JP4974032B2 - 織物機械内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、編機内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置に関し、特に、ジャカード生地などのさまざまな編地を得るための、例えばラッセル型および類似の縦編機などの直線編機に関する。
周知のように、現在のジャカード織機は、編地で得られる柄に応じて糸ガイドを選択的にシフトするための装置を備え、またそのような装置を特徴とする。
この目的に対し、今日では2つの技術が基本的に使用され、一方の技術では、圧電素子または圧電セラミック素子を利用し、もう1つは、下端の糸ガイド棒を偏向させることができる要素を押し引きしてシフトするため、従来の、とはいえ前者同様に効果的な、システムを使用している。この分野では、編み糸が通る糸ガイドのガイド孔は、知られている技術によれば、下にある針と作用しなければならない。
糸ガイドを選択的にシフトすることは、2つの隣接する針の間の空間から糸ガイドを単独でシフトすることを意味し、これにより、織る際に糸ガイド棒の移動による針用に設計されている糸を隣接する針上に選択的にシフトし(つまり、設計位置に関して1ステップ前進または後退)、所望のテキスタイル効果を得ることができる。圧電アクチュエータを使った糸ガイドシフトを伴う技術に関する限り、例えば1986年9月30日に出願の日本特許第63092762号が参照され、そこでは、糸保持プレートまたは糸ガイドを所望の位置に偏向させることができる適切な偏極電流を用いて選択的動作が得られる。
他の技術は、シフト要素の「引き押し」とも呼ばれ、金属線またはコードが接続されたジャカード機械ヘッドを利用するものであり、典型的には垂直作動を使用し、対応する制御要素に適宜引っかけられる。引く動作は、金属線により(上方に引っ張る)実行され、押す動作は、糸ガイド自体のシフト要素のバネにより(下方に押す)実行される。
この技術の典型的な実施例としては、1986年2月18日出願の米国特許第4570462号に記載のジャカード織機および1974年9月10日出願の米国特許第3834193号に記載のジャカード織機がある。
ラッセル型ジャカード織機で広く使用されているこれらのシステムは、その用途を制限する欠点を有しており、したがって、その用途は、得られる編み製品の種類に依存する。
圧電システムは、きわめて高い針太さつまり細度を有する織機で使用するのに主に適している。「細度」という用語は、針の本数のことをいい、したがって、1インチ、つまり、25.4mm中に存在する糸ガイドの数を意味する。例えば、細度=24は、1”(1インチ)、つまり、25.4mm中に、24本の針があることを意味する。一方の針と他方の針との間は、したがって、25.4:24=1.0583333333mmである。
このような細度を有する針は、太さが0.25から0.35mmのフックを有し、一方の針と他方の針との間を安全に通り抜けなければならない糸ガイドはほぼ同じ太さを有する。
糸を保持するガイドの下側部分のシフトは、細度24の場合、1.0583mmであるが、それは、前記ガイドが、2つの停止ウィングまたは機械的アバットメントの間の空間内でシフトすることができるからであり、左にシフトするか、右にシフトするのかに応じて、その左または右面に接する。
これらの小さなシフトは、圧電素子の理論的な可能性と比べて比較的高速に行われる。圧電アクチュエータはそれ自体、曲がるのが非常に速く、これが接続される糸ガイドの下側部分のシフトを引き起こす。
しかし、使用されるセラミック素子および印加される電圧および電流に応じて、達成される位置を20〜30グラム以下に保つための力をかける欠点がある。
このようなアクチュエータを操作する好適な高度技術(制御作動に使用される経過時間内の電圧および電流の電子回路による印加)により、糸ガイドが隣接するウィング上で「跳ね返る」現象が低減され、したがって、糸ガイドが安定位置に達したときにのみ、振動操作を実行できる、つまり、針棒の水平シフトを行うことができる。
この「跳ね返り」現象は織機稼働速度の可能な加速を妨げ、圧電変換器の典型的な作動可能性の増大を相殺する。
さらに、編み糸を、糸ガイドに通し、糸はそれ自体において垂直方向に約10グラム以上の力で締め付けられ、機織り中の速度で針により巻かれるか、または取られる。
種々の編む瞬間または編む工程において、糸ガイドに通された糸は、さまざまな力の作用を受け、糸ガイドを異なる位置に保つか、または糸ガイドにそのような位置をとらせるようにする。編み糸内に通された糸上の針の動作は、非常に高速であり、引きに似ている。
これらの力を制御するためには、使用される電流および電圧により稼働している圧電素子の曲げ作用は、これらの力を上回る必要がある。したがって、圧電素子から加えられる力が低いと、そのような力を適切に、正しい時期に分配することでそのような力の使用を最適化する必要があり、また特に好ましくない状況の場合には、編む動作が不正確になるのと引き換えに、移動を行う時間を必ず長くしなければならず、そのため、生産の不合格が生じ、または糸ガイドと針との間の衝突が悪化し、両方とも損傷し、それに続いて、編む動作の不具合が生じ、そこに関与する部品の交換が必要になる。
このような場合、短いシフトが行われるため(約1.5mm)、きわめて高い細度が示されているが、とりわけ細い編み糸が使用されており、これは小さな力とそのシフトを対比したものとなっている。
細度を下げた場合、例えば、細度14とした場合、2つの隣接する針または杼口の間の距離は、1.8143mmとなる。
進む経路が長くなるほど、必要な時間は長くなり、アクチュエータに供給しなければならない電圧および電流は増大し、それは、アクチュエータが同じ長さの糸ガイドおよびシフトするピボットと共に大きく曲がらなければならないからである。糸ガイドの重量が増加し(太くなる)、使用される番手が増大すると(太い編み糸になる)、上回らなければならない力は、編み糸が太くなるために増大し、したがって、加えられる力は所望の位置に糸ガイドを維持することに関わるさまざまな力を上回るのに十分でなくなるため、アクチュエータは、もはや、適切な機能を果たせなくなる。
さらに、上記の影響に加えて、上記と比べてあまり明らかにされておらず、さらにあまり知られていない現象として、理論的速度と比較して、移動の実際の速度を高める可能性を強く制限する現象がある。
この現象は、「振動」移動、つまり糸ガイド棒の長手方向のシフトにより引き起こされる。
この移動は、糸ガイド棒の左へのシフトと右へのシフトからなり、これらの移動は、ラッセル型ジャカード織機の少なくとも1つの針杼口の空間内に収まる。
潜在的に、これらの移動は非常に高速になる可能性がある(毎分杼打ち回数、つまり往復回数に関して)が、それは、毎分3.000回の往復を超える速度に達しうるいくつかの機械システムを使って得られるからである。
基本的に、振動移動時に、糸ガイド棒は2つの行程端位置の間で針杼口の右および左へシフトし(細度24では、1.0583)、それにより、その運動およびシフトを上記最大速度で同じ杼口で継続的に逆転する。
当然ながら、このような速度で織機を駆動できる機械システムは、きわめて複雑で、高価であり、それに応じて糸ガイド棒システム全体のサイズが決まる。
上述の非常に高速な移動は、糸ガイド棒およびその上に取り付けられた要素の大きな加速と減速を必要とし、このような加速は、位置をアバットメントに対し保持する圧電アクチュエータの能力に著しい影響を及ぼす。実際、糸ガイド棒により達成される加速値は、多くの場合、機械的アバットメントに取り付けられた糸ガイドを保持する力を上回るような値である。これは、棒のシフト方向が、接触糸ガイド/アバットメント、つまり、例えば左ストッパーに接する糸ガイドおよび左にシフトする棒に対応するときに生じる。
したがって、織機の運転速度は、所定の値を超えることはできず、さもなければ糸ガイドは機械的アバットメントに対する安定位置を失う。
この現象は、かなり好ましからざるものであり、すでに説明されている他の現象に加わり、ラッセル型ジャカード織機内で毎分杼打ち回数を増やせる可能性を大きく制限する。毎分杼打ち回数は、針棒が糸ガイド棒と同期して動作する毎分回数である。
単なる説明であるが、杼打ち回数3,000回に近い速度で作動する織機は、ジャカード型装置を使用せず、静止糸ガイドのみを備え、結果として軸方向へのシフトをもたらす糸引き現象、および明らかに、編む動作をしている間に往復移動している棒に与えられる加速の影響を受けないよう、それらの糸ガイドはその棒にきちんと取り付けられることに留意されたい。
糸ガイドを選択的にシフトするための第2の知られているシステムは、糸ガイドを一方のアバットメントまたは他方のアバットメントに対して安定位置に置くことができるように適宜引き押しされる、糸ガイドに隣接する要素を使用する(米国特許第4570462号および米国特許第3834193号を参照)。
この技術的解決手段では、公知の「ジャカード機械ヘッド」を使用するが、これは、非常に高価で、複雑なシステムで、ロッドまたはコードを使って、糸ガイドに隣接し、それらをシフトするように設計された要素を操作することができる。
このタイプの大半の知られているジャカードヘッドは、最初にヒールド織機に、次にさらにラッセル型織機(例えば、米国特許第4702286号を参照)に適用される「VERDOL(登録商標)」であり、これらは、大きな力を発生し(適用されるバネのタイプに応じて、引きに数キロ、押しに数十ヘクトグラム)、したがって、糸ガイドを所望の位置に確実に固定することができ、前記糸ガイドが、割り当てられたアバットメントからずれたり、外れたりする危険性が回避され、したがって、素早い移動に対しても正確さが保証される。
これらのジャカードヘッドは、上で述べたように、複雑で非常に高価である以上に、きわめて大きく、糸保持ローラーの上の、織機よりも高い位置に典型的には設けられ、糸ガイドをシフトするためジャカードヘッドから始まって要素の取付具に達する大きなコードの束を特徴とする。
これらのシステムは、糸ガイドの大きなシフトの実行と(低細度に必要、例えば構造のタイプに応じて3、4、5から16まで)、シフトしにくいきわめて太い編み糸を処理するのとに好適である。
このような技術的解決手段は、頑強な構造特徴、使用される固定システム、および糸ガイドをシフトするため要素を糸ガイドと係合するシステムのおかげで、信頼性が高く、高速である(杼打ち約800回/分)。
糸ガイドは、その機能を果たすために上下に移動する、ジャカード機械ヘッドにより制御されるシフト要素の突出部と作用する突出部(折り目状)を有する。しかし、2つの隣接する針の間の糸ガイドのシフト用に設計されたものなどの狭い空間内のさまざまな要素の位置決めが、製作時に、また編む動作および保守作業を行っているときに、多くの問題を引き起こすことに留意されたい。
製作時には、これは、関与する力(特に引きと押し)を支えるための頑強で重い支持体を使用する必要がある。これらの要素は、ジャカード糸ガイド棒のサイズに影響し、これらはより大きくなり、したがってより重く、前記棒の旋回および振動時にシフトしにくくなる。
糸ガイドをシフトするため要素により占有される空間は、利用可能なものから取られ、したがって、織り糸を通し、糸切れおよびその結果の回復結び目形成の際の定期的メンテナンス作業を行ううえで人間工学的に有用または本質的である空間を犠牲にする。
その結果、切れた糸を見つけ、切れた糸を引っかけ、結ぶ作業は、非常に遅くなり、特定の工具および能力を必要とする難しい作業となる。なぜならば、糸軌跡が関わる空間が、残念なことにその位置から移動できない、糸ガイドをシフトするように設計されている要素などの追加の機械要素によりまさに占有されるためである。
ジャカード装置では、糸ガイド用に設計されている空間内に糸が入るのを妨げるためのシステムを使用することがさらに知られている(例えば、1986年10月8日の米国特許第5561989号を参照)。
ここでは、他のところと同様に、糸ガイドと接触しないように糸を保護するには、圧電アクチュエータの本体全長の上にハウジングを形成するが、これは正面位置にある圧電アクチュエータの全体を覆う。前記ハウジングは、その上側部分に、上から来るすべての糸のガイドエッジとして作用する突出部を有し、突出部の上側接触部とハウジングの下側接触部との間の前記糸の軌跡を決定する。振動することなく位置を保持するための、糸ガイドの孔の近くの下側領域に前記ハウジングを固定するためのネジ用の空間がないため、プロファイル(突出部)が上側部分に形成されており、これは糸軌跡の範囲を決めるが、ハウジングが外れるのを防ぐためのスプリングタイロッドとして特に働くように設計されている。
糸の動作軌跡内の2つの接触点は両方とも、圧電セラミックアクチュエータアセンブリの本体に置かれる。
本発明は、説明されている欠点を持たない、編機内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置を提案することにより従来技術の問題点を解決することを目的とする。
本発明の特定の目的は、上述の2つの異なる公知の技術の利点を組み合わせ、それらの異なる機械的織物の特徴を理由に、組み合わせて使用することが現在まで妨げてられていた問題を解決する選択システムを開示することである。
本発明のさらなる目的は、非常に広範囲にわたって異なる細度で、高速で安全に動作することができる、糸ガイドのシフトを選択的に制御し、このタイプの用途について長い距離から糸ガイドシフト要素を移動するのに十分な大きな力を発生させ、それと同時に、圧電板を使用するシステムに影響を及ぼす、糸ガイドのアバットメントからの外れおよび跳ね返りを伴う現象の発生を阻止するシステムを実現することである。
本発明の他の目的は、非常に正確で、信頼性が高く、さまざまなコンポーネントの間のクリアランスが最小にされ、高品質の最終製品を生み出すことを可能にする、直線編機の糸ガイド棒用の制御装置を提案することである。
本発明のさらなる目的は、特に上述のようなジャカード機械ヘッドの場合に、織物の現場において頻繁に出現する厳しい作業条件を軽減し、人間工学的により好ましい条件およびこの現場で働く作業員の作業の大幅な簡略化を提供し、糸通し作業のための十分な空間を作り、故障または不具合が生じた場合のメンテナンス作業を簡素化することである。本発明の他の目的は、製造と運転さらにはメンテナンスに関する実行が簡単で、あまり高価でなく、また頑強でコンパクトな構造をさらに有する、編機内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置を提案することである。
本発明のさらなる目的は、公知の解決手段に比べて単純で、かさばらず、安価で、技術的により機能性の高い、移動可能なように糸ガイドを収納し、シート内に糸が入り込むのを防止することを可能にする装置を実現することである。
本発明の最後の目的は、非常に小さなサイズ、例えば細度24と高い細度の場合においても、糸ガイドの確実な位置決めを保証する空気圧接続システムを備える装置を実現することである。
これらの目的および他の目的は、以下の説明から明らかになり、本発明に従って、付属の請求項による編機内の糸ガイドを選択的にシフトさせるジャカード装置により達成される。
本発明の他の特徴および利点は、以下の図面において単に例示することのみを目的し、これに限定されるものではく、装置の好ましい実施形態の説明のよりさらに明らかになる。
図1は、本発明による直線編機内の糸ガイドを選択的にシフトする2つのジャカード装置または棒を示し、これら2つの装置は部分的に示され、糸ガイドが固定タイプである2つの糸ガイド棒と共に好適な棒保持支持部分に取り付けられることを示す側面図である(支持部分の左部分に取り付けられる4つの他の棒は示されていない)。
図1Aは、装置の異なる部分を示すために、同一であるが両方とも部分的に示されている、2つのジャカード装置または棒のみに関する図1の詳細な図である。
図2は、本発明による4本のジャカード棒および4本の固定糸ガイド棒を備える、二重針床を有する縦直線編機の詳細な側面図である。
図2Aは、ジャカード棒に取り付けられ、1本の針に対して2つの動作位置の間で移動する、糸ガイドの詳細な正面図である。
図2Bは、針の頭の周りに糸をラップする糸ガイドの側面図である。
図2Cは、図2Bの糸ガイドの正面図である。
図2Dは、右側行程端の側面部分上に置かれる、第1動作位置にある糸ガイドの詳細な図である。
図2Eは、左側行程端の側面部分上に置かれる、第2動作位置にある糸ガイドの詳細な図である。
図3は、本発明による直線編機内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置の正面図(特に、装置のいくつかのコンポーネントは示されておらず、糸ガイドの一部のみが示されている)である。わかりやすくするために一部の部品は、取り外されている。
図3Aは、平面A−Aによる図3の装置を上から見た断面図である。
図4は、対応する支持部分に取り付けられた糸ガイドの一群に関する図3の装置の詳細な図である。
図5は、図3の装置の支持要素の上側部分の側面図である。
図5Aは、図3の装置のいくつかの追加の要素が、支持部分に取り付けられている、図5と類似の図面である。
図5Bは、図3の装置の他の追加の要素が、支持要素の下側部分とともに支持部分に取り付けられ、図3の装置の部分断面図に対応する、部分的に分解された、図5と類似の図面である。
図6は、被覆要素が支持要素から外されている、図3の装置の支持要素の下側部分の側面図である。
図6Aは、図6に示されている支持要素の下側部分を示す正面図である。
図6Bは、被覆要素が支持要素の上に施されている、図6の詳細な図である。
図6Cは、図6に示されている被覆要素の斜視図で、複数の糸が被覆要素と接触している図である。
図7は、互いに隣接し、異なる動作位置で対応する作動要素に接続され、3つの異なる高さで配置された、3つの糸ガイドの正面図である。
図8は、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。
図8Aは、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。
図8Bは、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。
図9は、糸ガイドおよび対応する作動要素の分解斜視図である。
図10は、図9の作動要素を示す3つの直交図面である。
図11は、図10の作動要素の一部であるカム形要素を示す図である。
図12は、本発明による空気圧装置の斜視図である。
図12Aは、3つの高さで配列され、互いに相隔てて並ぶ、図12の空気圧装置のような3つの空気圧装置の正面図である。
図12Bは、3つの空気圧装置の空間的配置およびその距離を単一構成で示す模式的正面図である。
図13は、本発明による、電気流体圧弁の斜視図である。
図13Aは、本発明による、電気流体圧弁の正面図である。
図14は、2つの動作位置における本発明による空気圧装置の動作をブロック図で示す模式図である。
図14Aは、2つの動作位置における本発明による空気圧装置の動作をブロック図で示す模式図である。
図15は、装置の支持要素と一体となっている本体内に形成された、いくつかの空気管と対応する空気ダクトとの間の相互接続の詳細な図である。
図15Aは、図15の相互接続の接続要素を示す部分断面図である。
図15Bは、図15の相互接続用のシールを示す断面図である。
上述の図を参照すると、本発明による編機内の糸ガイド2を選択的にシフトするためのジャカード装置1は、複数の糸ガイド2に対する複数のハウジングシート4を有する少なくとも1つの支持要素3を具備する。
好ましくは、支持要素3は、上側部分3a(図5)(他の複数の小部分にさらに分割される)、少なくとも1つの中間部分3b、および下側部分3c(図6および6A)を有することができる。
ここで開示されている好ましい実施形態では、支持要素3は、縦直線編機のジャカード型糸ガイド棒であり、糸7を前記針床の針に選択的に送るための針6の少なくとも1つの針床5に対して(少なくとも通常の旋回および振動移動を使用する公知の技術により)移動可能である。
ここで開示されている実施例の編機(公知のタイプであるため全体は図示しない)は、針6のそれぞれの針床5、5aに対し2つのジャカード装置を装備しており、それは、第1装置1には、針床の奇数針で動作するようにしてある奇数糸ガイドのみがあり、第2装置1では、針床の偶数針で動作するようにしてある偶数糸ガイドのみがあるからである。
特に、図1および2に示されているように、本実施例による編機は、2つの針床5、5aおよび8本の糸ガイド棒を装備し、そうちの4つは従来の固定された糸ガイドを備え、残り4つは本発明による移動またはジャカード糸ガイドを備える。
図1は、簡単にするために、棒保持支持部分8の右に4本の棒のみを図示しており、これらは第1針床5上で動作するのに対して、第2針床5a上で動作するようにしてあり、最初の4本に関して対称的な左の他の4本の棒は図示されていない。
2本の外側の棒9は、固定された糸ガイドを持つ従来のタイプであるが、真ん中の棒は、本発明によるジャカード移動糸ガイドを有するタイプである。
図3および4にさらに詳しく図示されているように、装置1は、他の取り付け要素3dを使って支持要素3上に取り付けられた少なくとも1つの取り付けシート2a、および第1動作位置と第2動作位置との間で選択的に移動して糸7をガイドするための少なくとも1つの孔の開いている糸ガイド部分2bをそれぞれ有する複数の糸ガイド2を備える。支持要素3の下側部分3cのそれぞれのハウジングシート4は、前記ハウジングシート4内に取り付けられた糸ガイド2の糸ガイド部分2bの第1動作位置と第2動作位置を決定するための側面行程端部分またはストッパー10を装備する。
図2Aは、針6に関する糸ガイド2の2つの位置を示しており、一方の位置では、ガイドが左側ストッパー10のそばにあり、すなわち、針6の左に置かれ、もう一方の位置(糸ガイド2は部分的にしか表されていない)では、ガイドが右側ストッパー10のそばにあり、すなわち、針6の右に置かれている。
図2Dおよび2Eは、一方の場合には対応する左側ストッパー10のそばに、もう一方の場合には対応する右側ストッパー10のそばに置かれる一対の糸ガイド2を示している。
図9に詳細に示されているように、それぞれの糸ガイドは、係合要素11が配置される作動部分2c、および孔が開けられて、複数の糸ガイド2を通る細長いガイド要素46(図6Bに示されている)と連係するようにしてあるガイド部分2dをさらに備える。装置1は、少なくとも1つの糸ガイド2に作用する、特にそれぞれの糸ガイド2に作用する、少なくとも1つの作動要素12(図9および10を参照)をさらに備えることにより、糸ガイドの糸ガイド部分2bを第1動作位置から第2動作位置にシフトさせる。したがって、装置1は、対応する糸ガイド2とそれぞれ関連する複数の作動要素12または「スライダー」を有する。
それぞれの作動要素12は、作動要素12の移動を糸ガイド2の作動部分、すなわち、糸ガイドの糸ガイド部分2bの所定の移動に変換するための対応する糸ガイドの係合要素11と連係する図11に示すカム形要素13(例えば傾斜陥凹部を持つプレートからなるシフティングカム)を装備する。
特に、図4および7に示されているように、カム形要素13は、支持要素3の中間部分3bに関連して設けられた、またはそこで得られる好適な動作シート14の内側の作動要素12の垂直移動を水平方向の移動(右から左へ)に変換し、また逆に対応する糸ガイドの糸ガイド部分2bの垂直移動を変換するようになっている。
編機が必要な針細度を有している場合、好ましくは、作動要素12は、異なる高さの少なくとも2列相隔てて配置されることにより、隣接する糸ガイドに接続された作動装置12は、異なる列上に配置され、特に、好ましい実施形態では、3つの高さで配置される(図3、4、7、8、8A、8Bに図示)。後で詳しく説明するように、これにより、作動装置12が過度にかさばるとしても、高い細度である場合に、一方の糸ガイド2と他方の糸ガイドとの間の小さな距離を観察できる。
装置1は、作動要素12を移動できるようにそれぞれの作動要素12に機能的に接続された少なくとも1つの電気流体圧作動装置15(図12および13)と、したがって、第1動作位置と第2動作位置との間の対応する糸ガイドの糸ガイド部分2bとをさらに有する。したがって、装置1は、対応する作動要素12にそれぞれ機能的に接続された複数の電気流体圧作動装置15を備える。
図12、12A、および12Bに示されているように、電気流体圧作動装置15は、前進位置と後退位置との間で選択的にシフトできる、作動要素12(図8)に接続されている移動要素(またはピストン)17を有する少なくとも1つの空気圧装置16をさらに有する。
空気圧装置16は、移動要素17を移動できるように収納することで空気圧ピストンを構成する、少なくとも1つのスライディングシート19が配置されているハウジング本体(または「ケース」)18を備える。
ハウジング本体18は、移動要素17の通過および前進位置と後退位置との間の移動を可能にするための少なくとも1つの主開口部20を持つスライディングシート19上に備えられる(図12および12Aを参照)。
ハウジング本体18は、少なくとも1つの第1の空気開口部21(例えば、2つの孔)、および少なくとも第2の空気開口部22(例えば、2つの孔)を持つスライディングシート19上にさらに備えられ、第1の開口部21は移動要素を前進位置に押すための圧縮空気P(例えば、約0.55MPaの圧力)をスライディングシート19の第1部分19aに導入できるようにするのに対して、第2開口部22は、移動要素17を後退位置に押すための圧縮空気Paを対向圧力で(例えば、約0.35MPaの圧力で)スライディングシート19の第2部分19bに導入できるようにする。
移動要素17は、スライディングシート19の第2部分19b上に少なくとも1つの押す部分17aを有することで、圧縮空気が第2開口部22から入れて、移動要素17をその後退位置に押すことができるようにする。
好ましくは、それぞれのハウジング本体18は、複数の移動要素17を収納するための複数のシート19を装備し、ここで示されている好ましい実施形態では、それぞれのハウジング本体18は、5つのスライディングシートを備え、同じ数の移動要素17がシフトする(図12および12A)。
図8〜8B、12、および12Bに示されているように、有利には、さらに、空気圧装置16の移動要素17は、異なる高さ、特に3つの高さで、少なくとも2つの列に相隔てて配置され、これにより、隣接する糸ガイド2に接続された移動要素17は、対応する作動装置12を使って、異なる列に配置される。これにより、高い細度の場合に、空気圧装置がよりかさばるものであっても、一方の糸ガイドと他方の糸ガイドとの間の小さな距離を観察することができる。
電気流体圧作動装置15は、空気圧装置16に圧縮空気を供給する移動要素17を選択的にシフトするために、前記空気圧装置16に、好ましくは支持要素3内に形成される空気管33および空気ダクトを使って、動作可能なように接続された、図13および13Aに詳しく示されている、少なくとも1つの電気流体圧弁(またはソレノイド弁)23をさらに有する。
有利には、装置15は、それぞれの空気圧装置16に接続された電気流体圧弁23、および特にそれぞれの移動要素17用の電気流体圧弁23を有する。
それぞれの電気流体圧弁23は、第1開口部21上の対応する空気圧装置16に動作可能なように接続されている空気吸入開口部25、空気排出開口部26を使って外部環境と空気で連絡するための少なくとも1つの弁本体24、および空気を環境内に排出するための排気開口部27を装備する。
装置1は、特にそれぞれの電気流体圧弁の対応する空気吸入開口部25に接続された、吸気口圧縮空気Pをそれぞれの電気流体圧弁23に供給するようにしてある主空気圧供給システム28a(または主空気圧バス)を有する空気圧供給システム28をさらに具備する。
空気圧供給システム28は、前記第2開口部22上のそれぞれの空気圧装置16に動作可能なように直接接続された対向圧力空気圧供給システム28b(または対向圧力バス)をさらに備えることで、圧縮空気Paをスライディングシート19の前記第2部分19bに導入できるようにし、また対応する電気流体圧弁23が排気開口部27から空気を排出できる際にはそれぞれの移動要素17を後退位置に押す。
対向圧力空気圧供給システム28bは、低減された圧力または対向圧力Paを前記空気圧装置16に供給するために、空気圧システム16の第2開口部22から上流に動作可能なように配置されている減圧装置29をさらに有する。
供給システム28は、図14および14aに模式的に示されており、そこでは、電気流体圧弁23の吸気口に供給する圧縮空気Pの吸気口が確認され、弁は、次いで、空気圧装置16に接続されている。さらに、減圧装置29があり、そこから空気Paが空気圧装置16の圧縮空気用の第2開口部22に送られ、ソレノイド弁23が活性化されていようといまいと、常に活性状態である「空気バネ」として作用する。
図14は、2つの電気流体圧弁23が対応する空気圧装置16に加圧された圧縮空気Pを供給し、前進位置への移動要素17のシフトを引き起こす第1動作状態を示しているが、図14Aは、2つの電気流体圧弁23が圧縮空気Pを空気圧装置16に供給せず(前記ソレノイド弁内の圧縮空気の吸入開口部25を閉じる)、空気が外部環境に排出される(排出開口部26および排気開口部17が開いている)排気位置にあるため、減圧装置29により前記空気圧装置16に供給されるより低い圧力Paの圧縮空気は、移動要素17をその後退位置にシフトさせ、排出される空気を電気流体圧弁23に戻す第2動作状態を示している。
装置1は、ソレノイド弁23に給電するための電源供給システムまたは電気バス45(図3〜5a)をさらに備える。
電源供給システム45は、所定のジャカード操作プログラムに従って糸ガイド2の糸ガイド部分2bの移動を制御するために電気流体圧弁23に動作可能なように接続され、また装置1用の制御装置、したがって編機の制御手段(それ自体公知のタイプであるため両方とも図示しない、または詳しく説明されていない)にさらに接続される、それ自体知られているタイプであるため詳しく説明されない、ソレノイド弁23用の複数の制御装置47、例えば、電子制御カードをさらに有する。
図6、6A、および6Bからわかるように、本発明によれば、装置1は、糸ガイド2内に挿入された糸7を支持し、前記糸7のスライドをガイドし、前記糸7がハウジングシート内に入ることを防ぎ、また糸ガイド2の移動に干渉することを防ぐ支持要素3の前記ハウジングシート4の少なくとも一部分を覆うための、例えば金属鞘からなる、少なくとも1つの被覆要素30をさらに有する。
被覆要素は、同時に糸ガイド2用の複数のハウジングシート4を覆うために側面行程端部分またはストッパー10の近くの支持要素3(その下側部分3c)上に取り付けられ、有利には、前記支持要素3上に形成される対応する係合シート31上に装着される。
図6に示されているように、金属鞘30は、支持要素3内の糸ガイド2のハウジング(支持要素3)の下側部分3c内に有利に挿入され、ハウジング上の係合シート31は、鞘30を予め装填できる適切な形状のものであり、前記鞘30は、接着剤またはネジを使わずに取り外しと位置変更を行うことができる。実際、該鞘30は、押し込まれることで、糸ガイド2を動作させるハウジングシート4内に糸7が入り込むのを防ぎ、同時に前記糸7の安全ガイドとして働く。好ましくは、該鞘30は、支持要素3のハウジング(図6Aに示されている)と同じくらいの長さであり、該鞘30が取り付けられ、ハウジングが互いに近くに位置した際には、糸7が一方の鞘30と他方の鞘との間に貫通する空間は残されていない。
図6では、被覆要素30は、支持要素3の下側部分3cから切り離されているのに対して、図6Bでは、被覆要素30は、糸ガイド2のハウジングシート4を覆うように支持要素3上に装着されている。
図6Cは、対応する糸ガイド2を送る複数の糸を支持する被覆要素の動作状態を示している。
図1を見るとわかるように、好ましくは、装置1は、糸7の送り経路に対して被覆要素30から上流に配置されている、基本的に糸ガイド棒3の上側部分の近くに配置されている、糸に対する追加の支持要素32、例えば、金属線をさらに有する。
被覆要素30といっしょに糸7を適切に支持することができる位置に置くことを前提として、前記追加の支持要素32は別の場所に置けることに留意されたい。
したがって、本発明によれば、糸7の軌跡は、好ましくは、その接点を2つの別々の領域内に有し、1つは(適宜配置された金属ロッド32上の)支持要素3の本体に直に配置され、もう1つは、糸ガイド2の糸ガイド部分2bの孔に非常に近い位置に置かれている小さな金属鞘30の1つである。
この結果、従来技術に比べてより単純で、よりかさばらない、安価で、実質的に機能性の高い構造が得られるが、それは、適切な距離のところに配置されたロッド(圧電セラミックアセンブリの公知のカバーよりも高い)により、設計段階で容易に決定でき、また調節を必要としない、1つの接触位置をすべてのアセンブリについて確定することができる。実際、この解決手段では、2つの接点に関わる経路は大きく相隔てられ、両方の位置決めのミスがあっても、角度シフトは小さく、糸7が糸ガイド7と接触するのを防ぐおかげで糸7の軌跡は非常に正確なものとなる。
ロッド32および鞘30は、両方とも支持要素3(または旋回支持本体)上に固定されているため一緒に移動することに留意されたい。
さらに、本発明による被覆要素30は、非電気流体圧ジャカード装置にも有効に応用され、したがって、圧電式、機械式、または他のジャカード装置にも応用される。同様のことが、追加の支持要素32にも言える。
図15に示されているように、本発明によれば、装置1は、少なくとも1つの圧縮空気管(またはチューブ)33と、支持要素3と一体の、または支持要素3の一部であり、吸気口シート36を備える本体35内に形成された少なくとも1つの圧縮空気通路ダクト34と、内側が中空で、少なくとも部分的に円錐状で、空気管33を通路ダクト34に接続するための外面を有する2つの端部37aおよび37bを備える少なくとも1つの接続要素37または有刺取付具(図15Aに部分断面図として示されている)とをさらに有する。
装置1は、前記本体35の圧縮空気用の吸気口シート36内に挿入され、丸い外形を有し、および少なくとも部分的に円錐状であり、接続要素または有刺取付具37の下端37aに嵌合するようにしてある内面を有する少なくとも1つのシール38(図15Bに断面で示されている)をさらに有する。
シール38の部分的に円錐状の内面は、接続要素37の下端37aと効果的に連係し、非常に小さなサイズの場合であっても圧縮空気回路内の適切な封止を確実に行うことに留意されたい。
装置1は、空気通路ダクト34のシート36の内側で接続要素37の下端37aを適所に保つようにする第1固定要素39、および空気管33の内側で接続要素37の上端37bを適所に保つようにする少なくとも1つの第2固定要素40をさらに有する。
好ましい実施形態では、第1固定要素39は、複数の接続要素37を収納し、本体35に固定する複数の開口部41を好ましくは備えるプレートであり、第2固定要素40は、対応する複数の空気管33の内側に複数の接続要素37を適所に保つようにする第2プレートである。
取り付け時に、シール38は、圧縮空気通路ダクト34の吸気口シート36内に配置され、次いで、接続要素37の下端37aは、シール38内にスナップ式にはめ込まれ、次いで、第1固定要素39は、接続要素37を第1固定要素39の孔41内に挿入することにより位置決めされ、この孔には、本体35と適所で接触を保つように接続要素または有刺取付具37の突出部37cと連携する逃げ部39aが設けられている。言い換えると、有刺取付具37は、第1固定要素39が、その有刺取付具を下方に押せるような形状である。プレート39により加えられる圧力は、有刺取付具を下げ、シール38と干渉し、円錐部分を使って本体35の吸気口シート36の内側で有刺取付具をブロックし、有刺取付具37の下端37aもしめつける。
次に、圧縮空気管33が、第2固定要素40の孔42に挿入され、圧縮空気管33の下端を超える特定の長さについて管にそってスライドする。
次いで、接続要素37の円錐上端37bは、対応する空気管33の下端にスナップ式にはめ込まれ、次いで、第2固定要素40は、接続要素37の円錐上端37bの突起部43が圧縮空気管33の内面を変形させるように圧縮空気管33の前記下端上でスライドされ、その結果、強制的な連結により接続の締め付けを確実にすることができる。最終的に、第2固定要素40は、例えばネジまたは他の好適な要素で作ることができる、少なくとも1つの封止要素44を使って本体35と一体となるように第1固定要素39に固定される。
空気シール38および本発明による上述のシステムは、支持要素3内に形成されたさまざまなダクトをさまざまな圧縮空気チューブと連結するのに使用でき、したがって、前記システムは、圧縮空気を装置1のさまざまな要素に供給するために装置1内に存在するチューブとダクトとの間の多数の空気圧接続部上で好ましくは使用されることに留意されたい。
上述の接続システムは、互いに近くにある非常に小さな要素でも空気圧接続部を確実に強く締め付けることができ、しかも、このような大幅に小型化された用途では十分に締め付けられない、従来のOリングを使用しなくて済む。
図に示されている本発明の特定の実施形態、およびそのいくつかの好ましい態様について、次に説明する。
それぞれのソレノイド弁23は、支持要素3またはジャカード棒上に延びる専用の電源供給システムまたは電気バス45を使って電圧および電流が供給される(例えば、装置1のソレノイド弁と制御装置との接続は、同じ電気バス45を使用することにより有利に実行できる)。前記棒3は、さらに、好適なダクト(管+孔)を選択的に通して圧力Pをシリンダー本体16のコンパートメントに加えるためにソレノイド弁23によって使用される、空気圧供給システム28または空気圧供給バスを収納するために、移動要素17は、所定の方向にシフトし、ハウジング本体18から出ることができる。対向圧力空気圧供給システム18bまたは対向圧力空気圧バスは、ソレノイド弁への通電が遮断され、ソレノイド弁23とピストン17の間に置かれているダクト内に存在する空気が、移動要素17を持ち上げ空気圧供給バスの圧縮空気によりすでに占有されている空間を空にするスライディングシート19の第2の部分19bを満たす空気バネの効果だけにより排出(放出)される際にピストン17をケース18内に戻すのに必要な対向圧力Pa(空気バネ)を供給するためのハウジング本体18の下側部分のそれぞれのピストン17に届くダクトからなる。空気は、ソレノイド弁23の排気開口部27を通して排出される。2つの空気圧バスは、異なる圧力値で動作し、例えば、供給バスは約P=0.55MPaで動作し、圧力空気バネの1つは約Pa=0.35MPaで動作する。
有利には、圧力レベルは、ケースから出るためにピストンが要する時間と、ケースに入るのに要する時間とが、同じになるように調節されることにより、バランスのとれた制御システムが形成されるが、それは、糸ガイドが一方の方向または他方の方向にシフトされる時間が同じでなければならないからである。
ピストン17の移動は、ピストン17が選択的にとる位置に応じて作動要素12の昇降移動の結果として右または左に接続されている糸ガイドをシフトするためのカム13を装備する作動要素またはスライダー12を作動させることに留意されたい。
ピストン17が約350/400グラムの力(力の値は、圧電システムと比べて10倍高い)を出し入れするので、カム形要素13は糸ガイド2を活発にシフトする。
より端的に言えば、スライダー12は、垂直方向にのみシフトすることができ、水平移動(右または左)は本体3内でスライドする動作シート14により妨げられ、したがって、非常に小さな範囲であっても糸ガイド2がその方向に移動するのを妨げる水平方向の非常に大きな力が発生する。しかし、糸7により生じる力は大きく、糸ガイド2はその位置に移動せず、糸7はたまに切れることがあっても、スライダー12は水平方向に移動しえない(糸が強すぎた場合、糸ガイドを壊すこともある)。スライダー、したがって糸ガイドは水平方向に移動することができないため、棒の振動加速が強くても糸ガイド2が機械的アバットメントから外れることはありえない。
これらの特定の条件(スライダーに含まれるカムの位置により決定されるアバットメントに固定された糸ガイド)は知られておらず、圧電セラミックシステムについては考えられない。したがって、本発明において、糸ガイドの水平シフトの自由な変更が可能なのは(3、4、または5などの非常に低い細度に合わせても調節可能な、より高い行程)、特にカム13の形状(スライダープレートの陥凹部の傾斜)を変えるシステムに適切なサイズを使用するのに十分だからである。しかし、より大きく、より重くなるが、糸ガイド2は、ピストン17によりシフトされ、次にこれが大きくなる可能性がある。太く、きつくなるが、糸7は、スライダー12を水平方向にシフトすることができないが、上述のように切れるだけか、または糸ガイドを壊してしまう。低い細度(3、4、5)では、現行システムのシフト速度は、高い細度に比べてはるかに低いが、本発明を用いることで、糸ガイド2のシフトが長くなり、またピストン行程が長くなるので、低い細度の場合は明らかに低いが、低い細度でもより早い速度に到達することができる。
本発明によれば、ジャカード棒または装置1は、独立しており、電子回路によりソレノイド弁23を選択的に作動させるためのドライバの形態の人工知能を一部装備することができることに留意されたい。さらに、本発明による装置1のおかげで、ソレノイド弁23の機能を試すことができる。
好適なソレノイド弁23の製作方法および動作については、それ自体公知のタイプであり、また異なる高度な技術が前記弁に使用できるため、ここでは詳しく説明しない。同様のことが、スライダー保持ピストン、およびそれを収納する本体についても当てはまり、それらはそれ自体公知のタイプであるが、可能な限り小型化される。
本発明の目的に関して、これは、装置1における使用、外側サイズ、および配置を説明するのに十分である。
わかりやすくするため、以下では、例えば二重針床および細度24を有する(つまり、1インチ=25.4mm毎に針床に24本の針を配置する)ラッセル型ジャカード編機上の実施形態におけるさまざまな部品のサイズおよび配置に関するいくつかの態様についてより詳しく説明する。この場合、一方の針と他方の針との間の杼口は、25.4:24=1.0583mmである。
ジャカード装置1を動作させるために、それぞれの糸ガイド2は、針杼口の位置から(右または左に)シフトすることができなければならず、したがって十分な空間を必要とする。
したがって、ジャカード編み用に設計された装置または棒1は、二重にされなければならず、したがって、針床毎に2つの棒があり、1つは偶数糸ガイド2用で、もう1つは奇数糸ガイド2用である。
針床の全長、つまり、45”(1,143mm−1,080本の針)では、2つの棒があり、それぞれ長さは45”(1,143mm)であるが、糸ガイド2の数は針床の針の半分に対応する、つまり、それぞれのジャカード棒は1,080:2=540の糸ガイドを有することになる。一方の棒は、偶数針で働く糸ガイド2を備え、他方の棒は、奇数針で働くが、それぞれの棒により、糸ガイド2は、その位置にない糸ガイドにより残された空き空間内で一方の針を右または左にシフトすることができる。偶数針の棒上に存在していない糸ガイドは、奇数針の棒上に当然存在する。
したがって、ジャカード装置1の動作を用いることで、例えば振動移動と連係して、偶数糸ガイド2を奇数針の位置にシフトすることが可能であり、偶数針は、編地内に孔を形成するその針に割り当てられた糸を受け取らず、隣接する奇数針が、2本の糸を受け取り、一方はもともとの糸であり、もう一方は針が奇数位置にシフトした結果の糸である。他の組み合わせにより、孔、補強材など、異なる編み効果をもたらすことができる。編機の旋回および振動移動とともに、糸ガイド2をシフトするこれらの選択的動作では、編み物に対し多数の模様および効果を生じさせる非常に異なる編み構造を持つ編地を形成することができる。二重針床を持つラッセル型織機の場合、それぞれ540個の糸ガイドを持ち、全体として4つのジャカード棒がある(45”−細度24の場合)。2本の棒は、前針床上に通常編地を形成する糸ガイドを運び、他の2つは、後針床上に通常編地を形成する糸ガイドを運ぶ。上がった針に近づく棒の揺動運動(旋回)の際に、互いの妨げにならないように最初に1つの棒、次いで、その次の棒というように動作するので、前記棒は、放射状に相隔てて並べられ、異なる時期に該針で糸を運ぶことに留意されたい。
管状の編地を形成するために、前針床上で作られた編地が後針床上で作られた編地に縫い合わされるときに、この動作に関わる糸ガイドは、反対側の針床上にも編地を形成する、つまり、好適な指示を受け取る前針床上の糸ガイドは、その針床だけでなく、後針床にも編地を形成し、またその逆も行う。
次に、ラッセル型ジャカード技術(従来技術)の基礎にある基本的な考え方を思い出した後、それぞれの空気圧装置16がそれぞれの移動要素17に対し1つのハウジング本体またはケース18だけからなる一実施例を示す図12Bを特に参照しつついくつかの事項を指摘しなければならない。
細度24の場合、一方の針と他方の針との間の杼口は、1.0583mmであるため、ジャカード棒における2つの偶数(または奇数)糸ガイドの間の杼口は、1.0583×2=2.1166mmである。
この実施例では、空気圧ピストン17(または移動要素)は、直径4mmであり、幅5mmのハウジング本体または「ケース」18に収められている。したがって、前記ピストン17は、10mmの空間を占有するので隣り合わせに配置することはできないが、利用可能な空間は、2.1166mmである。さらに、さまざまな杼口の足し合わせた結果(細度に応じて)は、有限な数とならず、点の後にさまざまな数十もの異なる数が続く値が得られる。
1インチ、25.4mmの長さを4(有限な数)で割ると、杼口はちょうど6.35mmとなる。
ピストン17のケース18が、1つの平面上に揃えて配置されている場合は、互いに重なり合うが、異なる平面上に配置されている場合は、図12Bの図に示されているように互いに関連しない。3つの糸ガイドをシフトするのに必要な空間は、2.1166+2.1166+2.1166=6.35mmである。
ケースが、3つの異なる場所に配置される場合、後続のケースは、同じ平面上の互いから有限な距離(6.35)のところに配置することができる。
6.35mmは、5mm(ケース幅)よりも広いので、したがって、同じ平面上に揃えられた2つの続くケースの間に十分な空間がある。
さらに、35.4:6.35=4、つまり、有限な数である。
ケースAは、第1の糸ガイドを制御し、ケースBは、2本の針の杼口の間を開けて並ぶ続く糸ガイドを制御し、ケースCは、第1の糸ガイドから4.2333mmの間を開けて並べられた第3の糸ガイドを制御するが、ケースA’は、第1の糸ガイドから6.35mmの間を開けて並べられた第4の糸ガイドを制御する。
したがって、3つの異なるレベルにある杼口が2.1166である制御ピストン17を含む一連のケース18を配置することが可能なため、互いに干渉し合わない。図4、7、および8〜8bに示されているように、糸ガイド2は、旋回軸として1つの単一点(取り付けシート2a上)を有し、また作動部分2c(またはシフト領域)として(3つの続く糸ガイド2に対し)3つの異なるレベルに3つの異なる位置を有する。3つのケースA、B、Cを一ブロックとして考えた場合、それぞれのブロックは、6.35mm相隔てて並ぶことができる。
したがって、サイズが杼口自体のほとんど3倍である要素を使用して、二重針杼口(2.1166)の間隔を開けてそれぞれ糸ガイド2を制御することが可能であり、垂直空間内の全体は、例えば同じ編機上の鎖編に使用される糸ガイドとともに該棒により占有される空間に対応する。
当然ながら、5つの移動要素(図12Aのような)のためのケースを有する、好ましい実施形態による空気圧装置16の配置は、上述のものと同じ原理に従う。
理論上、同じ要素を使用することで、距離を適宜修正することにより細度を最大28にすることが可能であるが、細度を高めるためには、他のレベル、つまり、4つの平面を追加し、適宜全体のサイズを決めて、4つの平面で細度32を達成する必要がある。
針杼口は、針シフトの空間、糸ガイドおよび機械的アバットメントの太さを受け入れるには非常に小さな距離、25.4:32=0.79375、0.79357×2=1.5875mmである。現在、そのような細度は、ジャカード編には存在せず、圧電セラミックまたは「VERDOL」技術を使用したのではほとんど実現できない。
細度32は、女性のタイツ用の丸編機、タイプ4”−401針のものに特有である(女性用の丸編機の針杼口は(4”×25.4×3.14)/401=0.796mmで、ラッセル型織機の純細度32の0.79375に非常に近い)。
以下は、織機および装置1のストッパーに関するもので、両方とも自発的なスイッチオフの結果として、また意図的でないスイッチオフの場合(例えば、停電の場合)のものである。
本発明による作動システムは、2つの位置の「単安定」タイプであることに留意されたい。一方の位置(後退位置)は、ソレノイド弁23の通電が遮断されたときに安定する(「空気バネ」は常にその弁を後退位置または既定の位置に戻すため)。他方の位置(前進位置)は、ソレノイド弁23が通電されたときに到達し、電源供給が終了するまで保持され、オフ制御または停電の結果起こりうる。システムは、電源供給が途絶えたときにオン状態にあったソレノイド弁23への通電を維持することができる、好適な無停電電源または予備電池を装備し、織機が旋回または振動移動で動作しているときに糸ガイド2と針6との間の衝突が生じる危険性をなくす。したがって、ソレノイド弁23は、電源がない場合でも(空気対抗圧力または空気バネを通じて)単一効果空気圧ピストン17に常時圧力がかかっている状態に保ち、また所定位置に保持することができる。ソレノイド弁23がオン状態に保たれる時間は、移動要素のフライホイール動作が行われている編機が、所定のパーキング位置で完全に停止するように十分に長くなければならない。
したがって、ソレノイド弁23は(無停電電源または予備電池を使って)、電力吸収が低下した結果、接続されている空気圧ピストン17を制御し、プログラムに応じて達成された状態を保つか、または状態を変更することができる。編機は、駆動軸の所定角度値の「ゼロ」位置に通常は停止し、その位置では、すべてのメンテナンス作業が、容易に、また邪魔されることなく実施できる。「ゼロ」位置は、編機の制御プログラムの始動位置でもある。
電源が復旧した際には(糸ガイドが針に干渉していない状態で織機が「ゼロ」位置で停止されるので)、前記位置がこれらの場合に専用の制御システムのメモリ領域内に保存されるため、すべてのソレノイド弁23は、駆動軸のその特定の回転、および織機が物理的に停止した角度で、プログラムにより規定された状態に戻される。電源が突然中断する可能性に関する問題は、従来技術においても考えられることに留意されたい。
事実、圧電または圧電セラミックアクチュエータ(その動作は双安定型である)は、停電の場合に得られた位置を維持し、キャパシタとして動作する。しかし、織機は、即座には停止せず、トランスミッション要素が重く、フライホイール効果があるため、移動において小さな空間を求めて動き続けるので、制御システムは、織機が実際に静止しているときの織機状態全体を記録し、記憶しておき、編地を損傷することなく停止した位置から作業を再開できるようにしなければならない。これらのシステムでは、織機は、糸ガイドが針と針との間に置かれた状態で損傷することなく停止することが可能であり、また停止が糸切れによるものである場合には、切れた糸を修復し、再び結ぶのは、ときにはかなり難しいものになる。したがって、織機を小さな空間を求めて押し続け(前述のように無停電電源を使用する)切れた糸の修復を伴う作業がより単純になるような位置にパーキングさせることが賢明である。
圧電セラミックアクチュエータを使用した場合に織機停止(フライホイール効果による移動ステップ)時にプログラムに応じて糸ガイドの位置を変えるために使用するエネルギーと、電空システムで使用されるエネルギーとを比較することができる。
引き押しシステム(Verdol(登録商標))を使用する場合、要素は非常に頑強で複雑な(大型のモーターおよびソレノイド弁が使用される)ため、突然停電が発生する問題が物事をさらに難しくし、これらのシステムも、本発明の圧電セラミックおよび電空アクチュエータについて説明されているのと同じ問題に陥りやすいことに特に留意されたい。
本発明は、電気流体圧作動装置15に圧縮空気を供給し、特に、電気流体圧作動装置15の一部である複数の電気流体圧弁23、したがって対応する作動要素12に接続されたそれぞれ少なくとも1つの移動要素17を有する複数の空気圧装置16にそのような圧縮空気を供給するステップを少なくとも含む、織物機械内で糸ガイド2を選択的にシフトする方法にも関する。この方法は、圧縮空気を供給される電気流体圧作動装置15を使い、ジャカード移動プログラムに従い作動要素12を選択的にシフトするために、電気流体圧作動装置15および特に電気流体圧弁23にジャカード移動プログラムを供給するステップをさらに含む。
特に、前記ステップは、電気流体圧弁23により供給される圧縮空気の量を調節することにより、ジャカード移動プログラムに従って、前進位置と後退位置との間の移動要素17を選択的にシフトすることにより実行される。
この方法は、少なくとも第1動作位置と第2動作位置との間で、支持要素3上に形成されるハウジングシート4内に取り付けられる、糸ガイド2の対応する糸ガイド部分2bを、作動要素12を使って移動するステップをさらに含む。
こうして考えられた発明は、複数の変更および変形を施すことができ、すべて、発明の範囲内にある。実際、さまざまなニーズに応じて、どのような材料およびサイズでも使用できる。さらに、すべての詳細は、他の技術的に同等の要素により置き換えられる。
本発明は、重要な利点を持つ。
まず第一に、本発明による編機内で糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置は、編機の非常に広範囲の細度にうまく対応することができる。実際、本発明では、糸ガイドのシフトが比較的大きい場合にも糸ガイドを所望の位置に留める大きな力(低い細度に対して必要)、および各種の部品および糸ガイドそれ自体を作動させるときに高いコンパクト性と速度(高い細度に必要)の両方を確実にする。したがって、本発明による装置は、高速であっても高い動作安全性を実現し、複数の細度を用いて、対応するアバットメントから糸ガイドが外れ、跳ね返る現象の発生を回避する。したがって、本発明による装置は、きわめて正確で、信頼性が高く、メンテナンス間隔を縮小し、非常に高い品質の最終製品を形成できる。本発明を使用すると、織機のさまざまな部品が非常に頑強でコンパクトになり、これによりメンテナンス作業および部品交換が最低限度に抑えられ、糸通しおよびメンテナンス作業などの介入のために必要な人間工学的に十分な空間を確保できるので、現場で働く人々の作業条件をさらに改善することができる。さらに、本発明では、実行および組み立てが簡単で、サイズが小さく経済的な解決手段を用いて、糸が糸ガイド移動に干渉するのを防止することができる。本発明による装置は、きわめて小型化された接続部にも高い機密状態を保証する空気圧接続部を有することにさらに留意されたい。
本発明による装置は、構造および動作さらにはメンテナンスに関する限り、非常にコンパクトで、実行しやすく、あまり高価でないことにさらに留意されたい。
図1は、本発明による直線編機内の糸ガイドを選択的にシフトする2つのジャカード装置または棒を示し、これら2つの装置は部分的に示され、糸ガイドが固定タイプである2つの糸ガイド棒と共に好適な棒保持支持部分に取り付けられることを示す側面図である(支持部分の左部分に取り付けられる4つの他の棒は示されていない)。 図1Aは、装置の異なる部分を示すために、同一であるが両方とも部分的に示されている、2つのジャカード装置または棒のみに関する図1の詳細な図である。 図2は、本発明による4本のジャカード棒および4本の固定糸ガイド棒を備える、二重針床を有するたて直線編機の詳細な側面図である。 図2Aは、ジャカード棒に取り付けられ、1本の針に対して2つの動作位置の間で移動する、糸ガイドの詳細な正面図である。 図2Bは、針の頭の周りに糸をラップする糸ガイドの側面図である。 図2Cは、図2Bの糸ガイドの正面図である。 図2Dは、右側行程端の側面部分上に置かれる、第1動作位置にある糸ガイドの詳細な図である。 図2Eは、左側行程端の側面部分上に置かれる、第2動作位置にある糸ガイドの詳細な図である。 図3は、わかりやすくするために一部の部品が取り外されている、本発明による直線編機内の糸ガイドを選択的にシフトするためのジャカード装置の正面図(特に、装置のいくつかのコンポーネントは示されておらず、糸ガイドの一部のみが示されている)である。 図3Aは、平面A−Aによる図3の装置を上から見た断面図である。 図4は、対応する支持部分に取り付けられた糸ガイドの一群に関する図3の装置の詳細な図である。 図5は、図3の装置の支持要素の上側部分の側面図である。 図5Aは、図3の装置のいくつかの追加の要素が、支持部分に取り付けられている、図5と類似の図面である。 図5Bは、図3の装置の他の追加の要素が、支持要素の下側部分とともに支持部分に取り付けられ、図3の装置の部分断面図に対応する、部分的に分解された、図5と類似の図面である。 図6は、被覆要素が支持要素から外されている、図3の装置の支持要素の下側部分の側面図である。 図6Aは、図6に示されている支持要素の下側部分を示す正面図である。 図6Bは、被覆要素が支持要素の上に施されている、図6の図の詳細な図である。 図6Cは、図6に示されている被覆要素の斜視図であるが、複数の糸が被覆要素と接触している図である。 図7は、互いに隣接し、異なる動作位置で対応する作動要素に接続され、3つの異なる高さで配列された、3つの糸ガイドの正面図である。 図8は、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。 図8Aは、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。 図8Bは、対応する支持部分に取り付けられ、作動要素および空気圧装置とともに示されている、図7の糸ガイドの側面図である。 図9は、糸ガイドおよび対応する作動要素の分解斜視図である。 図10は、図9の作動要素を示す3つの直交図面である。 図11は、図10の作動要素の一部であるカム形要素を示す図である。 図12は、本発明による空気圧装置の斜視図である。 図12Aは、3つの高さで配列され、互いに相隔てて並ぶ、図12の空気圧装置のような3つの空気圧装置の正面図である。 図12Bは、3つの空気圧装置の空間的配列およびその距離を単一構成で示す模式的正面図である。 図13は、本発明による、電気流体圧弁の斜視図である。 図13Aは、本発明による、電気流体圧弁の正面図である。 図14は、2つの動作位置における本発明による空気圧装置の動作をブロック図で示す模式図である。 図14Aは、2つの動作位置における本発明による空気圧装置の動作をブロック図で示す模式図である。 図15は、装置の支持要素と一体となっている本体内に形成された、いくつかの空気管と対応する空気ダクトとの間の相互接続の詳細な図である。 図15Aは、図15の相互接続の接続要素を示す部分断面図である。 図15Bは、図15の相互接続用のシールを示す断面図である。

Claims (25)

  1. 縦直線編機内で糸ガイド(2)を選択的にシフトするためのジャカード装置(1)であって、
    複数の糸ガイド(2)のための複数のハウジングシート(4)を備える少なくとも1つの支持要素(3)であって、前記支持要素(3)は、縦直線編機のためのジャカード型の糸ガイド棒であり、前記支持要素(3)は、糸(7)を針床(5)の針(6)に選択的に送るための前記針(6)の少なくとも1つの前記針床(5)に対して移動するようになっている支持要素(3)と、
    前記支持要素(3)上に取り付けられた少なくとも1つの取り付けシート(2a)をそれぞれ有し、少なくとも1つの糸ガイド部分(2b)が少なくとも第1作動位置と第2作動位置との間で選択的に移動し、糸(7)をガイドするようになっている複数の糸ガイド(2)と、
    前記第1動作位置と少なくとも前記第2動作位置との間で前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)をシフトするために少なくとも一つの前記糸ガイド(2)に動作可能なように作用する少なくとも1つの作動要素(12)とを有し、
    前記作動要素(12)と、したがって前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)を前記第1動作位置と前記第2動作位置との間でシフトするために前記作動要素(12)に動作可能なように接続される少なくとも1つの電気流体圧作動装置(15)をさらに備え、
    前記電気流体圧作動装置(15)は、前記作動要素(12)に接続された移動要素(17)を有する少なくとも1つの空気圧装置(16)を備え、前記移動要素(17)が前進位置と後退位置との間で選択的にシフトすることができ、圧縮空気を前記空気圧装置(16)に供給する前記移動要素(17)を選択的にシフトするための前記空気圧装置(16)に動作可能なように接続された少なくとも1つの電気流体圧弁(23)をさらに備え、
    対応する複数の前記糸ガイド(2)にそれぞれ関連して設けられた複数の前記作動要素(12)と、前記作動要素(12)のうちの1つにそれぞれ動作可能なように接続された複数の前記電気流体圧作動装置(15)とを備えることを特徴とするジャカード装置。
  2. 前記空気圧装置(16)は、前記移動要素(17)を移動可能な経路内に収納する少なくとも1つのスライディングシート(19)を含むハウジング本体(18)を備えることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  3. 前記ハウジング本体(18)は、前記スライディングシート(19)上に、前記移動要素(17)を通すか、または前記移動要素(17)を前記作動要素(12)に接続することを可能にするようになっている少なくとも1つの主開口部(20)を備えることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  4. 前記ハウジング本体(18)は、前記スライディングシート(19)上に、少なくとも1つの第1空気開口部(21)および少なくとも1つの第2空気開口部(22)を備え、前記第1開口部(21)は前記移動要素(17)を前記前進位置に押すために圧縮空気(P)を前記スライディングシート(19)の第1部分(19a)内に導入することを可能にするようになっており、前記第2開口部(22)は前記移動要素(17)を前記後退位置に押すために圧縮空気(Pa)を前記スライディングシート(19)の第2部分(19b)内に導入することを可能にするようになっていることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  5. 圧縮空気(Pa)が前記第2の開口部(22)から入り込み、前記移動要素(17)を前記後退位置に押すことができるように、 前記移動要素(17)は、前記スライディングシート(19)の前記第2部分(19b)上に少なくとも1つの押す部分(17a)を備えることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  6. 前記ハウジング本体(18)は、複数の移動要素(17)を収納するための複数のスライディングシート(19)を備えることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のジャカード装置。
  7. 少なくとも前記電気流体圧弁(23)に吸気口圧縮空気を供給するための主空気圧供給システム(28a)を有し、前記電気流体圧弁(23)は空気吸入開口部(25)を使って外部と空気で連絡する少なくとも1つの弁本体(24)を備え、前記空気吸入開口部(25)を前記主空気圧供給システム(28a)に動作可能なように接続されており、前記第1開口部(21)上で前記空気圧装置(16)に動作可能なように接続された空気排出口開口部(26)と、第3空気排気開口部(27)と、をさらに備えることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のジャカード装置。
  8. 圧縮空気(Pa)を前記シート(19)の前記第2部分(19b)内に導入し、前記電気流体圧弁(23)が空気を排出できるときに前記移動要素(17)を前記後退位置に押すことを可能にするために前記第2開口部(22)上で前記空気圧装置(16)に動作可能なように接続された対向圧力空気圧供給システム(28b)をさらに備え、前記対向圧力空気圧供給システム(28b)は前記空気圧装置(16)の前記第2開口部(22)から上流のところに動作可能なように配置された減圧装置(29)をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  9. 予め定められた動作中のジャカードプログラムに従って前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)の移動を制御するために、少なくとも1つの前記電気流体圧弁(23)に動作可能なように接続された少なくとも1つの制御装置(47)をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のジャカード装置。
  10. 前記糸ガイド(2)の作動部分(2c)に関連して設けられた係合要素(11)をさらに備えることを特徴とし、また前記作動要素(12)は、前記作動要素(12)の移動を前記糸ガイド(2)の前記作動部分すなわち前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)における所定の移動に変換するために前記係合要素(11)と連係するカム形要素(13)を備えることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のジャカード装置。
  11. 前記複数の作動要素(12)は、異なる高さで少なくとも2つの列上に相隔てて配置され、隣接する糸ガイド(2)に接続された作動装置(15)は、異なる列上に配置されることを特徴とする請求項に記載のジャカード装置。
  12. 前記空気圧装置(16)の前記複数の移動要素(17)は、異なる高さで少なくとも2つの列上に相隔てて配置され、前記作動装置(15)を使って隣接する糸ガイドに接続された移動装置(17)は、異なる列上に配置されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1に記載の装置。
  13. 前記支持要素(3)のそれぞれのハウジングシート(4)は、前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)の前記第1および前記第2動作位置を決定するための側面行程端部分(10)を備えることを特徴とし、また前記糸(7)を支持し、前記糸(7)が前記ハウジングシート(4)内に入り込むことを防止し、前記糸ガイド(2)の前記糸ガイド部分(2b)の移動に干渉するのを防ぐために、前記支持要素(3)の前記ハウジングシート(4)の少なくとも一部分を覆うようにしてある少なくとも1つの被覆要素(30)をさらに備えることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のジャカード装置。
  14. 前記被覆要素(30)は、前記糸ガイド(2)の複数のハウジングシート(4)を覆うように前記側面行程端部分(10)近くの前記支持要素(3)上に取り付けられることを特徴とする請求項13に記載のジャカード装置。
  15. 前記被覆要素(30)は、前記支持要素(3)上に形成された対応する係合シート(31)上に嵌合することを特徴とする請求項13または14に記載のジャカード装置。
  16. 前記電気流体圧作動装置(15)および/または前記空気圧装置(16)および/または前記電気流体圧弁(23)は、前記支持要素(3)に配置されることを特徴とした請求項1〜15のいずれか1に記載のジャカード装置。
  17. 少なくとも1つの空気管(33)と、本体(35)内に形成され、吸気口シート(36)を備える少なくとも1つの空気通路ダクト(34)と、内側が中空で、少なくとも部分的に円錐状であり、前記空気管(33)を前記通路ダクト(34)に接続するようになっている外面を有する2つの端部(37a、37b)を備える少なくとも1つの接続要素(37)と、前記吸気口シート(36)内に挿入されるようになっており、少なくとも部分的に円錐状であり、前記接続要素(37)の前記端部のうちの下端(37a)内に嵌合するようになっている内面を有する少なくとも1つのシール(38)を備えることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のジャカード装置。
  18. 前記空気通路ダクト(34)の前記吸気口シート(36)の内側の前記接続要素(37)の前記第1の端部(37a)の位置を保持するようになっている第1固定要素(39)をさらに備え、前記第1固定要素(39)は、複数の前記接続要素(37)を収納し、前記本体(35)に固定するようにしてある複数の開口部(41)を備えるプレートであることを特徴とする請求項17に記載のジャカード装置。
  19. 前記空気管(33)の内側の前記接続要素(37)の前記第2端部(37b)の位置を保持するようになっている第2固定要素(40)をさらに備え、前記第2固定要素(40)は、対応する複数の前記空気管(33)の内側で前記複数の接続要素(37)の位置を保持するようにしてある複数の開口部(42)を備える第2プレートであることを特徴とする請求項17に記載のジャカード装置。
  20. 記第2固定要素(40)は少なくとも1つの封止要素(44)を使って前記本体(35)と一体となるように前記第1固定要素(39)に関連して設けられることを特徴とする請求項19に記載のジャカード装置。
  21. 請求項1から20のいずれか1に記載の装置により糸ガイド(2)を選択的にシフトするための少なくとも1つのジャカード装置(1)を備えることを特徴とする縦直線織物機械。
  22. 針(6)の少なくとも一つの針床(5)と、それぞれの針床(5、5a)上に少なくとも二つの前記装置(1)を有することを特徴とする請求項21に記載の縦直線織物機械
  23. 前記ジャカード装置(1)の前記制御装置に動作可能なように接続された制御装置をさらに備えることを特徴とする請求項20または21に記載の縦直線織物機械
  24. 請求項21〜23のいずれか1に記載の縦直線織物機械内で糸ガイドを選択的にシフトするための方法であって、少なくとも
    複数の電気流体圧作動装置(15)に圧縮空気を供給するステップと、
    前記複数の電気流体圧作動装置(15)にジャカード移動プログラムを供給するステップと、
    前記ジャカード移動プログラムに従って、圧縮空気が供給される前記電気流体圧作動装置(15)を使って、複数の作動要素(12)を選択的にシフトするステップと、
    前記複数の作動要素(12)を使って、少なくとも第1動作位置と第2動作位置との間で、支持要素(3)上に形成される専用ハウジングシート(4)内に取り付けられた、糸ガイド(2)の対応する複数の糸ガイド部分(2b)をシフトするステップとを含む方法。
  25. 前記圧縮空気を、前記電気流体圧作動装置(15)の一部である複数の電気流体圧弁(23)に供給すると共に、前記作動要素(12)のうちの1つに接続された少なくとも1つの移動要素(17)をそれぞれ有する複数の空気圧装置(16)に供給するステップと、
    前記ジャカード移動プログラムを使って、前記複数の電気流体圧弁(23)の動作を制御するステップと、
    前記電気流体圧弁(23)により供給される圧縮空気を調節することにより、前記ジャカード移動プログラムに従って、前進位置と後退位置との間で前記作動要素(12)を選択的にシフトするステップとをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
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