JP4989445B2 - 魚体処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、魚体処理システムに係り、特に、魚体から頭部および内臓を除去するのに好適な魚体処理システムに関する。
従来から、鮭などの魚類から魚の切り身などの加工品を形成する場合などにおいては、先ず最初に魚体の頭部を切断し、その後に内臓などの不要部分を除去し、さらに必要な魚肉部分を適当な厚みや大きさに裁割することが行なわれている。
このような魚体の処理を効率よく行うために、魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の頭部を切断して除去する頭部除去装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、予め頭部が除去され魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平06−000085号公報 特開平06−292502号公報
ところで、従来の頭部除去装置および内臓除去装置を使用する場合には、頭部除去装置から排出された魚体を人手により内臓除去装置に供給しなければならず多大な労力を必要とするという問題点があった。
この場合、鮭などの重量が重い魚体を人手により供給するのは、作業者の負担が大きいという問題点もあった。
そこで、魚体の頭部の切断と内臓の除去とをこの順に連続して行うことのできる魚体処理システムが求められている。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、魚体の頭部の切断と内臓の除去とをこの順に連続して行うことのできる魚体処理システムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の魚体処理システムの特徴は、魚体がその頭部を搬送方向に対して直交する方向に配置されて搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去する頭部除去装置と、頭部が除去された魚体が切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置と、前記頭部除去装置と前記内臓除去装置との間に配置された受渡し装置とを有しており、前記受渡し装置は、前記頭部除去装置から順次排出される魚体を腹部が下、背部が上を向いた状態で受け取る魚体受取手段と、前記魚体受取手段が受け取った魚体の向きが前記内臓除去装置による魚体の搬送方向に沿った方向になるように機械的に変更する魚体方向変更手段と、前記魚体方向変更手段により向きが変更された魚体を前記魚体受取手段から前記内臓除去装置に送り込む魚体送込み手段とを備えている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、頭部除去装置は、魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の頭部を切断して容易かつ確実に除去することができる。また、内臓除去装置は、魚体を搬送する搬送経路の途中で魚体の腹部を切開して内臓を容易かつ確実に除去することができる。さらに、受渡し装置は、頭部除去装置により頭部を切断して除去した魚体を人手を用いずに効率よく内臓除去装置に供給することができるとともに、頭部除去装置と内臓除去装置とを直線状に配置することが可能になる。その結果、魚体の頭部の切断と内臓の除去とをこの順に連続して容易かつ確実に行うことができる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載の本発明の魚体処理システムの特徴は、請求項1において、前記魚体受取手段は、魚体の腹部を下方から支持するための固定配置された魚体支持板と、この魚体支持板の上方に隣接して配置され前記魚体支持板上に支持された魚体をその背部が上を向いた状態に保持するための魚体が通過可能な内部空間を具備する魚体保持移動枠とを備えており、前記魚体方向変更手段は、回転軸線が鉛直方向に延在するように回転自在に配設され前記魚体保持移動枠がその長手方向を水平にして側面に取り付けられる取付台と、前記取付台を回転させる取付台駆動モータとを備えているとともに、前記取付台駆動モータの駆動力をもって前記取付台を回転させることにより、前記魚体保持移動枠に、前記頭部除去装置から排出される魚体を受け取る際の受取位置と、前記内臓除去装置に魚体を受け渡す際の受渡し位置との2位置を少なくとも選択的に取らせるように構成されており、前記魚体送込み手段は、前記魚体支持板の魚体を前記内臓除去装置に受け渡す受渡し位置に形成された排出口を備えている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、頭部除去装置により頭部を切断して除去した魚体を人手を用いずにより効率よく、しかも内臓除去装置に確実かつ容易に供給することができる。また、頭部除去装置と内臓除去装置とを直線状により確実かつ容易に配置することができる。
本発明に係る魚体処理システムによれば、頭部除去装置、内臓除去装置および受渡し装置を有しているから、魚体の頭部の切断と内臓の除去とを容易かつ確実にこの順に連続して行うことができるとともに、頭部除去装置と内臓除去装置とを直線状に配置することができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1から図3は、本発明に係る魚体処理システムの実施形態を示すものであり、図1は全体構成の要部の正面図、図2は図1の平面図、図3は受渡し装置の要部の模式的平面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の魚体処理システム1は、頭部除去装置2と、内臓除去装置3と、受渡し装置4とを有している。また、頭部除去装置2と内臓除去装置3とは、全体として直線状をなすように配置されている。
前記頭部除去装置2は、鮭や鱒などの魚体Fが搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去するためのものであり、図1の左右方向に長い平面矩形状の架台としてのフレーム11を有している。このフレーム11には、搬送手段12および頭部除去手段13が配設されている。
前記搬送手段12は、魚体Fの腹部を先頭にして図1の矢印X1にて示す図1の右方から左方へ向かう搬送方向に搬送するためのものであり、図1の右方に示す位置が魚体Fを後述する魚体搭載板14に搭載する供給位置P1とされ、図1の左方に示す位置が頭部を除去した後の魚体Fを受渡し装置4に向けて排出する排出位置P2とされている。
前記搬送手段12は、無端環状に形成されたチェーンコンベヤ15を有している。このチェーンコンベヤ15は、駆動モータ16の駆動力をもって回転駆動可能にされている。また、チェーンコンベヤ15には、断面ほぼ円弧状で、平面ほぼ平板状に形成された複数の魚体搭載板14がその長手方向を図1の矢印X1にて示す搬送方向に対して直交するようにして取り付けられており、魚体搭載板14の凹部がチェーンコンベヤ15の外側を向くように配置されている。そして、魚体Fは、供給位置P1において頭部を図2の下方に向けるとともに、腹部を図1の左側に示す先頭に向けて魚体搭載板14に搭載されるようになっている。また、魚体Fの頭部、詳しくは、切断により除去される部位は、魚体搭載板14の図2の下側に示す端部より下方に突出した状態で魚体搭載板14に搭載されるようになっている。
前記頭部除去手段13は、魚体Fが搬送経路を搬送される途中で魚体Fの頭部を切断して除去するためのものであり、フレーム11の図2の下側で図1の左端に近い位置(切断位置)に配置されている。そして、頭部除去手段13は、魚体Fの頭部をその背部側および腹部側が突出するほぼV字状に切断するための切断刃17を有している。この切断刃17は、魚体Fの切断部位の移動経路に臨むように配置されており、魚体搭載板14に搭載された魚体Fが搬送されて図2に示すように切断刃17と対向する位置に達したときに、搬送が停止され、その後、往復動シリンダなどのアクチュエータ18の駆動力により、切断刃17が魚体Fの切断部に向かって移動して当接することで頭部を切断して除去することができるようになっている。この時、魚体Fを介して切断刃17と対向する位置には、図示しないまないたとして機能する支持板が配設されている。なお、切断位置に位置したときの魚体Fを図2に示す。但し、魚体搭載板14は、切断位置から搬送方向X1に沿ってずれた状態を示してある。
前記搬送手段12の図2の下側には、魚体Fが供給位置P1から切断位置に搬送されるまでの間、魚体搭載板14から突出した魚体Fの頭部側を下方から支持して案内するためのガイド19が配設されている。このガイド19としては、チェーンコンベヤ15と同期して回転駆動するベルトコンベヤが用いられている。なお、ガイド19としては、複数の回転自在な回転ローラを整列配置する構成としてもよい。
前記頭部除去手段13により頭部が除去された魚体Fは、排出位置P2において魚体搭載板14から腹部を先頭にして、かつ切断部を図1の矢印X1にて示す搬送方向に対して直交する図2の下方に向けて排出されるようになっている。
前記頭部除去装置2としては、搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去することができるものであれば、従来公知の各種のものを使用することができる。
なお、従来公知のものが魚体Fの排出時に、魚体Fの腹部を先頭にして排出することができない場合、例えば、背部が先頭となるときには、魚体Fの腹部を先頭にするように反転させる反転シュートなどを用いるとよい。
前記内臓除去装置3は、魚体Fが切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去するためのものであり、本実施形態においては、特許第3037532号明細書(特開平6−292502号)に記載されているような構造のものが用いられている。
すなわち、本実施形態の内臓除去装置3は、頭部が除去された魚体Fを、切断部を先頭にし、かつ、腹部が下、背部が上を向いた状態で図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿って搬送する搬送手段21と、魚体Fが搬送経路を搬送される途中で魚体Fの腹部を切開して内臓を除去する腹部切開機構22、膜剥離機構23血溜り除去機構24などが図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿ってこの順に配置された内臓除去手段25と、搬送手段21および内臓除去手段25が配置される架台としてのフレーム26とを有する構成とされている。
本実施形態の内臓除去装置3は、図1の右方に示す位置が受渡し装置4から魚体Fが受け渡される供給位置P3とされ、図1の左方に示す位置が内臓を除去した後の魚体Fを外部に向けて排出する排出位置P4とされている。
前記搬送手段21は、供給側に配置された供給側搬送手段21aと、排出側搬送手段21bとを具備している。
一方の供給側搬送手段21aは、受渡し装置4から供給される魚体Fを下方で受け取る際の供給位置P3から腹部切開機構22まで、魚体Fの腹部を下方から支持して図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿って搬送するベルトコンベヤ27およびこのベルトコンベヤ27を駆動させる図示しない駆動モータなどを備えて構成されている。なお、ベルトコンベヤ27のベルト27aは、受渡し装置4から供給される魚体Fの腹部を下方から支持する腹受板としての機能を兼ね備えている。
他方の排出側搬送手段21bは、腹部切開機構22から排出位置P4まで、魚体Fの体側部を挟持して図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿って搬送することのできる1対の搬送ベルト28およびこの搬送ベルト28を駆動させる図示しない駆動モータなどを備えて構成されている。
すなわち、本実施形態の内臓除去装置3における魚体Fの搬送は、供給側搬送手段21aから排出側搬送手段21bに引き継がれるように構成されており、全体として、魚体Fを供給位置P3から排出位置P4まで図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿って搬送することができるように形成されている。
なお、図2における符号30は、除去した内臓を排出するための排出用コンベヤである。
前記内臓除去装置3としては、頭部が除去された魚体Fが切断部を先頭にし、かつ、腹部が下、背部が上を向いた状態で搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去することのできるものであれば、従来公知の各種のものを使用することができる。
前記頭部除去装置2および内臓除去装置3のその他の構成については、従来のものと同一の構成とされているので、その詳しい説明については省略する。
前記受渡し装置4は、頭部除去装置2から排出される魚体Fを受け取り、この魚体Fを切断部を先頭にして内臓除去装置3に受け渡すためのものであり、本実施形態においては、頭部除去装置2の排出側と、内臓除去装置3の供給側との間に配置されている。
本実施形態の受渡し装置4は、図1の左右方向に長い全体として平面ほぼ矩形状に形成された架台としてのベースフレーム31を有している。このベースフレーム31の上部の右側には、頭部除去手段13のフレーム11が搭載されて着脱自在に固定されている。また、ベースフレーム31の上部の図1の左側には、全体として平面ほぼ矩形状に形成された枠状のサブフレーム32が配設されている。このサブフレーム32の左端部は、内臓除去装置3のフレーム26に着脱自在に取り付けられて固定されている。また、サブフレーム32の高さ方向の中間部分には、内臓除去装置3の供給側搬送手段21aが配置されており、サブフレーム32の内部に内臓除去装置3の供給位置P3が配置されている。
前記サブフレーム32の内部の高さ方向の中間部分よりやや上方、すなわち、内臓除去装置3の供給側搬送手段21aの上方には、頭部除去装置2から排出される魚体Fの腹部を下方から支持する円盤状の魚体支持板33が固定配置されている。この魚体支持板33の上方には、複数、本実施形態においては4つの魚体保持移動枠34が配置されている。これらの魚体保持移動枠34は、鉛直方向に沿った両端が開口の平面矩形をなす4角筒状に形成されており、その内孔は、魚体Fが水平状態で通過可能なサイズの内部空間34aとされている。そして、内部空間34aの下方に魚体支持板33が存在する状態においては、魚体支持板上に支持された魚体Fを魚体Fの背部が上を向いた状態に保持可能にされている。
前記魚体保持移動枠34は、平面正方形をなす取付台35の側面に取り付けられている。本実施形態においては、図3に示すように、取付台35の4つの側面を4つの魚体保持移動枠34の一端である基端側で取り囲むように、1つの魚体保持移動枠34の長手方向の一端が取付台35の一側面と面一に配置され、かつ、隣位する魚体保持移動枠34の取付台側に位置する側面に接するように配置されているとともに、各魚体保持移動枠34の長手方向の自由端である先端のそれぞれが取付台35の側面から水平方向に沿って突出された全体として平面ほぼ卍状をなすように配置されている。
前記取付台35の中央部には、回転軸36がその軸線方向を鉛直方向に向けて取り付けられており、この回転軸36は、サブフレーム32に回転自在に支持されている。そして、回転軸36は、図1に示すように、サブフレーム32の上部に取り付けられた取付台駆動モータ37の駆動力により回転駆動可能とされている。そして、取付台駆動モータ37を回転駆動することにより、回転軸36を中心として取付台35とともに各魚体保持移動枠34が図3の矢印Aにて示す時計方向に回転するように形成されている。また、魚体保持移動枠34は、回転時において、回転経路上に設けられた頭部除去装置2から排出される魚体Fを受け取る際の受取位置PAと、魚体Fの切断部を先頭にして内臓除去装置3に受け渡す際の受渡し位置PBとを通過するように構成されている。
前記4つの魚体保持移動枠34は、図3の右側において長手方向が図3の上下方向に沿って延在する1つが受取位置PAに位置した状態においては、図3の下方に示す長手方向が図3の左右方向に延在する隣位の1つの魚体保持移動枠34が受渡し位置PBに位置し、図3の上方に示す長手方向が図3の左右方向に延在する魚体保持移動枠34(受渡し位置PBに位置する魚体保持移動枠34と対向配置されている魚体保持移動枠34)および図3の左側に示す長手方向が図3の上下方向に延在する魚体保持移動枠34(受取位置PAに位置する魚体保持移動枠34と対向配置されている魚体保持移動枠34)の2つの魚体保持移動枠34が受取位置PAと受渡し位置PBとの間に位置するように配置されている。また、魚体保持移動枠34が受取位置PAに位置した状態では、魚体保持移動枠34と魚体搭載板14とのそれぞれの長手方向が平行にされ、魚体保持移動枠34が受渡し位置PBに位置した状態では、魚体保持移動枠34とベルトコンベヤ27のそれぞれの長手方向が平行にされている。
したがって、4つの魚体保持移動枠34は、回転軸線が鉛直方向に延在する回転軸36の軸心から離れた位置において、隣位の魚体保持移動枠34に対して相互の長手方向に沿った仮想線が90度の角度をなすように配置されている。
前記魚体支持板33の内臓除去装置側の位置には、魚体支持板33上を移動する魚体Fを下方に排出するための排出口38が設けられており、魚体保持移動枠34の回転により魚体支持板33上を移動する魚体Fは、移動経路の途中、詳しくは魚体保持移動枠34が受取位置PAから図3の時計方向へ90度回転した時点で、魚体Fが内臓除去装置3に受け渡す際の受渡し位置PBに到達して排出口38から下方へ落下し、排出口38の下方に配置されているベルトコンベヤ27に魚体Fを受け渡すことができるように構成されている。
本実施形態における排出口38は、図3に示すように、魚体支持板33を厚さ方向に貫通する平面矩形状の貫通孔により形成されており、その平面サイズは、魚体保持移動枠34の内部空間34aの平面サイズと同等もしくは図3に誇張して示すように大きく形成されている。なお、排出口38としては、左端が支持板の外周縁に接続する切り欠にしてもよい。
前記魚体支持板33の下面の排出口38の近傍には、ベルトコンベヤ27により搬送される魚体Fの搬送経路を確保するとともに、魚体Fの背部が上方を向く状態を保持して案内するための1対のガイド板39が取り付けられている。
なお、本実施形態の4つの魚体保持移動枠34は、頭部除去装置2から1つずつ排出される魚体Fを順次移動することができるように、魚体搭載板14の移動に同期させて取付台駆動モータ37の駆動力をもって図3の時計方向に90度毎に間欠駆動されるようになっている。
また、本実施形態の魚体保持移動枠34は、取付台35が90度回転する毎に、長手方向の向きが90度ずつ変化して、受取位置PA、受渡し位置PB、受渡し位置PBに隣位する後中間位置および受取位置PAに隣位する前中間位置との総計4つの位置を取ることができるように構成されている。
したがって、本実施形態の受渡し装置4は、取付台35が90度回転する毎に、頭部除去装置2から排出される魚体Fの受け取りと、内臓除去装置3に対する魚体Fの受渡しとを行うことができるように構成されている。
前記魚体支持板33および魚体保持移動枠34により、本実施形態の頭部除去装置2から順次排出される魚体Fを腹部が下、背部が上を向いた状態で受け取る魚体受取手段41が構成されている。
前記取付台35、回転軸36および取付台駆動モータ37により、本実施形態の魚体受取手段41が受け取った魚体Fの向きが内臓除去装置3による魚体Fの図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿った方向になるように機械的に変更する魚体方向変更手段42が構成されている。
前記排出口38により、本実施形態の魚体方向変更手段42により向きが変更された魚体Fを魚体受取手段41から内臓除去装置3に送り込む魚体送込み手段43が構成されている。
なお、魚体方向変更手段42としては、取付台駆動モータ37の駆動力をもって取付台35を回転させることにより、魚体保持移動枠34に、頭部除去装置2から排出される魚体Fを受け取る際の受取位置PAと、内臓除去装置3に魚体Fを受け渡す際の受渡し位置との2位置を少なくとも選択的に取らせるように構成されていればよい。
図1に示すように、前記サブフレーム32の上部には、頭部除去装置2から順次排出される魚体Fの腹部を先頭にして受取位置PAに位置する魚体保持移動枠34の内部空間34aに案内するための正面ほぼ弧状に形成された案内シュート46が取り付けられており、頭部除去装置2から排出される魚体Fは、その腹部を先頭にして案内シュート46の上面を滑り落ちて魚体保持移動枠34の内部空間34aに収納されるようになっている。また、サブフレーム32の上部の案内シュート46より内臓除去装置側には、案内シュート46の上面を滑り落ちて魚体保持移動枠34の内部空間34aに向かって移動する魚体Fが魚体保持移動枠34を超えるのを防止して魚体保持移動枠34の内部空間34aに確実に誘導するための誘導板47が取り付けられている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2の図1の右側に示す供給位置P1で、人手などにより搬送手段21の魚体搭載板14に搭載された魚体Fは、搬送手段21により図1の左方に向かう矢印X1にて示す搬送方向に沿って搬送経路を搬送される途中で、頭部除去手段13により頭部が除去されて図1の左方に示す排出位置P2で排出される。この時、頭部を除去された魚体Fは、腹部を先頭にして魚体搭載板14から自然落下し、案内シュート46の上面に腹部を先頭にして滑り落ちる。
ついで、案内シュート46の上面を滑り落ちる魚体Fは、受渡し装置4の受取位置PAに配置された魚体保持移動枠34の内部空間34aに背部が上を向いた状態で入り込み収納される。この時、魚体Fの腹部は、魚体支持板33により下方から支持される。また、頭部が除去された魚体Fの切断部は、魚体保持移動枠34の内部空間34aにおいて、図3の下方に示す魚体保持移動枠34の長手方向の一端である取付台側と反対の先端側に位置することになる。これにより、頭部除去装置2の排出位置P2から排出される頭部が除去された魚体Fが、受渡し装置4の受取位置PAにおいて魚体受取手段41に移載される。なお、案内シュート46の上面を滑り落ちて魚体保持移動枠34の内部空間34aに向かって移動する魚体Fが魚体保持移動枠34を超えようとしても、誘導板47により確実に阻止される。
ついで、魚体Fが受渡し装置4の受取位置PAにおいて魚体受取手段41に移載されると、取付台駆動モータ37が駆動され、回転軸36を回転中心として図3の矢印Aにて示す時計方向に魚体保持移動枠34が回転を開始する。この魚体保持移動枠34の回転により、魚体保持移動枠34とともに魚体Fが移動する。この時、魚体Fは、その腹部が魚体支持板33の上面を滑るように移動する。
ついで、魚体保持移動枠34が受取位置PAから図3の時計方向へ90度回転すると、魚体Fを内臓除去装置3に受け渡す際の受渡し位置PBに到達する。この時、魚体Fの向きが、切断部が内臓除去装置3による魚体Fの図1の矢印X2にて示す搬送方向の先頭を向くように変更される。そして、魚体保持移動枠34が受渡し位置PBに到達すると、魚体保持移動枠34の回転が停止され魚体Fは魚体支持板33の排出口38から自然落下する。なお、魚体保持移動枠34の回転が停止されると、この魚体保持移動枠34より回転方向の下流側に位置する隣位の魚体保持移動枠34が受取位置PAに到達し、つぎに頭部除去装置2から排出される魚体Fを受取可能な状態になる。
また、排出口38から落下する魚体Fは、内臓除去装置3の供給位置P3に配置された搬送手段21、詳しくは供給側搬送手段21aのベルトコンベヤ27に供給される。これにより、受渡し装置4の受渡し位置PAから排出される頭部が除去された魚体Fが、内臓除去装置3の供給位置P3において搬送手段21に移載される。
この時、魚体Fの腹部は、ベルト27aの上面に腹部を下にして載置される。また、魚体Fの体側部は、1対のガイド板39により挟まれた状態にされており、魚体Fの背部が上方を向く状態を保持している。
ついで、魚体Fが内臓除去装置3の供給位置P3において搬送手段21に移載されると、搬送手段21により、図1の矢印X2にて示す搬送方向に沿って搬送経路を搬送される途中で、内臓除去手段25により腹部を切開して内臓が除去されて、図1の左方に示す排出位置P4で外部に排出される。
このように、本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2と、内臓除去装置3と、頭部除去装置2と内臓除去装置3との間に配置された受渡し装置4とを有しているから、頭部除去装置2は、魚体Fを搬送する搬送経路の途中で魚体Fの頭部を切断して容易かつ確実に除去することができ、また、内臓除去装置3は、魚体Fを搬送する搬送経路の途中で魚体Fの腹部を切開して内臓を容易かつ確実に除去することができ、さらに、受渡し装置4は、頭部除去装置2により頭部を切断して除去した魚体Fを人手を用いずに効率よく内臓除去装置3に供給することができるとともに、頭部除去装置2と内臓除去装置3とを直線状に配置することが可能になる。その結果、魚体Fの頭部の切断と内臓の除去とを容易かつ確実にこの順に連続して行うことができる。
また、本実施形態の魚体処理システム1の受渡し装置4によれば、頭部除去装置2から順次排出される魚体Fを腹部が下、背部が上を向いた状態で受け取る魚体受取手段41と、魚体受取手段41が受け取った魚体Fの向きが内臓除去装置3による魚体Fの搬送方向に沿った方向になるように機械的に変更する魚体方向変更手段42と、魚体方向変更手段42により向きが変更された魚体Fを魚体受取手段41から内臓除去装置3に送り込む魚体送込み手段43とを有しているから、頭部除去装置2と内臓除去装置3とを直線状に配置することが可能になる。
さらに、本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2と、内臓除去装置3と、受渡し装置4とに3分割することができるから、工場における生産性の向上による低価格化や納期の短縮化、輸送の効率化、および現場での据え付け作業性の向上を容易に図ることができる。
さらにまた、本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2と、内臓除去装置3と、頭部除去装置2と内臓除去装置3との間に配置された受渡し装置4とに分割することができるので、頭部除去装置2あるいは内臓除去装置3を個別に使用することも容易にできる。
また、本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2および内臓除去装置3の少なくとも一方として、既存品を用いることができるので、低価格化や納期の短縮化をより図ることができる。
さらに、本実施形態の魚体処理システム1によれば、頭部除去装置2と内臓除去装置3とが直線状をなすように配置することができるので、複数の魚体処理システム1を相互に平行に配置することができる。
さらにまた、本実施形態の魚体処理システム1によれば、魚体支持板33および魚体保持移動枠34を有する魚体受取手段41と、魚体保持移動枠34が側面に取り付けられる取付台35およびこの取付台35を水平に回転させる取付台駆動モータ37を有しているとともに、取付台駆動モータ37の駆動力をもって取付台35を回転させることにより、魚体保持移動枠34に、頭部除去装置2から排出される魚体Fを受け取る際の受取位置PAと、内臓除去装置3に魚体Fを受け渡す際の受渡し位置PBとの2位置を少なくとも選択的に取らせる魚体方向変更手段42と、魚体支持板33の魚体Fを内臓除去装置3に受け渡す受渡し位置PBに形成された排出口38を有する魚体送込み手段43とを有しているから、頭部除去装置2により頭部を切断して除去した魚体Fを人手を用いずにより効率よく、しかも内臓除去装置3に確実かつ容易に供給することができるし、頭部除去装置2と内臓除去装置3とを直線状により確実かつ容易に配置することができる。
また、本実施形態の魚体処理システム1によれば、魚体方向変更手段42の魚体保持移動枠34を単に90度回転させるという簡便な機械的方法により、魚体Fの向きを変更し、かつ、魚体Fを頭部除去装置2から内臓除去装置3に確実かつ容易に供給することができる。
さらに、本実施形態の魚体処理システム1によれば、魚体方向変更手段42の魚体保持移動枠34を単に90度回転させるという簡便な機械的方法により、魚体Fの向きを変更し、かつ、魚体Fを内臓除去装置3に供給することができるので、頭部除去装置2の排出位置P2と内臓除去装置3の供給位置P3とを連結するのに必要な距離を短く、すなわち近接させて配置させることができる。その結果、魚体処理システム1の全体の長さ、すなわち、頭部除去装置2の供給位置P1から内臓除去装置3の排出位置P4までの長さを容易に短くすることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る魚体処理システムの実施形態の全体構成の要部を示す正面図 図1の平面図 図1の受渡し装置の要部を示す模式的平面図
符号の説明
1 魚体処理システム
2 頭部除去装置
3 内臓除去装置
4 受渡し装置
12、21 搬送手段
13 頭部除去手段
22 腹部切開機構
23 膜剥離機構
24 血溜り除去機構
25 内臓除去手段
33 魚体支持板
34 魚体保持移動枠
35 取付台
36 回転軸
37 取付台駆動モータ
38 排出口
41 魚体受取手段
42 魚体方向変更手段
43 魚体送込み手段
F 魚体
P1 (頭部除去装置の)供給位置
P2 (頭部除去装置の)排出位置
P3 (内臓除去装置の)供給位置
P4 (内臓除去装置の)排出位置
PA 受取位置
PB 受渡し位置
X1、X2 搬送方向

Claims (2)

  1. 魚体がその頭部を搬送方向に対して直交する方向に配置されて搬送経路を搬送される途中で頭部を切断して除去する頭部除去装置と、
    頭部が除去された魚体が切断部を先頭にして搬送経路を搬送される途中で腹部を切開して内臓を除去する内臓除去装置と、
    前記頭部除去装置と前記内臓除去装置との間に配置された受渡し装置とを有しており、
    前記受渡し装置は、前記頭部除去装置から順次排出される魚体を腹部が下、背部が上を向いた状態で受け取る魚体受取手段と、前記魚体受取手段が受け取った魚体の向きが前記内臓除去装置による魚体の搬送方向に沿った方向になるように機械的に変更する魚体方向変更手段と、前記魚体方向変更手段により向きが変更された魚体を前記魚体受取手段から前記内臓除去装置に送り込む魚体送込み手段とを備えていることを特徴とする魚体処理システム。
  2. 前記魚体受取手段は、魚体の腹部を下方から支持するための固定配置された魚体支持板と、この魚体支持板の上方に隣接して配置され前記魚体支持板上に支持された魚体をその背部が上を向いた状態に保持するための魚体が通過可能な内部空間を具備する魚体保持移動枠とを備えており、
    前記魚体方向変更手段は、回転軸線が鉛直方向に延在するように回転自在に配設され前記魚体保持移動枠がその長手方向を水平にして側面に取り付けられる取付台と、前記取付台を回転させる取付台駆動モータとを備えているとともに、前記取付台駆動モータの駆動力をもって前記取付台を回転させることにより、前記魚体保持移動枠に、前記頭部除去装置から排出される魚体を受け取る際の受取位置と、前記内臓除去装置に魚体を受け渡す際の受渡し位置との2位置を少なくとも選択的に取らせるように構成されており、
    前記魚体送込み手段は、前記魚体支持板の魚体を前記内臓除去装置に受け渡す受渡し位置に形成された排出口を備えていることを特徴とする請求項1に記載の魚体処理システム。
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