JP4983232B2 - ロック対象部材のロック機構 - Google Patents
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Description
前記第1揺動軸を中心に前記第1揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記係止突部を付勢するための第1付勢部材と、
第2揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材に当接可能な当接突部を一端部に突設し、当該一端部とは第2揺動軸を挟んで異なる方向に第2他端部を突出させた第2揺動部材と、
前記第2揺動軸を中心に前記第2揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記当接突部を付勢するための第2付勢部材と、
第3揺動軸を中心に揺動可能に構成され、前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部に当接可能な当接腕部を有する第3揺動部材と、
前記第3揺動軸を中心に前記第3揺動部材を回転させて前記当接腕部を前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部側に付勢するための第3付勢部材と、
前記第3揺動部材の姿勢を一定に保持可能な保持手段と、
をベースフレームに備え、
前記第1揺動軸と第2揺動軸とが同軸となる状態で前記第1揺動部材と前記第2揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢による前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の回転方向とは反対側から両揺動部材の各他端部に前記当接腕部が当接可能な状態で前記第3揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
各付勢部材により前記係止突部と前記当接突部がロック対象部材の通過域に突出する状態となるように前記当接腕部が第1揺動部材及び第2揺動部材の回転を規制した前記第3揺動部材の基準姿勢を前記保持手段によって保持し、
前記第1付勢部材の付勢によって前記第1揺動部材の第1他端部が前記当接腕部に対して作用する第1の作用力と、前記第2付勢部材の付勢によって前記第2揺動部材の第2他端部が前記当接腕部に対して作用する第2の作用力との合力が、前記第3付勢部材によって前記当接腕部が各揺動部材の回転を規制する回転規制力よりも大きくなり、且つ、前記第1の作用力が、前記回転規制力よりも小さくなるように、各付勢部材の付勢力を設定し、
前記ロック対象部材がロック位置に移動すると、当該ロック対象部材によって前記当接突部が押圧されることにより第2他端部が前記当接腕部から離隔する方向に前記第2揺動部材が第2付勢部材による付勢力に抗しながら回転すると共に、前記被係止部に前記第1揺動部材の係止突部が第1付勢部材による付勢力によって係止してロック対象部材の移動を規制したロック状態に変換し、
前記保持手段が第3揺動部材の基準姿勢の保持状態を解除すると、第3付勢部材の付勢力によって第3揺動部材が回転し、この第3揺動部材の回転に応じて当接腕部が第1揺動部材の第1他端部を第1付勢部材の付勢力に抗する方向に押圧して第1揺動部材が回転することによって、係止突部が被係止部から外れてロック対象部材の移動を許容するアンロック状態に変換し、
前記ロック対象部材がロック位置から離脱すると、第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力によって第1揺動部材及び第2揺動部材が回転して両揺動部材の他端部が共働して当接腕部を押圧することにより、第3揺動部材を基準姿勢に復帰させることを特徴とする。
前記当接腕部とは前記第3揺動軸を挟んで異なる側の前記第3揺動部材の他端部に前記プランジャを係合させ、
前記プランジャが後退した状態で前記第3揺動部材が基準姿勢となる構成を採用することが望ましい。
まず、ユーザの手による操作によって開閉カバー2がロック位置側に向けて移動してくると、この開閉カバー2の係止片29によって第1揺動部材36の係止突部42と第2揺動部材37の当接突部47が押圧され、これにより、他端部43,48が第3揺動部材38の当接腕部54から離隔する方向に各揺動部材36,37が付勢部材45,50による付勢力に抗しながら回転する。なお、他端部43,48が当接腕部54から離隔しても、第3揺動部材38の基準姿勢は、ラッチングソレノイド39によって維持される。また、係止片29は、ロック機構27との対向面における先端部に、先端に向かうほど厚さが薄くなるテーパー面が設けられている。これにより、ロック位置に向けて開閉カバー2が移動する際に、通過域に突出した係止突部42と当接突部47に係止片29の先端部分が引っ掛かることを防止することができる。
Claims (4)
- 第1揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材の被係止部に係止可能な係止突部を一端部に突設し、当該一端部とは第1揺動軸を挟んで異なる方向に第1他端部を突出させた第1揺動部材と、
前記第1揺動軸を中心に前記第1揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記係止突部を付勢するための第1付勢部材と、
第2揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材に当接可能な当接突部を一端部に突設し、当該一端部とは第2揺動軸を挟んで異なる方向に第2他端部を突出させた第2揺動部材と、
前記第2揺動軸を中心に前記第2揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記当接突部を付勢するための第2付勢部材と、
第3揺動軸を中心に揺動可能に構成され、前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部に当接可能な当接腕部を有する第3揺動部材と、
前記第3揺動軸を中心に前記第3揺動部材を回転させて前記当接腕部を前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部側に付勢するための第3付勢部材と、
前記第3揺動部材の姿勢を一定に保持可能な保持手段と、
をベースフレームに備え、
前記第1揺動軸と第2揺動軸とが同軸となる状態で前記第1揺動部材と前記第2揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢による前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の回転方向とは反対側から両揺動部材の各他端部に前記当接腕部が当接可能な状態で前記第3揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
各付勢部材により前記係止突部と前記当接突部がロック対象部材の通過域に突出する状態となるように前記当接腕部が第1揺動部材及び第2揺動部材の回転を規制した前記第3揺動部材の基準姿勢を前記保持手段によって保持し、
前記第1付勢部材の付勢によって前記第1揺動部材の第1他端部が前記当接腕部に対して作用する第1の作用力と、前記第2付勢部材の付勢によって前記第2揺動部材の第2他端部が前記当接腕部に対して作用する第2の作用力との合力が、前記第3付勢部材によって前記当接腕部が各揺動部材の回転を規制する回転規制力よりも大きくなり、且つ、前記第1の作用力が、前記回転規制力よりも小さくなるように、各付勢部材の付勢力を設定し、
前記ロック対象部材がロック位置に移動すると、当該ロック対象部材によって前記当接突部が押圧されることにより第2他端部が前記当接腕部から離隔する方向に前記第2揺動部材が第2付勢部材による付勢力に抗しながら回転すると共に、前記被係止部に前記第1揺動部材の係止突部が第1付勢部材による付勢力によって係止してロック対象部材の移動を規制したロック状態に変換し、
前記保持手段が第3揺動部材の基準姿勢の保持状態を解除すると、第3付勢部材の付勢力によって第3揺動部材が回転し、この第3揺動部材の回転に応じて当接腕部が第1揺動部材の第1他端部を第1付勢部材の付勢力に抗する方向に押圧して第1揺動部材が回転することによって、係止突部が被係止部から外れてロック対象部材の移動を許容するアンロック状態に変換し、
前記ロック対象部材がロック位置から離脱すると、第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力によって第1揺動部材及び第2揺動部材が回転して両揺動部材の他端部が共働して当接腕部を押圧することにより、第3揺動部材を基準姿勢に復帰させることを特徴とするロック対象部材のロック機構。 - 前記保持手段は、プランジャを進退可能に備え、プランジャの後退状態を保持可能なラッチングソレノイドから構成され、
前記当接腕部とは前記第3揺動軸を挟んで異なる側の前記第3揺動部材の他端部に前記プランジャを係合させ、
前記プランジャが後退した状態で前記第3揺動部材が基準姿勢となることを特徴とする請求項1に記載のロック対象部材のロック機構。 - 前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さを、前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さよりも長く設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック対象部材のロック機構。
- 前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さと前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さとを揃え、係止突部の突出長を当接突部の突出長よりも短く設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック対象部材のロック機構。
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