JPH10329331A - プリンタのインクカートリッジ装着機構 - Google Patents
プリンタのインクカートリッジ装着機構Info
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Abstract
なくて済むプリンタのインクカートリッジ装着機構を提
案すること。 【解決手段】 プリンタのインクカートリッジ装着機構
10にインクカートリッジ20を装着するためには、ま
ず、受け入れ部50に上側から垂直にインクカートリッ
ジ20を押し込む。次に、スライド機構60の操作レバ
ー65を操作して、受け入れ部50をインク供給針31
の側に向けて水平にスライドさせる。この結果、インク
供給針31がインクカートリッジ20のインク取り込み
口に完全に差し込まれた装着状態が形成される。一方向
からインクカートリッジを装着する場合のように装着方
向に多くのスペースを開けておく必要が無い。よって、
プリンタの設置場所に制約が少なくなり、しかも、その
設置スペースも少なくできる。
Description
ッドを備えたプリンタにおけるインクカートリッジの装
着機構に関するものである。
としては、インクカートリッジを用いてインクジェット
ヘッドにインクの供給を行う形式のものが知られてお
り、インクカートリッジのインクが無くなると、インク
カートリッジは新しいものに交換可能となっている。イ
ンクカートリッジの装着機構は、固定した位置に配置し
たインク供給針を備えており、このインク供給針がイン
クカートリッジのインク取り出し口に差し込まれるよう
に、インクカートリッジの装着が行われる。
る特開平5−16378号公報に開示された構成のもの
が知られている。このインクカートリッジは、インクが
封入された可撓性のインク袋と、このインク袋に形成し
たインク取り出し口と、インク袋が内蔵された硬質のプ
ラスチックケースから構成されている。一般的にはプラ
スチックケースは偏平な直方体形状をしており、このケ
ースの前端面にインク袋に形成したインク取り出し口が
露出している。従って、このインク取り出し口に、プリ
ンタの側のインク供給針が差し込まれるように、インク
カートリッジの装着が行われる。
し口に適切な状態に差し込み固定されるようにするため
には、インクカートリッジを差し込み方向に向けてスラ
イドさせる必要がある。一般的には、プリンタの前側あ
るいは後ろ側の部分に、インクカートリッジの装着部が
配置されており、インクカートリッジを前側あるいは後
ろ側から水平にスライドさせることにより、その着脱が
可能となっている。
うに、プリンタの前側あるいは後ろ側からインクカート
リッジを一方向にスライドさせて装着する機構では、そ
の装着部分の装着側の部分を広く開けておく必要があ
る。このために次のような問題点がある。
うにしたプリンタにおいては、当該プリンタを壁際に設
置することができないので、プリンタ自体の底面積を小
さくしたとしても設置に必要なスペースを多く取られて
しまう。
するようにしたプリンタでは、前面にプリンタに関連す
る装置等を置くことができない。例えば、POS用途の
プリンタでは、プリンタの手前に、タブレット、キーボ
ード、スキャナ等の入力装置や、こられの入力装置によ
って入力されたデータ等を表示する表示装置が配置され
ることがある。このため、前面からインクカートリッジ
を装着するプリンタは、インクカートリッジ交換の際に
これらの装置を移動せねばならず、使い勝手上好ましく
ない。
トリッジ装着機構は、プリンタの設置場所に制約が伴
い、しかも、設置場所を多く必要とするという解決すべ
き課題がある。そこで、本発明の課題は、これらを解消
可能なプリンタのインクカートリッジ装着機構を提案す
ることにある。
インクカートリッジ装着部に配置されているインク供給
針に対して、それとは異なる方向からインクカートリッ
ジを装着し、しかる後に、インク供給針の方向に向けて
インクカートリッジを装着できるようにインクカートリ
ッジ装着機構を構成し、これによって、従来のように一
方向からインクカートリッジを装着する場合に比べて、
インクカートリッジの装着のために必要なスペースが少
なくても済むようにしている。
を着脱可能に装着する装着部と、この装着部に配置され
たインク供給針とを備え、インクカートリッジのインク
取り出し口に前記インク供給針が差し込み接続されるよ
うに当該インクカートリッジを前記装着部に装着するプ
リンタのインクカートリッジ装着機構において、前記イ
ンク供給針の軸線方向とは異なる方向からインクカート
リッジを受け入れて前記インク取り出し口に前記インク
供給針を差し込み可能な状態にする受け入れ部と、当該
受け入れ部を前記インク供給針の軸線方向に往復移動さ
せるスライド機構とを有することを特徴としている。
け入れ部のインクカートリッジ受け入れ方向は前記イン
ク供給針の軸線方向とは略直交する方向とされる。勿
論、直交する方向ではなく、鋭角、あるいは鈍角をなす
方向としてもよい。
れ部をスライド可能に支持しているガイドフレームと、
当該ガイドフレームの側に回動自在に形成された操作レ
バーと、当該操作レバーの回転運動を前記受け入れ部を
スライドさせる直線運動に変換する機構を備えた構成を
採用できる。
をスライド可能に支持しているガイドフレームと、前記
受け入れ部の側に形成したラックと、前記ガイドフレー
ムの側に形成され前記ラックにかみ合っているピニオン
と、当該ピニオンを回転させるために当該ピニオンの回
転中心から半径方向に延びている操作レバーとを備えた
構成を採用できる。この構成のスライド機構を用いれ
ば、操作レバーを長くすることにより、受け入れ部のス
ライド操作を小さな力で簡単に行うことができる。
いたスライド機構の他に、例えば、前記受け入れ部をス
ライド可能に支持しているガイドフレームと、前記受け
入れ部の側に形成された突起と、前記ガイドフレームの
側に形成され、前記突起と係合し、前記受け入れ部をス
ライドさせる操作レバーとを備えた構成や、前記受け入
れ部の側に形成された溝状のカムと、前記ガイドフレー
ムの側に形成され、前記カムと係合する突起を備えた操
作レバーとを有する構成を用いて、前記受け入れ部をス
ライドさせるようにしてもよい。
しては、前述した本願人が先に提案している特開平5−
16378号公報に開示のものを用いることができる。
このインクカートリッジは、インクが封入された可撓性
のインク袋と、当該インク袋に形成した前記インク取り
出し口と、前記インク袋が内蔵されている硬質のケース
とを備えた構成となっている。
合には、前記インク供給針を水平に配置することがイン
ク漏れの低減化の点から望ましい。
態においてインクカートリッジ装着部の受け入れ部に異
物が入らないように、この受け入れ部の開口に蓋を取付
けることが望ましい。この場合、この蓋を、インクカー
トリッジの受け入れ方向に開けることのできる状態で前
記受け入れ部の開口を封鎖している構成とし、この蓋を
封鎖方向に向けて付勢しているばねと、前記蓋を封鎖状
態に保持している係合部とを取付け、更に、前記係合部
は、前記受け入れ部に押し込まれるインクカートリッジ
によって係合が解除する方向に移動可能となものとすれ
ば、インクカートリッジの着脱動作に連動して前記蓋が
開閉するので操作性が良くなる。
適用したインクカートリッジ装着機構を備えたプリンタ
の構成を説明する。
は、それぞれ、本発明を適用したインクジェットプリン
タを斜め前方および斜め後方から見た斜視図であり、図
3はその紙搬送経路の概要を示す説明図である。
ジェットプリンタ1は、ロール紙装填機構2と、A4サ
イズ等のカット紙、スリップ紙等の給紙口3とを有し、
ロール紙装填機構2から供給されるロール紙4および給
紙口3から挿入されるスリップ紙5が、印刷位置11
(図1における一点鎖線で囲まれた領域)を通って搬送
されるように搬送経路が構成されている。印刷位置11
を通過するロール紙4およびスリップ紙5の表面に対峙
するようにインクジェットヘッド8がキャリッジ機構9
によって保持されている。
と、このガイドシャフト6に沿ってロール紙4、スリッ
プ紙5の搬送方向とは直交する方向に往復移動可能に保
持されたキャリッジ7と、キャリッジ駆動用のモータ
(図示せず)を備えている。
範囲を、その幅方向に往復移動可能であり、印刷位置1
1から幅方向の一方の側に外れた位置には、インクジェ
ットヘッド8の退避位置であるキャッピング機構11B
のキャッピング面11Cが配置されている。インクジェ
ットヘッド8は、印字動作を待機する状態では、そのノ
ズル面がキャッピング面11Cによって塞がれた状態に
設定されて、各インクノズルのインクメニスカスの後
退、インク乾燥等が防止される。
ーブ(図示せず)を経由して、ロール紙装填機構2と隣
合った位置に搭載されているインク供給部としてのイン
クカートリッジ装着機構10からインクが供給される。
インクカートリッジ装着機構10は、図2から分かるよ
うに、インクカートリッジ20が着脱可能な状態で装着
されたインクカートリッジ装着部30を備えている。
ジ)ここで、図4(A)を参照して、インクジェットヘ
ッド8にインクを供給するためのインク供給系の概要を
説明する。インクカートリッジ装着機構10のインクカ
ートリッジ装着部30には、インク供給針31が配置さ
れており、このインク供給針31が完全に差し込まれた
状態となるように、インクカートリッジ20が装着され
ている。インクカートリッジ20からインク供給針31
に供給されたインクは、インクチューブ32を経て、イ
ンクジェットヘッド8に供給される。インクジェットヘ
ッド8を駆動することにより、各インクノズル(図示せ
ず)からインク液滴が、印刷位置11を搬送される記録
紙上に吐出される。インクジェットヘッド8がキャッピ
ング機構11Bのキャッピング面11Cで封鎖された状
態においては、インクポンプ33を駆動することによ
り、ノズル面からインクを吸引して廃インクチューブ3
4を経由して、廃インク回収部35に回収可能となって
いる。
トリッジ20の内部構造の概略を説明する。インクカー
トリッジ20は、インクが封入された可撓性のインク袋
21と、当該インク袋21に形成したインク取り出し口
22と、インク袋21が内蔵されている硬質のケース2
3とを備えた構成となっている。ケース23は、ケース
本体23aと、ケース蓋23bから構成され、その前端
面23cには、外側からインク供給針31をインク取り
出し口22に差し込み可能な針差し込み孔23dと、3
個のインクカートリッジ位置決め用の孔23eが開いて
る。なお、インク袋21の側面には、インク残量を検出
するための検出板24が取付けられている。
リンタ1に組み込まれているインクカートリッジ装着機
構10の構成を説明する。
ジ20を装着する前のインクカートリッジ装着機構10
の状態を示す図であり、図6(A)、(B)はスライド
機構によってインクカートリッジ20をインク供給針3
1の側にスライドさせる前および後の状態を示してあ
る。
カートリッジ装着機構10は、インクカートリッジ20
を着脱可能に装着する装着部30を備えている。この装
着部30は、側面にインク供給針31が水平に取付けら
れ、インク供給針31の先端側が開放状態となっている
フード部40を備えている。このフード部40の側面か
らは、3本の位置決めピン42がインク供給針31と同
一方向に向けて水平に突出している。また、装着部30
は、このフード部40に対して、インク供給針31の軸
線方向、すなわち水平方向にスライド可能な箱形のイン
クカートリッジ受け入れ部50を備えている。さらに、
この受け入れ部50を水平方向にスライドさせるための
スライド機構60を備えている。
なっており、この上側開口51の上側から垂直方向にイ
ンクカートリッジ20を当該受け入れ部50の内部に装
着可能となっている。すなわち、インク供給針31に対
して略直交する方向からインクカートリッジ20を受け
入れ可能となっている。この受け入れ部50の前端面5
2には、装着されたインクカートリッジ20の前端面2
3に開けた針孔23dおよび3個の位置決め孔23eに
一致する位置に、それぞれ開口52d、および位置決め
孔52eが開いている。
53が取付けられている。この蓋53は、受け入れ部5
0の一方の側の旋回軸53aを中心にして下方(インク
カートリッジの受け入れ方向)に向けて旋回可能であ
り、常時は、ばね力によって閉じる方向に付勢されてい
る。また、蓋53が閉じた状態では、受け入れ部50の
側面に形成した係合溝54に先端が嵌まってロック状態
となっている。インクカートリッジ20の底部側面に
は、係合溝54を横方向に移動可能な突起25が形成さ
れている。従って、インクカートリッジ20を上側から
押し込むと、この突起25によって係合溝54が形成さ
れている部分が弾性的に移動して蓋ロックが解除され
る。この後は、インクカートリッジ20と共に蓋53は
下方に旋回し、受け入れ部50の側面に押しつけられた
状態となる。インクカートリッジ20を受け入れ部50
から引き上げると、それに伴ってばね力によって蓋53
は上方に旋回して、再び、図5(B)に示すロック状態
に復帰する。
のスライド機構60は、受け入れ部50をスライド可能
に支持しているガイドフレーム61を有し、このガイド
フレーム61には、受け入れ部50の底面に沿って形成
したガイドレール56が摺動自在にはめ込まれたレール
溝62が形成されている。受け入れ部50の側面には、
スライド方向に向けてラック63が下向きに形成されて
いる。これに対して、ガイドフレーム61の側には、こ
のラック63にかみ合った状態にピニオン64が回転自
在に取付けられている。このピニオン64の側面には操
作レバー65がピニオン64の旋回中心66からほぼ半
径方向に延びている。
よび図6を参照して、上記のように構成した本例のイン
クカートリッジ装着機構10におけるインクカートリッ
ジ20の装着動作について説明する。
インクカートリッジ受け入れ部50がフード部40から
引き出された状態において、上側からインクカートリッ
ジ20を矢印で示すように、その上側開口53に押し込
む。この結果、蓋53が押されて開き、内部にインクカ
ートリッジ20が受け入れられた状態になる。この状態
では、インクカートリッジ20の前端面23に開けた針
孔23d、および3個の位置決め用の孔23eが、それ
ぞれ、受け入れ部50の前端面に開けた開口52d、位
置決め用の孔52eに一致している。
れる。この後は、横に倒れた状態の操作レバー65を上
方に起こす方向に操作する。この操作によって、インク
カートリッジ20が装着された受け入れ部50はインク
供給針31の側に向けて水平方向にスライドする。
(B)に示すように、受け入れ部50の前端面52がフ
ード部40の側面に当たった状態となる。この状態に到
る途中からは、3本の位置決めピン42が、受け入れ部
前端面の位置決め用の孔52eおよびインクカートリッ
ジ前端面の孔23eに差し込まれるので、これらの位置
決めピン42によってインクカートリッジ20が案内さ
れて位置決めされる。また、水平に突き出しているイン
ク供給針31も受け入れ部前端面の開口52dおよびイ
ンクカートリッジ20の前端面の針孔23dを貫通し
て、その内部のインク取り込み口22に完全に差し込ま
れる。この結果、インクカートリッジ20からインクジ
ェッドヘッド8へのインク供給系が形成される。
を新しいものに交換する場合には、上記とは逆の操作を
行えばよい。すなわち、図6(B)に示す状態の操作レ
バー65を後ろ側に向けて倒すように操作する。この結
果、受け入れ部50が後方にスライドして、その上側開
口53がフード部40から完全に引き出された状態にな
る。すなわち、図6(A)の状態となる。この後は、受
け入れ部50の両側面に形成した切り欠き部分57a、
57bから露出しているインクカートリッジ20の両側
面を手で掴み、上方に向けて垂直に引き出せばよい。
形態)次に、図7を用いて本発明のインクカートリッジ
装着機構の他の実施形態について説明する。
ってインクカートリッジ20をインク供給針31の側に
スライドさせる前および後の状態を示してある。図中、
図5、図6に示す符号と同一の符号は同じものを示し、
以下図5、図6で示した実施形態と同様な部分について
は説明を省略する。
のインクカートリッジ受け入れ部50の側面には、突起
71、72、73が設けられている。旋回中心66を支
点にして、操作レバー65bを回動させたときに、レバ
ー65bがこれらの突起71、72、73に当接し、押
しつけることによりインクカートリッジ受け入れ部50
が水平方向にスライドするように、これらの突起は受け
入れ部50の側面の適所に配置されている。
めのスライド機構60は、受け入れ部50をスライド可
能に支持しているガイドフレーム61を有する点、ガイ
ドフレーム61には、受け入れ部50の底面に沿って形
成したガイドレール56が摺動自在にはめ込まれたレー
ル溝62が形成されている点は前述の実施形態と同様で
ある。
カートリッジ装着機構におけるインクカートリッジ20
の装着動作について説明する。
れ部50がフード部40から引き出され、上側からイン
クカートリッジ20が装着された状態を示すものであ
り、この後は、横に倒れた状態の操作レバー65bを上
方に起こす方向に操作する。この操作によって、インク
カートリッジ20が装着された受け入れ部50はインク
供給針31の側に向けて水平方向にスライドする。
すと、まず操作レバー65bの側面67が突起71に当
接する。更に操作レバー65bを起こすと、突起71が
操作レバー65bの側面67に押される。これにより受
け入れ部50は、その底面に沿って形成したガイドレー
ル56がはめ込まれたレール溝62に沿って矢印方向に
スライドする。
操作レバー65bの側面67の上側の側面68にり、突
起72が押される。そして、操作レバー65bを完全に
起こすと、図7(B)に示すように、受け入れ部50の
前端面52がフード部40の側面に当たった状態とな
る。この状態で、水平に突き出しているインク供給針3
1は受け入れ部前端面の開口52dおよびインクカート
リッジ20の前端面の針孔23dを貫通して、その内部
のインク取り込み口22に完全に差し込まれる。この結
果、インクカートリッジ20からインクジェッドヘッド
8へのインク供給系が形成される。
位置決めピン42が、受け入れ部前端面の位置決め用の
孔52eおよびインクカートリッジ前端面の孔23eに
差し込まれる点は、前述の実施形態と同様である。
を新しいものに交換する場合には、上記とは逆の操作が
行われる。すなわち、図7(B)に示す状態の操作レバ
ー65bを後ろ側に向けて倒すように操作する。この結
果、操作レバー65bの側面67の反対側の側面69に
より、受け入れ部50の突起73が押され、受け入れ部
50が後方にスライドする。
れ部50の上側開口53がフード部40から完全に引き
出された状態になる。すなわち、図7(A)の状態とな
る。この後は、受け入れ部50の両側面に形成した切り
欠き部分57a、57bから露出しているインクカート
リッジ20の両側面を手で掴み、上方に向けて垂直に引
き出せばよい。
入れ部側に突起を設け、操作レバーで突起を押すように
してカートリッジ受け入れ部をスライドさせる例につい
て説明したが、これに限らず、種々のスライド機構を用
いることができる。例えば、操作レバー側に突起(カム
フォロア)を設け、カートリッジ受け入れ部側には、こ
の突起と係合する溝状のカムを設け、操作レバーの回転
に応じてカートリッジ受け入れ部をスライドさせる機構
を用いて、操作レバーの回転運動を前記受け入れ部をス
ライドさせる直線運動に変換してもよい。
のインクカートリッジ装着機構においては、インク供給
針とは異なる方向からインクカートリッジを装着し、し
かる後にインク供給針の方向に向けてインクカートリッ
ジをスライドさせることにより、当該インクカートリッ
ジの装着が完了する。このため、従来のように、一方向
からインクカートリッジを装着していた装着機構に比べ
て、装着方向のスペースが少なくて済む。
機構を備えたプリンタは、その前面あるいは後面の側に
スペースを多く必要としないので、設置場所の制約を受
けることがなく、しかも、設置スペースも多く必要とし
ないという効果を奏する。
前側の斜視図である。
図である。
経路を示す説明図である。
けるインク供給系を示す概略構成図、(B)はインクカ
ートリッジの構成を示す分解斜視図である。
カートリッジ装着機構の状態を示す説明図、(B)はそ
の部分断面図である。
ートリッジの装着動作を説明するための説明図である。
おけるインクカートリッジの装着動作を説明するための
説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 インクカートリッジを着脱可能に装着す
る装着部と、この装着部に配置されたインク供給針とを
備え、インクカートリッジのインク取り出し口に前記イ
ンク供給針が差し込み接続されるように当該インクカー
トリッジを前記装着部に装着するプリンタのインクカー
トリッジ装着機構において、 前記インク供給針の軸線方向とは異なる方向からインク
カートリッジを受け入れて前記インク取り出し口に前記
インク供給針を差し込み可能な状態にする受け入れ部
と、当該受け入れ部を前記インク供給針の軸線方向に往
復移動させるスライド機構とを有することを特徴とする
プリンタのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項2】 請求項1において、前記受け入れ部のイ
ンクカートリッジ受け入れ方向は前記インク供給針の軸
線方向とは略直交する方向であることを特徴とするプリ
ンタのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項3】 請求項1または2のうちの何れかの項に
おいて、前記スライド機構は、前記受け入れ部をスライ
ド可能に支持しているガイドフレームと、当該ガイドフ
レームの側に回動自在に形成された操作レバーと、当該
操作レバーの回転運動を前記受け入れ部をスライドさせ
る直線運動に変換する機構を備えたことを特徴とするプ
リンタのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項4】 請求項3において、前記スライド機構
は、前記受け入れ部をスライド可能に支持しているガイ
ドフレームと、前記受け入れ部の側に形成したラック
と、前記ガイドフレームの側に形成され前記ラックにか
み合っているピニオンと、当該ピニオンを回転させるた
めに当該ピニオンの回転中心から半径方向に延びている
操作レバーとを備えていることを特徴とするプリンタの
インクカートリッジ装着機構。 - 【請求項5】 請求項3において、前記スライド機構
は、前記受け入れ部をスライド可能に支持しているガイ
ドフレームと、前記受け入れ部の側に形成された突起
と、前記ガイドフレームの側に形成され、前記突起と係
合し、前記受け入れ部をスライドさせる操作レバーとを
備えていることを特徴とするプリンタのインクカートリ
ッジ装着機構。 - 【請求項6】 請求項3において、前記スライド機構
は、前記受け入れ部をスライド可能に支持しているガイ
ドフレームと、前記受け入れ部の側に形成された溝状の
カムと、前記ガイドフレームの側に形成され、前記カム
と係合する突起を備えた操作レバーとを有していること
を特徴とするプリンタのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のうちの何れかの項に
おいて、装着されるインクカートリッジは、インクが封
入された可撓性のインク袋と、当該インク袋に形成した
前記インク取り出し口と、前記インク袋が内蔵されてい
る硬質のケースとを備えていることを特徴とするプリン
タのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のうちの何れかの項に
おいて、前記インク供給針は水平に配置されていること
を特徴とするプリンタのインクカートリッジ装着機構。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のうちの何れかの項に
おいて、インクカートリッジの受け入れ方向に開けるこ
とのできる状態で前記受け入れ部の開口を封鎖している
蓋と、この蓋を封鎖方向に向けて付勢しているばねと、
前記蓋を封鎖状態に保持している係合部とを備えてお
り、前記係合部は、前記受け入れ部に押し込まれるイン
クカートリッジによって係合が解除する方向に移動可能
となっていることを特徴とするプリンタのインクカート
リッジ装着機構。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8115398A JP3697054B2 (ja) | 1997-04-02 | 1998-03-27 | プリンタのインクカートリッジ装着機構 |
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JP8423597 | 1997-04-02 | ||
JP9-84235 | 1997-04-02 | ||
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