JP4983023B2 - 鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法および鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法および鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法および鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造装置に関するものである。
鉛蓄電池用格子体の製造方法としては、一般的に鋳造方式とエキスパンド方式とがあるが、現在では特に自動車用鉛蓄電池を中心として、より高速で格子体製造の可能な高いエキスパンド加工が主流となっている。このエキスパンド加工の一つの方式として、レシプロ運動するエキスパンド加工刃を用いて鉛合金シートにスリット部を形成してスリット部分を展開することによりエキスパンド網目部を形成する、いわゆるレシプロエキスパンド方式が用いられている。
一般的に、このようなレシプロエキスパンド方式による鉛蓄電池用のエキスパンド網目製造では、図1に示したような、複数のダイス刃101を列状に配置したエキスパンド加工刃102を下刃103に組み合わせ、エキスパンド加工刃102を下刃103に対してレシプロ(往復)運動することにより、図1および図3に示したように、シート201両側部にエキスパンド網目202を形成する。
なお、エキスパンド加工刃102を図1における矢印A方向からみた状態を図2に示すが、エキスパンド加工刃102はその一対を対向して配置することにより、シート201の両側部にエキスパンド網目202が形成される。
その後、図4に示したように、エキスパンド網目202に活物質ペースト203を充填し、切断加工により、単一のエキスパンド極板204とする。この時、シート201の中央の無地部205は切断加工され、極板耳206を形成する。
エキスパンド格子体では、鋳造格子体とは異なり、展開幅のバラツキ等により極板高さの寸法精度が低下するという欠点を有している。このような展開幅バラツキを抑制するために、特許文献1で示されたような、エキスパンド網目の両側部と中央部の移動距離を略同一としたり、特許文献2に示されたような、エキスパンド網目整厚用のフォーミングローラの形状を樽状にすることが示されており、特にエキスパンド極板の高さ寸法精度の向上に関しては、エキスパンド展開幅のバラツキを抑制する観点で検討がなされてきた。
一方、レシプロエキスパンド方式による格子体製造は、レシプロ運動(一般的には上下方向へのレシプロ運動)するエキスパンド加工刃とこのエキスパンド加工刃と嵌合する下刃との間に所定ピッチで精度よく、シートを供給する必要がある。
エキスパンド加工では、一対に配置されたエキスパンド加工刃の中心線Lとシートの幅中心線Mにずれが発生した場合、エキスパンド極板204の上枠骨207および底骨208のそれぞれの幅寸法a,bはもとより、エキスパンド極板204の極板耳206を含む全高さ寸法hの寸法精度が低下し、バラツキが大きくなる。
このような2本の中心線のずれはエキスパンド加工刃へのシート供給開始時の位置ずれや、シートの蛇行によっても生じる。また、エキスパンド加工刃は往復運動しているために振動が発生し、この振動によってもシート供給位置がずれて変動する場合がある。このようなシートの供給状態の改善については、これまで余り検討されておらず、依然、未解決の課題として残っていた。
上記のようなメカニズムで発生する、極板各部の寸法のバラツキは電池組立時の生産性に支障をきたしたり、極板耳206をストラップ溶接により集合溶接する際の極板耳206の溶接深さのバラツキが生じ、溶接が不十分になったり、ストラップ(図示せず)から極板耳206が脱落する場合がある。また、極板高さが規定寸法範囲よりも高くなった場合には、異極性の極板と内部短絡しやすくなる。
特開平11−73972号公報 特開平8−315827号公報
本発明は、特にレシプロエキスパンド方式による鉛蓄電池用エキスパンド格子体製造において、前記したような、エキスパンド加工刃とシートとの位置ずれと、これによって発生するエキスパンド極板の各部寸法のバラツキを抑制し、高寸法精度のエキスパンド製造を可能とするものである。
エキスパンド極板の寸法精度を向上することにより、異極性極板間の内部短絡や、極板耳の溶接深さバラツキを低減し、また、格子体の集電効率の低下を抑制することが可能となる。
前記した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、複数のダイス刃を列状に配置したエキスパンド加工刃の一対を往復運動させてシートの両側部にスリットを形成し、このスリット形成部分を展開伸張してエキスパンド網目を形成する鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法であって、一対の前記エキスパンド加工刃のシート供給側に一対の切断刃を設け、切断刃面どうしの中間点と前記シートの幅方向の中心線とが合致するようにして、切断刃面どうしの距離よりも幅が広い前記シートの側端部をプレス切断することを特徴とする鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法を示すものである。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、往復運動してシートの両側部にスリットを形成する複数のダイス刃を列状に配置したエキスパンド加工刃の一対を備え、前記一対のエキスパンド加工刃の前記シート供給側に、切断刃面どうしの中間点と前記シートの幅方向の中心線とが合致するように、切断刃面どうしの距離よりも幅が広いシートの側端部をプレス切断する一対の切断刃をそれぞれ備えた鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造装置を示すものである。
前記した本発明の構成によれば、エキスパンド加工に先立ち、シート側端部を切断刃により、規定幅寸法に切断する。これにより、切断後のシート幅中心線はエキスパンド加工刃の中心線と一致させることができる。これにより、エキスパンド極板の各部寸法精度が顕著に向上することができる。
そして、極板寸法バラツキによって従来発生していた、内部短絡や極板耳溶接深さバラツキを抑制し、信頼性の高い鉛蓄電池を提供することができる。
本発明の構成を説明する。なお、本発明の蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法および製造装置では、使用するエキスパンド加工刃にその特徴がある。
図5は、本発明に用いるエキスパンド加工刃501を示す図、図6はこのエキスパンド加工刃501の一対を対向配置した状態を示す図であり、図1において、一対に対向されたエキスパンド加工刃501を矢印B方向からみた状態を示す図である。
エキスパンド501には、エキスパンド網目形成のためのダイス刃502が列状に配置されている。ダイス刃502のダイス刃面502aは、シート701の両側部から順次スリット形成するよう、対向しあうダイス刃面502a間の寸法が段階的に小さく設定されることは、従来のエキスパンド加工刃102と変わるところはない。
本発明では、エキスパンド加工刃501のシート供給側にそれぞれ切断刃503がエキスパンド加工刃501に一体に設けられている。シート両側部に対称に網目部を形成する場合、2つの切断刃面503aと中心線Pからの距離(D、D´)を互いに同一、すなわち、D=D´とする。
図7に示したように、エキスパンド加工刃501には下刃702が組み合わされる。エキスパンド加工時においては、エキスパンド加工刃501が下刃702に対してレシプロ運動し、ダイス刃面502aと、切断刃面503aとが下刃との嵌合−離脱を繰り返してエキスパンド網目703を形成する。
本発明では、2つの切断刃面503a間の寸法、すなわち、2×Dを超える幅寸法Xを有したシート701を供給し、エキスパンド加工を行う。図7および図8に示したように、切断刃503により、シート幅寸法Xの切断刃面503aの間隔(2×D)を超える部分が切断される。
本発明では、切断刃503により、シート701を所定の幅寸法(2×D)に調整する。そして、この切断刃503による幅調整により、切断後のシート幅中心線Qが自ずとエキスパンド加工刃501の中心線Pと合致することになる。
このように、本発明では、シートの蛇行等により、シートの幅方向中心線と一対に設けたエキスパンド加工刃501の中心線Pがずれた場合でも、切断刃503によりそのずれが是正され、ダイス刃502でエキスパンド網目703を形成する段階では、シート幅方向中心線Qとエキスパンド加工刃501の中心線Pとが一致するため、エキスパンド極板における極板高さ、上枠骨幅および底骨幅のばらつきを極めて顕著に低減することができる。
また、切断刃503はエキスパンド加工刃501と一体に設けられているため、ダイス刃との位置関係は一定であり、シート701が固定された状態でほぼ同時に切断刃503による切断とダイス刃502によるエキスパンド網目形成が行われるため、シート701に対して極めて精度良くエキスパンド加工が行われる。なお、切断刃503をエキスパンド加工刃501と別体に設けた場合、これらの間に位置ずれが発生するため、本発明の効果は殆ど得られない。
さらに、上記の効果に加えて、本発明では、使用するシート幅が基本的に2×Dを超えるものであればよいので、従来、シート幅別に設定していたシート品種を統合し、削減することが可能となり、シート製造、ひいては鉛蓄電池製造における生産性が格段に向上し、鉛蓄電池の製造コストを低減することが可能である。
なお、エキスパンド加工の過程で、切断刃503による切断屑704が発生するが、この切断屑はシート製造工程における鉛合金溶解炉に投入して再生利用することが可能であり、実質上、ロスとならない。
シート701としては、従来より鉛蓄電池エキスパンド格子体用鉛合金として知られている、Pb−Ca合金、Pb−Ca−Sn合金あるいはこれらの合金にBa、Ag、Bi等の添加元素を含む鉛合金シートを用いることができる。
シート701にエキスパンド網目703を形成した後は、常法に従い、エキスパンド網目703にフォーミングローラ間を通過させて整厚し、ペースト充填、切断加工後、熟成乾燥して鉛蓄電池用極板とすればよい。また、この極板を用いて常法により電池組み立てを行うことにより、本発明の鉛蓄電池を得ることができる。
本発明では、エキスパンド格子体の総高さhや上枠骨および底骨の寸法のバラツキを抑制できるため、これらの寸法のバラツキによって発生していた、電池内部短絡やストラップにおける極板耳溶接状態のバラツキあるいは格子体の集電効率のバラツキを抑制することによって、バラツキの少ない、高信頼性の鉛蓄電池を得ることができる。
前記した本発明の構成および従来例の構成によって鉛蓄電池用エキスパンド格子体を作成し、正極活物質ペーストを充填し、熟成乾燥して正極板を作成した。
(1)本発明例
本発明例は、発明の実施形態で述べたように、一対のエキスパンド加工刃501のシート供給側に切断刃503を設けたものであり、2つの切断刃503の切断刃面503aの間隔を64.0mmとした。格子体素材としてのシートは0.06質量%のCa、1.6質量%のSnを含み、残部Pbである、Pb−Ca−Sn合金からなり、厚みは0.90mm、幅は68.0mmである。
(2)比較例
比較例は、図1〜図3で示した、従来の構成によるエキスパンド格子体であり、本発明例における切断刃503を用いないものである。また切断刃503との対応において下刃の形状を変更した他は、ダイス刃の形状は本発明例と同一とした。
比較例に用いたシートは、本発明例のものと組成、厚みにおいて同一であるが、幅寸法を64.0mmとした。これは本発明例において、切断刃503によって切断された後のシート幅寸法と同一の寸法である。
なお、本発明例および比較例ともに、エキスパンド網目はフォーミングローラ対間を通過させてその厚みを整厚した。エキスパンド網目体には活物質ペーストと充填せずに単板切断加工した格子単体のものと、活物質を充填し、単板切断加工後、熟成乾燥した極板状態のものの両方を作成した。また、エキスパンド格子寸法は、規定寸法として、本発明例および比較例ともに、図4で示すところの上枠骨幅寸法a、エキスパンド展開寸法Wおよび底骨幅寸法bはそれぞれ3.5mm、100.0mm、2.0mmとした。
なお、本例では、エキスパンド展開寸法Wは底骨幅寸法bを含む。また、極板耳は上枠骨上縁より20.mmの高さで突出させた。したがって、格子体の総高さ寸法、すなわち、図4におけるh寸法は極板耳突出高さ20.0mm、上枠骨幅寸法3.5mmおよびエキスパンド展開寸法100.0mmの和である、123.5mmとなる。
上記の本発明例および比較例によるエキスパンド格子体単体を各n=200でサンプリングし、エキスパンド展開寸法Wと上枠骨を含む極板肩高さ寸法h´を測定した。なお、シート両側部がエキスパンド網目に展開されるため、シート進行方向に向かい上面から見て右側に展開されたエキスパンド格子体をR側、左側に展開されたエキスパンド格子体をL側とし、それぞれ区別して極板肩高さ寸法h´(規定の設計寸法は103.5mm)を計測した。この結果を表1に示す。
Figure 0004983023
表1に示した結果から、本発明例は比較例に比べてR側、L側共に寸法が安定し優れていることが判る。特に、比較例では、R側が平均値が規定の設計寸法である103.5mmを大幅に下回る一方で、L側がこの設計寸法を大きく上回っている。このようなR側−L側間のバラツキは、シートのエキスパンド加工刃への供給位置がずれていることによる。本発明例はシート供給状態に関係なく、切断刃によってシート幅寸法中心線とエキスパンド加工刃中心線とを一致させるため、R側−L側間のバラツキを抑制する。
また、シートの蛇行等によって、中心線のずれ量が時間とともに変動した場合においも、切断刃によりシートの幅方向中心線がエキスパンド加工刃中心線に一致させるため、R側およびL側内での寸法変動は極めて低いレベルに抑制できる。
なお、本実施例では極板肩高さ寸法について述べたが、極板耳を含む極板総高さ寸法hにおいても全く同様の結果となる。なお、極板耳はプレス切断によって上枠骨と同時に形成されるため、上枠上縁からの極板耳突出寸法は非常に精度良く形成できる。したがって、極板総高さ寸法hのバラツキは極板肩高さ寸法h´のバラツキとほぼ一致すると見て良い。
本発明の構成により、エキスパンド極板寸法精度の顕著な改善効果は、極板寸法バラツキによって発生していた内部短絡を抑制し、ストラップにおける極板耳部の溶接深さ寸法を安定させる顕著な効果を奏する。
例えば、セパレータ上縁を上枠骨上縁より5.0mm、すなわち高さ寸法108.5に設定した場合、本発明例では、上枠骨上縁までの極板肩高さは最大103.82mmであり、極板肩がセパレータ上縁から露出して、他極と内部短絡することはない。しかしながら、比較例では、極板肩高さが108.86mmのものもあり、このような極板においては、極板肩高さがセパレータ上縁から露出し、内部短絡の確率は非常に高くなる。
また、極板耳部の溶接深さについて考察する。ここで極板耳を上部に向け、極板耳部に櫛歯状の金型を装着して、足し鉛を配置し、足し鉛を溶融してストラップを形成する、バーニング溶接を用いた例を述べる。
比較例の最小値である極板肩高さ寸法h´は99.82であり、極板耳部先端の高さ寸法(総高さ寸法h)はこれに極板耳の突出寸法(20.0mm)を加えた119.82mmとなる。一方、極板総高さの規定設計寸法123.5mmにおいて、溶接深さを3.5mmに設定した場合とした場合、ストラップ下面の高さ寸法は120.0mmとなり、総高さhが119.82mmにおいては、極板耳がストラップに溶接されず、未溶接不良となる。
そればかりか、金型の櫛歯状の隙間に極板耳が到達しないため、この隙間が極板耳によって塞がれず、隙間から溶融鉛がセパレータや極板肩部に滴下し、極板群全体を破損させてしまう。
一方、本発明例では、最小値においても極板総高さは123.0mm、溶接深さにして3.0mmが確保されており、未溶接不良を発生させることはない。
以上、本発明によれば、エキスパンド加工刃のシート供給側にシート幅を規制する切断刃を設けることにより、比較的簡便な構成ながら、エキスパンド極板の寸法精度のバラツキと、これに起因する内部短絡あるいは溶接不良等の不具合を抑制できるという顕著な効果を奏する。
本発明は、上記の構成を有し、エキスパンド格子体を備えた鉛蓄電池製造に極めて好適である。
エキスパンド加工刃によるエキスパンド網目形成過程を示す図 エキスパンド加工刃を示す図 エキスパンド網目を形成する過程を示す図 エキスパンド網目からエキスパンド極板を形成する過程を示す図 本発明に用いるエキスパンド加工刃を示す図 本発明に用いるエキスパンド加工刃を示す他の図 本発明のエキスパンド網目からエキスパンド極板を形成する過程を示す図 本発明のエキスパンド網目からエキスパンド極板を形成する過程を示す他の図
符号の説明
101 ダイス刃
102 エキスパンド加工刃
103 下刃
201 シート
202 エキスパンド網目
203 活物質ペースト
204 エキスパンド極板
205 無地部
206 極板耳
207 上枠骨
208 底骨
501 エキスパンド加工刃
502 ダイス刃
502a ダイス刃面
503 切断刃
503a 切断刃面
701 シート
702 下刃
703 エキスパンド網目
704 切断屑

Claims (2)

  1. 複数のダイス刃を列状に配置したエキスパンド加工刃の一対を往復運動させてシートの両側部にスリットを形成し、このスリット形成部分を展開伸張してエキスパンド網目を形成する鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法であって、
    一対の前記エキスパンド加工刃のシート供給側に一対の切断刃を設け、切断刃面どうしの中間点と前記シートの幅方向の中心線とが合致するようにして、切断刃面どうしの距離よりも幅が広い前記シートの側端部をプレス切断することを特徴とする鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造方法。
  2. 往復運動してシートの両側部にスリットを形成する複数のダイス刃を列状に配置したエキスパンド加工刃の一対を備え、前記一対のエキスパンド加工刃の前記シート供給側に、切断刃面どうしの中間点と前記シートの幅方向の中心線とが合致するように、切断刃面どうしの距離よりも幅が広いシートの側端部をプレス切断する一対の切断刃をそれぞれ備えた鉛蓄電池用エキスパンド格子体の製造装置。
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