JP4974861B2 - 真空断熱材 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による真空断熱材を示す縦断面図である。図において、真空断熱材1は、高温側から低温側への熱の移動を抑制する。また、真空断熱材1は、高温側及び低温側間を結ぶ方向(伝熱方向)へ積層された複数の断熱層を含む芯材2と、芯材2を覆って密閉する密閉フィルム3とを有している。
図4は、この発明の実施の形態2による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。図において、不織布4における繊維の充填密度は、不織布4の全体で均一になっている。各断熱層では、不織布4が折り返されることにより不織布4の一部が互いに重ねられている。
図5は、この発明の実施の形態3による真空断熱材の不織布4を示す斜視図である。また、図6は、図5の不織布4が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、不織布4における繊維の充填密度は、不織布4の全体で均一になっている。各断熱層では、不織布4が折り返されることにより不織布4の一部が互いに重ねられている。
図8は、この発明の実施の形態4による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが設けられた不織布4と、折り返されていない平面状の不織布11とが交互に重ねられている。即ち、正方向折り返し積層部4a及び逆方向折り返し積層部4bが設けられた各不織布4間には、平面状の不織布11が挟まれている。
図10は、この発明の実施の形態5による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。図において、不織布4の山折り及び谷折りのそれぞれが行われている部分(折り返し部)には、繊維を切断する複数の繊維切断口15が設けられている。これにより、不織布4の折り返し部を横切って連続する繊維は、繊維切断口15により不連続にされている。繊維切断口15は、不織布4の折り返し部の稜線に沿って設けられている。また、共通の折り返し部に設けられた各繊維切断口15は、折り返し部の稜線に沿った方向へ間隔を置いて配置されている。
図11は、この発明の実施の形態6による真空断熱材の不織布が重ねられた状態を示す斜視図である。また、図12は、図11の不織布を示す断面図である。図において、複数の凹部21が設けられた不織布4と、平面状の不織布11とが交互に重ねられている。平面状の不織布11における繊維の充填密度は、不織布11の全体に均一になっている。
図13は、この発明の実施の形態7による真空断熱材の不織布を示す断面図である。図において、各不織布4では、各凹部21の形成により押し分けられた繊維同士が熱融着されている。従って、繊維同士が熱融着されている部分(熱融着部)25は、各凹部21の内面に隣接する部分となる。各凹部21の形成と繊維同士の熱融着とは、複数の突起が設けられた押し付け部材を加熱し、加熱した押し付け部材を不織布4に押し付けることにより、同時に行われる。なお、この例では、各凹部21の内面が湾曲している。また、各凹部21の幅は、各凹部21の深さ方向について凹部21の底部に近づくに従って小さくなっている。他の構成は実施の形態6と同様である。
図15は、この発明の実施の形態8による真空断熱材の芯材を示す斜視図である。図において、芯材2では、複数の貫通穴31が設けられた不織布4と、平面状の不織布11とが交互に重ねられている。また、芯材2は、帯状の芯材用不織布(芯材用多孔質体)32が折り重ねられることにより形成されている。各断熱層には、芯材用不織布32の一部が不織布4,11として設けられている。即ち、不織布4と不織布11とは、芯材2の両側部(即ち、断熱層に沿った方向についての両端部)のいずれかで互いに連続している。
Claims (8)
- 積層された複数の断熱層を有し、繊維を含む多孔質シートが各上記断熱層にそれぞれ設けられた芯材、及び
上記芯材を覆って密閉し、内部が減圧されている外被材
を備え、
各上記断熱層の少なくともいずれかは、上記断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、
上記高密度部における上記繊維の占有率は、上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっており、
複数の上記断熱層に含まれる上記高密度部の少なくとも一部は、上記断熱層の積層方向に重なっていることを特徴とする真空断熱材。 - 上記多孔質シートにおける上記繊維の充填密度が上記低密度部よりも上記高密度部で高くされることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
- 上記多孔質シートには、上記繊維を押し分けて形成された凹部及び貫通穴のいずれかが設けられ、
上記凹部及び上記貫通穴のいずれかが形成されて上記繊維が上記低密度部から上記高密度部へ移動されていることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。 - 上記凹部及び上記貫通穴のいずれかの形成により押し分けられた上記繊維同士が熱融着されていることを特徴とする請求項3に記載の真空断熱材。
- 積層された複数の断熱層を有し、繊維を含む多孔質シートが各上記断熱層にそれぞれ設けられた芯材、及び
上記芯材を覆って密閉し、内部が減圧されている外被材
を備え、
各上記断熱層の少なくともいずれかは、上記断熱層に沿った方向について互いに隣接する高密度部及び低密度部を有し、
上記多孔質シートが折り返されることにより上記多孔質シートの一部が互いに重ねられており、
上記多孔質シートが重ねられる数が上記低密度部よりも上記高密度部で多くされることにより、上記高密度部における上記繊維の占有率が上記低密度部における上記繊維の占有率よりも高くなっていることを特徴とする真空断熱材。 - 上記多孔質シートの折り返し部には、上記繊維を切断する繊維切断口が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の真空断熱材。
- 上記多孔質シートは、上記繊維により構成された不織布であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の真空断熱材。
- 帯状の芯材用多孔質体が折り重ねられることにより、上記芯材用多孔質体の一部が上記多孔質シートとして各上記断熱層に設けられており、
各上記多孔質シートは、互いに連続していることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の真空断熱材。
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