JP4987400B2 - 半導体チップの突き上げ装置 - Google Patents

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この発明は粘着シートに貼着された半導体チップをピックアップする際に突き上げて上記粘着シートから剥離するための半導体チップの突き上げ装置に関する。
半導体ウエハをさいの目状に切断して形成された半導体チップは粘着シートに貼られており、この半導体チップを基板にボンディングする場合、突き上げ装置によって突き上げて粘着シートから剥離し、吸着ノズルによってピックアップするようにしている。
粘着シートに貼着された半導体チップを突き上げる突き上げ装置は突き上げピンを有する。突き上げピンは可動軸の先端に設けられていて、この可動軸は突き上げ装置の装置本体に移動可能に支持されている。
上記装置本体は基部と、この基部の上端部に取り付けられたキャップを有し、このキャップの上面には上記可動軸を上昇させたときに上記突き上げピンが突出する突出孔が穿設されている。
ところで、最近は電子機器などの小型化にともなって半導体チップが微細化する傾向にあり、たとえば一辺が0.25mmの矩形状の半導体チップを突き上げピンによって突き上げてピックアップするということが行なわれている。微細な半導体チップを突き上げるためには突き上げピンも非常に細い直径のものが用いられる。
上記粘着シートに貼着された半導体チップを突き上げるには、粘着シートともに半導体チップをX、Y方向に駆動し、ピックアップされる半導体チップの中心を上記キャップに穿設された突出孔の中心に位置決めする。ついで、上記突き上げピンを上昇させて、位置決めされた半導体チップの下面の中心を粘着シートを介して突き上げる。
それによって、半導体チップが粘着シートから剥離されるから、その半導体チップを吸着ノズルによってピックアップする。このような突き上げ装置は特許文献1に示されている。
特開平6−236916号公報
ところで、突き上げ装置の装置本体は上述したように基部とキャップとに分割されていて、上記基部の上端部に上記キャップを取付け固定するようにしている。そして、その取付け構造は、キャップの内径寸法を基部の外形寸法よりもわずかに小さく形成し、そのキャップを基部の上端部に嵌めこみ、キャップ周壁に形成された1つのねじ孔から止めねじをねじ込み、その止めねじの先端をキャップの先端部の外周面に圧接させることで、上記キャップを上記基部に固定するようにしていた。
しかしながら、このような構造によると、キャップの内径寸法や基部の外形寸法に加工誤差が生じることがあり、そのような場合には止めねじを締め込んで、キャップを基部に固定する際、止めねじの先端が基部に圧接したときの圧接力によってキャップが基部に対して径方向にずれ動くことになる。
すると、基部に移動可能に支持された可動軸の軸芯と、キャップに形成された突出孔の中心とにずれが生じるから、上記可動軸の先端に設けられた突き上げピンの軸芯が突出孔の中心からずれ、突出孔の中心を基準にして位置決めされた半導体チップの中心が上記突き上げピンの軸芯からずれることになる。
突き上げピンの軸芯が半導体チップの中心からずれると、半導体チップを確実に突き上げることができないことがあり、そのような場合には半導体チップが粘着シートから十分に剥離されず、吸着ノズルによる半導体チップのピックアップができなくなるということがある。
この発明は、キャップに形成された突出孔の中心と、突き上げピンの軸芯とが精密に一致するよう基部に対してキャップを組み付けることができるようにした半導体チップの突き上げ装置を提供することにある。
この発明は、粘着シートに貼着された半導体チップを突き上げピンによって突き上げて剥離する半導体チップの突き上げ装置であって、
先端に上記突き上げピンが設けられた可動軸と、
この可動軸を移動可能に挿通支持する通孔を有する基部及びこの基部の上端部に取り付けられるとともに先端に上記突き上げピンが突出する突出孔が形成されたキャップを有する装置本体を具備し、
上記キャップの下端部には周方向に所定間隔で複数のねじ孔が形成され、これらのねじ孔には先端が円錐状に形成された止めねじが螺合されるとともに、上記基部の上端部の外周面には上記止めねじの先端部が係合する断面形状がくさび状の係合凹部が形成され
上記基部の上端部には上面が平坦面に形成されたフランジが設けられ、上記キャップの下端面は平坦であって、この下端面は上記フランジの平坦面に摺動可能に接触し、
上記止めねじをねじ込んで上記係合凹部に係合させることで、上記止めねじのテーパ面と上記係合凹部のテーパ面とが圧接して上記キャップの下端面が上記フランジの平坦面に押し付けられることを特徴とする半導体チップの突き上げ装置にある。
上記基部には、上記可動軸の軸芯を上記基部の軸芯に一致させてこの可動軸を移動可能に保持する支持孔を備えた保持部材が設けられていることが好ましい。
上記キャップの上端面には上記粘着シートを吸着する吸引孔が形成され、上記基部には吸引手段が接続されていて、
上記保持部材には上記吸引手段の吸引力を上記吸引孔に作用させる吸引路が形成されていることが好ましい。
上記キャップの下端面と上記フランジの上面との間にはシール材が設けられることが好ましい。
この発明によれば、キャップの下端部には周方向に所定間隔で複数のねじ孔を形成し、各ねじ孔には先端が円錐状の止めねじをねじねじ込み、これら止めねじの先端を基部の上端部の外周面に形成された円錐状の係合孔に係合させるようにした。
そのため、複数の止めねじの締め込み度合を調整することで、キャップの中心を基部の中心に精密に一致させることができるから、突き上げピンの軸芯を突出孔の中心に一致させ、半導体チップの突き上げを確実に行なうことが可能となる。
以下、この発明の一実施の形態を図1乃至図3を参照しながら説明する。
図1はピックアップ装置1を示し、このピックアップ装置1は突き上げ装置2を備えている。この突き上げ装置2は図示しないウエハリングに張設された粘着シート3の下面側に対向して設けられている。
上記粘着シート3の上面には半導体ウエハを一辺がたとえば0.25mm程度のさいの目状に分割した複数の半導体チップ4が貼着されている。上記ウエハリングは図示しないX及びY駆動源によって水平方向に駆動されるようになっている。
それによって、粘着シート3に貼着された半導体チップ4は上記突き上げ装置2に対してX及びY方向に位置決め可能となっている。なお、ウエハリングに代わり突き上げ装置2を水平方向に駆動してもよく、要はウエハリングと突き上げ装置2が相対的にX、Y方向に駆動されるようになっていればよい。
上記粘着シート3の上面側で、上記突き上げ装置2の上方には吸着ノズル体6が設けられている。この吸着ノズル体6は、図示しないX、Y及びZ駆動源によってX、Y及びZ方向に駆動されるピックアップ軸7を有する。このピックアップ軸7の下端面には凸部8が設けられている。
上記ピックアップ軸7には先端を上記凸部8の端面に開口させた吸引孔9が軸方向に沿って形成されている。この吸引孔9は図示しない吸引ポンプに接続されている。上記凸部8にはゴムや軟質の合成樹脂などの弾性材料によって形成された吸着ノズル11が着脱可能に取着されている。この吸着ノズル11には一端が上記吸引孔9に連通し、他端が先端面に開口したノズル孔12が形成され、さらに下面は平坦面13に形成されている。
なお、上記ピックアップ軸7をZ方向に駆動するZ駆動源としてはボイスコイルモータなどを用い、吸着ノズル体6によって半導体チップ4を吸着するときの押圧荷重を一定制御できるようにすることが好ましい。
上記突き上げ装置2は装置本体14を有する。この装置本体14は図2に示すように軸方向に貫通した通孔15を有する円筒状の基部16を備えている。この基部16の下端部には上記通孔15に連通する接続孔17が形成され、この接続孔17には図1に示すように吸引手段としての吸引ポンプ18が配管接続されている。
上記基部16の通孔15には、外径寸法が通孔15の内径寸法に比べて小さい可動軸21が挿通されている。上記基部16の上記接続孔17が形成された部分よりも下端部には上記通孔15に挿通された上記可動軸21を気密な状態で移動可能に支持するOリング22が設けられている。
上記基部16の上端部には、その上端面に開放した大径部23が形成されている。この大径部23には保持部材24が装着されている。この保持部材24には、内径寸法が上記可動軸21の外形寸法よりもわずかに小さな支持孔25が軸方向に貫通して形成されているとともに、その内周面には上端面と下端面とを連通する凹溝からなる複数の吸引路26が周方向に所定間隔で形成されている。すなわち、可動軸21は上記保持部材24の支持孔25によって軸芯を上記基部16の通孔15の軸芯と一致させて軸方向に移動可能に支持されている。
図1に示すように、上記可動軸21の上記基部16から突出した下端にはカムフォロア27が回転可能に設けられている。このカムフォロア27は図示せぬ駆動源によって回転駆動されるカム28の外周面に当接している。それによって、上記カム28が回転駆動されれば、その回転に応じて上記可動軸21が上下動するようになっている。
上記可動軸21の上端には、突き上げピン31を保持したホルダ30がねじ32によって取付け固定されている。突き上げピン31の先端の外径寸法がたとえば0.1mm程度に形成されている。
上記可動軸21が上昇方向に駆動されると、上記突き上げピン31の先端は上記基部16の上端部に後述するように取付け固定されたキャップ33の上面に開口形成された突出孔34からわずかに突出するようになっている。
上記基部16と上記キャップ33とで上記装置本体14を構成しており、上記キャップ33の上端面には図3に示すように複数の環状溝35が同心状に形成されている。これら環状溝35は複数の放射溝35aによって連通している。放射溝35aには一端がキャップ33の内部に連通した吸引孔36の他端が開口している。
上記吸引孔36は、上記可動軸21を支持した上記保持部材24の内周面に形成された吸引路26を介して上記基部16の下端部に形成された接続孔17に連通している。それによって、上記接続孔17に接続された上記吸引ポンプ18が作動すれば、その吸引力が上記吸引孔36に作用するから、上記粘着シート3の上記キャップ33の上面に対向位置する部分の下面が吸着保持されるようになっている。
上記基部16の上端部には上面が平坦面に形成されたフランジ38が設けられている。上記基部16の上記フランジ38よりも上方に突出した部分の外周面には周方向に複数、たとえば120度間隔でくさび状の係合凹部としての円錐状の3つの係合孔39が形成されている。
上記キャップ33の下端部は外径寸法が上記フランジ38の外形寸法と同径で、内径寸法が基部16の外形寸法よりも大径な大径部33aに形成されていている。それによって、大径部33aの内周面と基部16の外周面との間にはギャップGが形成されることになる。
上記大径部33aには上記係合孔39と周方向において対応する間隔で3つのねじ孔41が形成されている。上記ねじ孔41には止めねじ42が螺合されている。止めねじ41の先端部は上記係合孔39と対応する傾斜面を有する円錐状に形成されている。
上記キャップ33の平坦な下端面を上記フランジ38の上面に形成された環状溝38aに設けられたOリングなどのシール材43に接触させた状態において、上記ねじ孔41の中心は上記係合孔39の中心よりもわずかに上方に位置するよう、各部の寸法が設定されている。
したがって、キャップ33に設けられた止めねじ42を締め込めば、その先端の円錐状の傾斜面のうちの径方向の上端が上記係合孔39の円錐状の傾斜面の径方向の上端に圧接するから、その反力で基部16が上方に付勢されてキャップ33の下端面と上記フランジ38の上面とによってシール材43を圧縮する。それによって、互いに平坦なフランジ38の上面とキャップ33の下端面との気密が維持される。
なお、フランジ38の上面とキャップ33の下端面は上記シール材43を圧縮して摺動可能に接触している。
上記キャップ33の大径部33aには、周方向に120度間隔で3つの止めねじ42がそれぞれねじ孔41に螺合されて設けられている。そのため、各止めねじ42の締め込み量を調整すれば、基部16の径方向に対してキャップ33を、大径部33aの内周面と基部16の外周面との間のギャップGの範囲内で径方向に移動させて位置決め固定することができる。
つまり、基部16の保持部材24の支持孔25には可動軸21が径方向に位置決めされて支持されている。そのため、上記可動軸21の先端に設けられた突き上げピン31の軸芯に対し、上記キャップ33の上面に形成された突出孔34の中心が一致するよう、上記基部16に対するキャップ33の取付け位置を調整することができる。
なお、上記基部16の上端部の外周面には、係合凹部として複数の係合孔39を形成したが、係合孔39に代わって断面がくさび状の係合溝を周方向の全長にわたって形成するようにしてもよく、要は上記基部16には上記止めねじ42の円錐状の先端部が係合する断面くさび状の係合凹部を形成すればよい。
このような構成の突き上げ装置2によれば、キャップ33に形成された突出孔34の中心と、突き上げピン31の軸芯が一致するよう、基部16に対してキャップ33を位置決めして取り付けることができる。
そのため、ピックアップ装置1の吸着ノズル体6によってピックアップされる半導体チップ4を、上記突出孔34を基準にして突き上げ装置2に対して位置決めすれば、その半導体チップ4の中心を突き上げピン31の軸芯に精密に一致させることができる。
したがって、その状態で吸引ポンプ18を作動させてキャップ33の上面に粘着シート3の半導体チップ4が貼着された部分の下面を吸着させた後、カム28を回転させて可動軸21を上昇させれば、可動軸21の先端に設けられた突き上げピン31によって上記粘着シート3を介して位置決めされた半導体チップ4の下面の中心を確実に突き上げることができる。
突き上げピン31によって、半導体チップ4を確実に突き上げることができれば、その半導体チップ4が粘着シート3から十分に剥離されるから、ピックアップ装置1の吸着ノズル11によって上記半導体チップ4を確実にピックアップすることができる。
上記基部16のフランジ38の平坦な上面と、キャップ33の平坦な下端面は、止めねじ42を締め込むことで摺動しながら圧接する。そのため、基部16に取り付けられたキャップ33を上記止めねじ42によって水平方向に移動させても、そのキャップ33の粘着シート3の下面に接触する上端面は傾斜することなく、水平状態を維持することができる。
上記キャップ33の上端面の水平状態が維持されれば、半導体チップ4が貼着された粘着シート3を上記上端面に吸着したとき、半導体チップ4が吸着ノズル体6に対して傾くことがない。そのため、極小の半導体チップ4を吸着する場合などに、吸着ミスが生じたり、半導体チップ4を損傷させるなどのことを防止することができる。
上記止めねじ42は、上記キャップ33を上記基部16に対して位置決め調整可能に連結固定するだけでなく、円錐状の先端部を、基部16の上端部の外周面に形成された円錐状の係合孔39に係合させるようにしている。
そのため、上記止めねじ42を締め込むと、そのテーパ面が上記係合孔39のテーパ面に圧接して基部16を上方へ付勢する。それによって、キャップ33の大径部23の下端面に、基部16のフランジ38の上面に設けられたシール材43が圧縮されるから、基部16とキャップ33の接続部分が上記シール材43によって確実に密閉される。
基部16とキャップ33の接続部分が密閉されれば、吸引ポンプ18によって発生する吸引力が、基部16の通孔15及び保持部材24の吸引路26を介してキャップ33の上面に形成された吸引孔36に確実に作用するから、上記キャップ33の上面に粘着シート3を強固に吸引保持することができる。
上記キャップ33の上面に粘着シート3が強固に吸引保持されれば、突き上げピン31によって粘着シート3を介して半導体チップ4を突き上げたとき、粘着シート3がキャップ33の上面から浮き上がる面積が少なくなるから、突き上げられた半導体チップ4から粘着シート3から剥離され易くなる。
先端に上記突き上げピン31が設けられた可動軸21は、上記基部16の通孔15に設けられた保持部材24の支持孔25に支持されている。この保持部材24には支持孔25の内周面に凹溝からなる複数の吸引路26が周方向に所定間隔で形成されている。
そのため、保持部材24の支持孔25に可動軸21が挿通支持されていても、吸引ポンプ18の吸引力は上記吸引路26を介してキャップ33の上面の吸引孔36に確実に作用することになるから、そのことによっても粘着シート3をキャップ33の上面に強固に吸着保持することができる。
上記一実施の形態では保持部材24の内周面に周方向に所定間隔で複数の吸引路26を形成したが、図4に示すように保持部材24の周壁の径方向の中途部に上下方向に貫通する通孔からなる複数の吸引路26aを周方向に所定間隔で形成するようにしてもよい。
上記キャップの下端部には3つのねじ孔を形成したが、ねじ孔の数は3つに限定されず、2つ或いは4つ以上であってもよく、要は基部16にキャップ33を取り付ける際、このキャップ33を基部16の径方向に対して位置決め調整できる数であればよい。
この発明の一実施の形態を示すピックアップ装置の概略的構成図。 突き上げ装置の断面図。 キャップの上面を示す平面図。 この発明の他の実施の形態を示す保持部材の断面図。
符号の説明
1…ピックアップ装置、2…突き上げ装置、3…粘着シート、4…半導体チップ、11…吸着ノズル、15…通孔、16…基部18…吸引ポンプ(吸引手段)、24…保持部材、25…支持孔、26,26a…吸引路、31…突き上げピン、33…キャップ、36…吸引孔、39…係合孔、42…止めねじ、43…シール材。

Claims (4)

  1. 粘着シートに貼着された半導体チップを突き上げピンによって突き上げて剥離する半導体チップの突き上げ装置であって、
    先端に上記突き上げピンが設けられた可動軸と、
    この可動軸を移動可能に挿通支持する通孔を有する基部及びこの基部の上端部に取り付けられるとともに先端に上記突き上げピンが突出する突出孔が形成されたキャップを有する装置本体を具備し、
    上記キャップの下端部には周方向に所定間隔で複数のねじ孔が形成され、これらのねじ孔には先端が円錐状に形成された止めねじが螺合されるとともに、上記基部の上端部の外周面には上記止めねじの先端部が係合する断面形状がくさび状の係合凹部が形成され
    上記基部の上端部には上面が平坦面に形成されたフランジが設けられ、上記キャップの下端面は平坦であって、この下端面は上記フランジの平坦面に摺動可能に接触し、
    上記止めねじをねじ込んで上記係合凹部に係合させることで、上記止めねじのテーパ面と上記係合凹部のテーパ面とが圧接して上記キャップの下端面が上記フランジの平坦面に押し付けられることを特徴とする半導体チップの突き上げ装置。
  2. 上記基部には、上記可動軸の軸芯を上記基部の軸芯に一致させてこの可動軸を移動可能に保持する支持孔を備えた保持部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの突き上げ装置。
  3. 上記キャップの上端面には上記粘着シートを吸着する吸引孔が形成され、上記基部には吸引手段が接続されていて、
    上記保持部材には上記吸引手段の吸引力を上記吸引孔に作用させる吸引路が形成されていることを特徴とする請求項2記載の半導体チップの突き上げ装置。
  4. 上記キャップの下端面と上記フランジの上面との間にはシール材が設けられることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの突き上げ装置。
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