JP4974861B2 - 真空断熱材 - Google Patents

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Description

この発明は、真空断熱材に関するものである。
従来、断熱性能の向上を図るために、伝熱方向へ積層された多数枚のシート状物をパネル内に配設し、内部を高真空として封止した真空断熱材が提案されている。シート状物は、積層方向に直角方向でランダムに配置されたガラス繊維と、積層方向に沿って配置されたペネトレーション繊維とにより構成されている。ガラス繊維及びペネトレーション繊維により、シート状物全体として均一に高密度化が図られている。これにより、パネル内の高真空によるシート状物の圧縮変形が抑制される(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−208696号公報
しかし、ペネトレーション繊維が伝熱方向に沿って配置されているので、熱がペネトレーション繊維を伝わることにより、真空断熱材の断熱性能が低下してしまう。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、断熱性能の向上を図ることができる真空断熱材を得ることを目的とする。
この発明に係る真空断熱材は、積層された複数の断熱層を有し、複数本の繊維を含む多孔質シートが各断熱層にそれぞれ設けられた芯材、及び芯材を覆って密閉し、内部が減圧されている外被材を備え、各断熱層の少なくともいずれかは、断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、高密度部における繊維の占有率は、低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。
この発明に係る真空断熱材では、芯材の断熱層が断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くなっているので、積層方向に沿って繊維を配置することなく高密度部の強度を向上させることができ、外被材内の減圧による芯材の圧縮変形の抑制を図ることができる。従って、密閉フィルム内が減圧されても断熱層内の空間を維持することができ、繊維の熱伝導による熱の移動を抑制することができる。このことから、真空断熱材全体の断熱性能の向上を図ることができる。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による真空断熱材を示す縦断面図である。図において、真空断熱材1は、高温側から低温側への熱の移動を抑制する。また、真空断熱材1は、高温側及び低温側間を結ぶ方向(伝熱方向)へ積層された複数の断熱層を含む芯材2と、芯材2を覆って密閉する密閉フィルム3とを有している。
密閉フィルム3内は、減圧されており、真空に近い状態とされている。これにより、密閉フィルム3が変形され、芯材2は周囲の大気圧による圧縮力を受けている。
各断熱層には、複数本の繊維により構成された不織布4が設けられている。不織布4は、内部が多孔質とされた多孔質シートである。各断熱層は、断熱層の厚さが縮小する方向へ大気圧による圧縮力を受けている。また、各断熱層は、不織布4が圧縮力を支えることにより保持されている。即ち、各断熱層の厚さは、圧縮力を受ける不織布4により確保されている。なお、不織布4を構成する繊維としては、例えば樹脂系繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン及びポリエステル等)やガラス系繊維等が挙げられる。
図2は、図1の不織布4を示す斜視図である。図において、不織布4は、複数本の繊維が所定の充填密度で配置された複数の低充填部5と、不織布4の表面に沿った方向について低充填部5に隣接し、繊維の充填密度が低充填部5よりも高くなっている複数の高充填部6とを有している。この例では、各低充填部5及び各高充填部6は、不織布4の表面に沿った方向へ交互に並べられている。また、各低充填部5及び各高充填部6は、交互に並べられた方向に垂直な方向へ平行に不織布4の表面に沿って延びている。なお、不織布4における繊維の充填密度とは、不織布4における単位体積当たりの繊維の質量である。
各断熱層は、不織布4の低充填部5が存在する低密度部と、不織布4の高充填部6が存在する高密度部とを有している。断熱層の低密度部及び高密度部は、断熱層に沿った方向について互いに隣接している。即ち、各断熱層では、低充填部5及び高充填部6が断熱層に沿って並ぶように不織布4が設けられている。これにより、各高密度部における繊維の占有率は、各低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。即ち、不織布4における繊維の充填密度が断熱層の低密度部よりも高密度部で高くされることにより、断熱層の高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くされている。
なお、この例では、各低充填部5及び各高充填部6が交互に配置され、かつ不織布4の表面に沿って平行に延びているので、断熱層の各低密度部及び各高密度部は、交互に配置され、かつ断熱層に沿って平行に延びている。
次に、真空断熱材1の製造方法について説明する。まず、低充填部5及び高充填部6が形成されている不織布4を複数枚重ねて芯材2を作製する。この後、芯材2を加熱する等の手段を用いて含有水分を除去する。このとき、吸気しながら90℃程度に加熱すると水分除去がより効果的に行なえる。この後、芯材2を密閉フィルム3で覆い、密閉フィルム3で覆った芯材2を真空チャンバ内に入れる。この後、真空チャンバ内を減圧することにより、密閉フィルム3内を減圧して密閉フィルム3内の状態を真空状態にする。この後、密閉フィルム3内が真空になっている状態で密閉フィルム3を密閉した後、真空チャンバ内の圧力を大気圧状態にまで戻す。これにより、真空断熱材1が完成する。完成した真空断熱材1内の状態は真空状態に保持され、密閉フィルム3及び芯材2は外部との圧力差による圧縮力を受けている。
ここで、熱が移動する態様としては、対流熱伝達、熱伝導及び輻射熱伝達の3つの態様がある。従って、この3つの態様による熱の移動を抑制することにより、断熱性能の向上を図ることができる。
真空断熱材1では、密閉フィルム3内の減圧によって、対流熱伝達による熱の移動が抑制されている。また、熱伝導による熱の移動を抑制するためには、芯材2における不織布4の繊維の占有率を小さくすればよいが、密閉フィルム3内に不織布4が少なくなりすぎると、輻射熱伝達及び気体熱伝導により真空断熱材1の断熱性能が逆に低下する。従って、芯材2における不織布4の繊維の占有率を所定の範囲に保つ必要がある。実験では、不織布4が樹脂系繊維やガラス系繊維により構成されている場合、芯材2における不織布4の繊維の占有率が5〜20%の範囲にあるときに真空断熱材1の断熱性能が向上することが確認されている。
芯材2における不織布4の繊維の占有率は、密閉フィルム3内の減圧による芯材2の圧縮変形により増大する。芯材2における不織布4の繊維の占有率が増大すると、熱伝導による熱の移動が多くなり、断熱性能が低下することとなる。従って、芯材2が圧縮変形を抑制することにより、真空断熱材1の断熱性能の低下を抑制することができる。
このような真空断熱材1では、芯材2の断熱層が断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くなっているので、積層方向に沿って繊維を配置することなく高密度部の強度を向上させることができ、密閉フィルム3内の減圧による芯材2の圧縮変形の抑制を図ることができる。従って、密閉フィルム3内が減圧されても断熱層内の空間を維持することができ、繊維の熱伝導による熱の移動を抑制することができる。このことから、真空断熱材1全体の断熱性能の向上を図ることができる。
また、不織布4における繊維の充填密度が断熱層の低密度部よりも高密度部で高くされているので、複数の不織布4を重ねるだけで、高密度部における繊維の占有率を低密度部における繊維の占有率よりも高くすることができる。従って、芯材2を容易に作製することができる。
また、多孔質シートとして不織布4が用いられているので、多孔質シートを容易に入手することができ、真空断熱材1のコストの低減化を図ることができる。
本実施の形態による真空断熱材1の断熱性能が向上されることを確認するために、実施の形態1による真空断熱材1(実施例A)と、実施例Aと比較される真空断熱材(比較例)とについて、熱伝導率の計測を行った。
なお、実施例Aでは、不織布4の繊維として、直径10μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)繊維が用いられている。また、低充填部5での繊維の目付量が20g/m、高充填部6での繊維の目付量が40g/m、不織布4の厚さが150μmとされている。さらに、芯材2は、30枚の不織布4を重ねることにより作製されている。さらにまた、密閉フィルム3は、アルミニウム及びポリエチレンを主成分とする厚さ100μmのアルミラミネートフィルムとされている。また、密閉フィルム3内は、3Paにまで減圧されている。
比較例では、不織布の繊維の目付量のみが実施例Aと異なっている。ここでは、不織布の繊維の目付量が不織布全体について均一に20g/mとされている。即ち、不織布の繊維の充填密度が比較例では均一とされているのに対し、実施例Aでは低充填部と高充填部とで異なっている。比較例の他の構成は実施例Aと同様である。
計測の結果、比較例の熱伝導率が約0.006W/mKとなったのに対し、実施例Aの熱伝導率が約0.0025W/mKとなった。これにより、実施例Aの真空断熱材1の断熱性能が向上されていることが確認された。なお、このとき、比較例では、不織布の減圧前の厚さから減圧後の厚さへの減少率が約50%であり、断熱層における減圧後の繊維の占有率が約27%であった。また、実施例Aでは、不織布4の減圧前の厚さから減圧後の厚さへの減少率が約30%であり、断熱層における減圧後の繊維の占有率が約20%であった。
なお、上記の例では、不織布4の各高充填部6が平行にされて互いに交差しないようになっているが、図3に示すように、各高充填部6を交差させて高充填部6の形状を格子状としてもよい。即ち、上記の例では、芯材2の強度を高くするために、断熱層の積層方向に高充填部6の位置を合わせて不織布4を重ねることが望ましいが、高充填部6の位置を合わせるのに手間がかかってしまう。共通の断熱層において各高充填部6を交差させて配置しておけば、不織布4を重ねるときに高充填部6の位置を正確に調整することなく、各高充填部6の少なくとも一部を積層方向について合わせることができる。従って、このようにすれば、芯材2の強度の確保を容易にすることができるとともに、芯材2の作製も容易にすることができる。なお、この場合、低充填部5は、高充填部6の格子に囲まれて配置される。
また、各高充填部6を交差させて格子状とすることに限定することはなく、例えば低充填部5を囲む高充填部6の外形を円状、三角形状あるいはハニカム形状等にしてもよい。
また、上記の例では、高密度部及び低密度部が各断熱層に設けられているが、すべての断熱層に高密度部及び低密度部を設ける必要はなく、各断熱層の少なくともいずれかに高密度部及び低密度部を設けてもよい。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。図において、不織布4における繊維の充填密度は、不織布4の全体で均一になっている。各断熱層では、不織布4が折り返されることにより不織布4の一部が互いに重ねられている。
この例では、不織布4の一方の面が内側になるように不織布4が折り返された(即ち、谷折りが行われた)後、一方の面が外側になるように不織布4が折り返される(即ち、山折りが行われる)ことにより、不織布4の一部が互いに重ねられている。従って、谷折り及び山折りにより互いに重ねられた不織布4の部分は、不織布4が3層に重ねられている。また、谷折り及び山折りにより互いに重ねられた不織布4の部分は、断熱層に沿った方向へ間隔を置いて複数設けられている。即ち、共通の断熱層では、不織布4の一部が折り返しにより重ねられて3層となっている部分と、不織布4の折り返しによる重なりが回避されて単層となっている部分とが、断熱層に沿った方向へ交互に並べられている。
各断熱層は、不織布4が折り返しにより重ねられた3層の部分が存在する高密度部と、不織布4が単層となっている部分が存在する低密度部とを有している。不織布4が折り返しにより重ねられた3層の部分では、不織布4の単層の部分に比べて、繊維の量が3倍となっている。これにより、高密度部における繊維の占有率は、低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。即ち、不織布4が折り返しにより重ねられる数が低密度部よりも高密度部で多くされることにより、高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような真空断熱材では、不織布4が折り返されることにより不織布4の一部が互いに重ねられており、不織布4が折り返しにより重ねられる数が低密度部よりも高密度部で多くされることにより、高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くなっているので、積層方向に沿って繊維を配置することなく高密度部の強度を向上させることができ、密閉フィルム3内の減圧による芯材2の圧縮変形の抑制を図ることができる。これにより、真空断熱材1全体の断熱性能の向上を図ることができる。また、繊維の充填密度が部分的に異なる特殊な不織布を用いることなく、繊維の充填密度が均一とされた不織布4を折り返すだけで、断熱層に高密度部及び低密度部を設けることができる。従って、芯材2を容易に作製することができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
なお、上記の例では、断熱層の低密度部に配置された不織布4の部分が単層とされているが、不織布4が重ねられた数が低密度部よりも高密度部で多くなっていれば、高密度部における繊維の占有率を低密度部における繊維の占有率よりも高くすることができるので、断熱層の低密度部で不織布4が互いに重ねられていてもよい。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。また、図6は、図5の不織布4が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、不織布4における繊維の充填密度は、不織布4の全体で均一になっている。各断熱層では、不織布4が折り返されることにより不織布4の一部が互いに重ねられている。
この例では、谷折りが行われた後に山折りが行われることにより互いに重ねられた不織布4の部分(正方向折り返し積層部)4aと、山折りが行われた後に谷折りが行われることにより互いに重ねられた不織布4の部分(逆方向折り返し積層部)4bとが共通の断熱層に設けられている。正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bは、平行に配置されている。また、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bは、不織布4の折り返しによる重なりが回避されて単層となっている部分を介して、断熱層の沿った方向へ交互に配置されている。
各断熱層は、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bのいずれかが存在する高密度部と、不織布4が単層となっている部分が存在する低密度部とを有している。これにより、高密度部における繊維の占有率は、低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。
各不織布4は、図6に示すように、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bのそれぞれに沿った方向が同一になるように、重ねられている。また、各不織布4は、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bのそれぞれの位置を合わせて重ねられている。他の構成は実施の形態2と同様である。
このような真空断熱材であっても、実施の形態2と同様に、真空断熱材1全体の断熱性能の向上を図ることができる。また、芯材2を容易に作製することができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
なお、上記の例では、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向がすべての断熱層で同一の方向になるように各不織布4が重ねられているが、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向が、互いに隣り合う断熱層で互いに異なるように、各不織布4を重ねてもよい。
例えば、図7に示すように、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向が所定の方向になるように配置された第1の不織布4と、断熱層の積層方向に沿った軸線を中心として第1の不織布4を90度回転させた第2の不織布4とを交互に重ねるようにしてもよい。このようにすれば、断熱層の積層方向について見たときに、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが第1の不織布4と第2の不織布4とで交差するようになり、不織布4を重ねるときに正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bの各位置を正確に調整することなく、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bの少なくとも一部を重ねることができる。従って、芯材2の強度の確保を容易にすることができるとともに、芯材2の作製も容易にすることができる。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが設けられた不織布4と、折り返されていない平面状の不織布11とが交互に重ねられている。即ち、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが設けられた各不織布4間には、平面状の不織布11が挟まれている。
平面状の不織布11における繊維の充填密度は、不織布11の全体に均一になっている。従って、平面状の不織布11が設けられた断熱層では、繊維の占有率が断熱層全体について均一になっており、高密度部及び低密度部は設けられていない。各不織布4は、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bのそれぞれに沿った方向が同一になるように、重ねられている。他の構成は実施の形態3と同様である。
このような真空断熱材では、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが設けられた各不織布4間に平面状の不織布11が挟まれているので、断熱層が受ける圧縮力を平面状の不織布11で分散することができる。これにより、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが各不織布4間でずれている場合であっても、平面状の不織布11により分散された圧縮力の一部を正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bにより支持することができる。従って、不織布4を重ねるときに正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bの各位置を正確に調整することなく、芯材2の強度を確保することができる。
なお、上記の例では、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向が同一になるように、各不織布4が重ねられているが、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向が、平面状の不織布11を挟む2つの不織布4で互いに異なるように、各不織布4,11を重ねてもよい。
例えば、図9に示すように、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向が所定の方向になるように配置された第1の不織布4と、断熱層の積層方向に沿った軸線を中心として第1の不織布4を90度回転させた第2の不織布4とを、平面状の不織布11と介在させながら、交互に重ねるようにしてもよい。このようにすれば、平面状の不織布11で圧縮力を分散することができるとともに、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bの少なくとも一部を重ねることができる。従って、芯材2の強度の確保をさらに容易にすることができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、不織布4の山折り及び谷折りのそれぞれが行われている部分(折り返し部)には、繊維を切断する複数の繊維切断口15が設けられている。これにより、不織布4の折り返し部を横切って連続する繊維は、繊維切断口15により不連続にされている。繊維切断口15は、不織布4の折り返し部の稜線に沿って設けられている。また、共通の折り返し部に設けられた各繊維切断口15は、折り返し部の稜線に沿った方向へ間隔を置いて配置されている。
正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bに沿った方向は、平面状の不織布11を挟む2つの不織布4で互いに異なっている。他の構成は実施の形態4と同様である。
このような真空断熱材では、繊維を切断する繊維切断口15が不織布4の折り返し部に設けられているので、繊維による熱伝導を抑制することができる。これにより、真空断熱材の断熱性能の向上をさらに図ることができる。また、繊維切断口15に沿って不織布4を折り返しやすくすることができる。従って、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bを容易に形成することができる。
また、各断熱層には、不織布4が単層となっている部分を介して正方向折り返し積層部4aと逆方法折り返し積層部4bとが断熱層に沿って交互に設けられ、正方向折り返し積層部4a及び逆方法折り返し積層部4bのそれぞれの折り返し部に繊維切断口15が設けられているので、共通の断熱層において、不織布4が単層となっている部分を高温側及び低温側のそれぞれに分けて配置することができ、高温側及び低温側に配置された各単層部分間における繊維の熱伝導を繊維切断口15により抑制することができる。従って、真空断熱材の断熱性能の向上をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、不織布4の山折り及び谷折りが行われた折り返し部のそれぞれに繊維切断口15が設けられているが、山折り及び谷折りうち、いずれかの折り返し部のみに繊維切断口15を設けてもよい。
実施の形態6.
図11は、この発明の実施の形態6による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。また、図12は、図11の不織布を示す断面図である。図において、複数の凹部21が設けられた不織布4と、平面状の不織布11とが交互に重ねられている。平面状の不織布11における繊維の充填密度は、不織布11の全体に均一になっている。
各凹部21は、各繊維を押し分けることにより不織布4に形成されている。従って、不織布4の各凹部21に隣接する部分における繊維の充填密度は、不織布4の各凹部21が形成された部分における繊維の充填密度よりも高くなっている。各凹部21は、複数の突起が設けられた押し付け部材を不織布4に押し付けることにより形成される。
各断熱層は、不織布4の凹部21が存在する低密度部と、不織布4の凹部21に隣接した部分が存在する高密度部とを有している。これにより、高密度部における繊維の占有率は、低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。即ち、各凹部21が形成されて繊維が低密度部から高密度部へ移動されていることにより、断熱層の高密度部における繊維の占有率が断熱層の低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。他の構成は実施の形態4と同様である。
このような真空断熱材であっても、繊維を押し分けて形成された凹部21が不織布4に設けられているので、断熱層に低密度部及び高密度部を設けることができ、伝熱方向に沿って繊維を配置することなく高密度部の強度を向上させることができる。従って、密閉フィルム3内の減圧による芯材2の圧縮変形の抑制を図ることができ、真空断熱材1全体の断熱性能の向上を図ることができる。
本実施の形態による真空断熱材の断熱性能が向上されることを確認するために、実施の形態6による真空断熱材(実施例B)について熱伝導率の計測を行った。
なお、実施例Bでは、不織布4の繊維として、直径10μmのPET繊維が用いられている。また、不織布4での繊維の目付量が20g/m、不織布4の厚さが150μmとされている。さらに、不織布4に設けられた各凹部21は、直径1mmの円筒形凹部とされている。さらにまた、不織布4全面に対する各凹部21の占める割合は、約55%とされている。また、芯材2は、30枚の不織布4を重ねることにより作製されている。さらに、密閉フィルム3は、アルミニウム及びポリエチレンを主成分とする厚さ100μmのアルミラミネートフィルムとされている。また、密閉フィルム3内は、3Paにまで減圧されている。
計測の結果、実施例Bの熱伝導率が約0.0025W/mKとなった。これにより、上記の比較例に比べて、実施例Bの真空断熱材1の断熱性能が向上されていることが確認された。なお、このとき、実施例Bの断熱層における減圧後の繊維の占有率は、約20%であった。
なお、上記の例では、繊維を押し分けることにより凹部21が不織布4に形成されているが、凹部21である必要はなく、繊維を押し分けて貫通穴を不織布4に形成してもよい。このようにしても、高密度部及び低密度部を断熱層に設けることができ、真空断熱材の断熱性能の向上を図ることができる。
また、上記の例では、繊維を押し分けて低密度部から高密度部へ繊維を移動させることにより、高密度部における繊維の占有率が低密度部における繊維の占有率よりも高くされているが、貫通により繊維が除去された空間部分を低密度部とし、除去されない部分を高密度部とするようにしてもよい。この場合、低密度部は繊維の占有率がほぼゼロなっている。例えば、不織布4の一部をポンチやプレスなどで打ち抜いて形成された貫通穴からなる低密度部を設けることにより、貫通穴以外の高密度部における繊維の占有率を低密度部における繊維の占有率よりも高くするようにしてもよい。
実施の形態7.
図13は、この発明の実施の形態7による真空断熱材の不織布を示す断面図である。図において、各不織布4では、各凹部21の形成により押し分けられた繊維同士が熱融着されている。従って、繊維同士が熱融着されている部分(熱融着部)25は、各凹部21の内面に隣接する部分となる。各凹部21の形成と繊維同士の熱融着とは、複数の突起が設けられた押し付け部材を加熱し、加熱した押し付け部材を不織布4に押し付けることにより、同時に行われる。なお、この例では、各凹部21の内面が湾曲している。また、各凹部21の幅は、各凹部21の深さ方向について凹部21の底部に近づくに従って小さくなっている。他の構成は実施の形態6と同様である。
このような真空断熱材では、凹部21の形成により押し分けられた繊維同士が熱融着されているので、繊維同士が熱融着された熱融着部25の強度をさらに向上させることができる。従って、密閉フィルム3内の減圧による芯材2の圧縮変形の抑制をさらに図ることができ、真空断熱材1全体の断熱性能の向上をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、各凹部21の深さが不織布4の厚さの範囲内になっているが、図14に示すように、凹部21の深さを不織布4の厚さよりも大きくして、不織布4における凹部21の反対側の面が突出していてもよい。また、繊維を押し分けて貫通穴が不織布4に形成され、貫通穴の形成により押し分けられた繊維同士が熱融着されていてもよい。
実施の形態8.
図15は、この発明の実施の形態8による真空断熱材の芯材を示す斜視図である。図において、芯材2では、複数の貫通穴31が設けられた不織布4と、平面状の不織布11とが交互に重ねられている。また、芯材2は、帯状の芯材用不織布(芯材用多孔質体)32が折り重ねられることにより形成されている。各断熱層には、芯材用不織布32の一部が不織布4,11として設けられている。即ち、不織布4と不織布11とは、芯材2の両側部(即ち、断熱層に沿った方向についての両端部)のいずれかで互いに連続している。
不織布4の各貫通穴31は、繊維が押し分けられることにより形成されている。不織布4は、貫通穴31が存在する低密度部と、断熱層に沿って低密度部に隣接する高密度部とを有している。高密度部における繊維の占有率は、貫通穴31が形成されて繊維が押し分けられることにより、低密度部における繊維の占有率よりも高くなっている。
芯材用不織布32の折り返し部には、繊維を切断する複数の繊維切断口33が設けられている。繊維切断口33は、芯材用不織布32の折り返し部の稜線に沿って設けられている。また、芯材用不織布32の共通の折り返し部に設けられた各繊維切断口33は、折り返し部の稜線に沿った方向へ間隔を置いて配置されている。他の構成は実施の形態6と同様である。
このような真空断熱材では、帯状の芯材用不織布32が折り重ねられることにより、芯材用不織布32の一部が不織布4,11として各断熱層に設けられているので、芯材用不織布32を折り重ねるだけで芯材2を形成することができ、真空断熱材を容易に作製することができる。
本実施の形態による真空断熱材の断熱性能が向上されることを確認するために、実施の形態8による真空断熱材(実施例C)について熱伝導率の計測を行った。
なお、実施例Cでは、芯材用不織布32の繊維として、直径10μmのPET繊維が用いられている。また、芯材用不織布32での繊維の目付量が20g/m、芯材用不織布32の厚さが150μmとされている。さらに、不織布4に設けられた各貫通穴31は、直径1mmの円筒形貫通穴とされている。さらにまた、不織布4全面に対する各貫通穴31の占める割合は、約55%とされている。また、共通の折り返し部の稜線には、2つの繊維切断口33が設けられている。さらに、芯材用不織布32の幅が300mmとされ、繊維切断口33の1つ当たりの長さが144mmとされている。密閉フィルム3は、アルミニウム及びポリエチレンを主成分とする厚さ100μmのアルミラミネートフィルムとされている。また、密閉フィルム3内は、3Paにまで減圧されている。
計測の結果、実施例Cの熱伝導率が約0.0025W/mKとなった。これにより、上記の比較例に比べて、実施例Cの真空断熱材の断熱性能が向上されていることが確認された。なお、このとき、実施例Cの断熱層における減圧後の繊維の占有率は、約20%であった。
なお、上記の例では、貫通穴31が不織布4に設けられているが、不織布4に凹部を設けてもよい。
また、上記の例では、芯材用不織布32が折り重ねられる構成が実施の形態6に適用されているが、芯材用不織布32が折り重ねられる構成を実施の形態1〜5及び7に適用してもよい。
また、各上記実施の形態における不織布の繊維の断面形状はどのような形状であってもよい。例えば、繊維の断面形状が、円形、三角形や六角形等の多角形あるいは星形等であってもよい。繊維の断面形状の選択によっては、繊維自体の強度の向上を図ることもできる。
また、各上記実施の形態では、多孔質シートとして繊維による不織布を例に説明したが、これに限定されるものではなく、繊維編物や織物ならびにフィブリル構造等の多孔質シートでもよい。
この発明の実施の形態1による真空断熱材を示す縦断面図である。 図1の不織布を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による真空断熱材の不織布の他の例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。 図5の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による真空断熱材の不織布が重ねられた状態の他の例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による真空断熱材の不織布が重ねられた状態の他の例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態6による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。 図11の不織布を示す断面図である。 この発明の実施の形態7による真空断熱材の不織布を示す断面図である。 この発明の実施の形態7による真空断熱材の不織布の他の例を示す断面図である。 この発明の実施の形態8による真空断熱材の芯材を示す斜視図である。
符号の説明
1 真空断熱材、2 芯材、3 密閉フィルム(外被材)、4 不織布(多孔質シート)、5 低充填部、6 高充填部、15,33 繊維切断口、21 凹部、31 貫通穴、32 芯材用不織布(芯材用多孔質体)。

Claims (8)

  1. 積層された複数の断熱層を有し、繊維を含む多孔質シートが各上記断熱層にそれぞれ設けられた芯材、及び
    上記芯材を覆って密閉し、内部が減圧されている外被材
    を備え、
    各上記断熱層の少なくともいずれかは、上記断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、
    上記高密度部における上記繊維の占有率は、上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっており、
    複数の上記断熱層に含まれる上記高密度部の少なくとも一部は、上記断熱層の積層方向に重なっていることを特徴とする真空断熱材。
  2. 上記多孔質シートにおける上記繊維の充填密度が上記低密度部よりも上記高密度部で高くされることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  3. 上記多孔質シートには、上記繊維を押し分けて形成された凹部及び貫通穴のいずれかが設けられ、
    上記凹部及び上記貫通穴のいずれかが形成されて上記繊維が上記低密度部から上記高密度部へ移動されていることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  4. 上記凹部及び上記貫通穴のいずれかの形成により押し分けられた上記繊維同士が熱融着されていることを特徴とする請求項3に記載の真空断熱材。
  5. 積層された複数の断熱層を有し、繊維を含む多孔質シートが各上記断熱層にそれぞれ設けられた芯材、及び
    上記芯材を覆って密閉し、内部が減圧されている外被材
    を備え、
    各上記断熱層の少なくともいずれかは、上記断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、
    上記多孔質シートが折り返されることにより上記多孔質シートの一部が互いに重ねられており、
    上記多孔質シートが重ねられる数が上記低密度部よりも上記高密度部で多くされることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする真空断熱材。
  6. 上記多孔質シートの折り返し部には、上記繊維を切断する繊維切断口が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の真空断熱材。
  7. 上記多孔質シートは、上記繊維により構成された不織布であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の真空断熱材。
  8. 帯状の芯材用多孔質体が折り重ねられることにより、上記芯材用多孔質体の一部が上記多孔質シートとして各上記断熱層に設けられており、
    各上記多孔質シートは、互いに連続していることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の真空断熱材。
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