JP4980741B2 - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

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本発明は、車体に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置に関する。
従来から、ワゴン車やワンボックス車の車両では、その車体側部に車両前後方向に開閉するスライドドアを設け、車両側方からの乗降や荷物の積み下ろしなどを容易に行い得るようにしている。このようなスライドドアは、通常、手動で開閉操作されるようになっているが、近年では、車両に自動開閉装置を搭載し、この自動開閉装置によりスライドドアを自動的に開閉するようにした車両も多く見受けられる。
このような自動開閉装置としては、車両前後方向からスライドドアに接続されたケーブル(索条体)をガイドレールの両端に配置される反転プーリを介して車体に配置された駆動ユニットに案内し、この駆動ユニットに設けられる駆動用ドラム(駆動用回転体)にケーブルを巻き掛け、このドラムを電動モータ等の駆動源により回転駆動して、スライドドアをケーブルで引きながら自動開閉動作させるようにしたケーブル式のものが知られている。
ケーブル式の自動開閉装置では、電動モータにケースを固定するとともにこのケースにドラムを回転自在に収容するようにしている。また、ケースにはケーブルに所定の張力を付与するためのテンショナー機構が収容され、これらの機器を覆うためにケースにはカバーが装着されている。
このような自動開閉装置は複数の車種に共用される場合があり、この場合、複数の車種に応じた車体への固定部を駆動ユニットに設ける必要がある。そのため、例えば特許文献1に示される自動開閉装置では、車種毎に設定される金属製のベースプレートを駆動ユニットに固定し、このベースプレートを介して駆動ユニットを車体に固定するようにしている。
特開2000−8708号公報
しかしながら、特許文献1に示される自動開閉装置では、駆動ユニットを車体に取り付けるためにベースプレートを必要とし、また、各車種に応じた複数種類のベースプレートが必要となるので、部品点数が増加することになり、この自動開閉装置のコスト低減の妨げとなっていた。
本発明の目的は、部品点数を低減して車両用自動開閉装置のコストを低減することにある。
本発明の車両用自動開閉装置は、車体に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、前記車体に配置され、所要の機器と駆動用回転体とをそれぞれ収容する収容部を備えるケースと、前記ケースに取り付けられ、前記駆動用回転体を回転駆動する駆動源と、一端側において前記駆動用回転体に巻き掛けられ、他端が前記開閉体に接続される索条体と、前記車体に固定される固定部を有し、かつ、前記ケースの収容部を閉塞するカバーとを備え、前記ケースには、ねじ部材が挿通されるねじ挿通部が設けられており、このねじ挿通部に前記ねじ部材がねじ留めされて、前記カバーが前記ケースに固定されるように構成されており、前記カバーには、前記ケースに凹凸係合する係合部が前記固定部に隣接して設けられており、前記固定部と前記ねじ挿通部とにより前記係合部を挟むように、前記固定部および前記ねじ挿通部が並べて配置されていることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記機器は前記索条体に所定の張力を付与するテンショナー機構であり、前記カバーは前記テンショナー機構の収容部を覆うことを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記機器は前記駆動源の作動を制御する制御基板であり、前記カバーは前記制御基板の収容部を覆うことを特徴とする。
本発明によれば、ケースの収容部を閉塞するカバーに車体への固定部を設けるようにしたので、ブラケット等の他の部材を用いることなくケースを車体に固定することができる。したがって、この車両用自動開閉装置の部品点数を減らして、そのコストを低減することができる。また、この車両用自動開閉装置を複数の車種に共用する場合には、車種に応じたブラケット等を用意することなく、車種に応じてカバーのみを交換することで対応することができる。
また、本発明によれば、ケースに凹凸係合する係合部を固定部に隣接してカバーに設けるようにしたので、固定部に加わる荷重を係合部を介してケースで確実に支持させることができる。これにより、固定部によるこの車両用自動開閉装置の車体への固定強度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はワンボックスタイプの車両を示す側面図であり、図2は図1に示すスライドドアの車体への取り付け構造を示す上面図である。
図1に示すワンボックスタイプの車両11の車体12の側部には、開閉体としてのスライドドア13が設けられている。このスライドドア13は車体12の側部に固定されたガイドレール14に案内されて図1中に実線で示す全閉位置と二点鎖線で示す全開位置との間で開閉自在となっており、乗員の乗降や荷物の積み下ろしなどを行う際には所望の開度にまで開けて使用される。
図2に示すように、スライドドア13にはローラアッシー15が設けられ、このローラアッシー15がガイドレール14に案内されることにより、スライドドア13は車両11の前後方向に移動自在となっている。また、ガイドレール14の車両前方側には車室内側に湾曲する曲部14aが設けられ、ローラアッシー15が曲部14aに案内されると、スライドドア13は車体12の側面と同一面に収まるように車体12の内側に引き込まれた状態で閉じられる。図示はしないが、ローラアッシー15は図示する部位(センター部)以外にスライドドア13の前端部の上下部分(アッパー部・ロア部)にも設けられ、これらに対応して車体12の開口部の上下部位にもアッパー部・ロア部に対応する図示しないガイドレールが設けられており、スライドドア13は車体12に計3カ所において支持されている。
この車両11には、スライドドア13を自動的に開閉するために、車両用自動開閉装置21(以下、開閉装置21とする。)が設けられている。この開閉装置21はガイドレール14の車両前後方向の略中央部に隣接して車体12の内部に配置される駆動ユニット22と、ガイドレール14の車両後方側の端部に設けられる反転プーリ23aを介して開側(車両後方側)からローラアッシー15(スライドドア13)に接続される索条体としての開側ケーブル24aと、ガイドレール14の車両前方側の端部に設けられる反転プーリ23bを介して閉側(車両前方側)からローラアッシー15(スライドドア13)に接続される索条体としての閉側ケーブル24bとを備えており、開側ケーブル24aを駆動ユニット22で引くことによりスライドドア13を自動開動作させ、閉側ケーブル24bを駆動ユニット22で引くことによりスライドドア13を自動閉動作させるようになっている。
図3は図2に示す駆動ユニットの詳細を示す正面図であり、図4は図3におけるA−A線に沿う断面図である。
図3、図4に示すように、駆動ユニット22には車体12に配置される樹脂製のケース25が設けられ、このケース25は略円筒形状の減速機構収容部26を備え、この減速機構収容部26の外側には駆動源としての電動モータ27が取り付けられる。電動モータ27は、例えばブラシ付き直流モータなど、その回転軸27aが正逆両方向に回転可能なものとなっており、そのモータヨーク27bの部分においてボルト(締結部材)28によりケース25に固定される。図4に示すように、減速機構収容部26の内部には減速機構収容室26aが設けられ、電動モータ27の回転軸27aはこの減速機構収容室26aに突出している。
ケース25には減速機構収容部26と一体に駆動用回転体の収容部としてのドラム収容部31が設けられている。ドラム収容部31は減速機構収容部26とは反対側に開口する略円筒形状に形成され、その内部はドラム収容室31aとなっており、図4に示すように、ドラム収容室31aと減速機構収容室26aとは隔壁32により区画されている。隔壁32には支持孔32aが形成され、この支持孔32aには軸受33が装着され、この軸受33によりケース25には駆動軸34が回転自在に支持されている。この駆動軸34の一端は減速機構収容室26aに突出し、他端はドラム収容室31aに突出している。
回転軸27aの回転を所定の回転数にまで減速して駆動軸34に伝達するために、減速機構収容室26aには減速機構35が収容されている。減速機構35はウォーム35aと回転体としてのウォームホイル35bとを備えたウォームギヤ機構となっており、ウォーム35aは回転軸27aの外周面に当該回転軸27aと一体に形成され、ウォームホイル35bは駆動軸34に相対回転自在に支持されてケース25の内部で回転自在となっている。
また、図4に示すように、ケース25の減速機構収容部26には減速機構収容室26aと一体にクラッチ収容室26bが設けられ、このクラッチ収容室26bには、ウォームホイル35bと駆動軸34との間つまり電動モータ27と駆動軸34との間の動力伝達を断続するために、動力断続機構である電磁クラッチ37が収容されている。この電磁クラッチ37はいわゆる摩擦式となっており、接続用配線37aを介して通電されると接続状態となってウォームホイル35bと駆動軸34との間の動力伝達を可能とする。したがって、電磁クラッチ37が通電状態となったときに電動モータ27が作動すると、回転軸27aの回転は減速機構35と電磁クラッチ37とを介して駆動軸34に伝達され、駆動軸34はウォームホイル35bとともに回転する。一方、通電が停止されると電磁クラッチ37は遮断状態となり、ウォームホイル35bと駆動軸34との間の動力伝達経路が遮断される。
図3、図4に示すように、ドラム収容室31aには駆動用回転体としての駆動用ドラム41が収容される。駆動用ドラム41は樹脂製となっており、その軸心において駆動軸34の先端に固定されてケース25の内部で回転自在となっている。駆動用ドラム41の外周面には螺旋状の案内溝41aが形成され、駆動ユニット22に案内された開側ケーブル24aは案内溝41aに沿って駆動用ドラム41に巻き掛けられるとともに、その端部において駆動用ドラム41に固定される。同様に、駆動ユニット22に案内された閉側ケーブル24bは案内溝41aに沿って開側ケーブル24aと同一方向に駆動用ドラム41に巻き掛けられ、その端部において駆動用ドラム41に固定される。つまり、各ケーブル24a,24bはその一端側において駆動用ドラム41に巻き掛けられるとともに他端においてスライドドア13に接続される。電動モータ27が作動すると、その回転が減速機構35と電磁クラッチ37とを介して駆動軸34に伝達され、駆動用ドラム41は駆動軸34とともに電動モータ27により駆動されて回転する。駆動用ドラム41が回転すると、その回転方向に応じていずれか一方のケーブル24a,24bが駆動用ドラム41に巻き取られ、スライドドア13は当該ケーブル24a,24bに引かれて開閉動作する。
ケース25にはドラム収容部31と減速機構収容部26と一体に当該ドラム収容部31に隣接してテンショナー収容部42が設けられている。テンショナー収容部42はドラム収容部31と同一方向に開口するバスタブ状に形成され、図4に示すように、その内部はテンショナー収容室42aとなっている。テンショナー収容部42には各ケーブル24a,24bをテンショナー収容室42aに引き込むための一対のケーブル出入り部43a,43bが設けられ、開側ケーブル24aと閉側ケーブル24bはそれぞれ対応するケーブル出入り部43a,43bからテンショナー収容室42aに引き込まれ、当該テンショナー収容室42aを介してドラム収容室31aに案内されている。図3中に破線で示すように、テンショナー収容室42aには所要の機器としての一対のテンショナー機構44a,44bが収容され、各ケーブル24a,24bにはこれらのテンショナー機構44a,44bにより所定の張力が付与される。これにより、ローラアッシー15がガイドレール14の曲部14aに案内される等して、スライドドア13と駆動用ドラム41との間でケーブル24a,24bの移動経路長が変化しても、各ケーブル24a,24bの張力は一定に保たれる。また、テンショナー収容部42にはカバー45が取り付けられ、このカバー45によりテンショナー収容室42aが閉塞されてテンショナー機構44a,44bはカバー45により覆われるようになっている。
ケース25には減速機構収容部26とドラム収容部31とテンショナー収容部42と一体に基板収容部46が設けられている。この基板収容部46はテンショナー収容部42の裏側に位置するとともに減速機構収容室26aやクラッチ収容室26bの開口に対して90度ずれた方向に向けて開口する箱状に形成され、その内部は基板収容室46aとなっている。基板収容室46aの内部には、電動モータ27と電磁クラッチ37の作動を制御するために、所要の機器としての制御基板47が収容される。制御基板47は樹脂製の基板本体47aにCPUやメモリ等の電子部品47bを備えた制御回路が実装された構造となっており、ケース25の内部に配索される接続端子等(不図示)により電動モータ27に接続されている。また、基板収容室46aは基板カバー48により閉塞されており、この基板カバー48には制御基板47に接続される接続コネクタ49が設けられ、制御基板47はこの接続コネクタ49を介して車両11に搭載される図示しないバッテリ等の電源や車室内に配置される開閉スイッチ等に接続されている。
ここで、この開閉装置21では、駆動用ドラム41を収容するドラム収容部31と制御基板47を収容する基板収容部46とが同一のケース25に一体に形成されており、駆動用ドラム41を収容するケース25とは別に制御基板47を収容するケースを設ける必要がない。したがって、この開閉装置21の部品点数を減らして、そのコストを低減することができる。
このように、この開閉装置21では、駆動用ドラム41と制御基板47とを同一のケース25に収容するようにしたので、駆動用ドラム41を収容するケース25と別に制御基板47を収容するためのケースを設けることを不要として、この開閉装置21のコストを低減することができる。また、制御基板47を収容するためのケースを別に設けることが不要となるので、同一のケース25に駆動用ドラム41と制御基板47とを効率よく配置することにより、この開閉装置21を小型化することができる。さらに、制御基板47と電動モータ27とをケース25の内部で接続することができるので、電動モータ27と制御基板47とを接続する外部ハーネス等を不要として、この開閉装置21のコストを低減することができる。
また、この開閉装置21では、テンショナー機構44a,44bを収容するテンショナー収容部42をもケース25に一体に設けるようにしたので、テンショナー機構44a,44bを設けるようにしても、これを収容する新たなケースを設けることを不要として、この開閉装置21のコストを低減し、またこれを小型化することができる。
さらに、この開閉装置21では、電動モータ27の回転を減速して駆動用ドラム41に伝達する減速機構35を収容する減速機構収容部26をもケース25に一体に設けるようにしたので、減速機構35を収容するケースを別に設けることを不要として、この開閉装置21のコストをさらに低減し、またこれを小型化することができる。
さらに、この開閉装置21では、ウォームホイル35bと駆動軸34との間の動力伝達を断続する電磁クラッチ37を収容するクラッチ収容室26bをケース25に設けるようにしたので、電磁クラッチ37を収容するケースを別に設けることを不要として、この開閉装置21のコストをさらに低減し、またこれを小型化することができる。
図5は回転センサと多極着磁磁石の詳細を示す断面図である。
図5に示すように、ウォームホイル35bの駆動用ドラム41と対向する側の軸方向端部には円環状の凹部51が形成され、この凹部51の内部に位置するように駆動軸34には円板状に形成された回転板52が固定されている。回転板52には被検出体としての多極着磁磁石53が固定され、この多極着磁磁石53には周方向に並ぶ多数の磁極が設けられている。このように、駆動軸34には回転板52を介して多極着磁磁石53が固定され、この多極着磁磁石53は駆動用ドラム41とウォームホイル35bとの間において駆動軸34と同軸に当該駆動軸34とともに回転するようになっている。
一方、基板収容室46aの一部は駆動用ドラム41とウォームホイル35bとの間に突出しており、制御基板47の基板本体47aの一部は駆動用ドラム41とウォームホイル35bとの間に配置されている。そして、基板本体47aの駆動用ドラム41とウォームホイル35bとの間に配置される部分には、駆動軸34の回転を検出するための回転センサ54が搭載されている。この回転センサ54はホールICとなっており、基板収容室46aと減速機構収容室26aとを区画する隔壁55に設けられた窓55aを介して多極着磁磁石53と対向している。これにより、電動モータ27が作動して駆動軸34が回転すると、回転センサ54からは駆動軸34つまり多極着磁磁石53の回転に応じた周期のパルス信号が出力される。回転センサ54は基板本体47aに実装される制御回路に接続されており、回転センサ54が出力するパルス信号は制御回路に入力される。制御基板47は、当該パルス信号の周期に基づいて駆動軸34の回転速度を認識し、また、当該パルス信号をカウントすることにより駆動軸34の回転量つまりスライドドア13のドア位置を認識する。そして、制御基板47はこれらの認識情報に基づいて電動モータ27の作動を制御する。
このように、この開閉装置21では、制御基板47の一部を駆動用ドラム41とウォームホイル35bとの間に配置し、当該部分に回転センサ54を搭載するようにしたので、回転センサ54用の基板を制御基板47と別に設ける必要がない。したがって、回転センサ54を設けるための基板分の部品点数を減らして、この開閉装置21のコストを低減することができる。
なお、本実施の形態においては、回転センサ54を隔壁55に設けられた窓55aを介して多極着磁磁石53に対向させるようにしているが、これに限らず、隔壁55に窓55aを設けず、当該隔壁55を介して回転センサ54を多極着磁磁石53に対向させるようにしてもよい。
図6は図3に示すケースとカバーの分解斜視図であり、図7は図3におけるB−B線に沿う断面図である。また、図8は駆動ユニットの車体への取り付け状態を示す側面図である。
ケース25のテンショナー収容部42には、テンショナー収容室42aを閉塞するために、カバー45が取り付けられる。このカバー45は樹脂材料により板状に形成され、5つのねじ部材61によりテンショナー収容部42に固定され、このカバー45によりテンショナー機構44a,44bが覆われる。
カバー45には、それぞれねじ部材61が挿通されるねじ挿通部62に隣接して、係合部としての一対の係合脚部63が当該カバー45と一体に設けられている。一方、ケース25には、それぞれの係合脚部63に対応する一対の係合溝64が形成されている。係合脚部63はそれぞれ板片状に形成されてケース25に向けて突出しており、係合溝64はそれぞれ係合脚部63より若干広い幅の溝状に形成されている。そして、カバー45がケース25に取り付けられると、図7に示すように、それぞれの係合脚部63は対応する係合溝64に挿通され、係合溝64と凹凸係合するようになっている。これにより、ねじ挿通部にねじ留めされるねじ部材61によりカバー45がケース25に固定されたときには、カバー45は係合脚部63においてケース25に確実に係合し、このカバー45のケース25に対する固定強度が高められることになる。
カバー45には、駆動ユニット22を車体12に固定するために、固定部としての一対の取り付け脚部65が設けられている。これらの取り付け脚部65は、それぞれ係合脚部63に隣接するとともに当該係合脚部63を挟んでねじ挿通部62に並べて配置されており、カバー45やこれが固定されるケース25に対して高い剛性を有するように形成されている。図8に示されるように、駆動ユニット22は、取り付け脚部65によってそれぞれ車体12のパネル12a設けられた取り付け部に対して、図中右側となる車室内側から取り付けられるようになっている。一方、取り付け脚部65には、それぞれ固定用のボルト81が挿通されるボルト挿通孔65aが設けられ、これらのボルト挿通孔65aの軸方向がケース25と重複しないように、取り付け脚部65はケース25に対して幅方向に突出して形成されている。そして、駆動ユニット22をパネル12aの取り付け部に車室内側から位置決めし、次いで、取り付け脚部65のボルト挿通孔65aにボルト81を挿通させ、予めパネル12aに溶接等によって一体的に設けられたナット12bに螺合締結することにより、駆動ユニット22をブラケット等を介さずに、車体12のパネル12aに直接固定されるようになっている。これにより、駆動ユニット22は取り付け脚部65において車体12に固定される。なお、本実施の形態においては、減速機構収容部26にも一対の取り付け脚部66が設けられ、駆動ユニット22は都合4つの取り付け脚部65,66により車体12のパネル12aに固定されるようになっている。
このように、この開閉装置21では、車体12に固定される取り付け脚部65を、ケース25に設けられたテンショナー収容部42を閉塞するカバー45に設けるようにしたので、ブラケット等の他の部材を用いることなく、ケース25つまり駆動ユニット22を車体12に固定することができる。したがって、この開閉装置21の部品点数を減らして、そのコストを低減することができる。また、駆動ユニット22を複数の車種に共用する場合には、車種に応じたブラケット等を用意することなく、車種に応じてカバー45のみを交換することで対応することができる。したがって、他車種に駆動ユニット22を共用させるようにしても、そのコストを低減することができる。
さらに、この開閉装置21では、ケース25に凹凸係合する係合脚部63を取り付け脚部65に隣接してカバー45に設けるようにしたので、取り付け脚部65に加わる荷重を係合脚部63を介してケース25に確実に支持させることができる。これにより、取り付け脚部65による駆動ユニット22の車体12への固定強度を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、テンショナー収容室42aを閉塞するカバー45に固定部としての取り付け脚部65を設けるようにしているが、これに限らず、例えば、制御基板47を収容する基板収容部46に取り付けられて制御基板47を覆う基板カバー48や、駆動用ドラム41を収容するドラム収容部31に取り付けられて駆動用ドラム41を覆うカバーなど、ケース25を閉塞して所要の機器を覆うカバーであれば、他のカバーに固定部としての取り付け脚部65を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、カバー45に板片状に形成された係合脚部63を設け、ケース25に係合溝64を形成するようにしているが、これに限らず、例えば、ケース25に係合脚部63を設け、カバー45に係合溝64を設けるなど、カバー45がケース25と凹凸係合できる構造であれば他の構造としてもよい。
図9は図3に示す駆動ユニットの一部切り欠き断面図であり、図10は電磁クラッチのコネクタと制御基板との接続構造を示す断面図である。
図9、図10に示すように、電磁クラッチ37に設けられる接続用配線37aを制御基板47に接続するために、ケース25には配線引き込み孔71が形成されている。ケース25の基板収容部46の外面にはクラッチ収容室26bに隣接してガイドブロック72が設けられ、配線引き込み孔71はクラッチ収容室26bの開口に隣接するとともに当該クラッチ収容室26bと同一方向に向けて開口するようにガイドブロック72に形成されている。そして、この配線引き込み孔71により基板収容室46aはケース25の内外に連通している。
電磁クラッチ37の接続用配線37aは、クラッチ収容室26bの開口からケース25の外側に引き出されるとともに、ガイドブロック72に形成された案内溝72aに沿って配索され、配線引き込み孔71から基板収容室46aの内部に引き込まれている。また、接続用配線37aの先端には凸型のコネクタ73が設けられており、このコネクタ73を制御基板47に設けられる凹型のコネクタ74に係合させることにより、接続用配線37aつまり電磁クラッチ37が制御基板47に接続されるようになっている。
配線引き込み孔71には、接続用配線37aと制御基板47との接続を容易にするためのホルダ75が着脱自在に装着される。このホルダ75は樹脂製となっており、ガイドブロック72上に配置されて案内溝72aや配線引き込み孔71を覆うカバー板75aと、カバー板75aから基板収容室46aの内部に向けて所定の長さで突出する直方体状の保持部75bとを有しており、保持部75bの先端には保持孔75cが設けられている。接続用配線37aのコネクタ73は保持孔75cに挿通されることによりホルダ75に保持され、コネクタ73を保持した状態の保持部75bを配線引き込み孔71に挿通させるようにホルダ75をケース25に装着することにより、図10に示すように、接続用配線37aのコネクタ73が制御基板47のコネクタ74に接続されるようになっている。このとき、ホルダ75はガイドブロック72により案内されて制御基板47のコネクタ74に向けて移動するので、各コネクタ73,74を目視できなくても、ホルダ75をケース25に装着することにより、各コネクタ73,74を確実に係合させることができる。
このように、この開閉装置21では、電磁クラッチ37の接続用配線37aをクラッチ収容室26bから引き出すとともにケース25に設けられた配線引き込み孔71を介して基板収容室46aに引き込んで制御基板47に接続するようにしたので、クラッチ収容室26bと基板収容室46aの開口が相違する方向に向けて配置されたケース25においても、電磁クラッチ37の接続用配線37aを制御基板47に容易に接続することができる。
また、この開閉装置21では、接続用配線37aに設けられるコネクタ73をホルダ75に保持させ、このホルダ75をケース25に設けられる配線引き込み孔71に装着することによりコネクタ73を制御基板47のコネクタ74に係合させるようにしたので、接続用配線37aの制御基板47への接続作業をさらに容易にすることができる。
さらに、この開閉装置21では、接続用配線37aは配線引き込み孔71から基板収容室46aの内部に引き込まれるとともに、基板収容室46aとクラッチ収容室26bとの間においてはホルダ75のカバー板75aにより覆われるので、この接続用配線37aが外部に露出することなく、当該接続用配線37aが他部品と干渉すること等を防止できる。
なお、ホルダ75はケース25に圧入され、あるいは爪がケース25に係合すること等によりケース25に固定されて、ケース25からの離脱が防止される。
次に、このような構造の開閉装置21の作動について説明する。
図示しない開閉スイッチの開側が操作されてスライドドア13を開方向へ作動させる指令信号が制御基板47に入力されると、電磁クラッチ37が接続状態に切り換えられ、次いで電動モータ27が正転方向に駆動され、駆動用ドラム41が図3において反時計回り方向に回転し、開側ケーブル24aが駆動用ドラム41に巻き取られてスライドドア13は開側ケーブル24aに引かれて全開位置へ向かって移動する。反対に、開閉スイッチの閉側が操作されてスライドドア13を閉方向へ作動させる指令信号が制御基板47に入力されると、電磁クラッチ37が接続状態に切り換えられ、次いで電動モータ27が逆転方向に駆動され、駆動用ドラム41が図3において時計回り方向に回転し、閉側ケーブル24bが駆動用ドラム41に巻き取られてスライドドア13は閉側ケーブル24bに引かれて全閉位置へ向かって移動する。また、スライドドア13が手動により開閉操作されるときには、電動モータ27が停止された状態のまま電磁クラッチ37が遮断状態に切り替えられる。
一方、自動あるいは手動によりスライドドア13が開閉し、ローラアッシー15がガイドレール14の曲部14aを通過するなどしてケーブル24a,24bの移動経路長が変化したときには、可動プーリ86がガイド軸81に沿って移動して、ケーブル24a,24bの張力が所定の範囲に調整される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態においては、開閉体はスライド式に開閉するスライドドア13とされているが、これに限らず、乗降用のヒンジ式の横開きドアや車両後端部に設けられるバックドアなど、他の開閉体としてもよい。
また、本実施の形態においては、駆動源としてはブラシ付きの電動モータ27が用いられているが、これに限らず、駆動用ドラム41を回転駆動することができるものであれば、例えばブラシレスの電動モータ等、他の駆動源を用いるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、開側ケーブル24aと閉側ケーブル24bの2本のケーブルを用いる用にしているが、これに限らず、1本のケーブルの中間部分を駆動用ドラム41に巻き付け、その両端部をスライドドア13に接続するようにしてもよい。
ワンボックスタイプの車両を示す側面図である。 図1に示すスライドドアの車体への取り付け構造を示す上面図である。 図2に示す駆動ユニットの詳細を示す正面図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 回転センサと多極着磁磁石の詳細を示す断面図である。 図3に示すケースとカバーの分解斜視図である。 図3におけるB−B線に沿う断面図である。 駆動ユニットの車体への取り付け状態を示す側面図である。 図3に示す駆動ユニットの一部切り欠き断面図である。 電磁クラッチのコネクタと制御基板との接続構造を示す断面図である。
符号の説明
11 車両
12 車体
13 スライドドア(開閉体)
14 ガイドレール
14a 曲部
15 ローラアッシー
21 車両用自動開閉装置
22 駆動ユニット
23a,23b 反転プーリ
24a 開側ケーブル(索条体)
24b 閉側ケーブル(索条体)
25 ケース
26 減速機構収容部
26a 減速機構収容室
26b クラッチ収容室
27 電動モータ(駆動源)
27a 回転軸
27b モータヨーク
28 ボルト
31 ドラム収容部
31a ドラム収容室
32 隔壁
32a 支持孔
33 軸受
34 駆動軸
35 減速機構
35a ウォーム
35b ウォームホイル
36 クラッチ収容室
37 電磁クラッチ
37a 接続用配線
41 駆動用ドラム
41a 案内溝
42 テンショナー収容部
42a テンショナー収容室
43a,43b ケーブル出入り部
44a,44b テンショナー機構(機器)
45 カバー
46 基板収容部
46a 基板収容室
47 制御基板(機器)
47a 基板本体
47b 電子部品
48 基板カバー
49 接続コネクタ
51 凹部
52 回転板
53 多極着磁磁石
54 回転センサ
55 隔壁
55a 窓
61 ねじ部材
62 ねじ挿通部
63 係合脚部(係合部)
64 係合溝
65 取り付け脚部(固定部)
65a ボルト挿通孔
66 取り付け脚部
71 配線引き込み孔
72 ガイドブロック
72a 案内溝
73,74 コネクタ
75 ホルダ
75a カバー板
75b 保持部
75c 保持孔
81 ボルト

Claims (3)

  1. 車体に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、
    前記車体に配置され、所要の機器と駆動用回転体とをそれぞれ収容する収容部を備えるケースと、
    前記ケースに取り付けられ、前記駆動用回転体を回転駆動する駆動源と、
    一端側において前記駆動用回転体に巻き掛けられ、他端が前記開閉体に接続される索条体と、
    前記車体に固定される固定部を有し、かつ、前記ケースの収容部を閉塞するカバーとを備え
    前記ケースには、ねじ部材が挿通されるねじ挿通部が設けられており、このねじ挿通部に前記ねじ部材がねじ留めされて、前記カバーが前記ケースに固定されるように構成されており、
    前記カバーには、前記ケースに凹凸係合する係合部が前記固定部に隣接して設けられており、
    前記固定部と前記ねじ挿通部とにより前記係合部を挟むように、前記固定部および前記ねじ挿通部が並べて配置されていることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  2. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記機器は前記索条体に所定の張力を付与するテンショナー機構であり、前記カバーは前記テンショナー機構の収容部を覆うことを特徴とする車両用自動開閉装置。
  3. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記機器は前記駆動源の作動を制御する制御基板であり、前記カバーは前記制御基板の収容部を覆うことを特徴とする車両用自動開閉装置。
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