JP2008062523A - 熱転写型画像保護フィルム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、印画紙に形成された画像を保護するために、その画像上に接着層と共に転写され、接着層を介して画像上に貼り合わされる画像保護層を有する熱転写型画像保護フィルムに関する。
画像を形成する方法には、インクを印画紙に吐出するインクジェット記録方式や、昇華性染料又は熱拡散性染料を昇華又は拡散させて印画紙に染料を熱転写する昇華型熱転写方式をはじめとする各種プリント方式がある。近年、これらの方式では、銀塩写真画質並みの印画物が得られるようになってきている。特に、昇華型熱転写方式は、他の方式と比較して高い解像度が得られることから銀塩写真の代替として期待されている。昇華型熱転写方式では、銀塩写真並みの画像の保存安定性に近づけるため、画像上に透明フィルムを画像保護層としてラミネートすることが従来から行われている。
画像保護層をラミネートする方法としては、種々の方法が行われており、例えば、最近では基材上に熱可塑性樹脂からなる画像保護層を積層した熱転写型画像保護フィルムを染料層を有するインクリボンとは別に作製し、インクリボンで画像を形成した後、熱転写型画像保護フィルムの画像保護層を画像上に熱転写する方法が採用されている(例えば、特許文献1〜特許文献4を参照)。
また、このような熱転写型画像保護フィルムは、インクリボンとは別に設けることに限らず、イエロー、マゼン、シアン、ブラックの染料層が設けられたインクリボンの染料層に続けて設けることもできる。画像保護層をインクリボンに設けた場合には、染料層及び画像保護層を印画紙等に熱転写するため、染料層及び画像保護層を加熱するサーマルヘッドが設けられた熱転写型のプリンタ内部で、画像形成に連続して、形成した画像上に画像保護層をセルフラミネートすることが可能となる。これにより、画像上に画像保護層を容易に貼り合わせる。
また、熱転写型画像保護フィルムでは、画像上に画像保護層を熱転写した際に、画像との接着性を良くするため、画像と画像保護層との間に接着層が介在するように、画像保護層上に接着層を設けることもできる。熱転写型画像保護フィルムでは、画像保護層と共に接着層を画像上に熱転写して、接着層を介して画像保護層を画像上に貼り合わせることで、画像保護層と画像との接着性を良好にすることができる。
ところで、このような熱転写型画像保護フィルムでは、画像上に画像保護層をスムーズに確実に熱転写させるため、基材上に非転写性の剥離層が設けられており、この剥離層上に転写性の画像保護層が設けられている。このような熱転写型画像保護フィルムでは、画像保護層を画像上に熱転写する際に、熱転写型のプリンタ装置内に設けられたサーマルヘッドや熱ローラー等により基材の裏面側から画像保護層が過熱されると、画像保護層が剥離層との界面で剥離され、画像保護層がスムーズに画像上に熱転写される。
このような熱転写型画像保護フィルムでは、画像の耐光性を向上させるために、画像保護層に、通常、紫外線吸収剤、光安定剤等が添加されている。このような熱転写型画像保護フィルムでは、画像保護層に紫外線吸収剤や光安定剤が含有されていることによって、画像の保存安定性を向上させることができる。
しかしながら、このような転写型画像保護フィルムでは、画像保護層に紫外線吸収剤や光安定剤を添加しても、耐光性等の性能が十分に得られないといったことがある。特に、イエロー染料とシアン染料を混ぜてグリーンを作った場合には、シアン染料が光退色しやすく、特に印画紙の染料受容層内部に拡散しにくいイエロー染料とシアン染料との間で、染料の相互作用、即ち混色部の染料が隣接する又は混ざりあった他の染料により増感された活性酸素種により酸化されて退色する触媒退色が生じ、触媒退色を発生し易いグリーン中のシアンが著しく退色するという問題がある。このように、2色以上の染料を昇華又は拡散させて色を作った場合には、1色の染料で印画した場合に比べて、光退色しやすく、画像の耐光性が低下しやすい。
そこで、本発明は、画像の耐光性の低下を防止することができる熱転写型画像保護フィルムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係る画像転写型保護フィルムは、基材上に非転写性の剥離層を介して、熱転写性の画像保護層が設けられ、この画像保護層上に接着層が設けられ、熱転写時に画像保護層及び接着層が基材より剥離して、画像上に接着層を介して画像保護層が貼り合わされるものであり、接着層に、下記の化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることを特徴とする。
本発明では、画像上に画像保護層を接着させる接着層に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、画像中の染料が接着層に拡散され、画像の耐光性を向上させることができる。
特に、本発明では、接着層に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、グリーン中のシアン染料が接着層に拡散され、光退色の中でも触媒退色しやすいグリーン中のシアンの退色を防止することができる。
以下、本発明を適用した熱転写型画像保護フィルムについて、図面を参照して詳細に説明する。熱転写型画像保護フィルム1は、熱転写型プリンタ装置に設けられたサーマルヘッドで、熱転写型インクリボンの各色の染料を表面に染料受容層が設けられた印画紙等の被記録媒体に熱転写して形成した画像を保護する。具体的に、この熱転写型画像保護フィルム1は、図1に示すように、熱転写型インクリボンとは別に形成され、基材2上に、剥離性を向上させるための非転写性の剥離層3が形成され、この剥離層3上に画像が形成された印画紙上に熱転写される画像保護層4が設けられ、この画像保護層4上に画像が形成された印画紙と画像保護層4の接着性を向上させるための接着層5が設けられている。また、熱転写型画像保護フィルム1では、熱転写時にサーマルヘッドとの融着を防ぎ、走行性を向上させる目的で、図1に示すように、基材2の剥離層3、画像保護層4、接着層5が積層されている面とは反対側の裏面に、熱転写型プリンタ装置内での走行性を向上させるために耐熱滑性層6が設けられている。この耐熱滑性層6は、必要に応じて設けるようにしてもよい。
熱転写型画像保護フィルム1で画像を保護する場合には、インクリボンで各色の染料層に含まれている染料を拡散又は溶融させて印画紙上に熱転写して画像を形成した後、接着層5を画像が形成された印画紙に重ね合わせ、重ね合わせた状態で基材2の裏面側からのサーマルヘッドで加熱加圧する。熱転写型画像保護フィルム1は、基材2の裏面から加熱加圧されることによって、画像保護層4と剥離層3との界面で、剥離層3から画像保護層4が剥離されながれ、最上層に設けられた接着層5が印画紙と直接接し、接着層5が印画紙と画像保護層4との間に介在するように、画像保護層4が印画紙上に熱転写される。これにより、画像が形成された印画紙上には、接着層5を介して画像保護層4が貼り合わされ、画像が光等から保護される。
この熱転写型画像保護フィルム1は、画像が形成された印画紙と直接接する接着層5にベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されており、この接着層5にベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、画像を形成する染料が接着層5に拡散され、画像の耐光性を向上させることができる。
具体的に、熱転写型画像保護フィルム1の基材2には、従来公知の各種基材を用いることができる。例えば、基材2としては、ポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、アラミドフィルム等が挙げられる。基材2の厚みは、特に限定されることなく、通常2〜10μm厚である。
この基材2上に設けられる非転写性の剥離層3は、画像保護層4を画像上に熱転写する際に、画像保護層4が基材2から剥離しやすいように設けたものである。画像保護層4を画像が形成された印画紙上に熱転写する際には、画像保護層4が剥離層3との界面で剥離しやすくなっているので、剥離層3から画像保護層4が容易に剥離し、画像保護層4が印画紙上に熱転写されやすくなる。
この剥離層3には、公知の熱転写型画像保護フィルムにおいて用いられている剥離層が用いられる。この剥離層3には、紫外線吸収剤や光安定剤が含有されている。剥離層3に配合する紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、サリシレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等が挙げられる。また、光安定剤としては、ヒンダードアミン系光安定剤等が挙げられる。
熱転写型画像保護フィルム1では、剥離層3に紫外線吸収剤や光安定剤を含有させることによって、後述する画像保護層4中に含有させた紫外線吸収剤や光安定剤が剥離層3に拡散する、いわゆるブリードをすることを抑制できる。
剥離層3では、紫外線吸収剤や光安定剤の配合量、紫外線吸収剤と光安定剤とを共に含有させた場合の合わせた配合量が少な過ぎるとブリードを抑制する効果が得られなくなってしまう。一方、剥離層3では、紫外線吸収剤や光安定剤の配合量、紫外線吸収剤と光安定剤とを合わせた配合量が多過ぎると、紫外線吸収剤や光安定剤の析出や結晶化が生じる可能性があり、また剥離層3を構成する熱可塑性樹脂の可塑化により、熱転写時の画像保護層4の剥離性が低下する可能性が増してしまう。したがって、剥離層3に配合する紫外線吸収剤の配合量は、好ましくは樹脂100重量部に対して1重量部〜70重量部であり、光安定剤の配合量は、好ましくは樹脂100重量部に対して1重量部〜10重量部であり、紫外線吸収剤と光安定剤とを合わせた配合量は、好ましくは樹脂100重量部に対して1重量部〜80重量部である。
このような紫外線吸収剤等が含有された剥離層3は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、セルロースアセテートブチレート等の熱可塑性樹脂に、紫外線吸収剤、光安定剤のいずれか、又は両方を配合し、更に必要に応じて離型用フィラーやシリコーン樹脂等の各種離型剤を加えた組成物を溶剤に溶解又は分散させて得た塗工液を基材2上に塗布し乾燥することにより得ることができる。
このような剥離層3の厚さは、特に制限されないが、一般に0.1μm〜1μm程度とすることが好ましい。
この剥離層3上に設けられる画像保護層4は、画像が形成された印画紙上に熱転写される透明な層であり、画像を覆い、画像を光等から保護し、画像の耐光性を向上させている。この画像保護層4は、主として熱可塑性樹脂から構成されている。熱可塑性樹脂としては、画像が形成された印画紙に加熱加圧により良好に接着する樹脂を使用することが好ましく、例えば、セルロースアセテートブチレート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
画像保護層4には、画像の耐光性を向上させるために、紫外線吸収剤や光安定剤を配合する。画像保護層4には、紫外線吸収剤の中でも、吸光度が高いベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤又はトリアジン系紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。画像保護層4では、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤又はトリアジン系紫外線吸収剤が含有されることによって、後述する接着層5に含有されているベンゾフェノン系紫外線吸収剤と共に、紫外線を吸収し、画像の耐光性をより向上させることができる。
また、画像保護層4には、紫外線吸収剤や光安定剤の他に、帯電防止剤等の公知の添加剤を配合してもよい。
画像保護層4の厚さは、熱可塑性樹脂の種類、熱転写時のエッジ切れ(尾引き)等に応じて適宜定めることができるが、印画紙への転写性の点から、0.5μm〜10μm程度とすることが好ましい。
画像保護層4上に設けられる接着層5は、熱転写時に、剥離層3から画像保護層4と共に剥離され、画像が形成された印画紙上に貼り合わされ、画像保護層4と印画紙との接着性を向上させる。
この接着層5は、主として熱可塑性樹脂から構成されている。接着層5を形成する熱可塑性樹脂としては、画像が形成された印画紙に加熱加圧により良好に接着する樹脂を使用することが好ましく、例えば、セルロースアセテートブチレート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
この接着層5には、下記の化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されている。
化学式1及び化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤は、画像を形成している染料を接着層5に拡散させ、画像の耐光性を向上させることができる。この熱転写型画像保護フィルム1では、接着層5に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、染料が接着層5に拡散し、2色以上の染料を混ぜて形成された画像の光退色、特に触媒退色による画像の劣化を防止することができる。特に、シアン染料やイエロー染料とによって作られたグリーンは、印画紙の表面に形成されている染料受容層内部に拡散しにくいシアン染料が接着層5中のベンゾフェノン系紫外線吸収剤によって、接着層5に拡散するようになり、混色部の染料が隣接する又は混ざりあった他の染料により増感された活性酸素種により酸化されて退色する触媒退色の要因となるイエロー染料との距離が広がり、触媒退色を発生し易いグリーン中のシアンの退色を防止でき、耐光性を向上させることができる。
接着層5中のベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、接着層5中にベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていれば染料を接着層5中に拡散することができ、耐光性の効果が得られる。接着層5中のベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量の上限については、転写型画像保護フィルム1をロール上に巻回した際に、重なり合った接着層5と耐熱滑性層6とが貼り付いてしまうブロックキングが生じないように考慮し、接着層5を形成する樹脂100重量部に対して40重量部以下とすることが好ましい。
なお、接着層5には、画像の耐光性を向上させるため、他の紫外線吸収剤や光安定剤を配合してもよい。また、接着層5には、紫外線吸収剤や光安定剤の他に、帯電防止剤等の公知の添加剤を配合してもよい。
接着層5の厚さは、熱可塑性樹脂の種類、所望の接着力の程度、熱転写時のエッジ切れ(尾引き)等に応じて適宜定めることができるが、印画紙への転写性の点から、好ましくは0.5μm〜10μm程度である。
基材2の裏面に設けられた耐熱滑性層6は、熱転写型画像保護フィルム1の熱転写型プリンタ装置内での走行性を向上させるために設けられている。
この耐熱滑性層6は、ポリビニルアセタール系樹脂等の耐熱性樹脂、酢酸セルロース、エポキシ樹脂等の高軟化点樹脂で形成されている。また、この耐熱滑性層6には、表面にシリコーンオイル、ワックス、脂肪酸アミド、リン酸エステル等の滑剤を塗布したり、内部に添加したりしてもよく、フィラーを添加してもよい。また、この耐熱滑性層6には、熱転写型プリンタ装置内での走行性や貼り付きを防止するために各種の潤滑剤や帯電防止剤を添加してもよい。
以上のような構成の熱転写型画像保護フィルム1は、基材2上に、剥離層用塗工液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して剥離層3を形成した後、形成した剥離層3上に画像保護層用塗工液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して画像保護層4を形成した後、形成した画像保護層4上に、接着層用塗工液を公知の塗布方法に塗布し、乾燥することにより作製することができる。
以上のような構成からなる熱転写型画像保護フィルム1では、画像が形成された印画紙と画像保護層4との間に介在し、画像と直接接している接着層5に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、このベンゾフェノン系紫外線吸収剤によって画像を形成する染料が接着層5に拡散し、画像の耐光性を向上させることができ、良好な画像保存性が得られる。
この熱転写型画像保護フィルム1では、接着層5に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、特に、光退色の中でも触媒退色を発生し易いグリーン中のシアンの退色を特に防止することができ、グリーンの耐光性を向上させることができる。
また、本発明を適用した他の熱転写型画像保護フィルム10について説明する。この熱転写型画像保護フィルム10は、図2及び図3に示すように、同一の基材11上に画像を形成するイエローの染料層12Y、マゼンタの染料層12M、シアンの染料層12Cが剥離層13を介して設けられた画像保護層14と共に形成されている。画像保護層14上には、図3に示すように、上述した熱転写型画像保護フィルム1と同様に、化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有された接着層15が設けられている。この熱転写型画像保護フィルム10は、基材11上に染料層12Y、12M、12C(以下、染料層12ともいう。)と画像保護層14とが形成されており、上述した熱転写型画像保護フィルム1のように基材2上に剥離層3、画像保護層4、接着層5のみ形成されているものとは構成が異なる。なお、熱転写型画像保護フィルム10において、上述した熱転写型画像保護フィルム1と同様の構成からなる基材11、剥離層13、画像保護層14、接着層15については詳細な説明を省略する。また、この熱転写型画像保護フィルム10には、基材11の染料層12が設けられている面とは反対側の裏面に、上述した熱転写型画像保護フィルム1と同様に、耐熱滑性層を有していてもよい。
また、この熱転写型画像保護フィルム10には、基材11の染料層12が形成されている面と同一の面に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の染料層12Y、12M、12C、画像保護層14を1つのまとまりとして、この1つのまとまりを検出するための検出マーク16がこのまとまりの前後に形成されている。なお、熱転写型画像保護フィルム10では、各色の染料層12をイエローの染料層12Y、マゼンタの染料層12M、シアンの染料層12Cのみに限らず、更にブラックの染料層を有していてもよく、任意の単一色の染料層のみを有していてもよい。
染料層12は、昇華熱転写記録用の染料層又は熱溶融型熱転写記録用の染料層のいずれでもよく、それぞれ公知のインクリボンの染料層と同様な構成とされている。例えば、昇華型熱転写記録用の染料層は、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等のビニル系樹脂、その他各種ウレタン樹脂等に昇華性染料又は熱拡散性染料を分散させたものから構成されている。
イエローの染料層に含有させる染料としては、従来公知の染料を使用することができる。例えばイエローの染料としては、アゾ系染料、ジスアゾ系染料、メチン系染料、スチリル系染料、ピリドン・アゾ系染料等が挙げられる。
マゼンタの染料層に含有させる染料としては、従来公知の染料を使用することができる。例えばマゼンタの染料としては、アゾ系染料、アントラキノン系染料、スチリル系染料、複素環系アゾ染料等が挙げられる。
シアンの染料層に含有させる染料としては、従来公知の染料を使用することができる。例えばシアンの染料としては、インドアニリン系染料、アントラキノン系染料、ナフトキノン系染料、複素環系アゾ染料等が挙げられる。
以上のような染料を2色以上混ぜて作られる色は、1色の染料からなる単色と比べて、可視光があたることによって、触媒退色を生じて色が劣化しやすく、耐光性が劣るといったことがある。
このような熱転写型画像保護フィルム10を製造する場合には、先ず、基材11上の各色の染料層12を設ける位置に、樹脂に染料を分散させた染料層用塗工液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して各色の染料層を形成する。次に、基材11上の画像保護層14を設ける位置に、剥離層用塗工液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して剥離層13を形成し、さらにその上に画像保護層用塗工液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して画像保護層14を形成し、形成した画像保護層14上に、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤を含む接着層用塗工液を塗布して乾燥して接着層15を形成する。耐熱滑性層を設ける場合には、画像保護層14を形成する場合と同様に、公知の手法により形成することができる。
以上のような構成の熱転写型画像保護フィルム10では、各色の染料層12Y、12M、12Cが並設されている順、即ちイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順に染料層12Y、12M、12Cの染料が印画紙上に熱転写されて画像を形成した後、続いて、画像が形成されている印画紙上に画像保護層14を熱転写して画像を保護することができる。この熱転写型画像保護フィルム10では、画像を形成した後、続けて画像上に画像保護層14を熱転写することができるため、容易に画像を保護することができる。
この熱転写型画像保護フィルム10では、上述した熱転写型画像保護フィルム1と同様に、画像が形成された印画紙と画像保護層14との間に介在する接着層15に化学式1又は化学式2にベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、画像を形成している染料が接着層15に拡散し、画像の耐光性を向上させることができる。
また、この熱転写型画像保護フィルム10は、接着層15に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、2色以上の染料を混ぜて形成された画像の光退色、特に触媒退色による画像の劣化を防止することができる。特に、この熱転写型画像保護フィルム10では、シアン染料とイエロー染料とを混ぜて形成されるグリーンにおいて、シアン染料が接着層15に拡散することによって、触媒退色の要因となるイエロー染料との距離が広がり、触媒退色を発生し易いグリーン中のシアンの退色を防止でき、グリーンの耐光性を向上させることができる。
また、熱転写型画像保護フィルム10では、表面に染料受容層が形成されていない印画紙に対しても良好に画像を印画できるように、染料を印画紙に熱転写する前に、印画紙に染料受容層を転写できるようにしてもよい。熱転写型画像保護フィルム10では、印画紙に染料を熱転写する前に、染料受容層を印画紙に熱転写できるように、基材11の染料層12Y、12M、12Cと同ー面上に、図示しないが、染料受容層、染料層12Y、12M、12C、画像保護層14の順で並設する。このような構成とすることによって、熱転写型画像保護フィルム10では、印画紙に染料受容層を熱転写した後、染料を染料受容層に熱転写して画像を形成し、次に、印画紙上に画像保護層14を熱転写することができる。これにより、この熱転写画像保護フィルム10では、染料受容層が設けられていない印画紙に対しても画像を印画することができる。
染料受容層は、染着性の良好な熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化樹脂等で形成されている。染料受容層を形成する樹脂としては、例えば、ポリエステル系樹脂、セルロースエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、その他上記の共重合体等が挙げられる。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を適用した熱転写型画像保護フィルムについて説明する。
〈実施例1〉
実施例1では、次のようにして熱転写型画像保護フィルムを作製した。具体的には、先ず、基材として、厚み6.0μmのポリエチレンテフタレートフィルム(東レ(株)製の商品名ルミラー)を用意し、この基材の片面に、以下の表1の組成からなる耐熱滑性層用塗工液をグラビアコート方式により塗工し、55℃のオーブンにて5日間硬化させることにより耐熱活性層を形成した。
実施例1では、次のようにして熱転写型画像保護フィルムを作製した。具体的には、先ず、基材として、厚み6.0μmのポリエチレンテフタレートフィルム(東レ(株)製の商品名ルミラー)を用意し、この基材の片面に、以下の表1の組成からなる耐熱滑性層用塗工液をグラビアコート方式により塗工し、55℃のオーブンにて5日間硬化させることにより耐熱活性層を形成した。
次に、耐熱滑性層を形成した基材の他面に、以下の表2に示す組成の剥離層用塗工液を、バーコーティングにより、乾燥時の厚みが約1.0μmになるように塗布し120℃のオーブンにて1分間乾燥させ、非転写性の剥離層を形成した。
次に、下記の表3に示す組成の画像保護層用塗工液をバーコーティングにより、乾燥時の厚みが約1.0μmになるように剥離層上に塗布し、120℃のオーブンにて乾燥させて熱転写性の画像保護層を形成した。
次に、以下の表4に示す組成の接着層用塗工液Aをバーコーティングにより、乾燥時の厚みが約1.0μmになるように画像保護層上に塗布し、120℃のオーブンにて乾燥させて熱転写性の接着層を形成することにより熱転写型画像保護フィルムを作製した。
接着層用塗工液Aに含有させるシプロ化成社製の商品名SEESORB103は、下記の化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤である。なお、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して20重量部である。
〈実施例2〉
実施例2では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表5に示した接着層用塗工液Bを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
実施例2では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表5に示した接着層用塗工液Bを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
接着層用塗工液Bに含有させるシプロ化成社製の商品名SEESORB102は、下記の化学式1に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤である。なお、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して5重量部である。
〈実施例3〉
実施例3では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、下記の表6に示した接着層用塗工液Cを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して15重量部である。
実施例3では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、下記の表6に示した接着層用塗工液Cを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して15重量部である。
〈実施例4〉
実施例4では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表7に示した接着層用塗工液Dを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して10重量部である。
実施例4では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表7に示した接着層用塗工液Dを使用したこと以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して10重量部である。
〈比較例1〉
比較例1では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表8に示した接着層用塗工液Eを使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
比較例1では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表8に示した接着層用塗工液Eを使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
〈比較例2〉
比較例2では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表9に示した接着層用塗工液Fを使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
比較例2では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表9に示した接着層用塗工液Fを使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型画像保護フィルムを作製した。
接着層用塗工液Fに含有させるシプロ化成社製の商品名SEESORB100は、下記の化学式3に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤である。なお、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して10重量部である。
〈比較例3〉
比較例3では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表10に示した接着層用塗工液Gを使用したこと以外は、実施例1と同様して熱転写型画像保護フィルムを作製した。
比較例3では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表10に示した接着層用塗工液Gを使用したこと以外は、実施例1と同様して熱転写型画像保護フィルムを作製した。
接着層用塗工液Gに含有させるシプロ化成社製の商品名SEESORB101は、下記の化学式4に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤である。なお、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して10重量部である。
〈比較例4〉
比較例4では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表11に示した接着層用塗工液Hを使用したこと以外は、実施例1と同様に熱転写型画像保護フィルムを作製した。
比較例4では、実施例1の接着層用塗工液Aに代えて、以下の表11に示した接着層用塗工液Hを使用したこと以外は、実施例1と同様に熱転写型画像保護フィルムを作製した。
接着層用塗工液Hに含有させるシプロ化成社製の商品名SEESORB105は、下記の化学式5に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤である。なお、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の含有量は、樹脂100重量部に対して10重量部である。
以上のようにして作製した実施例及び比較例の熱転写型画像保護フィルムに対して、グリーン中のシアン残存率を確認し、画像保存性を評価した。
残存率の確認方法は、先ず、ソニー社製のUP−DR150用インクリボンのイエロー染料層とシアン染料層との間を切断し、イエロー染料層とシアン染料層との間に、実施例1〜4、及び比較例1〜4の熱転写型画像保護フィルムを貼り合わせ、染料層と画像保護層とを備えた熱転写型画像保護フィルムを実施例及び比較例毎に作製した。
評価に使用した印画紙には、UP−DR150用印画紙を使用した。
次に、各転写型画像保護フィルムが巻回されたカートリッジをサーマルヘッドを備える熱転写型のプリンタ装置(商品名UP−DR150、ソニー社製)に装着し、以下のように印画を行い、画像が形成された印画紙上に画像保護層の熱転写を行った。
具体的には、先ず、パーソナルコンピュータにて、Adobe社製のPhotoShopを使用して、グリーンの各階調パターンを作成し、そのデータを熱転写型のプリンタ装置(UP−DR150)に転送し、グリーンの各階調パターンを印画し、画像が形成された印画紙上に接着層を介して画像保護層を熱転写したサンプルを作製した。
グリーンの階調パターンが印画されたサンプルに対して、スパー蛍光灯フェードメーターFL(スガ試験機株式会社社製)を使用して、70000lux*72h照射し、耐光性試験を行った。
耐光性試験前後での色相差の確認は、グレタグマクベス社製の反射濃度計TR924を使用して反射濃度の測定を行った。耐光性試験前の反射濃度と、耐光性試験後の反射濃度を測定し、1.0に近い耐光性試験前の階調のデータを読み取り(ステータスAフィルタレッドフィルタを使用)、耐光性試験後のグリーン中のシアン成分残存率(%)を求めた。シアン成分残存率(%)は、残存率(%)=(照射後OD/照射前OD)×100より求めた。なお、照射前ODは、約1.0である。
以下の表12に、実施例及び比較例のシアン成分の残存率を示す。シアン成分の残存率(%)が95%以上の場合には、表12中に◎印で示し、90%以上、95%未満の場合には、○印で示し、90%未満の場合には、×印示した。
表12に示す結果から、実施例1〜実施例4は、比較例1〜比較例4と比べて、グリーン中にシアン残存率が90%以上であり、耐光性を有し、高い画像保存性が得られている。
実施例1〜実施例4では、グリーンの各階調パターン上に熱転写した接着層に、化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていることによって、画像中のシアン染料が接着剤層に拡散し、触媒退色の要因であるイエロー染料との距離が広がったことにより、触媒退色しやすいグリーン中のシアンの退色が防止され、シアン染料残存率が高く、耐光性が向上され、高い画像保存性が維持された。
これらの実施例に対して、比較例1では、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていないため、耐光性が低く、シアン成分残存率(%)が90%よりも小さくとなり、画像保存性が悪くなった。
実施例に対して、比較例2〜比較例4では、接着層に化学式3〜化学式5に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されており、化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤が含有されていないため、シアン染料が接着層に拡散せず、触媒退色の要因であるイエロー染料と距離が広がらず、触媒退色によりシアンが退色したため、シアン成分残存率(%)が90%よりも小さくなり、画像保存性が悪くなった。
以上のことから、実施例1〜実施例4のように、画像上に転写される接着層に化学式1又は化学式2に示すベンゾフェノン系紫外線吸収剤を含有させることは、シアン染料が接着層に拡散し、触媒退色によるシアン染料の退色を防止でき、高い画像保存性を維持することができることが分かる。
1 熱転写型画像保護フィルム、2 基材、3 剥離層、4 画像保護層、5 接着層、6 耐熱滑性層
Claims (3)
- 上記画像保護層には、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤又はトリアジン系紫外線吸収剤が含まれていることを特徴とする請求項1記載の熱転写型画像保護フィルム。
- 上記画像は、少なくともシアン染料及びイエロー染料によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の熱転写型画像保護フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006243225A JP2008062523A (ja) | 2006-09-07 | 2006-09-07 | 熱転写型画像保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006243225A JP2008062523A (ja) | 2006-09-07 | 2006-09-07 | 熱転写型画像保護フィルム |
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JP (1) | JP2008062523A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010120281A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Toppan Printing Co Ltd | 熱転写シート |
-
2006
- 2006-09-07 JP JP2006243225A patent/JP2008062523A/ja not_active Withdrawn
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