JP4979531B2 - 好気濾床槽及びこの好気濾床槽の運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、排水処理技術に関し、特に、接触ばっ気法と担体を用いた生物濾過法とを組み合わせた好気濾床槽に関する。
生物濾過部を有する好気濾床槽に関して言えば、様々な種類の好気濾床槽を備えた浄化槽が開発されている。例えば、それぞれ担体が充填された生物処理領域と濾過領域とが配置され、生物処理領域から濾過領域へと移送された被処理水が、再び生物処理領域へと還流するように構成された好気濾床槽を有した浄化槽が、特許文献1に開示されている。
また、接触ばっ気槽と担体流動槽とを併設して、被処理水が接触ばっ気槽と担体流動槽とを移流自在にしてある好気濾床槽を有した浄化槽が、特許文献2に開示されている。
特開2003−260479号公報 特開2003−275781号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるものは、生物処理領域に担体流動槽を配したものであるため、SS(浮遊物質)が微細化してしまう。この微細化したSSを取り除くためには、濾過領域の濾過面の面積を広くするか、濾過層の深さを深くするか、通水量を少なくするかして、通水速度を緩くしなければならない。
但し、濾過面積を広くする事、及び、濾過層を深くする事は、コストアップに繋がるため、好ましくなく、通水量を少なくする手段が望まれている。
特許文献2に記載されるものは、同様に生物反応部に担体流動槽を配したものである。担体流動槽で微細化したSSを接触ばっ気槽の接触材に生成した生物膜で捕捉し、その後捕捉しきれなかったSSを沈殿槽にて沈降分離するものであるが、微細化したSSは沈降し難く、透明度の高い処理水質を得ることは難しい。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、生物濾過法を応用して、SSの少ない透明度の高い処理水質を実現できる好気濾床槽および好気濾床槽の運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下のものに関する。
(1)固定濾材である濾床Aと散気装置とを有した領域Aと、流動又は揺動可能な沈降性の担体にて構成される濾床Bと担体流出防止部材と逆洗装置と返送装置とを有した領域Bと、固液分離領域とを備えた好気濾床槽であって、上記領域Aと領域Bと固液分離領域は並列に配置され、領域Aと領域Bとの間の上部が越流部で接続され、上記領域Aと領域Bと固液分離領域とは底部で連通され、上記返送装置の吸込口は、濾床Bの上方に設置され、吸込口の高さは、運転停止時の定水位の水面から、吸込口の水面までの空間の容量が、略濾床Bの容量を、逆洗の回数で割った容量になるように設定されている好気濾床槽。
(2)項(1)において、越流部が、その下端を、運転停止時の定水位以上に配置されている好気濾床槽。
(3)項(1)又は(2)において、越流部が、上下方向に移動可能な好気濾床槽。
)項(1)乃至()の何れかに記載の好気濾床槽の運転方法であって、通常運転時は、散気装置からばっ気し、逆洗装置は停止し、このばっ気噴流により領域Aの上部から越流部を通り領域Bに通水し、底部の連通部を通り再度領域Aに循環し、逆洗運転時は、逆洗装置からばっ気し、散気装置は停止し、領域B内の逆洗水を返送装置により引抜き好気濾床槽外に返送する、好気濾床槽の運転方法。

本発明によれば、固定濾材からなる濾床と、担体からなる濾床の両方の濾床で、好気性生物処理にて有機物の分解をし、固定濾材からなる濾床で大まかな濾過をし、担体により構成される濾床で捕捉しきれなかったSSを濾過し、次に固液分離領域(例えば沈殿槽など)にて、更に捕捉しきれなかったSSの沈降分離をおこなう。担体にて構成される濾床で捕捉したSSは、定期的に洗浄する。以上により、SSの少ない透明度の高い処理水質を実現できる好気濾床槽および好気濾床槽の運転方法を提供することができる。
本発明にて述べる固定濾材は、特に限定されず、例えば網様円筒状濾材、網様板状濾材、骨格様球状濾材、ヘチマ様板状濾材などが用いられ、その材質は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどを用いることができる。
この濾材は、固定濾床を形成し、濾床下方に配置された散気装置からの気泡により、水中で濾材表面に好気性生物膜を生成し、この生物膜で微細なSSを捕捉しつつ、有機物の分解を行なう。
本発明にて述べる担体は、特に限定されず、例えば筒状担体、粒状担体、サイコロ状担体、などが用いられ、その材質は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどを用いることができる。
この担体は、気泡・水流によって流動または揺動可能であり、比重が0.94〜1.06の担体を好適に使用できる。この比重の範囲であれば、担体に生物膜が付着することで、比重が1.00に近づくため、気泡・水流によって流動または揺動可能である。
更に言えば、担体で構成される濾床Bは、通常運転時は領域Aの上部から越流部を通り通水されるため、下向流となる。通常運転時の濾床Bは、有機物の分解の他にSSの濾過という役割があるため、全部または一部が固定床(担体が流動・揺動しない状態)でなければならない。そのためには、担体層としてひと塊である必要があり、下向流であることから、比重が1.01〜1.06の沈降性の担体が好ましい。この比重の範囲であれば、逆洗時に、濾床B下方に設置された逆洗装置から吐出した気泡と水流によって流動または揺動が可能であり、捕捉したSSを担体から剥離することができる。
尚、担体は、担体流出防止部材にて、他領域への移流を制限されている。担体流出防止部材は、特に限定されず、気泡・水は通すが担体は通さない部材である。
本発明にて述べる返送装置は、逆洗運転時に担体から剥離されたSSを、本発明の好気濾床槽外に移送する装置である。具体的には、エアリフトポンプなどを好適に使用することができる。
返送装置の吸込口は、領域B内に設置され、逆洗装置の稼働により吸い込みを開始する。濾床B下方に設置された逆洗装置から吐出した気泡と水流によって、担体から剥離したSSは、吸込口から好気濾床槽外(例えば、上流に配置された嫌気処理槽)に移送される。
吸込口は、好ましくは濾床Bの上方に設置される。濾床B下方に設置された逆洗装置から吐出した気泡と水流によって、担体から剥離したSSは、濾床Bの上方空間に展開されるため、この濾床Bの上方空間から逆洗水を引抜いたほうが、効率がよい。
また、濾床Bは、固液分離領域と底部で連通しているため、吸込口を濾床Bの上方に設置した場合、濾床Bの洗浄(逆洗)は、固液分離領域に貯留している処理水を使うため、洗浄効率がよい。
吸込口の高さは、濾床Bの容量によって設定される。運転停止時の定水位の水面から、吸込口の水面までの空間の容量が、略濾床Bの容量と等しくなるように設定する。このように吸込口の高さを設定することで、1回の逆洗で略濾床Bが洗浄できる。なお、逆洗の回数が複数の場合は、定水位の水面から吸込口管底の水面までの容量が、その複数で割った容量になるように設定できる。例えば、2回逆洗の場合は、濾床Bの1/2の容量と等しくなるように設定する。
本発明にて述べる越流部は、領域A・B間の水面近傍に設置される。
通常運転時は、領域Bの担体層(濾床B)は、逆洗装置からのばっ気がないため、固定床となっている。領域Aから越流部を通じて領域Bに流入した汚水中の有機物は、この固定床を通過する間に、担体に着床している生物膜と汚水中に溶解した酸素によって好気処理される。同時に、汚水中のSSは、この担体に着床している生物膜に捕捉(濾過)される。
ここで、領域Bに流入した汚水量が多い場合は、固定床を通過する速度が速くSSを捕捉できないばかりか、担体に着床している生物膜が剥離してしまい、かえって汚水中のSS濃度が高くなってしまう。
領域Bに流入した汚水量が少ない場合は、汚水中に溶解した酸素量も少ないので、固定床を通過する間に、担体に着床している生物膜により、酸素が消費され酸素不足となり、好気処理が阻害される。
つまり、越流する汚水量は多過ぎず、少な過ぎず、適正量が必要となる。
そこで、越流部の下端は、おおむね運転停止時の水位(定水位)または、それ以上にするとよい。領域Aのばっ気噴流により盛り上がった汚水の一部が領域Bに越流するため、適度な汚水量となる。
領域A内では、通常運転時には、散気装置からの気泡により旋回流が生じ、濾床Aにて好気処理が行われている。領域Aに吹き込まれた気泡分だけ見かけ容量が増すため、領域Aの水面は、他領域よりも盛り上がり、この盛り上がった汚水の一部が領域Bに越流する。
尚、好気濾床槽の大きさ、形状、ばっ気風量、汚水濃度により、適度な越流汚水量は変化するため、越流部は上下方向に移動調整できることが更に好ましい。
通常運転から逆洗運転に切り替わった直後は、散気装置からのばっ気が停止するため、領域Aの水面は定水面に戻る。と同時に逆洗装置からのばっ気により、領域Bの水面が盛り上がるが、返送装置により領域B内の汚水は引抜かれるため、水面は低下する。このため、領域Bの汚水が領域Aに越流部を通じて流入することは、逆洗運転に切り替わった直後だけで、その後は、領域B内の水が他領域に流出することはほとんどない。
越流部の下端を運転停止時の定水位以上に配置することで、逆洗運転時には、略領域Bのみを逆洗できるため、洗浄効率がよい。
本発明の好気濾床槽には、循環装置を設けることができる。循環装置は、好気濾床内の処理水を上流の槽に戻し、再処理させる他、好気〜嫌気の硝化・脱窒反応による窒素除去を目的とする。
循環装置の処理水吸込口は、固液分離領域または領域Bの底部に配置するとよい。固液分離領域で沈降分離されたSSや、逆洗運転時に返送しきれなかったSSが、循環装置によって上流の槽へ移送される。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図1は本発明に係る1実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の通常運転時の状態を表す概略断面図、図2は図1の浄化槽の逆洗運転時の状態を表す概略断面図である。
図1に示すように、本発明の好気濾床槽30は、領域A310と領域B320と固液分離領域330とを備えており、浄化槽100の一部として構成される。浄化槽100は、沈殿分離槽10、嫌気処理槽20、好気濾床槽30、消毒槽40を備えている。
以下、通常運転時の水の流れに沿って説明する。
まず初めに、汚水は、流入口101を通って浄化槽100内部の沈殿分離槽10に流れ込む。流れ込んだ汚水は、沈殿分離槽10にて沈殿分離作用により、汚水中の固形物が分離される。汚水より重い固形物は、沈殿分離槽10の底部に堆積し堆積汚泥となり、軽い固形物は沈殿分離槽10の上部に浮上し、スカムとなる。固形物を分離された汚水は、嫌気処理された後、移流部11から嫌気処理槽20へと送られる。
嫌気処理槽20は、濾床21を有し、汚水中のSS(浮遊物質)は、濾床21によって捕捉され、有機物は嫌気処理される。
浴槽排水等のピーク流入があった場合に汚水を一時貯留しておく空間(水面HWLと水面LWLの間)として、沈殿分離槽10、嫌気処理槽20の上部に流量調整部を設けている。嫌気処理槽20にて嫌気処理された処理水は、流量調整ポンプ22により好気濾床槽30へと移送される。
好気濾床槽30は、領域A310と領域B320と固液分離領域330とを備えている。領域A310は、濾床A311を有し、濾床A311にヘチマ様板状濾材を充填している。領域B320は、濾床B321を有し、濾床B321に比重1.02の沈降性の筒状担体を充填している。濾床B321の上方と下方には担体流出防止部材322が配されており、担体流出防止部材322間外に担体が流出しないように保持される。
領域A310に流入した被処理水は、濾床A311の下方に設置された散気装置312により、酸素の供給を受けながら、濾床A311の濾材に生息する微生物の生物膜により好気処理される。同時に汚水中のSSは、この生物膜に捕捉される。好気処理された処理水の一部は、越流部31を乗り越え領域B320に流入する。乗り越えなかった処理水は、再び領域A310にて好気処理される。
領域B320に流入した処理水は、濾床B321の担体に生息する微生物により好気処理されるとともに、処理水中のSSは、この濾床B321にて捕捉される。領域B320にて処理された処理水の一部は、底部の連通部32を通じて固液分離領域330に流出し、残りの一部は、底部の連通部32を通じて再び領域A310に戻され、再処理される。
固液分離領域330に流入した処理水は、固液分離領域330にて処理水中のSSを沈降分離され、最後に消毒槽40にて滅菌消毒された後、放流口102から浄化槽100外に放流される。
尚、好気濾床槽30で好気処理された処理水の一部は沈降したSSと一緒に、循環装置33によって沈殿分離槽10に移送され、再処理される。
以下、逆洗運転時の水の流れを図2にて説明する。
濾床B321捕捉されたSSは、濾床B321の定期的な洗浄(逆洗)により、逆洗排水として返送装置324によって沈殿分離槽10に移送され、再処理される。洗浄は、濾床B321下方に設置された逆洗装置323からの気泡により、濾床B321内の担体の流動と同時に返送装置324からの引抜き水流により行われる。
濾床B321の洗浄は、領域A310と固液分離領域330との水を使用して行われる。領域B320と領域A310と固液分離領域330とは、底部で連通しているため、洗浄によって、同時に水位が下がる。このため、通常運転に戻り、好気濾床槽30に流入があっても、濾床B321内は剥離したSSで混濁状態にあるため、安定するまで直ぐには消毒槽40に放流されず都合がよい。
尚、洗浄水の量は、濾床B321の容量と同程度がよい。洗浄水量が少な過ぎると、剥離したSSを十分に引き抜く事が出来ず、多過ぎると、返送先の沈殿分離槽10をかき乱してしまう。
また、担体流出防止部材322間の担体充填率は、60〜80%がよい。充填率が高過ぎると、担体同士がぶつかり流動が阻害され、担体の十分な洗浄ができない。逆に、充填率が低過ぎると、担体が勢いよく回るため、担体に生息している微生物が必要以上に剥離されてしまう。
本実施例では、返送装置324の吸込口を濾床B321の上方に設置したが、濾床B321下方でもよい。この場合、担体から剥離して沈降したSSを吸引する効果がある。
領域A310と領域B320と固液分離領域330とは、列順にこだわらない。例えば、図3に示すように、領域A310が、領域B320と固液分離領域330との間に配置されてもよい。
また、上記実施例では、浄化槽の流入から放流の長手方向へと並んでいたが、図4に示すように、槽幅の短手方向に並んでもよい。
更に、上記実施例では、上面から見ると1列に並んでいたが、図5に示すように三角に並んでもよい。
本発明に係る1実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の通常運転時の状態を表す概略立面図である。 本発明に係る1実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の逆洗運転時の状態を表す概略立面図である。 本発明に係る他の実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の通常運転時の状態を表す概略立面図である。 本発明に係る他の実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の通常運転時の状態を表す概略立面図である。 本発明に係る他の実施例の好気濾床槽を有する浄化槽の通常運転時の状態を表す概略立面図である。
符号の説明
10…沈殿分離槽、11…移流部、20…嫌気処理槽、21…濾床、22…流量調整ポンプ、30…好気濾床槽、31…越流部、32…連通部、33…循環装置、40…消毒槽、100…浄化槽、101…流入口、102…放流口、310…領域A、311…濾床A、312…散気装置、320…領域B、321…濾床B、322…担体流出防止部材、323…逆洗装置、324…返送装置、330…固液分離領域、

Claims (4)

  1. 固定濾材である濾床Aと散気装置とを有した領域Aと、流動又は揺動可能な沈降性の担体にて構成される濾床Bと担体流出防止部材と逆洗装置と返送装置とを有した領域Bと、固液分離領域とを備えた好気濾床槽であって、上記領域Aと領域Bと固液分離領域は並列に配置され、領域Aと領域Bとの間の上部が越流部で接続され、上記領域Aと領域Bと固液分離領域とは底部で連通され、上記返送装置の吸込口は、濾床Bの上方に設置され、吸込口の高さは、運転停止時の定水位の水面から、吸込口の水面までの空間の容量が、略濾床Bの容量を、逆洗の回数で割った容量になるように設定されている好気濾床槽。
  2. 請求項1において、越流部が、その下端を、運転停止時の定水位以上に配置されている好気濾床槽。
  3. 請求項1または2において、越流部が、上下方向に移動可能な好気濾床槽。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の好気濾床槽の運転方法であって、通常運転時は、散気装置からばっ気し、逆洗装置は停止し、このばっ気噴流により領域Aの上部から越流部を通り領域Bに通水し、底部の連通部を通り再度領域Aに循環し、逆洗運転時は、逆洗装置からばっ気し、散気装置は停止し、領域B内の逆洗水を返送装置により引抜き好気濾床槽外に返送する、好気濾床槽の運転方法。
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