JP4983232B2 - ロック対象部材のロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、液体噴射装置における液体貯留部材収容部を被覆するための開閉カバーなどのロック対象部材のロック状態とアンロック状態を切換可能なロック対象部材のロック機構に関する。
例えば、特許文献1に開示されているインクジェット式記録装置(液体噴射装置の一種。以下、プリンタという。)は、インクを貯留したインクカートリッジを、記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一種)を搭載したキャリッジとは異なる位置に装着するタイプ(所謂オフキャリッジタイプ)である。このタイプの構成ではインクカートリッジと記録ヘッドとの間をインク供給チューブ(液体供給路)で連結し、この供給チューブを介してインクカートリッジ内のインクを記録ヘッド側へ供給している。具体的には、加圧ポンプを用いて加圧空気をインクカートリッジ内の空気室に送り込み、その空気室内に収容されたインクパックを押し潰すように加圧することで、インクカートリッジからインク供給チューブを介して記録ヘッド側にインクが送出(圧送)されるようになっている。
特開2005−119191号公報
ところで、上記構成のプリンタでは、インクカートリッジからインク供給チューブを通って記録ヘッドに至るまでのインク供給路内が加圧された状態のままでインクカートリッジの交換がされてしまうとインク漏れが生じる虞があるため、インクカートリッジの交換前にインク供給チューブ等のインク供給路の減圧(大気開放)を行う必要がある。このため、上記プリンタでは、インクカートリッジを収容した収容部を覆う開閉カバーに関し、上記の減圧が完了するまでこの開閉カバーを開くことができないようにロック状態にすることが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、開閉カバー等のロック対象部材に対するロック状態とアンロック状態を容易に変換することが可能なロック機構を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、第1揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材の被係止部に係止可能な係止突部を一端部に突設し、当該一端部とは第1揺動軸を挟んで異なる方向に第1他端部を突出させた第1揺動部材と、
前記第1揺動軸を中心に前記第1揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記係止突部を付勢するための第1付勢部材と、
第2揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材に当接可能な当接突部を一端部に突設し、当該一端部とは第2揺動軸を挟んで異なる方向に第2他端部を突出させた第2揺動部材と、
前記第2揺動軸を中心に前記第2揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記当接突部を付勢するための第2付勢部材と、
第3揺動軸を中心に揺動可能に構成され、前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部に当接可能な当接腕部を有する第3揺動部材と、
前記第3揺動軸を中心に前記第3揺動部材を回転させて前記当接腕部を前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部側に付勢するための第3付勢部材と、
前記第3揺動部材の姿勢を一定に保持可能な保持手段と、
をベースフレームに備え、
前記第1揺動軸と第2揺動軸とが同軸となる状態で前記第1揺動部材と前記第2揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢による前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の回転方向とは反対側から両揺動部材の各他端部に前記当接腕部が当接可能な状態で前記第3揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
各付勢部材により前記係止突部と前記当接突部がロック対象部材の通過域に突出する状態となるように前記当接腕部が第1揺動部材及び第2揺動部材の回転を規制した前記第3揺動部材の基準姿勢を前記保持手段によって保持し、
前記第1付勢部材の付勢によって前記第1揺動部材の第1他端部が前記当接腕部に対して作用する第1の作用力と、前記第2付勢部材の付勢によって前記第2揺動部材の第2他端部が前記当接腕部に対して作用する第2の作用力との合力が、前記第3付勢部材によって前記当接腕部が各揺動部材の回転を規制する回転規制力よりも大きくなり、且つ、前記第1の作用力が、前記回転規制力よりも小さくなるように、各付勢部材の付勢力を設定し、
前記ロック対象部材がロック位置に移動すると、当該ロック対象部材によって前記当接突部が押圧されることにより第2他端部が前記当接腕部から離隔する方向に前記第2揺動部材が第2付勢部材による付勢力に抗しながら回転すると共に、前記被係止部に前記第1揺動部材の係止突部が第1付勢部材による付勢力によって係止してロック対象部材の移動を規制したロック状態に変換し、
前記保持手段が第3揺動部材の基準姿勢の保持状態を解除すると、第3付勢部材の付勢力によって第3揺動部材が回転し、この第3揺動部材の回転に応じて当接腕部が第1揺動部材の第1他端部を第1付勢部材の付勢力に抗する方向に押圧して第1揺動部材が回転することによって、係止突部が被係止部から外れてロック対象部材の移動を許容するアンロック状態に変換し、
前記ロック対象部材がロック位置から離脱すると、第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力によって第1揺動部材及び第2揺動部材が回転して両揺動部材の他端部が共働して当接腕部を押圧することにより、第3揺動部材を基準姿勢に復帰させることを特徴とする。
上記構成によれば、ロック対象部材がロック位置に移動することにより自動的にロック状態に変換する一方、保持手段による第3揺動部材の基準姿勢の保持状態を解除することによりアンロック状態に変換することができるので、簡単な構成でロック対象部材に対するロック状態とアンロック状態の変換を行うことが可能なロック機構を提供することができる。例えば、プリンタのインクカートリッジ収容部の開閉カバーのようなロック対象部材に対し、特定の解除条件が成立した場合にロック状態からアンロック状態に変換するような制御を行うような場合に好適である。
上記発明において、前記保持手段は、プランジャを進退可能に備え、プランジャの後退状態を保持可能なラッチングソレノイドから構成され、
前記当接腕部とは前記第3揺動軸を挟んで異なる側の前記第3揺動部材の他端部に前記プランジャを係合させ、
前記プランジャが後退した状態で前記第3揺動部材が基準姿勢となる構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、保持手段をラッチングソレノイドで構成したので、条件が成立した際にラッチングソレノイドのコイルに電流を流すのみでロック状態からアンロック状態に切り替えることができ、簡単且つ安価にロック機構を実現することができる。
また、上記発明において、前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さを、前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さよりも長く設定する構成を採ることが望ましい。
この構成によれば、第1揺動部材の第1揺動軸から係止突部までの長さが、第2揺動部材の第2揺動軸から当接突部までの長さよりも長く設定されているので、両揺動部材の回転角度が同じ状態では、第2揺動部材の当接突部よりも係止突部の方がロック対象部材から遠ざかる。これにより、より確実にアンロック状態に変換することができる。
また、前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さと前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さとを揃え、係止突部の突出長を当接突部の突出長よりも短く設定する構成を採用することも可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下では、本発明のロック対象部材として、インクジェット式記録装置(以下、単にプリンタという)のインクカートリッジを収容するカートリッジ収容部の開閉カバーを例に挙げて説明する。
図1〜5は、本発明のロック機構を採用したプリンタ1(液体噴射装置の一種)の構成を説明する図であり、図1は開閉カバー2を閉じた状態の斜視図、図2は開閉カバー2を開いた状態の斜視図、図3はプリンタ1の本体ケース3の一部を取り除いてロック機構27を露出させた状態の斜視図、図4はロック機構27を露出させた状態の平面図である。また、図5は、図4におけるロック機構27の周辺部Xを拡大して示した図である。さらに、図6は、開閉カバー2とロック機構27の配置関係を示す図である。そして、図7は、プリンタ1の内部構成を説明する平面図である。
本実施形態におけるプリンタ1は、カートリッジ収容部5に収容したインクカートリッジ6(液体貯留部材の一種)と記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一種。図7参照。)との間をインク供給チューブ20(図7参照)で連結し、この供給チューブ20を介してインクカートリッジ6内のインクを記録ヘッド11側へ供給する所謂オフキャリッジタイプのプリンタである。
まず、図7を参照して、プリンタ1の内部構成について説明する。なお、図7は、オフキャリッジタイプのプリンタの代表的な構成を示したものであり、本実施形態におけるプリンタ1の実際の構成とは多少異なる部分もある。
プリンタ1は、本体フレーム8と、この本体フレーム8内に配設されたプラテン9とを備えており、紙送りモータの駆動により回転する紙送りローラ(何れも図示せず)によってプラテン9上に記録紙(記録媒体又は吐出対象物の一種:図示せず)が搬送されるようになっている。また、本体フレーム8内には、プラテン9と平行にガイドロッド10が架設されており、このガイドロッド10には、記録ヘッド11を搭載したキャリッジ12が摺動可能に支持されている。このキャリッジ12は、パルスモータ13の駆動によって回転する駆動プーリ14と、この駆動プーリ14とは本体フレーム8における反対側に設けられた遊転プーリ15との間に架設されたタイミングベルト16に接続されている。そして、キャリッジ12は、パルスモータ13を駆動することで、ガイドロッド10に沿って紙送り方向と直交する主走査方向に往復移動するように構成されている。
上記カートリッジ収容部5に対応する位置には、インクカートリッジ6が着脱可能に装着されるカートリッジホルダ17が設けられている。カートリッジホルダ17に装着されたインクカートリッジ6は、エアチューブ18を介して加圧ユニット19と接続されている。加圧ユニット19は、加圧ポンプ、加圧センサ、大気開放弁(いずれも図示せず)等から構成されており、エアチューブ18を通じて各インクカートリッジ6内に空気を供給するようになっている。そして、この加圧ユニット19からの空気によるインクカートリッジ6内の加圧により、インク供給チューブ20を通じて記録ヘッド11側にインクが供給(圧送)されるように構成されている。
記録ヘッド11には、各インクカートリッジ6に対応して複数のサブタンク21が取り付けられている。このサブタンク21は、アタッチメント22を介してインク供給チューブ20が接続され、このインク供給チューブ20を通じて送られてくるインクを記録ヘッド11のヘッド流路内に導入する部材である。アタッチメント22の内部には、各サブタンクにそれぞれ対応したインク分配流路(図示せず)が区画形成されており、インク供給チューブ20側からのインクがインク分配流路を通じて各サブタンク21に分配供給されるようになっている。そしてサブタンク21に供給されたインクは、記録ヘッド11のヘッド流路側に導入される。
図1〜4に示すように、プリンタ1の本体ケース3における前面上部には、液晶表示部や操作ボタンが配置された表示操作部25(図1において右側)と、上記のカートリッジ収容部5を被覆可能な開閉カバー2(図1において左側)とが設けられている。また、本体ケース3における前面下部には、印刷後の記録紙が排出される排紙トレイ26が開閉可能に設けられている。なお、各図において排紙トレイ26は閉じた状態となっている。
図3,4に示すように、カートリッジ収容部5の一方の側部(図3,4において左側)には、カートリッジ収容部5を被覆した状態(後述するロック位置に移動した状態)における開閉カバー2の移動を阻止するロック機構27が設けられている。プリンタ1は、このロック機構27の構造に特徴を有しており、その詳細については後述する。
図6に示すように、開閉カバー2は、断面略L字型に形成されており、被覆状態時にロック機構27に対向する部分には、板状の係止片29が設けられている。なお、同図において開閉カバー2はロック位置(ロック機構27によってロックされる位置)に移動した状態(被覆状態)となっている。係止片29には、矩形状の係止孔30が板厚方向を貫通した状態で開設されている。この係止孔30は、後述するロック機構27の係止突部42が係止するための被係止部として機能する。開閉カバー2には、回動軸32を中心に回動可能な回動アーム33の一端部が連結されている。この回動アーム33において、一端部とは回動軸32を挟んで反対側の他端部には、コイルスプリング等のカバー用付勢部材34の一端部が接続されている。このカバー用付勢部材34は、他端部がプリンタ1の本体フレーム側に接続されており、図6において時計回り方向に回動アーム33を付勢している。つまり、開閉カバー2は、回動アーム33を介してカバー用付勢部材34によって開く方向(ロック位置から離脱する方向)に付勢されている。
したがって、開いている状態の開閉カバー2を閉じる際には、カバー用付勢部材34の付勢力に抗しながら回動アーム33が反時計回りに回動するようにユーザが開閉カバー2を手で押してロック位置まで移動させる。開閉カバー2がロック位置まで移動すると、ロック機構27によってロック状態となり、ユーザが手を離しても開閉カバー2はカートリッジ収容部5を被覆した状態を維持する。一方、ロック機構27によってロック状態からアンロック状態に変換されると、カバー用付勢部材34の付勢力によって回動アーム33が時計回り方向に回動し、これにより、開閉カバー2がロック位置から離脱してカートリッジ収容部5を開放する。
次に、図8〜図10に基づき上記ロック機構27の詳細について説明する。図8は、ロック機構27の内部構造を示す平面図であり、(a)は開閉カバー2がロック位置から離脱した状態(開閉カバー2が開いた状態)、(b)は開閉カバー2がロック位置に移動してロック機構27によってロック状態に変換された状態(開閉カバー2が閉じた状態)、(c)はロック機構27によってアンロック状態に変換された状態、をそれぞれ示している。また、図9は、ロック機構27の下面図(ベースフレーム40を省略)であり、ロック状態を示している。そして、図10は、ロック機構の側面図である。
ロック機構27は、開閉カバー2をロックするための第1揺動部材36と、第3揺動部材38を基準姿勢(後述)に復帰させるための第2揺動部材37と、アンロック変換時に第1揺動部材36の姿勢を変換するための第3揺動部材38と、第3揺動部材38の姿勢を保持するためのラッチングソレノイド39とをベースフレーム40に備えて概略構成されている。
第1揺動部材36は、長手方向の略中央部に設けられた第1揺動軸41を中心に揺動可能に構成された長尺な一直線状のレバー部材である。この第1揺動部材36は、開閉カバー2の係止孔30に係止可能な係止突部42を、カートリッジ収容部5の挿出口側に位置する一端部に横向きに突設し、当該一端部とは第1揺動軸41を挟んで異なる方向(本実施形態では、カートリッジ収容部5の奥に向けて)に第1他端部43を突出させている。この第1他端部43には、第1揺動部材36の本体長尺方向に直交する方向に第1フック部44を突設し、この第1フック部44にコイルスプリング等からなる第1付勢部材45の一端側を接続している。第1付勢部材45の他端側は、ベースフレーム40に接続されており、この第1付勢部材45によって、ロック位置における開閉カバー2側に係止突部42を付勢するように構成されている。
本実施形態における第2揺動部材37は、略同じ向きの第1揺動部材36よりも長手方向の寸法が若干短く設定されたレバー部材であり、長手方向の略中央部に設けられた第2揺動軸46を中心に揺動可能に構成されている。この第2揺動部材37は、ロック位置における開閉カバー2の係止片29に当接可能な当接突部47を一端部に横向きに突設している。また、当該一端部とは第2揺動軸46を挟んで異なる方向(反対側)に突出した第2他端部48には、第2揺動部材37の本体長尺方向に直交する方向に第2フック部49を突設し、この第2フック部49に第2付勢部材50の一端側を接続している。この第2付勢部材50の他端側はベースフレーム40に接続されている。第2揺動部材37は、この第2付勢部材50によってロック位置における開閉カバー2側に当接突部47を付勢するように構成されている。
ここで、上記第1揺動部材36と第2揺動部材37は、第1揺動軸41と第2揺動軸46とが同軸となるような状態でベースフレーム40に取り付けられている。具体的に説明すると、第1揺動軸41の一端側は軸受部となっており、図10に示すように、この第1揺動軸41の一端側に第2揺動軸46の他端側を回動可能に嵌合することができるようになっている。そして、第1揺動軸41と第2揺動軸46を連結した状態で、第1揺動軸41の他端側をベースフレーム40に設けられた軸受部52に軸支することで、第1揺動部材36と第2揺動部材37をベースフレーム40に取り付けている。
第3揺動部材38は、略L字状に形成されたレバー部材であり、交差部分に設けられた第3揺動軸53を中心として揺動可能に構成されている。この第3揺動部材38の一端側は、第1揺動部材36と第2揺動部材37の各他端部43,48に当接可能な当接腕部54となっている。また、この当接腕部54とは第3揺動軸53を挟んで異なる側の他端部には、第3フック部55が形成されている。この第3フック部55に第3付勢部材56の一端側を接続している。この第3付勢部材56の他端側はベースフレーム40に接続されている。この第3付勢部材56によって、第3揺動部材38を第3揺動軸38を中心に回転させて当接腕部54を第1揺動部材36と第2揺動部材37の各他端部43,48側に付勢するようになっている。そして、第3揺動部材38は、第1揺動部材36と第2揺動部材37の両他端部43,48に、付勢部材45,50の付勢による両揺動部材36,37の回転方向とは反対側から当接腕部54が当接可能な状態でベースフレーム40に軸支されている。
ラッチングソレノイド39は、コイル57と、コイル57の一側に配置された永久磁石58と、コイル57の他側から当該コイル57の中空部内に挿入された吸磁性材製のプランジャ59とから構成されている。このラッチングソレノイド39は、永久磁石58から発生する磁界を打ち消す方向に磁界を発生すような電流をコイル57に流すことでプランジャ59を他側からコイル57の外側に進出させる一方、コイル57に電流を流さない消磁状態では永久磁石58の磁力によってプランジャ59を吸引した後退状態を維持可能な単安定型ラッチングソレノイドである。プランジャ59の先端部分には貫通孔が開設されており、この貫通孔に第3揺動部材38の第3フック部55と第3揺動軸53との間に突設された接続ピン60を係合することによって、プランジャ59と第3揺動軸53の他端部とが連結されている。
上記ラッチングソレノイド39は、プランジャ59が後退した状態で第3揺動部材38の姿勢を一定に維持する保持手段として機能する。具体的には、係止突部42と当接突部47が開閉カバー2の通過域に突出する状態となるように当接腕部54が第1揺動部材36及び第2揺動部材37の回転を規制した第3揺動部材38の姿勢(図8(a)に示す基準姿勢)を、維持するようになっている。
上記の各揺動部材36,37,38を付勢する各付勢部材45,50,56に関し、第1付勢部材45の付勢によって第1揺動部材36の第1他端部43が当接腕部54に対して作用する第1の作用力と、第2付勢部材50の付勢によって第2揺動部材37の第2他端部48が当接腕部54に対して作用する第2の作用力との合力が、第3付勢部材56によって当接腕部54が各揺動部材36,37の回転を規制する回転規制力よりも大きくなり、且つ、第1の作用力が、回転規制力よりも小さくなるように、各付勢部材45,50,56の付勢力を設定している。本実施形態においては、各付勢部材45,50,56を、同タイプのものを用い、引っ張り長さを異ならせることで、それぞれの付勢力を異ならせている。
次に、上記のように構成されたロック機構27の動作について説明する。
まず、ユーザの手による操作によって開閉カバー2がロック位置側に向けて移動してくると、この開閉カバー2の係止片29によって第1揺動部材36の係止突部42と第2揺動部材37の当接突部47が押圧され、これにより、他端部43,48が第3揺動部材38の当接腕部54から離隔する方向に各揺動部材36,37が付勢部材45,50による付勢力に抗しながら回転する。なお、他端部43,48が当接腕部54から離隔しても、第3揺動部材38の基準姿勢は、ラッチングソレノイド39によって維持される。また、係止片29は、ロック機構27との対向面における先端部に、先端に向かうほど厚さが薄くなるテーパー面が設けられている。これにより、ロック位置に向けて開閉カバー2が移動する際に、通過域に突出した係止突部42と当接突部47に係止片29の先端部分が引っ掛かることを防止することができる。
開閉カバー2がさらに移動してロック位置まで到達すると、第1揺動部材36の係止突部42に係止孔30が対向するため、第1揺動部材36のみが第1付勢部材45による付勢力によって回動し、図8(b),図9に示すように、係止孔30内に係止突部42が没入して係止孔30の内周面に係止し、開閉カバー2の移動を規制したロック状態に変換する。つまり、開閉カバー2は、カートリッジ収容部5を閉成した状態でロックされる。なお、この状態では、第2揺動部材37は、開閉カバー2の係止片29による当接突部47の押圧によって第2他端部48が当接腕部54から離隔した姿勢を維持する一方、第1揺動部材36は、第1他端部43が当接腕部54に当接した姿勢となる。
ここで、インクカートリッジ6からインク供給チューブ20を通って記録ヘッド11に至るまでのインク供給路内が加圧された状態のままでインクカートリッジ6の交換がされてしまうとインク漏れが生じる虞がある。このため、上記プリンタ1では、ユーザがインクカートリッジの交換を行うために、例えば本体ケース等に設けられたトレイ開閉ボタンを操作した場合、加圧ユニット19による減圧処理が終了するまで開閉カバー2のロック状態を維持するようになっている。そして、減圧が終了してインクカートリッジ6の交換が可能となったならば、上記ラッチングソレノイド39のコイル57に電流が流され、これにより、永久磁石58の吸引力に抗してプランジャ59が第3付勢部材56側に向けて進出する。つまり、ラッチングソレノイド39は、第3揺動部材38の基準姿勢の保持状態を解除する。そして、第3付勢部材56の付勢力により、第3揺動部材38が、図8(c)に矢印で示すように、基準姿勢から反時計回りに回転する。この第3揺動部材38の回転に応じて当接腕部54が第1揺動部材36の第1他端部43を第1付勢部材45の付勢力に抗する方向に押圧する。上述したように第1付勢部材45による第1の作用力が第3付勢部材56による回転規制力よりも小さく設定されているので、第1揺動部材36が時計回りに回転し、係止突部42が係止孔30から外れて開閉カバー2の移動を許容するアンロック状態に変換する。なお、本実施形態においては、第1揺動部材36の第1揺動軸41から係止突部42までの長さが、第2揺動部材37の第2揺動軸46から当接突部47までの長さよりも長く設定されているので、図8(c)に示すように、両揺動部材36,37の回転角度が同じ状態では、当接突部47よりも係止突部42の方が開閉カバー2に対して遠ざかるようになっている。これにより、より確実にアンロック状態に変換することができる。
そして、アンロック状態に変換されると、開閉カバー2は、カバー用付勢部材34の付勢力によってロック位置から自動的に離脱してカートリッジ収容部5を開放する。開閉カバー2がロック位置から離脱すると、第1付勢部材45による第1の作用力と第2付勢部材50による第2の作用力との合力が、第3付勢部材56による回転規制力よりも大きく設定されているので、第1揺動部材36及び第2揺動部材37が反時計回りに回転して両揺動部材36,37の各他端部43,48が共働して当接腕部54を押圧する。これにより、図8(a)に示すように、第3揺動部材38が基準姿勢に復帰する。
このように、上記ロック機構27を採用したプリンタ1では、開閉カバー2がロック位置に移動することにより自動的にロック状態となる一方、ラッチングソレノイド39による第3揺動部材38の基準姿勢の保持状態を解除することによりアンロック状態に変換することができるので、簡単な構成で開閉カバー2に対するロック状態とアンロック状態の変換を行うことが可能となる。特に、本実施形態のように、一定の条件が成立したときのみロック状態からアンロック状態に変換するような制御を行うような場合に、本発明のロック機構は好適である。
また、本実施形態においては、第3揺動部材38の基準姿勢を一定に保持する保持手段としてラッチングソレノイド39を採用しているので、条件が成立した際にコイル57に電流を流すのみでロック状態からアンロック状態に切り替えることができ、簡単且つ安価にロック機構27を実現することができる。
ところで、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
上記実施形態では、第1揺動部材36の第1揺動軸41から係止突部42までの長さを、第2揺動部材37の第2揺動軸46から当接突部47までの長さよりも長く設定することで、より確実にアンロック状態に変換することができるようにした構成を例示したが、これには限られない。例えば、図11に示す第2実施形態のように、第1揺動部材36の第1揺動軸41から係止突部42までの長さと第2揺動部材37の第2揺動軸46から当接突部47までの長さを揃える一方、係止突部42の突出長L1を当接突部47の突出長L2よりも短く設定する構成を採用しても良い。この第2実施形態の構成においても、両揺動部材36,37の回転角度が同じ状態では、第2揺動部材37の当接突部47よりも係止突部42の方が開閉カバー2に対して遠ざかるので、より確実にアンロック状態に変換することができる。また、この構成では、第1揺動部材36と第2揺動部材37を短く設定すれば、省スペース化に寄与することができる。
また、本発明のロック機構は、上記プリンタ1の開閉カバー2に用いる場合のみに限られない。例えば、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の情報記録媒体を記録・再生する情報記録再生装置の開閉トレーに用いる場合にも本発明は好適である。
開閉カバーを閉じた状態のプリンタの斜視図である。 開閉カバーを開いた状態のプリンタの斜視図である。 本体ケースの一部を取り除いてロック機構を露出させた状態のプリンタの斜視図である。 ロック機構を露出させた状態のプリンタの平面図である。 図4におけるロック機構の周辺部Xを拡大して示した図である。 開閉カバーとロック機構の配置関係を示す図である。 プリンタの内部構成を説明する平面図である。 (a)〜(c)はロック機構の内部構造を説明する図である。 ロック機構の下面図である。 ロック機構の側面図である。 (a)〜(c)は第2実施形態におけるロック機構の内部構造を説明する図である。
符号の説明
1…プリンタ,2…開閉カバー,3…本体ケース,5…カートリッジ収容部,6…インクカートリッジ,11…記録ヘッド,17…カートリッジホルダ,19…加圧ユニット,20…インク供給チューブ,27…ロック機構,29…係止片,30…係止孔,36…第1揺動部材,37…第2揺動部材,38…第3揺動部材,39…ラッチングソレノイド,40…ベースフレーム,41…第1揺動軸,42…係止突部,43…第1他端部,44…第1フック部,45…第1付勢部材,46…第2揺動軸,47…当接突部,48…第2他端部,49…第2フック部,50…第2付勢部材,52…軸受部,53…第3揺動軸,54…当接腕部,55…第3フック部,56…第3付勢部材,57…コイル,58…永久磁石,59…プランジャ,60…接続ピン

Claims (4)

  1. 第1揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材の被係止部に係止可能な係止突部を一端部に突設し、当該一端部とは第1揺動軸を挟んで異なる方向に第1他端部を突出させた第1揺動部材と、
    前記第1揺動軸を中心に前記第1揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記係止突部を付勢するための第1付勢部材と、
    第2揺動軸を中心に揺動可能に構成され、ロック対象部材に当接可能な当接突部を一端部に突設し、当該一端部とは第2揺動軸を挟んで異なる方向に第2他端部を突出させた第2揺動部材と、
    前記第2揺動軸を中心に前記第2揺動部材を回転させてロック位置におけるロック対象部材側に向けて前記当接突部を付勢するための第2付勢部材と、
    第3揺動軸を中心に揺動可能に構成され、前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部に当接可能な当接腕部を有する第3揺動部材と、
    前記第3揺動軸を中心に前記第3揺動部材を回転させて前記当接腕部を前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の各他端部側に付勢するための第3付勢部材と、
    前記第3揺動部材の姿勢を一定に保持可能な保持手段と、
    をベースフレームに備え、
    前記第1揺動軸と第2揺動軸とが同軸となる状態で前記第1揺動部材と前記第2揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
    前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢による前記第1揺動部材と前記第2揺動部材の回転方向とは反対側から両揺動部材の各他端部に前記当接腕部が当接可能な状態で前記第3揺動部材を前記ベースフレームに軸支し、
    各付勢部材により前記係止突部と前記当接突部がロック対象部材の通過域に突出する状態となるように前記当接腕部が第1揺動部材及び第2揺動部材の回転を規制した前記第3揺動部材の基準姿勢を前記保持手段によって保持し、
    前記第1付勢部材の付勢によって前記第1揺動部材の第1他端部が前記当接腕部に対して作用する第1の作用力と、前記第2付勢部材の付勢によって前記第2揺動部材の第2他端部が前記当接腕部に対して作用する第2の作用力との合力が、前記第3付勢部材によって前記当接腕部が各揺動部材の回転を規制する回転規制力よりも大きくなり、且つ、前記第1の作用力が、前記回転規制力よりも小さくなるように、各付勢部材の付勢力を設定し、
    前記ロック対象部材がロック位置に移動すると、当該ロック対象部材によって前記当接突部が押圧されることにより第2他端部が前記当接腕部から離隔する方向に前記第2揺動部材が第2付勢部材による付勢力に抗しながら回転すると共に、前記被係止部に前記第1揺動部材の係止突部が第1付勢部材による付勢力によって係止してロック対象部材の移動を規制したロック状態に変換し、
    前記保持手段が第3揺動部材の基準姿勢の保持状態を解除すると、第3付勢部材の付勢力によって第3揺動部材が回転し、この第3揺動部材の回転に応じて当接腕部が第1揺動部材の第1他端部を第1付勢部材の付勢力に抗する方向に押圧して第1揺動部材が回転することによって、係止突部が被係止部から外れてロック対象部材の移動を許容するアンロック状態に変換し、
    前記ロック対象部材がロック位置から離脱すると、第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力によって第1揺動部材及び第2揺動部材が回転して両揺動部材の他端部が共働して当接腕部を押圧することにより、第3揺動部材を基準姿勢に復帰させることを特徴とするロック対象部材のロック機構。
  2. 前記保持手段は、プランジャを進退可能に備え、プランジャの後退状態を保持可能なラッチングソレノイドから構成され、
    前記当接腕部とは前記第3揺動軸を挟んで異なる側の前記第3揺動部材の他端部に前記プランジャを係合させ、
    前記プランジャが後退した状態で前記第3揺動部材が基準姿勢となることを特徴とする請求項1に記載のロック対象部材のロック機構。
  3. 前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さを、前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さよりも長く設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック対象部材のロック機構。
  4. 前記第1揺動部材の前記第1揺動軸から前記係止突部までの長さと前記第2揺動部材の前記第2揺動軸から前記当接突部までの長さとを揃え、係止突部の突出長を当接突部の突出長よりも短く設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック対象部材のロック機構。
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