JP4980504B2 - 潤滑油供給設備および潤滑油供給方法 - Google Patents
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Description
・圧延ロール表面の不均一摩耗、肌荒れは、被圧延材である鋼板の幅方向端部近傍が接触するロール表面付近に発生しやすいこと。
・したがって、潤滑油の噴霧量を、鋼板の端部の接触部分近傍に相対的に多く、鋼板の中央部に相対的に少なく配分することを基本的配分パターンとすることで、効率的にロールの不均一摩耗や肌荒れを回避することができること。
(1)板状金属材料の圧延機の圧延ロールへの潤滑油供給設備であって、前記圧延ロールの軸方向に配置され、潤滑油を前記圧延ロールに向けてガスと共に粒状化又は霧状化して噴射する複数の噴霧ノズルと、各噴霧ノズルに潤滑油を供給する潤滑油供給装置と、各噴霧ノズルにガスを供給するガス供給装置とを具備し、前記板状金属材料の板幅に対応する前記圧延ロールの部分への潤滑油の供給を行う噴霧ノズルのうち両端に位置する噴霧ノズルを側方噴霧ノズル、中央に位置する噴霧ノズルを中央噴霧ノズルとすると、側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量は中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量よりも多く、これら側方噴霧ノズルと中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量以下であって前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量以上である、圧延機用の潤滑油供給設備。
なお、「潤滑油供給量」は、単位時間に圧延ロールの単位表面積に供給される潤滑油の量を意味する。
(3)前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量の5倍以下である、上記(1)又は(2)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(4)前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量の2倍以下である、上記(3)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
上記(5)によれば、ノズルからの潤滑油供給量を個別に制御できるようにすることで、圧延バッチごとに板状金属材料の幅が異なる場合でも、適切な端部リッチの配分パターンを実現できる。
(6)隣接する噴霧ノズルから構成される噴霧ノズルグループに分割したとき、少なくとも一つの噴霧ノズルグループ内の噴霧ノズル間隔が、他の噴霧ノズルグループ内の噴霧ノズル間隔と異なる、上記(5)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(7)前記複数の噴霧ノズルが、圧延ロールの端部領域に潤滑油を供給する複数のロール端部噴霧ノズルと、ロールの中央部領域に潤滑油を供給する複数のロール中央部噴霧ノズルからなり、前記ロール端部噴霧ノズル間の間隔と前記ロール中央部噴霧ノズル間の間隔が異なる、上記(5)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(9)前記ロール中央部噴霧ノズル間の間隔が、前記ロール端部噴霧ノズル間の間隔の1.5倍以上ある、上記(8)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(10)前記潤滑油供給装置は噴霧ノズル数と同数のポンプ装置を具備し、各ポンプ装置は対応する一つの噴霧ノズルに潤滑油を供給する、上記(5)〜(9)のいずれか1つに記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(12)前記潤滑油供給装置は、各噴霧ノズルからの潤滑油供給量を圧延ロールの表面に関するパラメータに応じて各噴霧ノズル毎に個別に制御する、上記(5)〜(11)のいずれか1つに記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
上記(12)によれば、ロール表面の状態(例えば摩耗量、肌荒れ)をモニターし、その状況に応じて、個別に潤滑油の噴霧量を制御することで、より効率的にロールの不均一摩耗や肌荒れを回避することができる。
(13)前記圧延ロールの表面に関するパラメータは圧延ロールの摩耗量であり、前記潤滑油供給装置は、摩耗量が相対的に大きい圧延ロールの領域へは摩耗量が相対的に小さい圧延ロールの領域に比べて潤滑油供給量を多くする、上記(12)に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(15)前記噴霧ノズルの少なくとも一部は内部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、前記ガス供給装置は前記噴霧ノズルに0.05MPa以上の圧力でガスを供給し、前記潤滑油供給装置は、前記内部混合型の噴霧ノズルに、該噴霧ノズルの混合チャンバー内におけるガスの圧力以上の圧力で潤滑油を供給する、上記(1)〜(14)のいずれか1つに記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
(16)前記噴霧ノズルの少なくとも一部は外部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、前記ガス供給装置は前記噴霧ノズルに0.05MPa以上の圧力でガスを供給し、前記潤滑油供給装置は、前記外部混合型の噴霧ノズルに0.01MPa以上であって前記噴霧ノズルへのガスの供給圧力よりも低い圧力で潤滑油を供給する、上記(1)〜(15)のいずれか1つに記載の圧延機用の潤滑油供給装置。
(18)前記噴霧ノズルは、該噴霧ノズルからの潤滑油及びガスの噴射コーンの外側に水膜が形成されるように水を噴射する水噴射部を有する、上記(1)〜(17)のいずれか1つに記載の圧延機用の潤滑油供給装置。
(20)前記側方噴霧ノズルと前記中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量を前記圧延ロールの側方から中央に向かって少なくする、上記(19)に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(21)前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量を前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量の5倍以下とする、上記(19)又は(20)に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(23)各噴霧ノズルからの潤滑油供給量を圧延ロールの表面に関するパラメータに応じて各噴霧ノズル毎に個別に制御することができる、上記(19)〜(22)のいずれか1つに記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(24)前記圧延ロールの表面に関するパラメータは圧延ロールの摩耗量であり、摩耗量が相対的に大きいロールの領域へは摩耗量が相対的に小さいロールの領域に比べて潤滑油供給量を多くするようにした、上記(23)に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(26)各噴霧ノズルにはその噴霧ノズル用のポンプ装置から潤滑油が供給され、各噴霧ノズルからの潤滑油の供給量をこの噴霧ノズルに対応するポンプ装置の出力を変更することで制御する、上記(23)〜(25)のいずれか1つに記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(27)各噴霧ノズルへはその噴霧ノズル用の流量調整弁を介して潤滑油が供給され、各噴霧ノズルからの潤滑油の供給量をこの噴霧ノズルに対応する流量調整弁の開度を変更することで制御する、上記(23)〜(25)のいずれか1つに記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(29)前記噴霧ノズルの少なくとも一部は外部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、前記外部混合型の噴霧ノズルには、0.05MPa以上の圧力でガスを供給すると共に、0.01MPa以上であって前記噴霧ノズルへのガスの供給圧力よりも低い圧力で潤滑油を供給する、上記(19)〜(28)のいずれか1つに記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
(30)前記噴霧ノズルからの潤滑油及びガスの噴射コーンの外側に水膜を形成するようにした、上記(19)〜(29)のいずれか1つに記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
以下、添付図面と本発明の好適な実施形態の記載から、本発明を一層十分に理解できるであろう。
図2は、本発明に係る潤滑油供給設備の構成を示す概略図である。
図3は、本発明で使用する内部混合型の2流体噴霧ノズルの断面図である。
図4は、本発明で使用する外部混合型の2流体噴霧ノズルの断面図である。
図5は、本発明に係る潤滑油供給設備における噴霧ノズルの配置を示す概略図である。
図6(A)及び図6(B)は、本発明に係る潤滑油供給設備における噴霧ノズルからの潤滑油供給量を示す概略図である。
図7は、噴霧ノズルから潤滑油を粒状もしくは霧状にして噴射した状況を示す図である。
図8(A)及び図8(B)は、水膜形成装置を概略的に示す図である。
なお、潤滑油スイッチ2は必須ではない。しかしながら、通常の圧延設備では、ポンプ装置3と噴霧ノズル1との間の距離が少なくとも1m以上離れたところに設置される場合がほとんどである。このような状況においてポンプ装置3のON/OFFのみによって潤滑油の供給ON/OFFを実施すると、適切なタイミングで潤滑圧延ができない場合がある。このような場合に潤滑油スイッチ2を組み込むのが有効である。一方、ポンプ装置3と噴霧ノズル1とが1m以内であれば潤滑油スイッチ2を備える必要性は小さい。
不燃性ガス源5には各噴霧ノズルに供給されるガスの圧力を調整する機能が備えられており、これにより各噴霧ノズルからのガスの噴射圧力が適切な圧力に調整される。なお、図2に示した例では各噴霧ノズルに対して同じ圧力のガスが供給されている。しかしながら、各噴霧ノズル毎に個別に噴射圧力を変えたい場合は、前記の分岐された配管に圧力調整装置を組み入れて、各噴霧ノズルへのガスの供給圧力を設定/調整するような構成にしてもよい。
ところで、金属材料の圧延、特に薄板鋼板の熱間圧延においては、圧延ロールの軸方向に対して不均一な摩耗が発生する。特に、圧延ロールの表面に潤滑油を均一に散布している場合、圧延ロールの軸方向中心付近よりも軸方向端部付近の方が摩耗量が多くなる傾向にある。
1a :内部混合型の2流体噴霧ノズル
1b :外部混合型の2流体噴霧ノズル
1´:潤滑供給用ノズル(1流体型、ウォーターインジェクション法用)
2 :潤滑油スイッチ
3 :ポンプ装置(潤滑油送出用)
3´:ポンプ装置(水送出用)
4 :潤滑油貯蔵タンク
5 :不燃性ガス源
6 :ガススイッチ
8 :インジェクター(水と潤滑油の混合器)
9 :水源
10 :水の供給をON/OFFするための装置
11 :ガス
12 :圧送される潤滑油
16 :粒状もしくは霧状になった潤滑油
17 :噴射対象に付着した潤滑油
18 :混合室
20 :圧延ロール
M :金属材料(被圧延材)
X :軸線
Claims (16)
- 板状金属材料の圧延機の圧延ロールへの潤滑油供給設備であって、
前記圧延ロールの軸方向に配置され、潤滑油を前記圧延ロールに向けてガスと共に粒状化又は霧状化して噴射する複数の噴霧ノズルと、
各噴霧ノズルに潤滑油を供給する潤滑油供給装置と、
各噴霧ノズルにガスを供給するガス供給装置とを具備し、
前記板状金属材料の板幅に対応する前記圧延ロールの部分への潤滑油の供給を行う噴霧ノズルのうち両端に位置する噴霧ノズルを側方噴霧ノズル、中央に位置する噴霧ノズルを中央噴霧ノズルとすると、側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量は中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量よりも多く、これら側方噴霧ノズルと中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量以下であって前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量以上である、圧延機用の潤滑油供給設備。 - 前記側方噴霧ノズルと前記中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記圧延ロールの側方から中央に向かって少なくなる、請求項1に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
- 前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量は前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量の5倍以下である、請求項1に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
- 前記潤滑油供給装置は、各噴霧ノズルからの潤滑油供給量を各噴霧ノズル毎に個別に制御することができる、請求項1に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
- 前記潤滑油供給装置は、各噴霧ノズルからの潤滑油供給量を圧延ロールの表面に関するパラメータに応じて各噴霧ノズル毎に個別に制御する、請求項4に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
- 前記圧延ロールの表面に関するパラメータは圧延ロールの摩耗量であり、前記潤滑油供給装置は、摩耗量が相対的に大きい圧延ロールの領域へは摩耗量が相対的に小さい圧延ロールの領域に比べて潤滑油供給量を多くする、請求項5に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。
- 前記噴霧ノズルの少なくとも一部は内部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、前記ガス供給装置は前記噴霧ノズルに0.05MPa以上の圧力でガスを供給し、
前記潤滑油供給装置は、前記内部混合型の噴霧ノズルに、該噴霧ノズルの混合チャンバー内におけるガスの圧力以上の圧力で潤滑油を供給する、請求項1に記載の圧延機用の潤滑油供給設備。 - 前記噴霧ノズルの少なくとも一部は外部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、前記ガス供給装置は前記噴霧ノズルに0.05MPa以上の圧力でガスを供給し、
前記潤滑油供給装置は、前記外部混合型の噴霧ノズルに0.01MPa以上であって前記噴霧ノズルへのガスの供給圧力よりも低い圧力で潤滑油を供給する、請求項1に記載の圧延機用の潤滑油供給装置。 - 前記噴霧ノズルは内部混合型の噴霧ノズルと外部混合型の噴霧ノズルとから成り、
前記板状金属材料の板幅方向において、中央に内部混合型の噴霧ノズルが配置され、外側に外部混合型の噴霧ノズルが配置される、請求項7に記載の圧延機用の潤滑油供給装置。 - 圧延ロールの表面上に潤滑油を供給する方法において、
複数の噴霧ノズルから前記圧延ロールに向けて潤滑油をガスと共に粒状化又は霧状化して噴射すると共に、
前記板状金属材料の板幅に対応する前記圧延ロールの部分への潤滑油の供給を行う噴霧ノズルのうち両端に位置する噴霧ノズルを側方噴霧ノズル、中央に位置する噴霧ノズルを中央噴霧ノズルとすると、前記噴霧ノズルからの噴射の際には、側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量を中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量よりも多くし、これら側方噴霧ノズルと中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量を前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量以下であって前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量以上とする、圧延ロールへの潤滑油供給方法。 - 前記側方噴霧ノズルと前記中央噴霧ノズルとの間の噴霧ノズルからの潤滑油供給量を前記圧延ロールの側方から中央に向かって少なくする、請求項10に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
- 前記側方噴霧ノズルからの潤滑油供給量を前記中央噴霧ノズルからの潤滑油供給量の5倍以下とする、請求項10に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
- 各噴霧ノズルからの潤滑油供給量を圧延ロールの表面に関するパラメータに応じて各噴霧ノズル毎に個別に制御することができる、請求項10に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
- 前記圧延ロールの表面に関するパラメータは圧延ロールの摩耗量であり、摩耗量が相対的に大きいロールの領域へは摩耗量が相対的に小さいロールの領域に比べて潤滑油供給量を多くするようにした、請求項13に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
- 前記噴霧ノズルの少なくとも一部は内部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、
前記内部混合型の噴霧ノズルには、0.05MPa以上の圧力でガスを供給すると共に、該噴霧ノズルの混合チャンバー内におけるガスの圧力以上の圧力で潤滑油を供給する、請求項10に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。 - 前記噴霧ノズルの少なくとも一部は外部混合型の噴霧ノズルであり、前記潤滑油は40℃における動粘度が60〜800cStであり、
前記外部混合型の噴霧ノズルには、0.05MPa以上の圧力でガスを供給すると共に、0.01MPa以上であって前記噴霧ノズルへのガスの供給圧力よりも低い圧力で潤滑油を供給する、請求項10に記載の圧延ロールへの潤滑油供給方法。
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