JP5214421B2 - 剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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本発明は、粘着シートから半導体チップ等を剥離する剥離装置及び剥離方法に関するものである。
半導体装置の製造工程において、ダイシングされた半導体チップ(以下、単にチップという。)を粘着シートからピックアップする必要がある。従来のチップ剥離装置として、粘着シートを保持するステージと、このステージに対して進退する突き上げ台と、この突き上げ台によって突き上げられるニードルとを備えたものがある(特許文献1)。すなわち、突き上げ台によって突き上げられたニードルによりステージの粘着シートを裏面側から突いて、チップを粘着シートから離脱させるように構成されている。
前記特許文献1のものは、チップの中央部を突き上げる第1突き上げ部材と、第1突き上げ部材の周囲に配設される第2突き上げ部材とで突き上げ部材を構成している。そして、チップを粘着シートから剥離する際には、まず、第1突き上げ部材と第2突き上げ部材とを一体的に上昇させる。その後、第2突き上げ部材を下降させるものである。
また、複数の突き上げ部材とを順次上昇又は下降させてチップを粘着シートから剥離するものとして、図7に示すように、第1突き上げ部材101から第3突き上げ部材103までを備えた剥離装置がある。すなわち、チップ104の中央部を突き上げる第3突き上げ部材103と、第3突き上げ部材103の外側に配置される第2突き上げ部材102と、第2突き上げ部材102のさらに外側に配置される第1突き上げ部材101とで突き上げ部材が構成される。そして、粘着シート105からチップ104を剥離する方法は、図7(a)の矢印Dに示すように、まず、第1突き上げ部材101から第3突き上げ部材103までを上昇させる。これにより、図7(b)に示すように、チップ104の周縁は粘着シート105から剥離する。次に、第1突き上げ部材101をその位置に固定し、図7(b)の矢印Eに示すように、第2突き上げ部材102と第3突き上げ部材103とを突き上げる。これにより、チップ104はさらに外周側から剥離することになる。その後、第2突き上げ部材102をその位置に固定し、図7(c)の矢印Fに示すように、第3突き上げ部材103を突き上げる。これにより、第1突き上げ部材101から第3突き上げ部材103は図7(d)に示すような形状となって、チップ104は粘着シート105から完全に剥離する。
特開2007−115934号公報
しかしながら、特許文献1に記載の剥離装置や前記した剥離装置のように、突き上げ部材を複数の工程にて上昇または下降させて、外側から徐々に粘着シートを剥離するものでは、チップと粘着シートとの剥離に時間がかかる。特に、第3突き上げ部材まで備えたものでは、3段階で突き上げる必要があるため、動作に時間を要するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて、動作時間の短縮を図ることができる剥離装置及び剥離方法を提供する。
本発明の剥離装置は、粘着シート上に貼付けられて配置された電子部品を剥離する剥離装置であって、固定ブロックと、この固定ブロックの内周に配設される少なくとも1つの内側上下動部材と、固定ブロックの外周に配設される少なくとも1つの外側上下動部材とを備え、前記粘着シートの下面側から突き上げる突き上げ機構と、前記内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に上下動させることにより、内側上下動部材の上端面を上位とし、固定ブロックの上端面を中位とし、外側上下動部材の上端面を下位とする昇降駆動装置とを備えるのである。
本発明の剥離装置によれば、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを同時に上下動させることができるため、1工程で、内側上下動部材が最上位となる階段状を形成することができる。これにより、粘着シートは、階段状となった突き上げ機構の形状に沿って変形することになり、粘着シートからチップを剥離することができる。
前記昇降駆動装置は、前記外側上下動部材を固定ブロックの高さ位置よりも上方に上昇させた後、前記内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に上下動させることにより、内側上下動部材の上端面を上位とし、固定ブロックの上端面を中位とし、外側上下動部材の上端面を下位とすることができる。これにより、チップの端部が一旦上方に湾曲する
ことになって、この湾曲により粘着シートからチップの一部が剥離する。
この場合、外側上下動部材を、チップ裏面と面接触状となる筒状部材にて構成したり、チップ裏面と点接触状となるピン部材にて構成したりすることができる。
前記昇降駆動装置は、回転駆動する回転軸を備え、この回転軸に、回転軸の回転によって内側上下動部材を上下動させる第1カムと、回転軸の回転によって外側上下動部材を上下動させる第2カムとを付設することができる。これにより、内側上下動部材と外側上下動部材とを独立して作動させることができることができ、内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に逆向きに移動させることができる。この場合、内側上下動部材を上昇させると同時に外側上下動部材を下降させたり、内側上下動部材を下降させると同時に外側上下動部材を上昇させたりすることができる。
前記昇降駆動装置は、コレットにて電子部品を保持する前又は保持するのと同時に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させるものとできる。すなわち、コレットにて上方から電子部品を保持する前に電子部品を粘着シートから剥離することができる。また、前記昇降駆動装置は、コレットにて電子部品を保持した後に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させるものとできる。すなわち、コレットにて上方から電子部品を粘着シートから保持した後に電子部品を剥離することができる。
本発明の剥離方法は、粘着シート上に貼付けられて配置された電子部品を、上記粘着シートの下面から突き上げる剥離方法において、固定ブロックの内周に配置された内側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させて電子部品の中央部を突き上げると同時に、前記固定ブロックの外周に配置された外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも下方に下降させるものである。
前記外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させた後、固定ブロックの内周に配置された内側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させて電子部品の中央部を突き上げると同時に、前記固定ブロックの外周に配置された外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも下方に下降させることができる。
コレットにて電子部品を保持する前又は保持するのと同時に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させたり、コレットにて電子部品を保持した後、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させたりすることができる。
本発明の剥離装置では、1工程で、固定ブロックと内側上下動部材と外側上下動部材とで階段状を形成することができるため、迅速に階段状を形成することができ、粘着シートからのチップの剥離を効果的に短縮することができる。
チップの端部を一旦上方に湾曲させると、この湾曲により粘着シートからチップの一部が剥離して、粘着が強い等の理由でチップコーナー部の剥離が得られにくいものであっても、確実に粘着シートからチップを剥離させることができる。
外側上下動部材を筒状部材にて構成する場合、チップ裏面と筒状部材とが面接触状となり、粘着シートが破れてチップを傷付けることを防止できる。また、外側上下動部材をピン部材にて構成する場合、チップ裏面とピン部材とが点接触状となり、接地面積を極力減らすことで、粘着シートの剥離を促進することができる。
内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に逆向きに移動させることができるため、確実に1工程で階段状を形成することができる。
コレットにて上方から電子部品を保持する前に電子部品を初期剥離することができるため、剛性が高く及び/又は粘着性の高いシート上の電子部品に有効なものとなる。また、コレットにて上方から電子部品を保持した後に電子部品を剥離することができるため、突き上げにより電子部品が変形することがなく、特に、剛性の小さな電子部品に有効なものとなる。
本発明の剥離方法では、粘着シートからチップを剥離させる動作時間の短縮化を図ることができる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
この剥離装置は、半導体チップ(以下、チップという)等の電子部品を回路基板に実装する実装動作を行う装置の一部であり、チップを回路基板に実装する前に、粘着シートに固着されたチップを突き上げて、粘着シートからチップを剥離させるものである。
この剥離装置は、図1に示すように、粘着シート上(図3参照)に貼付けられて配置されたチップ21を、粘着シート20の下面から突き上げる突き上げ機構1を備えている。この突き上げ機構1は、図1に示すように、固定ブロック2と、内側上下動部材3と、外側上下動部材4と、昇降駆動装置5を備えている。固定ブロック2は、図2に示すように、角筒状のブロック体であり、上下動することなく所定位置で固定されるものである。内側上下動部材3は、固定ブロック2の内側に配設される角材状のブロック体であり、後述する昇降駆動装置5によって上下動するものとなっている。外側上下動部材4は、固定ブロック2の外周に配設される角筒状のブロック体であり、昇降駆動装置5によって上下動するものとなっている。
昇降駆動装置5は、モータ等から構成される駆動手段7と、この駆動手段7に取付けられて、駆動手段7を作動させることにより回転する回転軸8と、この回転軸8に付設される第1カム6a及び第2カム6bを備えている。内側上下動部材3の下部には支持体9が連結され、この支持体9に第1カムフォロア12aが枢結されている。そして、この第1カムフォロア12aに、第1カム6aの外径面が摺接している。また、外側上下動部材4の下部には支持体10が連結され、この支持体10に第2カムフォロア12bが枢結されている。この第2カムフォロア12bに、第2カム6bの外径面が摺接している。そして、第1カム6a及び第2カム6bの外径形状は、回転軸が1回転することにより、固定ブロック2と、内側上下動部材3と、外側上下動部材4との位置関係が、図3(b)となった後、再び図3(a)に戻るような形状となっている。
また、本発明の剥離装置は、粘着シート20を下方に吸着するための吸着機構(図示省略)を備えている。
次に、本発明の剥離装置を使用して粘着シート20からチップ21を剥離する方法について説明する。まず、図3(a)に示すように、剥離装置の突き上げ機構1を、チップ21の下方に位置させる。この場合、チップ21の中央部に内側上下動部材3が対応するように突き上げ機構1を位置させる。
その後、内側上下動部材3を、図3(a)の矢印Aに示す向きに上昇させるとともに、外側上下動部材4を、図3(a)の矢印Bに示す向きに下降させる。すなわち、駆動手段7を作動させて、回転軸8を時計回りに回転させる。この場合、第1カム6aが支持体9を上昇させて、内側上下動部材3を上昇させる。また、これと同時に、第2カム6bが支持体10を下降させて、外側上下動部材4を下降させる。
これにより、図3(b)に示すように、1工程で、内側上下動部材3の上端面が上位となり、固定ブロック2の上端面が中位となり、外側上下動部材4の上端面が下位となる。つまり、内側上下動部材3が最上位となる階段状を形成することができる。
そして、図示省略の吸着機構にて、粘着シート20を下方に吸着する。これにより、粘着シート20は、階段状となった突き上げ機構1の形状に沿って変形することになる。すなわち、チップ21のほぼ中央部が上位となり、外側に向かって除々に下位となる形状となる。このようにして、チップ21の外側から内側へ、チップ21を粘着シート20から剥離することができる。
この場合、チップ21を突き上げることにより、チップ21の粘着シート20からの剥離とほぼ同時に、チップ21の上方にあるコレット16にチップ21を吸着させている。また、粘着シート20からチップ21を剥離した後、コレット16を下降させてチップ21を吸着することも可能である。
本発明では、1工程で、固定ブロック2と内側上下動部材3と外側上下動部材4とで階段状を形成することができるため、迅速に階段状を形成することができ、粘着シート20からのチップ21の剥離を効果的に短縮することができる。
内側上下動部材3と外側上下動部材4とを同時に逆向きに移動させることができるため、確実に1工程で階段状を形成することができる。
外側上下動部材4を、チップ裏面と面接触状となる筒状部材にて構成しているので、チップ裏面と外側上下動部材4とが面接触状となり、粘着シート20が破れてチップ21を傷付けることを防止できる。
次に、本発明の剥離装置を使用して粘着シート20からチップ21を剥離する他の方法について説明する。まず、図4(a)に示すように、チップ21の中央部に内側上下動部材3が対応するように、剥離装置の突き上げ機構1を、チップ21の下方に位置させる。
そして、外側上下動部材4を、図4(a)の矢印Cに示す向きに上昇させる。すなわち、駆動手段7を作動させて、回転軸8を時計回りに回転させる。この場合、外側上下動部材4を固定ブロック2の高さ位置よりも上方に上昇させる。これにより、チップ21の端部が一旦上方に湾曲することになって、この湾曲により粘着シート20からチップ21の一部が剥離する。
その後、内側上下動部材3を図4(b)の矢印Aに示す向きに上昇させるとともに、外側上下動部材4を図4(b)の矢印Bに示す向きに下降させる。すなわち、駆動手段7を作動させて、回転軸8をさらに時計回りに回転させる。この場合、第1カム6aが支持体9を上昇させて、内側上下動部材3を上昇させる。また、これと同時に、第2カム6bが支持体10を下降させて、外側上下動部材4を下降させる。本実施形態では、第1カム6a及び第2カム6bの外径形状は、回転軸が1回転することにより、固定ブロック2と、内側上下動部材3と、外側上下動部材4との位置関係が、図4(b)となった後、図4(c)となり、再び図4(a)に戻るような形状となっている。また、コレット16にて上方からチップ21を保持する前にチップ21を初期剥離することができるため、剛性が高く及び/又は粘着性の高いシート上のチップ21に有効なものとなる。
そして、図4(c)に示すように、1工程で、内側上下動部材3の上端面が上位となり、固定ブロック2の上端面が中位となり、外側上下動部材4の上端面が下位となって、図示省略の吸着機構にて、粘着シート20を下方に吸着する。これにより、粘着シート20は、階段状となった突き上げ機構1の形状に沿って変形することになる。このようにして、チップ21の外側から内側へ、チップ21を粘着シート20から剥離することができる。
このように、他の方法についても同様に、粘着シート20からチップ21を剥離することができる。特に、粘着が強い等の理由でチップコーナー部の剥離が得られにくいものであっても、粘着シート20からチップ21の一部を剥離させることができるため、確実に粘着シート21からチップ20を剥離させることができる。
前記のように、外側上下動部材4を固定ブロック2の高さ位置よりも上方に上昇させて、チップ21の端部を一旦上方に湾曲するものにおいては、図5や図6に示すように、外側上下動部材4をピン部材14にて構成することができる。すなわち、図6に示すように、固定ブロック2は、角筒状のブロック体であり、内側上下動部材3は、固定ブロック2の内側に配設される角材状のブロック体であり、外側上下動部材4は、固定ブロック2の夫々のコーナー部13a、13b、13c、13dの外側に4箇所配設されるピン部材14である。この場合、ピン部材14は、先端部に先細テーパ部15を有し、先端縁は、チップ20を傷付けない程度に鋭くなっている。
外側上下動部材4をピン部材14にて構成すると、チップ裏面とピン部材14とが点接触状となり、接地面積を極力減らすことで、粘着シート20の剥離を促進することができる。このため、粘着シート20の剥離を促進することができて、一層確実に粘着シート20からチップ21を剥離させることができる。
前記した剥離方法は、コレット16にてチップ21を保持する前又は保持するのと同時に、固定ブロック2と、内側上下動部材3と、外側上下動部材4とを上下動させるものであったが、コレット16にてチップ21を保持した後に、固定ブロック2と、内側上下動部材3と、外側上下動部材4とを上下動させてもよい。すなわち、コレット16にて上方からチップ21を保持した後に、粘着シート20からチップ21を剥離することができる。この場合、コレット16にて上方からチップ21を保持した後にチップ21を突き上げることができるため、突き上げによりチップ21が変形することがなく、特に、剛性の小さなチップ21に有効なものとなる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、突き上げ機構1は、平面視矩形に限らず、円形、長方形、楕円形、多角形等種々の形状とすることができる。また、内側上下動部材3や外側上下動部材4は、1つの部材に限られず、夫々2つ以上の部材から構成してもよい。すなわち、固定ブロック2の内側に複数の内側上下動部材3を設け、固定ブロック2の外側に複数の外側上下動部材4を設けることができる。外側上下動部材4をピン部材14にて構成する場合、ピン部材14の数は、4つに限られず、また夫々のピン部材14の配置としても、固定ブロック2のコーナー部13a、13b、13c、13dに対応する位置でなくてもよい。例えば、固定ブロック2の4つの辺の中央部近傍に夫々設けてもよい。ピン部材14の先端面は、アール状としてもよい。これにより、チップ裏面を傷付けるのを一層防止することができる。また、実施形態ではピン部材14を、先端に先細テーパ部15を有するものとしたが、先端部がチップ裏面と点状接触するものであれば、テーパ部15を有さないものであってもよい。すなわち、上端面から下端面にわたって一定の断面を有する極細の部材(例えば円柱や角材)にて構成することができる。
本発明の実施形態を示す剥離装置の簡略側面図である。 前記図1の剥離装置の簡略平面図である。 本発明の実施形態を示す剥離装置の使用状況を示す要部拡大簡略側面図であり、(a)は使用前、(b)は使用後である。 本発明の実施形態を示す剥離装置の使用状況を示す要部拡大簡略側面図であり、(a)は使用前、(b)は使用途中、(c)は使用後である。 本発明の他の実施形態を示す剥離装置の簡略側面図である。 前記図5の剥離装置の簡略平面図である。 従来の剥離装置の使用状況を示す要部拡大簡略側面図であり、(a)は使用前、(b)及び(c)は使用途中、(d)は使用後である。
符号の説明
1 突き上げ機構
2 固定ブロック
3 内側上下動部材
4 外側上下動部材
5 昇降駆動装置
14 ピン部材
16 コレット
20 粘着シート
21 チップ

Claims (11)

  1. 粘着シート上に貼付けられて配置された電子部品を剥離する剥離装置であって、
    固定ブロックと、この固定ブロックの内周に配設される少なくとも1つの内側上下動部材と、固定ブロックの外周に配設される少なくとも1つの外側上下動部材とを備え、前記粘着シートの下面側から突き上げる突き上げ機構と、
    前記内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に上下動させることにより、内側上下動部材の上端面を上位とし、固定ブロックの上端面を中位とし、外側上下動部材の上端面を下位とする昇降駆動装置とを備えることを特徴とする剥離装置。
  2. 前記昇降駆動装置は、前記外側上下動部材を固定ブロックの高さ位置よりも上方に上昇させた後、前記内側上下動部材と外側上下動部材とを同時に上下動させることにより、内側上下動部材の上端面を上位とし、固定ブロックの上端面を中位とし、外側上下動部材の上端面を下位とすることを特徴とする請求項1の剥離装置。
  3. 前記外側上下動部材を、チップ裏面と面接触状となる筒状部材にて構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の剥離装置。
  4. 前記外側上下動部材を、チップ裏面と点接触状となるピン部材にて構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の剥離装置。
  5. 前記昇降駆動装置は、回転駆動する回転軸を備え、この回転軸に、回転軸の回転によって内側上下動部材を上下動させる第1カムと、回転軸の回転によって外側上下動部材を上下動させる第2カムとを付設したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項の剥離装置。
  6. 前記昇降駆動装置は、コレットにて電子部品を保持する前又は保持するのと同時に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させるものであることを特徴とする請求項1〜請求項5の剥離装置。
  7. 前記昇降駆動装置は、コレットにて電子部品を保持した後に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させるものであることを特徴とする請求項1〜請求項5の剥離装置。
  8. 粘着シート上に貼付けられて配置された電子部品を、上記粘着シートの下面から突き上げる剥離方法において、
    前記請求項1〜請求項4のいずれかの剥離装置を、チップの下方に位置させた後、
    固定ブロックの内周に配置された内側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させて電子部品の中央部を突き上げると同時に、前記固定ブロックの外周に配置された外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも下方に下降させることを特徴とする剥離方法。
  9. 前記外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させた後、固定ブロックの内周に配置された内側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも上方に上昇させて電子部品の中央部を突き上げると同時に、前記固定ブロックの外周に配置された外側上下動部材の上端面を、固定ブロックの上面の高さ位置よりも下方に下降させることを特徴とする請求項6の剥離方法。
  10. コレットにて電子部品を保持する前又は保持するのと同時に、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させることを特徴とする請求項8又は請求項9の剥離方法。
  11. コレットにて電子部品を保持した後、固定ブロックと、内側上下動部材と、外側上下動部材とを上下動させることを特徴とする請求項8又は請求項9の剥離方法。
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