付勢手段が設けられている請求項3記載の閉扉順位調整装置。
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JP2014088767A (ja) * 2014-01-30 2014-05-15 Yamaguchiyasushi Seisakusho:Kk 閉扉順位調整装置
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