JP4984848B2 - 転写型画像保護フィルム - Google Patents

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本発明は、印画紙に形成された被保護画像を保護する熱転写可能な透明な画像保護層が剥離層を介して基材フィルム上に形成され、剥離層によって画像保護層を基材フィルムから剥離して、被保護画像上に画像保護層を熱転写させる転写型画像保護フィルムに関する。
画像保護層で保護される被保護画像(以下、単に画像という。)を形成する方法には、液体状のインクを印画紙上に吐出して画像を形成するインクジェット記録方式や、インクリボンに設けられたインク層の昇華性染料又は熱拡散性染料を印画紙上に熱転写して画像を形成する昇華型熱転写方式等がある。インクジェット記録方式や昇華型熱転写方式等の各種プリント方式では、銀塩写真画質並みの印画物が得られるようになってきている。
特に昇華型熱転写方式は、インクを吐出して画像を形成するインクジェット記録方式等の他方式と比較して、高い解像度が得られることから銀塩写真の代替として期待されている。この昇華型熱転写方式では、得られた画像の保存安定性を銀塩写真並みの保存安定性に近づけるために、画像が形成された印画紙上に、画像を保護する透明フィルムをラミネートすることが従来から行われている。
透明フィルムを画像上にラミネートする方法としては、種々の方法がある。例えば、画像を形成するインク層が設けられたインクリボンとは別に、基材フィルム上に熱可塑性樹脂からなる画像保護層(透明フィルム)が設けられた転写型画像保護フィルムを用意し、この転写型画像保護フィルムの画像保護層(透明フィルム)を画像上に熱転写する方法がある(例えば、特許文献1〜特許文献3参照。)。
また、転写型画像保護フィルムとしては、インクリボンの一部に一体的に設けられたものもある。インクリボンと一体になっている転写型画像保護フィルムは、インクリボンに設けられたインク層で画像形成後、連続して、画像上に画像保護層をセルフラミネートする。すなわち、この転写型画像保護フィルムを用いた場合には、インクリボンと転写型画像保護フィルムとが別体となっている場合と比べて、画像形成後にインクリボンと転写型画像保護フィルムとを取り替えることなく、プリンタ装置内で、画像形成後に続けて画像保護層を画像上に容易にラミネートすることができる。
この転写型画像保護フィルムは、インクリボンと別体に設けた場合でも、インクリボンと一体に設けた場合でも、画像保護層の熱転写性を向上させるため、例えば樹脂フィルムからなる基材フィルムの一方の面上に、非転写性の剥離層を介して、画像保護層が形成されている。このような転写型画像保護フィルムでは、プリンタ装置に備わるサーマルヘッドや熱ローラ等で基材フィルムの他方の面側から画像保護層を加熱することにより、画像保護層を剥離層との界面でスムーズに剥離させ、画像保護層を画像上に熱転写する。このように、転写型画像保護フィルムでは、基材フィルム上に予め非転写性の剥離層を設けることで、スムーズに画像保護層を画像上に熱転写させることができる。
このような転写型画像保護フィルムでは、画像の耐光性を良好にし、画像の保存安定性を向上させるため、通常、画像保護層に紫外線吸収剤等が添加されている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照。)。
しかしながら、この転写型画像保護フィルムでは、画像保護層を画像上に熱転写する際に、画像保護層に含有させた紫外線吸収剤が隣接する剥離層に拡散し、移行してしまう場合がある。これは、画像保護層には、紫外線吸収剤が含有されており、隣接する剥離層には、紫外線吸収剤が含有されていないため、画像保護層と剥離層との間で紫外線吸収剤の濃度を平衡にしようとするため、紫外線吸収剤が画像保護層から剥離層に拡散し、移行してしまうからである。
このため、転写型画像保護フィルムでは、画像保護層中の紫外線吸収剤が剥離層に拡散し、移行してしまうと、画像保護層中の紫外線吸収剤の濃度が低下するため、画像上に熱転写された画像保護層の耐光性能が低下するといった問題が生じる。
この転写型画像保護フィルムでは、剥離層にも紫外線吸収剤を含有させることで、紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止できるが、例えば紫外線吸収剤の場合、分子量が300前後であり、低分子量であるため、剥離層に入れると、剥離層のガラス転移温度(Tg)が低くなり、剥離層が可塑化してしまう。転写型画像保護フィルムでは、剥離層が可塑化すると、剥離層から画像保護層が剥離しにくくなり、画像保護層を印画紙上の熱転写する際に、剥離音や剥離線が発生してしまう。このため、このような転写型画像保護フィルムでは、画像保護層から剥離層に紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止するため、剥離層に紫外線吸収剤を含有させた場合、剥離音や剥離線が生じないようにするため、設計が制限されてしまう。
特開昭60−204397号公報 特開昭59−85793号公報 特開昭59−76298号公報
そこで、本発明は、画像保護層中の紫外線吸収剤が基材フィルムと画像保護層との間に設けた剥離層に拡散し、移行して、画像保護層中の紫外線吸収剤の濃度が低下することを防止することができる転写型画像保護フィルムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係る画像転写型保護フィルムは、基材フィルム上に、少なくとも紫外線吸収剤が含有された熱転写性の画像保護層が非転写性の剥離層を介して設けられ、熱転写時に上記画像保護層が基材フィルムから剥離層によって剥離して、被保護画像上に熱転写されるものであり、剥離層には、紫外線吸収剤よりも分子量が大きい紫外線吸収性を有するポリマが含有されている。
本発明では、少なくとも紫外線吸収剤が含有されている画像保護層と隣接する剥離層に、紫外線吸収剤よりも分子量が大きい紫外線吸収性を有するポリマが含有されていることによって、剥離層が可塑化することなく、画像保護層の剥離性が良好なまま、画像保護層から剥離層に紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止できる。
以下、本発明を適用した転写型画像保護フィルムについて図面を参照して詳細に説明する。転写型画像保護フィルムは、熱転写型プリンタ装置に備わるサーマルヘッドや熱ローラにより、熱転写型インクリボンのインク層が印画紙に熱転写されて形成した画像を保護する画像保護層を有する。具体的に、図1に示す転写型画像保護フィルム1は、図1に示すように、熱転写型インクリボンとは別に形成され、基材フィルム2上に、画像を保護する画像保護層3が剥離層4を介して形成され、画像保護層3上には画像保護層3と画像が印画された印画紙との間の接着性を向上させる接着層5が形成されている。
この転写型画像保護フィルム1は、画像を保護する際、熱転写型プリンタ装置のサーマルヘッド等で基材フィルム2の剥離層4等が形成された面とは反対側の面から熱転写性を有する画像保護層3が加熱されることによって、画像保護層3を剥離層4との界面で剥離させ、画像保護層3及びこの画像保護層3上に設けられた接着層5を画像上に熱転写させ、接着層5により画像が印画された印画紙に画像保護層3が貼り合わされる。
転写型画像保護フィルム1の基材フィルム2には、従来公知の各種基材フィルムを用いることができる。基材フィルム2としては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、アラミドフィルム等が挙げられる。基材フィルム2の厚みは、特に限定はなく、通常3〜10μm厚である。
基材フィルム2上に設けられる画像保護層3は、剥離層4から剥離し、画像が印画された印画紙に熱転写され、画像を光等から保護する。この画像保護層3は、主として熱可塑性樹脂から構成されている。熱可塑性樹脂としては、画像が形成された印画紙に加熱加圧により良好に接着する樹脂を使用することが好ましく、例えば、セルロースアセテートブチレート、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
画像保護層3は、画像の耐光性を向上させるために、画像保護層全体に対して、1重量%〜70重量%の紫外線吸収剤を含有させる。紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール骨格を有する紫外線吸収剤やベンゾフェノン骨格を有する紫外線吸収剤等が挙げられる。また、必要に応じて、帯電防止剤等の公知の添加剤を配合することができる。さらに、必要に応じて、離型用フィラーやシリコーン樹脂等の各種離型剤を加えても良い。画像保護層3は、熱可塑性樹脂に、紫外線吸収剤等を配合した組成を溶剤に溶解、又は分散させて得た塗料を、基材フィルム2上に塗布し乾燥することにより形成される。
この画像保護層3の厚さは、熱可塑性樹脂の種類、所望の接着力の程度、熱転写時のエッジ切れ(尾引き)等に応じて定めることができるが、通常は印画紙への転写性から0.5μm〜10μm程度とすることが好ましい。
基材フィルム2と画像保護層3との間に介在する剥離層4は、非転写性であり、画像保護層3を印画紙上に熱転写する際に、基材フィルム2から画像保護層3を剥離しやすくする。この剥離層4は、公知の転写型画像保護フィルムにおいて用いられる例えば、ポリビニルアセタール系の熱可塑性樹脂等で形成された剥離層に、樹脂として紫外線吸収性を有するポリマ(以下、紫外線吸収ポリマ)が含有されてなる。紫外線吸収ポリマとしては、例えば、ベンゾトリアゾールと、スチレンやメタクリル酸エステル、アクリロニトリル等とをグラフト重合させたものが挙げられる。なお、剥離層4には、紫外線吸収ポリマの他に、同時に紫外線吸収性のないポリマや紫外線吸収剤を配合してもよい。
この剥離層4では、紫外線吸収ポリマが含有されていることによって、画像保護層3との間で、紫外線吸収剤の濃度を平衡するために画像保護層3から紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止できる。画像保護層3では、剥離層4への紫外線吸収剤が拡散、移行することを防止できるため、紫外線吸収剤の濃度が低下することを防止できる。また、この剥離層4では、低分子量の紫外線吸収剤が含有されているのではなく、紫外線吸収剤よりも分子量が大きい紫外線吸収ポリマが含有されていることによって、ガラス転移温度(Tg)が低下せず、可塑化することを防止できる。このため、この剥離層4では、画像保護層3の剥離性を良好な状態で維持したまま、画像保護層3から紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止できる。
紫外線吸収ポリマの含有量は、剥離層4全体に対して5重量%〜80重量%であり、剥離層4を構成する熱可塑性樹脂100重量部に対して、20重量部〜80重量部とすることが好ましい。紫外線吸収ポリマの含有量を剥離層4全体に対して5重量%〜80重量%とし、熱可塑性樹脂100重量部に対して、20重量部〜80重量部とすることによって、画像保護層3との剥離性能を低下させることなく、紫外線吸収剤の拡散、移行を防止することができる。
また、この剥離層4の厚さは、特に制限はないが、一般には0.1μm〜1.0μm程度とすること好ましい。
画像保護層3上に設けられた接着層5は、画像保護層3が印画紙上に熱転写された際に、画像保護層3と印画紙との間に介在し、印画紙に対する画像保護層3の接着性を向上させる。接着層5は、セルロース系樹脂から構成されている。この接着層5には、画像保護層3と同様に、画像を光等から保護するため、紫外線吸収剤が含有されていてもよい。接着層5に紫外線吸収剤を含有させた場合にも、剥離層4に紫外線吸収ポリマが含有されているため、接着層5から画像保護層3を介して、剥離層4に紫外線吸収剤が拡散し、移行することを防止できる。これにより、接着層5では、紫外線吸収剤を含有させた場合に、これらの濃度が低下することを防止できる。また、接着層5には、必要に応じて、離型用フィラーやシリコーン樹脂等の各種離型剤を加えても良い。
このような転写型画像保護フィルム1の製造方法は、先ず、基材フィルム2上に、熱可塑性樹脂や紫外線吸収ポリマ等で構成された剥離層4用の塗料を作製し、この塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して剥離層4を形成する。次に、剥離層4上に、熱可塑性樹脂と紫外線吸収剤等で構成された画像保護層3用の塗料を作製し、この塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して画像保護層3を形成する。次に、画像保護層3上に、接着層5用の塗料を作製し、この塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して接着層5を形成することにより、転写型画像保護フィルム1を作製することができる。
以上のようにして得られた転写型画像保護フィルム1は、熱転写型プリンタ装置のサーマルヘッド等で基材フィルム2の剥離層4等が形成された面とは反対側の面から熱転写性を有する画像保護層3が加熱されることによって、画像保護層3が剥離層4との界面で剥離し、画像保護層3及び接着層5が画像上に熱転写され、接着層5により画像が印画された印画紙に画像保護層3が貼り合わされ、画像を画像保護層3で保護する。
この転写型画像保護フィルム1は、剥離層4に紫外線吸収ポリマを含有することによって、剥離層4が可塑化することなく、画像保護層3の剥離性が良好な状態のまま、画像保護層3中に含有されている紫外線吸収剤が隣接する剥離層4に拡散し、移行することを防止できる。これにより、この転写型画像保護フィルム1では、画像保護層3の紫外線吸収剤の濃度が低下することを防止できるため、画像保護層3の耐光性が良好となり、画像保存性が向上する。
更に、この転写型画像保護フィルム1では、接着層5に紫外線吸収剤が含有させた場合にも、接着層5から紫外線吸収剤が剥離層4に拡散し、移行することを防止できるので、接着層5の紫外線吸収剤が濃度が形成することを防止でき、更に画像保護性が向上する。
なお、転写型画像保護フィルム1では、画像保護層3に紫外線吸収剤を含有させることに加えて、更に光安定剤を加える場合があり、このような場合に、剥離層4に紫外線吸収ポリマに加えて、光安定剤や光安定剤を骨格に有するポリマを含有させることで、画像保護層3から紫外線吸収剤だけではなく、光安定剤も剥離層4に拡散、移行することを防止できる。
なお、転写型画像保護フィルム1では、基材フィルム2の画像保護層3や剥離層4が形成されている面とは反対側の面に、必要に応じて、画像保護層3の熱転写時に、サーマルヘッドや熱ローラとの融着を防ぎ、走行性を向上させる目的で、耐熱滑性層を設けてもよい。耐熱滑性層は、ポリビニルアセタール系樹脂の耐熱性樹脂、酢酸セルロース、エポキシ樹脂等の高軟化点樹脂で形成される。また、耐熱滑性層には、シリコーンオイル、ワックス、脂肪酸アミド、リン酸エステル等の滑剤を塗布したり添加したりしてもよく、フィラーを添加してもよい。また、耐熱滑性層には、熱転写型プリンタ装置内での走行性や貼り付きをより防止するために、各種の潤滑剤や帯電防止剤を添加してもよい。このような耐熱滑性層は、基材フィルム2上に、耐熱性樹脂等から構成される塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥することにより形成される。
次に、本発明を適用した転写型保護フィルムの他の例について説明する。図2及び図3に示す転写型画像保護フィルム10は、画像を形成する熱転写型インクリボン11の一部に一体的に形成することができる。
図2に示すように、転写型画像保護フィルム10が一体に形成されている熱転写型インクリボン11は、基材フィルム12の一方の面に、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク層13Y,13M,13C、及び転写型画像保護フィルム10が一定の間隔をもって面順次に繰り返し形成されている。
転写型画像保護フィルム10は、上述した転写型画像保護フィルム1と同様の構成からなり、基材フィルム12上に、画像保護層14が剥離層15を介して形成され、画像保護層14上に接着層16が形成されている。なお、転写型画像保護フィルム10の画像保護層14、剥離層15、接着層16は、上述した転写型画像保護フィルム1の画像保護層3、剥離層4、接着層5と同様の構成からなるため、詳細な説明を省略する。
また、この熱転写型インクリボン11には、一枚の画像を印画し、画像上に画像保護層14を熱転写して一枚の画像を印刷するのに必要なイエローのインク層13Y、マゼンタのインク層13M、シアンのインク層13C、転写型画像保護フィルム10を一組とし、組毎に分けるセンサーマーク17がイエローのインク層13Yと転写型画像保護フィルム10との間に設けられている。
画像を形成するインク層13は、昇華熱転写記録用インク層又は熱溶融型熱転写記録用インク層のいずれでもよく、それぞれ公知のインクリボンのインク層と同様の構成とすることができる。例えば、昇華型熱転写記録用のインク層とする場合には、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等のビニル系樹脂、その他各種ウレタン樹脂等に昇華性又は熱拡散性染料を分散させた構成からなる。
なお、熱転写型インクリボン11では、基材フィルム12上に、イエローのインク層13Y、マゼンタのインク層13M、シアンのインク層13Cの各色のインク層を面順次に形成した例を示したが、さらにブラック等のインク層を形成してもよく、任意の単一色のみのインク層を形成してもよい。
また、熱転写型インクリボン11では、昇華型熱転写記録を行う場合に、印画紙に染料受容層が形成されていなくても良好に画像を形成することができるように、インク層13の熱転写に先立って、印画紙に染料受容層を転写する場合があり、このような場合のために、インク層13と同一面側に熱転写性の公知の染料受容層を形成してもよい。このような熱転写型インクリボン11では、熱転写型プリンタ装置内を走行させた際に、リボンの走行方向の上流側に位置するように、基材フィルム12のインク層13が設けられている同一面上にインク層13に並設して公知の染料受容層を形成する。これにより、熱転写型インクリボン11は、インク層13が印画紙上に熱転写される前に染料受容層を印画紙上に熱転写することができる。
染料受容層としては、染着性のよい熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化樹脂等を使用できる。例えば、ポリエステル系樹脂、セルロースエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、その他上記の共重合体等が挙げられる。
また、イエロー、マゼンタ、シアンのインク層13に含有させる染料としては、従来公知の染料を使用できる。イエロー染料としては、例えばアゾ系染料、メチン系染料、スチリル系染料、ピリドン・アゾ系染料等が挙げられる。また、マゼンタ染料としては、アゾ系染料、アントラキノン系染料、スチリル系染料、複素環系アゾ染料等が挙げられる。シアン系染料としては、インドアニリン系染料、アントラキノン系染料、キノフタロン系染料、複素環系アゾ染料等が挙げられる。
このような熱転写型インクリボン11は、特に限定されないが、先ず、基材フィルム12の一方の面にイエロー、マゼンタ、シアンの各色の染料及び樹脂を溶媒に溶解又は分散させて得られたインク層13用の塗料を公知の塗工方法で塗工し、乾燥させてインク層13Y、13M、13Cを面順次に形成する。次に、基材フィルム12のインク層13が形成された同一面上に、熱可塑性樹脂や紫外線吸収ポリマ等で構成された剥離層15用の塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して剥離層15を形成する。次に、剥離層15上に熱可塑性樹脂と紫外線吸収剤等で構成された画像保護層14用の塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して画像保護層14を形成する。次に、画像保護層14上に接着層16用の塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して接着層16を形成し、熱転写型インクリボン11を作製することができる。
この熱転写型インクリボン11を用いて熱転写型プリンタ装置で画像を印画する場合には、インク層13の染料を印画紙に熱転写して画像を形成した後、続けて、画像保護層14を画像上に熱転写することができる。このため、この熱転写型インクリボン11を用いることによって、インクリボンとは別に転写型画像保護フィルムを形成した場合と比べて、熱転写型プリンタ装置内にインクリボンと転写型画像保護フィルムとを入れ替えることなく、画像上に容易に画像保護層を設けることができる。
以上のような構成からなる熱転写型インクリボン11では、上述した転写型画像保護フィルム1のように、剥離層15中に紫外線吸収ポリマが含有されていることによって、剥離層15が可塑化することなく、画像保護層14の剥離性が良好な状態のまま、画像保護層14中に含有されている紫外線吸収剤が剥離層15に拡散し、移行することを防止できる。これにより、この熱転写型インクリボン11では、画像保護層14中の紫外線吸収剤の濃度が低下することを防止できるため、画像保護層14の耐光性が良好となり、画像保存性が向上する。したがって、この熱転写型インクリボン11は、インク層13を印画紙に熱転写して画像を形成した後、画像の形成に連続して、画像保護層14を印画紙上に熱転写することができるため、容易に耐光性が良好な画像を形成することができる。
なお、熱転写型インクリボン11には、基材フィルム12のインク層13や転写型画像保護フィルム10が形成されている面とは反対側の面に、熱転写時にサーマルヘッドや熱ローラとリボンとの融着を防ぎ、走行性を向上させるため、耐熱活性層を設けるようにしてもよい。この耐熱滑性層は、上述した転写型画像保護フィルム1の耐熱滑性層と同様の構成であり、耐熱滑性層用の塗料を公知の塗布方法により塗布し、乾燥させて形成することができる。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を適用した転写型画像保護フィルムについて説明する。なお、以下の説明では、具体的な化合物名や数値等を挙げて説明しているが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
〈実施例1〉
実施例1では、次のようにして転写型画像保護フィルムを作製した。先ず、基材フィルムの一方の面に耐熱滑性層を形成した。具体的には、基材フィルムとして6.0μm厚のポリエチレンテフタレートフィルム(東レ(株)製、商品名ルミラー)の一方の面に、下記の表1に示す組成、ポリビニルアセタール系樹脂と、イソシアネート系硬化剤と、燐酸エステルと、シリカと、メチルエチルケトンと、トルエンとからなる耐熱滑性層用の塗料をグラビアコート方式により塗工し、55℃のオーブンにて5日間硬化させて耐熱滑性層を形成した。
Figure 0004984848
次に、その耐熱滑性層を形成した基材フィルムの他方の面に、下記の表2に示す組成、ポリビニルアセタール系樹脂と、ベンゾトリアゾールとメタクリレートを重合させた紫外線吸収ポリマと、メチルエチルケトンと、トルエンとからなる剥離層用の塗料Aを、バーコーティングにより、乾燥時の厚みが約1.0μmになるように塗布し、120℃のオーブンにて1分間乾燥させ、非転写性の剥離層を形成した。実施例1では、ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して、紫外線吸収ポリマの含有量を40重量部とした。
Figure 0004984848
次に、剥離層上に、下記の表3に示す組成、セルロース系樹脂と、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤と、メチルエチルケトンと、トルエンとからなる画像保護層用の塗料をバーコーティングにより、乾燥時の厚みが約0.6μmになるように剥離層上に塗布し、120℃のオーブンにて乾燥させて熱転写性の画像保護層を形成した。
Figure 0004984848
次に、画像保護層上に、下記の表4に示す組成、セルロース系樹脂からなる接着層用の塗料をバーコーティングにより、乾燥時の厚みが約1.0μmになるように画像保護層上に塗布し、120℃のオーブンにて乾燥させて接着層を形成し、転写型画像保護フィルムを作製した。
Figure 0004984848
〈実施例2〉
実施例2では、実施例1の剥離層用の塗料Aに代えて、表5に示すように、紫外線吸収ポリマの含有量を4重量%とし、ポリビニルアセタール系樹脂100重量部に対して、紫外線吸収ポリマ80重量部とした剥離層用の塗料Bを用いたこと以外は、実施例1と同様に転写型画像保護フィルムを作製した。
Figure 0004984848
〈実施例3〉
実施例3では、実施例1の剥離層用の塗料Aに代えて、表6に示すように、紫外線吸収ポリマの含有量を1重量%とし、ポリビニルアセタール系樹脂100重量部に対して、紫外線吸収ポリマ20重量部とした剥離層用の塗料Cを用いたこと以外は、実施例1と同様に転写型画像保護フィルムを作製した。
Figure 0004984848
〈比較例1〉
比較例1では、実施例1の剥離層用の塗料Aに代えて、表7に示すように、紫外線吸収ポリマを含有していない剥離層用の塗料Dを用いたこと以外は、実施例1と同様に転写型画像保護フィルムを作製した。
Figure 0004984848
〈比較例2〉
比較例2では、実施例1の剥離層用の塗料Aに代えて、表8に示すように、紫外線吸収剤を含有させた剥離層用の塗料Eを用いたこと以外は、実施例1と同様に転写型画像保護フィルムを作製した。なお、比較例2では、ポリビニルアセタール系樹脂100重量部に対して、紫外線吸収剤が20重量部含有されている。
Figure 0004984848
以上のようにして作製した実施例1〜実施例3及び比較例1〜比較例2の転写型画像保護フィルムを上述した熱転写型インクリボン11のように、インクリボンの一部に一体に形成した。具体的には、ソニー社製のUPC−8840インクリボンの転写型画像保護フィルムを切除し、その部分に実施例1〜3、及び比較例1、2の転写画像保護フィルムを貼り合わせ、インク層と転写型画像保護フィルムとを備えた熱転写型インクリボンを作製した。
この熱転写型インクリボンを、サーマルヘッドを備えるプリンタ(ビデオプリンターUP−D8800、ソニー社製)に装着し、以下の印画操作と画像保護層の転写を行った。
即ち、まず、パーソナルコンピュータにて、Adobe社製のPhotoShopを使用して、イエローY、マゼンタM、シアンCの各単色の濃度を0.0にして、白のベタ画像を印画し、そのデータをプリンタ(UP−D8800)に転送し、画像保護層のみを印画紙に転写した。
印画紙上に転写した画像保護層の吸光度について評価した。評価方法は、印画紙上に直接、各実施例及び比較例で作製した画像保護層用の塗料を塗工して印画紙上に形成した画像保護層の吸光度と、上述したように熱転写型インクリボンから印画紙上に熱転写して形成した画像保護層の吸光度とを比較した。この評価方法では、印画紙上に直接、画像保護層用の塗料を塗工して形成した画像保護層は剥離層への紫外線吸収剤の拡散、移行がなく、紫外線吸収剤の濃度が低下しないため、この画像保護層の吸光度を基準にして、熱転写型インクリボンから印画紙上に熱転写された画像保護層の吸光度の変化から評価した。したがって、吸光度の評価では、印画紙上に転写された画像保護層の吸光度が、印画紙上に直接塗工して形成した画像保護層の吸光度に近いほど、画像保護層の耐光性能が高いことを示している。
プリンタ装置で印画紙上に熱転写型インクリボンから熱転写した画像保護層の吸光度は、印画紙上に画像保護層が転写されたことを確認後、分光光度計(MCPD2000 大塚電子社製)を用いて反射での吸光度を測定した。基準となる画像保護層は、印画紙上に各実施例及び比較例の画像保護層用の塗料をバーコーダーにより、乾燥時に0.6μmになるように塗工して形成した。得られた画像保護層を分光光度計(MCPD2000 大塚電子社製)を用いて反射での吸光度を測定した。
以下の表9に、実施例1〜実施例3及び比較例1、比較例2の吸光度と、耐光性の合否判定の結果とを示す。ここで、表2中の合否判定において、吸光度の低下がない、又は小さく(本来の耐光性性能に対して97%以上、100%以下)、耐光性が得られる場合には、○印で示し、本来の耐光性性能に対して、80%以上、97%未満の性能を示したの場合には、▲印で示し、本来の耐光性性能に対して、80%未満の場合には、×印で示した。
Figure 0004984848
表9に示す結果から、剥離層に紫外線吸収ポリマが含有されている実施例1〜実施例3では、紫外線吸収ポリマが含有されていない比較例1や紫外線吸収ポリマではなく紫外線吸収剤が含有されている比較例2と比べて、印画紙に転写した画像保護層の吸光度の低下が小さくなっている。
実施例1〜実施例3では、印画紙上に直接塗工して形成した画像保護層の吸光度と同じ又はほとんど変わらないことから、画像保護層に含有されている紫外線吸収剤が剥離層に拡散、移行せず、画像保護層に残っていることが分かる。実施例1〜実施例3では、画像保護層にベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤が含有されており、剥離層にはベンゾトリアゾールとメタクリレートを重合させた紫外線吸収ポリマが含有されているため、剥離層が可塑化することなく、画像保護層の剥離性が良好なまま、画像保護層に含有されている紫外線吸収剤が剥離層に拡散し、移行することを防止できた。これにより、実施例1〜実施例3では、耐光性が高く、高い画像保存性を維持できることが分かる。
一方、比較例1及び比較例2では、印画紙上に直接塗工して形成した画像保護層の吸光度よりも低くなっていることから、画像保護層に含有されていた紫外線吸収剤が剥離層に拡散、移行して画像保護層中の紫外線吸収剤の濃度が低下していることが分かる。
比較例1では、剥離層に紫外線吸収ポリマが含有されていないため、画像保護層中の紫外線吸収剤が剥離層に拡散し、移行してしまい、画像保護層中の紫外線吸収剤の含有量が低下した。これにより、比較例1では、画像保護層の耐光性が悪く、画像保存性が悪くなることが分かる。
比較例2では、画像保護層のセルロール系樹脂100重量部に対する紫外線吸収剤の含有量が40重量部であり、剥離層のポリビニルアセタール系樹脂100重量部に対する紫外線吸収剤の含有量が20重量部であるため、剥離層よりも画像保護層の方が多く、紫外線吸収剤の含有量に差がある。このため、比較例2では、紫外線吸収剤の含有量が多い画像保護層から、紫外線吸収剤の含有量が少ない剥離層に紫外線吸収剤が拡散し、移行してしまい、画像保護層中の紫外線吸収剤の含有量が低下した。これにより、比較例2では、画像保護層の耐光性が悪くなり、画像保存性が悪くなることが分かる。
以上のことから、転写型保護フィルムでは、剥離層に紫外線吸収ポリマを含有させることによって、画像保護層の剥離性が良好なまま、画像保護層中の紫外線吸収剤の量を安定に維持でき、画像保存性能を向上させることができる。
本発明を適用した転写型画像保護フィルムの断面図である。 本発明を適用した他の転写型画像保護フィルムの平面図である。 他の転写型画像保護フィルムの断面図である。
符号の説明
1 転写型画像保護フィルム、2 基材フィルム、3 画像保護層、4 剥離層、5 接着層

Claims (3)

  1. 基材フィルム上に、少なくとも紫外線吸収剤が含有された熱転写性の画像保護層が非転写性の剥離層を介して設けられ、熱転写時に上記画像保護層が上記基材フィルムから上記剥離層を介して剥離して、被保護画像上に熱転写される転写型画像保護フィルムにおいて、
    上記剥離層には、上記紫外線吸収剤よりも分子量が大きい紫外線吸収性を有するポリマが含有されている転写型画像保護フィルム。
  2. 上記紫外線吸収性を有するポリマは、ベンゾトリアゾール骨格を有する請求項1記載の転写型画像保護フィルム。
  3. 上記画像保護層に含有されている紫外線吸収剤は、ベンゾトリアゾール骨格を有する請求項1記載の転写型画像保護フィルム。
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