JP4977512B2 - 免疫標識のための抗体複合体および方法 - Google Patents
免疫標識のための抗体複合体および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4977512B2 JP4977512B2 JP2007083130A JP2007083130A JP4977512B2 JP 4977512 B2 JP4977512 B2 JP 4977512B2 JP 2007083130 A JP2007083130 A JP 2007083130A JP 2007083130 A JP2007083130 A JP 2007083130A JP 4977512 B2 JP4977512 B2 JP 4977512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- protein
- label
- labeling reagent
- fragment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y5/00—Nanobiotechnology or nanomedicine, e.g. protein engineering or drug delivery
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/58—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
- G01N33/6854—Immunoglobulins
- G01N33/6857—Antibody fragments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
本出願は、2001年10月12日に出願した米国特許出願第60/329,068号、2002年4月1日に出願した米国特許出願第60/369,418、および2002年4月5日に出願した米国特許出願第10/118,204(これらの開示は、本明細書中で参考として援用される)に対する優先権を主張する。
本発明は、生物学的サンプル中の1つ以上の標的の検出および測定において使用するための免疫標識化複合体および方法に関する。本発明は、分子生物学、細胞生物学、免疫組織化学、診断および治療の分野における適用を有する。
免疫標識は、サンプル中の標的の存在を定性的および定量的に測定するための方法であり、ここで抗体は、これらの特異的な結合能力に利用される。抗体は、標的(抗原)を有する複合体を形成し、ここで検出可能な標識は、抗体上または二次抗体上に存在する。検出可能な標識は、免疫標識の重要な特徴であり、直接的または間接的に検出され得る。この標識は、結合反応がモニターされる測定可能なシグナルを提供する(但し、結合の程度の定性的および/または定量的尺度)。標識化抗体によって産生されたシグナルの相対的な量および位置は、標的の位置および/または濃度を示すのに役立ち得る。標識をまた使用して、例えば、フローソーティング(flow sorting)または磁性分離媒体を使用することによって、標識化標的を選択し得、そして単離し得る。標識の例として以下が挙げられるが、これらに限定されない:放射活性ヌクレオチド(125I、3H、14C、32P)、化学発光化合物、蛍光化合物またはリン光化合物(例えば、ジオキセタン、キサンテンまたはカルボシアニン染料、ランタノイドキレート剤)、粒子(例えば、金クラスター、金コロイド、ミクロスフェア、量子ドット)および酵素(例えば、ペルオキシダーゼ、グリコシダーゼ、ホスファターゼ、キナーゼ)。理論上、抗体の結合特性を乱さないが、標識が適切な検出技術によって測定可能になる様式で、標識は抗体に結合される。標識の選択は、因子(例えば、検出の容易さおよび感受性、装置の利用可能性、サンプルのバックグラウンド(他の標識を含む)およびこのような標識が特定の抗体に迅速に結合する程度)によって影響される。抗体の直接的および間接的の両方の標識化は、免疫標識に利用される。直接的な標識化は、一次抗体(すなわち、標識に結合した標的に特異的な抗体)のみを利用する。対照的に、間接的な標識化は、標識に結合した二次抗体を利用し、この二次抗体は、一次抗体(例えば、ヤギ抗ウサギ抗体)に特異的である。免疫標識方法および材料の主要な差異は、標識が抗体−抗原複合体に結合される方法、使用される標識の型および抗体−抗原複合体が検出される手段に存在する。
research kit:ARK)に開示される。このキットにおいて、一次抗体は、ビオチン標識化ヤギFab抗マウスIgGと複合体化され、そして過剰の遊離のFabが通常のマウス血清でブロックされる。しかし、このプロセスに使用されるFabは(選択領域よりも)インタクトなIgGから生成されるので、抗原結合部位をブロックし、そして免疫標識を阻止する抗パラトープ抗体または抗イディオタイプ抗体の形成の可能性が存在する。ビオチン化抗体はまた、その引き続く可視化のために結合体化する標識化アビジンまたはストレプトアビジンの引き続く添加を必要とする。
(1) 免疫標識複合体を形成するための方法であって、ここで該方法は、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、工程;
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するために十分な時間インキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体の領域は、標識試薬によって選択的に結合される、工程;
c)必要に応じて、免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬を添加することによって、非結合標識試薬を除去する工程;ならびに、
d)必要に応じて、該工程a)、該工程b)、および該工程c)を繰り返して、免疫標識複合体サブセットのパネルを形成する工程であって、ここで、各サブセットは、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特性、またはiii)標識試薬対該標識結合抗体の比、またはiv)該標的結合抗体によって別のサブセットから区別される工程;を包含し、但し、該標識試薬は、プロテインAを含まない、方法。
(2) 前記標的結合抗体が、マウスモノクローナル抗体、ウサギポリクローナル抗体またはヤギポリクローナル抗体ある、項目1に記載の方法。
(3) 前記標的結合抗体が、血清タンパク質または腹水タンパク質を含む溶液中に存在する、項目2に記載の方法。
(4) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目1に記載の方法。
(5) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目1に記載の方法。
(6) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、ハプテン、酵素および放射性同位体からなる群から選択される、項目4または5に記載の方法。
(7) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目6に記載の方法。
(8) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目6に記載の方法。
(9) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテイン誘導体およびキサンテン−フィコビリプロテイン誘導体からなる群から選択される、項目6に記載の方法。
(10) 前記酵素が、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、グリコシダーゼ、およびルシフェラーゼからなる群から選択される、項目6に記載の方法。
(11) サンプル中の標的を検出するための方法であって、該方法は、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を、標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、工程;
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するために十分な時間インキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体の領域は、該標識試薬によって選択的に結合される、工程;
c)該サンプルを、標的結合抗体および標識試薬を含む、該免疫標識複合体と接触させる工程;
d)工程c)の該サンプルを、該免疫標識複合体が、該標的に選択的に結合させるのに十分な時間インキュベートする工程;ならびに、
e)該免疫標識複合体を照射し、それによって該標的が、検出される工程、
を包含し、但し、該標識試薬は、プロテインAを含まない、方法。
(12) 前記標的結合タンパク質が、血清タンパク質または腹水タンパク質を含む溶液中に存在する、項目11に記載の方法。
(13) 前記サンプルが、細胞集団、細胞抽出物、亜細胞成分、タンパク質、ペプチド、組織培養物、組織、体液、またはこれらの部分もしくは組み合わせを含む、項目11に記載の方法。
(14) 前記サンプルが、固体マトリクスまたは半固体マトリクス上に固定される、項目13に記載の方法。
(15) 前記マトリクスが、ゲル、膜、アレイ、ガラス表面または微粒子である、項目14に記載の方法。
(16) 工程b)のインキュベーション工程が、免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬とインキュベートする工程をさらに包含し、ここで該タンパク質またはフラグメントは、必要に応じて、マトリクスに結合される、項目11に記載の方法。
(17) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目11に記載の方法。
(18) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目11に記載の方法。
(19) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、ハプテン、酵素および放射性同位体からなる群から選択される、項目17または18に記載の方法。
(20) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目19に記載の方法。
(21) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目19に記載の方法。
(22) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテイン誘導体およびキサンテン−フィコビリプロテイン誘導体からなる群から選択される、項目19に記載の方法。
(23) 前記酵素が、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、グリコシダーゼ、およびルシフェラーゼからなる群から選択される、項目19に記載の方法。
(24) 前記方法の前記工程e)が、比色基質、蛍光基質または化学発光酵素基質を添加する工程をさらに包含する、項目23に記載の方法。
(25) 前記工程c)の免疫標識複合体が、Fabフラグメント、Fab’フラグメント、または抗Fcフラグメントである、標識試薬を含み、ここで該フラグメントは、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、フィコビリプロテイン、ボラポリアザインダセン、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、タンデム色素、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、1つ以上の標識に独立して結合される、項目11に記載の方法。
(26) サンプル中の複数の標的を検出するための方法であって、該方法は、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を、標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、工程;
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するために十分な時間インキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体の領域は、標識試薬によって選択的に結合され、ここで工程a)およびb)が繰り返され、別個の免疫標識複合体サブセットを形成する、工程;
c)該サンプルを、以下:
A)免疫標識複合体のプールされたサブセットであって、ここで各複合体は、標的結合抗体および標的試薬を含み、ここで各サブセットは、別のサブセットから、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特徴、またはiii)標識試薬対該標的結合抗体の比、またはiv)該標的結合抗体によって区別される、サブセット、あるいは、
B)個々の免疫標識複合体サブセットであって、ここで複数の個々のサブセットが、該サンプルに添加される、サブセット、
を含む溶液と接触させる工程;
d)工程c)の該サンプルを、該免疫標識複合体が、該標的に選択的に結合させるのに十分な時間インキュベートする工程;ならびに、
e)該免疫標識複合体を照射し、それによって該複数の標的が、検出される工程、
を包含する、方法。
(27) 前記標的結合抗体が、血清タンパク質または腹水タンパク質を含む溶液中に存在する、項目26に記載の方法。
(28) 前記サンプルが、細胞集団、細胞抽出物、亜細胞成分、組織培養物、組織、体液、またはこれらの部分もしくは組み合わせを含む、項目26に記載の方法。
(29) 前記サンプルが、固体マトリクスまたは半固体マトリクス上に固定される、項目28に記載の方法。
(30) 前記マトリクスが、ゲル、膜、アレイ、ガラス表面または微粒子である、項目29に記載の方法。
(31) 工程b)が、免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬とインキュベートする工程をさらに包含し、ここで該タンパク質またはフラグメントは、必要に応じて、マトリクスに結合される、項目26に記載の方法。
(32) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目31に記載の方法。
(33) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインA、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目31に記載の方法。
(34) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、電子移動因子、ハプテン、酵素および放射性同位体からなる群から選択される、項目32または33に記載の方法。
(35) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目34に記載の方法。
(36) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目34に記載の方法。
(37) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテイン誘導体およびキサンテン−フィコビリプロテイン誘導体からなる群から選択される、項目34に記載の方法。
(38) 前記標識が、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、グリコシダーゼ、およびルシフェラーゼからなる群から選択される酵素である、項目34に記載の方法。
(39) 前記方法の前記工程e)が、比色基質、蛍光基質または化学発光酵素基質を添加する工程をさらに包含する、項目38に記載の方法。
(40) サンプル中の複数の標的を同定および定量するための方法であって、該方法は、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を、標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって、別の標識試薬サブセットから区別される、工程;
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するために十分な時間インキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体の領域は、標識試薬によって選択的に結合され、ここで工程a)およびb)が繰り返され、免疫標識複合体サブセットを形成する、工程;
c)サンプル中の細胞集団またはそのフラグメントを、以下:
A)免疫標識複合体のプールされたサブセットを含む溶液であって、ここで各該サブセットは、もう一方のサブセットから、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特徴、またはiii)標識試薬対該標的結合抗体の比、またはiv)該標的結合抗体によって区別される、溶液、あるいは、
B)個々の免疫標識複合体サブセットであって、ここで個々のサブセットを含む溶液を用いて工程c)が、繰り返される、サブセット;
と接触させる工程
d)該細胞またはそのフラグメントを、該免疫標識複合体が、該標的を結合するのに十分な時間インキュベートする工程;
e)該インキュベートされた細胞集団またはそのフラグメントを、試験ゾーンを通過させる工程;ならびに、
f)該試験ゾーンを通過させられた該細胞またはそのフラグメントからデータを収集し、それによって該複数の標的の同定および定量化を決定する工程、
を含有する、方法。
(41) 前記標的結合抗体が、血清タンパク質または腹水タンパク質を含む溶液中に存在する、項目40に記載の方法。
(42) 工程b)のインキュベーション工程が、免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬とインキュベートする工程をさらに包含し、ここで、該タンパク質またはフラグメントは、必要に応じて、マトリクスに結合される、項目40に記載の方法。
(43) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目42に記載の方法。
(44) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインA、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目42に記載の方法。
(45) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、放射性同位体およびハプテンからなる群から選択される、項目43または44に記載の方法。
(46) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目45に記載の方法。
(47) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目45に記載の方法。
(48) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目45に記載の方法。
(49) 単離された標識試薬を製造する方法であって、ここで該方法は、以下:
a)インタクトな抗領域抗体を、酵素で切断し、Fabフラグメントを生成する工程;
b)工程a)の該抗領域Fabフラグメントを単離する工程;
c)該抗領域Fabフラグメントを選択的に結合する、インタクトな免疫グロブリンタンパク質またはフラグメントを含むマトリクスを、工程b)の該抗領域フラグメントを含む溶液と接触させる工程であって、ここで該抗領域フラグメントは、該マトリクス上に固定される、工程;
d)工程c)の該マトリクスを、反応性基を含む発蛍光団標識を含む溶液と接触させる工程;
e)工程d)の該マトリクスを洗浄し、非結合標識を除去する工程、および
f)該マトリクスから該標識試薬を溶出し、それによって該単離された標識試薬が製造される工程、
を包含する、方法。
(50) 前記抗領域Fabフラグメントが、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目49に記載の方法。
(51) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目49に記載の方法。
(52) 単離された標識試薬を製造する方法であって、ここで該方法は、以下:
a)非抗体タンパク質を選択的に結合する、インタクトな免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含むマトリクスを、該非抗体タンパク質を含む溶液と接触させる工程であって、ここで該非抗体タンパク質は、該マトリクス上に固定される、工程;
b)工程a)の該マトリクスを、反応性基を含む発蛍光団標識を含む溶液と接触させる工程;
c)該マトリクスを洗浄し、非結合標識を除去する工程、および
d)該マトリクスから該標識試薬を溶出し、それによって該単離された標識試薬が、発蛍光団標識を含む標識試薬として製造される工程、
を包含し、但し、該標識試薬は、プロテインAを含まない、方法。
(53) 前記非抗体タンパク質が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目52に記載の方法。
(54) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目52に記載の方法。
(55) 単離された標識試薬を製造する方法であって、ここで該方法は、以下:
a)インタクトな抗領域抗体を、酵素で切断し、FabフラグメントまたはFab’フラグメントを生成する工程;
b)工程a)の該抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントを、反応性基を含む標識を含む溶液と接触させる工程;および
c)サイズ排除クロマトグラフィーまたはアフィニティークロマトグラフィーによって標識抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントを単離し、それによって単離された標識試薬が、製造される工程、
を包含する、方法。
(56) 前記抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントが、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目55に記載の方法。
(57) 前記標識が、蛍光タンパク質またはタンデム色素である、項目55に記載の方法。
(58) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目55に記載の方法。
(59) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目55に記載の方法。
(60) プロセスによって作製される単離された標識試薬であって、ここで該プロセスは、以下:
a)インタクトな抗領域抗体を、酵素で切断し、FabフラグメントまたはFab’フラグメントを生成する工程;
b)工程a)の該抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントを、反応性基を含む標識を含む溶液と接触させる工程;
c)サイズ排除クロマトグラフィーまたはアフィニティークロマトグラフィーによって標識抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントを単離する工程、
を包含する、標識試薬。
(61) 前記抗領域FabフラグメントまたはFab’フラグメントが、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目60に記載の標識試薬。
(62) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、放射性同位体、およびハプテンからなる群から選択される、項目60に記載の標識試薬。
(63) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目62に記載の標識試薬。
(64) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目62に記載の標識試薬。
(65) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目62に記載の標識試薬。
(66) プロセスによって作製される単離された標識試薬であって、ここで該プロセスは、以下:
a)インタクトな抗領域抗体を、酵素で切断し、F(ab’)2フラグメントを生成する工程;
b)該抗領域F(ab’)2フラグメントを、還元剤と接触させ、チオール基を含む抗領域Fab’フラグメントを生成する工程;
c)該Fab’フラグメントを、反応性基を含む標識を含む溶液と接触させる工程;
d)サイズ排除クロマトグラフィーまたはアフィニティークロマトグラフィーによって、標識に共有結合された工程d)の該Fab’フラグメントを単離する工程、
を包含する、標識試薬。
(67) 前記抗領域Fab’フラグメントが、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目66に記載の標識試薬。
(68) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、放射性同位体、およびハプテンからなる群から選択される、項目67に記載の標識試薬。
(69) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目68に記載の標識試薬。
(70) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目68に記載の標識試薬。
(71) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目68に記載の標識試薬。
(72) プロセスによって作製される単離された標識試薬であって、ここで該プロセスは、以下:
a)インタクトな抗領域抗体を、酵素で切断し、Fabフラグメントを生成する工程;
b)工程a)の該抗領域Fabフラグメントを単離する工程;
c)抗領域Fabフラグメントを特異的に結合するインタクトな免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含むマトリクスを、工程b)の該抗領域Fabフラグメントを含む溶液と接触させる工程であって、ここで該抗領域Fabフラグメントが固定される、工程;
d)工程c)の該マトリクスを、反応性基を含む発蛍光団標識を含む溶液と接触させる工程;
e)該マトリクスを洗浄し、非結合標識を除去する工程、および;
f)該マトリクスから該標識試薬を溶出し、それによって該標識試薬が、製造され、該標識試薬は、標識を含み、他のタンパク質およびそのフラグメントから単離される、工程
を包含する、標識試薬。
(73) 前記抗領域Fabフラグメントが、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目72に記載の標識試薬。
(74) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジンおよびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目73に記載の標識試薬。
(75) プロセスによって製造される単離された標識試薬であって、ここで該プロセスは、以下:
a)非抗体タンパク質を選択的に結合する、インタクトな免疫グロブリンタンパク質またはフラグメントを含むマトリクスを、該非抗体タンパク質を含む溶液と接触させる工程であって、ここで該非抗体タンパク質は、固定される、工程;
b)工程a)の該マトリクスを、反応性基を含む発蛍光団標識を含む溶液と接触させる工程;
c)該マトリクスを洗浄し、非結合標識を除去する工程、および
d)該マトリクスから該標識試薬を溶出し、それによって該標識試薬が、製造され、該標識試薬は、標識を含む工程、
を包含し、但し、該標識試薬は、プロテインAを含まない、標識試薬。
(76) 前記非抗体タンパク質が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目75に記載の標識試薬。
(77) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目75に記載の標識試薬。
(78) プロセスによって生成される免疫標識複合体であって、該プロセスは、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を、標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって別の標識試薬サブセットから区別される、工程;
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するために十分な時間インキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体の領域は、標識試薬によって選択的に結合される、工程;および
c)必要に応じて、免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬を添加することによって、非結合標識試薬を除去し、それによって免疫標識複合体が生成される、工程、
を包含し、但し、該標識試薬は、プロテインAを含まない、免疫標識複合体。
(79) 項目78に記載の免疫標識複合体であって、ここで、前記プロセスは、前記工程a)b)およびc)を繰り返し、免疫標識複合体サブセットを形成する工程をさらに包含し、ここで各サブセットは、別のサブセットから、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特徴、またはiii)標識試薬対該標的結合抗体の比、またはiv)該標的結合抗体によって区別される、免疫標識複合体。
(80) 前記標的結合抗体が、マウスモノクローナル抗体、ウサギポリクローナル抗体またはヤギポリクローナル抗体である、項目78に記載の免疫標識複合体。
(81) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目78に記載の免疫標識複合体。
(82) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目78に記載の免疫標識複合体。
(83) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、ハプテン、酵素および放射性同位体からなる群から選択される、項目81または82に記載の免疫標識複合体。
(84) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目83に記載の免疫標識複合体。
(85) 前記粒子が、ミクロスフェアまたは量子ドットである、項目83に記載の免疫標識複合体。
(86) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目83に記載の免疫標識複合体。
(87) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目83に記載の免疫標識複合体。
(88) 前記酵素が、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、グリコシダーゼ、およびルシフェラーゼからなる群から選択される、項目83に記載の免疫標識複合体。
(89) 緩衝液および個々の標識試薬サブセットまたは標識試薬のプールされたサブセットのいずれかを含む標識溶液であって、ここで各サブセットは、もう一方のサブセットから、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、標識溶液。
(90) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目89に記載の溶液。
(91) 前記非抗体タンパク質が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目89に記載の溶液。
(92) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、酵素、ハプテンおよび放射性同位体からなる群から選択される、項目90または91に記載の溶液。
(93) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目92に記載の溶液。
(94) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目92に記載の溶液。
(95) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目92に記載の溶液。
(96) 前記粒子が、ミクロスフェアまたは量子ドットである、項目92に記載の溶液。
(97) 免疫標識複合体を調製するためのキットであって、該キットは、以下:
a)1つ以上の標識に独立して結合された標識試薬を含む標識溶液;または
b)標識溶液のパネルであって、ここで各標識溶液は、標識試薬のサブセットを含み、各サブセットは、別のサブセットから、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、パネル;および
c)捕捉溶液を含む溶液、
を含む、キット。
(98) 前記標識試薬が、FabフラグメントまたはFab’フラグメントであり、抗Fc抗体フラグメント、抗κ軽鎖抗体フラグメント、抗λ軽鎖抗体フラグメント、および単鎖可変タンパク質フラグメントからなる群から選択される、項目97に記載のキット。
(99) 前記標識試薬が、プロテインG、プロテインL、レクチン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、非抗体タンパク質である、項目97に記載のキット。
(100) 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、酵素、ハプテンおよび放射性同位体からなる群から選択される、項目98または99に記載のキット。
(101) 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、項目100に記載のキット。
(102) 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、項目100に記載のキット。
(103) 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテインおよびキサンテン−フィコビリプロテインからなる群から選択される、項目100に記載のキット。
(104) 項目97に記載のキットであって、ここで該キットは、(a)細胞小器官、細胞生存性、または細胞増殖状態を特徴付けるための染色液、(b)酵素基質、および(c)酵素結合体からなる群から選択されるさらなる成分をさらに含む、キット。
(発明の要旨)
本発明は、標識試薬ならびに一次抗体を標識する方法ならびに標的結合抗体および1つ以上の標識試薬を含む免疫標識化複合体を用いてサンプル中の標的を検出する方法を提供する。この標識試薬は、単価抗体フラグメントまたは非抗体単量体タンパク質を含み、それによって標的タンパク質は標的結合抗体の特異的領域に対する親和性を有し、標識に共有結合される。代表的には、標識試薬は、抗体のFcフラグメントを用いてヤギまたはウサギを免疫することによって生成した抗Fc FabフラグメントまたはFab’フラグメントである。
(1.定義) 本発明を詳細に説明する前に、本発明が特定の組成物にもプロセス工程にも限定されないことが、理解されるべきである。なぜなら、そのような組成物またはプロセス工程は変化し得るからである。本明細書中および添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈から明らかにそうではないと示されない限り、複数の言及物を包含することが、留意されるべきである。従って、例えば、「タンパク質標識複合体」に対する言及は、複数の複合体を包含し、「標的結合タンパク質」に対する言及は、複数のタンパク質を包含するなどである。
ように、エピトープは、意図する標的に対するマーカーとして機能する。例えば、細胞は、標的結合抗体がT細胞上で細胞表面タンパク質(例えば、CD3)に結合する標的である(標的マーカーがCD3であり、標的がT細胞である場合)。
本発明に従って、標識試薬、標的結合抗体を標識する方法、およびサンプル中の標的を検出するために標識抗体を使用する方法が提供される。標識試薬は、本発明の標識に共有結合された一価抗体フラグメントまたは非抗体モノマータンパク質を含む。標識試薬に共有結合された標識は、直接検出可能である(例えば、発蛍光団)かまたは、さらなる成分を必要とする間接的標識(例えば、発色酵素基質または酵素結合体)として機能する。標識試薬は、標的結合抗体の特定の領域に対する親和性を有する。標的結合抗体は、サンプル中の標的に対する親和性を有する当業者に公知の任意の抗体として規定される。標的結合抗体は、免疫標識複合体を形成するための標識方法において標識試薬で標識され、次いで、標的を検出ためにサンプルに添加される。
(1.一価抗体フラグメントおよびモノマー非抗体タンパク質)
本発明の標識試薬は、標的結合抗体の領域に対する親和性を有する一価抗体フラグメントまたは非抗体モノマータンパク質である。標識試薬が結合され得る標的結合抗体の領域としては、Fc領域、κ軽鎖もしくはλ軽鎖、または重鎖領域が挙げられる。標識試薬が抗体由来である場合、一価フラグメントは、抗Fc、抗Fcアイソタイプ、抗κ軽鎖、抗λ軽鎖、または単鎖フラグメント可変タンパク質であり得る。非抗体ペプチドまたはタンパク質である標識試薬は、例えば(しかし、限定ではなく)、可溶性Fcレセプター、プロテインG、プロテインA、プロテインL、レクチン、またはそれらのフラグメントである。代表的に、標識試薬は、標的結合抗体のFc領域に対する親和性を有するが、結合ドメインを除く任意の領域が、標識試薬の結合部位として使用され得る。標的結合抗体の結合ドメインから最も遠く、標識試薬が結合された場合に、標的に対する結合ドメインの立体構造的妨害となる可能性が低いという理由から、Fc領域が好ましい。
本発明の標識は、本発明の標識試薬に共有結合され得る、当業者に公知の直接的または間接的に検出可能な任意の標識を含む。標識としては、限定ではなく、色素団、発蛍光団、蛍光タンパク質、燐光色素、タンデム色素、粒子、ハプテン、酵素および放射性同位体が挙げられる。好ましい標識としては、発蛍光団、蛍光タンパク質、ハプテンおよび酵素が挙げられる。
or)(米国特許第4,945,171号に開示される任意の対応する化合物を含む)が挙げられる。あるいは、発蛍光団は、キサンチンの9位での共有単結合である連結を介して結合したキサンチンである。好ましいキサンチンとしては、9位で結合した3H−キサンチン−6−オール−3−オンの誘導体、9位で結合した6−アミノ−3H−キサンチン−3−オンの誘導体、または9位で結合した6−アミノ−3H−キサンチン−3−イミンの誘導体が挙げられる。
標識試薬は、当業者に公知の多数の方法およびそのような方法の改変形によって、本発明の1つ以上の標識に独立して結合され得る。方法としては、溶液中での標識またはアフィニティカラムでの標識が挙げられる。溶液中での標識のために、標識試薬は、必要に応じて、反応性基を含むように改変され、そして標識は、代表的には、反応性基が共有結合を容易にする蛍光標識を用いる場合、反応性基を含むように改変されるか、または反応性基を含むように合成される。反応性基を含むように標識試薬を改変することは、(1)そのような反応性基の化学的付加を包含するか、または(2)F(ab’)2フラグメントのジスルフィド結合(そのフラグメントは、米国特許第5,360,895号に開示されるように、結合を破壊し、標識上の反応性基と容易に反応するチオール基を露出するように還元される)を利用する。代表的には、標識をそのフラグメントに共有結合することは、求電子基と求核基との間の化学反応の結果である。しかし、その共有結合を光活性化した標識が、標識溶液が照射される場合に使用される。
(a)インタクトな抗領域抗体を酵素で切断して、F(ab’)2フラグメントを生じる工程;
(b)そのF(ab’)2フラグメントを還元剤と接触させて、チオール基を含むFab’フラグメントを生成する工程;
(c)そのFab’フラグメントを、反応性基を含む標識を含む溶液と接触させる工程;および
(d)サイズ排除クロマトグラフィーまたはアフィニティークロマトグラフィーによって、標識に共有結合している工程c)のFab’フラグメントを単離する工程。
a)Fabフラグメントまたは非抗体モノマータンパク質を、反応性基を含む標識を含む溶液と接触させる工程;および
b)標識された抗領域Fabフラグメントまたは非抗体モノマータンパク質を、サイズ排除クロマトグラフィーまたはアフィニティークロマトグラフィーによって単離する工程。
る親和性をそのフラグメントが有するタンパク質を含む、アフィニティカラム上に固定され、固定後、反応性発蛍光団が、そのフラグメントが標識されているカラムに添加され、非反応性発蛍光団はそのカラムを通り過ぎる。
a)インタクトな抗領域抗体を、Fabフラグメントを生じる酵素で切断する工程;
b)工程a)の抗領域Fabフラグメントを単離する工程;
c)抗領域Fabフラグメントに特異的に結合するインタクトな免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含むマトリクスを、工程b)の抗領域フラグメントを含む溶液と接触させる工程であって、このFabフラグメントは固定されている、工程:
d)工程c)のマトリクスを、反応性基を含む蛍光標識を含む溶液と接触させる工程;
e)そのマトリクスを洗浄して、非結合標識を除去する工程;および
f)このマトリクスから標識試薬を溶出させ、それによって標識を含みかつ他のタンパク質およびそのフラグメントから単離されている標識試薬を製造する工程。
が発蛍光団である)を含むか、または必ずしもエネルギー移動対ではない他の標識との対形成を含むように具体的に設計される。標識試薬サブセットの少ない例としては、抗Fc
Fabフラグメントに結合した既知の比の単一の発蛍光団を含む第1サブセット;第1サブセットとは異なる既知の比でFabフラグメント上に同じ発蛍光団を含む第2サブセット;同じ発蛍光団を含むが、発蛍光団上の置換基に起因してシフトした波長を有する第3サブセットが挙げられるが、これらに限定されない。従って、標識試薬への標識の結合は、標的結合抗体と複合体化した場合、サンプル中の1つの標的または複数の標的を検出して、それによって標的を同定および定量するための独特の方法を生じる、広範な選択のサブセットを生じる。
標識試薬のサブセットは、標的結合抗体と複合体化して、サブセットの免疫標識化複合体を産生する。免疫標識化複合体を形成するための方法は、以下の工程を包含する:
a)標的結合抗体の溶液と標識試薬サブセットとを接触させる工程であって、ここで、この標識試薬サブセットが、i)標識試薬に対する標識の比、またはii)この標識の物理的特性によって識別される、工程;
b)この標的結合抗体およびこの標識試薬を、1つ以上の標識試薬が、標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するのに十分な時間の間、インキュベーションする工程であって、ここで、この標的結合抗体の領域が、標識試薬によって選択的に結合される、工程;
c)免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬を添加することによって、非結合標識試薬を必要に応じて除去する工程;および
d)必要に応じて、上記工程a)、b)、およびc)を繰り返して、個々のまたはプールされたサブセットの免疫標識複合体を形成する工程であって、ここで、各サブセットが、i)標識試薬に対する標識の比、またはii)この標識の物理的特性、またはiii)この標的結合抗体に対する標識試薬の比、またはiv)この標的結合抗体によって、別のサブセットと識別される、工程。
標識試薬および得られる免疫標識複合体は、広範囲の免疫アッセイ、特に、従来の二次抗体が使用される任意のアッセイ(二次抗体の大きさおよび架橋能力に起因して二次抗体が使用されないいくつかのアッセイを含む)において、使用され得る。サンプル中の標的を検出するための使用されるこのようなアッセイの例としては、イムノブロット、ゲルにおける直接的検出、フローサイトメトリー、免疫組織化学、共焦点顕微鏡、蛍光分析、ELISAおよび他の改変免疫アッセイが挙げられる。
a)標的結合抗体の溶液と標識試薬サブセットとを接触させる工程であって、ここで、この標識試薬サブセットが、i)標識試薬に対する標識の比、またはii)この標識の物理的特性によって識別される、工程;
b)この標的結合抗体およびこの標識試薬サブセットを、1つ以上の標識試薬が、標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するのに十分な時間の間、インキュベーションする工程であって、ここで、この標的結合抗体の領域が、標識試薬によって選択的に結合される、工程;
c)このサンプルを、工程b)のこの免疫標識複合体と接触させる工程;
d)この免疫標識複合体が、この標的に選択的に結合し得るのに十分な時間の間、工程c)のサンプルをインキュベートする工程;および
e)この免疫標識複合体を照射して、それによってこの標的を検出する工程。
a)標的結合抗体の溶液と標識化試薬サブセットとを接触させる工程であって、この標識化試薬サブセットは、i)標識化試薬に対する標識の比またはii)標識の物理的特性によって区別される、工程;
b)1つ以上の標識化試薬が標的結合抗体との免疫標識化複合体を形成するのに十分な時間でもって、標的結合抗体および標識化試薬サブセットをインキュベートする工程であって、この標的結合抗体のある領域は、標的化試薬によって選択的に結合され、ここで、工程a)およびb)を繰り返して、別個の免疫標識化複合体サブセットを形成する、工程;
c)このサンプルと以下のA)またはB)を含む溶液とを接触させる工程:A)免疫標識化複合体のプール化サブセットであって、各サブセットは、i)標識化試薬に対する標識の比、またはii)標識の物理的特性、またはiii)標識結合抗体に対する標識化試薬の比、またはiv)標的結合抗体によって別のサブセットと識別される、サブセット;B)個々のサブセットであって、個々のサブセットを含む溶液とともに工程c)が繰り返される、サブセット;
d)免疫標識化複合体が、標的に選択的に結合することを可能にするのに十分な時間、工程c)のサンプルをインキュベートする工程;ならびに、
e)免疫標識化複合体を照射し、標的を検出する工程。
体は、代表的に、免疫標識化複合体を区別するが、通常は、このことを別の特徴と組み合わせて、サンプルについての情報を得るか、または、同時に検出され得る標的の数を増加させる。第2の(ii)使用される顕著な特徴は、上記で詳細に論じられたような、標識化試薬に対する標識の比である。この特徴に基づくサブセットは、例えば、各標識化試薬あたり2個の発蛍光団の比を有する。第3の(iii)顕著な特徴は、標的結合抗体に対する標的化試薬の比である。これは、制御された濃度の標識化試薬サブセットと混合される制御された濃度の標的都合抗体を用いて達成され、そして、このサブセットは、別個の数の標識化タンパク質によって結合される標的結合抗体を含む。第4の(iv)特徴は、標識の物理的特徴である。代表的に、これは、発蛍光団標識の物理的特性をいい、このグループのサブセットは、標識自体(例えば、赤色発光発蛍光団と比較される緑色発光発蛍光団)によって区別される。当業者は、免疫標識化複合体サブセットが、1つの特徴に基づいて区別され得、一方、顕著な特徴の組み合わせに基づいて別個に同定される場合、サブセットは、代表的にかつ最も有用であることを理解する。
a)標的結合抗体の溶液と標識化試薬サブセットとを接触させる工程であって、この標識化試薬サブセットは、i)標識化試薬に対する標識の比またはii)標識の物理的特性によって区別される、工程;
b)1つ以上の標識化試薬が標的結合抗体との免疫標識化複合体を形成するのに十分な時間でもって、標的結合抗体および標識化試薬をインキュベートする工程であって、この標的結合抗体のある領域は、標的化試薬によって選択的に結合され、ここで、工程a)お
よびb)を繰り返して、免疫標識化複合体のプールされたサブセットを形成する、工程;
c)サンプル中の細胞集団と免疫標識化複合体のプール化サブセットを含む溶液とを接触させる工程であって、各サブセットは、i)標識化試薬に対する標識の比、またはii)標識の物理的特性、またはiii)標識結合抗体に対する標識化試薬の比、またはiv)標的結合抗体によって別のサブセットと識別される、工程;
d)免疫標識化複合体が、標的に結合することを可能にするのに十分な時間、細胞をインキュベートする工程;
e)インキュベートされた細胞集団を、試験領域を通過させる工程;ならびに、
f)試験領域を通過した細胞からデータを収集する工程であって、複数の標的が検出され、それによって、標的の同一性および量が決定される、工程。
サンプルを、抗体が親和性を有する標的を含み得る任意物質を含むと規定する。代表的に、サンプルは、起源は生物学的なものであり、そして、組織、細胞または細胞集団、細胞抽出物、細胞ホモジネート、精製されたタンパク質または再構築されたタンパク質、組換えタンパク質、体液および他の生物学的な流体、ウイルスもしくはウイルス粒子、プリオン、亜細胞成分、または合成タンパク質を含む。本発明のサンプルを調製するのに使用される細胞性物質の可能性のある供給源としては、植物、動物、真菌、細菌、古細菌(archae)、またはこのような生物由来の細胞株が挙げられるが、これらに限定されない。サンプルは、生物学的な流体(全血、血漿、血清、鼻分泌物、痰、唾液、尿、汗、経皮的滲出物、脳脊髄液など)であり得る。あるいは、サンプルは、動物由来の全器官、全組織、全細胞であり得る。このようなサンプルの供給源の例としては、筋肉、眼、皮膚、性腺、リンパ節、心臓、脳、肺、肝臓、腎臓、脾臓、固形癌、マクロファージ、中皮などが挙げられる。
識複合体と混合される。非特異的に結合した免疫標識複合体は代表的に、洗浄によって除去される。
このサンプルへの免疫標識複合体の添加後の任意の時点で、このサンプルには、検出可能な光学的応答を生じるように選択された波長の光が照射され、そしてこの光学的応答を検出するための手段を用いて観察される。本発明の蛍光化合物を照射するために有用である装置としては、携帯型紫外ランプ、水銀アーク、キセノンランプ、レーザーおよびレーザーダイオードが挙げられるがこれらに限定されない。これらの照射源は、レーザースキャナ、蛍光マイクロプレートリーダーまたは標準的フルオロメーターもしくはマイクロフルオロメーターに光学的に一体化されている。標準的な応答または予測される応答と比較してのシグナルの程度および/または位置は、サンプルが所定の特徴(すなわち、所望の標的)を保有するか否かおよびサンプルがこの所望の特徴をどの程度保有するかを示す。
免疫標識複合体を調製するためおよびサンプル中の標的の検出のために適切なキットはまた、本発明の一部を形成する。このようなキットは、容易に入手可能な物質および試薬から調製され得、そして種々の実施形態に入り得る。このキットの内容物は、アッセイプロトコルの設計または検出もしくは測定のための試薬に依存する。一般に、これらのキットは、指示書、適切な試薬および標識、ならびに必要に応じて固体支持体を備える。代表的に、指示書は、試薬濃度または少なくとも1つのアッセイ方法パラメーター(例えば、混合されるべき、試薬とサンプルとの相対量、試薬/サンプル混合物についての維持期間、温度、緩衝液条件など)を記載する、有形の表現を備えて、上記に記載される方法または調製のうちの任意の1つを使用者が実施するのを可能にする。
本発明は、基礎研究、ハイスループットスクリーニング、免疫組織化学、蛍光インサイ
チュハイブリダイゼーション(FISH)、マイクロアレイ技術、フローサイトメトリー、診断、および医療において、有用な適用を有する。本発明は、微生物学、免疫学、血液学および輸血、組織病理学、法医学的病理学、ならびに獣医学的な病理学の分野における診断適用のための、種々のアッセイ形式において使用され得る。本発明は、ハイブリドーマ上清由来の最適化された抗体の特徴付けおよび選択において、特に有用である。さらに、本発明は、特定の標的に治療剤を送達するために使用され得る。一般に、本発明は、抗体を検出方法の一部として使用する、任意のアッセイを増強するための、用途の広い便利な方法を提供する。
よび移植拒絶が挙げられる)の評価に特に関連する。しかし、免疫蛍光組織化学に関連する問題は、このような適用において使用するために現在利用可能な方法の制限から生じる。例えば、抗体を直接標識することは、抗体の不活性化を生じ得、そして比較的多量の抗体および結合体化を行うための比較的長い時間を必要とする。様々な程度の標識置換を有する、直接標識された抗体を調製することはまた、高価かつ非実用的である。同様に、抗体の間接的な標識化は、問題(例えば、二次抗体の特異性の欠如、および多色標識を行うための一次抗体に対する信頼の欠損(抗体アイソタイプおよび利用可能な発蛍光団が挙げられる))を有する。二次抗体の標識は、一次抗体が同じ種由来であるかまたは同じアイソタイプのものである場合に、実用的ではない。同一の標的結合抗体上の発蛍光団または他の検出可能な標識の組み合わせ(これは、本発明の方法によって、複数の混合物中で容易に調製される)は、多色プロトコルにおける区別可能な信号の数を大いに増加させる。二次抗体特異性の欠如は、標的部分および標的結合抗体を含む標本が同種の種由来である場合に生じる。例えば、げっ歯類組織におけるBrdU標識されたDNAは、免疫組織化学的染色によって検出される。標的結合抗体は、好都合には、マウス抗BrdUであり、そしてこの検出抗体系は、フルオレセインで標識された抗マウス免疫グロブリン抗体を使用する。マウス免疫グロブリンと、多くのげっ歯類種(例えば、ラット、マウス、ハムスターなど)由来の免疫グロブリンとの間には、相同性が存在するので、検出抗体は、標的結合抗体に結合するのみでなく、組織中の免疫グロブリンにもまた非特異的に結合する。本発明は、免疫標識複合体を予め形成することによって、この問題を排除し、そして1つの実験で2つ、3つまたはより多くの蛍光抗体によって標識することで進行する、単純かつ迅速かつ便利な方法を可能にする。非常に有意なことに、これは、同じアイソタイプまたは異なるアイソタイプのいずれかの一次抗体とともに常に使用され得、そして一次抗体と同じ種または類似の種の組織において常に使用され得る。
and Their Application」、MAMMALIAN DEVELOPMENT:A PRACTICAL APPROACH、Monk(編)115(1987)を参照のこと。
「Clinical Use of Monoclonal Antibodies」,BIOTECHNOLOGY AND PHARMACY,Pezzutoら(編),C
hapman & Hall,227(1993)。この技術は、免疫シンチグラグフィ
として知られており、抗体に結合されたγ線放射する放射性同位体の位置を検出するためのガンマ線カメラを使用する。画像診断法は、特に、心臓血管疾患および感染症を診断するために使用される。
(マウスFc抗原の調製)
精製したマウスおよびウサギのIgGおよびを、タンパク質分解性酵素パパインを用いてフラグメント化した(CURRENT PROTOCOLS IN CELL BIOLOGY,16.4.1−16.4.10(2000))。マウスIgGの12mL溶液
を、リン酸緩衝化生理食塩水中で約2mg/mLで調製した。消化した緩衝液(PBS)中の0.1mgのパパインを含む溶液(PBS,0.02M EDTA,0.02Mシステイン)を、抗体に添加し、37℃で16時間、反応することを可能にした。この消化を、PBS中の0.3Mのヨードアセトアミドを20μL添加することによって終了させた。これらのフラグメントを、2LのPBSに対して、4℃で、16時間透析した。このFcフラグメントを、プロテインG−Sepharose CL−4Bカラムで精製した。Fcフラグメントを含む、結合画分が、50〜100mMのグリシン/HCl緩衝液(pH2.5〜2.8)を使用してこのカラムから溶出した。この溶出物は、1mL画分において回収した。このタンパク質画分のpHは、100μLの500mMリン酸緩衝液また
はTris緩衝液(pH7.6)のいずれかを各1mLの画分に添加することによって即座に中性にした。次いで、この溶液を、Sephacryl S−200 Superfineサイズ排除カラムに充填して、そして、分子量約50kDaに対応する画分を回収し、そして、SDS−PAGEおよびHPLCによって分析した。
(抗Fc抗体の産生)
抗体のFc領域に特異的なポリクローナル抗体は、種々の種に由来する抗体の精製したFC領域に対してヤギにおいて惹起した(実施例1を参照のこと)。動物を免疫する方法は、当該分野で周知であり、そして適切な免疫プロトコルおよび免疫原濃度は、当業者によって容易に決定され得る(Current Protocols in Immunology 2.4.1−9(1995);ILAR Journal 37,93(199
5))。簡潔には、個々のヤギを、精製したマウスFcフラグメントまたは精製したウサギFcフラグメントで免疫した。50%フロイント完全アジュバント(1000μg結合体(半皮下、半筋内))の初期免疫のあとに、ヤギ1頭に対してフロイントの不完全アジュバント中の500μg結合体によって、2週間および4週間後に、その後は、1月ごとに免疫した。抗体を、プロテインA Sepharoseクロマトグラフィーを使用して血清から精製した。マウスFcアイソタイプに対する抗体は、アイソタイプ選択マウスFc抗原を用いて開始することによって調製され得る。ウサギは、単一のFcアイソタイプを有している。アイソタイプ特異性抗体の選択性および交差反応性の特徴は、HPLCを含む標準的技術による。
(Fabフラグメントの調製)
一価Fabフラグメントに対するヤギ抗(マウスFc)抗体のフラグメント化を、実施例1において記載されるように、タンパク質分解酵素であるパパインを使用して実施した。PBSに対する透析の後に、このFabフラグメントを、プロテインA−Sepharose CL−4Bカラム上で精製した。Fabフラグメントおよびパパインを含む非結合画分を回収した。次いで、この溶液を、Sephacryl S−200 Superfineサイズ排除カラムに充填して、そして、約50kDaの分子量に対応する画分を回収し、そしてSDS−PAGEによって分析した。ヤギ抗(ウサギFc)のFabフラグメントは、同様に調製され得る。
(均質な溶液中の、標識した抗体免疫グロブリン結合タンパク質または非抗体免疫グロブリン結合ペプチドおよびにタンパク質結合体の調製)
低分子量色素およびハプテン(例えば、ビオチンまたはジゴキシゲニン)を有する、抗体免疫グロブリン結合タンパク質または、非抗体免疫グロブリン結合ペプチドまたはタンパク質の結合体は、代表的には、これらの色素またはハプテンのスクシンイミドエステルから調製され得るが、他のタンパク質反応性の官能基を有する反応性色素およびハプテンはまた、適切である。スクシンイミドエステルとのタンパク質結合のための代表的な方法は、以下のとおりである。色素 対 タンパク質のモル比、タンパク質濃度、時間、温度、緩衝組成物、および当該分野で周知の変数におけるバリエーションが可能であり、これによって、有用な結合体が産生される。
試薬を、攪拌しつつタンパク質溶液に添加する。1モルのタンパク質に対して10モルの色素というモル比が代表的であり、この最適量は、特定の標識試薬、標識されるタンパク質およびそのタンパク質の濃度で変化され得ると考えられる。この最適比は、経験的に決定され得る。蛍光発生を最適化し、かつ結合体の輝度に対する置換率(degree of substitution)(DOS)の効果を決定する場合に、数倍の範囲を超えて、タンパク質に対する反応性色素の比を変化することは典型的である。この反応混合物を、室温で、代表的には1時間に亘って、または氷上で数時間に亘って、インキュベートする。この色素−タンパク質結合体は、代表的には、代表的には、サイズ排除クロマトグラフィー(例えば、PBSで平衡化したBIO−RAD P−30樹脂)によって未反応試薬から分離される。初期の、タンパク質含有バンドを回収し、そして、そのDOSを、遊離発蛍光団の吸光係数を使用して、各々の発蛍光団の吸収極大での吸光度から決定した。非発色団標識(例えば、ビオチン)のDOSを、Haugland(Hauglandら,Meth.Mol.Biol.45,205(1995);Haugland,Meth.Mol.Biol.45,223(1995);Haugland,Meth.Mol.Biol.45,235(1995);Haugland,Current Protocols
in Cell Biol.16.5.1−16.5.22(2000))に記載されるように決定した。上記の手順を使用して、ヤギ抗(マウスFc)およびヤギ抗(ウサギFc)の結合体を、数個の異なるAlexa Fluor色素、Oregon Green色素、ビオチン−スクシンイミジルエステル、デスチオビオチン(desthiobiotin)−Xスクシンイミジルエステル、スクシンイミジル3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP)およびスクシンイミジルtrans−4−(マレイミジルメチル)シクロヘキサン−1−カルボキシレート(SMCC)を用いて調製する。
h.20,241(1978);J.Immunol.Meth.127,215(1990);Bjorckら.,J.Immunol.133,969(1984))。
Protocols in Cell Biol 16.5.1−16.5.22(2000))によって調製したか、またはこれらを標準的手段により調製しうる。本発明の実施に適切な、例えば、検出可能な標識(例えば、ルシフェリン、エクオリン、グリーン蛍光タンパク質およびアルカリホスファターゼ)との、(例えば、プロテインGまたはプロテインAの)融合タンパク質もまた、公知である(Sunら、J.Immunol.M
eth.152,43(1992);Eliassonら、J.Biol.Chem.263,4323(1988);Eliassonら、J.Immunol.142,575(1989))。
ヤギ抗(マウスFc)についての非標識Fabフラグメント(実施例3におけるように調製した)を、アガロース固定マウスIgGに1時間結合させた。重炭酸緩衝液(pH8.3)を用いる洗浄工程の後、固定IgGと非標識Fabとの複合体を、アミン反応性標識のスクシンイミジルエステルを用いて室温で1時間標識した。非結合体化色素を、重炭酸緩衝液を用いて溶出させ、その後、共有結合標識Fabフラグメントを、50〜100mMグリシン/HCl緩衝液(pH2.5〜2.8)を用いて溶出した。この溶出物を、1mL画分として収集した。これらのタンパク質画分のpHを、500mMリン酸緩衝液またはTris緩衝液(pH7.6)のいずれか100μLを各1mL画分に添加することによって、すぐに中性まで上昇させた。等価な結果を生じ得る、試薬濃度、標識時間、緩衝液組成、溶出方法および他の変数の変化が、可能である。ヤギ抗(ウサギFc)のFabフラグメントの結合体ならびにプロテインGおよびプロテインAの結合体を、同様に調製した。
Alexa Fluor 488スクシンイミジルエステルとヤギ抗(マウスFc)Fabフラグメントとの結合体を、実施例4および実施例5において記載されるように別個に調製した。これらの結合体は、推定置換度それぞれ約1.9(実施例4においてのように標識した)および約3.0(実施例5においてのように標識した)を有し、事実上同一の吸収スペクトル最大値および発光スペクトル最大値を有した。488nmにて励起された場合、実施例5に記載されるように調製したフラグメントを使用して調製した結合体は、Jurkat T細胞上のCD3に結合した場合のフローサイトメトリーにより検出すると、実施例4において調製したフラグメントを使用して調製した結合体よりも約3.2倍蛍光性が高かった(図8)。同様の結果が、他の色素を用いて観察された。
ネイティブプロテインGは、アルブミン(特に、オボアルブミン)に対する高親和性結合(ナノモラー)部位を有する。等重量のプロテインGおよびTexas Redオボアルブミン(Molecular Probes,Inc.)を、PBS(pH7.5)中に溶解した。1時間後、生じた複合体を、Sephacryl S−200 Superfineサイズ排除カラムで分離し、そしてSDS−PAGEおよびHPLCにより分析した。あるいは、プロテインGを、標識アルブミンと組み合わせ、同時にそのプロテインGを、そのプロテインGが結合する数種の免疫グロブリンのうちのいずれかに固定し、過剰な標識アルブミンを、アルブミン標識プロテインG複合体を溶出する前に、マトリクスから洗い流す。
μg未満の量の標識結合抗体を、μg未満の標識タンパク質と、約1:1と1:20との間の種々のモル比で複合体化して、サンプルを染色するために適切な免疫標識複合体を調製した。例えば、0.1%BSAを含む1μL PBS中の0.1μgのマウスモノクローナル抗α−チューブリンを、(実施例4におけるように調製した)0.5μgのAlexa Fluor 488色素標識ヤギ抗(マウスFc)のFabフラグメント、または(実施例5におけるように調製した)0.1μgのAlexa Fluor 488色素標識ヤギ抗(マウスFc)のFabフラグメントと、5μLのPBS中で室温にて10分間結合体化した。この免疫標識複合体を、固定細胞調製物(実施例16)中でチューブリンを染色するためにすぐに使用し得るか、またはその免疫標識複合体中の任意の過剰な非結合Alexa Fluor 488色素標識ヤギ抗(マウスFc)のFabフラグメントを、他の抗体結合体(他の標識に直接結合体化した標的抗体の抗体結合体が挙げられる)と組み合わせるために非免疫マウスIgG(実施例9)を用いて捕捉し得る。ウサギ抗体を、標識ヤギ抗(ウサギFc)を用いて同様に標識した。標識プロテインA、プロテインL、プロテインG、標識アルブミンまたは他の免疫グロブリン結合ペプチドもしくは免疫グロブリン結合タンパク質と結合体化したプロテインGを用いての標的化抗体の標識は、同様に進行する。マウス(またはラット)モノクローナル抗体の場合、一次抗体の特定のアイソタイプについて選択的な標識タンパク質(例えば、マウスIgG1アイソタイプ一次抗体に対する抗(マウスIgG1))を使用することが、好ましい。マウスIgG1アイソタイプモノクローナル抗体について選択的なヤギ抗体を使用して、他のマウス(またはラット)アイソタイプについていくらかの交差反応性が観察されたが、非適合マウスアイソタイプを標識するための慣用的かつ最適な使用には、より多量の免疫標識複合体が必要であり、いくらか信頼度が低かった。
免疫標識複合体を、実施例8に記載されるように調製した。その免疫標識複合体に、過剰な免疫標識複合体を捕捉するために非標識マウスIgGの14.1mg/mLストック溶液25μLを、各チューブに添加した。図1に示されるように、その免疫グロブリン結合タンパク質のうちのすべての量が、標的結合抗体と必ず結合体化して免疫標識複合体を形成するわけではない。結果として、同じ種由来の複数の一次抗体(例えば、マウスモノクローナル抗体)または交差反応性種由来の複数の一次抗体(例えば、マウス抗体およびヒト抗体、図2、表1)の標識複合体が同時にかまたは連続して使用される適用について特に、そのサンプルの不適切な標識を回避するために捕捉成分の使用または他の手段によって、過剰な免疫グロブリン結合タンパク質すべてをクエンチまたは除去することが、必要である。過剰な免疫グロブリン結合タンパク質を捕捉するために最も有効な捕捉成分は、標的因子の結合部位を含む捕捉成分である。例えば、マウスIgG全体またはマウス血清は、免疫グロブリン結合タンパク質がマウスモノクローナル抗体セグメントに結合した場合に、有効かつ安価な試薬であることが示された。マウスIgGを、免疫グロブリン結合タンパク質量に対して過剰に添加し、そして約1〜5分間以上インキュベートした。
標識タンパク質と標的結合抗体との複合体形成の首尾および程度を分析するために、サンプルのサイズ排除HPLCを実施した。例えば、Alexa Fluor 488色素標識ヤギ抗Fab抗(マウスFc)とモノクローナルマウス抗チューブリンとのモル比約1:1、3:1、5:1および10:1の複合体。これらを、BioSep S−3000カラムを使用し、そして0.1M NaPi、0.1M NaCl、pH6.8を用いて流速0.25mL/分にて溶出する、分析的HPLCにより分離した。5:1モル比を使用する分離例(図6)は、このモル比を使用すると、標識複合体形成が本質的に定量的であることを示す。
マイクロプレートを、マウス種または非マウス種由来のIgGを用いて一晩平衡化し、その後、BSAを用いてさらにブロックした。種々の量のビオチニル化ヤギ抗(マウスFc)Fabフラグメントを、各ウェルに添加し、そして結合させた。洗浄後、ストレプトアビジン−HRPおよびAmplex Redペルオキシダーゼ基質を添加した。HRP活性を、Amplex Red Peroxidase Assay Kit(Molecular Probes,Inc.,Eugene,OR)を使用してH2O2の添加によって検出した。50mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.4)中に200μM Amplex Red試薬、1U/mL HRPおよび1mM H2O2(3%溶液)を含む反応物を、室温にて30分間インキュベートした。560±10nmでの励起および590±10nmでの蛍光検出を使用して、蛍光マイクロプレートリーダーを用いて蛍光を測定した。H2O2を含まないコントロール反応物について測定したバックグラウンド蛍光を、各値から差引いた(表1および図2)。表1は、抗体のFc領域が非常に保存された構造であることに起因して、ヤギ抗(マウスFc)抗体が、他の非マウス抗体(ラット抗体およびヒト抗体が挙げられる)と複合体形成するために使用され得ることを示す。マウス抗体とのヤギ抗マウスIgG抗体の反応を100%に設定した。交差反応性抗体を、マウス対マウスデータと比較したパーセンテージとして表した。表1におけるデータは、本発明のヤギ抗(マウスFc)抗体のFabフラグメントが、ヤギFcドメインともヒツジFcドメインとも強力には結合しないことを示す。しかし、当業者は、ヤギFcドメインおよびヒツジFcドメインまたは他の任意の種のFcドメインと反応する抗体を作製し得る。この実施例においてビオチニル化Fabヤギ抗(マウスFc)を使用した。なぜなら、ビオチニル化Fabヤギ抗(マウスFc)は、従来の方法において交差反応性量を定量するための簡便な方法を提供したからであるが、しかしこの方法は、発蛍光団Fab標識ヤギ抗(マウスFc)を使用して達成され得る。(実施例10におけるような)HPLCによって、Alexa Fluor 488色素標識ヤギ抗(ウサギFc)がウサギ一次抗体に結合したことが示された。
対 標的抗体の最適モル比の決定)
8.0μL PBS中の1.6μgのマウスモノクローナル抗ビオチン(MW 約145,000)に、種々の量の、ヤギ抗(マウスFc)(MW 約50,000)(実施例4にて調製した)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメントを添加して、免疫標識複合体を形成した。20分間の平衡後、100μLのアリコートを、ビオチン化BSAで被覆した96ウェルマイクロプレートに添加した。30分後、そのプレートを洗浄し、485+/−10nmでの励起および530+/−12.5nmでの検出発光を用いる蛍光マイクロプレートリーダーを使用して、残りの蛍光を定量した。図3に示されるように、ヤギ抗(マウスFc)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメント 対 抗ビオチンのモル比(5〜20の間)は、かなりの程度の検出可能な複合体を形成するに十分であった(図3;蛍光を定量した(三連で行った(丸);コントロール実験を行ったが、一次抗ビオチン抗体を加えなかった(黒四角)))。免疫グロブリン結合タンパク質および標的抗体のこの対に関しては、約5〜約10のモル比が好ましかった。この比は、シグナルを増大もしくは減少させるため、または高価な試薬の消費に影響を及ぼすために、いくらか変更され得る。免疫グロブリン結合タンパク質 対 標的結合抗体の重量比は、免疫グロブリン結合タンパク質の実際の分子量に特に影響を受ける。
予め平衡化した免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスFc)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメント50μgおよび抗ビオチンモノクローナル抗体(mAb)15μgから調製した。免疫標識複合体を、抗ビオチンmAbに対して6.2モル過剰を与えるに十分な捕捉成分を用いて迅速に希釈した。種々のときに、アリコートを採取し、過剰のビオチン化BSAを含有するマイクロプレートウェルに添加した。30分後、そのプレートを洗浄し、残りの蛍光を定量した。標識タンパク質の標識結合抗体からの交換を介する置換を、マイクロプレートウェル中の蛍光の任意の時間依存性減少によって測
定した。例えば、実施例4に記載されるように調製したフラグメントは、実施例5に従って調製したフラグメントに87%結合したのと比較して、30分後に標的結合抗体に68%のフラグメントが結合した。1時間で、それぞれ、56%および68%の類似の減少が見られた。標識タンパク質は、標的結合抗体との安定な相互作用を受けることが示され、半分の交換の寿命は、これらの条件下では、3.5時間であった。解離速度を、実施例4に従って調製した標識タンパク質および実施例5に従って調製した標識タンパク質について測定すると、実施例5に従って調製した標識タンパク質を使用して、より大きな安定性の免疫標識複合体を作製したことが実証された。
培養可能な細胞(例えば、ウシ肺動脈内皮細胞(BPAEC))を、22×22mmのガラスカバースリップ上で増殖させた。その細胞を、ウシ胎仔血清(FCS)補充DMEM中の3.7% ホルムアルデヒドを用いて、37℃にて10分間固定した。この固定した細胞を、PBSで3回洗浄した。その細胞を、PBS中の0.02% Triton X−100で10分間透過性にし、PBSで3回洗浄し、PBS中の1% BSAで30分間ブロックした。細胞型および細胞調製物、固定および透過化方法のバリエーション(抗原回収の方法を含む)は、当業者に周知である。免疫標識複合体を、実施例8に記載されるように調製した。この免疫標識複合体を、サンプル中に存在する一次抗体に対する結合部位が存在する場合には検出可能なシグナルを与えるに十分な量にて、その固定および透過性にした細胞に直接添加した。代表的には10〜60分(通常は、約15〜30分)のインキュベーション時間後、その細胞を、新たな培地で洗浄し、標識を、標識の検出に適切な方法により評価した。免疫標識複合体による染色の前に、その染色後に、またはその染色と組み合わせて、青色の蛍光性核を生じるさらなる試薬(例えば、DAPI)による染色が行われ得る。
実施例14に記載のように、細胞を固定および透過性にした。複数の免疫標識複合体を、実施例8に記載の手順に従って、種々の標識タンパク質から個々に調製した。その複数の免疫標識複合体を、実施例14に記載の手順に従って、細胞を染色するために、個々にもしくは連続的に使用したかのいずれかであったか、または2以上の免疫標識複合体を、単一の染色溶液中で形成し、次いで混合し、サンプルを同時に染色するために使用した。細胞固定および透過化のための最適な方法ならびに免疫標識複合体の組み合わせの最適な比を、代表的には、単一の免疫標識複合体または組み合わせで使用される複数の免疫標識複合体を使用する予備実験により決定する。第1の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスFc)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメントおよびマウスモノクローナル抗α−チューブリンから調製し、第2の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスFc)のAlexa Fluor 568色素標識Fabフラグメントおよびマウスモノクローナル抗ビメンチン(抗ビメンチンは、腹水調製物であった)から調製し、第3の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスFc)のAlexa Fluor 647色素標識Fabフラグメントおよびマウスモノクローナル抗cdc6ペプチド抗体(Molecular Probes)から調製した。この3つの異なる免疫標識複合体のアリコートを合わせ、これを使用して、BPAE細胞を30分間染色し、新たな培地で洗浄し、3つの色素について適切な光学フィルターを使用する蛍光顕微鏡により観察した。この実施例において、いくつかの細胞は、抗ビメンチン抗体による細胞質染色、抗cdc6ペプチド抗体による核染色および有糸分裂状態にある細胞の指標である、抗αチューブリン抗体による紡錘体の染色を示した。免疫標識複合体による染色のさらに前に、その染色の後に、またはその染色と組み合わせて、上記の実施例において青色蛍光アクチンフィラメントを生じるさらなる試薬(例えば、Alexa Fluor 350ファロイジン)による染色が行われ得る。
約16μm厚切片のマウス腸凍結切片(University of Oregon histology core facility)を、スライドにマウントした。腸を灌流し、切り出し、包埋、および切片化する前に、4% ホルムアルデヒドで固定した。組織切片を、PBS中で20分間再水和した。免疫標識複合体を、実施例8に記載のように調製した。簡潔には、0.1% BSAを含有する1μL PBS中の0.1μgのマウスモノクローナル抗cdc6ペプチド(核抗原)を、室温にて10分間、5μL PBS中のヤギ抗(マウスIgG1 Fc)のAlexa Fluor 350色素標識Fabフラグメント(実施例4のように調製した)0.5 μgと複合体化した。過剰のヤギ抗(マウスIgG1 Fc)のFabフラグメントを、非標識マウスIgGの14.1mg/mLストック25μlで捕捉した。その組織を、0.1% Triton X−100で10分間透過性にした。組織を、PBSで2回洗浄し、1% BSA中で30分間ブロックした。その免疫標識複合体を、直接、その組織に30分間添加し、PBS中で3回洗浄した。そのサンプルを、Molecular ProbesのProlong antifadeマウンティング媒体にてマウントし、Alexa Fluor 350色素に適切な光学フィルターを使用する蛍光顕微鏡によって観察した。結果により、マウスモノクローナル抗cdc6ペプチド免疫標識複合体が、マウス腸組織切片において特異的な核標識を示すことが示された。組織型および組織調製物、固定および透過化方法、マウンティング方法(抗原回収のための方法を含む)のバリエーションは、当業者に周知である。
マウス脳凍結切片を、モノクローナル抗体に対する標識タンパク質のモル比 3を使用して、本質的に実施例8のように調製した西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)標識ヤギ抗(マウスIgG1 Fc)抗体とマウスIgG1モノクローナル抗(グリア線維性酸性タンパク質(GFAP))との予め形成した複合体で標識した。マウス組織の染色は、本質的に、実施例16のとおりであった。染色の局在化および強度を、(a)ヤギ抗マウスIgG HRP結合体およびマウス抗GFAP、(b)ヤギ(抗マウスIgG1 Fc)抗体のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメントのマウス抗GFAPとの複合体、(c)Alexa Fluor 488ヤギ抗マウスIgG二次抗体およびマウス抗GFAP、ならびに(d)Alexa Fluor 488色素とマウス抗GFAPとの直接の結合体の、局在化および強度と比較した。HRP結合体化プローブを、TSAキット#2(Molecular Probes,Inc.)を使用して、標準的な手順に従って、Alexa Fluor 488チラミドとともにインキュベートした。各場合における組織染色パターンは、マウス抗GFAPの推定される染色パターンと類似および一致しており、染色は、本質的に、非特異的バックグラウンドを含まなかった。デジタル画像化により測定される染色の相対的蛍光強度は、以下の順番のとおりであった:HRPヤギ抗(マウスIgG1 Fc)とマウス抗GFAPとの複合体についての541相対強度単位および(上記の文字によって示される組み合わせを使用する):(a)539相対強度単位、(b)234相対強度単位、(c)294相対強度単位、および(d)255相対強度単位。
第1の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスIgG1 Fc)およびマウスモノクローナ
ル抗(ヒトCD8)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメントから調製し、第2の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスIgG1 Fc)およびマウス抗(ヒトCD3)のR−フィコエリスリン結合体化Fabフラグメントから調製し、そして第3の免疫標識複合体を、ヤギ抗(マウスIgG1 Fc)およびマウス抗(ヒトCD4)のAlexa Fluor 647色素標識Fabフラグメントから調製した。これらの複合体を、実施例8に記載されるようにして調製し、そして各々を、20μg(14.1μg/mLで1.3μL)のマウスIgGで、室温で10分間ブロックした。第1の免疫標識複合体を、100μLの全血に加え、そして15分間インキュベートした。この細胞を、PBSで洗浄し、そして280.5μLの第2の免疫標識複合体を添加し、そして15分間インキュベートした。この細胞を、サイド洗浄し、そして46.2μLの第3の標識複合体を添加し、そして15分間インキュベートした。最後のインキュベーションの後、赤血球細胞を、細胞溶解緩衝液を用いて溶解した。この細胞を、1% ホルムアルデヒド/PBSに再懸濁し、そしてFACS Vantageフローサイトメーターで、488nmのアルゴンイオンレーザーを使用して、第1および第2の免疫標識複合体の励起について分析し、そして633nmの赤色He−Neレーザーを使用して、第3の免疫標識複合体の励起について分析した(図5a、5b)。色素の検出のために使用した励起バンドパスフィルターは、Alexa Fluor 488(CD8)について、525+/−10nmであり、R−PE(CD3)について、585+/−21nmであり、そしてAlexa Fluor 647色素(CD4)について、675+/−10nmである。図5aおよび5bは、本発明が、末梢血リンパ球を使用する3色免疫表現型決定実験において使用され得ることを示す。CD3陽性T細胞を、ヤギ抗(マウスFc)およびマウス抗(ヒトCD3)のR−フィコエリスリン結合体化Fabフラグメントで染色した(左US(UL)象限、図5a)。T細胞サブセットのCD4陽性細胞を、ヤギ抗(マウスIgG1 FC)およびマウス抗ヒト(CD4)のAlexa Fluor 647色素標識Fabフラグメントを使用して同定し(UL象限、図5b)、そしてT細胞サブセットのCD8陽性T細胞を、ヤギ抗(マウスIgG1 FC)およびマウスモノクローナル抗(ヒトCD8)のAlexa Fluor 488色素標識Fabフラグメントを使用して同定する(右下(LR)象限、図5b)。
ヤギ抗(マウスFc)の色素標識Fabは、多数の着色標的を作製するための、一次抗体をコンビナトリアル標識のために使用され得る。
ホルムアルデヒド/PBSに再懸濁し、そして励起のための488nmアルゴン633HeNeレーザー、ならびに530+/−10nmバンドパス発光フィルター(FL1)および640ロングパスフィルター(FL4)を使用して、FacVantageフローサイトメーターで分析した。異なる組合せ割合の5個のサンプル(表2)を、フローサイトメトリーにより比較し、シグナルを、FL1およびFL4で収集した。各タイプの発光により演出された細胞の割合を決定するために、各割合の組合せのFL1およびFL4の強度を、このような組合せのFL1およびFL4のチャネル強度を、それぞれ、100% Alexa Fluor 488色素標識細胞の強度および100% Alexa Fluor 647色素標識細胞の強度で割ることによって、正規化した。
ウシ心臓ミトコンドリアを単離した(Hansonら、Electrophoresis 22,950(2001))。この単離したミトコンドリアを、100mMのTris−HCl(pH7.8)、1mMのフェニルメチルスルホニルフルオリド(プロテアーゼインヒビター)、2%のSDS中に約10mg/mLまで再懸濁し、不溶性物質を、テーブルトップ遠心分離器で、10,000×gで10分間遠心分離することによって除去した。この溶解物のタンパク質濃度を、BCAアッセイ(Pierce,Rockford,IL)により検査した。ゲル電気泳動のためのサンプルを、溶解物、水および装填緩衝液を適切な濃度まで混合し(サンプル中の装填緩衝液の最終濃度:58mM Tris/HCl、10% グリセロール、2% SDS、0.02mg/mL ブロモフェノールブルー、50mM DTT、pH8.6)。次いで、このサンプルを、90℃で5分間加熱し、その後、ゲルに装填し、そして13% SDS−PAGEゲルで分離した。8μgの抽出物から0.03μgまでの抽出物の2倍段階希釈物を、SDS−PAGEゲルに装填した。これらのタンパク質を、製造業者の指示に従って、半乾燥移行システムを使用して、1.5時間にわたって、PVDF膜に移動させた(The W.E.P.Company,Concord,CA)。このPVDF膜を、5%乳汁中で1時間ブロックした。
ar Probes,Eugene,OR)と共にインキュベートした。30分間のインキュベーションの後、14.1mg/mLの未標識マウスIgG(25μL)を、各管に添加した。次いで、これらの免疫標識複合体を、一緒に混合し、そして5%乳汁中で5mLにした。ブロットを、免疫標識複合体の混合物と共に、室温で1時間インキュベートした。このブロットを、2回、それぞれPBST(0.1% Tweenを含むPBS)で、5秒間洗浄し、そして1回、PBSTで15分間洗浄した。このブロットを、空気乾燥し、そして適切なフィルターを備えるEG&G Wallac Imagerで画像化した。ウエスタンブロッドは、適切な分子量の2つの異なるバンドを示した。ウェスタンブロットはまた、抗体の交差標識が生じなかったことを示し、そして検出限界は、125ngであった。
1蛍光色標識の蛍光標識抗原および異なる蛍光色のヤギ抗(マウスFc)の蛍光標識Fabフラグメントの両方を含むマイクロプレートを、実施例4および5に記載される方法によって作製した。ハイブリドーマ上清を、収集し、そしてウェルに添加した。このハイブリドーマが、所望の抗体(すなわち、標識抗原に結合する抗体)を産生する場合、この標識抗原に対応する蛍光の偏光は、抗原特異的抗体を含むウェルの可視化を可能にする。さらに、ハイブリドーマを産生するIgGの量は、標識Fabフラグメントに対応する蛍光の偏光によって同時に同定され得る。従って、この方法は、特定の量のハイブリドーマ上清中に存在する抗体の量、および抗原に対するモノクローナル抗体の親和性の両方の定量を可能にする。
Claims (10)
- 免疫標識化合物を形成するための方法であって、ここで該方法は、以下の工程:
a)標的結合抗体の溶液を標識試薬サブセットと接触させる工程であって、ここで該標識試薬サブセットは、i)標識対標識試薬の比またはii)該標識の物理的特徴によって区別される、工程;および
b)該標的結合抗体および該標識試薬サブセットを、該標識試薬の1つ以上の分子が標的結合抗体と免疫標識複合体を形成するようにインキュベートする工程であって、ここで、該標的結合抗体のFc領域は、標識試薬によって選択的に結合される、工程;
を包含し、但し、該標識試薬はプロテインAを含まず、さらに該標識試薬はFabフラグメントおよび標識を含み、かつ該Fabフラグメントの結合ドメインには標識が組み込まれていない、方法。 - 免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントを含む捕捉試薬を添加することによって、非結合標識試薬を除去する工程、をさらに含み、ここで、該標識試薬は前記免疫グロブリンタンパク質またはそのフラグメントに結合することができる、請求項1に記載の方法。
- 該工程a)および該工程b)を繰り返して、免疫標識複合体サブセットのパネルを形成する工程であって、ここで、各サブセットは、i)標識対標識試薬の比、またはii)該標識の物理的特性、またはiii)標識試薬対該標的結合抗体の比、またはiv)該標的結合抗体、によって別のサブセットから区別される工程、をさらに含む請求項2に記載の方法。
- 前記標的結合抗体が、マウスモノクローナル抗体、ウサギポリクローナル抗体またはヤギポリクローナル抗体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記標的結合抗体が、血清タンパク質または腹水タンパク質を含む溶液中にある、請求項4に記載の方法。
- 前記標識が、発色団、発蛍光団、蛍光タンパク質、りん光色素、タンデム色素、粒子、ハプテン、酵素および放射性同位体からなる群から選択される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記発蛍光団が、クマリン、キサンテン、シアニン、ピレン、ボラポリアザインダセン、オキサジン、およびこれらの誘導体からなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記蛍光タンパク質が、フィコビリプロテインである、請求項6に記載の方法。
- 前記タンデム色素が、シアニン−フィコビリプロテイン誘導体およびキサンテン−フィコビリプロテイン誘導体からなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記酵素が、ペルオキシダーゼ、ホスファターゼ、グリコシダーゼ、およびルシフェラーゼからなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US32906801P | 2001-10-12 | 2001-10-12 | |
US60/329,068 | 2001-10-12 | ||
US36941802P | 2002-04-01 | 2002-04-01 | |
US60/369,418 | 2002-04-01 | ||
US10/118,204 | 2002-04-05 | ||
US10/118,204 US8323903B2 (en) | 2001-10-12 | 2002-04-05 | Antibody complexes and methods for immunolabeling |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003533851A Division JP2006513398A (ja) | 2001-10-12 | 2002-10-02 | 免疫標識のための抗体複合体および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007183291A JP2007183291A (ja) | 2007-07-19 |
JP4977512B2 true JP4977512B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=27382120
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003533851A Pending JP2006513398A (ja) | 2001-10-12 | 2002-10-02 | 免疫標識のための抗体複合体および方法 |
JP2007083130A Expired - Lifetime JP4977512B2 (ja) | 2001-10-12 | 2007-03-27 | 免疫標識のための抗体複合体および方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003533851A Pending JP2006513398A (ja) | 2001-10-12 | 2002-10-02 | 免疫標識のための抗体複合体および方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US8323903B2 (ja) |
EP (3) | EP2259067B1 (ja) |
JP (2) | JP2006513398A (ja) |
AT (1) | ATE436022T1 (ja) |
CA (1) | CA2462280C (ja) |
DE (1) | DE60232904D1 (ja) |
GB (1) | GB2397302B (ja) |
WO (1) | WO2003030817A2 (ja) |
Families Citing this family (90)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6989276B2 (en) | 2001-05-10 | 2006-01-24 | Battelle Energy Alliance, Llc | Rapid classification of biological components |
USRE46351E1 (en) | 2001-05-10 | 2017-03-28 | Battelle Energy Alliance, Llc | Antibody profiling sensitivity through increased reporter antibody layering |
US8323903B2 (en) | 2001-10-12 | 2012-12-04 | Life Technologies Corporation | Antibody complexes and methods for immunolabeling |
US20050069962A1 (en) | 2001-10-12 | 2005-03-31 | Archer Robert M | Antibody complexes and methods for immunolabeling |
US7282339B2 (en) | 2003-09-17 | 2007-10-16 | Invitrogen Corporation | Competitive immunoassay |
US7642341B2 (en) * | 2003-12-18 | 2010-01-05 | Merck Serono S.A. | Angiogenesis inhibiting molecules, their selection, production and their use in the treatment of cancer |
US20050214882A1 (en) * | 2004-03-25 | 2005-09-29 | Ez Bio Inc. | Reagents, methods and kits for the universal rapid immuno-detection |
CA2572881A1 (en) * | 2004-07-08 | 2006-01-19 | Istituto Di Ricerche Di Biologia Molecolare P. Angeletti S.P.A. | Antigen binding proteins directed against scavenger receptor b1 that inhibit hcv replication |
WO2006058287A2 (en) * | 2004-11-26 | 2006-06-01 | The Texas A & M University System | Immunologic assay for detection of autoantibodies to folate binding protein |
WO2006071132A1 (en) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Institut Molekulyarnoi Biologii Im. V.A. Engelgardta Rossiiskoi Akademii Nauk | Biological microchip for multiple parallel immunoassay of compounds and immunoassay methods using said microchip |
US7741128B2 (en) * | 2005-05-23 | 2010-06-22 | University Of Hawaii | Cooperative reporter systems, components, and methods for analyte detection |
US20070134685A1 (en) * | 2005-09-06 | 2007-06-14 | Invitrogen Corporation | Control of chemical modification |
WO2007047450A1 (en) | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Aureon Laboratories, Inc. | Multiplex in situ immunohistochemical analysis |
DK1991273T4 (da) | 2006-02-10 | 2022-02-07 | Life Technologies Corp | Mærkning og påvisning af post-translationelt modificerede proteiner |
WO2011008990A1 (en) | 2009-07-15 | 2011-01-20 | Prometheus Laboratories Inc. | Drug selection for gastric cancer therapy using antibody-based arrays |
BRPI0717416A2 (pt) | 2006-09-21 | 2013-11-12 | Prometheus Lab Inc | Método para realizar um imunoensaio complexo de alta produtividade, e, arranjo |
CA2663243A1 (en) * | 2006-09-28 | 2008-04-03 | Merck Serono S.A. | Junctional adhesion molecule-c (jam-c) binding compounds and methods of their use |
US7629125B2 (en) * | 2006-11-16 | 2009-12-08 | General Electric Company | Sequential analysis of biological samples |
US7741045B2 (en) * | 2006-11-16 | 2010-06-22 | General Electric Company | Sequential analysis of biological samples |
US9201063B2 (en) * | 2006-11-16 | 2015-12-01 | General Electric Company | Sequential analysis of biological samples |
US8305579B2 (en) * | 2006-11-16 | 2012-11-06 | Thomas Pirrie Treynor | Sequential analysis of biological samples |
WO2008106648A2 (en) * | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Abbott Laboratories | Immunoassays exhibiting a reduction in prozone phenomena |
US20080233660A1 (en) * | 2007-03-23 | 2008-09-25 | Mu Bioteknik Ab | Solid phase labeling method |
US20080286881A1 (en) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Apel William A | Compositions and methods for combining report antibodies |
KR101553723B1 (ko) * | 2007-07-13 | 2015-09-16 | 네스텍 소시에테아노님 | 항체기반 어레이를 사용한 폐 암 치료를 위한 약물 선별법 |
US20090035216A1 (en) * | 2007-08-03 | 2009-02-05 | Biomonitor Aps | Method for determining in vivo biopharmaceutical concentration or bioavailability |
US20100255606A1 (en) * | 2007-10-05 | 2010-10-07 | Nobuhiko Sato | Labeled peptide having activity of binding to immunoglobulin and/or immunoglobulin complex and method of detecting or assaying immunoglobulin by using the peptide |
US20100330592A1 (en) * | 2008-01-29 | 2010-12-30 | Key Marc E | Method for detecting truncated molecules |
ES2398618T3 (es) | 2008-02-25 | 2013-03-20 | Nestec S.A. | Selección de fármacos para terapia del cáncer de mama utilizando matrices de anticuerpos |
WO2009131643A1 (en) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | Monabio, Inc. | Immunoassay for specific determination of s-adenosymethionine and analogs thereof in biological samples |
JP5120889B2 (ja) * | 2008-06-12 | 2013-01-16 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ボロンジピロロメタン誘導体及びそれを用いた過酸化脂質測定試薬 |
WO2010009459A1 (en) * | 2008-07-18 | 2010-01-21 | Bayer Healthcare Llc | Methods, devices, and systems for glycated hemoglobin analysis |
US9528988B2 (en) * | 2009-04-07 | 2016-12-27 | National Institute Of Transplantation Foundation | Methods and kits for screening transplant recipients and candidates |
US9410965B2 (en) * | 2009-09-17 | 2016-08-09 | Battelle Energy Alliance, Llc | Identification of discriminant proteins through antibody profiling, methods and apparatus for identifying an individual |
US8969009B2 (en) * | 2009-09-17 | 2015-03-03 | Vicki S. Thompson | Identification of discriminant proteins through antibody profiling, methods and apparatus for identifying an individual |
US9677125B2 (en) * | 2009-10-21 | 2017-06-13 | General Electric Company | Detection of plurality of targets in biological samples |
US10822396B2 (en) * | 2009-12-15 | 2020-11-03 | MuHyeon CHOE | Repeat-chain for the production of dimer, multimer, multimer complex and super-complex |
US8956859B1 (en) | 2010-08-13 | 2015-02-17 | Aviex Technologies Llc | Compositions and methods for determining successful immunization by one or more vaccines |
CZ304250B6 (cs) * | 2010-08-27 | 2014-01-29 | Ústav molekulární genetiky AV ČR, v.v.i. | Soubor vzájemně rozlišitelných nanočástic, způsob jejich přípravy a jejich použití pro vícenásobné ultrastrukturální značení |
JP5978220B2 (ja) | 2010-10-29 | 2016-08-24 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | 核酸ナノ構造バーコードプローブ |
US10010616B2 (en) * | 2011-01-28 | 2018-07-03 | Purdue Research Foundation | Immunogenic compositions and reagents for preparing |
US9719995B2 (en) | 2011-02-03 | 2017-08-01 | Pierian Holdings, Inc. | Drug selection for colorectal cancer therapy using receptor tyrosine kinase profiling |
EP2690955A4 (en) | 2011-03-30 | 2014-10-15 | Univ Arizona | AURISTATIN TYRAMINE PHOSPHATE SALTS AND AURISTATIN AMINOQUINOLINE DERIVATIVES AND PRODRUGS THEREOF |
KR101851425B1 (ko) | 2011-09-02 | 2018-04-23 | 네스텍 소시에테아노님 | 치료 효능 결정을 위한 신호 경로 단백질의 프로파일링 |
EP2755026B1 (en) * | 2011-09-09 | 2021-10-27 | Konica Minolta, Inc. | Method for staining tissue |
WO2013148498A1 (en) | 2012-03-27 | 2013-10-03 | Ventana Medical Systems, Inc. | Signaling conjugates and methods of use |
EP2893323A1 (en) * | 2012-05-09 | 2015-07-15 | Life Technologies Corporation | Systems and method for fluorescence imaging |
CA2894812C (en) * | 2012-12-11 | 2020-01-14 | The Governing Council Of The University Of Toronto | Wireless communication device-based detection system |
KR20160039229A (ko) | 2013-07-30 | 2016-04-08 | 프레지던트 앤드 펠로우즈 오브 하바드 칼리지 | 정량적 dna-기반 영상화 및 초해상도 영상화 |
US9765220B2 (en) | 2013-08-22 | 2017-09-19 | Sony Corporation | Water soluble fluorescent or colored dyes and methods for their use |
AU2015229406C1 (en) | 2014-03-11 | 2021-01-07 | President And Fellows Of Harvard College | High-throughput and highly multiplexed imaging with programmable nucleic acid probes |
WO2015184144A1 (en) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Rare molecule signal amplification |
EP3234681B1 (en) * | 2014-12-18 | 2020-02-26 | Rhode Island Hospital | Visualization of bacterial colonization and biofilm formation on orthopaedic trauma explants |
EP3262022A4 (en) | 2015-02-26 | 2018-08-15 | Sony Corporation | Phenylethynylnaphthalene dyes and methods for their use |
WO2016138461A1 (en) | 2015-02-26 | 2016-09-01 | Sony Corporation | Water soluble fluorescent or colored dyes comprising conjugating groups |
CN107735026A (zh) | 2015-05-01 | 2018-02-23 | 黛尔格诺斯蒂尔有限公司 | 测量泪液样品中泪液成分的方法 |
US10865310B2 (en) | 2015-05-11 | 2020-12-15 | Sony Corporation Of America | Ultra bright dimeric or polymeric dyes |
AT517379B1 (de) * | 2015-06-26 | 2017-03-15 | Technische Universität Graz | Fusionsprotein |
CN107924473B (zh) | 2015-08-07 | 2021-11-23 | 哈佛学院院长及董事 | 蛋白质-蛋白质相互作用的超分辨成像 |
US10845305B1 (en) | 2015-11-20 | 2020-11-24 | Verily Life Sciences Llc | Method for increasing sensor resolution by spectrally stacking responsive dyes |
CA3011353C (en) * | 2016-01-14 | 2024-04-23 | Amos SOMMERA | Method for measuring tear constituents in a tear sample |
CN105784657A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-07-20 | 鲁延军 | 利用tr-fret高效筛选单克隆抗体阳性克隆的方法 |
US11054427B2 (en) * | 2016-03-31 | 2021-07-06 | Absology Co., Ltd | Method of quantifying biomarker with high sensitivity using photo-oxidation induced amplification |
CA3018564C (en) | 2016-04-01 | 2024-04-23 | Sony Corporation | Ultra bright dimeric or polymeric fluorescent and colored dyes |
WO2017173348A1 (en) | 2016-04-01 | 2017-10-05 | Sony Corporation | Ultra bright dimeric or polymeric dyes with rigid spacing groups |
KR20180133890A (ko) | 2016-04-06 | 2018-12-17 | 소니 주식회사 | 스페이싱 링커 그룹을 포함하는 초고명도 이량체성 또는 중합체성 염료 |
WO2017197014A2 (en) | 2016-05-10 | 2017-11-16 | Sony Corporation | Compositions comprising a polymeric dye and a cyclodextrin and uses thereof |
EP3455238A1 (en) | 2016-05-10 | 2019-03-20 | Sony Corporation | Ultra bright polymeric dyes with peptide backbones |
AU2017264861B2 (en) | 2016-05-11 | 2021-09-23 | Sony Group Corporation | Ultra bright dimeric or polymeric dyes |
GB201609235D0 (en) * | 2016-05-25 | 2016-07-06 | Univ Cape Town | Production of a horseradish peroxidase-IGG fusion protein |
EP3465162A4 (en) * | 2016-06-02 | 2020-03-25 | Ultivue, Inc. | COMPOSITIONS AND METHODS FOR ACCELERATING ANTIBODY EXCHANGE IMAGING |
EP3464477A1 (en) | 2016-06-06 | 2019-04-10 | Sony Corporation | Ionic polymers comprising fluorescent or colored reporter groups |
US12018159B2 (en) | 2016-07-29 | 2024-06-25 | Sony Group Corporation | Ultra bright dimeric or polymeric dyes and methods for preparation of the same |
CA3043639A1 (en) | 2016-12-09 | 2018-06-14 | Ultivue, Inc. | Improved methods for multiplex imaging using labeled nucleic acid imaging agents |
WO2018167141A2 (en) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | Nanotag Biotechnologies Gmbh | Target detection using a monovalent antibody |
KR20200067132A (ko) | 2017-10-05 | 2020-06-11 | 소니 주식회사 | 프로그램가능한 중합체성 약물 |
KR20200083605A (ko) | 2017-11-16 | 2020-07-08 | 소니 주식회사 | 프로그램가능한 중합체성 약물 |
KR102047978B1 (ko) * | 2017-11-22 | 2019-11-22 | 바디텍메드(주) | 측방유동 면역 분석 기반의 항ccp 항체 및 류마티스인자를 이용한 류마티스 관절염 진단 방법 |
WO2019130503A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | コニカミノルタ株式会社 | 情報取得方法 |
US12076407B2 (en) | 2018-01-12 | 2024-09-03 | Sony Group Corporation | Polymers with rigid spacing groups comprising biologically active compounds |
KR20200135424A (ko) | 2018-03-19 | 2020-12-02 | 소니 주식회사 | 형광 신호 향상을 위한 2가 금속의 사용 |
EP3768689A1 (en) | 2018-03-21 | 2021-01-27 | Sony Corporation | Polymeric tandem dyes with linker groups |
US20210018506A1 (en) * | 2018-03-22 | 2021-01-21 | Fred Hutchinson Cancer Research Center | Autoantibodies and autoantibody-autoantigen complexes as biomarkers of small cell lung cancer |
GB2573323A (en) | 2018-05-03 | 2019-11-06 | Mursia Ltd | Biosensor method and system |
WO2020006285A1 (en) | 2018-06-27 | 2020-01-02 | Sony Corporation | Polymeric dyes with linker groups comprising deoxyribose |
WO2021062176A2 (en) | 2019-09-26 | 2021-04-01 | Sony Corporation | Polymeric tandem dyes with linker groups |
WO2023044574A1 (en) * | 2021-09-24 | 2023-03-30 | Enveric Biosciences Canada Inc. | Phosphorylated and sulfonated mescaline derivatives and methods of using |
CN114002438A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-01 | 河南赛诺特生物技术有限公司 | 一种小鼠一抗-小鼠组织同种属免疫组化染色方法 |
CN116004221B (zh) * | 2022-12-15 | 2023-12-19 | 湖南卓润生物科技有限公司 | 环肽的新应用、吖啶标记复合物与制备方法、检测试剂盒 |
WO2024186721A1 (en) * | 2023-03-03 | 2024-09-12 | Ohio State Innovation Foundation | Monofluorinated coumarin fluorophores and uses thereof |
Family Cites Families (162)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5896A (en) * | 1848-10-31 | Shoe-pegging machine | ||
US3996345A (en) * | 1974-08-12 | 1976-12-07 | Syva Company | Fluorescence quenching with immunological pairs in immunoassays |
US4199559A (en) * | 1974-08-12 | 1980-04-22 | Syva Company | Fluorescence quenching with immunological pairs in immunoassays |
US4174384A (en) * | 1975-06-30 | 1979-11-13 | Syva Company | Fluorescence quenching with immunological pairs in immunoassays |
US4196265A (en) * | 1977-06-15 | 1980-04-01 | The Wistar Institute | Method of producing antibodies |
US4235869A (en) * | 1978-05-16 | 1980-11-25 | Syva Company | Assay employing a labeled Fab-fragment ligand complex |
US4261968A (en) * | 1979-05-10 | 1981-04-14 | Syva Company | Fluorescence quenching with immunological pairs in immunoassays |
JPS6033479B2 (ja) | 1980-07-30 | 1985-08-02 | 協和醗酵工業株式会社 | 過酸化水素の定量方法 |
US4481298A (en) * | 1981-04-13 | 1984-11-06 | Amf Incorporated | Pre-precipitated double antibody immunoassay method |
US5055556A (en) | 1981-10-06 | 1991-10-08 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. Univ. | Fluorescent conjugates for analysis of molecules and cells |
US4859582A (en) | 1981-10-06 | 1989-08-22 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. University | Fluorescent conjugates for analysis of molecules and cells |
US4520110A (en) | 1981-10-06 | 1985-05-28 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Fluorescent immunoassay employing a phycobiliprotein labeled ligand or receptor |
DE3382317D1 (de) * | 1982-03-15 | 1991-07-25 | Schering Corp | Hybride dns, damit hergestellte bindungszusammensetzung und verfahren dafuer. |
US4469787A (en) | 1982-05-14 | 1984-09-04 | Mallinckrodt Inc. | Immunoassay involving soluble complex of second antibody and labeled binding protein |
US4659678A (en) | 1982-09-29 | 1987-04-21 | Serono Diagnostics Limited | Immunoassay of antigens |
US4542104A (en) | 1983-04-06 | 1985-09-17 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. Univ. | Phycobiliprotein fluorescent conjugates |
JPS6082966A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-11 | Amano Pharmaceut Co Ltd | 抗原の定量法 |
NL193545C (nl) * | 1983-12-29 | 2000-01-04 | Mitsubishi Electric Corp | Constante stroom opwekkende schakeling. |
JPS60233555A (ja) | 1984-01-05 | 1985-11-20 | オ−ソ・ダイアグノステイツク・システムズ・インコ−ポレ−テツド | 螢光エネルギ−移動を使用する抗遺伝子型検定 |
US4661444A (en) * | 1984-03-29 | 1987-04-28 | Ortho Diagnostic Systems Inc. | Homogeneous immunoassays employing double antibody conjugates comprising anti-idiotype antibody |
US5011771A (en) * | 1984-04-12 | 1991-04-30 | The General Hospital Corporation | Multiepitopic immunometric assay |
US4603209A (en) * | 1984-09-07 | 1986-07-29 | The Regents Of The University Of California | Fluorescent indicator dyes for calcium ions |
US4665024A (en) | 1984-10-01 | 1987-05-12 | Becton, Dickinson And Company | Fluorescent gram stain |
US4659839A (en) | 1984-10-10 | 1987-04-21 | Mallinckrodt, Inc. | Coupling agents for radiolabeled antibody fragments |
ZA858371B (en) * | 1984-11-02 | 1987-03-25 | Oncogen | Monoclonal antibodies for human non-small cell lung carcinomas |
US5422266A (en) | 1984-12-31 | 1995-06-06 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. | Recombinant DNA vectors capable of expressing apoaequorin |
US5034506A (en) * | 1985-03-15 | 1991-07-23 | Anti-Gene Development Group | Uncharged morpholino-based polymers having achiral intersubunit linkages |
NL8501219A (nl) | 1985-04-29 | 1986-11-17 | Stichting Vrienden Van De Stic | Immunologisch complex, de bereiding en toepassing daarvan. |
NZ212437A (en) * | 1985-06-17 | 1992-06-25 | Mark Philip Best | Site-directed antibody conjugates, and their preparation |
US4735210A (en) * | 1985-07-05 | 1988-04-05 | Immunomedics, Inc. | Lymphographic and organ imaging method and kit |
US4714763A (en) * | 1985-07-11 | 1987-12-22 | Viomedics Inc. | Novel oxazine-ureas and thiazine urea chromophors as fluorescent labels |
US4812409A (en) * | 1986-01-31 | 1989-03-14 | Eastman Kodak Company | Hydrolyzable fluorescent substrates and analytical determinations using same |
US5569587A (en) * | 1986-04-18 | 1996-10-29 | Carnegie Mellon University | Method for labeling and detecting materials employing luminescent arysulfonate cyanine dyes |
US5268486A (en) * | 1986-04-18 | 1993-12-07 | Carnegie-Mellon Unversity | Method for labeling and detecting materials employing arylsulfonate cyanine dyes |
US5627027A (en) * | 1986-04-18 | 1997-05-06 | Carnegie Mellon University | Cyanine dyes as labeling reagents for detection of biological and other materials by luminescence methods |
US5151507A (en) * | 1986-07-02 | 1992-09-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Alkynylamino-nucleotides |
CA1340806C (en) * | 1986-07-02 | 1999-11-02 | James Merrill Prober | Method, system and reagents for dna sequencing |
WO1988000596A1 (en) * | 1986-07-18 | 1988-01-28 | The University Of Melbourne | A PROTEIN ACTIVE IN HUMORAL HYPERCALCEMIA OF MALIGNANCY-PTHrP |
US4946778A (en) * | 1987-09-21 | 1990-08-07 | Genex Corporation | Single polypeptide chain binding molecules |
US4959306A (en) | 1986-11-28 | 1990-09-25 | Sclavo, Inc. | Labeling design for a binding assay reagent |
US4810636A (en) * | 1986-12-09 | 1989-03-07 | Miles Inc. | Chromogenic acridinone enzyme substrates |
US5360895A (en) * | 1987-04-22 | 1994-11-01 | Associated Universities, Inc. | Derivatized gold clusters and antibody-gold cluster conjugates |
DE3800048A1 (de) | 1987-05-14 | 1988-11-24 | Boehringer Mannheim Gmbh | Verfahren zur bestimmung eines antikoerpers in menschlichen koerperfluessigkeiten |
DE3717401A1 (de) | 1987-05-23 | 1988-12-08 | Behringwerke Ag | Einschritt-immuntest zur bestimmung von antigen-spezifischen antikoerpern aus einer der immunglobulin-klassen a, m, d oder e und dazu geeignetes mittel |
US4945171A (en) * | 1987-08-10 | 1990-07-31 | Molecular Probes, Inc. | Xanthene dyes having a fused (C) benzo ring |
US4774339A (en) * | 1987-08-10 | 1988-09-27 | Molecular Probes, Inc. | Chemically reactive dipyrrometheneboron difluoride dyes |
US4814433A (en) | 1987-09-16 | 1989-03-21 | Miles Inc. | Method for obtaining a papain-free antibody fragment preparation |
NO884368L (no) | 1987-10-02 | 1989-04-03 | Du Pont | Immunanalyse ved anvendelse av igg-innfangelsesantistoff og multippel, monoklonalt antistoffpaavisningssystem. |
JPH01131458A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Nippon Zenyaku Kogyo Kk | 簡易迅速免疫測定試薬 |
US5084398A (en) * | 1987-11-20 | 1992-01-28 | Creative Biomolecules | Selective removal of immune complexes |
US4891313A (en) | 1988-01-21 | 1990-01-02 | Boehringer Manheim Corporation | Method for determination of a component of a sample |
US5229302A (en) * | 1988-03-29 | 1993-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluorescence immunoassay method utilizing pseudo-antigens combined with fluorescent quenchers |
US4849362A (en) * | 1988-05-19 | 1989-07-18 | Smithkline Beckman Corporation | Fluorescent intracellular calcium indicators |
JPH0276600A (ja) * | 1988-09-10 | 1990-03-15 | Akad Wissenschaften Ddr | 標識を付した分子プローブ、その製造及び利用 |
DE3836348A1 (de) | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Boehringer Mannheim Gmbh | Verfahren zur bestimmung von fuer ein antigen klassenspezifischen antikoerpern und dazu geeignetes reagenz |
EP0368674A3 (en) | 1988-11-11 | 1991-10-09 | SANYO CHEMICAL INDUSTRIES, Ltd. | Immunoassay and test kits therefor |
CA2013006A1 (en) * | 1989-03-24 | 1990-09-24 | Marc E. Key | Reagent complex for immunoassay |
US5196306A (en) | 1989-03-29 | 1993-03-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for the detection or quantitation of an analyte using an analyte dependent enzyme activation system |
GB8910263D0 (en) | 1989-05-04 | 1989-06-21 | Ciba Geigy Ag | Monoclonal antibodies specific for an immunoglobulin isotype |
US4981977A (en) * | 1989-06-09 | 1991-01-01 | Carnegie-Mellon University | Intermediate for and fluorescent cyanine dyes containing carboxylic acid groups |
US5089419A (en) * | 1989-08-07 | 1992-02-18 | International Canine Genetics | Detection of pregnancy by identification of the c peptide of relaxin in the urine of animals |
CA2065362A1 (en) * | 1989-08-24 | 1991-02-25 | Fook-Thean Lee | Radio-labelled antibodies for imaging |
US5132432A (en) * | 1989-09-22 | 1992-07-21 | Molecular Probes, Inc. | Chemically reactive pyrenyloxy sulfonic acid dyes |
US6274324B1 (en) | 1989-12-01 | 2001-08-14 | Unilever Patent Holdings B.V. | Specific binding reagent comprising a variable domain protein linked to a support or tracer |
US5292658A (en) | 1989-12-29 | 1994-03-08 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. Boyd Graduate Studies Research Center | Cloning and expressions of Renilla luciferase |
US5227487A (en) * | 1990-04-16 | 1993-07-13 | Molecular Probes, Inc. | Certain tricyclic and pentacyclic-hetero nitrogen rhodol dyes |
US5433896A (en) | 1994-05-20 | 1995-07-18 | Molecular Probes, Inc. | Dibenzopyrrometheneboron difluoride dyes |
US5501980A (en) * | 1994-05-20 | 1996-03-26 | Molecular Probes, Inc. | Benzazolylcoumarin-based ion indicators |
US5459276A (en) * | 1994-05-20 | 1995-10-17 | Molecular Probes, Inc. | Benzazolylcoumarin-based ion indicators for heavy metals |
US5274113A (en) * | 1991-11-01 | 1993-12-28 | Molecular Probes, Inc. | Long wavelength chemically reactive dipyrrometheneboron difluoride dyes and conjugates |
US5789157A (en) * | 1990-06-11 | 1998-08-04 | Nexstar Pharmaceuticals, Inc. | Systematic evolution of ligands by exponential enrichment: tissue selex |
US5602240A (en) * | 1990-07-27 | 1997-02-11 | Ciba Geigy Ag. | Backbone modified oligonucleotide analogs |
US5187085A (en) * | 1990-09-28 | 1993-02-16 | Applied Biosystems, Inc. | Nucleic acid sequence analysis with nucleoside-5'-o-(1-thiotriphosphates) |
US5208148A (en) | 1990-12-07 | 1993-05-04 | Molecular Probes, Inc. | Lipophilic fluorescent glycosidase substrates |
US5248782A (en) * | 1990-12-18 | 1993-09-28 | Molecular Probes, Inc. | Long wavelength heteroaryl-substituted dipyrrometheneboron difluoride dyes |
DE4129849A1 (de) * | 1991-02-14 | 1992-08-27 | Boehringer Mannheim Gmbh | Monoklonale antikoerper gegen humane pankreas-inselzellen |
GR920100123A (el) * | 1991-04-12 | 1993-03-16 | Ortho Diagnostic Systems Inc | Αντιδραστήριο πολυχρωματικής κηλίδωσης και μέ?οδος ανάλυσης. |
US5451343A (en) * | 1991-05-20 | 1995-09-19 | Spectra Group Limited, Inc. | Fluorone and pyronin y derivatives |
US5187288A (en) * | 1991-05-22 | 1993-02-16 | Molecular Probes, Inc. | Ethenyl-substituted dipyrrometheneboron difluoride dyes and their synthesis |
US6352830B1 (en) | 1991-08-22 | 2002-03-05 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | NF-AT polypeptides and polynucleotides and screening methods for immunosuppressive agents |
US5242805A (en) | 1991-08-23 | 1993-09-07 | Molecular Probes, Inc. | Long wavelength lipophilic fluorogenic glycosidase substrates |
US5576424A (en) | 1991-08-23 | 1996-11-19 | Molecular Probes, Inc. | Haloalkyl derivatives of reporter molecules used to analyze metabolic activity in cells |
US5316906A (en) | 1991-08-23 | 1994-05-31 | Molecular Probes, Inc. | Enzymatic analysis using substrates that yield fluorescent precipitates |
EP0603266B1 (en) | 1991-08-23 | 1999-05-12 | Molecular Probes, Inc. | Use of haloalkyl derivatives of reporter molecules to analyze metabolic activity in cells |
US5565332A (en) * | 1991-09-23 | 1996-10-15 | Medical Research Council | Production of chimeric antibodies - a combinatorial approach |
CA2093494A1 (en) | 1992-04-17 | 1993-10-18 | Keisuke Iwata | Method for the elimination of non-specific reactions in immuno-assays |
US5195303A (en) | 1992-05-29 | 1993-03-23 | Philip Morris Incorporated | Apparatus for automatic bagging of compressed tobacco |
US6030773A (en) | 1992-07-08 | 2000-02-29 | Agnello; Vincent | Chemiluminescent assay for DSDNA antibodies |
US5281521A (en) | 1992-07-20 | 1994-01-25 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Modified avidin-biotin technique |
US5736137A (en) * | 1992-11-13 | 1998-04-07 | Idec Pharmaceuticals Corporation | Therapeutic application of chimeric and radiolabeled antibodies to human B lymphocyte restricted differentiation antigen for treatment of B cell lymphoma |
DE59309999D1 (de) | 1992-11-23 | 2000-05-11 | Sanochemia Pharmazeutika Ag Wi | Verfahren zum Nachweisen von Antikörpern und Antigenen |
ES2051651B1 (es) * | 1992-12-10 | 1995-01-01 | Univ Salamanca | Procedimiento para la cuantificacion simultanea, en una sola medicion, de los principales tipos de linfocitos humanos y sus subpoblaciones. |
US5808044A (en) * | 1993-01-22 | 1998-09-15 | Pharmacia Biotech Inc. | Indocarbocyanine and benzindocarbocyanine phosphoramidites |
US6482655B1 (en) * | 1993-07-23 | 2002-11-19 | University Of Utah Research Foundation | Immunoassay procedure utilizing fluorogenic tracer antigens |
EP0629857A3 (en) | 1993-06-16 | 1996-06-26 | Nisshin Flour Milling Co | Immunoassay for the quantitative determination of antigens. |
US5585243A (en) * | 1993-09-15 | 1996-12-17 | The Blood Center Of Southeastern Wisconsin, Inc. | Method of detecting cytopenia that is mediated by drug-dependent antibody binding to blood cells |
US5443953A (en) * | 1993-12-08 | 1995-08-22 | Immunomedics, Inc. | Preparation and use of immunoconjugates |
US5561045A (en) | 1994-01-04 | 1996-10-01 | Intracel Corporation | Detection reagent, article, and immunoassay method |
US6127134A (en) * | 1995-04-20 | 2000-10-03 | Carnegie Mellon University | Difference gel electrophoresis using matched multiple dyes |
US5630924A (en) * | 1995-04-20 | 1997-05-20 | Perseptive Biosystems, Inc. | Compositions, methods and apparatus for ultrafast electroseparation analysis |
US5679519A (en) * | 1995-05-09 | 1997-10-21 | Oprandy; John J. | Multi-label complex for enhanced sensitivity in electrochemiluminescence assay |
US5798276A (en) * | 1995-06-07 | 1998-08-25 | Molecular Probes, Inc. | Reactive derivatives of sulforhodamine 101 with enhanced hydrolytic stability |
US6008373A (en) * | 1995-06-07 | 1999-12-28 | Carnegie Mellon University | Fluorescent labeling complexes with large stokes shift formed by coupling together cyanine and other fluorochromes capable of resonance energy transfer |
US5869274A (en) | 1995-08-09 | 1999-02-09 | Zymed Laboratories, Inc. | Immuno-histochemical method that reduces background staining |
US5736330A (en) | 1995-10-11 | 1998-04-07 | Luminex Corporation | Method and compositions for flow cytometric determination of DNA sequences |
US5981180A (en) | 1995-10-11 | 1999-11-09 | Luminex Corporation | Multiplexed analysis of clinical specimens apparatus and methods |
US5969135A (en) * | 1995-11-02 | 1999-10-19 | Icn Pharmaceuticals, Inc. | Oligonucleotide analogs with an amino acid or a modified amino alcohol residue |
WO1997017610A1 (en) * | 1995-11-08 | 1997-05-15 | Pharmaceutical Discovery Corporation | Method for fluorescent labeling of antibody |
US6004536A (en) * | 1995-11-14 | 1999-12-21 | Molecular Probes, Inc. | Lipophilic cyanine dyes with enchanced aqueous solubilty |
US5994143A (en) * | 1996-02-01 | 1999-11-30 | Abbott Laboratories | Polymeric fluorophores enhanced by moieties providing a hydrophobic and conformationally restrictive microenvironment |
GB9602265D0 (en) * | 1996-02-05 | 1996-04-03 | Amersham Int Plc | Benzophenoxazine dyes |
US5723294A (en) | 1996-03-05 | 1998-03-03 | Gull Laboratories | Methods for detection and discrimination of multiple analytes using fluorescent technology |
US5637258A (en) * | 1996-03-18 | 1997-06-10 | Nanocrystals Technology L.P. | Method for producing rare earth activited metal oxide nanocrystals |
US6162931A (en) | 1996-04-12 | 2000-12-19 | Molecular Probes, Inc. | Fluorinated xanthene derivatives |
US6140494A (en) | 1996-04-19 | 2000-10-31 | Amersham Pharmacia Biotech Uk Limited | Squarate dyes and their use in fluorescent sequencing method |
GB9712818D0 (en) | 1996-07-08 | 1997-08-20 | Cambridge Antibody Tech | Labelling and selection of specific binding molecules |
US5922845A (en) | 1996-07-11 | 1999-07-13 | Medarex, Inc. | Therapeutic multispecific compounds comprised of anti-Fcα receptor antibodies |
US5846737A (en) * | 1996-07-26 | 1998-12-08 | Molecular Probes, Inc. | Conjugates of sulforhodamine fluorophores with enhanced fluorescence |
US5830912A (en) | 1996-11-15 | 1998-11-03 | Molecular Probes, Inc. | Derivatives of 6,8-difluoro-7-hydroxycoumarin |
US5696157A (en) | 1996-11-15 | 1997-12-09 | Molecular Probes, Inc. | Sulfonated derivatives of 7-aminocoumarin |
ZA9710262B (en) | 1996-11-19 | 1999-05-13 | Lilly Co Eli | Process for the synthesis of benzothiophenes |
US5945294A (en) | 1996-11-26 | 1999-08-31 | Heska Corporation | Method to detect IgE |
US5948386A (en) * | 1997-03-14 | 1999-09-07 | The Curators Of The University Of Missouri | Conjugate and method for forming aminomethyl phosphorus conjugates |
US5773236A (en) | 1997-04-25 | 1998-06-30 | Molecule Probes, Inc. | Assay for glutathiane transferase using polyhaloaryl-substituted reporter molecules |
US5877310A (en) * | 1997-04-25 | 1999-03-02 | Carnegie Mellon University | Glycoconjugated fluorescent labeling reagents |
US5994089A (en) * | 1997-05-16 | 1999-11-30 | Coulter International Corp. | Simultaneous analyses of white blood cell subsets using multi-color, multi-intensity fluorescent markers in flow cytometry |
US5891741A (en) | 1997-05-16 | 1999-04-06 | Coulter International Corp. | Antibody-aminodextran-phycobiliprotein conjugates |
US6146836A (en) * | 1997-05-19 | 2000-11-14 | Bayer Corporation | Immunoassays using anti-allotypic monoclonal antibodies |
US6130101A (en) | 1997-09-23 | 2000-10-10 | Molecular Probes, Inc. | Sulfonated xanthene derivatives |
JPH11153599A (ja) | 1997-11-21 | 1999-06-08 | Dai Ichi Pure Chem Co Ltd | 免疫学的測定方法 |
US6133445A (en) * | 1997-12-17 | 2000-10-17 | Carnegie Mellon University | Rigidized trimethine cyanine dyes |
US6080868A (en) | 1998-01-23 | 2000-06-27 | The Perkin-Elmer Corporation | Nitro-substituted non-fluorescent asymmetric cyanine dye compounds |
EP1078023B1 (en) | 1998-04-08 | 2011-01-05 | Corporation Luminex | Luminescent compounds |
US6002003A (en) * | 1998-04-14 | 1999-12-14 | Beckman Instruments, Inc. | Cyanine dye activating group with improved coupling selectivity |
ID23440A (id) | 1998-04-14 | 2000-04-20 | Otsuka Pharma Co Ltd | Metoda asai antibodi dan divais asai antibodi |
US6406921B1 (en) * | 1998-07-14 | 2002-06-18 | Zyomyx, Incorporated | Protein arrays for high-throughput screening |
US6150123A (en) | 1998-09-03 | 2000-11-21 | Centre Integre De Recherches Biocliniques Sur Le Sida (Cirbs) | Affinity biotinylation |
DE69905832T2 (de) * | 1998-09-18 | 2004-02-05 | Massachusetts Institute Of Technology, Cambridge | Biologische Verwendungen von halbleitenden Nanokristallen |
US6306610B1 (en) * | 1998-09-18 | 2001-10-23 | Massachusetts Institute Of Technology | Biological applications of quantum dots |
US6326144B1 (en) * | 1998-09-18 | 2001-12-04 | Massachusetts Institute Of Technology | Biological applications of quantum dots |
US6114038A (en) * | 1998-11-10 | 2000-09-05 | Biocrystal Ltd. | Functionalized nanocrystals and their use in detection systems |
US6261779B1 (en) * | 1998-11-10 | 2001-07-17 | Bio-Pixels Ltd. | Nanocrystals having polynucleotide strands and their use to form dendrimers in a signal amplification system |
US6221602B1 (en) * | 1998-11-10 | 2001-04-24 | Bio-Pixels Ltd. | Functionalized nanocrystals and their use in labeling for strand synthesis or sequence determination |
US6787638B1 (en) * | 1998-12-02 | 2004-09-07 | Applied Molecular Evolution, Inc. | Tumor specific human monoclonal antibodies and methods of use |
JP3983404B2 (ja) * | 1999-01-13 | 2007-09-26 | 本田技研工業株式会社 | レーダ搭載車両用ゲート |
JP2000214165A (ja) | 1999-01-22 | 2000-08-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 均一系酵素免疫分析方法 |
DE19915532B4 (de) * | 1999-04-07 | 2009-05-20 | Schaeffler Kg | Schaltbares Ventiltriebsglied |
EP1090073B1 (en) * | 1999-04-23 | 2003-03-05 | Molecular Probes Inc. | Xanthene dyes and their application as luminescence quenching compounds |
JP2000310638A (ja) | 1999-04-28 | 2000-11-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 均一系酵素免疫分析方法 |
US6664047B1 (en) | 1999-04-30 | 2003-12-16 | Molecular Probes, Inc. | Aza-benzazolium containing cyanine dyes |
EP1065250B1 (en) | 1999-07-02 | 2004-12-08 | Visen Medical, Inc. | New fluorescent cyanine labels containing a sulfamido linker arm |
JP2001059845A (ja) | 1999-08-24 | 2001-03-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 乾式分析方法及び乾式分析要素 |
ATE296828T1 (de) | 1999-09-20 | 2005-06-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verbindungen zur floureszenz-kennzeichnung |
US6179912B1 (en) * | 1999-12-20 | 2001-01-30 | Biocrystal Ltd. | Continuous flow process for production of semiconductor nanocrystals |
US20020081635A1 (en) | 2000-05-11 | 2002-06-27 | Thomas Terry E. | Novel antibody compositions for preparing enriched T cell preparations |
US7524628B2 (en) | 2000-07-25 | 2009-04-28 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Method for detecting molecules expressing a selected epitope via fluorescent dyes |
AU7918501A (en) | 2000-08-04 | 2002-02-18 | Molecular Probes Inc | Derivatives of 1,2-dihydro-7-hydroxyquinolines containing fused rings |
WO2002026891A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Molecular Probes, Inc. | Modified carbocyanine dyes and their conjugates |
US20020132254A1 (en) * | 2000-11-30 | 2002-09-19 | Twu Jesse J. | Molecular labeling and assay systems using poly (amino acid)-metal ion complexes as linkers |
US20050069962A1 (en) * | 2001-10-12 | 2005-03-31 | Archer Robert M | Antibody complexes and methods for immunolabeling |
US8323903B2 (en) * | 2001-10-12 | 2012-12-04 | Life Technologies Corporation | Antibody complexes and methods for immunolabeling |
US6972326B2 (en) * | 2001-12-03 | 2005-12-06 | Molecular Probes, Inc. | Labeling of immobilized proteins using dipyrrometheneboron difluoride dyes |
-
2002
- 2002-04-05 US US10/118,204 patent/US8323903B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 JP JP2003533851A patent/JP2006513398A/ja active Pending
- 2002-10-02 CA CA002462280A patent/CA2462280C/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 AT AT02768949T patent/ATE436022T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-10-02 GB GB0410515A patent/GB2397302B/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 DE DE60232904T patent/DE60232904D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 WO PCT/US2002/031416 patent/WO2003030817A2/en active Search and Examination
- 2002-10-02 EP EP10181177A patent/EP2259067B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 EP EP09163588A patent/EP2113773B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-02 EP EP02768949A patent/EP1442302B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-09-17 US US10/666,291 patent/US20070269902A1/en not_active Abandoned
-
2007
- 2007-03-27 JP JP2007083130A patent/JP4977512B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8323903B2 (en) | 2012-12-04 |
WO2003030817B1 (en) | 2003-11-06 |
JP2007183291A (ja) | 2007-07-19 |
EP1442302A4 (en) | 2007-03-28 |
EP2259067A3 (en) | 2011-03-09 |
ATE436022T1 (de) | 2009-07-15 |
EP2259067A2 (en) | 2010-12-08 |
EP2113773A2 (en) | 2009-11-04 |
GB2397302B (en) | 2005-06-08 |
GB2397302A (en) | 2004-07-21 |
US20030073149A1 (en) | 2003-04-17 |
CA2462280C (en) | 2008-03-11 |
US20070269902A1 (en) | 2007-11-22 |
EP2113773A3 (en) | 2010-02-17 |
JP2006513398A (ja) | 2006-04-20 |
WO2003030817A2 (en) | 2003-04-17 |
EP1442302A2 (en) | 2004-08-04 |
GB0410515D0 (en) | 2004-06-16 |
EP1442302B1 (en) | 2009-07-08 |
EP2113773B1 (en) | 2012-06-27 |
WO2003030817A3 (en) | 2003-09-18 |
CA2462280A1 (en) | 2003-04-17 |
DE60232904D1 (de) | 2009-08-20 |
EP2259067B1 (en) | 2012-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4977512B2 (ja) | 免疫標識のための抗体複合体および方法 | |
US8304195B2 (en) | Antibody complexes and methods for immunolabeling | |
US8093012B2 (en) | Multiplex in situ immunohistochemical analysis | |
US20210215580A1 (en) | Combining modified antibodies with expansion microscopy for in-situ, spatially-resolved proteomics | |
US20170253918A1 (en) | Combining protein barcoding with expansion microscopy for in-situ, spatially-resolved proteomics | |
JP7000489B2 (ja) | ハプテン、ハプテンコンジュゲート、その組成物ならびにそれらの製造および使用の方法 | |
WO2019075091A1 (en) | MULTIPLEXED IN SITU HYBRIDIZATION OF TISSUE SECTIONS FOR SPATIALLY RESOLVED TRANSCRIPTOMIC WITH EXPANSION MICROSCOPY | |
US20190112356A1 (en) | High-affinity immunopolymers | |
WO2005119256A1 (ja) | 蛍光相関分光法による抗原の迅速検出及び/又は測定法 | |
WO2020033539A1 (en) | Lateral flow assay for assessing target conjugation | |
US20120107844A1 (en) | Immunosorbent assay support and method of use | |
AU2002332013A1 (en) | Antibody complexes and methods for immunolabeling | |
CN116539894A (zh) | Capg在制备病理性心肌肥厚检测试剂中的应用 | |
CN117630371A (zh) | 多元免疫检测样本转印试剂盒及方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070530 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070530 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090813 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20091110 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20091113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100721 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101014 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20101019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110706 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20111005 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120404 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4977512 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |