JP4978309B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は高周波加熱装置の結露対策に関するものである。
従来の高周波加熱装置の一例を図6に示す(例えば、特許文献1参照)。図6は、特許文献1に記載された従来の高周波加熱装置の側面の要部断面図を示すものである。図6に示すように、被加熱物を収納する加熱室1外に空気を排出するための排気口2と、空気を高周波加熱装置の外に排出するための排気口B3とを備えた排気ダクト4が、加熱室1の天板5上に区画形成されており、かつ、上記天板5の排気ダクト4に臨む位置に、当該排気ダクト4内で結露した水を一時的に溜める水溜め部6を一体に凹陥形成している。
特開2003−74873号公報
前記、従来の高周波加熱装置は、長時間にわたる加熱調理を行った場合でも、被加熱物から発生した蒸気による結露した水滴を高周波加熱装置外に出さないことを目的としている。しかしながら、前記従来の構成では、排気ダクトが必要で、コスト的に不利である。また、構成上、排気ダクトを設けることが出来ない高周波加熱装置では使用不可能であるという課題を有していた。
本発明は、高周波加熱装置外に結露した水滴が出ても、高周波加熱装置を置いている置き台上に滴下しなければ、ユーザーにとって、全く問題無いと言う観点から、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で水滴が置き台上に滴下するのを防止できる高周波加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の高周波加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、加熱室に高周波電波を放射する高周波発生装置と、高周波発生装置を収納する機械室と、機械室を冷却する冷却ファンと、被加熱物から発生した蒸気を高周波加熱装置外に排出するための排気口とを備え、前記排気口の下側には高周波加熱装置の外側方向に突
出した突出部を設けて、前記被加熱物から発生した蒸気が結露して前記排気口から滴下する水滴を受ける構成とし、前記突出部は外装板の外方側に向かって最外方端を構成するとともに、前記突出部の周囲を開放したものである。
これによって、排気ダクトが無くても、結露した水滴が置き台上に滴下する事はなくなるものである。
本発明の高周波加熱装置は、排気ダクトが無くても、結露した水滴が置き台上に滴下する事はなくなり、排気ダクトのないタイプにも適用できるとともに安価に提供でき、家庭用、業務用等の高周波加熱装置として有用なものとなる。
第1の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、加熱室に高周波電波を放射する高周波発生装置と、高周波発生装置を収納する機械室と、機械室を冷却する冷却ファンと、被加熱物から発生した蒸気を高周波加熱装置外に排出するための排気口とを備え、前記排気口の下側には高周波加熱装置の外側方向に突出した突出部を設けて、前記被加熱物から発生した蒸気が結露して前記排気口から滴下する水滴を受ける構成とし、前記突出部は外装板の外方側に向かって最外方端を構成するとともに、前記突出部の周囲を開放してあり、排気ダクトが無くても、結露した水滴が置き台上に滴下するのを防止することができるとともに排気ダクト不要であるから安価に提供できる。
第2の発明は、高周波加熱装置の外装板に排気口を設けるとともに突出部を一体形成した構成としてあり、外装板に突出部を一体形成するので別途部品を必要とせず、更なるコストダウンを図って安価に提供することができる。
第3の発明は、高周波加熱装置の外装板に排気口を設けるとともに当該排気口の下部に外装板とは別部品からなる突出部を取り付けた構成としてあり、突出部を一体形成するものに比べ突出部の形状自由度が向上して水滴を確実に受け止めるものとすることができる。
の発明は、突出部の水滴を受ける部分を階段状の水平面としてあり、突出部を外装板と一体成形する場合の工数を削減しして更なるコストダウンを図りつつ寄り多くの水滴を溜めることができる。
の発明は、突出部の水滴を受ける部分は凹形状として有り、滴下する結露水を確実に受け止めて溜めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における高周波加熱装置を側面から見た要部断面図、図2は同正面から見た要部断面図、図3は同背面から見た要部背面図である。
図1、図2及び図3において、この高周波加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室1と、加熱室1に高周波電波を放射する高周波発生装置7と、高周波発生装置7を収納する機械室8と、高周波発生装置などを冷却するための冷却ファン9と、加熱室1内に空気を取り入れるための吸気口10と、取り入れた空気を加熱室1の外に排出するための排気口2と、排気口2から排出された空気を高周波加熱装置の外に排出するための排気口B3と、排気口B3の下側に位置し、かつ高周波加熱装置の外方向に突出した突出部11から構成されている。上記突出部11は排気口B3を形成した外装板15と同一部品で構成され、水滴を受け止めるための水平面を持つように絞り加工してあるとともに、その後方側端は外装板15の最外方端となるように突出させてある。
以上のように構成された高周波加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
高周波加熱装置が動作すると、高周波発生装置7と冷却ファン9が動作し、被加熱物12が温まり、蒸気が発生してくる。吸気口10から取り込まれた空気は、被加熱物12から発生した蒸気と一緒に、排気口2から加熱室1外に出て、排気口B3から高周波加熱装置の外に排出される。排気口B3は外気に触れているので、排気口B3から排出される蒸気を含んだ空気より低い温度であり、蒸気を含んだ空気は、この排気口B3で結露し、水滴13が発生する。調理時間が長い程、水滴13は多くなり、排気口B3の下側に滴下を始める。滴下する水滴13は、最終的に突出部11の水平面まで落ちるが、水平面に水滴
13は受け止められて溜まり、それ以上下側には滴下せず、高周波調理器を置いた台上に滴下することは無い。突出部11の水平面の面積により、溜められる水滴13の量が決まってくるので、食材、調理時間、環境温度などを考慮し、突出部11の水平面の面積を決定しなければならない。
また、上記突出部11は外方側に向かって最外方端を構成しているから、装置本体を壁などに当接させて設けた場合などにこの突出部11が壁に当たって排気口3と壁との間の空間を確保することになり、排気口3がふさがれたりすることがなくなって蒸気や熱気を確実に排気することができる。
また、前記構成では、排気口B3と突出部11とは一つの部品である外装板15に一体形成してあるから、別途部品を必要とせず、コストダウンが図れるものである。
なお、上記突出部11は同一部品で構成されているが、これに限ったものではなく、別の部品で構成(図示せず)し、これを取り付けても、同様な効果が得られる。この場合は突出部の形状の自由度が高まり、水滴を確実に受け止める形状とすることが容易に可能となる。
また、前記構成では、突出部11が水平面を持つように絞り加工されているが、同図右側に記載しているようにこの突出部11Bは凹形状にすることもでき、これにより、加工の工数は増えるが、より多くの水滴13を溜める事が出来る。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における高周波加熱装置を側面から見た要部断面図、図2は同正面から見た要部断面図、図5は同背面から見た要部背面図である。
この実施の形態2が先の実施の形態1と異なる点は、突出部14の水滴を受ける部分が階段状に水平面を持つように絞り加工されている点である。その他は実施の形態1と同様であり、同一図番を付与して説明は省略する。
この実施の形態2の高周波加熱装置では突出部14の水滴を受ける部分の水平面が階段状になっているので、実施の形態1よりも水滴13の流れる経路長が長くなり、かつ、水滴13が突出部C14に溜まり易くなり、簡単かつ容易に形成できる形状でありながらより多くの水滴を受け止めることが可能となる。
この実施の形態2においても図4の横に記載しているように突出部14Bの水滴を受ける部分を凹形状としてこれを階段状に設けても良いし、また、別体品で構成して取り付けるようにしても良いものである。
以上のように、本発明にかかる高周波加熱装置は、排気ダクトが無くても、結露した水滴が置き台上に滴下する事はなくなり、排気ダクトのないタイプにも適用できるとともに安価に提供でき、より水滴の多いスチーム機能付き高周波加熱装置などに好適であり、幅広く応用が可能である。
本発明の実施の形態1における高周波加熱装置を側面から見た要部断面図 同正面から見た要部断面図 同背面から見た要部背面図 本発明の実施の形態2における高周波加熱装置を側面から見た要部断面図 同背面から見たの要部背面図 従来の高周波加熱装置を側面から見た要部断面図
符号の説明
3 排気口B
11 突出部
11B 突出部B
13 水滴
14 突出部C
14B 突出部D

Claims (5)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、加熱室に高周波電波を放射する高周波発生装置と、高周波発生装置を収納する機械室と、機械室を冷却する冷却ファンと、被加熱物から発生した蒸気を高周波加熱装置外に排出するための排気口とを備え、
    前記排気口の下側には高周波加熱装置の外側方向に突出した突出部を設けて、前記被加熱物から発生した蒸気が結露して前記排気口から滴下する水滴を受ける構成とし、前記突出部は外装板の外方側に向かって最外方端を構成するとともに、前記突出部の周囲を開放した高周波加熱装置。
  2. 高周波加熱装置の外装板に排気口を設けるとともに突出部を一体形成した請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 高周波加熱装置の外装板に排気口を設けるとともに当該排気口の下部に外装板とは別部品からなる突出部を取り付けた請求項1記載の高周波加熱装置。
  4. 突出部の水滴を受ける部分は階段状の水平面とした請求項1〜3のいずれか1項記載の高周波加熱装置。
  5. 突出部の水滴を受ける部分は凹形状とした請求項1〜3のいずれか1項記載の高周波加熱装置。
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