JP4899239B2 - エキスパンド網目シートの製造方法および鉛蓄電池用格子体の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエキスパンド網目シートの製造方法および鉛蓄電池用格子体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に鉛蓄電池の格子の製造方法としては、鋳造方式とエキスパンド方式があるが、最近メンテナンスフリーの要求に対応して開発されたカルシウム電池の格子は、生産性のよいエキスパンド加工で生産されている傾向にある。このエキスパンド加工としてはレシプロ運動するダイスカッターを用いて鉛合金シートにスリット部を形成してスリット部分を展開することによりエキスパンド網目を形成する方法が用いられている。
【0003】
近年、鉛蓄電池の急放電時の電圧特性改善を目的としてエキスパンド網目のマス目寸法を小さくすることが行われてきている。
【0004】
エキスパンド網目のマス目寸法を小さくするとシートメタルのエキスパンド加工部の面積当たりのスリット数を増加させる必要がある。この場合、ダイスカッターの往復速度を早くするか、ダイスカッターの一往復で形成されるスリット数を増加させる必要がある。前者の場合、比較的重量物であるダイスカッターを高速で往復運動させる必要があり、大容量のプレス機が必要であり、製造コストを高める原因となっていた。
【0005】
後者の場合にはダイスカッターの刃数を増やすことにより対応が可能であり、図5に示すようにダイスカッター1を構成するダイス刃2にそれぞれ凸状刃先3を2つ設けて、シートメタル4の送りピッチをエキスパンド網目のマス目ピッチの2.5倍とするものである。このような方法によればダイスカッターの1ストロークで形成されるスリット数を2倍とすることができるので、プレス機の運転速度を低くすることができる。
【0006】
しかしながら、図5に示すような方法でエキスパンド網目加工を行う場合、一部の骨部5が他の骨部6よりも引き伸ばされて図6に示すようにエキスパンド網目の展開状態が不均一となることが確認された。
【0007】
このような展開状態の不均一さはエキスパンド網目展開幅をばらつかせる結果、極板高さ寸法のばらつきを大きくする要因となっていた。
【0008】
また、より引き伸ばされた骨部5とこの骨部5と他の骨部6との結節部5−1は他の骨部6同士から構成される結節部6−1と比較してエキスパンド加工時のストレスをより受けて、特に正極に用いた場合にこの部分が優先的に腐食を受けて電池寿命が短くなるという課題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記したような複数の凸状刃先を有したダイス刃の複数をダイス刃の刃面が階段状になるように段差を有して配列したダイスカッターの往復運動によりシートメタルにスリットを形成するレシプロ方式のエキスパンド網目シートおよびこれを用いた鉛蓄電池格子体の製造方法において、形成されたエキスパンド網目を構成する格子の骨部の一部が他の骨部よりも引き伸ばされて発生するエキスパンド展開寸法のばらつきや、他の骨部よりも引き伸ばされた骨部とこれに連なる結節部が優先的に腐食を受けて電池寿命が短くなるという課題を解決することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するための手段として本発明の請求項1記載に係る発明は、間歇的に送り込まれるシートメタルに対して垂直方向に往復運動する複数のダイス刃を刃面が階段状になるように配列したダイスカッターにより前記シートメタルに複数条の断続スリット条を互いに平行かつ互いに平行に隣接する断続スリット条を構成するスリットが千鳥状になるように形成し、前記シートメタルに形成したスリット部を展開伸長するエキスパンド網目シートの製造方法であって、前記ダイス刃は同一断続スリット条上において複数のスリットを同時に形成するように複数の凸状刃先を複数備え、前記凸状刃先の刃先面と前記シートメタルとのなす角度が前記シートメタルの送り込み方向に対して入材側の刃先面の角度を出材側の刃先面の角度よりも大きく形成することとした。
【0011】
また、本発明の請求項2記載に係る発明は、請求項1記載に係るエキスパンド網目シートの製造方法を鉛蓄電池用格子体の製造方法とした。
【0012】
また、本発明の請求項3記載に係る発明は、請求項2におけるシートメタルを鉛−カルシウム系合金からなる圧延シートとし、得られたエキスパンド網目シートを格子網目部とした鉛蓄電池用格子体の製造方法とした。
【0013】
また、本発明の請求項4記載に係る発明は、請求項3に記載する鉛−カルシウム系合金はカルシウム含有量が0.04質量%〜0.10質量%、スズ含有量が0.8質量%〜2.0質量%とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0016】
図1は本発明の実施の形態によるエキスパンド網目シートの製造過程を示す図である。ダイス刃7a,ダイス刃7b,ダイス刃7c,ダイス刃7dがそれぞれの刃面8a,刃面8b,刃面8c,刃面8dと階段状の段差9を設けて配列され、ダイスカッター10を構成している。この段差9はエキスパンド加工時の切幅、すなわち格子骨の幅に相当するもので必要に応じて変化させることができる。
【0017】
入材側の第1刃目にあたるダイス刃7aはエキスパンド網目の最外側部となり、通常は格子の底部に対応するために台形状をなしている。以降のダイス刃7b,ダイス刃7c,ダイス刃7dにはそれぞれ2つの凸状刃先11が設けられている。この2つの凸状刃先11は同一刃面にあり、1ストロークでお互いに延長線上に、すなわち、同一線条にあるスリットを2本形成することができる。
【0018】
図2は凸状刃先11を示す図である。本発明においてはこの凸状刃先11の入材側の刃先面12と出材側の刃先面13とがシートメタル4面に対してなす角度の関係を規定するものである。すなわち、入材側の刃先面12とシートメタル4面とのなす角度をx、出材側の刃先面13とシートメタル4面とのなす角度をyとした場合にx>yとするものである。ここでx,yともに90度を超えると刃先を形成しないので90度未満とすることは言うまでもない。通常使用されるx,yの範囲は30度〜50度であり、x−yの値は2〜5度程度が最も好ましい。このような角度の関係とすることにより、凸状刃先11の先端は入材側に偏芯するため、図3に示すように入材側の骨部14の展開長が出材側の骨部15の展開長に比較して短く形成される。従来は刃先が複数存在する場合、この骨部が過大、かつより下方に引き伸ばされてマス目が通常の菱形から正方形状に変化していたため、あらかじめ短く形成しておくことにより図3に示したようにエキスパンド網目16を展開した後の骨の長さを均一とし、マス目形状を均一な菱形形状とすることができる。よって従来発生していたエキスパンド網目の展開幅(W)のばらつきを抑制することができる。また、図6に示すような過大に引き伸ばされた骨部5を発生させることができないのでこの骨部5および骨部5に連なった結節部5−1でのストレスを低減することができる。加工時のストレスが過大となると骨部や結節部にクラックが発生し、エキスパンド網目部の強度を低下させるが、本発明の方法によればこのような従来発生していた現象を抑制することができる。
【0019】
なお、入材側の第1番目のダイス刃7aはエキスパンド網目の最外側に対応するため、凸状刃先を有さず、図1に示したように台形状刃先を設ける場合があるが、このような場合は少なくとも第2番目のダイス刃7b以降に前記した刃先面とシートメタルとのなす角度の関係を適用すればよい。
【0020】
シートメタルとして鉛−カルシウム系合金を用いて形成したエキスパンド網目を鉛蓄電池の格子体として用いた場合にはエキスパンド網目展開幅、すなわち、極板高さのばらつきを少なくできる。また、特に正極エキスパンド格子として適用した場合には骨部や結節部での酸化腐食を抑制して、電池寿命を改善することができる。
【0021】
さらにはシートメタル4の組成中、カルシウム含有量が0.04質量%〜0.10質量%の場合、スズの含有量を増加させて、0.8質量%〜2.0質量%の領域とした場合にはシートメタル4の伸び率が低下する。この伸び率の低下により加工ストレスによる図6に示す骨部5や結節部5−1でのクラックの発生率が増加し、電池寿命に悪影響を及ぼす。よってシートメタル4としてカルシウムを0.04質量%〜0.10質量%含有する場合には0.8質量%〜2.0質量%のスズを含有する鉛−カルシウム−スズ系合金の圧延体を用いればより本発明の効果を顕著に得ることができる。
【0022】
そしてこのようにして得たエキスパンド格子体に鉛蓄電池の正極用活物質ペーストを充填し、熟成乾燥して正極板を構成し、この正極板と従来のセパレータ、従来の負極板を用いて極板群を構成し、以降は通常の方法に従い、鉛蓄電池を構成することができる。
【0023】
なお、ダイス刃の刃先数を2とした例について述べたが、この数を3以上とすることも可能である。この場合には生産速度をさらに向上させることができる。
【0024】
【実施例】
<実施例1>
本発明と従来例および比較例の方法によりエキスパンド網目シートを作製し、評価を行った。なお、本発明例、従来例および比較例ともにシートメタルとしては鉛−0.06質量%カルシウム−1.8質量%スズ合金の鋳造スラブを圧延した圧延鉛合金シートを用いた。なお、圧延前の鋳造スラブの厚みは10mm、圧延後の圧延鉛合金シートの厚みは1.0mmである。
【0025】
▲1▼本発明例
前記した発明の実施の形態によりエキスパンド網目を形成した。
【0026】
ダイス刃の形状としては図1および図2に示した凸状刃先11の入材側の刃先面12とシートメタル4との角度xを44度、出材側の刃先面13とシートメタル4との角度yを40度に形成し、エキスパンド網目を形成した。
【0027】
▲2▼従来例
図5に示したダイスカッター1を用いてエキスパンド網目を作製した。この時の凸状刃先3の入材側の刃先面とシートメタル4との角度xと出材側の刃先面とシートメタル4との角度yはいずれも42度と一定に構成した。
【0028】
▲3▼比較例
図4に示したダイスカッター17を用いてエキスパンド網目を作製した。このダイスカッター17を構成するダイス刃18a,18b,18c,18d,18e,18fは単一の刃先を有するものであり、第2刃目以降(ダイス刃18b以降)の凸状刃先19の入材側の刃先面20とシートメタル4との角度xと出材側の刃先面21とシートメタル4との角度yはいずれも42度の一定に構成した。
【0029】
上記の本発明例によるエキスパンド網目は図3に示したように網目を構成する骨の長さは均一であり、網目を構成する菱形のマス目形状にもばらつきは認められなかった。また、比較例によるエキスパンド網目も図3に示した本発明例のエキスパンド網目と同様の均一な骨長さを有し、マス目形状にもほとんどばらつきは認められなかった。
【0030】
一方、従来例によるエキスパンド網目は図6に示したように網目を構成する骨に長い骨と短い骨があり、網目を構成するマス目形状も通常の菱形のものからほぼ正方形のものまでばらつきが認められた。
【0031】
これらの本発明例、従来例および比較例によるエキスパンド網目の展開幅(図3における展開幅(W)寸法、設計値は120mm)を100mm間隔毎にそれぞれ500個所測定し、平均値,最大値,最小値および標準偏差を求めた。これらの結果を表1に示す。
【0032】
表1の結果によれば従来例によるエキスパンド網目の展開幅の標準偏差が1.058である一方で比較例および本発明例の展開幅の標準偏差はいずれも0.244であった。これらの結果から本発明例および比較例の構成によれば従来例に比較して展開幅のばらつきを少なく、精度よくできることがわかる。
【0033】
【表1】
【0034】
図5に示したように本発明例および比較例の構成によれば従来例に比較して展開幅のばらつきを少なくすることができることがわかる。展開幅が極板高さに対応する場合には極板高さのばらつきを抑制することができる。比較例のエキスパンド網目は従来例のような問題もなく、ばらつきの少ない良好なエキスパンド網目を得ることができるが、エキスパンド加工時間は2倍となるために好ましくない。この加工時間が2倍になるという問題はダイスカッターを往復運動させるプレス機の加工速度を倍にする必要があり、製造コスト上、いずれも好ましくない。
【0035】
<実施例2>
前記した実施例1での本発明例、従来例および比較例のそれぞれの製造方法によるエキスパンド網目に鉛蓄電池用の活物質ペーストを充填して所定形状に切断加工した後、熟成乾燥工程を経て鉛蓄電池用の正極板を作製した。
【0036】
さらに前記した実施例1の本発明例,従来例および比較例のそれぞれの製造方法によるエキスパンド網目において、シートメタルのカルシウム含有量を0.06質量%と一定とし、スズ含有量を0.3質量%,0.8質量%および2.0質量%と変化させたものを作製した。ここでこれらのエキスパンド網目についてそれぞれ鉛蓄電池用の正極活物質ペーストを充填後、熟成乾燥して正極板を作製した。これらの正極板と従来の微孔性ポリエチレンセパレータおよび従来の負極板とを組み合わせて12V48Ahの自動車用鉛蓄電池を構成した。これらの電池の構成について表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】
表2に示した電池について75℃の気相中で軽負荷寿命試験(JIS D5301)を行った。この軽負荷寿命試験結果を同じく表2に示す。なお、寿命試験結果は従来例の製造方法による電池Dの寿命サイクル数を100とした指数で表示した。
【0039】
表2に示した結果から、本発明の製造方法による電池A,B,Cは従来例の製造方法による電池D,E,Fに比較してそれぞれ良好な寿命特性を得られることがわかる。また、特に格子中のスズ濃度を高くした0.8質量%および2.0質量%の電池に関して、スズ濃度を増加させることによる寿命向上効果が従来例の製造方法による電池E,Fでは本発明例の製造方法による電池B,Cに比較して少ないものであった。これらの従来例の製造方法による電池を分解調査したところ、正極エキスパンド格子体において他よりも引き伸ばされた図6に示す骨部5とこの骨部5に連なる結節部5−1で腐食が進行し、結節部5−1が切断されていた。また、骨部5自体も腐食が進行し、骨の断面積の減少が見られた。
【0040】
よって、寿命向上を目的として正極格子体のスズ濃度を0.8質量%から2.0質量%程度に高めた電池に本発明を適用すれば従来例の製造方法による電池に比較してスズによる寿命向上効果をより顕著に得られることから、このようなスズ濃度を有する電池に本発明を適用することが好ましいことがわかる。
【0041】
さらに比較例の製造方法による電池においては本発明例の製造方法による電池と同様の寿命特性を有するが、エキスパンド加工速度等の生産性の面において劣るために好ましくない。
【0042】
【発明の効果】
前記したように本発明によれば鉛蓄電池に用いるエキスパンド格子体において格子網目の展開寸法を均一化によりバラツキを低減して、精度の高い極板を生産性を高く保持して製造することができる。また、正極格子体として用いた場合には電池の寿命を改善することが容易となりその工業的価値は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエキスパンド網目の製造工程を示す略図
【図2】本発明による製造方法に用いるダイス刃を示す正面図
【図3】本発明によるエキスパンド網目を示す正面図
【図4】比較例によるエキスパンド加工に用いるダイスカッターを示す略図
【図5】従来のエキスパンド網目の製造工程を示す略図
【図6】従来方法によるエキスパンド網目を示す正面図
【符号の説明】
1,10,17 ダイスカッター
2,7a,7b,7c,7d,18a,18b,18c,18d,18e,18f ダイス刃
3,11,19 凸状刃先
4 シートメタル
5,6 骨部
5−1,6−1 結節部
8a,8b,8c,8d 刃面
9 段差
12,20 入材側の刃先面
13,21 出材側の刃先面
14 入材側の骨部
15 出材側の骨部
16 エキスパンド網目
Claims (4)
- 間歇的に送り込まれるシートメタルに対して垂直方向に往復運動する複数のダイス刃を刃面が階段状になるように配列したダイスカッターにより前記シートメタルに複数条の断続スリット条を互いに平行かつ互いに平行に隣接する断続スリット条を構成するスリットが千鳥状になるように形成し、前記シートメタルに形成したスリット部を展開伸長するエキスパンド網目シートの製造方法であって、前記ダイス刃は同一断続スリット条上において複数のスリットを同時に形成するように複数の凸状刃先を備え、前記凸状刃先の刃先面と前記シートメタルとのなす角度が前記シートメタルの送り込み方向に対して入材側の刃先面の角度を出材側の刃先面の角度よりも大きく形成したことを特徴とするエキスパンド網目シートの製造方法。
- 請求項1記載に係るエキスパンド網目シートの製造方法を鉛蓄電池用格子体の製造方法としたことを特徴とする鉛蓄電池用格子体の製造方法。
- 請求項2におけるシートメタルを鉛−カルシウム系合金からなる圧延シートとし、得られたエキスパンド網目シートを格子網目部としたことを特徴とする鉛蓄電池用格子体の製造方法。
- 請求項3に記載する鉛−カルシウム系合金はカルシウム含有量が0.04質量%〜0.10質量%、スズ含有量が0.8質量%〜2.0質量%としたことを特徴とする請求項3に記載の鉛蓄電池用格子体の製造方法。
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