JP4987379B2 - カーボンナノチューブ形成装置 - Google Patents

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本発明はカーボンナノチューブを形成する技術分野にかかり、特に、低温でカーボンナノチューブを成長させる技術に関する。
カーボンナノチューブは、走査型プローブ顕微鏡の探針や二次電池の負極、電界放出ディスプレイ用のエミッタの他、電界効果トランジスタの電極材料等、半導体プロセスにおいても広い用途が期待されている。
カーボンナノチューブを成長させるためには、先ず、基板表面に触媒薄膜を形成する必要がある。
従来技術の製造工程を説明すると、図5の符号100は、触媒薄膜形成装置であり、真空槽110内の底壁に蒸着源116a、116bが配置され、その上方に基板ホルダ115が配置されている。真空排気系141によって真空槽110内を真空排気し、基板ホルダ115に基板103を配置し、反応ガス導入系114から窒素ガスを導入しながら蒸着源116aから金属チタン蒸気を放出すると、金属チタンと窒素ガスが反応し、窒化チタン薄膜から成る下地膜が基板103表面に形成される。
次いで、金属チタン蒸気の放出と窒素ガスの導入を停止した後、他の蒸着源116bから金属コバルト蒸気を放出させると、金属コバルト薄膜から成る触媒薄膜が下地膜表面に形成される。
触媒薄膜が形成された基板103は真空槽110の外部に搬出し、図6に示した成膜装置104の真空槽120内に搬入し、基板ステージ125上に配置する。
次いで、真空槽120内を真空排気系142によって真空排気し、真空槽120内が所定圧力の真空雰囲気になった後、基板ステージ125に設けられたヒータに通電して発熱させ、基板103を昇温させる。
基板103が500〜600℃程度に昇温したところで、ガス導入系124から、水素ガスと炭化水素ガスから成る原料ガスを導入し、マイクロ波照射装置126からマイクロ波を放射すると、マイクロ波は導入した原料ガスに照射され、原料ガスのプラズマが生成される。
プラズマ中に含まれる水素ラジカルや炭素ラジカルが触媒薄膜表面に到達すると、触媒薄膜表面にカーボンナノチューブが成長する。
先行技術には例えば下記特許文献がある。
特開2004−277871
しかしながら、半導体プロセスでは300℃〜350℃程度の温度が上限であり、上記のようなカーボンナノチューブ製造工程を、半導体装置の製造プロセスに用いることはできない。
本発明の発明者等は、カーボンナノチューブの成長に500℃〜600℃の高温を必要とするのは、触媒薄膜の活性が低下しているからであると推測した。そして、その活性低下の原因は触媒薄膜を大気に曝すことにある、と予想し、本願発明を創作するに到った。
即ち、上記課題を解決するため、本発明は、第一、第二の真空槽がダクトを介して接続され、前記第一の真空槽内に配置された成膜対象物が、真空雰囲気にされた前記ダクト内を移動し、前記第二の真空槽内に搬入されるように構成されたカーボンナノチューブ形成装置であって、前記第一の真空槽内に、筒状のアノード電極内に触媒金属からなるカソード電極と、前記カソード電極とは絶縁されたトリガ電極が配置され、前記トリガ電極と前記カソード電極の間に生じるトリガ放電によって前記アノード電極と前記カソード電極の間にアーク放電が誘起され、前記アーク放電により、触媒金属の蒸気が前記アノード電極の開口から前記第一の真空槽内に放出される蒸着源を複数台有し、前記開口の向きは、前記第一の真空槽内の基板ホルダに配置された前記成膜対象物とは異なる方向に向けられており、前記アノード電極から放出された電子の飛行方向が磁界で曲げられて前記基板ホルダに到達するようにされ、前記開口から放出された前記蒸気中の電荷質量比が大きな正電電荷の微小荷電粒子が、前記電子に引き付けられ、飛行方向が曲げられて前記成膜対象物に到達するようにされ、前記第二の真空槽には、原料ガス導入系と、前記原料ガス導入系から導入される原料ガスのプラズマを生成するプラズマ生成装置が接続され、前記プラズマ生成装置は、マイクロ波発生装置とマイクロ波照射装置とを有し、前記原料ガスには前記マイクロ波照射装置から放射されるマイクロ波が照射され、前記プラズマが生成されるカーボンナノチューブ形成装置である。
また、本発明は、前記触媒金属に鉄を用いるカーボンナノチューブ形成装置である。
触媒薄膜が失活しないから、低温でカーボンナノチューブを形成することができる。
すなわち、触媒薄膜を大気に曝さないために、大気中の酸素で触媒薄膜の表面が酸化されないので、活性度が低下しない状態で成長できる。
本発明のカーボンナノチューブ形成装置を図面を用いて説明する。
図1の符号1は、本発明のカーボンナノチューブ形成装置を示している。
このカーボンナノチューブ形成装置1は、第一、第二の真空チャンバ10、20と、搬送チャンバ30を有している。
第一の真空チャンバ10と搬送チャンバ30の間は第一のダクト11によって接続されており、第二の真空チャンバ20と搬送チャンバ30の間は第二のダクト21によって接続されている。
搬送チャンバ30には、第一、第二の搬送ロッド46、47が気密に挿通されている。
第一、第二のダクト11、21には、第一、第二のバルブ12、22がそれぞれ設けられており、第一、第二のバルブ12、22を開けると、第一、第二の搬送ロッド46、47の先端を、第一又は第二のダクト11、12を通して、第一、第二の真空チャンバ10、20内に挿入及び抜去できるように構成されている。
第一、第二の真空チャンバ10、20と搬送チャンバ30には、真空排気系41〜43がそれぞれ接続されており、第一、第二の真空チャンバ10、20と、搬送チャンバ30の内部は、それぞれ真空排気できるように構成されている。第一、第二のダクト11、21の内部も、真空排気系41〜43によって真空排気される。
図4を参照し、第一の真空チャンバ10内には、一乃至複数台(ここでは二台)の蒸着源16a、16bが配置されている。
各蒸着源16a、16bは、筒状のアノード電極61を有しており、該アノード電極61の内部には、筒状の支持部62が配置されている。
支持部62の先端には、カソード電極63が配置されている。カソード電極63は、触媒金属が柱状に成形されて構成されている。支持部62の内部には、棒状配線65が挿通されており、カソード電極63は、棒状配線65によって、アーク電源66とトリガ電源67の負極に接続されている。
ここでは、触媒金属には鉄が採用されており、少なくとも一台の蒸着源16aのカソード電極63は鉄で構成されている。
支持部62の周囲には、リング状のトリガ電極64が環着されている。支持部62は絶縁性材料で構成されており、トリガ電極64は、カソード電極63や棒状配線65とは電気的に絶縁されている。
アノード電極61とトリガ電極64は、アーク電源66の正極とトリガ電源67の正極にそれぞれ接続されている。
アノード電極61は第一の真空槽10と一緒に接地電位に接続されており、アーク電源66を動作させると、カソード電極63にはアノード電極61に対して負の高電圧が印加され、トリガ電源67を動作させると、トリガ電極64にはカソード電極63に対して正電圧が印加される。
第一の真空チャンバ10内を真空雰囲気にし、アノード電源66を動作させた状態でトリガ電源67を起動すると、トリガ電極64とカソード電極63の間にトリガ放電が発生し、それにより、アノード電極61とカソード電極63の間にアーク放電が誘起され、カソード電極63にアーク電流が流れる。
カソード電極63を構成する金属はアーク電流によって蒸発し、カソード電極63の側面から金属の蒸気が放出される。
金属の蒸気中に含まれる電荷質量比(電荷質量比=電荷/質量)が大きな正電荷の微小粒子はアノード電極61の開口から第一の真空チャンバ10内に放出される。電荷質量比が小さな粒子はアノード電極61の内周面に衝突し、アノード電極61の開口から放出されない。
図2を参照し、第一の真空チャンバ10内のアノード電極61の開口に面する位置には基板ホルダ15が配置されている。
該基板ホルダ15に基板を配置し、真空雰囲気中で金属の蒸気を放出させ、基板の表面に到達させると、基板表面に金属薄膜を形成することができる。
第一の真空チャンバ10には反応ガス導入系14が接続されており、反応ガス導入系14から反応ガスを導入しながら金属蒸気を放出させると、金属蒸気と反応ガスの反応生成物の薄膜を基板表面に形成することができる。
次に、図3を参照し、第二の真空チャンバ20には、原料ガス導入系24が接続されている。
原料ガス導入系24は、水素ガスボンベと炭化水素ガスボンベを有しており、原料ガス導入系24から第二の真空チャンバ20内に水素ガスと炭化水素ガスを流量制御しながら導入できるように構成されている。ここでは、炭化水素ガスにはメタンガスが用いられている。
第二の真空チャンバ20内には、基板ステージ25が配置されている。基板ステージ25の裏面には、ヒータ29が配置されており、基板ステージ25上に配置された基板を所望温度に加熱できるように構成されている。
基板ステージ25の上方位置には、マイクロ波照射装置26が配置されている。マイクロ波照射装置26は、導波管27によってマイクロ波発生装置23に接続されており、マイクロ波発生装置23が生成したマイクロ波は、導波管27を通ってマイクロ波照射装置26に導入され、第二の真空チャンバ20内に放出される。マイクロ波照射装置26から放出されたマイクロ波は、導入した原料ガスに照射され、原料ガスのプラズマが生成される。
上記カーボンナノチューブ形成装置1を用いて基板表面にカーボンナノチューブを形成する工程について説明する。
先ず、第一、第二の搬送ロッド46、47の先端を第一、第二の真空チャンバ10、20の内部から退避させ、第一、第二のバルブ12、22を閉じておく。
その状態で、真空排気系41、42を動作させ、第一、第二の真空チャンバ10、20を真空排気しておく。
他方、搬送チャンバ30は、その壁面に設けられた扉を開け、基板を搬送チャンバ30内に搬入し、第一の搬送ロッド46の先端上に配置する。
搬送チャンバ30の扉を閉じ、真空排気系43によって搬送チャンバ30内を真空排気し、第一の真空チャンバ10の到達圧力と同程度の圧力(ここでは10-3Pa台)に到達したところで第一のバルブ12を開け、第一の真空チャンバ10と搬送チャンバ30とを接続する。このとき、第二の真空チャンバ20も、ダクト11、21も、その内部は真空雰囲気に置かれている。
第一の搬送ロッド46の先端を第一の真空チャンバ10内に挿入し、先端上の基板を基板ホルダ15に保持させる。
図2の符号3は、その状態の基板を示している。
第一の搬送ロッド46の先端を第一の真空チャンバ10内から抜去した後、第一のバルブ12を閉じる。この状態では、第一の真空チャンバ10の内部は搬送チャンバ30から切り離されている。
符号16aで示した蒸着源のカソード電極63が触媒金属である鉄で構成されているとすると、その蒸着源16a(又は16b)に接続されたアーク電源66とトリガ電源67を動作させ、アノード電極61の開口から第一の真空チャンバ10内に鉄蒸気を放出させ、基板3表面に到達させ、鉄薄膜を触媒薄膜として形成する。
アーク電流は、アーク電源66内のコンデンサから供給されており、コンデンサの放電が終了するとアーク電流は停止する。コンデンサの充電完了後、トリガ放電を発生させると、アーク電流が再度流れる。
アーク電流を50回流し(1回当たり膜厚0.1Åの触媒薄膜が成長する。)、所定膜厚の触媒薄膜を形成した後、第一のバルブ12を開け、それぞれ真空雰囲気が維持された搬送チャンバ30の内部と第一の真空チャンバ10の内部を接続し、第一の搬送ロッド46の先端を第一の真空チャンバ10内に挿入し、触媒薄膜が形成された基板3をその先端に乗せ、抜去すると、基板3は真空雰囲気のダクト11を通過し、搬送チャンバ30内に移動する。
基板3を第二の搬送ロッド47の先端に移載し、第一のバルブ12を閉じ、第二のバルブ22を開け、第二の搬送ロッド47先端を、第二の真空チャンバ20内に挿入すると、基板3はダクト21を通って移動し、第二の真空チャンバ20内に搬入される。この基板3は基板ステージ25上に移載する。
図3の符号4は、基板ステージ25上に配置された基板を示している。
第二の搬送ロッド47の先端を第二の真空チャンバ20内から抜去し、第二のバルブ22を閉じる。
ヒータ29は予め通電されており、基板ステージ25は所定温度に昇温されている。
基板4がヒータ29によって350℃に加熱されたところで、原料ガス導入系24から所定比率の水素ガスとメタンガスから成る原料ガスを第二の真空チャンバ20内に導入する。真空排気系41〜43は動作を維持しておく。
第二の真空チャンバ20内が所定圧力で安定したところで、マイクロ波発生装置23を動作させ、生成されたマイクロ波をマイクロ波照射装置26から第二の真空チャンバ20内に放出させると、放出されたマイクロ波は原料ガスに照射され、原料ガスのプラズマが生成される。
プラズマ中で生成された炭素ラジカルと水素ラジカルが基板4表面の触媒薄膜に到達すると、炭素が触媒薄膜中に固溶し、過飽和になって析出し、カーボンナノチューブが成長する。
図7は、カーボンナノチューブが形成された基板4の断面の電子顕微鏡写真である。
350℃の温度でもカーボンナノチューブが成長しているのは、触媒薄膜が形成されてから、原料ガスプラズマ中で生成されたラジカルが触媒薄膜表面に到達するまでの間、触媒薄膜は大気と接触せず、水分の吸着や酸化反応が生じず、活性状態を維持しているからである。
なお、触媒薄膜を形成する際、蒸着源16a、16bのアノード電極61の開口の向きを、基板ホルダ15とは異なる方向に向けておき、蒸着源16a、16bと基板ホルダ15との間に磁界を形成し、アノード電極61から放出された電子の飛行方向を磁界で曲げて基板ホルダ15に到達させるようにすると、電荷質量比が大きな正電電荷の微小荷電粒子が電子に引き付けられ、飛行方向が曲げられて基板ホルダ15に到達し、且つ、電荷質量比が小さな荷電粒子は飛行方向が曲げられずに基板ホルダ15に到達できないようになるので、電荷質量比が大きな微小荷電粒子によって、欠陥の無い触媒薄膜を形成することができる。
また、第一の真空チャンバ10には反応ガス導入系14が接続されており、一方の蒸着源16aのカソード電極63を金属チタンで構成し、他方の蒸着源16bのカソード電極63を金属コバルトで構成し、先ず、第一の真空チャンバ10内に反応ガス導入系14から窒素ガスを導入しながら蒸着源16aから金属チタン蒸気を放出させ、金属チタンと窒素を反応させ、基板3表面に窒化チタン薄膜を下地膜として形成した後、窒素ガスの導入を停止し、第一の真空チャンバ10内に残留する窒素ガスが真空排気された後、他の蒸着源16bからコバルト蒸気を放出させ、下地膜の表面にコバルト薄膜から成る触媒薄膜を形成することができる。
この場合も、ダクト11、21と搬送チャンバ30の内部を真空雰囲気に置き、触媒薄膜を形成した後、触媒薄膜を大気に曝さずにカーボンナノチューブの形成を開始すると、低温で形成することができる。
本発明のカーボンナノチューブ形成装置 触媒薄膜を形成する第一の真空チャンバを説明するための図面 カーボンナノチューブを成長させる第二の真空チャンバを説明するための図面 本発明に用いることができる蒸着源を説明するための図 従来技術の触媒薄膜形成装置を説明するための図 従来技術の成膜装置(カーボンナノチューブ形成装置)を説明するための図 本発明によってカーボンナノチューブを形成した基板の断面の電子顕微鏡写真
符号の説明
1……カーボンナノチューブ形成装置
10……第一の真空チャンバ
20……第二の真空チャンバ
23……マイクロ波発生装置
24……原料ガス導入系
26……マイクロ波照射装置
61……アノード電極
63……カソード電極
64……トリガ電極

Claims (2)

  1. 第一、第二の真空槽がダクトを介して接続され、前記第一の真空槽内に配置された成膜対象物が、真空雰囲気にされた前記ダクト内を移動し、前記第二の真空槽内に搬入されるように構成されたカーボンナノチューブ形成装置であって、
    前記第一の真空槽内に、筒状のアノード電極内に触媒金属からなるカソード電極と、前記カソード電極とは絶縁されたトリガ電極が配置され、前記トリガ電極と前記カソード電極の間に生じるトリガ放電によって前記アノード電極と前記カソード電極の間にアーク放電が誘起され、前記アーク放電により、触媒金属の蒸気が前記アノード電極の開口から前記第一の真空槽内に放出される蒸着源を複数台有し、
    前記開口の向きは、前記第一の真空槽内の基板ホルダに配置された前記成膜対象物とは異なる方向に向けられており、前記アノード電極から放出された電子の飛行方向が磁界で曲げられて前記基板ホルダに到達するようにされ、
    前記開口から放出された前記蒸気中の電荷質量比が大きな正電電荷の微小荷電粒子が、前記電子に引き付けられ、飛行方向が曲げられて前記成膜対象物に到達するようにされ、
    前記第二の真空槽には、原料ガス導入系と、前記原料ガス導入系から導入される原料ガスのプラズマを生成するプラズマ生成装置が接続され、
    前記プラズマ生成装置は、マイクロ波発生装置とマイクロ波照射装置とを有し、
    前記原料ガスには前記マイクロ波照射装置から放射されるマイクロ波が照射され、前記プラズマが生成されるカーボンナノチューブ形成装置。
  2. 前記触媒金属に鉄を用いる請求項1記載のカーボンナノチューブ形成装置。
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