JP3864816B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク装置に係り、特にディスク状記録媒体が装着されるトレイを装着位置にロックするよう構成されたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ノート型パーソナルコンピュータでは、ディスク状記録媒体(以下「ディスク」という)が装着されたトレイを摺動させて筐体内に収納させるように構成されたディスク装置が搭載されている。この種のディスク装置では、小型化、薄型化、軽量化が図られており、トレイを搬送する搬送機構が省略され、ガイドレール機構によって摺動可能にトレイを支持している。
【0003】
そのため、ディスク装置では、筐体を構成するカバー内の所定装着位置にトレイが収納された状態でトレイが勝手に飛び出さないようにトレイをロックするロック機構が設けられている。
【0004】
従来のロック機構としては、例えば、特開平7−235112号公報にみられるようなソレノイドを用いた構成のものがある。この公報に記載されたロック機構は、トレイの下面に設けられたロックピンと、フレームに回動自在に支持されロックピンを係止するロックアームと、ロックアームを係止方向に付勢する付勢部材と、ロックアームを係止解除方向に回動させるソレノイドから構成されている。
【0005】
そして、トレイの前面ベゼルに設けられたイジェクトスイッチがオンに操作されると、上記ソレノイドが励磁されてロックアームが係止解除方向に回動してロックピンの係止を解除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにロックアームがロックピンを係止する構成とされたロック機構においては、ディスク装置の落下試験を行うと、装置の薄型化に伴ってロックアームやロックピンの強度が不足しており、落下試験によるトレイの衝撃荷重によりロックアームの破損やロックピンのカシメ部分の変形が生じることがあり、耐衝撃性の限界がロック機構によって決まるという問題があった。
【0007】
そのため、ディスク装置においては、装置の小型化、薄型化、軽量化を損なわずにロック機構の強度を高めることが要望されていた。
【0008】
そこで、本発明は上記課題を解決したディスク装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
発明は、ディスク状記録媒体が装着されるトレイと、トレイを収容する筐体と、トレイとカバーとの間に介在し、カバーに収容されたトレイをディスク装着位置にロックするロック機構と、を有するディスク装置において、ロック機構は、前記トレイまたは前記カバーの何れか一方に設けられた軸と、該軸により中央を回動可能に支持され、前記中央より一側に延在する一端に第1の係止部を有し、前記中央より他側に延在する他端に第2の係止部を有する係止部材と、前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第1の係止部に係合する第1の係合部材と、前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第2の係止部に係合する第2の係合部材と、を備え、前記トレイが前記ディスク装着位置に収容されたときに、前記第1の係止部が前記第1の係合部材に係止されると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材に係止されて、前記トレイを前記ディスク装着位置にロックし、該ロックを解除するときは、前記第1の係止部が前記第1の係合部材から離間すると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材から離間する方向に前記係止部材が回動するものであり、係止部材の両端の第1、第2の係止部が第1、第2の係合部材により係止されるため、係止部材の重心に対して衝撃によって係止部材を回動させるような力が作用するのを防止でき、且つ衝撃荷重を分散させてロック機構の耐衝撃強度を高めることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になるディスク装置の一実施例を示す斜視図である。図2はディスク装置の平面図である。図3はトレイ20をディスク交換位置に引き出した状態を示す平面図である。
図1に示されるように、ディスク装置11は、例えばCD−ROMドライブ装置であり、上カバー(図示せず)と下カバー16との間に形成された空間にターンテーブル18を回転自在に支持するトレイ20を有する。ターンテーブル18は、中央にディスク22の内周に嵌合してディスク22をクランプするクランプ機構23を有する。また、ターンテーブル18の周囲には、ディスクの直径よりも大径なディスク収納部24が形成されている。
【0012】
そして、ディスク収納部24の下方には、ターンテーブル18のクランプ機構23にクランプされたディスク22に記録された情報を読み取るための光学ヘッド部を構成する光ピックアップ26がディスク半径方向に移動可能に取り付けられている。
【0013】
光ピックアップ26は、ディスク収納部24の凹部24aに収納されており、凹部24aは光ピックアップ26の対物レンズ27が移動する範囲に開口28aを有するピックアップカバー28で覆われている。また、トレイ20の前端に結合された前面ベゼル30は、中央にイジェクト釦32が設けられている。
【0014】
ターンテーブル18の下方に設けられたディスクモータ19が回転駆動されてターンテーブル18及びターンテーブル18のクランプ機構23にクランプされたディスク22が回転する。
【0015】
図3に示されるように、トレイ20は両側に前後方向に摺動可能に取り付けられたガイドレール40,42を介して支持されており、前面ベゼル30に設けられたイジェクト釦32が押圧操作されると、トレイ20のロックが解除され、ロック解除されたトレイ20は手動操作により図3に示すようにA方向にスライドしてディスク交換位置に引き出される。また、ディスク交換位置に引き出されたトレイ20のターンテーブル18にディスク22がクランプされた後、操作者は前面ベゼル30をB方向に押圧操作することにより、トレイ20がB方向に移動して図2に示すディスク装着位置でロックされる。
【0016】
ここで、光ピックアップ26をディスク半径方向に移動させるピックアップ駆動機構について説明する。
ピックアップ駆動機構34は、図2及び図3において、光ピックアップ26の移動方向を案内する一対のガイドシャフト35,36と、光ピックアップ26を駆動する駆動モータ37と、駆動モータ37の回転駆動力を光ピックアップ26に伝達する伝達機構38とから構成されている。また、光ピックアップ26の両側には、一対のガイドシャフト35,36に係合して移動方向をガイドされる軸受部26a〜26cが突出している。伝達機構38は、駆動モータ37の回転を減速するギヤ群38aと、ギヤ群38aを介して回転駆動されるリードスクリュウ38bとからなる。そして、光ピックアップ26は、リードスクリュウ38bの螺旋溝に係合する係合部26dを有する。
【0017】
従って、駆動モータ37の回転がギヤ群38aを介してリードスクリュウ38bに伝達されることにより光ピックアップ26がディスク半径方向に移動する。
【0018】
上記のように構成されたトレイ20の下面と下カバー16との間には、図1及び図2に示す装着位置に収容されたトレイ20をロックするためのロック機構50が設けられている。このロック機構50は、前面ベゼル30の裏側に配置されており、イジェクト釦32がオンに操作されると、ロック解除動作してトレイ20の係止を解除する。
【0019】
そして、装着位置に保持されたトレイ20は、ロック機構50によるロックが解除されると、トレイ押圧機構(図示せず)の押圧力により所定距離A方向に押し出される。これにより、トレイ20と共にA方向に移動した前面ベゼル30が、下カバー16の前端から離間する。そのため、操作者は、前面ベゼル30を把持してA方向に摺動させてトレイ20をディスク交換位置(図3を参照)へ引き出すことが可能になる。
【0020】
ここで、本発明の要部を構成するロック機構50について説明する。
図4はロック機構50を拡大して示す平面図である。図5はロック機構50を拡大して示す縦断面図である。
【0021】
図4及び図5に示されるように、ロック機構50は、ロックアーム52と、ロックアーム52を付勢するトーションバネ54と、ロックアーム52の一端を係止する第1のロックピン56と、ロックアーム52の他端を係止する第2のロックピン58と、ロック解除を行うキックプレート60と、キックプレート60を付勢する第1のコイルバネ62と、キックプレート60を保持するソレノイド64と、キックプレート60を復帰させるための復帰レバー66と、復帰レバー66を付勢する第2のコイルバネ68とから構成されている。
【0022】
ロックアーム52は、中央にトレイ20の下面に突出する軸70に嵌合する軸孔52aが貫通しており、ビス72を軸70のねじ孔70aに螺入させて脱落防止されると共に、軸70に対して回動可能に支持される。また、ロックアーム52は、軸孔52aよりB方向に延在し第1のロックピン56に係止される第1の係止爪52bと、軸孔52aよりA方向に延在し第2のロックピン58に係止される第2の係止爪52cとを有する。
【0023】
また、軸孔52aを形成する円筒部52dの外周には、トーションバネ54が巻装されており、トーションバネ54のばね力によりC方向に回動付勢されている。
【0024】
キックプレート60は、トレイ20の下面に摺動可能に支持されており、コイルバネ62のばね力によりE方向に付勢されている。また、キックプレート60は、ロックアーム52の第2の係止爪52cの側面に設けられた被押圧部52eに当接する当接部60aと、コイルバネ62の一端が掛止されるばね掛止部60bと、トレイ20の下面に設けられたガイド突起74が嵌合するガイド孔60cと、復帰動作時に押圧される被押圧部60dと、ソレノイド64のプランジャ64aの係合孔64bに係合する係合ピン60eとを有する。
【0025】
ソレノイド64は、トレイ20の下面に固着されており、プランジャ64aと、プランジャ64aが貫通するコイル64fと、プランジャ64aを吸着するマグネット64cとを有する。
【0026】
図4に示されるように、ソレノイド64のプランジャ64aがF方向側に位置している状態では、マグネット64cがプランジャ64aをF方向に吸着する力は、コイルバネ62がキックプレート60をE方向に引っ張る力よりも大きい。従って、プランジャ64aは、F側位置に保持される。また、キックプレート60は、係合ピン60eがプランジャ64aの係合孔64fに係合しているので、ロックアーム52から離間した待機位置に保持されている。そして、イジェクト釦32のオン操作によりソレノイド64のコイル64bが励磁されると、マグネット64cの吸着力を打ち消す力がプランジャ64aに作用する。これにより、プランジャ64aは、キックプレート60の係合ピン60eに係合されているので、キックプレート60と共にコイルバネ62のばね力によりE方向に移動する。
【0027】
復帰レバー66は、トレイ20の下面に突出する軸76が嵌合する軸受部66aと、軸受部66aの外周より放射状に突出するピン当接部66bと、キックプレート60の被押圧部60dを押圧する押圧部66cと、コイルバネ68の一端が掛止されるばね掛止部66dとを有する。
【0028】
従って、復帰レバー66は、軸76により回動可能に支持されており、且つコイルバネ68のばね力により中立位置に付勢されている。また、中立位置に保持された復帰レバー66は、ピン当接部66bが第1のロックピン56が通過する領域に位置するように突出させる。
【0029】
そして、後述するようにトレイ20の摺動動作により第1のロックピン56が復帰レバー66のピン当接部66bに当接することで、復帰レバー66をG方向へ回動させる。これにより、押圧部66cがキックプレート60の被押圧部60dを復帰方向(F方向)に押圧する。
【0030】
図5に示されるように、第2のロックピン58は、第1のロックピン56よりも突出高さが低く形成されている。また、ロックアーム52は、第1の係止爪52bが第1のロックピン56に係止される高さ位置に延在形成され、第2の係止爪52cが第2のロックピン58に係止される低位置に延在形成されている。
【0031】
そのため、第1の係止爪52bは、第2のロックピン58の突出高さよりも高い位置に支持されているので、第2のロックピン58が通過する過程で第2のロックピン58に接触しないようになっている。
【0032】
ここで、上記のように構成されたロック機構50のロック動作及びロック解除動作について説明する。
図6はロック機構50がトレイ20を装着位置にロックした状態を拡大して示す底面図である。図7はイジェクト操作によるロック機構50のロック解除状態を拡大して示す底面図である。図8はトレイ20を装着位置に戻す過程のロック機構50の動作を拡大して示す底面図である。
【0033】
図6に示されるように、ロック機構50のロックアーム52は、第1の係止爪52bが第1のロックピン56に係止され、且つ第2の係止爪52cが第2のロックピン58に係止されている。このように、ロックアーム52は、両端の係止爪52b,52cがロックピン56,58に係止されているので、落下試験によるトレイイジェクト方向の衝撃荷重が2つのロックピン56,58に分散されることになる。
【0034】
その結果、ディスク装置11は、外部からの衝撃によるロックアーム52及びロックピン56,58の変形や破損が防止され、耐衝撃強度が向上する。従って、ディスク装置11は、薄型化及び小型化、軽量化を損なうことなく、ロック機構50の耐衝撃強度が高められることで耐衝撃性能が向上し、落下試験に対する信頼性が向上する。
【0035】
図7に示されるように、前面ベゼル30に設けられたイジェクト釦32がオンに操作されると、ソレノイド64のコイル64bが一瞬励磁され、マグネット64cがプランジャ64aを吸着させる力が打ち消される。そのため、キックプレート60の係合ピン60eに係合されたプランジャ64aは、キックプレート60と共にコイルバネ62のばね力によりE方向に移動する。
【0036】
その結果、キックプレート60は、当接部60aがロックアーム52の被押圧部52eに当接する。これにより、ロックアーム52は、D方向に回動して両端の係止爪52b,52cがロックピン56,58から離間する。よって、ロックアーム52は、ロックピン56,58による係止が解除される。
【0037】
尚、プランジャ64aがE方向に移動した後、ソレノイド64への通電が停止されるが、この状態(図7に示す状態)では、マグネット64cがプランジャ64aの離間距離が大きいので、マグネット64cがプランジャ64aをF方向に吸着する力は、コイルバネ62がキックプレート60をE方向に引っ張る力よりも十分に小さい。従って、ソレノイド64への通電が停止された後も、プランジャ64a及びキックプレート60は、E方向側の位置に保持される。
【0038】
このロック解除動作によりトレイ20は、イジェクト用押圧機構(図示せず)によりイジェクト方向(A方向)に所定距離押し出される。この後は、操作者が手動で前面ベゼル30を把持してトレイ20をA方向に引き出す。このようにしてトレイ20は、左右両側をガイドレール40,42にガイドされてディスク交換位置(図3参照)に摺動する。
【0039】
図8に示されるように、トレイ20をディスク交換位置からディスク装着位置(図1及び図2参照)に戻す際は、操作者が手動で前面ベゼル30をB方向に押圧する。これにより、トレイ20は、左右両側をガイドレール40,42にガイドされながら上カバー(図示せず)及び下カバー16により形成されたケース内部に収容される。
【0040】
その際、トレイ20がディスク装着位置に至る直前に、第1のロックピン56が復帰レバー66のピン当接部66bに当接する。そのため、復帰レバー66は、コイルバネ68のばね力に抗してG方向に回動し、押圧部66cがキックプレート60の被押圧部60dを復帰方向(F方向)に押圧する。これにより、キックプレート60は、ロックアーム52から離間する。そして、キックプレート60に結合されたプランジャ64aは、ソレノイド64のマグネット64bに吸着される。
【0041】
また、ロックアーム52は、キックプレート60による押圧が解除されると共に、トーションバネ54のばね力によりC方向に回動してロック解除位置(図7を参照)からロック位置(図8を参照)に復帰する。さらに、トレイ20がB方向に移動することにより、ロックピン56,58がロックアーム52に対してA方向に移動することになる。
【0042】
第2のロックピン58は、第1のロックピン56よりも突出高さが低く形成されているため、ロックアーム52の第1の係止爪52bに掛止されずにロックアーム52の下方を通過する。そして、第1の係止爪52bの傾斜部52fが第1のロックピン56に当接すると、第1の係止爪52bが第1のロックピン56に押圧されてロックアーム52がD方向に回動する。このように、ロックアーム52は、第1のロックピン56に押圧されて回動することで、第1のロックピン56を係止位置に迎える。
【0043】
さらに、トレイ20がB方向に移動して第1の係止爪52bの傾斜部52fが第1のロックピン56を通過し終わると、ロックアーム52は、トーションバネ54のばね力によりC方向に回動して第1の係止爪52bが第1のロックピン56に係合し、同時に第2の係止爪52cが第2のロックピン58に係合する。
【0044】
そのため、ロックアーム52の両端に設けられた係止爪52b,52cは、ロックピン56,58に係止される。これで、トレイ20は、ロックアーム52と一対のロックピン56,58との係止動作によりディスク装着位置に強固にロックされる。
【0045】
このように、ロックアーム52は、中央に回動中心を設け、一端に第1のロックピン56に係止される第1の係止爪52bを設け、他端に第2のロックピン58に係止される第2の係止爪52cを設けたので、大型化することを抑えつつ両端の2箇所でロックすることができる。
【0046】
また、ロックアーム52の回動中心とロックアーム52の重心を略一致させた構成により、ディスク装置11の横方向(E方向またはF方向)の外部衝撃荷重が印加された場合にロックアーム52が回動してトレイ20のロックが解除されることを防止している。
【0047】
よって、外部からの衝撃がディスク装置11に入力されても、上記ロック機構50のロックによりトレイ20が飛び出すことが確実に防止される。
【0048】
尚、上記実施例では、CD−ROMが装着されるディスク装置を一例として挙げたが、これに限らず、他のディスク状記録媒体(例えば、CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM、光磁気ディスクなど)が装着されるディスク装置にも適用できるのは勿論である。
【0049】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ディスク状記録媒体が装着されるトレイと、トレイを収容する筐体と、トレイとカバーとの間に介在し、カバーに収容されたトレイをディスク装着位置にロックするロック機構と、を有するディスク装置において、ロック機構は、前記トレイまたは前記カバーの何れか一方に設けられた軸と、該軸により中央を回動可能に支持され、前記中央より一側に延在する一端に第1の係止部を有し、前記中央より他側に延在する他端に第2の係止部を有する係止部材と、前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第1の係止部に係合する第1の係合部材と、前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第2の係止部に係合する第2の係合部材と、を備え、前記トレイが前記ディスク装着位置に収容されたときに、前記第1の係止部が前記第1の係合部材に係止されると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材に係止されて、前記トレイを前記ディスク装着位置にロックし、該ロックを解除するときは、前記第1の係止部が前記第1の係合部材から離間すると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材から離間する方向に前記係止部材が回動するものであり、係止部材の両端の第1、第2の係止部が第1、第2の係合部材により係止されるため、係止部材の重心に対して衝撃によって係止部材を回動させるような力が作用するのを防止でき、且つ衝撃荷重を分散させてロック機構の耐衝撃強度を高めることができる。その結果、ディスク装置の薄型化及び小型化、軽量化を損なうことなく、ロック機構の耐衝撃強度が高められることでディスク装置の耐衝撃性能が向上し、外部からの衝撃によりトレイが飛び出すことを防止でき、落下試験に対する信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】ディスク装置の平面図である。
【図3】トレイ20をディスク交換位置に引き出した状態を示す平面図である。
【図4】ロック機構50を拡大して示す平面図である。
【図5】ロック機構50を拡大して示す縦断面図である。
【図6】ロック機構50がトレイ20を装着位置にロックした状態を拡大して示す底面図である。
【図7】イジェクト操作によるロック機構50のロック解除状態を拡大して示す底面図である。
【図8】トレイ20を装着位置に戻す過程のロック機構50の動作を拡大して示す底面図である。
【符号の説明】
11 ディスク装置
16 下カバー
18 ターンテーブル
20 トレイ
22 ディスク
24 ディスク収納部
26 光ピックアップ
28 ピックアップカバー
30 前面ベゼル
32 イジェクト釦
34 ピックアップ駆動機構
40,42 ガイドレール
50 ロック機構
52 ロックアーム
52b 第1の係止爪
52c 第2の係止爪
54 トーションバネ
56 第1のロックピン
58 第2のロックピン
60 キックプレート
62 第1のコイルバネ
64 ソレノイド
64a プランジャ
64b コイル
64c マグネット
66 復帰レバー
68 第2のコイルバネ
70 軸

Claims (1)

  1. ディスク状記録媒体が装着されるトレイと、
    該トレイを収容するカバーと、
    前記トレイと前記カバーとの間に介在し、前記カバーの内部に収容された前記トレイをディスク装着位置にロックするロック機構と、
    を有するディスク装置において、
    前記ロック機構は、
    前記トレイまたは前記カバーの何れか一方に設けられた軸と、
    該軸により中央を回動可能に支持され、前記中央より一側に延在する一端に第1の係止部を有し、前記中央より他側に延在する他端に第2の係止部を有する係止部材と、
    前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第1の係止部に係合する第1の係合部材と、
    前記トレイまたは前記カバーの何れか他方に設けられ、前記係止部材の前記第2の係止部に係合する第2の係合部材と、を備え、
    前記トレイが前記ディスク装着位置に収容されたときに、前記第1の係止部が前記第1の係合部材に係止されると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材に係止されて、前記トレイを前記ディスク装着位置にロックし、
    該ロックを解除するときは、前記第1の係止部が前記第1の係合部材から離間すると共に、前記第2の係止部が前記第2の係合部材から離間する方向に前記係止部材が回動することを特徴とするディスク装置。
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