JP4986523B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4986523B2
JP4986523B2 JP2006198783A JP2006198783A JP4986523B2 JP 4986523 B2 JP4986523 B2 JP 4986523B2 JP 2006198783 A JP2006198783 A JP 2006198783A JP 2006198783 A JP2006198783 A JP 2006198783A JP 4986523 B2 JP4986523 B2 JP 4986523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
semiconductor element
solder
conductive pattern
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006198783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008028135A (ja
Inventor
俊道 成瀬
健一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006198783A priority Critical patent/JP4986523B2/ja
Publication of JP2008028135A publication Critical patent/JP2008028135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4986523B2 publication Critical patent/JP4986523B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/013Alloys
    • H01L2924/0132Binary Alloys
    • H01L2924/01322Eutectic Alloys, i.e. obtained by a liquid transforming into two solid phases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/013Alloys
    • H01L2924/0132Binary Alloys
    • H01L2924/01327Intermediate phases, i.e. intermetallics compounds

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、フリップチップ実装される半導体素子を具備する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
LSIに代表される半導体素子の接続方法としては、フェイスアップで接続する方法とフェイスダウンで接続する方法(フリップチップ実装)がある。
半導体素子をフェイスアップで接続すると、半導体素子の上面に形成された電極と外部の導電パターンとを金属細線等の接続手段で接続する必要がある。このことから、金属細線を接続するための領域を半導体素子の周辺部に設ける必要があり、このことにより、半導体素子を実装するために必要とされる面積が増大してしまう問題があった。
一方、フリップチップ実装を行うと、半導体素子の下面に配置されるバンプを接続手段として用いることから、実装される半導体素子の周辺に接続のための領域を設ける必要が無い。結果的に、半導体素子の実装に必要とされる面積を狭くすることができ、高密度実装が実現される(例えば下記特許文献1を参照)。
図9を参照して、フリップチップ実装が採用された半導体素子の実装方法の一例を説明する。
図9(A)を参照して、先ず、LSIである半導体素子100の主面に、接続手段として機能するバンプ102を形成する。半導体素子100には、周知の拡散技術を用いて所定の機能を実現するための電気回路が構成されており、この電気回路と電気的に接続されたパッド101が半導体素子100の表面に形成されている。接続手段として機能するバンプ102は、パッド101の上面に形成される。バンプ102は、ワイヤボンディングに使用されるボンダーを用いて、例えば金から成る半田ボールをパッド101の上面に配置して形成される。
図9(B)を参照して、次に、バンプ102が形成された主面を下面にして、半導体素子100を実装基板103に実装する。実装基板103の上面には、半導体素子100のバンプ102に対応した位置に、パッド104が形成されている。半導体素子100を実装基板103の上面に載置した後に、半導体素子100のバンプ102と実装基板103のパッド104を接続するために、半導体素子100を上面から押圧する。
図9(C)に、上記工程により実装された半導体素子100の断面を示す。ここでは、バンプ102の下端がパッド104の上面に圧着されることで、実装基板103に半導体素子100が実装されていた。また、両者の接続信頼性を向上させるために、半導体素子100と実装基板103との間にアンダーフィルを充填しても良い。
特開平5−136209号公報
しかしながら、上記したフリップチップ実装が適用された半導体素子の実装方法では、バンプ102をパッド104の表面に圧着させるために、半導体素子100を上方から下方に押圧する工程がある。半導体素子100に対する亀裂の発生等の不具合を抑制するために、半導体素子100の押圧は均等な圧力で行う必要があり、このことが半導体素子100のフリップチップ実装に係るコストを高くしていた。また、ワイヤボンディング技術を用いて形成されるバンプ102に替えて、略球形状に形成された金ボールを用いる方法もあるが、金ボールを用いた場合でも、半導体素子100を上方から押圧する工程が必要となり、上述したコスト高の問題を解決することは困難である。
上記問題の対策として、バンプ102を半田で構成すると、200℃程度に加熱することでバンプ102を溶融してフリップチップ実装することが可能となり、上記した押圧工程を排除することができる。しかしながら、バンプ102の材料として半田を採用すると、バンプ102に亀裂が発生する問題が発生する。
図10に、半田から成るバンプ102に亀裂が発生した状態を撮影した画像の図を示す。この図では、半導体素子100、パッド101、バンプ102、パッド104、実装基板103が映し出されている。この画像から、半田から成るバンプ102に左側面から亀裂が生じていることが観察できる。このようにバンプ102に亀裂が生じると、半導体素子100に形成されたパッド101と、実装基板103上のパッド104とが乖離してしまう問題が発生する。
バンプ102に亀裂が発生する原因は次の通りである。先ず、パッド104の表面(上面と側面)は無電解のニッケルメッキ膜により被覆され、更にこのニッケルメッキ膜の表面は無電解の金メッキ膜により被覆されている。このようにすることで、パッド104の半田の濡れ性が向上され、パッド104と半田から成るバンプ102との密着強度を向上させることができる。しかしながら、無電解メッキにより形成されるニッケルメッキ膜および金メッキ膜は、触媒であるリンが混入されており、これらの膜はポーラスな状態であり、溶出しやすい環境になっている。従って、リフロー工程により半田から成るバンプ102をパッド104に溶着すると、パッド104を被覆するメッキ膜に含まれるニッケルと半田に含まれる錫とから成る金属間化合物(合金)が生成され、バンプ102の機械的強度が劣化する。更に、バンプ102を構成する半田は極めて少量であるので、半田から成るバンプ102の殆どが上記した金属間化合物と成ってしまうことも、亀裂の発生を助長している。結果的に、バンプ102を溶着するリフロー工程または使用状況下に於いて、図に示すようにバンプ102に亀裂が生じてしまう。このような問題は、鉛を含む鉛共晶半田をバンプ102として採用しても発生し、鉛を含まない鉛フリー半田をバンプ102として採用しても発生していた。
特に、鉛を含まない鉛フリー半田をバンプ102の材料として採用すると、一般的な鉛フリー半田の大部分は錫から成るので、上記した金属間化合物の生成速度が速くなり、バンプ102に発生する亀裂の問題が依り顕著に発生していた。
更に、図10に示すパッド104の表面を電解メッキ膜により被覆すると、上述した問題は回避される可能性もある。しかしながら、フリップチップ実装の為に形成されたパッド104は非常に密に配置されているので、電解メッキを行う為のメッキ線を実装基板103上に形成することは容易ではなかった。このことから、パッド104の表面に電解メッキ膜を形成することは困難であった。
従って、本発明の主な目的は、フリップチップ実装に用いられる半田電極に亀裂が発生することが抑制された半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体装置は、一主面に多数の電極を有してフリップチップ実装される半導体素子と、前記半導体素子の電極に対応した位置に設けられて前記電極と電気的に接続され、メッキ膜により被覆されない導電パターンとを具備し、電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する半田電極を介して、前記半導体素子の前記電極と前記導電パターンとが接続することを特徴とする。
本発明の半導体装置は、厚み方向に突出する複数個の電極が一主面に設けられてフリップチップ実装される半導体素子と、前記半導体素子の電極の位置に対応して実装基板上に設けられて前記電極と電気的に接続され、メッキ膜により被覆されない導電パターンと、前記半導体素子と前記実装基板との間に充填される充填樹脂とを具備し、電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する半田電極を介して、前記半導体素子の前記電極と前記導電パターンとが接続することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、厚み方向に突出する電極を具備する半導体素子を用意する工程と、半田電極を介したフリップチップ接続により、前記半導体素子の前記電極を、メッキ膜により被覆されない導電パターンに接続する工程を具備し、電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する前記半田電極を介して、前記電極と前記導電パターンとを電気的に接続することを特徴とする。
本発明の半導体装置に依れば、導電パターンに直に接触する半田電極を介して、フリップチップ実装される半導体素子の電極と導電パターンとが電気的に接続される。従って、背景技術のように、半田電極の内部に金属間化合物が大量に形成されない。従って、半田電極の機械的強度が劣化することによる亀裂の発生を抑制することができる。
更に、半田電極の濡れ性を向上させるためのメッキ膜が導電パターンの表面に形成されていないので、半田電極の横方向への広がりが抑制される。このことから、半導体素子のボンディング電極を密に配置した場合でも、各々のボンディング電極の先端に付着される半田電極が樽状に膨らまない。従って、各電極同士の間の間隙が充分に確保され、この間隙から充填樹脂を容易に充填させることができる。
本形態では、図1から図4を参照して、半導体装置10の構成を説明する。
図1(A)は半導体装置10の断面図であり、図1(B)は半導体装置10の一部分を拡大した断面図である。
図1(A)を参照して、本形態の半導体装置10は、実装基板12と、実装基板12の表面に形成されたパッド13(導電パターン)と、フリップチップ実装される半導体素子11と、半導体素子11の下面に形成されたボンディング電極16と、ボンディング電極16の表面に形成されたポスト15(電極)と、ポスト15の下面とパッド13の上面との間に位置して両者を接続する半田電極14とを主要に具備している。
半導体素子11は、所定の機能が実現されるように周知の拡散工程により電気回路が構成されたLSIであり、その表面(下面)には多数のボンディング電極16が形成されている。例えば、デジタルテレビの画像処理を行うASIC(Application Specific Integrated Circuit)が半導体素子11として採用された場合、大きさが数ミリ角程度の半導体素子11の周辺部付近に、200個〜300個程度のボンディング電極16が密に設けられる。従って、小型のLSIチップである半導体素子11の周辺部に多数のボンディング電極16を設けるため、ボンディング電極16同士が離間する距離は短くなる。具体的には、ボンディング電極16同士が離間する距離L1は、例えば、100μm〜200μm(例えば130μm)程度である。また、半導体素子11の厚みは、例えば500μm〜800μm程度である。
ポスト15は、半導体素子11のボンディング電極16に形成された突起状の電極であり、円柱状または角柱状の形状を有する。ポスト15は、電解メッキ法により形成された銅等の導電材料から成る。図1(B)を参照して、ポスト15が、半導体素子11の厚み方向に対して突出する長さ(L4)は、例えば20μm〜40μm程度である。このように、半導体素子11の厚み方向に突出するポスト15を設けることにより、フリップチップ実装される半導体素子11の下面と実装基板12とを充分に離間することができ、両者の間にアンダーフィル17(充填樹脂)が充填される空間を充分に確保することができる。更に、半導体素子11と実装基板12との熱膨張係数が異なることにより熱応力が発生しても、ポスト15が変形することによりこの熱応力を軽減させることができる。
また、ポスト15の下面は、半田電極14を構成する錫のポスト15への拡散を防止するために、ニッケル等から成るメッキ膜が形成されている。このメッキ膜は、電解メッキ法により形成されるメッキ膜である必要がある。その理由は、ポスト15の下面に形成されるメッキ膜を無電解メッキ法により形成すると、上述したように、メッキ膜を構成するニッケルと、半田電極14を構成する錫との金属間化合物が大量に形成され、結果的に半田電極14の機械的強度が劣化するからである。それに対して、電解メッキ法によるメッキ膜は、結晶構造が強固なため、上記した金属間化合物の生成量が少なく、結果的に半田電極14の機械的強度が所定の値以上に保持される。
半田電極14は、鉛共晶半田または鉛フリー半田から成る電極であり、半導体素子11側のポスト15と、実装基板12側のパッド13とを接続させる機能を有する。本形態では、基本的には、半田電極14は、ポスト15の下面とパッド13の上面に接触するように形成されている。このようにすることで、半田電極14の横方向への広がりを抑制して、アンダーフィル17の充填を容易にすることができる利点がある。また、半田電極14の厚み(L5)は、例えば10μm〜20μm程度である。具体的な半田電極14の材料としては、例えば、Sn/Pb、Sn/Ag、Sn/Ag/Cu、Sn/Bi、Sn/Cu、Sn/Zn、Sn/Zn/Bi等が採用できる。
実装基板12は、樹脂、セラミック、金属等から成る基板であり、多層または単層の導電パターンがその表面に形成されている。ここでは、実装基板12の上面に導電パターンから成る多数のパッド13が形成され手いる。
パッド13の位置は、半導体素子11の下面に形成されたボンディング電極16の位置に対応しており、銅等の導電パターンから成る。パッド13の平面的な形状は、円形又は四角形であり、その幅は例えば40〜50μm程度である。パッド13の表面には金メッキやニッケルメッキ等を形成することも可能であるが、本形態では、パッド13の表面はメッキ膜により被覆されず、主材料である銅等の導電材料が露出している。そして、パッド13の上面には半田電極14が付着している。ここで、パッド13の厚み(L6)は、例えば10μm〜20μm程度である。
アンダーフィル17は、少なくとも半導体素子11の下面と実装基板12の上面との間に形成された間隙に充填されている。アンダーフィル17は、エポキシ樹脂等の絶縁性を有する樹脂材料から成る。半導体素子11と実装基板12との間の間隙にアンダーフィル17を充填させることで、熱応力等に対する両者の接続信頼性を向上させることができる。
本形態では、半田の濡れ性を向上させるメッキ膜を敢えてパッド13の表面に形成していない。このことにより、半田電極14の機械的強度の劣化を防止できる。更に、半田電極14の横方向への広がりを抑制できる利点もある。
背景技術で説明したように、パッド13の表面を無電解メッキ法により形成されるメッキ膜により形成すると、金属間化合物が大量に生成されて、半田電極14の機械的強度が劣化してしまう問題が発生する。本形態では、導電材料が露出するパッド13の上面に半田電極14が直に接触している。従って、半田電極14は本来の機械的強度を保ったまま、半導体素子11の接続手段として機能しており、半田電極14へのクラックの発生が抑制されている。
特に、鉛フリー半田を半田電極14の材料として採用すると、鉛共晶半田と比較して鉛フリー半田は機械的強度に劣り、更に錫の含有量が非常に多いので、半田電極14にクラックが発生しやすい状態になる。本形態では、上述したように、無電解メッキ法により形成されて金属間化合物を生成しやすいメッキ膜がパッド13の表面に形成されていない。このことから、半田電極14をパッド13の上面に溶着しても、半田電極14に金属間化合物が大量に生成されないので、鉛フリー半田から成る半田電極14の強度は劣化しない。
更に、パッド13の表面をメッキ膜により被覆しない本形態の構成により、半田電極14の横方向への広がりを抑制して、アンダーフィル17の充填を容易にできる利点がある。具体的には、上述したように実装基板12に形成されたパッド13の上面及び側面はメッキ膜により被覆されていないので、半田の濡れ性がそれほど良くない。従って、半田電極14をパッド13の上面に溶着させると、半田電極14はパッド13の上面のみに付着して、パッド13の側面には半田電極14が付着しない。更に、ポスト15の側面もメッキ膜により被覆されていないので、半田電極14の上部はポスト15の上面のみに付着している。このことにより、半田電極14が過度に樽状に膨らまず、横方向への広がりが抑制される。結果的に、図1(A)を参照して、ポスト15同士の間隙が半田電極14により塞がれず、充分に広く確保される。このことから、ポスト15同士の間から、半導体素子11と実装基板12との間に容易にアンダーフィル17を充填可能となる。
図1(B)を参照して、半田電極14がパッド13の終端部よりも横側にはみ出す長さL2は、例えば1μm〜5μm程度である。それに対して、パッド13の側面が半田電極14に被覆されると、半田電極14が横方向にはみ出す長さL3は、例えば5μm〜10μm程度になると予測される。このように半田電極14が横方向に過度に突出すると、ポスト15同士の間隙の幅が減少して、アンダーフィル17の充填が困難になり、半導体素子11と実装基板12との間に、アンダーフィル17が充填されない未充填領域(ボイド)が形成される恐れがある。
また、半田電極14によりパッド13の側面が被覆される場合もあるが、この場合でもパッド13の側面は一部分のみが半田電極14により被覆される。
図2は、本形態の半田電極14の状態を示す図である。この図では、上部から、半導体素子11、ポスト15、半田電極14、パッド13、実装基板12が示されている。この写真から明らかなように、半田電極14はパッド13の上面のみに付着して、パッド13の側面を被覆していない。この事項は、半田電極14とポスト15についても同様である。結果的に、ポスト15同士の間の空間が半田電極14により塞がれていない。
図3を参照して、次に、半導体装置10の構造を詳述する。図3(A)は半導体装置10を示す斜視図であり、図3(B)はその代表的な断面図である。
図3(A)を参照して、実装基板12の上面には導電パターン19が形成され、この導電パターン19と電気的に接続された多数の回路素子が実装基板12上に実装されている。実装基板12に実装される回路素子としては、LSIやトランジスタ等の能動素子や、チップコンデンサやチップ抵抗等の受動素子が全般的に採用される。この図では、実装基板12の上面に、樹脂封止型のパッケージ18および半導体素子11が実装されている。また、実装基板12の周辺部の側面には、導電パターン19と電気的に接続された側面電極20が形成されている。この側面電極20は、半導体装置10と外部とを電気的に接続する外部接続電極として機能する。側面電極20と外部とは、半田等の導電性接着材を介して接続される。
図3(B)を参照して、実装基板12は、積層された4層の配線から成る多層の配線構造が構成されている。また、最上層の配線層には、半導体素子11およびパッケージ18が実装されている。半導体素子11はフリップチップ実装され、パッケージ18は半田電極等を介して面実装されている。このように多層の配線層を形成することで、実装基板12に実装される多数の回路素子を互いに接続して、所定の機能を実現するシステムを半導体装置10に組み込むことができる。例えば、デジタルテレビの映像を処理するためのシステムを、半導体装置10に内蔵させることができる。
ここでは、最上層の配線層によりパッドが形成され、このパッドに半導体素子11がフリップチップ実装されている。そして、不図示の半田電極を介して、半導体素子11のポスト15は、実装基板12側のパッドに接続される。また、半導体素子11と実装基板12との間には、アンダーフィルが充填されている。
図4を参照して、次に、本形態の半導体装置10が実装された基板24の構成を説明する。図4(A)は半導体装置10が基板24に実装される状態を示す図であり、図4(B)は、半導体装置10が基板24に実装された状態を示す代表的な断面図である。
図4(A)を参照して、半導体素子11等の回路素子が実装された実装基板12は、基板24の上面に貼着される。
基板24の表面および裏面には、第1導電路23および第2導電路28が形成されており、樹脂材料、セラミックまたは金属等が基材として採用される(図4(B)参照)。第1導電路23と第2導電路28とは、基板24を貫通する貫通接続部29により互いに電気的に接続される。
基板24の上面には、第1導電路23と電気的に接続された回路素子30が配置されている。この回路素子30としては、上述した能動素子および受動素子が採用される。また、これらの素子が樹脂封止されたパッケージを回路素子30として採用することできる。
収納部25は、基板24を部分的にくりぬいて設けた部位であり、実装基板12の下面に実装されたパッケージ等が収納可能な大きさとなっている。更に、収納部25の平面的な大きさは、実装基板12よりも小さくなっている。また、収納部25の周辺部付近の基板24の上面には、第1導電路23から成るパッドが形成される。そしてこのパッドは、実装基板12の側面電極20と半田等の固着材27を介して接続される。
図4(B)を参照して、実装基板12の裏面に固着されたパッケージ26は、基板24に設けた収納部25に収納される。このようにすることで、厚みの増加を抑制して、多数の回路素子を実装可能となる。
また、ファインピッチに形成された配線層が積層された実装基板12を、基板24に貼着することにより、基板24の層数を増加させることなく実装密度を向上させることができる。例えば、実装基板12に多層に形成される導電パターン19のピッチは60μm程度と非常に狭い。それに対して、基板24の上面に形成される第1導電路23のピッチは、例えば200μm〜300μm程度である。このことから、数十μmピッチで数百個程度の多数の電極が形成された半導体素子11を、基板24に直に実装するのは非常に困難である。また、半導体素子11を基板24に直に実装するために、基板24上の第1導電路23をファインピッチに形成すると、製造コストが高くなってしまう。本形態のように、半導体素子11がフリップチップされる箇所のみに、ファインピッチな導電パターン19が形成された実装基板12を適用させることで、製造コストの上昇を抑制して、多数個の電極が密に形成された半導体素子11を間接的に基板24に実装することができる。
次に、図5〜図8を参照して、上記した構成の半導体装置の製造方法を説明する。
図5は、半導体素子にポスト等を形成する方法を示す断面図である。
図5(A)を参照して、先ず、シリコン等の半導体材料から成る半導体ウェハ(半導体基板)40の表面には、周知の拡散工程により所定の電気回路が構成されている。更に、半導体ウェハ40の表面(ここでは下面)には、半導体ウェハ40に形成された電気回路と電気的に接続されたボンディング電極16が形成されている。
本工程では、ボンディング電極16が形成された半導体ウェハ40の下面全域に、Ti層41およびシード層42を、無電解メッキ法等の金属を成膜させる方法を用いて形成する。Ti層41は、銅から成る他の層が、例えばアルミニウムから成るボンディング電極16に拡散するのを抑制するために設けられる層であり、その厚みは数μm程度である。シード層42は、例えば厚みが数μm程度の銅から成る金属膜でありTi層41の略全面を被覆するように形成されている。シード層42は、後の工程にで、ポスト等を電解メッキ法により形成するための電極として機能する。
次に、シード層42の表面にメッキレジスト43を選択的に形成する。具体的には、後の工程でポストが形成される部分を除外した領域のシード層42が被覆されるように、メッキレジスト43が形成される。
図5(B)を参照して、次に、シード層42を共通の電極として用いる電解メッキを行うことで、ポスト15を形成する。ポスト15は各ボンディング電極16の位置に対応して設けられ、厚みが20μm〜30μm程度の銅を主材料とする金属から成る。このようにポスト15は電解メッキ法により形成されるので、半田電極にこれらの部位が接触しても金属間化合物はそれほど生成されない。更に、半田の濡れ性を向上させるために、厚みが数μm程度のニッケル膜をポスト15の下面に電解メッキ法により形成しても良い。
図5(C)を参照して、次に、ポスト15の下面に半田電極14を電解メッキ法により形成する。半田電極14の材料としては、鉛共晶半田または鉛フリー半田の両方を採用可能であり、例えば、Sn/Pb、Sn/Ag、Sn/Ag/Cu、Sn/Bi、Sn/Cu、Sn/Zn、Sn/Zn/Bi等が採用できる。半田電極14は、電解メッキ法により形成されるので、有害な金属間化合物は生成されがたい。
図5(D)および図5(E)を参照して、メッキレジスト43を剥離して除去した後に、
各ポスト15間に位置しているTi層41およびシード層42を除去する。Ti層41およびシード層42の部分的な除去は、ポスト15および半田電極14が被覆されるようにエッチングレジスト(不図示)を形成し、このエッチングレジストをマスクとしたウェットエッチングにより行われる。このことにより、各ポスト15が電気的に分離される。
上記工程が終了した後に、図5(E)に示す一点鎖線にて半導体ウェハ40は、各半導体素子に分離される。
図6の各断面図を参照して、次に、上記した工程にて製造される半導体素子が実装される実装基板の製造方法を説明する。
図6(A)を参照して、先ず、層間絶縁膜44の表面および裏面に銅等の金属から成る導電膜45、46を積層させる。ここで、層間絶縁膜44の厚みは60μm程度であり、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂に、フィラーやガラスクロスが混入されたものである。導電膜45、46の厚みは例えば10μm程度である。
図6(B)を参照して、次に、導電膜45、46を選択的にエッチングすることにより、第2導電パターン47および第3導電パターン48を形成する。また、第2導電パターン47と第3導電パターン48とは、層間絶縁膜44を貫通する貫通接続部55により所定の箇所にて接続される。貫通接続部55の形成は、所定の箇所の導電膜および層間絶縁膜44を除去して貫通孔を形成した後に、この貫通孔にメッキ膜を形成することで行うことができる。
図6(C)を参照して、次に、第2導電パターン47を被覆するように形成された層間絶縁膜49を介して、導電膜51を積層させる。更に、第3導電パターン48を被覆するように形成された層間絶縁膜50を介して、導電膜52を積層させる。また、形成予定の実装基板の周辺部に対応する領域には、各導電膜および絶縁膜を貫通する貫通孔56が、ドリル等により形成される。この貫通孔56が、図3(A)に示す側面電極20となる。
図6(D)を参照して、次に、層間絶縁膜49を貫通する貫通接続部55を形成して、導電膜51と第2導電パターン47とを所定の箇所にて接続する。更に、層間絶縁膜50を貫通して形成された貫通接続部55を介して、導電膜52と第3導電パターン48とを所定の箇所にて接続する。また、貫通接続部55をメッキ処理にて形成する工程にて、貫通孔56の内壁にも金属膜から成る側面電極20が形成される。
図6(E)を参照して、次に、導電膜51および導電膜52を選択的にエッチングすることにより、第1導電パターン53および第4導電パターン54が形成される。
図6(F)を参照して、次に、最上層の第1導電パターン53および最下層の第4導電パターン54を、レジスト57により被覆する。回路素子と接続される箇所の第1導電パターン53、第4導電パターン54は、レジスト57から露出させる。
上記の工程により、ファインピッチに形成された4層の配線構造を有する実装基板が製造される。ここで、導電パターンの層数は必要とされる回路の複雑さや規模に従って調節され、3層以下でも良いし5層以上でも良い。
図7を参照して、次に、実装基板12に半導体素子11をフリップチップ実装する。
図7(A)を参照して、先ず、ポスト15が形成された面を下面にして、半導体素子11を実装基板12の上面に載置する。実装基板12の最上層に形成された導電パターンから成るパッド13は、実装基板12の上面に形成されている。このパッド13の位置は、半導体素子11のポスト15と正確に対応している。
ここで、一般的には、半田を用いた微細な半田接続を行う場合は、パッド13の表面は、例えばニッケルや金から成る無電解メッキ膜が形成されるが、本形態ではパッド13はメッキ膜により被覆されていない。パッド13の表面には、パッド13を構成する導電材料が露出している。無電解メッキ膜をパッド13の表面に形成しないことにより、後の工程にてパッド13の上面に溶着される半田電極14に金属間化合物が形成されることを防止することができる。結果的に、金属間化合物が大量に生成されることに起因した半田電極14の破壊を防止することができる。
パッド13の上面には、水溶性あるいはロジン系のフラックス58が塗布されている。上述したように、パッド13の表面はメッキ膜により被覆されていないので、パッド13の表面は、半田の濡れ性が若干劣る場合が考えられる。フラックス58の採用により、パッド13の半田の濡れ性を向上させて、半田電極14とパッド13との付着強度を向上させている。ここで、フラックス58は、半導体素子11側の半田電極14の下面に付着して用意されても良いし、実装基板12側のパッド13に付着して用意されても良い。
更に、半田電極14の材料として、銅を含む金属を採用しても良い。例えば、Sn−3Ag−0.5Cuの組成を有する半田を半田電極14の材料として採用可能である。半田電極14が銅を含むことにより、半田電極14が溶融した際に銅を含むバリア膜が形成され、このバリア膜により上記金属間化合物の生成を抑制することができる。特に、本形態のように、フリップチップ実装のために用いられる微細な半田電極14の場合は、金属間化合物が形成されることによる半田電極14の強度劣化が大きくなるので、半田電極14に銅を含有させて金属間化合物の生成を抑制することは、クラック発生を防止するために非常に有効である。
図7(B)を参照して、半導体素子11を実装基板12の上部に載置した状態で、リフロー工程により例えば200℃〜300℃に外部雰囲気を加熱する。このことにより、半田電極14は溶融され、半導体素子11は実装基板12にフリップチップ実装される。
上述したように、本工程では有害な金属間化合物の生成量が少ないため、機械的強度に優れて熱応力等の外力に対する接続信頼性が高い半田電極14が得られる。本工程により形成される半田電極14の詳細は、例えば図1(B)を参照して説明した。
更に、パッド13の表面がメッキ膜により覆われていないため、半田電極14がパッド13の上面のみに付着する。従って、半田電極14の側面が過度に横方向に膨らまず、ポスト15同士の間隙が、半田電極14により塞がれない。このことから、ポスト15同士の間隙が十分に確保され、後の工程であるアンダーフィルの形成が容易になる。
図7(C)を参照して、次に、半導体素子11と実装基板12との間にアンダーフィル17を充填させる。アンダーフィル17は、例えばエポキシ樹脂等の樹脂材料から成り、半導体素子11と実装基板12との間に充填され、更に半導体素子11の側面も被覆している。本形態では、パッド13がメッキ膜により被覆されないことで、半田電極14の横方向への広がりが抑制されてポスト15同士の間の間隙が十分に確保されている。従って、ポスト15同士のピッチが数十μm程度と狭くても、ポスト15同士の間からアンダーフィル17を容易に充填させることができる。このことから、半導体素子11と実装基板12との間の空間にはアンダーフィル17が充填され、アンダーフィル17が充填されない未充填領域(ボイド)が形成されない。結果的に、半導体素子11と実装基板12との接続信頼性を向上させることができる。
本工程では、フリップチップ実装される半導体素子11の他にも、実装されるべき他の回路素子も実装基板12上に実装される。
図8を参照して、次に、点線で示した箇所にて積層された層間絶縁膜等を切断することで、実装基板12を得る。また、貫通孔56が形成された箇所にて実装基板12が分離されるので、側面電極20は、実装基板12の側面に露出する。この分離は、ルーターを用いた分離またはダイシングにより行うことができる。
上記の様な工程にて製造された実装基板12は、図4に示すように、基板24の表面に半田等の固着材を介して貼着される。また、ここでは実装基板12の片面のみに回路素子が実装されているが、実装基板12の両面に回路素子を実装することも可能である。
本発明の半導体装置を示す図であり、(A)は断面図、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の断面を撮影した画像を示す図である。 本発明の半導体装置を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)−(E)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)−(F)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)−(C)は断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を示す図であり、(A)−(C)は断面図である。 従来の半導体装置の断面を撮影した画像を示す図である。
符号の説明
10 半導体装置
11 半導体素子
12 実装基板
13 パッド
14 半田電極
15 ポスト
16 ボンディング電極
17 アンダーフィル
18 パッケージ
19 導電パターン
20 側面電極
23 導電路
24 基板
25 収納部
26 パッケージ
27 固着材
28 第2導電路
29 貫通接続部
30 回路素子
40 半導体ウェハ
41 Ti層
42 シード層
43 メッキレジスト
44 層間絶縁膜
45、46 導電膜
47 第2導電パターン
48 第3導電パターン
49、50 層間絶縁膜
51、52 導電膜
53 第1導電パターン
54 第4導電パターン
55 貫通接続部
56 貫通孔
57 レジスト
58 フラックス

Claims (11)

  1. 一主面に多数の電極を有してフリップチップ実装される半導体素子と、
    前記半導体素子の電極に対応した位置に設けられて前記電極と電気的に接続され、メッキ膜により被覆されない導電パターンとを具備し、
    電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する半田電極を介して、前記半導体素子の前記電極と前記導電パターンとが接続することを特徴とする半導体装置。
  2. 厚み方向に突出する複数個の電極が一主面に設けられてフリップチップ実装される半導体素子と、
    前記半導体素子の電極の位置に対応して実装基板上に設けられて前記電極と電気的に接続され、メッキ膜により被覆されない導電パターンと、
    前記半導体素子と前記実装基板との間に充填される充填樹脂とを具備し、
    電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する半田電極を介して、前記半導体素子の前記電極と前記導電パターンとが接続することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記半田電極は、前記導電パターンの上面のみに接触することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記半田電極は、前記導電パターンの上面および側面の一部に接触することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記半田電極は、鉛フリー半田から成ることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の半導体装置。
  6. 前記半田電極の材料として、Sn/Pb、Sn/Ag、Sn/Ag/Cu、Sn/Bi、Sn/Cu、Sn/Zn、Sn/Zn/Biの何れかが採用されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の半導体装置。
  7. 厚み方向に突出する電極を具備する半導体素子を用意する工程と、
    半田電極を介したフリップチップ接続により、前記半導体素子の前記電極を、メッキ膜により被覆されない導電パターンに接続する工程を具備し、
    電解メッキにより形成されて前記導電パターンに直に接触する前記半田電極を介して、前記電極と前記導電パターンとを電気的に接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記電極を前記導電パターンに接続する工程では、実装基板上に形成された導電パターンに、前記半導体素子の前記電極が接続され、
    前記半導体素子と前記実装基板との間に、充填樹脂を充填することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記半田電極を、前記導電パターンの上面のみに付着させて前記半田電極の横方向への広がりを抑制し、
    前記電極同士の間隙から前記半導体素子と前記実装基板の間に前記充填樹脂を充填させることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記半導体素子の前記電極の先端部に形成された前記半田電極を、フラックスを介して前記導電パターンに当接させた後に、前記半田電極を溶融させて、前記電極と前記導電パターンとを接続することを特徴とする請求項7から請求項9の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記電極および前記半田電極は、電解メッキ法により形成されることを特徴とする請求項7から請求項10の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
JP2006198783A 2006-07-20 2006-07-20 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP4986523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006198783A JP4986523B2 (ja) 2006-07-20 2006-07-20 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006198783A JP4986523B2 (ja) 2006-07-20 2006-07-20 半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008028135A JP2008028135A (ja) 2008-02-07
JP4986523B2 true JP4986523B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39118460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006198783A Expired - Fee Related JP4986523B2 (ja) 2006-07-20 2006-07-20 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4986523B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165923A (ja) 2009-01-16 2010-07-29 Renesas Electronics Corp 半導体装置、及びその製造方法
JP5045688B2 (ja) * 2009-01-29 2012-10-10 日立金属株式会社 半導体装置
US8592995B2 (en) * 2009-07-02 2013-11-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method and structure for adhesion of intermetallic compound (IMC) on Cu pillar bump
JP5328837B2 (ja) * 2011-05-19 2013-10-30 力成科技股▲分▼有限公司 非アレイバンプのフリップチップモールドの構造体
CN112186086B (zh) * 2019-06-17 2022-01-25 成都辰显光电有限公司 微型发光二极管芯片的键合方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136209A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Sony Corp フリツプチツプ実装構造
JPH10308415A (ja) * 1997-03-06 1998-11-17 Toshiba Corp 電極、電子部品、電子装置および電子部品の実装方法
JP2001332583A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Fujitsu Ltd 半導体チップの実装方法
JP3792627B2 (ja) * 2002-08-28 2006-07-05 ナガセケムテックス株式会社 フリップチップデバイス製造方法及び半導体実装用補強組成物
JP2004200481A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Denso Corp 半導体チップ実装方法
JP2006108181A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Taiyo Yuden Co Ltd 半導体装置およびその製造方法およびその実装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008028135A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3813402B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8810043B2 (en) Semiconductor device
JP4547411B2 (ja) 半導体装置、及び半導体装置の製造方法
US7338891B2 (en) Semiconductor chip, mounting structure thereof, and methods for forming a semiconductor chip and printed circuit board for the mounting structure thereof
TWI261341B (en) Semiconductor device and its assembly method
US7420814B2 (en) Package stack and manufacturing method thereof
KR100723497B1 (ko) 솔더볼 랜드에 두 종류 이상의 표면처리부를 갖는인쇄회로기판 및 이를 포함하는 반도체 패키지
US20090283900A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method for semiconductor device
TW200921884A (en) Method for making copper-core layer multi-layer encapsulation substrate
US9293433B2 (en) Intermetallic compound layer on a pillar between a chip and substrate
JP5406572B2 (ja) 電子部品内蔵配線基板及びその製造方法
US20110049707A1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the semiconductor device
CN107946291B (zh) 半导体装置
JP4986523B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
CN106463427B (zh) 半导体装置及其制造方法
JP2009004454A (ja) 電極構造体及びその形成方法と電子部品及び実装基板
TWI242866B (en) Process of forming lead-free bumps on electronic component
JP2006351950A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
TWI351749B (en) Packaging substrate and method for menufacturing t
KR100761863B1 (ko) 솔더볼 랜드에 두 종류 이상의 표면처리부를 갖는인쇄회로기판 및 이를 포함하는 반도체 패키지
TW201225209A (en) Semiconductor device and method of confining conductive bump material with solder mask patch
JP7382170B2 (ja) 半導体装置
JP7154818B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
KR100348126B1 (ko) 반도체장치, 외부접속단자 구조체 및 반도체장치의 제조방법
JPH11204565A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees