JP4976743B2 - 車両用シートのシートバックパッド - Google Patents

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この発明は、車両に対して後部から衝撃が加わったときに、シートバックに対してヘッドレストを前方に移動させることにより、搭乗者の頭部をヘッドレストによって保護する機能を備えた車両用シートに適するシートバックパッドに関するものである。
従来、この種の車両用シートとしては、例えば特許文献1〜3に記載されるものがある。特許文献1,2の車両用シートにおいては、そのシートバックにおけるシートバックフレームの内側にシートバックパッドが支持されている。また、シートバックフレームには、ヘッドレストを支持する支持部材が前後方向に傾動可能に支持されている。この支持部材には、シートバックパッドの背面に対面する受圧板が固定支持されている。そして、車両に対し後方から衝撃が加わったときに、シート上の搭乗者の背中によりシートバックパッドを介して受圧板が後方に押されることによって支持部材が傾動し、ヘッドレストが前方へ移動して搭乗者の頭部を支持するようになっている。
また、特許文献3の車両用シートにおいては、シートバックフレームの内側にばねアセンブリが支持されている。このばねアセンブリは、複数の縦ワイヤと横ワイヤとを組み合わせて構成された平面ばねと、この平面ばねをシートバックフレームの内側に支持する複数の引張コイルばねとにより構成されている。そして、このばねアセンブリには、シートバックパッドの背面に対面する受圧板が固定支持されている。また、シートバックフレームには、ヘッドレストを支持する支持部材が前後方向に傾動可能に支持されるとともに、この支持部材を傾動させるための増速機構が支持されている。そして、シートバックパッドにより受圧板が後方へ押されたときに、増速機構を介して支持部材が傾動し、ヘッドレストが前方へ移動するようになっている。
特開平10−119619号公報 特開2000−71841号公報 特開2006−56358号公報
ところで、上記各特許文献1,2のシートバックにおいては、受圧板の面積がシートバックパッドの背面の面積に対して小さいので、シートバックパッドから受圧板に力が加わったときに、シートバックパッドが受圧板に対応する狭い面積範囲で凹む。このため、シートバックパッドが局所的に変形することになり、集中力が作用してシートバックパッドが損傷しやすいものであった。また、受圧板を、溶接やボルト締めにより支持部材に固定支持させる必要があるため、組付作業が面倒であった。
また、上記特許文献3のシートバックにおいては、縦ワイヤ及び横ワイヤからなる平面ばねに受圧板を固定するための複雑な加工が受圧板に必要となる上、平面ばねに対する受圧板の組付作業が面倒であった。
この発明の目的は、板部材の製造を容易とし、また、板部材の組付作業を容易とすることができるとともにパッド本体の損傷を抑制することができる車両用シートのシートバックパッドを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、合成樹脂発泡体よりなるパッド本体の背面に、ヘッドレスト傾動機構を動作させるための剛体よりなる板部材を埋設し、前記パッド本体の背面には、前記板部材に対面する領域を包囲する領域に対して被覆シートが結合一体化されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記被覆シートは、不織布であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の発明において、前記板部材は、前記被覆シートの内面側に設けられたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記板部材に形成した通孔を通じて前記被覆シートが前記パッド本体に結合されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の発明において、前記板部材は、前記被覆シートの外面側に設けられたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記被覆シートにおいて前記板部材の内側に位置する部分には、同板部材に被覆シートを密着させるためのスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の発明において、前記板部材の外周面は、前記パッド本体の前側に広がる斜面とされていることを特徴とする。
(作用)
請求項1〜請求項に記載の発明によれば、板部材が、シートバックパッドの合成樹脂発泡体よりなるパッド本体に支持されているので、板部材をヘッドレスト傾動機構側に支持させたりシートバックフレームに支持させたりする必要がなく、車両用シートに対する板部材の組付作業が容易となる。また、固定のための複雑な形状を板部材に形成する必要がなく、その製造が容易となる。加えて、板部材がパッド本体の背面に埋設されて一体化されているので、板部材によるパッド本体の損傷が解消される。
請求項に記載の発明によれば、合成樹脂発泡体の浸透により被覆シートが硬化し、パッド本体の背面の剛性が向上する。このため、板部材がパッド本体の変形移動に対して忠実に移動し、ヘッドレスト傾動機構を適切に動作させる。
請求項に記載の発明には、次のような作用がある。不織布は、織布や編地に比較して空隙率が小さいため、被覆シートに浸透した合成樹脂発泡体材料の発泡が抑制される。このため、合成樹脂発泡体が浸透した被覆シートの硬度がより高くなり、パッド本体の背面の剛性がより一層向上する。従って、板部材がパッド本体の変形移動に対してより一層忠実に移動してヘッドレスト傾動機構を適切に動作させる。
請求項に記載の発明によれば、被覆シートが板部材の外側に配置されるので、ヘッドレスト傾動機構の部材を押すときに発生する衝突音が、被覆シートによって低減される。
請求項に記載の発明によれば、板部材に形成した通孔を通って合成樹脂発泡体が被覆シートに浸透硬化するため、板部材はパッド本体に対しより強固に保持される。
請求項に記載の発明によれば、パッド本体と板部材との間に被覆シートが介在されるため、車両振動やパッド本体の継続する伸縮変形等に起因して、板部材からパッド本体に与えられるダメージを低減できる。
請求項に記載の発明によれば、被覆シートにおいて板部材に対面する部分に設けられたスリットにより、被覆シートの同部分が板部材の厚さ等に従って折れたりすることができる。従って、被覆シートが板部材の周面により密着し、それらの間に隙間が形成されるのを抑えることができる。このため、被覆シートを介した板部材のパッド本体に対する結合がより強くなる。
請求項に記載の発明によれば、斜面とされた板部材の周面が被覆シートを介してパッド本体に食い込む状態となるため、板部材のパッド本体に対する結合が強くなる。
この発明によれば、板部材の製造を容易とし、また、板部材の組付作業を容易とすることができるとともにパッド本体の損傷を抑制することができる車両用シートのシートバックパッドを提供することができる。
(第1実施形態)
次に、この発明を具体化した第1実施形態について図1〜図6を用いて説明する。
図1に示すように、車両用シート10は、図示しない車体の床に固定されるシート座部11を備え、このシート座部11には、図示しない角度調節機構を介してシートバック12が支持されている。シートバック12は、図1に一部のみ図示するシートバックフレーム12aを備え、このシートバックフレーム12aには、発泡ポリウレタン等の合成樹脂発泡体よりなるシートバックパッド13が装着されている。また、シートバックフレーム12aには、支持軸16を介して傾動部材17が前後方向に傾動可能に支持されている。傾動部材17には、ヘッドレスト14が支持されている。この傾動部材17は、図示しないスプリングにより、ヘッドレスト14が後方に移動する方向に付勢されている。また、傾動部材17の下端には、傾動部材17を傾動させるための力を受ける受力部18が設けられている。なお、シートバックフレーム12a、シートバックパッド13、支持軸16、傾動部材17及び受力部18は、シートの表皮カバー12bにより覆われている。そして、支持軸16、傾動部材17及び受力部18等によりヘッドレスト傾動機構15が構成されている。
図3に示すように、前記シートバックパッド13のパッド本体19の背面全体には、例えば不織布よりなる被覆シート20が結合一体化されている。被覆シート20は、パッド本体19の成形時に被覆シート20に浸透して硬化した合成樹脂発泡体により、パッド本体19に結合一体化されている。
図2及び図3に示すように、パッド本体19における背面の下部には、前記受力部(図1に図示)18を車両後方に向かって押すための剛体よりなる板部材21が被覆シート(図3に図示)20の内面側に配置され、被覆シート20により覆われた状態で埋め込まれている。この板部材21は、合成樹脂又は金属によって形成されている。また、板部材21は、長方形状に形成され、その長手方向をシートバックパッド13の幅方向にした状態で同幅方向における中央に配置されている。なお、被覆シート20は、シートバックパッド13のほぼ背面全体と対応する面積を有し、板部材21の全体を覆うようにパッド本体19に一体化されている。従って、被覆シート20は、パッド本体19の背面において、板部材21に対面する領域を包囲する領域に対して結合一体化されている。
図4に示すように、板部材21には、鍵穴形状の一対のセットピン通孔25が形成されている。各セットピン通孔25は、円形部25aと扇形状部25bとからなる。また、板部材21の四隅部には、樹脂通孔27が複数形成されている。
そして、図3及び図5に示すように、被覆シート20は、板部材21の扇形状部25b及び樹脂通孔27の部分においても同扇形状部25b及び樹脂通孔27を通じてパッド本体19に結合一体化されている。
次に、上記のように構成されたシートバックパッド13の製造方法について説明する。
パッド本体19は、図6に示すように、成形型22a,22bを用いて成形される。このとき、被覆シート20及び板部材21は、成形型22a,22bのキャビティ23内の上部に配置される。このとき、板部材21の両セットピン通孔25の扇形状部25bには、キャビティ23内に突出する一対のセットピン24が挿入され、その後、板部材21を移動させることによって両セットピン24が扇形状部25bから円形部25aに配置される。そして、両セットピン24が円形部25aに対して嵌まることにより、板部材21がキャビティ23内の所定位置にセットされる。なお、セットピン24において、板部材21が嵌まる根元より先の部分は、同根元よりもやや拡径されている。このセットピン24の形状により、板部材21の外れや、後述する合成樹脂発泡体材料の発泡時における板部材21の位置ずれが防止される。
そして、キャビティ23に合成樹脂発泡体の材料が注入されて発泡されることによりパッド本体19が成形されるとともに被覆シート20の繊維間に発泡体材料が浸透して硬化し、パッド本体19に板部材21及び被覆シート20が一体化される。このとき、板部材21の両扇形状部25bと各樹脂通孔27とを通じて発泡体材料が被覆シート20に浸透し、板部材21の内側領域において被覆シート20が両扇形状部25b及び各樹脂通孔27を通じてパッド本体19に結合される。以上により、被覆シート20及び板部材21が一体化されたシートバックパッド13が製造される。
次に、上記のように構成されたこの実施形態の作用について説明する。
車両に対して後方から加わった衝撃により、車両用シート10上の搭乗者の背中によってシートバックパッド13のパッド本体19が後方に押されると、被覆シート20とともに板部材21が後方に移動される。すると、板部材21により受力部18が後方に移動され、傾動部材17が支持軸16回りに傾動する。このため、ヘッドレスト14は、前方へ移動し、搭乗者の頭部を支持する。
以上詳述したこの実施形態は、以下のような効果を有する。
(1) 板部材21は、合成樹脂発泡体よりなるパッド本体19の背面に支持される。従って、板部材21をヘッドレスト傾動機構15側に支持させたりシートバックフレーム12aに支持させたりする必要がなく、車両用シート10に対する板部材21の組付作業が容易となる。また、固定のための複雑な形状を板部材21に形成する必要がなく、その製造が容易となる。加えて、板部材21がパッド本体19の背面に埋設されて一体化されているので、板部材21によるパッド本体19の損傷が解消される。従って、板部材21の製造を容易とし、また、板部材21の組付作業を容易とすることができるとともにパッド本体19の損傷を抑制することができる車両用シートのシートバックパッド13を提供することができる。
(2) パッド本体19の背面には、板部材21に対面する領域を包囲する領域に対して被覆シート20が結合一体化されている。このため、パッド本体の成形時における合成樹脂発泡体の浸透により被覆シート20が硬化し、パッド本体19の背面の剛性が向上する。このため、板部材21がパッド本体19の変形移動に対して忠実に移動し、ヘッドレスト傾動機構15を適切に動作させる。
(3) 不織布は、織布や編地に比較して空隙率が小さいため、被覆シート20に浸透した合成樹脂発泡体材料の発泡が抑制される。このため、被覆シート20の硬度がより高くなり、パッド本体19の背面の剛性がより一層向上する。従って、板部材21がパッド本体19の変形移動に対してより一層忠実に動作してヘッドレスト傾動機構15を適切に動作させる。
(4) 被覆シート20が板部材21の外側に配置されるので、搭乗者によりパッド本体19を介して後方に押された板部材21は、被覆シート20を介して受力部18を押す。従って、板部材21が受力部18を押すときに発生する衝突音が、被覆シート20によって低減される。
(5) 板部材21に形成したセットピン通孔25の扇形状部25bと、樹脂通孔27とを通じて、合成樹脂発泡体が被覆シート20に浸透硬化するため、板部材21はパッド本体19に対しより強固に保持される。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態について図7〜図10を用いて説明する。なお、前記第1実施形態と同じ構成については、符号を同じにしてその説明を省略し、第1実施形態と異なる構成のみについて説明する。
図8に示すように、シートバックパッド13において被覆シート20が一体化されたパッド本体19の背面下部には、板部材21が被覆シート20の外面側に配置された状態で埋め込まれている。
図7に示すように、板部材21には、前記一対のセットピン通孔25に加え、固定ピン通孔30が複数形成されている。一方、この板部材21には、前記樹脂通孔27は形成されていない。また、板部材21の外周面には、同板部材21が全体として偏平四角錐台をなすように斜面21aが形成されている。すなわち、板部材21の外周面は、パッド本体19の前側に広がる斜面21aとされている。
そして、図8及び図9(a),(b)に示すように、板部材21は、パッド本体19側から被覆シート20を挟んで固定ピン通孔30に嵌入された固定ピン31により、被覆シート20を介してパッド本体19に結合されている。
上記のように構成されたこの実施形態は、第1実施形態と同様に、成形型22a,22bによるパッド本体19の成形時に、キャビティ23の内部に被覆シート20及び板部材21を配置することにより製造される。但し、この実施形態は、第1実施形態とは異なり、板部材21は、被覆シート20の外面側に配置される。
また、図10に示すように、被覆シート20において板部材21が覆う部分には、板部材21の対角方向に沿ったスリット32が予め形成されている。このスリット32により、被覆シート20において板部材21を覆う部分が板部材21の厚さ等に従って折れたりすることができる。従って、被覆シート20が板部材21の斜面21aにより密着し、それらの間に隙間が形成されるのを抑えることができる。このため、被覆シート20を介した板部材21のパッド本体19に対する結合がより強くなる。さらに、スリット32によって分割された被覆シート20の各部分は、前記固定ピン通孔30に嵌入された固定ピン31によって板部材21に固定される。そして、板部材21は、その斜面21aに密着する状態で硬化した被覆シート20に対するアンカー作用によりパッド本体19に食い込むように固定されている。
以上のように構成されたこの実施形態は、前記第1実施形態の(1)〜(3)に記載の効果の他、以下の効果を有している。
(6) パッド本体19と板部材21との間に被覆シート20が介在されるため、車両振動や、パッド本体19の継続する伸縮変形に起因して、板部材21がパッド本体19に与えるダメージ(例えば、板部材21による亀裂等)を低減することができる。
(7) 被覆シート20において板部材21の内側に配置された部分には、板部材21の斜面21aに被覆シート20を密着させるためのスリット32が形成されている。このため、パッド本体19の成形時において、板部材21の斜面21aに対して被覆シート20が密着した状態で硬化する。従って、板部材21は、パッド本体19との間に隙間が形成されたりすることなく、その斜面21aに密着する状態で硬化した被覆シート20に対するアンカー作用によりパッド本体19に強固に固定される。
なお、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図5に二点鎖線で示すように、板部材21に対応するだけの大きさの被覆シート20を板部材21の外側に設け、樹脂通孔27及び扇形状部25bを通じてパッド本体19に結合する。この場合には、板部材21が被覆シート20を介して受力部18を押すので、衝突音が低減される。
・ 前記被覆シート20として、織布、編地、又は、網を用いる。
・ 前記被覆シート20として、柔軟性を有する合成樹脂フィルムを用いる。この場合、パッド本体19の成形時において、キャビティ23内に配置した合成樹脂フィルムの内面に接着剤を付与しておき、成形されたパッド本体19の背面に合成樹脂フィルムを接着させる。
・ 図5に二点鎖線で示すように、被覆シート20の内面側に配置した状態でパッド本体19に埋め込んだ板部材21に斜面21aを形成する。この場合、板部材21は、アンカー作用によりパッド本体19に食い込むように固定される。
第1実施形態のシートバックパッドを備えた車両用シートを示す縦断面図。 シートバックパッドを示す一部を破断した斜視図。 同じく縦断面図。 板部材を示す斜視図。 パッド本体に一体化された板部材を示す縦断面図。 パッド本体の成形型の一部を示す縦断面図。 第2実施形態のシートバックパッドに用いられる板部材を示す斜視図。 同じくシートバックパッドを示す縦断面図。 (a),(b)は、共にパッド本体に一体化された板部材を示す縦断面図。 パッド本体の成形型にセットされた板部材を示す斜視図。
符号の説明
10…車両用シート、12…シートバック、12a…シートバックフレーム、13…シートバックパッド、14…ヘッドレスト、15…ヘッドレスト傾動機構、19…パッド本体、20…被覆シート、21…板部材、21a…斜面、25b…通孔としての(セットピン孔の)扇形状部、27…同じく樹脂通孔、32…スリット。

Claims (7)

  1. 合成樹脂発泡体よりなるパッド本体の背面に、ヘッドレスト傾動機構を動作させるための剛体よりなる板部材を埋設し、前記パッド本体の背面には、前記板部材に対面する領域を包囲する領域に対して被覆シートが結合一体化されたことを特徴とする車両用シートのシートバックパッド。
  2. 前記被覆シートは、不織布であることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートのシートバックパッド。
  3. 前記板部材は、前記被覆シートの内面側に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのシートバックパッド。
  4. 前記板部材に形成した通孔を通じて前記被覆シートが前記パッド本体に結合されたことを特徴とする請求項3に記載の車両用シートのシートバックパッド。
  5. 前記板部材は、前記被覆シートの外面側に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのシートバックパッド。
  6. 前記被覆シートにおいて前記板部材の内側に位置する部分には、同板部材に被覆シートを密着させるためのスリットが形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用シートのシートバックパッド。
  7. 前記板部材の外周面は、前記パッド本体の前側に広がる斜面とされていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車両用シートのシートバックパッド。
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