JP4975550B2 - 板材用取付金物および板材用取付金物の取付構造、板材の取付方法 - Google Patents
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しかしながら、例えば、比較的面積の大きい板材を取り付けるに際して、作業者が一人の場合、作業者は板材を正面から抱えたまま作業を行わなければならない。このため、作業者が板材の背面側にある全ての受け金物および掛け金物に気を配ることは困難であり、全ての掛け金物を、全ての受け金物に同時に掛けることができない場合があった。
前記板材1の裏面の下端部近傍に取り付けられる第1差込金物10と、この第1差込金物10よりも上方に位置し、前記板材1の裏面に取り付けられる複数の第2差込金物20と、これら第1差込金物10および第2差込金物20の取付位置に対応して前記下地材2の表面に複数取り付けられる受け金物30とからなり、
この受け金物30は、上方向に開口する開口部31aを有して前記第1差込金物10および第2差込金物20が差し込まれる受け金物本体31を備えるとともに、この受け金物本体31は、前記下地材2に対向し、かつ下方に向かって徐々に下地材2との間隔が狭まるように傾斜する傾斜板部31bを備えており、
前記第1差込金物10は、下方に向かって延出し、前記受け金物本体31に差し込まれる本体差込部11を備えるとともに、この本体差込部11は、この本体差込部11の上部に一体的に形成され、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの上端部に引っ掛かる引掛部12とを備えており、
この第1差込金物10は、前記引掛部12の前記傾斜板部31bの上端部に当接する部分を軸にして回動可能となっていることを特徴とする。
さらに、この第1差込金物10よりも上方に位置するようにして前記複数の第2差込金物20が、前記板材1の裏面に取り付けられるとともに、前記受け金物30が、前記第1差込金物10および第2差込金物20の取付位置に対応して前記下地材2の表面に複数取り付けられているので、前記板材1が立て起こされるにつれて、下方側に位置する第2差込金物20から上方側に位置する第2差込金物20へと、徐々に前記受け金物本体31に接近していくこととなる。そして、最上方に位置する第2差込金物20が、前記受け金物本体31の開口部31aに接近し、前記板材1が垂直に立て起こされ、この開口部31aから前記受け金物本体31に差し込まれる時に、その他の第1差込金物10および第2差込金物20も、前記受け金物本体31に同時に差し込まれることとなる。
したがって、前記第1差込金物10を、前記受け金物本体31に差し込んでから板材1を立て起こし、さらに前記第2差込金物20を徐々に受け金物本体31に接近させていくだけで、全ての第1差込金物10および第2差込金物20を、前記受け金物本体31に同時に差し込むことができる。しかも、このように前記第1差込金物10を前記受け金物本体31に差し込むことをきっかけにして、前記第2差込金物20を前記受け金物本体31に差し込むことができ、延いては前記板材1を下地材2に取り付けることができるので、従来とは異なり、前記板材1や下地材2に取り付けられる全ての金物に気を配る必要をなくすことができ、前記板材1を下地材2に容易かつ確実に取り付けることができる。
前記第2差込金物20は、前記受け金物本体31に差し込まれる本体差込部21を備えるとともに、この本体差込部21は、この本体差込部21の下部に一体的に形成され、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの上端部に引っ掛かる引掛部22と、この引掛部22の下部に、下方に向かって膨らむように断面円弧状に形成された摺動部22aとを備えており、
この第2差込金物20は、前記摺動部22aの外周面に沿って前記傾斜板部31bの上端面を摺動可能となっていることを特徴とする。
前記第1差込金物10および第2差込金物20は、前記本体差込部11,21の上端部に一体的に形成され、かつ前記受け金物本体31の開口部31aよりも幅広に形成される当接板部13,23をそれぞれ備えていることを特徴とする。
前記板材1の裏面の一方の側端部には、前記第1差込金物10が、前記板材1の下端部近傍に位置して取り付けられるとともに、前記第2差込金物20が、この第1差込金物10よりも上方に位置して複数取り付けられ、さらに、これら第1差込金物10および第2差込金物20は、上下方向に所定間隔で配置されており、
前記板材1の裏面の他方の側端部には、複数の前記第2差込金物20が、一方の側端部に取り付けられた前記第1差込金物10よりも上方に位置して取り付けられ、かつ上下方向に所定間隔で配置されており、
前記下地材2の表面には、前記第1差込金物10および第2差込金物20の取付位置に対応して前記受け金物30が複数取り付けられていることを特徴とする。
これによって、前記第1差込金物10を前記受け金物30の受け金物本体31に差し込むことをきっかけにして、前記第2差込金物20を前記受け金物本体31に差し込むことができ、延いては板材1を前記下地材2に取り付けることができるので、従来とは異なり、前記板材1や下地材2に取り付けられる全ての金物に気を配る必要をなくすことができるので、前記板材1を下地材2に、さらに容易かつ確実に取り付けることができる。
前記第1差込金物10および第2差込金物20が取り付けられた板材1を、前記受け金物30が取り付けられた下地材2に取り付けるに際し、
前記第1差込金物10の本体差込部11を、前記受け金物本体31に差し込みむとともに、この本体差込部11の引掛部12を、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの上端部に引っ掛けた後に、前記第1差込金物10を、前記引掛部12の前記傾斜板部31bの上端部に当接する部分を軸にして回動させて前記板材1を立て起こし、
前記板材1の立て起こしに合わせて、前記複数の第2差込金物20を下方から徐々に、それぞれの対応する受け金物30に接近させ、各第2差込金物20と受け金物30とが互いに接近した際に、該第2差込金物20の引掛部22を、受け金物本体31の傾斜板部31bの上端部に引っ掛け、
次に、前記第2差込金物20を、前記摺動部22aの外周面に沿って前記傾斜板部31bの上端面を摺動させて前記受け金物本体31の開口部31aに接近させると同時に、前記第1差込金物10の引掛部12の引掛状態を解除することによって、前記板材1を、この板材1と下地材2とが平行となるように立て起こすとともに前記下地材2に接近させ、
その後、前記第1差込金物10および第2差込金物20を、これら第1差込金物10および第2差込金物20の当接板部13,23が前記受け金物本体31の上端部に当接するまで、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの傾斜面に沿って斜め下方に摺動させることを特徴とする。
そして、その後、前記第1差込金物10および第2差込金物20を、これら第1差込金物10および第2差込金物20の当接板部13,23が前記受け金物本体31の上端部に当接するまで、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの傾斜面に沿って斜め下方に摺動させるので、これら第1差込金物10および第2差込金物20の摺動に合わせて、前記板材1を、前記下地材2へと徐々に接近させながら下方へと移動させるようにして、前記下地材2に取り付けることができる。すなわち、前記板材1を下地材2に取り付ける際は、前記第1差込金物10および第2差込金物20の引掛状態が解除された後に、前記板材1を、自重によって前記傾斜板部31bの傾斜面に沿って斜め下方に移動させることによって、前記下地材2に接近させながら取り付けできるので、前記板材1を下地材2に、より一層容易かつ確実に取り付けることができる。
しかも、このように第1差込金物を受け金物本体に差し込むことをきっかけにして、第2差込金物を受け金物本体に差し込むことができ、延いては板材を下地材2に取り付けることができるので、従来とは異なり、板材や下地材に取り付けられる全ての金物に気を配る必要をなくすことができ、板材を下地材に容易かつ確実に取り付けることができる。
また、前記受け金物30は、上方向に開口する開口部31aを有して前記第1差込金物10および第2差込金物20が差し込まれる受け金物本体31を備えるとともに、この受け金物本体31は、前記下地材2に対向し、かつ下方に向かって徐々に下地材2との間隔が狭まるように傾斜する傾斜板部31bを備えている。
また、前記第1差込金物10は、下方に向かって延出し、前記受け金物本体31に差し込まれる本体差込部11を備えるとともに、この本体差込部11は、この本体差込部11の上部に一体的に形成され、前記受け金物本体31の傾斜板部31bの上端部に引っ掛かる引掛部12とを備えており、この第1差込金物10は、前記引掛部12の前記傾斜板部31bの上端部に当接する部分を軸にして回動可能となっている。
本実施の形態の第1差込金物10は、前記板材1の裏面に取り付けられるものであり、前記板材1の下端部近傍に位置しており、前記第2差込金物20のうち、最も下方に位置する第2差込金物20よりも下方に位置している。また、上述のように前記板材1の裏面の一方の側端部に取り付けられている。
また、この固定板部14には、この固定板部14の側端部から直交方向に向かって所定寸法だけ突出する支持板部15が一体的に設けられている。
さらに、この支持板部15には、この支持板部15の突出方向端部から、前記固定板部14とは逆方向に所定寸法だけ延出する当接板部13が一体的に設けられている。
そして、この当接板部13の下端部から下方に向かって延出し、前記受け金物本体31に差し込まれる本体差込部11が一体的に設けられており、この本体差込部11には、上述のように引掛部12が一体的に形成されている。
また、前記引掛部12は、前記本体差込部11に対して、側面視略横臥U字状に前記板材1側に膨らむようにして形成されており、図1(a),(b)に示すように、この引掛部12の下面が、前記傾斜板部31bの上端部に引っ掛かるようになっている。そして、このように前記傾斜板部31bの上端部に引っかかる引掛部12の部位を軸にして、前記第1差込金物10自体を回動させることができる。したがって、この第1差込金物10を支点にして、前記板材1を、前記下地材2に合わせて垂直に立て起こすことができる。
また、この固定板部24には、この固定板部24の側端部から直交方向に向かって所定寸法だけ突出する支持板部25が一体的に設けられている。
さらに、この支持板部25には、この支持板部25の突出方向端部から、前記固定板部24とは逆方向に所定寸法だけ延出する当接板部23が一体的に設けられている。
そして、この当接板部23の下端部から下方に向かって突出し、前記受け金物本体31に差し込まれる本体差込部21が一体的に設けられており、この本体差込部21には、上述のように引掛部22が一体的に形成されている。
さらに、前記摺動部22aは、上述のように、前記引掛部22の下部に、下方に向かって膨らむように断面円弧状に形成されたものであり、図1(b)〜図1(d)引掛部22を傾斜板部31bの上端部に引っ掛けた状態から、さらに前記板材1を立て起しながら前記下地材2に接近させることによって、前記第2差込金物20を、前記引掛部22の引掛状態を解除しながら、前記摺動部22aの外周面に沿って前記傾斜板部31bの上端面を摺動させることができるようになっている。
そして、これら引掛部22および摺動部22aは、前記本体差込部21の下部に一体的に形成されているので、前記板材1を垂直に立て起こした後、これら引掛部22および摺動部22aを、前記受け金物本体31に差し込むことができる。
また、この受け金物30は、前記受け金物本体30の周囲に一体的に形成され、受け金物30自体を前記下地材2の表面に取り付けるために、この下地材2の表面に固定される固定板部32を備えている。この固定板部32には、ビス用の孔が形成されている。
すなわち、図3および図4に示すように、前記板材1の裏面の一方の側端部には、前記第1差込金物10が、前記板材1の下端部近傍に位置して取り付けられるとともに、前記第2差込金物20が、この第1差込金物10よりも上方に位置して複数取り付けられ、さらに、これら第1差込金物10および第2差込金物20は、上下方向に所定間隔で配置されている。
また、前記板材1の裏面の他方の側端部には、複数の前記第2差込金物20が、一方の側端部に取り付けられた前記第1差込金物10よりも上方に位置して取り付けられ、かつ上下方向に所定間隔で配置されている。
そして、前記下地材2の表面には、前記第1差込金物10および第2差込金物20の取付位置に対応して前記受け金物30が複数取り付けられている。
したがって、前記第1差込金物10が前記板材1の下端部近傍に位置しており、前記板材1の裏面の両側端部に取り付けられる全ての第2差込金物20は、この第1差込金物10よりも上方に位置するとともに、それぞれ所定の間隔をあけて配置されているので、前記板材の裏面の両側端部に取り付けられる各差込金物10,20は、板材1の裏面の一方の側端部と他方の側端部とに対称的に取り付けられるものではなく、前記板材1の裏面の一方の側端部に取り付けられる第1差込金物10および第2差込金物20が、前記板材1の裏面の他方の側端部に取り付けられる第2差込金物20に対して、それぞれ低い位置に取り付けられることとなる。
なお、この場合は、前記当接板部13,23および本体差込部11,21の一部が、前記板材1の両側端部よりも外側に位置しているので、一方の板材1を下地材2に取り付けた状態で、他方の板材1aを立て起こして、前記板材1に隣接させながら下地材2へと取り付けることができないので、これら板材1,1a同士を隣接させながら同時に立て起こして、同時に前記下地材2に取り付けるものとする。
このように、これら第1差込金物10および第2差込金物20が、前記板材1の両側端部よりも外側にはみ出さないことによって、図示はしないが、前記板材1同士を隣接させて前記下地材2に取り付ける際に、これら板材1同士を、互いに影響しあうことなく立て起こすことができる。
したがって、前記第1差込金物10を前記受け金物30の受け金物本体31に差し込んだ後に、前記板材1を立て起こすだけで、前記第2差込金物20を、下方から上方に向かって徐々に受け金物30に接近させていくことができるので、全ての第1差込金物10および第2差込金物20を、前記受け金物本体31に同時に差し込むことができる。
これによって、前記第1差込金物10を前記受け金物30の受け金物本体31に差し込むことをきっかけにして、前記第2差込金物20を前記受け金物本体31に差し込むことができ、延いては板材1を前記下地材2に取り付けることができるので、従来とは異なり、前記板材1や下地材2に取り付けられる全ての金物に気を配る必要をなくすことができるので、前記板材1を下地材2に容易かつ確実に取り付けることができる。
また、前記板材1の裏面の他方の側端部に、複数の前記第2差込金物20を、一方の側端部に取り付けられた前記第1差込金物10よりも上方に位置するように取り付け、かつ上下方向に所定の間隔をあけて配置する。
そして、前記下地材2の表面に、前記第1差込金物10および第2差込金物20の取付位置に対応するように前記受け金物30を複数取り付ける。
その後、前記第1差込金物10を、前記引掛部12の前記傾斜板部31bの上端部に当接する部分を軸にして回動させるようにして前記板材1を立て起こす。
したがって、これら第1差込金物10および第2差込金物20の摺動に合わせて、前記板材1を、前記下地材2へと徐々に接近させながら下方へと移動させるようにして、前記下地材2に取り付けることができる。すなわち、前記板材1を下地材2に取り付ける際は、前記第1差込金物10および第2差込金物20の引掛状態が解除された後に、前記板材1を、自重によって前記傾斜板部31bの傾斜面に沿って斜め下方に移動させることによって、前記下地材2に接近させながら取り付けできる。
以上のようにして、前記板材1を下地材2に取り付けることができる。
2 下地材
10 第1差込金物
11 本体差込部
12 引掛部
20 第2差込金物
30 受け金物
31b 傾斜板部
Claims (5)
- 垂直に立設された下地材に、この下地材の表面を覆う板材を取り付けるための板材用取付金物において、
前記板材の裏面の下端部近傍に取り付けられる第1差込金物と、この第1差込金物よりも上方に位置し、前記板材の裏面に取り付けられる複数の第2差込金物と、これら第1差込金物および第2差込金物の取付位置に対応して前記下地材の表面に複数取り付けられる受け金物とからなり、
この受け金物は、上方向に開口する開口部を有して前記第1差込金物および第2差込金物が差し込まれる受け金物本体を備えるとともに、この受け金物本体は、前記下地材に対向し、かつ下方に向かって徐々に下地材との間隔が狭まるように傾斜する傾斜板部を備えており、
前記第1差込金物は、下方に向かって延出し、前記受け金物本体に差し込まれる本体差込部を備えるとともに、この本体差込部は、この本体差込部の上部に一体的に形成され、前記受け金物本体の傾斜板部の上端部に引っ掛かる引掛部とを備えており、
この第1差込金物は、前記引掛部の前記傾斜板部の上端部に当接する部分を軸にして回動可能となっていることを特徴とする板材用取付金物。 - 請求項1に記載の板材用取付金物において、
前記第2差込金物は、前記受け金物本体に差し込まれる本体差込部を備えるとともに、この本体差込部は、この本体差込部の下部に一体的に形成され、前記受け金物本体の傾斜板部の上端部に引っ掛かる引掛部と、この引掛部の下部に、下方に向かって膨らむように断面円弧状に形成された摺動部とを備えており、
この第2差込金物は、前記摺動部の外周面に沿って前記傾斜板部の上端面を摺動可能となっていることを特徴とする板材用取付金物。 - 請求項1または2に記載の板材用取付金物において、
前記第1差込金物および第2差込金物は、前記本体差込部の上端部に一体的に形成され、かつ前記受け金物本体の開口部よりも幅広に形成される当接板部をそれぞれ備えていることを特徴とする板材用取付金物。 - 前記板材の裏面および下地材の表面に、請求項1〜3のいずれか一項に記載の板材用取付金物を取り付けてなる板材用取付金物の取付構造であって、
前記板材の裏面の一方の側端部には、前記第1差込金物が、前記板材の下端部近傍に位置して取り付けられるとともに、前記第2差込金物が、この第1差込金物よりも上方に位置して複数取り付けられ、さらに、これら第1差込金物および第2差込金物は、上下方向に所定間隔で配置されており、
前記板材の裏面の他方の側端部には、複数の前記第2差込金物が、一方の側端部に取り付けられた前記第1差込金物よりも上方に位置して取り付けられ、かつ上下方向に所定間隔で配置されており、
前記下地材の表面には、前記第1差込金物および第2差込金物の取付位置に対応して前記受け金物が複数取り付けられていることを特徴とする板材用取付金物の取付構造。 - 請求項3に記載の板材用取付金物を用いて、板材を下地材に取り付ける板材の取付方法であって、
前記第1差込金物および第2差込金物が取り付けられた板材を、前記受け金物が取り付けられた下地材に取り付けるに際し、
前記第1差込金物の本体差込部を、前記受け金物本体に差し込みむとともに、この本体差込部の引掛部を、前記受け金物本体の傾斜板部の上端部に引っ掛けた後に、前記第1差込金物を、前記引掛部の前記傾斜板部の上端部に当接する部分を軸にして回動させて前記板材を立て起こし、
前記板材の立て起こしに合わせて、前記複数の第2差込金物を下方から徐々に、それぞれの対応する受け金物に接近させ、各第2差込金物と受け金物とが互いに接近した際に、該第2差込金物の引掛部を、受け金物本体の傾斜板部の上端部に引っ掛け、
次に、前記第2差込金物を、前記摺動部の外周面に沿って前記傾斜板部の上端面を摺動させて前記受け金物本体の開口部に接近させると同時に、前記第1差込金物の引掛部の引掛状態を解除することによって、前記板材を、この板材と下地材とが平行となるように立て起こすとともに前記下地材に接近させ、
その後、前記第1差込金物および第2差込金物を、これら第1差込金物および第2差込金物の当接板部が前記受け金物本体の上端部に当接するまで、前記受け金物本体の傾斜板部の傾斜面に沿って斜め下方に摺動させることを特徴とする板材の取付方法。
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