JP4975580B2 - ブレーキ液圧制御装置および自動二輪車のブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
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Description
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、第1所定値は、接地荷重が低下した後輪がロックするホイールシリンダ圧相当量であることである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、後輪接地荷重低下予測手段は、後輪ABS制御における2回目以降の後輪減圧制御の開始時点の後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値以上となった場合に、後輪が接地荷重低下となると予測することである。
さらに、後輪接地荷重低下予測手段は、後輪減圧制御の開始時点の後輪ホイールシリンダ圧が第1所定値以上となった場合に、後輪が接地荷重低下となると予測するので、後輪減圧制御の開始時点すなわち後輪増圧制御の終了時点の後輪ホイールシリンダ圧つまりは後輪増圧制御中において後輪に最も制動力が加わる時点でのホイールシリンダ圧で判定することにより、容易かつ確実に後輪の接地荷重低下を早期に判断することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2において、第1所定値は、接地荷重が低下した後輪がロックするホイールシリンダ圧相当量である。
さらに、後輪接地荷重低下予測手段は、後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値以上となった場合に、後輪が接地荷重低下となると予測するので、第2所定値を後輪が接地荷重低下となるのに必要十分な値に設定することにより、後輪ホイールシリンダ圧に基づいて容易かつ確実に後輪の接地荷重低下を判断することができる。また、後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値を越えた場合、後輪減圧制御の開始を考慮することなく、直ちに後輪の接地荷重低下を判断することができるので、より早期に後輪の接地荷重低下を判断することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項4において、後輪接地荷重低下予測手段は、後輪ABS制御における2回目以降の後輪減圧制御の開始時点の後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値以上となった場合に、後輪が接地荷重低下となると予測する。
Claims (11)
- 前輪(Wf)に制動力を発生可能な前輪ホイールシリンダ(WCf)内のブレーキ液圧である前輪ホイールシリンダ圧を減圧させる前輪減圧制御、および該前輪減圧制御の後に前記前輪ホイールシリンダ圧を増圧させる前輪増圧制御をこの順番で繰り返し実行可能な前輪ABS制御を実行する前輪ABS制御手段(図6および図7に示すサブルーチン)と、
後輪(Wr)に制動力を発生可能な後輪ホイールシリンダ(WCr)内のブレーキ液圧である後輪ホイールシリンダ圧を減圧させる後輪減圧制御、および該後輪減圧制御の後に前記後輪ホイールシリンダ圧を増圧させる後輪増圧制御をこの順番で繰り返し実行可能な後輪ABS制御を実行する後輪ABS制御手段(図3および図4に示すサブルーチン)と、
前記前輪および後輪ABS制御が同時に実行されている場合、前記後輪ABS制御手段による後輪増圧制御中における前記後輪ホイールシリンダ圧の状態に基づいて前記後輪の接地荷重低下を予測する後輪接地荷重低下予測手段(図5に示すサブルーチンなど)と、
前記後輪接地荷重低下予測手段によって前記後輪の接地荷重低下が予測された場合、該予測した時点後の前記前輪ABS制御手段による前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する前輪ABS制御補正手段(ステップ650〜654など)と、を備え、
前記後輪接地荷重低下予測手段は、前記後輪減圧制御の開始時点の前記後輪ホイールシリンダ圧が第1所定値以上となった場合に、前記後輪が接地荷重低下となると予測する(図5に示すサブルーチン)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 請求項1において、前記後輪接地荷重低下予測手段は、前記後輪ABS制御における2回目以降の前記後輪減圧制御の開始時点の前記後輪ホイールシリンダ圧が第1所定値以上となった場合に、前記後輪が接地荷重低下となると予測する(図5に示すサブルーチン)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1または請求項2において、前記第1所定値は、接地荷重が低下した前記後輪がロックするホイールシリンダ圧相当量であることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 前輪(Wf)に制動力を発生可能な前輪ホイールシリンダ(WCf)内のブレーキ液圧である前輪ホイールシリンダ圧を減圧させる前輪減圧制御、および該前輪減圧制御の後に前記前輪ホイールシリンダ圧を増圧させる前輪増圧制御をこの順番で繰り返し実行可能な前輪ABS制御を実行する前輪ABS制御手段(図6および図7に示すサブルーチン)と、
後輪(Wr)に制動力を発生可能な後輪ホイールシリンダ(WCr)内のブレーキ液圧である後輪ホイールシリンダ圧を減圧させる後輪減圧制御、および該後輪減圧制御の後に前記後輪ホイールシリンダ圧を増圧させる後輪増圧制御をこの順番で繰り返し実行可能な後輪ABS制御を実行する後輪ABS制御手段(図3および図4に示すサブルーチン)と、
前記前輪および後輪ABS制御が同時に実行されている場合、前記後輪ABS制御手段による後輪増圧制御中における前記後輪ホイールシリンダ圧の状態に基づいて前記後輪の接地荷重低下を予測する後輪接地荷重低下予測手段(図5に示すサブルーチンなど)と、
前記後輪接地荷重低下予測手段によって前記後輪の接地荷重低下が予測された場合、該予測した時点後の前記前輪ABS制御手段による前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する前輪ABS制御補正手段(ステップ650〜654など)と、を備え、
前記後輪接地荷重低下予測手段は、前記後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値以上となった場合に、前記後輪が接地荷重低下となると予測する(図10に示すサブルーチン)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 請求項4において、前記後輪接地荷重低下予測手段は、前記後輪ABS制御における2回目以降の前記後輪減圧制御の開始時点の前記後輪ホイールシリンダ圧が第2所定値以上となった場合に、前記後輪が接地荷重低下となると予測する(図10に示すサブルーチン)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れか一項において、前記前輪ABS制御補正手段は、前記後輪接地荷重の低下を予測した時点後の前記前輪減圧制御の開始判定に使用する前輪減圧開始閾値を、前記予測した時点前の前輪減圧開始閾値より小さい値に変更することにより、前記予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する(ステップ650〜654)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れか一項において、前記前輪ABS制御補正手段は、前記後輪接地荷重の低下を予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧率を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧率より小さい値に変更することにより、前記予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する(ステップ660〜664)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れか一項において、前記前輪ABS制御補正手段は、前記後輪接地荷重の低下を予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧率を0に変更することにより、前記予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する(ステップ660〜664)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れか一項において、前記前輪ABS制御補正手段は、前記後輪接地荷重の低下を予測した時点後に前記前輪増圧制御を前記前輪減圧制御に変更することにより、前記予測した時点後の前記前輪増圧制御の増圧量を前記予測した時点前の前記前輪増圧制御の増圧量に比べて低減するように補正する(ステップ670)ことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れか一項において、前記後輪接地荷重低下予測手段は、推定された後輪ホイールシリンダ圧を使用して、前記後輪の接地荷重低下を予測することを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
- 請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載のブレーキ液圧制御装置を適用したことを特徴とする自動二輪車のブレーキ液圧制御装置。
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