JP5227117B2 - 半導体チップのピックアップ装置及びピックアップ方法 - Google Patents

半導体チップのピックアップ装置及びピックアップ方法 Download PDF

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この発明は粘着シートに貼着された半導体チップをピックアップするピックアップ装置及びピックアップ方法に関する。
半導体ウエハをさいの目状に切断して形成された半導体チップは粘着シートに貼られており、この半導体チップを基板に実装する場合には吸着ノズルによって上記粘着シートから1つずつピックアップするようにしている。
半導体チップを粘着シートからピックアップする場合、従来は吸着ノズルからなるピックアップツールによってピックアップされる半導体チップが貼着された粘着シートの、上記半導体チップの周辺部をバックアップ体の上面によって吸着保持する。そして、その半導体チップを下面側から先端が鋭利な突き上げピンによって突き上げることで、上記半導体チップから上記粘着シートを剥離させ、上記吸着ノズルによってピックアップするということが行なわれていた。
ところで、最近では半導体チップの厚さが50μm以下と非常に薄い場合があり、そのように薄い半導体チップは荷重を加えることで湾曲変形する柔軟性を備えている。そのため、そのように薄い半導体チップを突き上げピンによって粘着シートを引き伸ばしながら突き上げると、突き上げられた半導体チップの周辺部に上記粘着シートの張力が加わることになるから、その張力によって上記半導体チップは下方へ湾曲変形するということがある。
半導体チップが下方へ湾曲変形すると、その半導体チップの周辺部から粘着シートが剥離し難くなるため、半導体チップを上記吸着ノズルによってピックアップすることができないということがあったり、湾曲度合が大きくなると半導体チップが損傷するということがある。
そこで、特許文献1に示されるように、半導体チップを突き上げたとき、その半導体チップが湾曲変形するのを防止し、しかも半導体チップの下面に貼着された粘着シートの剥離が半導体チップの周辺部から中心部に向かって徐々に進行するようにしたピックアップ装置が開発されている。
上記ピックアップ装置は、軸線を一致させて同芯的に設けられた複数の突き上げ体を有する。複数の突き上げ体がなす上面形状は、通常、ピックアップされる半導体チップと同等の形状、通常は四角形に形成されている。
そして、上記ピックアップ装置は、複数の突き上げ体を同時に所定の高さまで上昇させてピックアップされる半導体チップの下面全体を押圧して押し上げた後、最も外側に位置する突き上げ体を残し、他の突き上げ体を所定の高さまでさらに上昇させる。ついで、2番目の突き上げ体を残して他の突き上げ体を上昇させる。
このように、複数の突き上げ体を順次上昇させることで、複数の突き上げ体が外側から中心に向かって次第に高くなり、半導体チップの下面の突き上げ体による支持は周辺部から中心部に向かって順次開放される。
それによって、半導体チップの突き上げ体による支持が開放された部分から粘着テープが剥離され、最終的には粘着テープは半導体チップの中心部分だけに貼着した状態となるから、その状態で半導体チップをピックアップツールによってピックアップすることができるというものである。
特開平1−321650号公報
ところで、上記構成のピックアップ装置によると、初めに上面が矩形をなす複数の突き上げ体を同時に上昇させ、粘着シートを引き伸ばしながら矩形状の半導体チップを押し上げたとき、最も外側に位置する突き上げ体は半導体チップの下面周辺部を全体にわたって支持した状態になる。そのため、その状態では粘着シートが半導体チップの周辺部から剥離するということがほとんどない。
ついで、最も外側の突き上げ体を除く他の突き上げ体を所定の位置まで上昇させると、最も外側の突き上げ体による半導体チップの下面周辺部の支持状態が開放される。しかしながら、前の段階で粘着シートが半導体チップの周辺部から全く剥離されていないため、引き伸ばされた粘着シートの張力によって支持状態が開放された半導体チップの周辺部が全体的に引張られることになる。
つまり、粘着シートの張力が半導体チップの周辺部全体に加わると、その張力が半導体チップの一部に強く作用することなく、周辺部全体に分散してしまうため、半導体チップから粘着シートが剥離し難くなるばかりか、粘着シートが剥離し難くいことで半導体チップの周辺部が下方へ撓むと、さらに粘着シートが剥離し難くなるということになる。
すなわち、従来の突き上げ体は、最初に複数の突き上げ体を同じ高さに上昇させたとき、粘着シートが半導体チップから剥離し始める箇所、つまり剥離の誘引箇所を生じさせる構造となっていなかったので、半導体チップから剥離テープが剥離し難いということがあるばかりか、それによって半導体チップの撓みが大きくなり過ぎて損傷するということもある。
この発明は、半導体チップを破損させることなく粘着シートから確実に剥離することができるようにしたピックアップ装置及びピックアップ方法を提供することにある。
この発明は、粘着シートに貼着された四角形状の半導体チップをピックアップする半導体チップのピックアップ装置であって、
上面が上記粘着シートのピックアップされる上記半導体チップの周辺部分に対応する部分を吸着保持する吸着面に形成されたバックアップ体と、
軸心を同じにして互いに移動可能な状態で上記バックアップ体内に設けられた複数の押し上げ体を有し、少なくとも最も外周に位置する押し上げ体の上面には上記半導体チップの4つの側辺部に対応する部分にその側辺部を部分的に支持する第1の凸部を有し上記粘着シートとの間で吸引力が作用する凹部及び上記半導体チップの角部に対応する部分にその角部を支持する第2の凸部が形成された押し上げ手段と、
この押し上げ手段の複数の押し上げ体を上昇方向に駆動して上記粘着シートのピックアップされる上記半導体チップが貼着された部分の下面を押圧して上記粘着シートとともに上記半導体チップを上記バックアップ体の上面から押し上げて上記粘着シートの上記半導体チップからの剥離を上記凹部の第1の凸部から外れた部分から進行させる駆動手段と、
この駆動手段によって押し上げられて上記粘着シートの剥離が進行した上記半導体チップを上記粘着シートからピックアップするピックアップ手段と
を具備したことを特徴とする半導体チップのピックアップ装置にある。
この発明は、粘着シートに貼着された四角形状の半導体チップをピックアップツールでピックアップする半導体チップのピックアップ方法であって、
上記粘着シートの上記ピックアップツールによってピックアップされる上記半導体チップの周辺に位置する部分を吸着保持するとともに、上記半導体チップを、その側辺部を部分的に支持する第1の凸部を有し上記粘着シートとの間で吸引力が作用する凹部及び上記半導体チップの角部に対応する部分にその角部を支持する第2の凸部が形成された押し上げ手段の上記第1凸部と上記第2の凸部によって支持する工程と、
上記押し上げ手段を上昇させて上記半導体チップを上記粘着シートとともに押し上げて上記半導体チップの側辺部の上記押し上げ手段の上記第1の凸部によって支持された部分から外れた部分から上記粘着シートを剥離する工程と、
上記半導体チップの側辺部の上記押し上げ手段によって支持されていない部分から上記粘着シートが剥離されたならば、上記押し上げ手段による上記半導体チップの支持面積を順次減少させて上記粘着テープの上記半導体チップからの剥離を進行させる工程と、
上記粘着テープの剥離が進行した上記半導体チップを上記粘着シートからピックアップする工程と
を具備したことを特徴とする半導体チップのピックアップ方法にある。
この発明によれば、矩形状の半導体チップの4つの側辺部を除く部分及び4つの側辺部の一部分だけを半導体チップを押し上げる押し上げ手段によって支持するようにしたから、上記押し上げ手段よって半導体チップを押し上げると、上記側辺部の押し上げ手段によって支持されていない部分から粘着テープの剥離が開始される。すなわち、半導体チップの側辺部から粘着テープとの剥離が開始される。
半導体チップの側辺部の一部から粘着テープの剥離が開始されれば、その剥離が半導体チップの全体にわたって拡がるから、粘着テープの剥離を確実かつ迅速に、しかも半導体チップを損傷させることなく行なうことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図4はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1に示すピックアップ装置はバックアップユニット10を備えている。このバックアップユニット10は図示しないウエハリングに張設された粘着シート2の下面側に対向して設けられ、図示しないZ駆動源によってZ方向において、後述するごとくバックアップ体1の上面が粘着シート2に接触する位置と、粘着シート2から離れた位置との間を駆動されるようになっている。
上記粘着シート2の上面には半導体ウエハをさいの目状に分割した複数の半導体チップ3が貼着されている。上記ウエハリングは図示しないX及びY駆動源によって水平方向に駆動されるようになっている。
それによって、粘着シート2に貼着された半導体チップ3はバックアップユニット10に対してX及びY方向に位置決め可能となっている。なお、バックアップユニット10に代わり、ウエハリングをZ方向に駆動するようにしてもよく、要はウエハリングとバックアップユニット10とが相対的にX、Y及びZ方向に駆動されるようになっていればよい。
上記粘着シート2の上面側で、上記バックアップユニット10の上方にはピックアップ手段を構成する吸着ノズル体4が設けられている。この吸着ノズル体4は、図示しないX、Y及びZ駆動源によってX、Y及びZ方向に駆動されるピックアップ軸5を有する。このピックアップ軸5の下端面には凸部6が設けられている。
上記ピックアップ軸5には先端を上記凸部6の端面に開口させた吸引孔7が軸方向に沿って形成されている。この吸引孔7は図1に示す吸引ポンプ31に接続されている。上記凸部6にはゴムや軟質の合成樹脂などの弾性材料によって形成された上部吸着ノズル8が着脱可能に取着されている。この上部吸着ノズル8には一端が上記吸引孔7に連通し、他端が先端面に開口したノズル孔9が形成され、さらに下面は平坦面8aに形成されている。
なお、上記ピックアップ軸5をZ方向に駆動するZ駆動源としてはボイスコイルモータなどを用い、吸着ノズル体4による押圧荷重が一定となるよう制御することが好ましい。
上記バックアップ体1は、図2と図3に示すように上端面に四角形、この実施の形態では矩形状の開口部23が形成され、下端面が閉塞された角筒状をなしている。つまり、バックアップ体1には中空角柱状の収容部24が上下方向に沿って形成されている。上記開口部23は、図3に鎖線で示すピックアップの対象となる矩形状の半導体チップ3よりもわずかに小さな矩形状に形成されている。つまり、開口部23は半導体チップ3と相似形状に形成されている。
なお、半導体チップ3は矩形状でなく、正方形の場合もあり、その場合はバックアップ体1に形成される開口部23を半導体チップ3よりもやや小さな正方形とすればよい。
上記バックアップ体1の上面には、上記開口部23を囲む3つの環状溝25が同芯的に形成されている。3つの環状溝25はバックアップ体1の径方向に沿って形成された4つの連通溝26によって連通している。4つの連通溝26の1つには吸引孔28の一端が開口している。この吸引孔28は上記バックアップ体1の周壁に上下方向に沿って穿設されていて、その他端はバックアップ体1の下部側面に開口している。
上記吸引孔28の他端には上記吸引ポンプ31が配管32(ともに図1に示す)によって接続されている。吸引ポンプ31が作動すれば、吸引孔28及び連通溝26を介して3つの環状溝25に吸引力が発生するから、バックアップ体1の上面を粘着シート2の下面に接触させれば、その上面に粘着シート2が吸着保持される。つまり、バックアップ体1の上面は粘着シート2を吸着保持する吸着面となっている。
上記バックアップ体1の角柱状の収容部24にはピックアップされる半導体チップ3を押し上げるための押し上げ手段33が収容されている。この押し上げ手段33は軸線を同じにして同芯状に設けられた第1乃至第3の押し上げ体34〜36からなる。第1の押し上げ体34が最も外側に位置し、第3の押し上げ体36は中心に位置している。
すなわち、第1の押し上げ体34は4つの角の頂点を結ぶ外形状が上記収容部24とほぼ同じ矩形状をなした角筒状であって、その下端部の外周面の対向する一対の側面には図2に示すように断面形状がL字状の一対の第1の鍔37が設けられている。この第1の鍔37は上記収容部24の対向する一対の内面に形成された第1の凹部38に上下方向に移動可能に収容されている。つまり、第1の凹部38の高さ寸法は上記第1の鍔37の高さ寸法よりも大きく設定されている。
上記第1の鍔37と上記第1の凹部38の上面との間には第1のばね39が圧縮状態で収容されている。それによって、上記第1の押し上げ体34は上記第1の鍔37の下端面が上記第1の凹部38の下端面に当たる位置で弾性的に保持されている。その状態において、第1の押し上げ体34の上端面は上記バックアップ体1の上面と同じ高さになっている。
上記第2の押し上げ体35は上記第1の押し上げ体34内に収容される大きさの角筒状であって、その下端部の対向する一対の側面には断面形状がL字状の一対の第2の鍔41が設けられている。この第2の鍔41は上記第1の押し上げ体34の対向する一対の内面に形成された第2の凹部42に上下方向に移動可能に収容されている。つまり、第2の凹部42の高さ寸法は上記第2の鍔41の高さ寸法よりも大きく設定されている。
上記第2の鍔41と上記第2の凹部42の上面との間には上記第1のばね39よりも荷重に対する変形量が小さい、つまり強い第2のばね43が圧縮状態で収容されている。それによって、上記第2の押し上げ体35は上記第2の鍔41の下端面が上記第2の凹部42の下端面に当たる位置で弾性的に保持されている。その状態において、第2の押し上げ体35の上端面は上記バックアップ体1及び第1の押し上げ体34の上面と同じ高さになっている。
上記第3の押し上げ体36は上記第2の押し上げ体35内に収容される大きさの角軸状であって、その下端部の対向する一対の側面には断面形状がL字状の一対の第3の鍔44が設けられている。この第3の鍔44は上記第2の押し上げ体35の対向する一対の内面に形成された第3の凹部45に上下方向に移動可能に収容されている。つまり、第3の凹部45の高さ寸法は上記第3の鍔44の高さ寸法よりも大きく設定されている。
上記第3の鍔44と上記第3の凹部45の上面との間には上記第2のばね43よりも強い第3のばね46が圧縮状態で収容されている。それによって、上記第3の押し上げ体36は上記第3の鍔44の下端面が上記第3の凹部45の下端面に当たる位置で弾性的に保持されている。その状態において、第3の押し上げ体36の上端面は上記バックアップ体1及び第1、第2の押し上げ体34,35の上面と同じ高さになっている。
上記第1の押し上げ体34の上面を含む上部には、その四角形の4つの側辺部には角部を除いた部分が所定の長さで山形状に形成されている。それによって、4つの側辺部には三角形状の複数の第1の凸部49aが形成されるとともに、第1の凸部49a以外の部分には上記第1の凸部49aに対応する凹部49bが山形状に形成されている。
複数の第1の凸部49aの頂点は同一直線状に位置している。また、第1の押し上げ体34の4つの角部は角度が90度の第2の凸部50となっていて、その第2の凸部50の頂点は第1の凸部49aの頂点と同一直線状に位置している。
それによって、半導体チップ3が図3に鎖線で示すようにバックアップ体1の上面に吸着保持されると、複数の第1の凸部49aの頂点と第2の凸部50の頂点は半導体チップ3の側辺に対して同じ距離に位置する。つまり、半導体チップ3の各側辺部はそれぞれ複数の第1の凸部49aと第2の凸部50によって長さ方向全長が均一な状態で支持されるようになっている。
粘着シート2に貼着されたピックアップされる半導体チップ3が図3に鎖線で示すように位置決めされると、上記第1の凸部49aと凹部49bが半導体チップ3の各側辺部の下面に粘着シート2を介して対向位置し、半導体チップ3の角部が同じく粘着シート2を介して第2の凸部50に対向位置する。
それによって、第1乃至第3の押し上げ体34〜36が後述するように粘着シート2を引き伸ばしながら上昇すると、半導体チップ3の各側辺部は、第1の凸部49aによって部分的に支持され、角部が第2の凸部50によって支持されるようになっている。第1の凸部49aと第2の凸部50の頂点は同一直線状に位置しているから、半導体チップ3は各側辺部が各凸部49a,50によって均一な状態、つまり粘着シート2の張力が加わったときに撓み量が側辺部の全長にわたって均一になる状態で支持されている。
上記第3の押し上げ体36の下端には駆動軸部48が下方に向けて延出されている。この駆動軸部48は上記バックアップ体1の底壁に形成された通孔51から外部に気密に突出していて、その下端部にはカムフォロア52が設けられている。
上記カムフォロア52はカム体53の外周面に当接している。このカム体53は回転モータ54によって回転駆動される。カム体53が回転駆動されると、上記第3の押し上げ体36はこのカム体53の上死点と下死点との間で上下駆動される。図2は第3の押し上げ体36が下降位置にある状態を示している。上記カムフォロア52、カム体53及び回転モータ54によって押し上げ手段33を上下方向に駆動する駆動手段を構成している。
上記カム体53が回転駆動されて上記第3の押し上げ体36が上昇方向に駆動されると、この第3の押し上げ体36の上昇に上記第2の押し上げ体35と第1の押し上げ体34が第3、第2のばね46,43を介して連動する。このとき、押し上げ体33の最も外側に位置する第1の押し上げ体34は第1のばね39を圧縮する。
第1のばね39を圧縮しながら第1の押し上げ体34が上昇し、その第1の鍔37の上端が第1の凹部38の上面に当たると、この第1の押し上げ体34の上昇が停止する。しかしながら、第2の押し上げ体35は第2のばね43を圧縮しながらさらに上昇し、それに第3の押し上げ体も上昇する
第2のばね43が圧縮されて第2の押し上げ体35の第2の鍔41の上端が第2の凹部42の上面に当たると、この第2の押し上げ体35の上昇が停止して第3の押し上げ体36だけが第3のばね46を圧縮しながら上昇する。
そして、上記駆動軸部48に設けられたカムフォロア52が上記カム体53の上死点に移行したときに、上記第3の押し上げ体36の上昇が最大となる。そして、その後のカム体53の回転によって第3乃至第1の各押し上げ体36,35,34はそれぞれ第3乃至第1のばね46,43,39の復元力によって順次下降位置に戻ることになる。
すなわち、第1乃至第3のばね39,43,46の強さを順次強くしたことで、最初は3つの押し上げ体34〜36が一緒に上昇するが、第1の押し上げ体34が上昇限まで上昇すると、第2、第3の押し上げ体35,35が段階的に上昇するようになっている。
図3に示すように、上記第1、第2の押し上げ体34,35の周壁には上下方向に貫通した複数の吸引孔34a,35aが周方向に所定間隔で穿設されている。上記第3の押し上げ体36の中心部には一端を上面に開口させた吸引孔36aが穿設されている。この吸引孔36aの他端は図2に示すように上記第3の押し上げ体36の下端から延出された駆動軸部48の上記収容部24内に位置する部分の外周面に開口している。
上記第1の押し上げ体34に形成された吸引孔34aの上端部には分岐吸引孔34bが分岐され、この分岐吸引孔34bは上記第1の押し上げ体34の上部外周面に形成された凹部49bに開口している。
上記バックアップ体1の周壁の下端部には上記収容部24に連通する連通孔55が形成されていて、この連通孔55は上記吸引ポンプ31に配管32によって接続されている。それによって、上記吸引ポンプ31の吸引力は、各押し上げ体34〜36に形成された吸引孔34a〜36aを通じてこれら押し上げ体34〜36の上面に作用することになる。
つぎに、上記構成のピックアップ装置によって半導体チップ3を粘着シート2からピックアップするときの動作について説明する。
ピックアップされる半導体チップ3を図3に鎖線で示すようにバックアップ体1の上面の開口部23に対して位置決めしたならば、吸引ポンプ31による吸引力で粘着シート2をバックアップ体1の環状溝25が形成された上面及びバックアップ体1に収容された第1乃至第3の押し上げ体34〜36の上面によって吸着保持する。
つまり、粘着シート2は、ピックアップされる半導体チップ3の下面に対応する部分が第1乃至第3の押し上げ体34〜36の上面によって吸着保持され、上記半導体チップ3の周辺部に対応する部分がバックアップ体1の上面によって吸着保持される。
このように粘着シート2を吸着保持したならば、吸着ノズル体4を下降させて上部吸着ノズル8によってピックアップされる半導体チップ3の上面を吸着した後、カム体53を回転させる。
それによって、まず、図4(a)に示すように第1乃至第3の押し上げ体34〜36が同時に所定の高さまで上昇して半導体チップ3を押し上げる。このとき、吸着ノズル体4は半導体チップ3とともに上昇する。第1乃至第3の押し上げ体34〜36が上昇して半導体チップ3を押し上げると、粘着シート2が引き伸ばされる。それによって、粘着シート2の半導体チップ3の周辺部を貼着した部分には張力及び吸引ポンプ31の吸引力が作用する。
半導体チップ3の周辺部は、上記第1の押し上げ体34の側辺部に形成された第1の凸部49a及び第2の凸部50によって部分的に、しかも各凸部49a、50の頂点が同一直線状に位置していることによって均一に支持され、第1の凸部49aが形成されていない凹部49bに対応する部分は支持されていない。
そのため、半導体チップ3を押し上げることで、粘着シート2の半導体チップ3の周辺部に対応する部分が張力によって引っ張られ、しかも吸引ポンプ31の吸引力によって吸引されると、その粘着シート2の上記半導体チップ3の側辺部の第1の凸部49aによって支持されていない部分、つまり山形状の凹部49bに対応する部分が剥離し始める。
しかも、凹部49bには第1の押し上げ体34に形成された吸引孔34aから分岐された分岐吸引孔34bが開口しているから、上記粘着シート2の上記凹部49bに対応する部分には上記分岐吸引孔34bに発生する吸引力が作用する。
さらに説明すれば、半導体チップ3の側辺部は第1の押し上げ体34に形成された第1の凸部49aと第2の凸部50によって部分的に均一に支持されているから、第1の凸部49aによって支持されていない、凹部49bに対応する箇所に張力及び吸引力が加わり易くなる。
しかも、半導体チップ3の側辺部が第1の凸部49aによって部分的に支持され、さらに角部が第2の凸部50によって支持されている。つまり、半導体チップ3の側辺部は第1の凸部49aと第2の凸部50によって均一に支持されているから、半導体チップ3の周辺部が粘着シート2に張力によって下方へ撓むことがほとんどない。その結果、粘着シート2は、半導体チップ3の周辺部の第1の押し上げ体34に形成された山形状の凹部49aに対応する箇所から剥離し始めることになる。
このようにして、粘着シート2の剥離が開始されて第1の押し上げ体34の上昇が停止すると、つぎに第2の押し上げ体35と第3の押し上げ体36が上昇する。それによって、図4(b)に示すように、粘着シート2は半導体チップ3の第1の凸部49aを含む第1の押し上げ体34によって支持されていた部分全体が剥離する。
第2の押し上げ体35が上昇限まで上昇してその上昇が停止すると、つぎに図4(c)に示すように第3の押し上げ体36だけが上昇する。それによって、粘着シート2は第1の押し上げ体34に支持されていた部分に続いて第2の押し上げ体35によって支持されていた部分が半導体チップ3から剥離するから、第3の押し上げ体36によって支持されている部分だけが貼着した状態として残る。
第3の押し上げ体36は角軸状であって、第1、第2の押し上げ体34,35に比べて上端面の面積は十分に小さく設定されている。したがって、第3の押し上げ体36だけが上昇し終わると、図4(d)に示すように半導体チップ3の上面を吸着した吸着ノズル体4が上昇することで、半導体チップ3は粘着シート2から比較的容易に剥離されることになる。
このように、押し上げ手段33の最も外側に位置する第1の押し上げ体34の周辺部に、第1の凸部49aを有する凹部49bを山形状に形成し、しかも第1の押し上げ体34の角部に第2の凸部50を形成するようにした。
しかも、第1の押し上げ体34の各側辺において、第1の凸部49aと第2の凸部50頂点を同一直線状に位置させて半導体チップ3の各側辺部を均一に支持できるようにした。
そのため、押し上げ手段33を上昇させると、粘着シート2が引き伸ばされることで発生する張力及び粘着シート2を吸引する吸引力が粘着シート2の上記凹部49bに対応する部分に集中して作用するから、粘着シート2は凹部49bに対応する箇所から円滑に剥離が開始されることになる。
しかも、分岐吸引路34bが凹部49bに開口し、この分岐吸引路34bに発生する吸引力が粘着シート2の上記凹部49bに対応する箇所に作用するから、そのことによっても、粘着シート2の凹部49bに対応する箇所から剥離が促進されることになる。
第1の押し上げ体34の周辺部に凹部49bを形成したが、その凹部49bには第1の凸部49aが設けられ、さらに第1の押し上げ体34の角部には第2の凸部50が設けられている。
そのため、半導体チップ3の周辺部から粘着シート2を剥離する際、半導体チップ3の各側辺部は第1の凸部49aによって支持され、角部は第2の凸部50によって支持されるから、半導体チップ3の周辺部が下方へ大きく撓んで破損するということがない。
しかも、半導体チップ3の角部を含む各側辺部は、同一直線状に位置する第1の凸部49aと第2の凸部50によって均一に支持されているから、半導体チップ3の各側辺部に粘着シート2の張力が不均一に加わり、その側辺部が損傷するということも防止される。
図5はこの発明の第2の実施の形態を示す押し上げ手段33Aの平面図である。この実施の形態の押し上げ手段33Aは、第1の押し上げ体34の側辺部に形成された凹部49Bの中途部に、矩形状の第1の凸部60が1つだけ形成されている。第1の押し上げ体34の角部には第1の実施の形態と同様、第2の凸部61が形成される。
第1の押し上げ体34がこのような形状であっても、第1の実施の形態と同様、半導体チップ3を上昇させたときに、粘着シート2の張力及び吸引ポンプ31の吸引力が粘着シート2の上記凹部49Bに対応する箇所に集中して作用するから、その箇所から粘着シート2が剥離され易い。
なお、図示しないが、第2の実施の形態において第1の押し上げ体34の側辺部の凹部49bには半導体チップ3の大きさに応じて矩形状の複数の第1の凸部を形成するようにしてもよい。
上記第1の実施の形態では第1の押し上げ体に形成される凹部を、この第1の押し上げ体の上面を含む上部所定の長さで形成したが、第1の押し上げ体の軸方向全長にわたって形成するようにしてもよい。そうすれば、粘着シートの半導体チップの周辺部に対応する部分に作用する吸引ポンプの吸引力を増大させることができるから、半導体チップの周辺部からの粘着シートの剥離をより一層、良好に行なうことが可能となる。
上記各実施の形態では、半導体チップが粘着シートに直接貼着されている場合を例に挙げて説明したが、裏面にDAF(Die Attach Film)が貼付けられた半導体チップがそのDAFを介して粘着シートに貼着される場合があり、そのようにして半導体チップが粘着シートに貼着されている場合であっても、この発明を適用することができる。
また、押し上げ手段の第1の押し上げ体の外周面にだけ凹部を形成したが、第2、第3の押し上げ体の外周面にも凹部を形成するようにしてもよい。つまり、少なくとも第1の押し上げ体の外周面に凹部を形成すればよい。
第2、第3の押し上げ体の外周面に凹部を形成すれば、その凹部によって半導体チップからの粘着シートの剥離をさらに良好に行うことが可能となる。
この発明の第1の実施の形態を示すピックアップ装置の概略的構成図。 バックアップ手段の縦断面図 バックアップ体の第1乃至第3の押し上げ体の上面を示す平面図。 (a)〜(d)は半導体チップをピックアップするときの動作を順次示した説明図。 この発明の第2の実施の形態の押し上げ手段を構成する第1乃至第3の押し上げ体の上面を示す平面図。
符号の説明
1…バックアップ体、2…粘着シート、3…半導体チップ、4…吸着ノズル体(ピックアップ手段)、31…吸引ポンプ、33…押し上げ手段、34〜36…第1乃至第3の押し上げ体。

Claims (6)

  1. 粘着シートに貼着された四角形状の半導体チップをピックアップする半導体チップのピックアップ装置であって、
    上面が上記粘着シートのピックアップされる上記半導体チップの周辺部分に対応する部分を吸着保持する吸着面に形成されたバックアップ体と、
    軸心を同じにして互いに移動可能な状態で上記バックアップ体内に設けられた複数の押し上げ体を有し、少なくとも最も外周に位置する押し上げ体の上面には上記半導体チップの4つの側辺部に対応する部分にその側辺部を部分的に支持する第1の凸部を有し上記粘着シートとの間で吸引力が作用する凹部及び上記半導体チップの角部に対応する部分にその角部を支持する第2の凸部が形成された押し上げ手段と、
    この押し上げ手段の複数の押し上げ体を上昇方向に駆動して上記粘着シートのピックアップされる上記半導体チップが貼着された部分の下面を押圧して上記粘着シートとともに上記半導体チップを上記バックアップ体の上面から押し上げて上記粘着シートの上記半導体チップからの剥離を上記凹部の第1の凸部から外れた部分から進行させる駆動手段と、
    この駆動手段によって押し上げられて上記粘着シートの剥離が進行した上記半導体チップを上記粘着シートからピックアップするピックアップ手段と
    を具備したことを特徴とする半導体チップのピックアップ装置。
  2. 上記凹部に設けられる前記第1の凸部は、山形状の複数の凸部であることを特徴とする請求項1記載の半導体チップのピックアップ装置。
  3. 上記凹部に設けられる前記第1の凸部は、前記凹部の中途部に設けられる矩形状の凸部であることを特徴とする請求項1記載の半導体チップのピックアップ装置。
  4. 上記凹部に開口する吸引孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体チップのピックアップ装置。
  5. 上記駆動手段は、上記押し上げ手段の複数の押し上げ体を同じ高さまで押し上げてから、外側に位置する押し上げ体よりも内側に位置する押し上げ体の方が高くなるよう順次押し上げることを特徴とする請求項1記載の半導体チップのピックアップ装置。
  6. 粘着シートに貼着された四角形状の半導体チップをピックアップツールでピックアップする半導体チップのピックアップ方法であって、
    上記粘着シートの上記ピックアップツールによってピックアップされる上記半導体チップの周辺に位置する部分を吸着保持するとともに、上記半導体チップを、その側辺部を部分的に支持する第1の凸部を有し上記粘着シートとの間で吸引力が作用する凹部及び上記半導体チップの角部に対応する部分にその角部を支持する第2の凸部が形成された押し上げ手段の上記第1凸部と上記第2の凸部によって支持する工程と、
    上記押し上げ手段を上昇させて上記半導体チップを上記粘着シートとともに押し上げて上記半導体チップの側辺部の上記押し上げ手段の上記第1の凸部によって支持された部分から外れた部分から上記粘着シートを剥離する工程と、
    上記半導体チップの側辺部の上記押し上げ手段によって支持されていない部分から上記粘着シートが剥離されたならば、上記押し上げ手段による上記半導体チップの支持面積を順次減少させて上記粘着テープの上記半導体チップからの剥離を進行させる工程と、
    上記粘着テープの剥離が進行した上記半導体チップを上記粘着シートからピックアップする工程と
    を具備したことを特徴とする半導体チップのピックアップ方法。
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