JP4984178B2 - 高域信号補間装置及び高域信号補間方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばMP3のような圧縮を伴うデジタルオーディオ機器や、電話機等に使用して好適な高域信号補間装置及び高域信号補間方法に関する。
近年、音楽等の音声を表す音声データを、インターネット等のネットワークを介して配信したり、MD(Mini Disk)等の記録媒体に記録したりして利用することが、盛んになっている。このように、ネットワークで配信されたり記録媒体に記録されたりする音声データでは、帯域が過度に広くなることによるデータ量の増大や占有帯域幅の広がりを避けることが必要とされる。このため、通常は、供給する対象である音楽等のうち一定の周波数以上の成分を除去するようにしている。
例えば、MP3(MPEG1 audio layer 3)形式の音声データや、ATRAC3(Adaptive TRansformAcoustic Coding 3)形式の音声データでは、約16kHz以上の周波数成分が除去されている。
このように、約16kHz以上の高域の周波数成分が除去されるのは、人間の聴覚との関係から可聴域を超える周波数成分は不要と考えられているからである。しかしながら、最近になって、高域の周波数成分が完全に除去された信号では、音質が微妙に変化し、オリジナルの音楽等に比べて音質が劣化していることが指摘されるようになってきた。
このため、従来から高域の周波数成分を補間するさまざまな工夫がなされている。例えば、特開2004−184472号公報(以下特許文献1と称する)に記載されているように、被補間信号を周波数変換することにより補間用信号を生成するものや、特開平2−311006号公報(以下特許文献2と称する)に記載されているように、原信号に相関のない補間用信号を生成して高周波信号に加算しているものが知られている。この特許文献2に記載された技術は、ホワイトノイズ発生器から発生される、原信号に相関のないホワイトノイズ信号の高域成分を抽出して、これを原信号に加算している。
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術は、いずれも除去された高域信号を補間するものであるが、特許文献1に記載の技術では、周波数変換のためにDSP(Digital Signal Processor)が用いられるなど、複雑な回路構成が必要とされる。また、特許文献2に記載の技術では、原信号に相関のない高周波信号を抽出し、これを原信号に加算するものであるため、高域補間として充分な効果は得ることができないものであった。
これに対して、本発明者は、先に、原信号の包絡成分の高調波部分を取り出し、欠落した高周波成分を補間する「高域補間方法及び装置」を特願2005−210124号として出願している。この先願発明では、高調波部分を取り出すために信号を実部と虚部に分解するヒルベルト変換を用いており、その実部と虚部の二乗平方根演算を行って、高域成分を形成するものである。この結果、先願発明では、極めて高音質の補間を行うことができるようになり、市販の音響製品にも採用されるなど高い評価を受けている。
ところが、この先願発明においては、高調波部分を取り出すためのヒルベルト変換や平方根の演算に比較的多くの計算処理が必要とされる。このため、特に小型の音響機器等において、処理回路(CPU)を同機器が行う他の機能(映像表示等)と併用する場合などに、処理回路の負荷が増大するという問題が生じる。また、この負荷増大のためだけに処理回路の能力を強化することは、要求される回路装置が高価なものになってしまうので、決して好ましいことではない。
本発明は、上述した問題点に鑑みて成されたものであって、より簡単な構成で、良好な高域信号の補間を行うことができる「高域補間装置及びその方法」を提供することを目的とする。
すなわち本願は、上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の高域信号補間装置は、入力端子に供給されるサンプリングされた原信号から所定周波数帯域の信号成分を抽出するバンドパスフィルタと、抽出された信号成分をサンプリング周波数はそのままで、原信号のサンプリング信号に同期した前記サンプリング信号より低い周波数のクロック信号でデジタルサンプルホールド処理するデジタルサンプルホールド処理手段と、デジタルサンプルホールド処理手段から出力されるデジタル値の符号ビットを上記クロック信号のタイミングで交互に反転する±1乗算手段と、±1乗算手段によって交互に反転された符号ビットからなる信号の高域部分を取り出すハイパスフィルタと、ハイパスフィルタの出力信号と入力端子に供給される原信号を加算する加算器と、を備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい形態の高域信号補間装置は、上述した構成に加えて、更に、上記デジタルサンプルホールド処理するクロック信号は、原信号のサンプリング信号を分周して形成されることを特徴とする。
また、本発明の高域信号補間方法では、サンプリングされた原信号から所定周波数帯域の信号成分を抽出する。その後、この抽出された信号成分を、サンプリング周波数はそのままで、原信号のサンプリング信号に同期し、かつサンプリング信号の周波数より低い周波数のクロック信号でデジタルサンプルホールド処理を行う。そして、このデジタルサンプルホールド処理されたデジタル値の符号ビットを上記クロック信号のタイミングで交互に反転し、この反転された符号ビットからなる信号の高域部分を取り出して原信号に加算するものである。
これにより、本願の発明の高域信号補間装置及び高域信号補間方法によれば、原信号のサンプリング周波数より低い周波数のクロック信号でデジタルサンプルホールドしたデジタル値の符号ビットを交互に反転し、この符号ビットの反転により生成される信号の高調波部分を取り出して補間を行うようにしたので、極めて簡単な構成で良好な高域信号が形成され、処理回路の負荷を増加せずに実用的な高域信号補間を実施することができる。
本発明による高域信号補間装置及び高域信号補間方法を適用した装置の一実施形態の例を示すブロック構成図である。 図1に示したブロック構成図の各部の信号の周波数特性を示す図である。 入力信号と、入力信号をデジタルサンプルホールドした信号を示した波形図である。 入力信号をデジタルサンプルホールドした信号の周波数特性を示す図である。 図2Cと図2Dの信号の周波数特性の包絡線を概略して示した図である。 ±1乗算器の動作原理を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。
図1は、本発明による高域信号補間装置の一実施の形態例を示すブロック構成図である。
図1に示されるように、本例の高域信号補間装置は、入力端子1と出力端子11を備えている。入力端子1には、バンドパスフィルタ(BPF)2と、遅延回路8が接続されている。バンドパスフィルタ2は、デジタルサンプルホールド処理回路3に接続され、デジタルサンプルホールド処理回路3は、±1乗算器6に接続されている。±1乗算器6は、ハイパスフィルタ7に接続され、ハイパスフィルタ7は加算器10に接続されている。また、遅延回路8は加算器10に接続されている。そして、加算器10が出力端子11に接続されている。
また、入力端子4が設けられ、この入力端子4には、44.1kHzのサンプリング信号が供給されている。入力端子4は、分周回路5に接続されており、分周回路5の出力が、デジタルサンプルホールド処理回路3と±1乗算器6に供給されている。
次に、本発明の実施形態例(以下、「本例」という。)の動作を図2及び図3の波形図に基づいて説明する。
図1において、入力端子1には、例えばMP3やATRAC3のような圧縮処理を伴う機器から再生されたデジタルオーディオ信号が原信号として供給される。この原信号は、図2Aに示すように、例えば16kHz以上の周波数成分が除去されたサンプリング信号である。サンプリング周波数は、通常のデジタルオーディオ信号のサンプリング周波数である44.1kHzである。
この入力端子1に供給された原信号がバンドパスフィルタ2に供給されて、例えば、図2Bに示すような10kHz〜15kHzの原信号の高域部分が抽出される。この抽出された高域部分の信号が、デジタルサンプルホールド処理回路3に供給され、ここで、サンプリング周波数44.1kHzより低い周波数でデジタルサンプルホールドされる。このデジタルサンプルホールドのための周波数は、分周回路5によって、サンプリング周波数44.1kHzを1/8分周したクロック信号(デジタルサンプルホールド信号)5.5125kHzが用いられる。
次に、デジタルサンプルホールド処理回路3の動作を図3に基づいて説明する。
ここで、バンドパスフィルタ2からデジタルサンプルホールド処理回路3に供給される信号は、デジタルオーディオ信号であるが、図3Aでは、これをアナログ信号として模式的に示している。
デジタルサンプルホールド処理回路3では、図3Aに示す信号の1周期が、時刻t、t、・・・tの8個の点でサンプリングされることになる。すなわち、デジタルオーディオ信号のサンプル値(1周期64個)のうち、8個毎に一つが取り出され(サンプリングされ)、このサンプル値が、図3Bに示すように、1/8周期間隔でホールドされる。具体的には、時刻tでは0、tではa、tではa(ピーク値)が、サンプルホールドされる。同様に、時刻tでは0、tでは(−a)、tでは(−a)が、サンプルホールドされる。
このように、デジタルサンプルホールドされた信号は、分周回路5で1/8分周されたクロック信号のタイミングでサンプリングされた信号レベルが、その後の8サンプリング期間ホールドされた信号である。すなわち、このデジタルサンプルホールドされた信号(符号ビット)は、図3Bに示すように階段状になってエッジが形成されるので、このエッジによって高調波成分が発生する。
換言すれば、このデジタルサンプルホールド処理によって、図2Bに示すような10kHz〜15kHzの周波数帯域の信号が、デジタルサンプルホールド信号の周波数5.5125kHzと、その2倍の周波数11.025kHz、3倍の周波数16.5375kHz…を中心にして、その高域部分と低域部分に折り返して展開されることになる(図2C参照)。上記展開された信号のうち、本例で必要とされるのは、16kHz以上に拡張されて展開された信号である。
なお、ここで、図2Cに示す信号は、図示のように、5.5125kHz〜11.025kHzの周波数帯域と16.5375kHz〜20kHzの周波数帯域は同位相(φ)であるが、0〜5.5125kHzの周波数帯域と、11.025kHz〜16.5375kHzの周波数帯域は逆位相(−φ)となっている。
このため、11.025kHz〜16.5375kHzの周波数帯域と16.5375kHz〜20kHzの周波数帯域を同位相とする処理が必要とされる。なぜならば、本例に必要とされる15〜20kHzの高域信号は、周波数16.5375kHzを境界として、低い周波数の部分(15kHz〜16.5375kHz)と高い周波数の部分(16.5375kHz〜20kHz)の位相が逆相になり、周波数16.5375kHz付近で振幅が極端に減少してしまうからである。
そこで、11.025kHz〜16.5375kHzの周波数帯域と16.5375kHz〜20kHzの周波数帯域を同位相とするため、本例では、デジタルサンプルホールド処理回路3で展開された図2Cに示す信号を、±1乗算器6に供給している。この±1乗算器6にも分周回路5からのクロック信号5.5125kHzが供給されており、このクロック信号のタイミングで上記デジタルサンプルホールドされたデジタル値の符号ビットが交互に反転する処理が行われる。
これにより、±1乗算器6では、図2Dに示すようにすべてのデジタルサンプルホールド信号の周波数で折り返された信号が形成される。すなわち、±1乗算器6の出力(図2D)は、図2Cに示すデジタルサンプルホールド処理回路3の出力のうち、0〜5.5125kHzの帯域の信号と、11.025〜16.5375kHzの帯域の信号の位相を反転した信号となる。
この±1乗算器6の動作を、図4、5、6に基づいて、更に詳細に説明する。
上述したように、例えば1kHzの正弦波信号に対して、5.5125kHzのクロック信号でデジタルサンプルホールドを行うと、図4に示すように5.5125kHzと、その2倍の11.025kHz、3倍の16.5375kHz…を中心にして、その上下1kHzのところに信号が形成される。
図5Aは、デジタルサンプルホールド回路3でサンプルホールドされた信号(図2D参照)を、簡略化して示した図である。この図5Aに示した周波数特性を有する信号、つまり、5.5125kHz〜11.025kHz(帯域b)と、16.5375kHz〜20kHz(帯域d)の周波数帯域の位相がφで、0〜5.5125kHz(帯域a)と、11.025kHz〜16.5375kHz(帯域c)の周波数帯域の位相が(−φ)となる信号が、±1乗算器6に供給されることになる。
このように、各帯域部分(a)〜(d)の信号はそれぞれ位相が交互に反転されているので、5.5125kHz、11.025kHz、16.5375kHz…の近傍では、互いに逆位相の信号の重なりが生じてしまう。このため、図5Aに示すように、周波数特性上、上記周波数近傍で振幅が相殺されて減少する、いわゆるくびれ現象が起こる。上述したように、本発明の高域信号補間装置で必要なのは、15〜20kHzに拡張されて展開された信号である。この必要な帯域信号の中に、16.5375kHzが入っており、その部分でくびれ現象が生じていることが問題となる。
このくびれ現象を取り除くために、本例では、±1乗算器6が設けられ、この±1乗算器6に、デジタルサンプルホールド処理回路3に供給されているクロック信号と同じクロック信号を供給している。これにより、±1乗算器6の出力は、クロック信号のタイミング毎に入力データ符号の位相が反転された信号、つまり、図5Bに示されるすべての周波数帯域で同位相φとなった信号となる。
図6は、±1乗算器6の動作説明をするための図である。図6に示すように、帯域aと帯域cでは、±1乗算器6に(−1)が乗算されるため、その位相が反転する。つまり(−φ)がφに換わる。一方、帯域bと帯域dでは、±1乗算器6に(+1)が乗算されるため、位相の反転は起こらない。つまり、位相はφのままとなる。ここで、この±1乗算器6における符号の反転処理は、DSB変調と同じことである。
このように、±1乗算器のDSB変調によって位相の逆転部分を無くし、全ての位相を正(+)とすることができる。この±1乗算器6から出力される信号(図2Dまたは図5B)は、図1に示すように、ハイパスフィルタ7に供給される。このハイパスフィルタ7は、入力される信号のうち略16kHzより高い周波数のみを通過させるフィルタである。このため、±乗算器6の出力信号(図2D)からその高域成分である略16kHz以上の信号データが抽出され、加算器10に供給される。
一方、帯域が16kHz以下に制限された入力端子1からの原信号は、遅延回路8に供給されている。この遅延回路8は、上述のデジタルサンプルホールド処理回路3及び±1乗算器6での処理時間(遅延時間)を補償するためのもので、これらの回路の処理時間に相当する遅延時間を持っている。この結果、遅延回路8から出力される信号は、±1乗算器6の出力信号の位相と同位相となる。
このように、ハイパスフィルタ7からの高域信号(図2E)と、遅延回路8からの原信号A(低域信号)は、加算回路10に供給されて、加算信号Fとして出力端子11に出力される。これにより、出力端子11からは、図2Fに示すような、原信号Aに対して高域信号Eが重畳された信号、つまり高域強調された信号が出力される。このようにして、例えばMP3やATRAC3のような圧縮を伴う機器から再生されたデジタルオーディオ信号に対して、高域信号の補間が行われる。
本例によれば、サンプリング信号を分周した信号でデジタルサンプルホールドしたデジタル値の符号ビットを交互に反転し、符号ビットの反転により生成される信号の高調波部分を取り出して補間を行うようにしたので、極めて簡単な構成で良好な高域信号が形成され、処理回路の負荷を増加せずに実用的な高域信号補間を実施することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形が可能とされるものである。
引用符号の説明
1…入力端子、2…バンドパスフィルタ、3…デジタルサンプルホールド処理回路、4…サンプリング信号の入力端子、5…分周回路、6…±1乗算器、7…ハイパスフィルタ、8…遅延回路、10…加算回路、11…出力端子

Claims (3)

  1. 入力端子に供給されるサンプリングされた原信号から所定周波数帯域の信号成分を抽出するバンドパスフィルタと、
    前記抽出された信号成分をサンプリング周波数はそのままで、前記原信号のサンプリング信号に同期した前記サンプリング信号より低い周波数のクロック信号でデジタルサンプルホールド処理するデジタルサンプルホールド処理手段と、
    前記デジタルサンプルホールド処理手段から出力されるデジタル値の符号ビットを前記クロック信号のタイミングで交互に反転する±1乗算手段と、
    前記±1乗算手段によって交互に反転された符号ビットからなる信号の高域部分を取り出すハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力信号と、前記入力端子に供給される原信号を加算する加算器と、
    を備えたことを特徴とする高域信号補間装置。
  2. 請求項1記載の高域信号補間装置において、
    前記デジタルサンプルホールド処理するクロック信号は前記原信号のサンプリング信号を分周して形成される
    ことを特徴とする高域信号補間装置。
  3. サンプリングされた原信号から所定周波数帯域の信号成分を抽出し、
    前記抽出された信号成分を、サンプリング周波数はそのままで、前記原信号のサンプリング信号に同期した前記サンプリング信号の周波数より低い周波数のクロック信号でデジタルサンプルホールド処理し、
    前記デジタルサンプルホールド処理されたデジタル値の符号ビットを前記クロック信号のタイミングで交互に反転し、
    前記交互に反転された符号ビットからなる信号の高域部分を取り出して前記原信号に加算する
    ことを特徴とする高域信号補間方法。
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