JP4987313B2 - 高層建築用足場の構築方法及び解体方法 - Google Patents

高層建築用足場の構築方法及び解体方法 Download PDF

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本発明は、建築現場における高層建築物の外壁又は躯体に沿って架設される建築用足場の構築方法及び解体方法に関する。
従来、ビル,アパートの改修等において作業用に架設される足場は、一般的にクレーンで資材を持ち上げて構築されている。クレーンが搬入できない場所では、一部組み立てた足場の各段の1つの踏板を取り外して垂直方向の空間を形成し、同空間に垂直方向の一対のレールを設けてレールの最上部にウインチを吊下した吊りビームを架設し、レールと接して昇降する昇降台をウインチのワイヤーロープと接続して昇降台で足場の構成部材を運搬し、足場を上方へ順に構築及び下方へ順に解体している(例えば特許文献1参照)。ところで、前記特許文献1の技術では、昇降台を昇降させるウインチが頂部の吊りビームに設置されている。従って、重量のあるウインチを上方まで作業者が運搬する必要があり、労力を伴う問題があった。しかも、資材の運搬時に足場に荷重が作用する構造であるから少量しか運搬が行えず、また小型のウインチでは昇降台に載せる資材の量が限られて効率が悪いものであった。
そこで、建築物の外壁又は躯体に沿って足場を所定段数架設し、建築物の屋上にやぐらを設置し、やぐら直下の足場の踏板を取り外して昇降空間を形成し、昇降空間の最下段の足場根絡み上方に昇降台を配置し、昇降空間から離れた最下段の足場根絡み上に巻き上げ用のウインチを設置し、ウインチのワイヤーロープを滑車に通して上方に張り、ワイヤーロープを屋上のやぐらの滑車を通り昇降空間の下方に延ばして昇降台と接続し、ガイドワイヤーを屋上のやぐらから最下段の足場根絡みに渡って緊張し、昇降台の後ろの両側でガイドワイヤーを摺るように拘束する保持手段を昇降台に設け、昇降台で足場用資材を架設済みの足場の上方へ運搬して昇降空間の両側に次段の足場を組み立て、これを順に繰り返して足場を階上方向へ構築するようにした技術が提案されている。しかしなら、前記技術ではやぐらの設置に手間を要する問題があった。やぐらの設置は熟練者による作業が必要であり、設置強度等を十分に勘案しながら慎重に組み立てなければならず、今日の熟練者不足には対応できない。
また、このやぐらを使用する昇降台に代えて、昇降空間にガイドレールとラックを垂直に設置し、モータで駆動するギヤを昇降台に備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降できるようにした工事用エレベータの技術が特許文献2で提案されている。しかし、この工事用エレベータは足場の外方に設置されるものであるから、昇降台への資材等の荷物の積み降ろしが前後の一方向のみに制限され、積み降ろし作業が能率良く行えなかった。
特開2000−274069号公報 特開2000−313578号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、昇降台の設置及び昇降にやぐらを必要とせず、しかも昇降台への荷物の積み降ろしが能率良く行える高層建築用足場の構築方法及び解体方法を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 建築物の外壁又は躯体に沿って足場を所定段数架設し、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上下方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、同昇降台の左右それぞれに足場内に入り込むように外開きする扉を備え、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、昇降台で足場用資材を架設済みの足場の上方へ運搬して昇降空間の両側に次段の足場を組み立て、これを順に繰り返して足場を階上方向へ構築するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の構築方法
2) 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、前記1)記載の高層建築用足場の構築方法
3) ガイドレールとラックが所定長さのものを連結できるようにしたものであって、架設済みの足場の上方に次段の足場架設の為にガイドレールとラックを継ぎ足し、昇降台を架設済みの足場の上方まで上昇させて足場用資材を運搬して次段の足場を組み立てるようにした、前記2)記載の高層建築用足場の構築方法
4) 建築物が建築中のもので、足場を未建築の高さまで架設し、昇降台が建築済みの階の上方まで上昇できるようにした、前記1)〜3)いずれか記載の高層建築用足場の構築方法
5) 建築物の外壁又は躯体に沿って足場を所定段数架設し、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上方方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、同昇降台の左右それぞれに足場内に入り込むように外開きする扉を備え、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、昇降台で足場用資材を架設済みの足場の上方へ運搬して昇降空間の両側に次段の足場を組み立て、これを順に繰り返して足場を階上方向へ構築し、構築した足場で作業をした後、最上段の足場を解体して昇降台で解体した足場用資材を下方へ運搬し、次に下段の足場を解体して昇降台で下方へ運搬し、これを順に繰り返して足場を階下方向へ解体するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の解体方法
6) 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、前記5)記載の高層建築用足場の解体方法
7) ガイドレールとラックが所定長さのものを連結及び分解できるようにしたものであって、構築時は架設済みの足場の上方に次段の足場架設の為にガイドレールとラックを継ぎ足し、昇降台を架設済みの足場の上方まで上昇させて足場用資材を運搬して次段の足場を組み立てるようにし、解体時は解体した足場用資材を下方へ運搬した後その解体した段のガイドレールとラックを分解し、その後下段の足場を解体するようにした、前記6)記載の高層建築用足場の解体方法
8) 建築物の外壁又は躯体に沿って構築した複数段の足場で作業をした後、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上下方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、最上段の足場を解体して昇降台で解体した足場用資材を下方へ運搬し、次に下段の足場を解体して昇降台で下方へ運搬し、これを順に繰り返して足場を階下方向へ解体するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の解体方法
9) 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、前記8)記載の高層建築用足場の解体方法
10) ガイドレールとラックが所定長さのものを連結及び分解できるようにしたものであって、形成した昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に構築済みの足場の段数分連結したガイドレールとラックを設置し、解体した足場用資材を下方へ運搬した後その解体した段のガイドレールとラックを分解し、その後下段の足場を解体するようにした、前記9)記載の高層建築用足場の解体方法
にある。
本発明によれば、やぐらを必要としないから、熟練者でなくても昇降設備を容易に設置することができる。また、足場の踏板を取り外した空間を昇降台が昇降するから、昇降台の両側に荷物の積み降ろしが可能になり、作業が能率良く行えて足場の構築及び解体の工期を短縮できる。
本発明では、ガイドレールは昇降空間に渡って一度に設置する方法と、足場の構築と並行して段階的に継ぎ足して延設していく方法があり、建築物の規模等に応じて任意に選ばれる。以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜6に示す実施例1は、高層マンションの外壁の改修に本発明を適用した例である。図1,2は実施例1の足場の正面図、図3は実施例1の昇降設備の側面図、図4は実施例1の昇降設備の平面図、図5,6は実施例1の足場の構築を示す説明図である。図中、1は足場根絡み、1aはジャッキベース、2は昇降台、2aは扉、2bはモータ、2cはギヤ、2dは車輪、3はガイドレール、3aは頂部控え、4はラック、5はセンサ、5aはリミットスイッチ、6は昇降空間、7は足場、7aは立枠、7bは筋交い、7cは踏板、7dはシート、8は操作盤、Aは建築物である。
実施例1の昇降台2は、両側に扉2aを備え、上部に減速機付きのモータ2b及びモータ2bの出力軸に軸着したギヤとラック4の間に歯合するギヤ2cを備え、背面側にガイドレール3を走行する車輪2dを複数備え、停止中に下降しないように定位置を保持するブレーキ装置(図示せず)を備えている。
まず、図5(a)に示すように建築物Aの周囲の地表にジャッキベース1aで足場根絡み1を敷設して1〜5段の足場7を通常の方法で組み立て、図5(b)に示すように昇降空間6を形成すべき足場7の縦列の踏板7c及び筋交い7bを全て取り外して昇降空間6を形成する。次に、図1,2に示すように昇降空間6と対向する建築物Aの壁面位置に所定長さのガイドレール3とラック4を最上段の足場7より高い長さ分連結して設置し、昇降空間6の最下位置に昇降台2を配置して車輪2dをガイドレール3に嵌入するとともにギヤ2cをラック4と歯合する。昇降台2にはセンサ5を取り付け、立枠7aの上端にセンサ5と近接して昇降台2を停止させるリミットスイッチ5aを取り付け、立枠7aの最下位置に地表で昇降台2を操作する操作盤8を取り付ける。
次に、図6(a)に示すように昇降台2に構築すべき足場7の資材(立枠7a,筋交い7b,踏板7c,シート7d)を積み込み、モータ2bを作動させて昇降台2を上昇させる。昇降台2が架設済みの足場7の上方まで上昇するとリミットスイッチ5aでモータ2bが停止し、架設済みの両側の足場7上に資材を取り出して昇降空間6の両側に足場7を組み立てる。これを順に繰り返して図6(b)に示すように足場7を階上方向へ構築していく。建築物Aの改修が終了すると、最上段の足場7から順に解体して昇降台2で下方へ運搬し、構築と逆の手順で解体を行う。
実施例1によれば、やぐらを必要としないから、熟練者でなくても昇降設備を容易に設置することができた。また、足場7の踏板7cを取り外した空間を昇降台2が昇降するから、昇降台2の両側に資材等の荷物の積み降ろしが可能になり、作業が能率良く行えて足場7の構築及び解体の工期を短縮できるようになった。
図7,8に示す実施例2は、従来の方法で構築された足場の解体に本発明を適用した例である。図7,8は実施例2の足場の解体を示す説明図である。
実施例2では、図7(a)に示すように昇降空間6を形成すべき足場7の縦列の踏板7c及び筋交い7bを全て取り外して昇降空間6を形成し、昇降空間6と対向する建築物Aの壁面位置に所定長さのガイドレール3とラック4を足場7の高さ分連結して設置し、図7(b)に示すように昇降空間6の最下位置に実施例1と同じ構造の昇降台2を配置して車輪2dをガイドレール3に嵌入するとともにギヤ2cをラック4と歯合する。昇降台2にはセンサ5を取り付け、立枠7aの上端にセンサ5と近接して昇降台2を停止させるリミットスイッチ5aを取り付け、立枠7aの最下位置に地表で昇降台2を操作する操作盤8を取り付ける。
図8(a)に示すようにモータ2bを作動させて昇降台2を最上段まで上昇させて両側の足場7を解体した足場用資材(立枠7a,筋交い7b,踏板7c,シート7d)を昇降台2に積み込み、下方へ運搬する。これを繰り返して図8(b)に示すように上位から下位の足場7を順に解体して運搬していく。このように従来の方法で構築された足場も本発明により迅速且つ安全に解体できる。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図9に示すのは、建築中の建築物に本発明を適用した実施例1の他の例である。図9は実施例1の他の例の足場の構築を示す説明図である。図9に示す実施例1の他の例では、図9(a)に示すように建築前の建築物Aの基礎の周囲に一段目の足場7を架設した後、建築物Aの1階を建築し、次いで図9(b)に示すように建築した1階の上方に足場7をさらに架設して2階を構築し、その後実施例1と同じように昇降空間6を形成すべき足場7の縦列の踏板7c及び筋交い7bを全て取り外して昇降台2を昇降させる。このように、新築では足場7を未建築の高さまで架設し、昇降台2を建築済みの階の上方まで上昇させて足場用資材を運搬して足場の構築と建築物Aの建築を並行して行えるようにしている。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本発明は、クレーンが搬入できない場所の高層ビル等に安全且つ迅速に足場を構築及び解体するために好適に用いられる。
実施例1の足場の正面図である。 実施例1の足場の正面図である。 実施例1の昇降設備の側面図である。 実施例1の昇降設備の平面図である。 実施例1の足場の構築を示す説明図である。 実施例1の足場の構築を示す説明図である。 実施例2の足場の解体を示す説明図である。 実施例2の足場の解体を示す説明図である。 実施例1の他の例の足場の構築を示す説明図である。
符号の説明
1 足場根絡み
1a ジャッキベース
2 昇降台
2a 扉
2b モータ
2c ギヤ
2d 車輪
3 ガイドレール
3a 頂部控え
4 ラック
5 センサ
5a リミットスイッチ
6 昇降空間
7 足場
7a 立枠
7b 筋交い
7c 踏板
7d シート
8 操作盤
A 建築物

Claims (10)

  1. 建築物の外壁又は躯体に沿って足場を所定段数架設し、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上下方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、同昇降台の左右それぞれに足場内に入り込むように外開きする扉を備え、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、昇降台で足場用資材を架設済みの足場の上方へ運搬して昇降空間の両側に次段の足場を組み立て、これを順に繰り返して足場を階上方向へ構築するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の構築方法。
  2. 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、請求項1記載の高層建築用足場の構築方法。
  3. ガイドレールとラックが所定長さのものを連結できるようにしたものであって、架設済みの足場の上方に次段の足場架設の為にガイドレールとラックを継ぎ足し、昇降台を架設済みの足場の上方まで上昇させて足場用資材を運搬して次段の足場を組み立てるようにした、請求項2記載の高層建築用足場の構築方法。
  4. 建築物が建築中のもので、足場を未建築の高さまで架設し、昇降台が建築済みの階の上方まで上昇できるようにした、請求項1〜3いずれか記載の高層建築用足場の構築方法。
  5. 建築物の外壁又は躯体に沿って足場を所定段数架設し、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上方方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、同昇降台の左右それぞれに足場内に入り込むように外開きする扉を備え、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、昇降台で足場用資材を架設済みの足場の上方へ運搬して昇降空間の両側に次段の足場を組み立て、これを順に繰り返して足場を階上方向へ構築し、構築した足場で作業をした後、最上段の足場を解体して昇降台で解体した足場用資材を下方へ運搬し、次に下段の足場を解体して昇降台で下方へ運搬し、これを順に繰り返して足場を階下方向へ解体するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の解体方法。
  6. 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、請求項5記載の高層建築用足場の解体方法。
  7. ガイドレールとラックが所定長さのものを連結及び分解できるようにしたものであって、構築時は架設済みの足場の上方に次段の足場架設の為にガイドレールとラックを継ぎ足し、昇降台を架設済みの足場の上方まで上昇させて足場用資材を運搬して次段の足場を組み立てるようにし、解体時は解体した足場用資材を下方へ運搬した後その解体した段のガイドレールとラックを分解し、その後下段の足場を解体するようにした、請求項6記載の高層建築用足場の解体方法。
  8. 建築物の外壁又は躯体に沿って構築した複数段の足場で作業をした後、足場の所定縦列の各踏板をそれぞれ取り外して上下に連通する昇降台の昇降空間を形成し、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に昇降台を上下方向へ案内するガイドレールを垂直に設置し、ガイドレールに昇降台を昇降自在に取り付け、昇降台をガイドレールに沿って昇降させる駆動手段を設け、最上段の足場を解体して昇降台で解体した足場用資材を下方へ運搬し、次に下段の足場を解体して昇降台で下方へ運搬し、これを順に繰り返して足場を階下方向へ解体するようにしたことを特徴とする、高層建築用足場の解体方法。
  9. 昇降台の駆動手段が、昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に垂直のラックを設置し、昇降台にモータで回動するギヤを備え、ギヤをラックに歯合してギヤを回動させて昇降台を昇降するようにしたものである、請求項8記載の高層建築用足場の解体方法。
  10. ガイドレールとラックが所定長さのものを連結及び分解できるようにしたものであって、形成した昇降空間と対向する建築物の外壁又は躯体に構築済みの足場の段数分連結したガイドレールとラックを設置し、解体した足場用資材を下方へ運搬した後その解体した段のガイドレールとラックを分解し、その後下段の足場を解体するようにした、請求項9記載の高層建築用足場の解体方法。
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